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アジア・オセアニア・キャンプ連盟 - International Camping Fellowship

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アジア・オセアニア・キャンプ連盟 - International Camping Fellowship
International
Camping
Fellowship
国際キャンプ連盟
国 際キャ ン プ連盟 (International Camping
Fellowship)はキャンプに携わる人々の世界的
ネットワークです。キャンプに関するさまざま
な情報を共有し、幅広いキャンプの普及に努め
ます。私たちが広めたいと思っているのは、さ
まざまな野外活動の体験を共有し、理解し合う
ことでよりよい世界を形づくることができると
いう信念です。
国際キャンプ連盟は、キャンプを通じた国際
理解の深化を願う多くの人々の参加を歓迎しま
す。
国際キャンプ連盟基本⽅針
⽬次
会議の開催
4
国際キャンプ会議2014
4
アジア・オセアニア・キャンプ連盟
5
アンバサダー(各国代表)
6
事業委員会
7
●
さまざまな国の個人、キャンプ、野
外活動団体間の情報交換を支援す
る。
●
二国間及び多国間の交流を支援す
る。
●
キャンプをはじめとする野外活動を
通じて、国際理解やリーダーシップ
の涵養、環境保全のための活動の拡
大を支援する。
●
それぞれの国や地域におけるキャン
プ組織の設立に向けた支援を行う。
国際キャンプディレクターコース(I.C.D.C) 7
会員の状況
10
会計報告
11
運営体制
13
会⻑あいさつ
国際キャンプ連盟は、多くの国に広がる活気のある団体となっ
ています。この年度は、規模の拡大という点において特筆すべき
一年でした。2011年に行った運営体制と会員制度の変更は、より
多くの人々にこのコミュニティに参加いただける機会を広げまし
た。このような会員制度と事業運営の仕組みの改善は、健全な組
織の発展にとって大変重要であると考えます。
今、私たちはこれまでキャンプが一般的ではなかった国に対し
ても働きかけを行っています。アメリカのDrs. D. Bialeschkiさ
んとカナダのS. Fineさん主導で国際キャンプ連盟はすばらしい
調査研究委員会が組織され、世界各地でキャンプ実践に携わる人々に役立つ実用的な情報共有の
取り組みが進められています。
たとえば、若きリーダーのための研修機会として、2012年5月にはモンゴルで、国際子どもセ
ンター・ナイランダル主宰の「World of Leadership into Tomorrow」が行われました。この事
業が発展し、ナイジェリアにおけるキャンプの普及に向けた取り組みにつながっています。現
在、ビルバウカー奨学金を戦略的に活用し、ナイジェリア・ランレイトにおける新しいリーダー
シップ研修のプロジェクトが進められています。
国際キャンプディレクター・コース(I.C.D.C.)はいくつかの地域で定期的に開催されるように
なっており、最近ではマレーシアとオーストラリアで実施されました。今後もいくつかの講習会
が予定されており、トルコの国際キャンプ会議の際には3つの言語で行われることになっていま
す。私たちはトルコ・アンタルヤで行われる国際キャンプ会議2014を心待ちにしています。
2013年には、アメリカキャンプ協会の年次大会の前に行われるICFツアーに合わせて、年次運
営委員会を行い、多くの議題について話し
合いました。また、運営委員の多くはシド
ニーで11月に行われたアジア・オセアニ
ア・キャンプ会議にも参加し、そこでも話
し合いを持ちました。
運営委員や各委員会のメンバーなどは、
ボランティアとして連盟のために無償で働
いています。しかし、よりよいキャンプを
作るために努力する人々のために働くこと
は大きな満足をもたらします。そのことを
私は大変誇りに思っていますし、私たちこ
そが多くの喜びを得ることのできる受益者
であると考えています。
国際キャンプ会議
国際キャンプ会議は3年ごとに開催され、2014年
10月には、第10回の国際キャンプ会議が地中海に面
したトルコ・アンタルヤで開催されます。国際キャ
ンプ会議は世界中のキャンプの仲間が集まる最高の
機会です。
年月を重ねて、国際キャンプ会議は充実したもの
になってきました。会議中に行われるリサーチ・
フォーラムではキャンプを含む屋が活動や青少年の発達に関する最新の調査結果を知ることがで
きます。会議の前後に行われるイベントは、その地域の専門家に出会ったり、I.C.D.Cのような研
修を受けたりする機会となります。そこではキャンプで活用できる新しいプログラムが世界中か
ら紹介され、国を超えたネットワーク作りの支援が成されます。参加者数も増加しており、60を
超える国や地域から500人を超える参加者が見込まれます。すばらしい運営がんなされるよう、ホ
スト国の選出のプロセスは6年前から始まります。
2017年に行われる次の国際キャンプ会議のホスト国を選ぶ作業は現在進んでおり、第10回国際
キャンプ会議の中で次期ホスト国の紹介が行われる予定です。
第10回国際キャンプ会議(2014年10⽉23⽇〜27⽇)
ト ル コ キ ャ ン プ 協 会 は、同 じ く ト ル コ に あ る Camp Future
Starsと契約を結び、国際キャンプ会議2014「Let’s camp for
peace」の組織委員会を立ち上げました。この会議では、以下の
3点を改善目標として掲げています。

より多くの若い参加者を得る

キャンプにおけるより強いビジネス指向を示す

会議に最新テクノロジーを導入する
普及活動:第10回国際キャンプ会議をよりよいものとするため、Fahrettin Gözetさんは、3年間
にわたって積極的な普及活動を進めてきました。キャンプに限らず、広く普及を図るため、Fahri
さんはロシア(6回)、オーストラリア、中国(2回)、アメリカ、スイス、ベネズエラと多くの国々
を訪ねました。今後もギリシャ、モンゴル、ウクライナを訪れる予定です。
その他の特徴:ロシア語、英語、トルコ語によるI.C.D.C.の実施
リサーチ・フォーラム
多言語のWEBサイトの運営とSNSを使ったキャンペーン
国際キャンプ会議2014で会いましょう!
アジア・オセアニア・キャンプ連盟
Asia Oceania Camping Fellowship
2013年、いくつかのアジアの国々の人々が
集まり、アジア地域におけるキャンプの発展
を促すネットワークを作るために、ICFの姉
妹組織としてアジア・キャンプ連盟の設立を
決めました。そして、2004年7月にモンゴル
の国際子どもセンター・ナイランダルで第1
回アジア・キャンプ会議を開催しました。そ
して、マレーシア・ペラックで2006年8月に
行われた第2回の会議で、名称をアジア・オ
セアニア・キャンプ連盟(AOCF)と改め、新た
にロシア、オーストラリア、トルクメニスタ
ンが加わりました。
第5回アジア・オセアニア・
キャンプ会議 in シドニー
2013年10月、第5回 ア ジ ア・オ セ ア ニ ア・
AOCFの会員にはICFの準会員の資格が与え
キャンプ会議がオーストラリア・シドニーで
られ、ICFの会員及び準会員にはAOCFの会員
行われました。この4日間の会議は2000年のシ
資格が与えられます。
ドニーオリンピックのメイン会場であった、
アジア・オセアニア・キャンプ会議(AOCC)
シドニー・オリンピック・パークで行われ、
は、3年ごと、国際キャンプ会議の前年に行
約360人が参加しました。そのうち約120人は
われており、総会はAOCCの中で実施されま
国外からの参加で、14カ国から参加者が集ま
す。
りました。これは、これまでにオーストラリ
10月にアジア・オセアニア地域における10
年間の貢献に対して、ICFのバタフライ・ア
ワードが授与されました。
アで開かれたキャンプに関する会議で最大の
ものでした。
会議期間中は、ニューサウスウェールズ州
で深刻な森林火災が発生し、予定していたブ
ルー・マウンテンズ訪問は中止になってしま
いました。しかし、それに負けず劣らず魅力
的なさまざまなプログラムが会議前後を通じ
て提供されました。その中にはトレーナー養
成を含むI.C.D.C.講習会が実施されました。
会議期間中に総会が行われ、次期運営委員
が選出されるとともに、第6回アジア・オセア
ニア・キャンプ会議が2016年秋に東京で行わ
れ、日本キャンプ協会が主催することが正式
に発表されました。この年は日本キャンプ協
会設立50周年の記念の年でもあります。
アンバサダー(各国代表)
アンバサダーは、2011年の運営体制変更の際に新しく設けられたものです。これは国際キャン
プ連盟に加盟している各国において、ボランティアの関わりを選り明確にすることを目的とした
ものです。選出の方法は国によって異なる部分がありますが、役割としては以下のようなことが
上げられます。
アンバサダー⼀覧

国際キャンプ連盟に加入する個人の勧誘

キャンパーやキャンプスタッフの交流事業を
含め、メンバー間の国内外の交流を深めるた
めの支援

国内のキャンプに関するニュースの定期的な
報告

国内のキャンプを含む野外活動に関する調査
の実施

海外のキャンプの情報及び国際キャンプ連盟
の情報の国内会員等への伝達

国際キャンプ会議の際に行われる国際キャン
プ連盟総会への参加

その他、国際キャンプ連盟の事業の支援
アンバサダーが不在の国は選出を検討してください。
Australia
Canada
Colombia
England/UK
Germany
Hong Kong
Ireland
Japan
Mexico
Mongolia
Russia
Serbia
Turkey
Ukraine
U.S.A.
Venezuela
John Woods
Gabrielle Raill
Luis Enrique García
Clive Clifford
Jan Vieth
Sunny Ho
Terry Dignan
Shin Takahashi
Genaro Ortiz Tirado
Ivan Jargalsaikhan
Alexey Andreyev
Marko Djordjevic
Utku Toprakseven
Oleksanr Kashlakov
Gywnn Powell
Gonzalo Veloz
事業委員会
現在、事業委員会では、主に4つの事業を推進しています。
1.I.C.D.C.
国際キャンプディレクター講習会及びI.C.D.C.講師講習会
オーストラリア2013
会場:バーデン・パウウェル・スカウト・キャンプ(オーストラリア・シドニー)
本講習会は第5回アジア・オセアニア・キャンプ会議に先立って、シドニーにあるボーイスカ
ウトのキャンプ場で、アジア・オセアニア・キャンプ連盟及びオーストラリア・キャンプ協会
の協力を得て実施されました。5カ国から、22名がディレクターコース、4名が講師コースに参
加しています。主任講師をI.C.D.C.コーディネータのConnie
Coutellierさん、講師をAndrew
McGuckianさんとPaul Colagiuriさんが務め、Shima Aliさん、Maree Feutrillさん、Rebecca
Foxさんがサポートしました。
今後の実施予定
・トルコ・アンタルヤ(英語、トルコ語、ロシア語の3コース)日程:2014年10月19日~23日
・マレーシア・ジョホール
日程:2014年8月25日~28日
・その他、ベネズエラ・カラカス、中国・北京での実施を検討中。
ICDC ICC 2011 - Faculty : Gord Kaplan (USA), Juan Mario Gutierrez (COL), Connie Coutellier (USA), Andrew McGuckian (AUS) ICDC MEXICO 2013 ICDC AOCC 2013 ICDC MALAYSIA 2013 2.ICFアワード
ICFバタフライ・アワードは以下のふたつの団体に贈られました。
アジア・オセアニア・キャンプ連盟(AOCF)
2003年の設立以来、アジア・オセアニア・キャンプ連盟は、相互の情報交換や交流を通じ
て、当該地域におけるネットワークの強化と、ICFの価値の共有に努めてきました。この10年
の間には、5回の国際会議を実施しました。
オーストラリア・アウトドア・レクリエーション協議会(ORIC)
ORIC(The Outdoor Recreation Industry Council of NSW)は、1984年に設立された、ニュー
サウスウェールズ州最大の野外レクリエーションの業界団体です。ユーザーの関心に応えるさ
まざまな情報提供等を通じて、野外レクリエーション、野外教育のサポートを行っています。
その活躍は州内にとどまらず、オーストラリア全体でも業界のリーダーとして認識されていま
す。また、第5回アジア・オセアニア・キャンプ会議の運営では中心的な役割を担いました。
3.調査研究
2013年、Deb BialeschkiさんとStephen Fineさんを代表とする、ICF調査研究諮問委員会が作
られました。この委員会は、各国際会議と連携してリサーチ・フォーラムを行います。さら
に、価値ある調査研究の結果が国境を超えて広く共有されることも目指しています。これらの
結果が「翻訳され」、キャンプに関わる人たちに伝えられることで、有効な協力関係を築くこ
とにつながればと考えています。
現在、「地球市民プロジェクト(Global Citizenship Project)」の第2段階が進んでおり、こ
の結果は2014年のリサーチ・フォーラムで発表されることになっています。また、Gwynn Powell (Clemson University, USA)さんとの連携の下、国際キャンプ連盟会員の基本情報調査も進
めています。
次回のリサーチ・フォーラムはトルコで行われる第10回国際キャンプ会議の中に設けられま
す。発表の内容はすべてICF調査研究諮問委員会が確認し、抄録集は国際キャンプ連盟のWEBサ
イトでも公開されます。
ICF調査研究諮問委員会は、現在、今後の調査研究のあり方を検討しています。WEBサイトで
は、各国のキャンプに関する調査についても知ることのできるような新しいアイデアを盛り込
めるよう検討しています。また、新しい情報の有無を知ることのできる自動メーリングリスト
の構築も進められています。
ICF調査研究諮問委員会メンバー
Deb Bialeschki (USA) - Chair Karla Henderson (USA) Tulshig Tuvshin (MNG) Stephen Fine (CAN) - Chair Taito Okamura (JPN) Ian Williams (AUS) Luis Garcia de Brigard (COL) Utku Toprakseven (TUR) 4.特別⽀援事業
国際キャンプ連盟では、国や地域のキャンプ協会が行う事業の支援も進めています。この年
度は、ロシア・サマラのキャンプ協会の行う事業の支援の他、ロシア・トベリで行われた国際
キャンプカウンセラー会議、ナイジェリア・ランラテで行われた「World of Leadership」への
講師派遣等を行いました。また、アメリカキャンプ協会の年次大会に先立って行われるICFツ
アーは人気の高い恒例行事となっています。さらに、アジア・オセアニア・キャンプ会議におい
ても、役員が中心となってリーダーシップをテーマにした分科会も提供しました。
Camp Director Workshop for ‘Heart of the Nation’ Association - Samara, Russia - April 2013 International Camp Counselors Course with Camp Industry and Computerya- Tver, Russia - April 2013 School visits to several different schools - Samara, Russia - April 2013 John Jorgenson, Jill Dundas, Jenny Bowker, Jeff Bradshaw - AOCC 2013 - Sydney AUS - November World of Leadership Workshop - Lanlate, Nigeria - December 2013 Jill Dundas - ICF Treasurer, Carole Cheley - ICF Communication, Connie Coutellier - ICDC Course Coordinator at AOCC 2013 Sydney, Australia 会員の状況
2013年度も会員数は順調に増加しました。
無料の準会員制度は2012年に始まり、メール等の電子
的方法で情報提供が行われます。有料の会員は、役員の
選挙権を持つほか、会議の参加費の割引を受けることが
できるなど、より多くの権利を有します。キャンプ協
会、キャンプ、団体は国際キャンプ連盟WEBサイトにリン
クを掲載するほか、アメリカキャンプ協会やアジア・オ
セアニア・キャンプ連盟のサービスの一部を受けること
もできます。入会などの手続きは、WEBサイトを通じて行
うことができます。
国際キャンプ連盟は、国や地域のキャンプ協会との
国や地域のキャンプ協会
13
キャンプ
342
団体
25
とになりました。また、オーストラリアキャンプ協会と
個人
133
の連携も徐々に深めています。こうした取り組みを続け
準会員(無料)
1,671
ることで、他の協会とも相互に意味のある連携を図って
合計
2,204
ネットワーク構築に努力しています。アメリカキャンプ
協会との連携は2013年2月に拡大し、国際キャンプ会議は
CEC(A continuing education unit)として認められるこ
いきたいと考えています。
会員のいる国/地域の⼀覧
2013年末現在、以下の国と地域の2,204人のICF会員・準会員がいます。
1. オーストラリア
13. コスタリカ
27. インドネシア
40. ナイジェリア
54. スペイン
2. アゼルバイジャ
14. クロアチア
28. アイルランド
41. パキスタン
55. スウェーデン
15. キプロス
29. イタリア
42. パレスチナ
56. スイス
3. バングラデシュ
16. ドミニカ
30. 日本
43. パナマ
57. 台湾
4. バミューダ
17. エクアドル
31. カザフスタン
44. フィリピン
58. タイ
5. ボリビア
18. フランス
32. ケニア
45. ポーランド
59. トルコ
6. ボスニア・ヘル
19. グルジア
33. ラトビア
46. ベナン
60. ウガンダ
20. ドイツ
34. リベリア
47. ルーマニア
61. 英国
7. ブラジル
21. ガーナ
35. マレーシア
48. ロシア
62. ウクライナ
8. カンボジア
22. ギリシャ
36. メキシコ
49. セルビア
63. USA
9. カメルーン
23. 香港
37. モンゴル
50. シエラレオネ
64. ベネズエラ
10. カナダ
24. ハンガリー
38. ミャンマー
51. シンガポール
65. ジンバブエ
11. 中国
25. アイスランド
39. ニュージーラン
52. 南アフリカ
12. コロンビア
26. インド
ン
ツェゴビナ
ド
53. 韓国
2013年度損益計算書
収入の部
ICDC収入
ICFツアー参加費
会費
銀行利息
収入合計
8,072.49
8,112.20
8648.01
2.08
24,834.78
支出の部
銀行手数料
AOCF運営補助
運営会議費
運営委員旅費
選挙費
表彰費
WEBサイト運営費
ICDC運営費
ICFツアー運営費
保険
その他雑費
事務用品費
支出合計
91.00
600.00
442.27
2,300.00
170.85
815.86
10,600.00
3,877.10
7,744.40
1,836.00
160.00
170.30
28,807.78
収支差額
-3,973.00
注1
注2
注3
注4
注5
注6
注1
注2
注7
注釈 注1:ICDC
ICDCを実施する国は、費用の10%以上をICFに支払う。2013年度はメキシコとオーストラリアから支払いが
あった。オーストラリアで行われたコースについて、コーディネーターの旅費と保険料を立て替えたため、支
出にはその金額が反映されている。そのため、ICDCの収入は差額の$4,195.39となる。
注2:ACAツアー
このツアーは受益者負担で行われるが、会計処理はICFの会計を通じて行われる。2013年度は無償でサビ-素提
供をしてくださる場所もあり、$367.80の黒字となった。
注3:会費
会費は3年分を前もって徴収するので、会費収入は当該年度の会費とは一致しない。2013年度の会費について
は、2011年度、2012年度、2013年度に集められたものが混在する。
注4:AOCF運営補助
ICFはAOCFの運営補助として年間$300を支払うことに合意している。2012年度の支払いが忘れられていたの
で、2013年度は2年分を支払った。
注5:運営委員旅費
会員国の特別な事業運営委員が招待を受けた際に、費用の一部をICFが負担することが定められている。2013
年度は2人が香港での事業に参加する費用を補助した。
注6:選挙費用
2013年度は次期会長の選挙を行う必要があった。そのため、選挙手順を決める会議を行ったほか、オンライン
選挙を可能にするソフトウエアの整備を行った。
注7:その他雑費
データ保存のための外部記録装置を購入した。
概況
今年度の収支はマイナスとなっているが、これは主にWEBサイトの改修に大きな費用がかかったことが大きな
原因となっている。しかしこれは会員間の情報交換を向上するために必要な出費であり、一時的な支出であるので
翌年度に影響を及ぼすものではない。
また、会費の徴収が3年に1度であるため、その年度の収入が.支出と一致することはない点に留意する必要があ
る。そのため3年間をひとつの単位として、収支バランスが取れるように配慮することが重要である。
2013年度貸借対照表
資産の部
流動資産
モントリオール銀行預金(CDN)
モントリオール銀行預金(US)
売掛金
小計
為替差益
流動資産合計
負債の部
21,556.43
47,828.43
6,756.22
76,141.08
14.02
76155.10
流動負債
買掛金 注1
前受会費 注2
2014年分
2015年分
2016年分
流動負債合計
固定負債
ビル・バウカー基金 注3
ドゥルズーバ基金
固定負債合計
負債合計
10,985.00
7,838.37
3,395.61
435.37
22,654.35
18,872.57
1,344.60
20,217.17
42,871.52
純資産の部
期首残高
収支差額
純資産合計
資産合計
76,155.10
負債・純資産合計
37,256.58
-3,973.00
33,283.58
76,155.10
注釈 注1:買掛金
2013年度に発生した費用のうち、期末までに請求処理が行われていないもの。2014年度に支払いは発生する
ので、本貸借対照表では負債として表示される。
注2:前受会費
会費は3年分を前もって集めるシステムになっているため、1年単位で見たときには、次年度以降の3年分の前
受金として計上される。
注3:ビル・バウカー基金
この基金は使途が限定されており、決められた手順に従って使用が決定される。2013年度は、ビル・バウ
カー基金担当委員の承認を得て、ナイジェリアにおけるプログラム開発支援として使用された。
国際キャンプ連盟 運営体制
会長
Valery Kostin
執行役員
国際キャンプ連盟を代表す
る
総会・執行役員会の議長を
務める
役員間の連携を図る
元会長
連盟の運営に関する諮問を
行う
執行役員会等に参加する
※議決権なし
情報担当代表
Carole Cheley
役員
WEB担当:Alina
ニュースレター担当:
Jacqui, Gabriella
地域代表
Tulsheg Tuvshin
地域代表を務める
特定の事業に参加する
その他
顧問
元運営役員等
名誉会員
次期会長
John Jorgenson
任期満了の1年前に選挙で
選ばれる
執行役員会等に参加する
※議決権なし
地域代表
Anton Denisov
地域代表を務める
特定の事業に参加する
事業担当代表
Don Cheley
副会長
Sachiko Tanaka
事務局長
John Jorgenson
会計責任者
Jill Dundas
会長の職務を補佐する
役員の中から指名もしくは
選出される
会長に事故あるときに代理
を務める
議事を記録する
事務局業務を遂行する
求めに応じて会議等に参加
する
事業報告を行う
会計業務を行う
会計報告を行う
求めに応じて会議等に参加
し、会計に関する説明を行
う
将来計画担当代表
Fahrettin Gozet
地域代表
Fumio Morooka
アンバサダー代表
Jeff Bradshaw
各担当は未定
地域代表
Alexia Sideris
ICDC担当:Connie
調査研究
ICFワークショップ
地域代表を務める
特定の事業に参加する
内部連携
アンバサダー
(各国代表)
地域代表を務める
特定の事業に参加する
会員管理担当
Linda Pulliam
会員管理を行う
会員サービスを運営する
外部連携
アンバサダー間の連携を図
る
各国・地域の協会間の連携
を図る
会議(大会)担当
Bill Oakley
次期開催国決定の調整を行
う
他の事業との連携を図る
協会間連携
国・地域ごとに1名が指名
国際キャンプ連盟内のサブ もしくは専任される
会員ではない外部の組織と 加盟している国や地域の
国際会議の際にミーティン の連携
グループ
キャンプ協会との連携
グを行う
より詳しい情報はWEBサイトをご覧ください。 www.campingfellowship.org トルコ・アンタルヤの写真 ICC 2014について詳しくはWEBサイトをご覧ください。
www.icc2014turkey.org/ ICC2014会場 より詳しい情報はWEBサイトをご覧ください。 www.campingfellowship.org www.campingfellowship.org 
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