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検体輸送とドライアイスの影響について

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検体輸送とドライアイスの影響について
FAQ(血栓・止血)
検体輸送とドライアイスの影響について
Q 検体輸送にドライアイスを使用すると、凝固検査のデータに影響すると聞いたことが
あります。
どのような影響があるのでしょうか。
A
ドライアイスは、気化して炭酸ガス(CO2)を発生します。輸送容器内に炭酸ガスが充満すると、検体
内に溶け込むことがあります。この炭酸ガスの影響を受けて、検体の炭酸ガス量と相関する形でpHが低
下し、凝固時間が延長します。蓋付きスピッツなどでも、蓋との密着性によりデータに影響が見られま
す。ドライアイス使用時には、確実に密栓して、炭酸ガスと接触しないように注意してください。
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