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No.4 Japanese

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No.4 Japanese
第6回KIWA展準備加速
会長 リチャード・スタイナー
第6回KIWA展は今から一年後、2011年3月28日から4月3日まで、京都市美術館別館で開催されます。
すでにKIWAにはインド、オーストリア、スイス、ルーマニア、ラトビア、アメリカ、オーストラリアなどの国々から作品が届
いています。私たちはさっそく新しい収蔵庫・準備室で写真撮影を開始しました。規模の大きい国際展を開催するため
には、準備を周到に行わなければなりません。作品の募集、応募作品の整理・管理、撮影、保存箱の作成、賞・後援
の依頼、資金の調達、審査会、カタログの制作、ポスターやチラシなど印刷物の作成、展示作品の準備等々、やるべ
きことがいっぱいです。過去5回の実績があるとは言え、まだまだ学ぶことも多く、一回一回が真剣勝負です。これから
スタッフ一同、気持ちを引き締めながら、丁寧に準備を進めていきたいと思っています。 KIWAはいつも皆様からの暖
かいご支援をお待ちしています。どんなことでも結構ですので、KIWA展に向けて、お手伝い頂ければ幸いです。
活動報告
その1
収蔵庫・準備室だより
第6回KIWA展の応募作品を撮影するスペー
スを、収蔵庫兼準備室の一角に作りました。グレイの
ボードに小さなマグネットで作品を固定して撮影しま
す。今回私たちが撮影するのは応募作品のすべて
で、コレクションのデータ管理用です(展覧会カタロ
グの写真はプロの写真家に頼みます)。前回までは
故武田康佑氏が撮影・データ管理を担当してくださ
り、ご自宅のスタジオをお借りしていましたが、氏のご
逝去にともない、準備室に撮影コーナーを設置する
ことにしました。 撮影は自然光のもとで行い、カメラ
は最新のデジタル一眼レフ、三脚も頑丈なもので
す。応募の締め切りは7月末日ですが、作品が到着
した順に、これから毎月2回、日曜日に撮影していく
予定です。そうすることにより、展覧会の準備がス
ムーズに進んでいくことでしょう。皆さんも、近くにこら
れたときや、お時間があるときに、どうぞお手をお貸
しください。
(R. スタイナー)
春のイベントのお知らせ
「一分間で絵を描こう」
講師 : 野村昌司氏(画家)
日時 : 4月29日(木・祝)
1時半~4時(受付:1時15分)
場所 : 京都市国際交流会館
3階、第3会議室
参加費: 会員1300円、非会員1500円
活動報告
その2
版画研究会(東京)での講演会
11月20日(金)午後6時~ 於東京虎ノ門 ギャラリー壮美
版画研究会より依頼を受け、リチャード・スタイナーがKIWAについて講演を行いまし
た。パワーポイントを使用して発足から現在に至るまでのKIWAの歴史と活動内容を紹介
しました。東京虎ノ門にある会場には、版画研究会会員が20名ほど集まり、熱心に耳を傾
けてくれました。KIWAの存在そのものを知らない東京の人々に、KIWAのユニークな取り
組みをアピールするいい機会でした。講演会後、皆さんからいい反響をいただきました。
(S. 紀美子)
総会・秋のイベント in 大塚国際美術館
活動報告
その3
12月6日、2009年度KIWA総会と親睦会を兼ねて、徳島県鳴門市にある大塚国際美術館を訪れました。参加者
は20名。バスをチャーターし、晩秋のバス旅行を楽しみました。総会は行きのバスの中で。まず各部門の担当者から
活動報告があり、一年の活動を振り返りました。収蔵庫・準備室の確保、寄付金キャンペーン、KIWAトピックスの発
行、2度にわたる会長の講演会、春のイベント、特別講演会など、充実した一年でした。次に会長より2011年の第6
回KIWA展や、巡回展の可能性など、今後の取り組みについての説明がありました。
そうこうしているうちに、バスは大鳴門橋を渡って目的地に。大塚国際美術館は大塚製薬グループが設立した陶
板美術館。古代壁画から現代絵画まで西洋の名画が1000点余り並んでいます。設立の目的は「教育・啓蒙」という
だけあり、世界25ヶ国190点余りの美術館選りすぐりの名品によって西洋美術史の流れが理解できます。レプリカとは
いえ、高度な技術を使った再現性の高さと、スケールの大きさに一同感動しました。
(エディター)
エッセイ
「子供のように」
~秋のイベント感想~
今回も私達は、恒例のKIWA総会を兼ねたKIWA秋のイベントとして、日帰りで四国の
大塚国際美術館に行きました。まず、バス旅行の楽しみは道のりで出合う風景ですね。
バスの車窓を突き抜け轟音が聞こえてきそうな鳴門の渦潮、
小さな人間を包み込む瀬戸海の雄大な静けさ。私もみんなも大自然のすばらしさに子供
のように目を輝かせ、はしゃいでいました。
いよいよ大塚国際美術館に到着。高度な陶板焼きのレプリカが私達を迎えてくれまし
た。1000点にも及ぶ作品群―西洋美術の根流が紀元前から中世・近世と一挙に見て廻
れ、「すごい!」の一言。圧倒されました。あっぱれです。 それから帰りに寄った淡路島のおみやげ屋の「たまねぎスープ」はおいしかったですよ。
とても楽しい一日でした。また企画しますので、皆様ぜひ参加して下さい。次回の秋のイ
ベントをお楽しみにー!
(山岸)
■編集後記
3月15日、琵琶湖ホテルで編集会議をしました。なん
とこの日は、会長の来日40周年の記念日だったので
す!しかもその一週間後は、会長夫妻の結婚記念日
だそうです!きゃー素敵V おめでたい日が続いて、
春の訪れをより一層感じます。春のイベントの後も、
KIWAは大忙しです。No.5が出るのもすぐかも!?
琵琶湖ホテルの喫茶にて。
(針谷)
左から会長、針谷、紀美子。
■発行 : 京都国際木版画協会(KIWA)
住所 :
E-mail :
URL :
編集 :
翻訳 :
京都市左京区下鴨松ノ木町64-29
[email protected]
http://www/kiwa.net
針谷扶希、KIWAスタッフ一同
スタイナー紀美子、堀まとか
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