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エコアクション21 環境活動レポート(第 4 版)

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エコアクション21 環境活動レポート(第 4 版)
エコアクション21
環境活動レポート(第 4 版)
(運用期間:平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月)
絆
作成:平成 28 年 9 月 30 日
目次
会社概要
・・・P1
環境管理体制
・・・P2
EA21の役割、責任と権限
・・・P3
トヨタ販売店CSR宣言
・・・P4
株式会社トヨタレンタリース熊本CSR宣言
・・・P5
EA21
・・・P6
環境方針
環境負荷の実績と環境目標
・・・P7
環境目標を達成するための環境活動
・・・P8
環境活動の実施状況、評価及び今後の取組
・・・P9
環境法規制の遵守評価の結果
・・・P13
代表者による見直し
・・・P14
活動の紹介
・・・P16
会社概要
①商 号
株式会社トヨタレンタリース熊本
②所在地
熊本県熊本市東区御領2丁目27-1
TEL096(388)7171
FAX096(388)1160
③代表者
代表取締役 甲斐原 琢也
④設 立
昭和40年
8月23日
⑤資本金
26,000,000円
⑥従業員
179名(パート・アルバイト含む)
⑦環境管理の責任者及び担当者連絡先
環境責任者 総務部長 宮崎博久
担 当 者 東バイパス店 渡邊和人(エコアクション 21 推進事務局)
連 絡 先 本社
⑧事業内容
⑨売
総務部 TEL096(388)7171
FAX096(388)1160
カーリース事業、レンタカー事業、中古車販売、au 携帯電話販売
上
⑩会計年度
4,387百万円(平成27年度)
4月1日 ~ 3月31日
⑪事業所(登録範囲:全店で取組む)
熊本市内
大甲橋店
熊本市中央区新屋敷1-5-16
(096)-371-0100
熊本県庁前店(旧東バイパス店)
熊本市中央区水前寺6丁目3‐1
(096)-385-0100
北熊本店
熊本市北区室園町3-31
(096)-343-0100
熊本インター店
熊本市東区御領2丁目27-1
(096)-243-0100
(PiPit熊本インター店)
健軍店
熊本市東区新生2丁目2-3
(096)-367-0100
熊本駅前店
熊本市西区春日1丁目14-28
(096)-311-0100
熊本新幹線口店
熊本市西区春日3丁目17-7
(096)-211-0100
近見店
熊本市南区近見6丁目23-45
(096)-355-0100
代車センター
上益城郡益城町古閑峠112-6
(096)-286-0100
熊本空港店
上益城郡益城町小谷深迫1864-1
(096)-232-0100
上益城郡
(モータープール) 上益城郡益城町大字杉堂字境目780番16
郡部拠点
玉名店
玉名市中字寺畑1676-1
(0968)-74-0100
阿蘇駅前店
阿蘇市黒川1478番地1
(0967)-35-5511
八代店
八代市長田町3137-1
(0965)-32-0100
人吉店
人吉市相良町字一丁田1049
(0966)-22-0100
天草店
天草市八幡町3番9号
(0969)-23-0100
- 1 -
環境管理体制
※CSR社内組織(2016年3月)
(注記)エコアクション 21 は CSR 組織内で取組む
<CSR委員会>
・委員長
甲斐原社長
・委
川野常務取締役
員
津留部長
西山部長代行
堀江工場長(トヨタレンタメカニック)
<CSR事務局>
・局 長 宮崎常務取締役
<CSR 監査人>
・局 員 富崎課長(レンタル)
入江課長代理(リース)
・宮崎常務取締役
島本課長代理(U-car・指定整備)
・川野常務取締役
(自動車保険)
大濵課長(従業員・個人情報・取引業者・環境)
<エコアクション 21 監査人>
堀江工場長(サービス)
・宮崎常務取締役
・エコアクション 21
・川野常務取締役
環境責任者 宮崎常務取締役
推進事務局 渡邊課長代理
各部署・店舗
本
部
署
・
店
舗
責
任
者
社
員
社
総
務
部
中
古
車
課
車
輌
業
務
課
リ
ー
ス
第
1
課
大
濵
課
長
島
本
課
長
圓
山
係
長
入
江
課
長
代
理
八
名
一
名
五
名
四
名
熊
本
空
港
店
モ
ー
タ
ー
プ
ー
ル
熊
本
新
幹
線
駅
口
店
熊
本
駅
前
店
熊
本
イ
ン
タ
ー
店
東
阿
バ 近 北 健 八 玉 天 人 蘇
イ 見 熊 軍 代 名 草 吉 駅
パ
本
前
ス 店 店 店 店 店 店 店 店
店
松
原
店
長
髙
井
店
長
渡
邊
店
長
リ
ー
ス
第
2
課
リ
ー
ス
第
3
課
大
甲
橋
店
松
原
課
長
代
理
山
内
課
長
飯
星
店
長
植
田
店
長
月
元
店
長
三 九
名 名
二
十
二
名
十 十
一 三 七 五 六 六 四 七 七 八 七 五
名 名 名 名 名 名 名 名 名 名 名 名
四
名
- 2 -
井
本
店
長
山
川
店
長
船
口
店
長
長
尾
店
長
西
上
店
長
高
田
店
長
太
田
黒
店
長
下
城
店
長
コ
ー
ル
セ
ン
タ
ー
代
車
セ
ン
タ
ー
富
﨑
セ
ン
タ
ー
長
佐
藤
セ
ン
タ
ー
長
二
名
三
十
二
名
EA21の役割、責任と権限
◎ 委員長
・ 委員長としてEA21環境マネジメントを統括する。
・ 環境方針を制定する。
◎ 環境活動委員会(CSR委員会)
・ 環境活動の実施状況の確認と改善のための委員会(開催は1回/月)
・ 年度開始前に新年度の環境活動を決定し、委員長の承認を得る。
◎ 環境責任者
・ 環境活動の全体の構築、運用、維持に関する実務上の権限を委員長より
委任され、責任を持って運用する。
・ 環境方針の案を作成、委員長の承認を得る。また、環境方針の改定の案
を作成し、委員長の承認を得る。
・ 環境活動委員会を開催し、環境マネジメントの運用状況を統括し、状況
を委員長並び副委員長に報告する。
・ 年度開始時に、年度の活動計画、目標を設定し、具体的な活動を環境委
員会に議題として提案する。
・ 環境マネジメントを適切に運用するための資源を用意する。
◎ EA21 事務局
・ EA21 に関する事務全般を行う。
・ 環境責任者を補佐し、環境活動に関する実務を行う。
・ EA21 の認証取得の手続を環境責任者と行う。
・ 環境活動レポートをまとめる。
・ 環境活動レポート等の関係書類の保管、管理を行う。
◎ EA21 監査人
・内部監査を計画し、実施し、結果をまとめ環境活動委員会に報告する。
◎ 部署、店舗責任者
・ 環境委員会で決定した活動内容を担当部署で責任を持って管理運用を
行う。
・ 担当部署内での環境活動の実施と改善を行う。
・ 担当部署でも問題が発生した場合に、環境責任者へ報告を行う。
◎ 社員
・ 環境方針を達成するために具体的な環境活動を行う。
・ 問題があれば部署責任者に報告し、指示を受けて行動する。
- 3 -
トヨタ販売店CSR宣言
私たち、全国トヨタ販売店は、その事業活動を通じて、
地域社会から将来に亘り信頼され、共に発展することを
目指し、お客様第一主義に徹した優れた商品とサービス
を提供するとともに、「企業の社会的責任」を果たすた
め、次の3項目を実践することを、ここに宣言いたしま
す。
1. 法令の遵守をはじめ、公正、公平、倫理的に正し
い行動を最優先とします。
2. 未来に向けて、地球環境の保全に努めます。
3. 良き企業市民として、社会に貢献するとともに、
すべての社員が誇りに思える企業となることを
目指します。
平成18年1月20日
トヨタ自動車販売店協会
- 4 -
株式会社
トヨタレンタリース熊本
CSR基本方針
私たちは、法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて信頼される企業をめざ
し、以下のとおり全てのステークホルダーを重視した事業活動を行い、地球環境、地域社会の持続可能
な発展に貢献します。
【お客様に対して】
◆ 私たちは、「お客様第一主義」という信念に基づき、お客様が安全・安心にカーライフを送れるた
めに、かつ、お客様のカーライフを豊かにするために、お客様に真に満足いただける優れた商品と
サービスの提供に努めます。
◆ 私たちは、道路運送車両法、消費者契約法、自動車公正競争規約など関連法令およびその精神を遵
守し、お客様に信頼される営業活動を推進いたします。
◆ 私たちは、個人情報保護法およびその精神を遵守し、お客様の個人情報保護の徹底に努めます。
【社会に対して】
◆ 私たちは、事業活動を通じ環境保全に努め、地球環境・地域社会との調和ある成長を目指します。
◆ 私たちは、社会・経済の要請に応え、法令を守り、「人間性尊重」の経営を実践します。
◆ 私たちは、コミュニティの成長と豊かな社会作りを目指し、社会貢献活動を積極的に推進します。
◆ 私たちは、交通安全対策へ積極的に取り組みます。
【取引先に対して】
◆ 私たちは、取引先を尊重し、長期的な視野に立って相互信頼に基づく共存共栄の実現に取り組みま
す。
◆ 私たちは、独占禁止法、下請法をはじめとする関連法令およびその精神を遵守し、公正かつ自由な
取引を行います。
◆ 私たちは、公正さを疑われるような贈呈や接待をしたり、受けたりはしません。
【従業員に対して】
◆ 私たちは、労働関連法令の遵守はもとより、従業員が生き生きと働けるように、相互信頼・相互責
任の精神に則り、お互いを思いやり、それぞれの考え方や立場を尊重します。
◆ 私たちは、従業員が誠実に仕事に取組み、新しい価値の創造を目指すことができるよう、個々人の
自己啓発・成長を支援します。
◆ 私たちは、安全で健康的な職場環境作りに努めます。
◆ 私たちは、機密情報を厳重に扱うとともに、適時的確な情報開示に努めます。
平成18年8月
株式会社 トヨタレンタリース熊本
代表取締役社長 甲斐原 琢也
(平成18年当時の代表取締役社長
- 5 -
與縄 董より継続)
㈱トヨタレンタリース熊本
EA21
環境方針
私たち、トヨタレンタリース熊本は、その事業活動を通じて、
地域社会から将来に亘り信頼され、共に発展することを目指し、
「企業の社会的責任」を果たすべく、全社員が環境に対する意識
を持ち、「地球環境の保全」のため、環境活動に取組むことを、
ここに宣言いたします。
基本理念
企業活動を通じて信頼される企業を目指し、地球環境保全に努
め、地域社会との調和ある成長と発展に貢献する。
行動指針
● 事業を通して、二酸化炭素の排出量を削減します。
● 水資源の保全のため、節水に努めていきます。
● 循環型社会を推進するために廃棄物の再資源化、リサイクル化
を推進します。
● 事業上、重要なグリーン購入を推進していきます。
● 事業で使用する化学物質の削減に努めます。
● 環境に配慮したサービスを提供していきます。
● 事業上、必要な環境法規を順守します。
この環境方針は、全社員に周知徹底して行動していきます。
平成25年1月1日
㈱トヨタレンタリース熊本
代表取締役 甲斐原 琢也
(平成25年当時の代表取締役 與縄 董より継続)
- 6 -
環境負荷の実績と環境目標
27年度
15.3%削減
環境目標
28年度
15.7%削減
29年度
16.1%削減
1,309,393 kg-CO2
1,303,653 kg-CO2(*1)
1,296,912 kg-CO2(*1)
461,424 kwh
4.0%削減
5.0%削減
6.0%削減
(177,648 kg-CO2)
442,967kwh
(273,311 kg-CO2)
438,353kwh
(270,464 kg-CO2)
433,739kwh
(267,617 kg-CO2)
3.0%削減
501,460 L
(1,164,219kg-CO2)
1.0%削減
54,099 L
(125,599kg-CO2)
3.0%削減
501,460 L
(1,164,219kg-CO2)
2.0%削減
53,553 L
(124,331kg-CO2)
3.0%削減
501,460 L
(1,164,219kg-CO2)
2.5%削減
53,279L
(123,695kg-CO2)
△124,590 L
(△289,257kg-CO2)
(26 年度実績)
64,429 L
1.0%増加
△125,836
(△292,148 kg-CO2)
3.0%削減
2.0%増加
△127,081
(△295,041 kg-CO2)
3.0%削減
3.0%増加
△128,328
(△298,935kg-CO2)
3.0%削減
(167,393kg-CO2)
62,496 L
(164,011kg-CO2)
62,496 L
(164,011kg-CO2)
62,496 L
(164,011kg-CO2)
4.0%削減
5.0%削減
6.0%削減
(23 年度実績)
11,569 m3
11,448 m3
11,328 m3
化学物質の削減
(洗車用液体洗剤)
洗車用洗剤の
使用量の把握-
管理表作成
廃棄物排出の削減
(事業系一般廃棄物)
-
分別率 100%
確認 1 回/週
分別率 100%
確認 1 回/週
分別率 100%
確認 1 回/週
産業廃棄物の削減
(汚泥)
-
適正処理
適正処理
適正処理
グリーン購入
-
「イークイックス」の
2 種類増加
「イークイックス」の
3 種類増加
「イークイックス」の
4 種類増加
HV 車貸出件数増加
12,102 件
(25 年度実績)
10.0%増加
15.0%増加
20.0%増加
13,312 件
13,917 件
14,522 件
顧客向け啓発
キャンペーンの実施
-
2回
2回
2回
項目
二酸化炭素排出量の削減
実績(基準)
1,546,958 kg-CO2
(23 年度実績)
電気使用量の削減
(CO2 排出量)
(23 年度実績)
ガソリン
使用量の
削減
516,969 L
ガソリン購入(使用)
(1,200,226kg-CO2)
量の削減
(23 年度実績)
社用車ガソリン
使用量の削減
54,646 L
(126,869kg-CO3)
(26 年度実績)
(CO2 排出量)
HV 車 R 利用によ
るガソリン削減量
軽油使用量の削減
(CO2 排出量)
(23 年度実績)
水使用量の削減
12,051 m3
管理表に基づく
目標値の設定
1.0%削減
目標値削減
(注記)
1.電気の CO2 排出係数は、H27 年度九州電力実排出係数 0.528 を使用する。
2.化学物質は洗車用液体洗剤とし、購入量把握から始め、次年度から数値目標を設定する。
3.グリーン購入は、環境配慮商品の把握から始め、以降、1 種類ずつ増加していく。
(*1)H27 年度より、「電気使用量」「ガソリン購入(使用)量」「軽油使用量」の合計より、ハイブリットのレ
ンタカー利用によるガソリン削減量を引いたものを二酸化炭素排出量の目標値とした。
- 7 -
環境目標を達成するための環境活動
項目
省エネ
具体的な活動
活動頻度
夜間、休日は、パソコン、プリンター、モニター等の主電源を退社時に切る。(営業スタ
ッフは、営業で外出時には主電源を切って外出する。)
毎日
(夜間、休日)
(電気)
使用していない部屋の空調は停止させる。
毎日
接客スペース以外の事務所内の照明は、人がいないスペースの照明は消灯する。
毎日
照明器具は、定期的に清掃し、交換を行なう等、適正に管理する。
毎日
会議室、倉庫、更衣室、休憩室、トイレ等の照明は、普段消灯しており、使用時のみ点灯
させる。
毎日
夏季は軽装(クールビズ)、冬季は重ね着等の服装(ウォームビズ)を実施し、冷暖房の
使用を抑えている。※夏は室内温度 26 度以上を基準に空調温度を調整する。
年6ヶ月
空調機のフィルターは、定期的に清掃する。
年2回
ステッカーによる目で見る周知により節電を行う。
毎日
車両の運転時には、エコドライブを行う。(急発進、急加速の禁止、空ぶかし
禁止、法定速度の厳守、駐車中のエンジン停止)
毎日
廃棄物の分別(紙、スチール缶、アルミ缶、ペットボトル、ガラス瓶、金属)。分別箱、場
所の設定。
毎日
分別した廃棄物は、廃棄した量を記録する
毎日
OA機器、器具備品等の故障時は、修理可能かどうかを確認し、可能な限り修理し長期使
用する。
随時
印刷用紙は、原則裏表を利用して印刷を行う。
随時
使用済み用紙で片面印刷の場合は、ボックス(印刷用紙裏面再利用)に入れて、印刷時に
使用する。(片面印刷の用紙は、紙ホチキスを使用しない。穴が空いた紙は印刷時に機械
に引っかかる為)
随時
シュレダー処理紙のリサイクルを行う。
毎日
社内の紙類の使用枚数の確認
毎日
洗車は、洗車を行う場合は節水を遂行する。※予約車は貸出す前に洗車を行う。
毎日
手洗い、洗い物等、節水を行う。
毎日
ステッカーによる目で見る周知により節水を遂行する。
毎日
化学物質
カーシャンプーの使用量を記録する。
毎日
産業廃棄物
汚泥の適正な処理を行う。
グリーン購入
文房具の環境配慮商品を把握する
随時
可能な環境配慮商品を購入する。
随時
省資源
(ガソリン、
軽油)
廃棄物
(一般廃棄
物)
水使用
年1回以上
レンタカー車両に低燃費車を購入し、HV車の保有を増やす。
検討事項
HV 車貸出件数
増加
レンタカーの貸出車両は、低燃費車を推奨し、HV車の貸出件数を増やす。
随時
顧客向け啓発
キャンペーン
の実施
顧客啓発のキャンペーンを計画し、実施する。
随時
※顧客向けキャンペーンの実施は会社全体で取組む。
- 8 -
環境活動の実施状況、評価及び今後の取組
運用期間(平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月)
(判定基準:◎:達成度 100% ○:達成度 90%以上 △:達成度 50%以上 ×:達成度 50%未満)
項
目
CO2 排出量
電気使用量
ガソリン使用量
基準年実績
目標値
実績
前年比
達成率
判定
1,546,958kg-CO2
1,309,393kg-CO2
1,930,515kg-CO2
96.5%
52.6%
△
105.4%
105.1%
◎
114.4%
47.2%
×
461,424kwh
442,967kwh
(177,648 kg-CO2)
(273,311 kg-CO2)
516,969L
501,460L
(1,200,226 kg-CO2)
(1,164,219 kg-CO2)
(1,779,341 kg-CO2)
54,646L
54,099L
55,128L
100.8%
98.1%
〇
113.0%
111.9%
◎
109.9%
66.7%
△
100.0%
◎
93.3%
〇
93.3%
〇
93.3%
〇
100.0%
◎
100.0%
◎
86.7%
△
100.0%
◎
100.0%
◎
社用車ガソリン使用量
HV 車 R 利用によるガ
ソリン削減量
軽油使用量
420,292kwh
(259,320 kg-CO2)
766,409L
△124,590L
△125,836L
△140,758L
(△289,257 kg-CO2)
(△292,148 kg-CO2)
(△326,792 kg-CO2)
64,429L
62,496L
(167,393 kg-CO2)
(164,011 kg-CO2)
83,315L
(218,646 kg-CO2)
夜間、休日は、パソコン、プリンター、モニター等の主電源を退社時に切る。
(営業スタッフは、営業で外出時には主電源を切って外出する。)
使用していない部屋の空調は停止させる。
接客スペース以外の事務所内の照明は、人がいないスペースの照明は消灯す
省エネ
環境活動
計画
(電気)
る。
照明器具は、定期的に清掃し、交換を行なう等、適正に管理する。
会議室、倉庫、更衣室、休憩室、トイレ等の照明は、普段消灯しており、使
用時のみ点灯させる。
夏季は軽装(クールビズ)、冬季は重ね着等の服装(ウォームビズ)を実施
し、冷暖房の使用を抑えている。
空調機のフィルターは、定期的に清掃する。
ステッカーによる目で見る周知により節電を行う。
省資源
(ガソリン、
軽油)
車両の運転時には、エコドライブを行う。
(急発進、急加速の禁止、空ぶかし禁止、法定速度の厳守、駐車
中のエンジン停止))
(評価)
今回よりHV車のR利用による CO2 排出の削減量を計算。電気、ガソリン、軽油の3項目とも使用量が前年を上回った。目標を達成した
電気使用量は、環境省主導の夏のライトダウンキャンペーンに初めて参加し、スタッフの節電意識を高めたものの、一昨年に開店した熊本
新幹線口店の使用量が加わり、前年を上回ってしまった。ガソリン、軽油の使用量は、社用車のガソリン使用量を前年並みに抑えたものの、
レンタカーの貸出件数(前年差 6,191 件増)が過去最高となり、お客様の使用量を削減することができず、大幅に増加した。
社長から店舗看板の点灯時間を季節により変更するように指示がでていたが、徹底できていない店舗があり、イントラネットのスケジュ
ールに点灯時間の変更を入れる対策をとった。
(*環境活動の達成度は15店舗で実施できている店舗数を率に計算。)
(今後の取組課題)
今年4月の熊本地震により熊本市内、益城の店舗が被災し、復旧にむけて必要以上に電気、ガソリン、軽油の使用量が増加している。そ
のため、目標値に対する達成率の悪化が予想される。
災害が環境に与える影響を認識させられた。特に復興、復旧に自動車が必要であり、4月以降の貸出件数が過去最高を更新しており、貸
出によるガソリン使用量が増加している。
被災した社屋の修理では、照明器具をLEDに取り換える等、省電力化を進めたが、ガソリン使用量の増加に対する有効な対策がなく、
R使用によるガソリンの削減量を増やすことは重要ではあるが、HV車の保有台数を増車してもお客様のHV車利用はガソリン価格等の外
的要因に左右されやすい。レンタカ―のHV車の増車も車種が限定される。PHVのレンタカ-への導入も計画されているが、購入費用が
高い等の問題もある。
又、リース営業の社用車をHV車に代替し、トヨタ自動車の Translog を装着したため、急発進急ブレーキ等は Translog の警告により注
意喚起ができ、エコドライブでガソリン使用量を抑えることができるようになった。
トヨタ自動車は Translog の推販を言ってきているため、装着できる車種が新型に限られるが、リース営業スタッフの環境活動の項目と
して検討し、Translog の推販を行ってみてはどうかと思う。
今後の電気使用量において、熊本県庁前店に新築移転したことにより、旧店舗から室内空間が広くなりエアコンの使用量の増加と新規に
洗車機の設置した等の影響で、電気使用量の増加が予想される。
- 9 -
項
目
基準年実績
目標値
実績
前年比
達成率
判定
水使用量の削減
12,051m3
11,569m3
11,562m3
103%
100.1%
◎
社用車の洗車は、洗車を行う場合は節水を遂行する。
93.3%
〇
手洗い、洗い物等、節水を行う。
93.3%
〇
ステッカーによる目で見る周知により節水を遂行する。
93.3%
〇
環境活
動計画
水使用
(評価)
貸出件数が増えたことで比例して洗車(洗車機)での水使用件数(量)も増えた。この事により水使用量が減尐できるか
懸念されたが、一昨年の玉名店の洗車機(節水型)と同様に 27 年 4 月に空港店、7 月に阿蘇駅前店が節水型の洗車機を導入
したことにより目標値はクリアすることが出来た。しかし、一昨年に開店した熊本新幹線口店の使用量が新たに加わり、昨
年実績を上回ってしまった。
7月に阿蘇赤水店が阿蘇駅前店に新築移転後、阿蘇地区の水の使用量が減尐したことは、古い洗車機を新しい洗車機に変
えたことが要因である。そのため水の削減の対策として古い洗車機の早期の入れ替えも検討する必要がある。
(*環境活動の達成度は15店舗で実施できている店舗数を率に計算。)
(今後の取組課題)
洗車機を設置している店舗では、順じ節水型に変更予定をしているが、保有台数や貸渡件数は今後も増加していくことが
考えられる。
所員一人ひとりが、洗車だけにかかわらず店舗節水に対する意識が向上していかなければ使用量削減は難しい。
増設した熊本新幹線口店以外の水の使用量は、前年実績より減っているため、店舗が増設されれば会社全体の水の使用量
が増えていくことが予想される。店舗の増設時に水の削減を行っていくためには、既存店舗の水の削減が不可欠である。
熊本県庁前店がオープンとなり、前入居者(前所有者)が井戸水を使用していたため、熊本県庁前店では洗車に井戸水を
使用。そのため旧店舗(東バイパス店)で使用していた年間の水道使用量がなくなり、水道の使用量が減ると予想されるが、
水資源の削減のためには、井戸水の使用量を計測する必要がある。
熊本地震で被災した本社屋の壁の補修工事を行ったが、壁紙を張り替えたところのステッカーが一部ない箇所があったた
め、新店舗の開設や店舗のリフレッシュを行う際には、ステッカーの貼付を忘れないように注意が必要である。
項
目
基準年実績
廃棄物排出の削減
分別箱設置 100%
目標値
分別推進
実績
実施できた。
廃棄物の分別(紙、スチール缶、アルミ缶、ペットボトル、ガラス瓶、金属)。分別箱、
場所の設定。
環境活動
計画
廃棄物
(一般
廃棄
物)
達成率
判定
100.0%
◎
100.0%
◎
分別した廃棄物は、廃棄した量を記録する
OA機器、器具備品等の故障時は、修理可能かどうかを確認し、可能な限り修理し長
期使用する。
73.3%
△
100.0%
◎
印刷用紙は、原則裏表を利用して印刷を行う。
100.0%
◎
使用済み用紙で片面印刷の場合は、ボックス(印刷用紙裏面再利用)に入れて、印刷
時に使用する。(片面印刷の用紙は、紙ホチキスを使用しない。穴が空いた紙は印刷
時に機械に引っかかる為)
100.0%
◎
シュレダー処理紙のリサイクルを行う。
86.7%
△
社内の紙類の使用枚数の確認
60.0%
△
(評価)
ゴミの分別が定着してきた。昨年度まったく出来ていなかったシュレダー処理紙のリサイクルは、各店舗より定期的に一箇所に集め担当
者が業者に持って行くことにより処理ができ、改善され始めた。しかし、郡部拠点に関しては収集場所の熊本市内店舗に定期的に持って来
る事も出来ない為、郡部拠点は独自でリサイクル業者との打ち合わせを行う等の対策が必要である。
監査時に感心したことは、屋外に置いてある分別ゴミ箱を閉店後、ゴミを散乱されないようにゴミ箱を店舗室内に収納している店舗があ
った。
(*環境活動の達成度は15店舗で実施できている店舗数を率に計算。)
(今後の取組課題)
ゴミの分別だけではなく、ゴミの廃棄までの管理を行う必要がある。特に人通りが多い店舗は、夜間にゴミ箱を屋外に出していないかの
確認を行い、店舗別に廃棄処理までの保管スペース含めて管理方法を検討する必要がある。
市内近郊の拠点は、シュレッダー処理紙が一箇所の集められる為、業者への持込回数が急増している。担当者レベルでは対応が間に合わ
ないので、当番を決め店舗への割り振りを検討していく必要がある。リサイクル処理は、流れ(かたち)が出来てきたが、活動項目の使用
枚数の把握について、記録の活用を行っていないため、活動が必要なのかの再検討を行う必要がある。又、機密文書の量が増えて
おり、廃棄処理までの保管、管理方法のルール化ができていない。
- 10 -
項
目
目標値
洗車用液体洗剤購入量の把握
化学物質
環境活動
計画
(評価)
基準年実績
洗車用
液体洗剤
実績
達成率
判定
本部一括確認
100.0%
○
73.3%
△
カーシャンプーの使用量を記録する。
前回、カーシャンプーの店舗へ出庫個数の把握ができておらず使用量を減らす対策になっていなかった為、今回は本部(熊
本インター店)が在庫管理を行い、店舗への出庫を管理することで、前回の出庫の記録を確認し店舗へ出庫することで、店
舗に在庫(忘れて)があった等の問題がなくなった。会社での購入の把握と店舗使用個数の把握ができる体制となった。
使用量の多い店舗には、注文状況を伝えることにより、カーシャンプーの使用量を抑えるように注意喚起することで無駄
な使用の抑制に繋がった。
(*環境活動の達成度は15店舗で実施できている店舗数を率に計算。)
(今後の取組課題)
シーズンにもよるが洗車機が設置されていない店舗は、カーシャンプーの使用量が一缶(18ℓ)を 1~2ヵ月で消費して
いることがわかり、削減策として洗車機の導入、又はそれ以外の対策を検討する必要がある。
ウォーターコート剤に関しては、購入量が尐ないこともあり、成分等の確認を行っていなかった。新車納車時や定期にコ
ーティングで使用する為保有台数が増加すれば、使用頻度も増加するため、早期に成分の確認を行うことが必要である。
項
目
基準年実績
目標値
産業廃棄物(汚泥)
適正処理
環境活動
計画
汚泥の適正処理を行う。
汚泥
実績
達成度
判定
実施できた。
100.0%
◎
100.0%
◎
(評価)
洗車場の三層分離層に溜まった汚泥は、前々年度 8.74 ㎥・前年度 8.07 ㎥、今回は全店舗合計で 9.26 ㎥と 1.19 ㎥の増加
になったが全て産業回収業者に委託し処理をおこなった。
(今後の取組課題)
貸渡件数の増加で汚泥の量も増加していくと予想されるため、適正処理の実施は大事であり、処理業者が適切に処理して
いるかの確認の必要がある。
又、排出量の削減も大事であるため、洗車の際は砂など取れるものは洗車前に取り尐しでも汚泥を出さない様、工夫が必
要である。
項
目
グリーン製品の購入
環境活動
計画
グリーン
購入
HV 車
基準年実績
目標値
実績
前年比
達成率
判定
―
「イークイックス」の 2 種
類増加
(23 種類中)
24 品目設定
100%
0.0%
×
文房具の環境配慮商品を把握する
100.0%
◎
可能な環境配慮商品を購入する。
100.0%
◎
レンタカー車両に低燃費車を購入し、HV車の保有を増やす。 100.0%
◎
(評価)
注文品(リスト)を見直しながら環境配慮品目を増やすことになっているが、既に 23 種類中 13 種類(24 品目)が、環境配慮品となり、昨
年から注文種類を増やしていないため、現状の維持のままである。購入する品目は決まっており、種類を増やしていく必要がなかった。イー
クイックスでの注文が定着し、店舗、部署ごとに環境配慮品を注文しており、購入品目や個数の把握できるようになった。
。
(今後の取組課題)
環境配慮品目が増えない限りは、今後目標値の2種類増加の達成は難しいと予想する。
又、HV 車の保有台数は、前年度 443 台で本年度 420 台と△23 台減尐しているが、前年の保有台数が前年比 130%と急激に増車したことや
短期増車により時期的にアップ車両が増えたことにより、HV 車が減車されるようになってきたことも HV 車の保有台数減の原因である。
レンタカーの車両で乗用車は約2年で入替を行っており、保有車両の低燃費車化は進んでいるが、HV 車を HV 車に入替る
こともあり、HV 車の購入を増やしても、保有台数に占める HV 車の比率が上昇しないことが考えられる。又、レンタカーの
保有台数のピークが8月のため、3月現在のデータは減車後のものとなっている。
- 11 -
項
目
HV 車貸出件数増加
環境活動
計画
顧客への
環境啓発
基準年実績
目標値
実績
前年比
達成率
判定
12,102 件
13,312 件
17,280 件
115.3%
129.8%
◎
レンタカーの貸出車両は、低燃費車を推奨し、HV車の貸出
件数を増やす。
100%
◎
(評価)
レンタカ―の HV 車の保有台数が増え、お客様が無給油で利用できることもあり、お客様の HV 車の利用は定着してきてい
る。お客様の燃費に対する意識が高くなり目標や前年比を大幅に越えることができた。
3月現在でのHV車保有台数は、一時的に減尐(△23 台)しているが HV 車を中心に促進している為、利用率は上がった。
(*環境活動の達成度は15店舗で実施できている店舗を率に計算。)
(今後の取組課題)
乗用車は HV 車の利用が定着してきているが、ワゴン車においてはガソリン車の利用率が高い。HV 車自体の貸出件数は増
加しているので、今後はワゴン車の利用増のための対策が必要である。
全体の貸出件数が増えており、その影響で HV 車の利用が増えていることも考えられるため、全体の貸出件数に占める HV
車の貸出件数を確認していく必要がある。
項
目
顧客向け啓発キャン
ペーンの実施
環境活動
計画
顧客向け
啓発キャ
ンペーン
の実施
基準年実績
目標値
実績
前年比
達成度
判定
-
2回
1回
100%
50%
△
100%
○
顧客啓発のキャンペーンを計画し、実施する。
(評価)
本年度 6 月にトヨタ自動車の全国キャンペーン『エコドラキャンペーン』に参加。エコドライブ達成者には、ノベリティ
ー配布をおこなった。
(今後の取組課題)
今回は、トヨタ自動車の全国キャンペーンのみの参加になった。
レンタカー利用のお客様にHV車を推奨できる様に自社独自の企画を立て周知を図っていかなければならない。
- 12 -
環境法規制の遵守評価の結果
主な環境法規
環境法規
内容
遵守状況
廃棄物処理法
・廃棄物の適切な処理 ・廃棄物置場の整理整頓
○
家電リサイクル法
・廃棄時の適切な処理
○
PCリサイクル法
・廃棄時の適切な処理
○
自動車リサイクル法
・廃棄時の適切な処理
○
騒音規制法(熊本県条例)
・騒音施設の届け出
○
フロン排出抑制法
・廃棄時の適切な処理
○
・化石燃料給油所の適切な管理
○
・建屋内の消防管理
○
消防法
水質汚濁防止法
・自動洗車機設置届け出
・事故時の適切な処置
1.環境法規の遵守評価の結果、環境法規は遵守している。
2.地域住民や顧客からの苦情や訴訟はない。
3.関連機関からの指導や処分はない。
これからも環境法規だけではなく、事業上、必要な法規を順守していく。
- 13 -
○
代表者による見直し
実施日:平成28年9月30日
1.
No.
1
2
3
4
5
6
代表取締役
甲斐原 琢也
個別評価
環 境
責 任 者 報 告 事 項
代 表 者 指 示 事 項
レンタカーの貸出件数の大幅増加により、ガソリン、軽油の使用
量が増加したため、CO2 の排出量の削減を「電気使用量」「社用車
のガソリン使用量」と「HV 車両貸出によるガソリン削減量」のみに
環境目標の達成度
環境目標を設定するかの検討を行うこと。
① CO2 排出量の未達成
レンタカーのウォーターコートの回数が尐ないと言うことで、確認が後回
(ガソリン、軽油の使用量削減が未達成) しになっているコート剤に有害な化学物質が含まれていないかを調査
② 化学物質の追加調査が未実施
すること。
③ グリーン製品の購入の前年同数品目
グリーン製品の購入目標の設定が前年度の実績に「2種類追加」
となっているが、必要な注文品目が増えない状況で、既に23種類
24品目まで品目を増やしており、目標設定に問題がある。そのた
め、目標の設定を再検討し、再設定すること。
教育訓練体制は、担当者が決まっている教育項目では、新入社員
への環境教育が始まり、「エコアクション 21 セミナー」に2名が参加、社内
イントラネット(Myweb)でトヨタ自動車㈱の「トヨタ地球環境月間」「豊田社長
からのメッセージ」等を配信するなど環境教育が始まった。
加えてコンプライアンス上「甲種防火管理者講習(6 名修了)」「安全衛
教育訓練の実施状況
生推進者養成講習(6 名修了)」を開始し緊急事態への準備はできた。
① 体制の未構築、訓練の未実施
次に「防災・防火管理規程」にそった訓練を行う予定であったが、
② 緊急事態の訓練の未実施
熊本地震が発生したことで、防災訓練の実施を急ぐこと。
店舗敷地内に給油所の増設が始まり、「危険物取扱者乙4種」の
資格者を増やし、給油所の緊急事態に対処できるように訓練するこ
と。
又、社員の意識向上のために、トヨタ自動車の「エコ検定」の受験
を検討すること。
環境に関する苦情はなかったが、店舗が大型化される状況では、
今後も苦情がないとは考えにくい。
本年の熊本地震により社内の被害に対処後、取引先への支援迄、
環境に関する苦情や要望対応状況
対応できたことは、一部ではあるがお客様の要望に応えることがで
①社内システムの未構築
きたと考える。
レンタカーの苦情は、レンタカーの責任者が応対しており、それ
をベースに苦情、要望に対応する社内システムを構築すること。
環境目標を達成するため、CO2 の排出量の目標設定を「電気使用
量」「社用車のガソリン使用量」「HV 車両貸出によるガソリン削減
是正処置、予防処置について
量」のみに目標を設定すれば、CO2 の排出量の目標を達成すること
環境目標未達成の是正処置が必要
は可能と考えるが、レンタリース事業の特質を考え、事業に合う目
標の設定と対策を検討すること。
最大の問題は、CO2 排出量の目標未達成である。
前回の代表者の指示事項への対応
毎年、環境状況が変化しており、環境活動として取組む事項が増
えているが、優先順位をつけて出来るものから実施すること。
熊本県庁前店にて地下水を洗車用に使用すること開始したため、
その他事項
熊本空港店、八代店にポンプが設置されており、今後の使用量が増
地下水の使用量の未測定
えることを考えて、2店舗の地下水使用の有無を確認し、熊本県の
本社敷地内屋外を一部緑地化
条例を調べて適切に処理を行うこと。
- 14 -
2.
全 体 の 評 価 と 見 直 し
全 体 の 評 価
EA21環境活動の4年目を向かえ、今期は電気と水の使用量の目標を達成したが、既存店舗が使用量を
削減しても、増設された熊本新幹線口店の使用量が削減量を上回ってしまい、結果的に電気と水の使用量は
前年度増となった。
営業戦略上、拠点の大型化及び給油所の併設等の事業拡大は CO2 排出量、水の使用量を増加させる結果と
なり、当社の事業が環境に与える影響が徐々に見えてきた。
燃費、価格、シェア争いが激化し、大量生産、大量販売、大量消費の時代ではなくなってきている日本市
場の中で、レンタリース事業は、大量保有(車両)、大量貸出、大量消費の時代をむかえ、当社が環境に取
り組むことは更に重要になってきている。
本年度は、東バイパス店を新築移転し、お客様が入りやすい建物になったが、旧建物より大型化したため、
新店舗の電気使用量は旧店舗を上回ることが予想される。
ガソリンの使用量は、リース営業車を HV 車に代替したため、社用車のガソリン使用量は減ると見込んで
いる。又、リース営業車にメーカー推奨の TransLog を装着したことにより、TransLog のデータを EA21 で活
用することを検討したい。
平成28年度以降の電気使用量については、既存の店舗が前年度以上に電気使用量を抑えなければ、目標
達成は難しいと考える。
今までに継続的にデータを取得してきたことで、会社全体の EA21 おける実態や傾向が見えてきているが、
今後の目標値の達成のために有効な対策を検討する必要がある。その為には全体のデータを分析するだけで
はなく、個別にデータを分析する必要があり、先ずは店舗別のデータを四半期毎に集計し、各店舗に実績を
フィードアップする仕組みの構築が必要と考える。個別にデータの把握ができるようになれば、店舗別の目
標値の設定や対策の検討を行い、環境経営の実現により更に環境活動を強化することができると考える。
しかし、今回の熊本地震により、熊本県内のレンタカー部門の復興需要も落ち着き、観光需要が大幅に減
尐し、今後のレンタカーの利用の予想が見通せないため、当社の事業がEA21環境にどのように影響を与
えるかは予想がつかない。
EA21取得後4年目ではあるが、今後数年は震災後のEA21環境活動の実績の推移を、注意して見て
いく必要があると考える。
当社は、将来的には太陽光等による自家発電、緑地の造成による CO2 削減、使用済水の浄化再利用等の費
用(設備投資)がともなう対策を打たない限りは、増え続ける CO2 排出、水の使用量を削減することは難し
いが、熊本地震を経験し、防災に環境を上手くプラスすることで EA21 の環境活動につながると考える。
今回の熊本地震で被災した社屋や店舗の修理では、地球環境に考慮し、使用できる建具、断熱材等は補修
して再利用し、照明器具をLEDへ取り換えるなど環境に配慮して補修工事を行った。そのため業務の再開
に時間がかかり、幸い店舗の営業は休業することなく再開することはできたが、事業継承のために災害に備
えておくことが重要であることを改めて思い知らされた。
災害時の事業継承には、建物の耐震化に加え、電気と水のバックアップは必要不可欠であるが、情報化さ
れた業務に必要な電気の確保のために、通常電源以外に自家発電設備、太陽光発電もあれば、短期間で営業
再開が可能になる。又、スタッフの飲料水、生活用水の確保のために、上水に加え、井戸水の併用も防災に
必要と考える。店舗への給油施設の設置も災害時の燃料の確保に必要であるが、これらの電気、燃料、水は
環境負荷項目のため、管理することが更に重要と考える。
今後数年間、熊本県の復興に時間を要することを考えれば、震災が地球環境に与える CO2排出量を抑えて
いくことは難しいと思われる。震災前の状況に復興するのではなく、環境に配慮する復興に一歩踏み出した
活動を目指していきたい。又、行政が環境に配慮した熊本県の地元企業を支援するなどに期待したい。
見 直 し 事 項
No.
1
2
3
環境マネジメントシステムの見直し事項
環境目標、環境活動の変更の必要性
環境経営システムの変更の必要性
その他
見直し結果
熊本県庁前店で地下水を使用しているため、水の使用量
に地下水を含めるため、データの取得を開始する。
店舗別に実績(CO2 排出量、水の使用量)のフィードバ
ックの仕組みを検討する。
TransLog の EA21 環境活動への活用方法を検討する。
震災後の CSR 委員会の再開を早期に行う。
- 15 -
<活動及び記録写真の紹介>
◎リサイクル業者への搬入実績
7月4日
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
アルミ缶
9 月 11 日
44kg
新聞
260kg
雑誌
90kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
新聞
90kg
紙シュレッダー
10 月 26 日
120kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
雑誌
12 月 10 日
260kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
アルミ缶
1 月 15 日
30kg
紙シュレッダー
200kg
新聞
100kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
新聞
50kg
雑誌
20kg
紙シュレッダー
2 月 13 日
190kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
紙シュレッダー
200kg
アルミ缶
3月8日
7kg
長野商店
ペットボトル
40kg
再生資源リサイクルセンター(石坂グループ)
紙シュレッダー
合計
210kg
新聞
40kg
雑誌
70kg
アルミ缶
22kg
鉄屑
19kg
アルミ缶
103kg
新聞
510kg
シュレッダー
920kg
ペットボトル
40kg
- 16 -
雑誌
440kg
阿蘇駅前店
節水型洗車機
熊本空港店
節水型洗車機
- 17 -
リサイクル業者へ
持ち込み作業
市内近隣店舗からの回収
回収工場の選別作業
- 18 -
エコドラチャレンジ
キャンペーン
- 19 -
Fly UP