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IRミーティング - 科研製薬株式会社
IRミーティング 2010年3月期決算概要 科研製薬株式会社 2010年5月12日 「あなたに笑顔」科研製薬の願いです 注意事項 • 本説明資料に記載されている業績予想等は、現時 点で入手可能な情報に基づき当社が合理的と判 断したものです。 • 新薬が発売されるまでには、多額の資金と長い開 発期間が必要となります。有効性と安全性を確認 しながら慎重に開発を進めていくうちには、開発中 止となる可能性があります。 • 「開発テーマの状況」は、現時点の開発計画に基 づいて作成しております。開発計画の進行に伴い、 変更等が発生する可能性があります。 1 会社概要 2010年3月31日現在 科研製薬株式会社 代表取締役社長 乾 四朗 創業 1948年3月1日 資産合計 95,096百万円(連結) 資本金 23,853百万円 株主資本合計 59,124百万円(連結) 主な事業内容 医薬品、医療機器、農業薬品、飼料添加物の製造・販売 及び不動産の賃貸 (医薬品等 89.9% 農業薬品 5.5% 不動産 2.9% その他 1.7%) 主な事業所 全国9支店68営業所、静岡研究所、京都研究所、静岡工場 その他 米国に駐在員事務所 従業員数 1,687名(連結) 内 営業本部 960名(MR数 700名)、研究開発本部 277名、 生産部門 232名 株主構成 株主数 16,159名 単元株主数 13,154名 (個人 34.0% 金融機関 31.8% 国内法人 9.8% 外国人 16.8%) 子会社 科研不動産サービス㈱、科研ファルマ㈱、㈱フジカ 2 2010年3月期決算のポイント • 8期連続の増益を確保 ¾ アルツ・セプラフィルムの伸びが増収に寄与 ¾ 販管費効率化への取り組みが、増益に大きく寄与 ¾ 売上高・営業利益ともに過去最高を更新 • 8期連続の増配および自社株買いを実施 ¾ 4円増配し、年間配当30円(配当性向:43.6%) ¾ 200万株の自社株買いをし、流通株式数は96,140千株に • bFGFをオリンパス(株)に導出 ¾ 欧米における創傷治癒分野での開発・製造・販売について ライセンス契約を締結 3 2010年3月期損益実績(連結) (百万円未満切捨) 2009年 3月期 2010年 3月期 増減 前年比 • 増収増益 (%) 売上高 82,930 85,022 2,092 • 医療用医薬品・医療機器の売上 102.5 増加により増収増益を確保 営業利益 10,629 11,784 1,155 110.9 経常利益 10,298 11,308 1,010 109.8 • 研究開発費:7,873百万円 前年に比し、176百万円の増加 税引前当期利益 9,354 10,929 1,574 116.8 • 8期連続の増配 当期純利益 5,579 6,734 1,154 120.7 • 販管費:29,120百万円 前年に比し、35百万円の減少 4 売上内訳(連結) (百万円未満切捨) 2009年3月期 2010年3月期 医療用医薬品・医療機器 70,485 73,681 増減 前年比 (%) 3,195 104.5 農業薬品 5,740 4,711 ▲1,028 82.1 不動産賃貸料 2,469 2,448 ▲21 99.1 その他 4,235 4,181 ▲53 98.7 82,930 85,022 合計 2,092 102.5 5 販管費効率化への取り組み (百万円未満切捨) 研究開発費 2007年 3月期 2008年 3月期 2009年 3月期 2010年 3月期 前年比 (%) 6,533 6,808 7,696 7,873 102.3 946 788 1,032 1,364 132.1 その他 21,598 21,258 20,427 19,883 97.3 販管費合計 29,079 28,855 29,156 29,120 99.9 退職給付費用 ¾聖域を設けない販管費の見直しを実施 ¾研究開発費・退職給付費用は増加したものの、 販管費としては対前年比 99.9% 6 連結貸借対照表の推移 借方 2009年 3月期末 2010年 3月期末 貸方 増減 (単位:百万円未満切捨) 2009年 3月期末 2010年 3月期末 増減 流動資産 54,931 56,824 1,892 流動負債 31,237 28,858 ▲2,378 固定資産 39,572 38,272 ▲1,300 固定負債 6,588 6,662 74 負債合計 37,825 35,521 ▲2,303 純資産合計 56,679 59,575 2,895 資産合計 94,504 95,096 592 主な変動科目(百万円未満切捨) 資 産:現金及び現金同等物:17,504百万円(+ 4,947百万円) 受取手形及び売掛金:27,660百万円(▲ 686百万円) 負 債:有利子負債:8,510百万円(+ 600百万円) 純資産:利益剰余金:28,684百万円(+ 3,985百万円) 自己株式:期末保有株式数 5,738千株 7 連結キャッシュ・フロー計算書 (百万円未満切捨) 2009年 3月期 2010年 3月期 増減 営業活動によるキャッシュ・フロー 8,472 11,049 2,576 投資活動によるキャッシュ・フロー ▲2,571 ▲2,374 197 財務活動によるキャッシュ・フロー ▲5,730 ▲3,727 2,002 現金及び現金同等物の期末残高 12,556 17,504 4,947 ※ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益: 10,929百万円 たな卸資産の減少: 1,953百万円 ※ 財務活動によるキャッシュ・フロー 自己株式取得額: 1,548百万円 配当金支払額: 2,745百万円 8 医薬品・医療機器の売上実績内訳 (百万円未満切捨) アルツ 2009年 3月期 2010年 3月期 前年比 ・アルツ (%) 市場の拡大に加え、ロコモティブシン ドローム啓発をはじめとするDTC活動 109.0 が寄与し、売上が増加 27,726 30,235 アドフィード等 8,772 8,734 セプラフィルム 7,771 8,515 109.6 プロサイリン 7,219 6,721 93.1 リピディル 4,180 4,229 101.2 フィブラストスプレー 3,815 3,887 101.9 サイトテック 1,980 1,870 94.4 メンタックス 1,442 1,281 88.8 ジェネリック医薬品計 5,262 6,785 129.0 99.6 ・セプラフィルム 外科での消化器がん、産婦人科での 帝王切開および婦人科がんへの使用 拡大により伸長 ・ジェネリック医薬品 昨年発売したアムロジピンをはじめ、 既存の製品が順調に伸長 9 業績推移(連結) 90,000 80,000 79,934 75,540 12,600 9,842 8,113 12,000 11,308 7,136 10,298 8,000 7,000 7,667 7,300 30,000 4,602 11,000 9,000 9,351 6,734 20,000 13,000 10,000 50,000 40,000 14,000 12,000 10,629 8,359 86,500 11,784 76,415 70,000 60,000 82,930 85,022 5,106 単(位 百万円) 15,000 売上高 営業利益 経常利益 純利益 6,000 5,000 5,579 4,000 3,886 3,000 2,000 10,000 1,000 0 年間配当 0 2006/3 2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 15円 17円 20円 26円 30円 2011/3計画 33円(予定) 10 開発テーマの状況 開発コード 1 KCB-1D ※ 2 KP-103 (IDP-108) 3 KCB-1B 適応症 開発段階 上市予定 備 考 (年) 歯周病 PⅢ 2012 bFGF 爪白癬 PⅢ 2013 骨折 PⅡ終了 次相準備中 外用剤 国際共同治験 bFGF 東レ社と共同開発 4 TRK-100STP 腰部脊柱管狭窄症 PⅡ 2016 ベラプロストナトリウム徐放製剤 適応拡大 5 KP-413 アトピー性皮膚炎 PⅠ/Ⅱ ※ 6 KP-102LN 下垂体性低身長症 開発中止 ※ 7 KP-496NS アレルギー性鼻炎 開発中止 外用剤 米国治験 ※:前回ミーティングから変更のあったもの 11 2011年3月期損益計画(連結) 2010年 2011年 3月期 3月期 実績 計画 (百万円未満切捨) 増減 前年比 ・9期連続の増収増益を計画 (%) ・ひきつづき販管費の効率的 運用を図る 売上高 85,022 86,500 1,478 101.7 営業利益 11,784 12,600 816 106.9 経常利益 11,308 12,000 692 106.1 ・9期連続の増配を予定 税引前当期利益 当期純利益 販管費:287億円 (前年比4億円減) 研究開発費:75億円 (前年比3億円減) 3円増配し、年間33円配当 10,929 11,900 971 108.9 6,734 7,300 566 108.4 (配当性向:43.5) 12 医薬品・医療機器の売上計画内訳 (百万円未満切捨) アルツ 2010年 3月期 2011年 3月期 実績 計画 前年比 (%) 30,235 31,100 102.9 セプラフィルム 8,515 9,300 109.2 アドフィード等 8,734 8,700 99.6 プロサイリン 6,721 6,300 93.7 フィブラストスプレー 3,887 4,100 105.5 リピディル 4,229 3,800 89.9 エブランチル 2,069 2,000 96.7 メンタックス 1,281 1,100 85.9 ジェネリック医薬品計 6,785 8,000 117.9 • アルツ: 疾患啓発活動を継続し、市場の更 なる開拓を目指す • アドフィード等: 「ヤクバン60mg」および「アドフィー ド80mg」の市場への浸透を図る • セプラフィルム: 消化器外科、産婦人科へのディ テール数を増やし、売上高100億 円を目指す • フィブラストスプレー: 皮膚科、形成外科、救命救急の更 なる普及を図る • ジェネリック医薬品: 5月に発売予定の新製品と既存品 の伸びにより飛躍を目指す 13 大株主一覧表(2010年3月末) 会社名または氏名 持株数 (千株) 4,589 持株比率 (%) 4.5% 1 東レ株式会社 2 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 (信託口) 4,101 3 株式会社みずほ銀行 4,086 4 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 4,077 4.0% 5 農林中央金庫 3,686 3.6% 6 日本生命保険相互会社 1,700 1.7% 7 科研製薬従業員持株会 1,586 1.6% 8 株式会社損害保険ジャパン 1,343 1.3% 9 ステート ストリート バンク アンド トラス ト カンパニー 505225 金融機関 (31.8%) 1,315 1.3% (▲ 2.2) 10 共栄火災海上保険株式会社 1,248 1.2% その他 (7.6%) (+ 2.9) 個人 (34.0%) 4.0% 4.0% 外国人 (16.8%) (+ 5.8) (▲ 6.7) ※自己株式数:5,738千株 国内法人 (9.8%) (+0.2) 14