Comments
Description
Transcript
資料 - 日本オラクル
Oracle Database 高可用性機能の活用方法 オラクル・コーポレーション プロダクトマネジメント バイスプレジデント アシシュ・レイ Copyright © 2015 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | • 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明する ものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約 にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機 能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定 を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載さ れている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により 決定されます。 OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 Copyright © 2015 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 2 参考資料(日本語) • 製品情報 – Database High Availability • http://www.oracle.com/jp/products/database/high-availability/overview/index.html – Zero Data Loss Recovery Appliance • http://www.oracle.com/jp/engineered-systems/zero-data-loss-recoveryappliance/overview/index.html • 技術情報 – Database High Availability • http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/features/availability/index.html – Zero Data Loss Recovery Appliance • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/column_recovery_appliance Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 3 Agenda 1 高可用性に関するビジネス上の課題 2 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 3 MAAの導入 4 顧客導入事例 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 4 高可用性(HA)に関するビジネス上の課題 ダウンタイムと データ損失のリスクを解消 投資回収率を高めつつ サービスを改善 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 5 従来型のHAインフラストラクチャの危険性… ヨーロッパのクラウド・インフラストラクチャ・プロバイダ 5日間 停止 ストレージ・アレイで障害が発生し、DR用のテープ・バックアップを 読み込めなかった 世界的な専門小売店 – Eコマース用アプリケーション ディスク障害の後、ミラーリング・ディスクに障害が発生した ローカル・バックアップからのリストアに失敗した DRサイトのコピーを使用したリストアも失敗した 米国の民間金融機関 – インターネット・バンキング リモートSANへのミラーリングを行っているプライマリSANの破損 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 8日間 停止 48時間 停止 6 エンタープライズには優れたHAアプローチが必要 要件 ソリューション・プロファイル 障害からの保護 あらゆるタイプ、あらゆる場所への対応 リカバリ・タイムの短縮 ゼロ、秒または分単位 データ損失を防止 ゼロまたは秒単位 リスクの最小化 継続的な検証、いつでもテスト 手間の解消 シンプルで事前統合済み ROI向上 コスト削減、すべての資産を活用 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 7 Agenda 1 高可用性に関するビジネス上の課題 2 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 3 MAAの導入 4 顧客導入事例 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 8 Maximum Availability Architectureとは? • あらゆるプラットフォームや アプリケーションのための データベース・アウェアなHA アーキテクチャ • コミュニティで培ったノウハウを 生かした、HAベスト・プラクティス を組み込んだもの 24 X 7 • Oracle Engineered Systemsに統合済み Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 9 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 本番環境サイト RAC – スケーラビリティ – サーバーHA ASM – ローカル・ Enterprise Manager Cloud Control アクティブ・レプリカ – Site Guard、Coordinated Site Failover Active Data Guard Application Continuity – アプリケーションHA – データ保護、DR – クエリ・オフローディング Global Data Services GoldenGate – サービス・フェイルオーバー/ – ロード・バランシング – アクティブ-アクティブの レプリケーション – 異種混在 ストレージ保護 Flashback – 人的ミスの修正 Edition-Based Redefinition, Online Redefinition, Data Guard, GoldenGate – 最小限のダウンタイムでの保守、アップグレードと移行 RMAN, Oracle Secure Backup, Zero Data Loss Recovery Appliance – ディスク、テープ、クラウドへのバックアップ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 10 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 本番環境サイト RAC – スケーラビリティ – サーバーHA ASM – ローカル・ Enterprise Manager Cloud Control アクティブ・レプリカ – Site Guard、Coordinated Site Failover Active Data Guard Application Continuity – アプリケーションHA – データ保護、DR – クエリ・オフローディング Global Data Services GoldenGate – サービス・フェイルオーバー/ – ロード・バランシング – アクティブ-アクティブの レプリケーション – 異種混在 ストレージ保護 Flashback – 人的ミスの修正 Edition-Based Redefinition, Online Redefinition, Data Guard, GoldenGate – 最小限のダウンタイムでの保守、アップグレードと移行 RMAN, Oracle Secure Backup, Zero Data Loss Recovery Appliance – ディスク、テープ、クラウドへのバックアップ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 11 Oracle Data Protection and Availability 設計原理 各レベルで データを保護 強力な障害切り分け リアルタイムでの検証 リアルタイムのHA/DR: すべてのコンポーネントが アクティブ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 12 Agenda 1 高可用性に関するビジネス上の課題 2 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 3 MAAの導入 4 顧客導入事例 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 13 可用性サービス・レベル エンタープライズ全体のプライベート・クラウド用にMAAを導入 PLATINUM GOLD SILVER BRONZE • Platinum対応アプリケーションに対する機能停止はゼロ • 距離に関係なくデータ損失はゼロ • あらゆる機能停止に対するHA: サーバー、データベース、クラスタ、 サイト、地域 • データ損失ゼロで瞬時にフェイルオーバー • 復旧可能な機能停止に対するHA • バックアップとREDOによってオラクル・データを完全に保護 • 基本サービスの再起動、データベース統合された破損からの保護 • バックアップによってオラクル・データを保護 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 14 Bronzeリファレンス・アーキテクチャ 基本的なサービスの再起動とバックアップからのリストア 再起動 BRONZE バックアップ • 主要なHAコンポーネント – 効率的なデータベース統合 – 自動的に再起動 – データベース統合された破損から の保護 – Flashback and Recovery Manager – セルフサービス・プロビジョニング とライフサイクル管理 – Zero Data Loss Recovery Appliance Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 15 単一インスタンスのOracle Database用Oracle Restart • ハードウェアまたはソフトウェア障害後、 あるいはホスト・コンピュータの再起動後に、 オラクル・コンポーネントを自動的に再起動 – データベース・インスタンス、リスナー、 サービス、ASMインスタンスとOracle Notification Services (ONS) – すべてのコンポーネントを適切な順番で再起動 – 定期的にヘルス・チェックを実行 参照: 『Oracle Restart with Oracle Database 12c』、My Oracle Support Note 1584742.1 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 16 追加のHA機能 シングル・インスタンス・データベースで提供 Flashback ASM 再編成 Recovery Manager (RMAN) Fast Recovery Area Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 17 Next-Generation Data Protection Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 18 バックアップ技術の進化 テープ・ ネットワークに接続 ライブラリ されたストレージ 1980年代 1990年代 仮想テープ ・ライブラリ (VTL) 2000年代始め 重複解消 カスタマイズされた バックアップ・アプライアンス (Purpose-built Backup Appliance :PBBA) 2000年代後半 2010年代 業界はアプリケーションの可用性ではなく、 ストレージ・キャパシティの最適化を重視 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 19 データ保護: 今でも難しいタスク バックアップ速度が 遅すぎる バックアップは 常に管理が必要 • データ保護の 大きな障害とは? • 最大の障害は 増え続ける大量データの バックアップと管理 複雑なリカバリ 本番環境の スピードが低下 複数のバックアップ を調整 Ref. Oracle Database And Data Protection Survey (200 IT professionals), January 2014 http://www.dbta.com/DBTA-Downloads/ResearchReports/Oracle-Database-and-Data-Protection-Survey-Results-4331.pdf Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 20 Zero Data Loss Recovery Appliance ビジネス・クリティカルな データを保護するための まったく新しいアプローチ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 21 Recovery Appliance が実現する比類なきメリット ゼロ・データ・ロス バックアップの影響を最小化 リアルタイム・ログ転送に より迅速なトランザクション 保護を実現 本番環境はデータ変更のみを 転送、全てのバックアップや テープ処理をオフロード データベース・レベルの 確実な復旧 卓越した拡張性 バラバラなファイル管理では なく、エンドツーエンドの 信頼性と可視性、管理が可能 単一システムを柔軟に 拡張し、データセンター内の 全てのデータベースを 容易に保護 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 22 Zero Data Loss Recovery Appliance データ損失は発生しない テープ・バックアップ をオフローディング Recovery Appliance 保護データベース Delta Push • 永続増分バックアップ • リアルタイムREDO送信 すべてのOracle Databaseを保護 • ペタバイトのデータ • Oracle 10.2-12c、あらゆるプラットフォーム • 高額なバックアップ・エージェントは不要 リモート・アプライアンスへの レプリケーションによる災害対策 Delta Store • ディスク上に検証、圧縮済みの変更を保存 • 特定時点に迅速にリストア • リカバリ・ウィンドウをエンドツーエンドで制御 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 統合管理 • Enterprise Manager 23 スペース効率のよい「仮想」フル・バックアップ もはやフル・バックアップは不要:永続的な増分処理アーキテクチャ N日分の仮想フル・バックアップ 1日目の仮想フル・バックアップ 0日目 フル・ バックアップ 1日目 増分 N日目 増分 • 1回限りフル・バックアップを行い、 毎日、増分を基に仮想のフル・デー タベース・バックアップを行う。 • 増分バックアップ時点での物理的な フル・バックアップを、ポインタ・ ベースで作成 • 一般に仮想バックアップのほうが スペースを10分の1に抑えられる 保護データベース Delta Store • 最小限のスペースで長期的なバック アップ履歴を保存できる • データベースの「タイムマシン」 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 24 任意の時点に迅速にリストア 本番サーバーにロードして、古いバックアップとマージする必要はない RESTORE DATABASE TO DAY ‘N’ 「N」日分のフル・バックアップ • あらゆる仮想フル・バックアップを 直接リストア 0日目 フル・ バックアップ 保護データベース 1日目 増分 Delta Store N日目 増分 • 仮想フル・バックアップから、 すべての参照ブロックを効率的に検索 • 従来のようなリストアや増分マージで 見られたような本番サーバーの オーバーヘッドは解消 • 高いスケーラビリティとパフォーマ ンスを実現するハードウェア・アーキテ クチャ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 25 Policy-Based Cloud-Scale Database Protection Gold Policy – Customer Critical Disk: 35 days Tape: 90 days Tape • 標準化されたリカ Silver Policy – Internal Critical Disk: 10 days Tape: 45 days Replica Bronze Policy - Test/Dev Disk: 3 days Tape: 30 days Recovery Appliance 保護ポリシー バリ・ウィンドウ、 テープ保存、レプ リケーション・ ポ リシー Replica Recovery Appliance also Policy-Based Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 26 単一のEMコンソールで エンドツーエンドの可視性と制御を実現 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 27 構成: Base Rack からスタートし、段階的に拡張 Recovery Appliance Base Rack • Base Rack – 2x Compute Servers with high speed connectivity • Eight 10 Gb Ethernet ports per rack • Twelve 40 Gb InfiniBand ports per rack • Optional Four 16Gb Fibre Channel ports for tape connectivity Extra Storage – 3x Storage Servers • Each storage server has 12 high capacity disks • Usable capacity for incoming backups in base rack: 50.5TB • 購入時または後日、追加の Storage Server を選択 し キャパシティを増加 – Storage Server 1台あたり使用可能容量 19.3 TB Fully Redundant • Full Rack: 2x Compute Servers, 18x Storage Servers, 使 用可能容量 340 TB Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 29 最新のScale-out Database Protection as a Service ボトルネックや単一障害点はない 保護 データベース キャパシティに 合わせて接続 を拡大 キャパシティに 合わせてファイバ ・チャネルの接続 を拡大 10GigEまたは InfiniBand Oracle Database 10.2, 11g, 12c • データ処理用にコンピューティング・サーバーをスケールアウト • 永続性と重複排除のためにストレージ・サーバーをスケールアウト • スケーラブルなInfiniBand内部ファブリック Recovery Applianceを拡大してデータ・センター全体を保護 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 30 Silverリファレンス・アーキテクチャ 復旧可能なローカルでの機能停止に対するHA クラスタ SILVER バックアップ + REDO • 主要なHAコンポーネント – Oracle Databaseクラスタ: Oracle RACとRAC One Node – 統合アプリケーション・フェイルオーバー – Recovery ApplianceによるリアルタイムのREDO送信 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 31 Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC) アクティブ-アクティブのクラスタリングによって、ユーザーが障害に気付かないようにする アプリケーション ・サーバー 読み書き インスタンス 読み書き データベース • 複数のインスタンスで単一データベースへの アクセスを共有 • 非常に高いスケーラビリティ – すべてのインスタンスがアクティブ – キャパシティをオンラインで追加 – データベース統合のための理想的なプラットフォーム • 非常に高い可用性 – すでに実行中のインスタンスにサービスを移動 – ノード全体でのローリング・メンテナンスによる ダウンタイムはゼロ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 32 ノード障害、ローリング・メンテナンス Oracle RACクラスタ内 プライマリ・サイト アプリケーション 層 • インスタンスに障害が発生した場合や、 シャットダウンした場合に、アプリケー ション層に通知する – tcpタイムアウトを待たずに、アプリケーション は即座に接続をドロップする データベース サービス • アプリケーションは残っているインスタ ンス上で既に実行中のサービスに自動的 に接続する データベース 層 • 定期保守時に接続プールを空にしてアプ リケーションに対してトランスペアレン トにサービスを開始/停止する プライマリ・データベース Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 33 21:40:56 21:45:05 21:49:14 21:53:23 21:57:32 22:01:42 22:05:51 22:10:00 22:14:09 22:18:18 22:22:27 22:26:36 22:30:45 22:34:54 22:39:03 22:43:13 22:47:22 22:51:31 22:55:40 22:59:49 23:03:58 23:08:07 23:12:16 23:16:25 23:20:34 23:24:44 23:28:53 23:33:02 23:37:11 23:41:20 23:45:29 23:49:38 23:53:47 23:57:56 0:02:05 0:06:15 0:10:24 0:14:33 0:18:42 0:22:51 0:27:00 0:31:09 0:35:18 0:39:27 0:43:36 0:47:45 0:51:55 0:56:04 1:00:13 1:04:22 1:08:31 1:12:40 1:16:49 1:20:58 1:25:07 1:29:16 1:33:25 1:37:35 RACの定期保守中のOLTPワークロード トランザクション/秒 6000 5000 4000 3000 2000 サービス停止/ 開始時にアプリ ケーションへの 影響はない 1000 0 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 34 Goldリファレンス・アーキテクチャ あらゆる機能停止に対するHA: サーバー、データベース、クラスタ、サイト、地域 GOLD クラスタ レプリケーション • 主な機能 – データベース・アウェアなレプリケーション – 統合アプリケーション・フェイルオーバー Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 35 Active Data Guard:高度な機能 Oracle Database Enterprise Editionのオプショナル・ライセンス プライマリ・データ・センター DRデータ・センター 高速なフェイルオーバー (手動または自動) スタンバイ・データベースを読み取り専用で オープン:加入者からの問い合わせ、カタ ログ検索、価格情報、オーダー・ステータ ス、レポートなどに利用 同期/非同期 距離に関係なくデータ損失はゼロ 自動ブロック・リペア Recovery Applianceに高速増分 バックアップ Enterprise Manager Cloud Control Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 36 ストレージ・リモート・ミラーリング・アーキテクチャ 汎用: すべてのファイルへの書き込みを送信する必要がある プライマリ・データベース ミラーリングされたボリューム Oracleインスタンス(メモリ内) • オラクルの検証はゼロ • 7倍のネットワーク・ボリューム • 27倍のネットワークI/O SYNCまたはASYNC • 投資回収率はゼロ ブロック・レプリケーション Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 38 ストレージ・レプリケーションの根本的な欠点 切り分けが不適切、アプリケーション・レベルの検証がまったく行われない 「…I/Oスタック内で何かが起こり、データベースの書き込みがおかしくなって しまった場合でも、Symmetrix Aは間違ったデータをサイトBにレプリケート してしまい、破損は検出されないままになってしまう」 IntegrityでのEMCブログ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 39 迅速な役割変更でダウンタイムを最小化 Oracle Database 12c:Data Guardによるフェイルオーバーと切り替えのタイミング 単一 インスタンス RAC フェイルオーバー 9s スイッチオーバー 19s RAC:500接続 RAC:1000接続 (プライマリとスタンバイ) (プライマリと スタンバイ) 16s 24s 28s 34s 46s 52s Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 40 サイトの一部または全部を 新しいData Guardプライマリにフェイルオーバー アクティブ-アクティブのアプリケーション層、接続はプライマリに従う サイトA サイトB 3 アクティブ-アクティブ アプリケーション層 データ ベース サービス プライマリ・ データベース 2 データベース層 1 新しいプライマ リへの再接続を 行うよう、アプ リケーションに 通知 データベース・ サービスは自動的 に開始 Data Guard フェイルオーバー: 手動 または自動 新しいプライマリ・データベース スタンバイ・データベース Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 41 アプリケーション・フェイルオーバーのタイミング Active Data Guardによるフェイルオーバー 4~5秒で1000の接続を確立 フェイルオーバー開始 フェイルオーバー終了は 24秒後 FANイベントを クライアントが受信 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 42 Oracle GoldenGate 柔軟な論理レプリケーション Capture Trail Files ソースとターゲット オラクルとオラクル以外のデータベース Trail Files Pump LAN / WAN /インターネット TCP/IP経由 Delivery ターゲットとソース オラクルとオラクル以外のデータベース • ターゲット・データベースはソースの論理コピー、Read-Writeでオープン可能 • 異種混在環境を包括的にサポート • 非同期レプリケーションによってデータ損失がほぼゼロとなるように保護 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 43 Platinumリファレンス・アーキテクチャ アプリケーション障害とデータ損失がゼロ PLATINUM Platinum対応アプリケーション クラスタとレプリケーション • 主な機能 – – – – 距離に関係なくデータ損失はゼロ エンドユーザーには障害は見えない ダウンタイム・ゼロでの保守と移行 レプリケーションされたデータベース群はGlobal Data Servicesが 管理 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 44 Active Data Guard Far Sync 距離に関係なくデータ損失がゼロの保護機能 SYNC ASYNC 距離制限がある あらゆる距離 データ損失がゼロの フェイルオーバー WAN経由で圧縮データを送信 プライマリ・データベース • 本番用コピー Far Syncインスタンス • オラクルがファイルとログ・ファイルを 管理 • データベース・ファイルはなし • メディア・リカバリもなし • トランスポート圧縮のオフローディング • 最大30のリモート拠点に対応 アクティブ・スタンバイ・データベース • データ損失がゼロのフェイルオーバー・ ターゲット • DRとレポート処理用インスタンス • オープン読み込み専用 • オラクルによる継続的な検証 • 手動または自動でのフェイルオーバー Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 45 Active Data Guard Far Sync:運用フロー プライマリ スタンバイ SYNC ASYNC Far Sync インスタンス Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 46 Active Data Guard Far Sync:運用フロー(続き) プライマリ スタンバイ プライマリ SYNC ASYNC Far Sync インスタンス 距離に関係なくデータ損失がゼロ! Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 47 アプリケーションの継続性 非定期/定期の停止のマスキング 1. Database Request 5. Response Application Server 2. DB Calls 3. Errors, Timeouts 4. Application Continuity Database Servers • 復旧可能なエラーにその場で対応して 再生 • 多数のハードウェア、ソフトウェア、 ネットワーク、ストレージ・エラーや 障害に対するマスキング • カスタム・アプリケーションを開発 しなくても、エンドユーザー・ エクスペリエンスと生産性を向上 • Oracle Database 12cでOracle RAC、RAC One NodeおよびActive Data Guardに 含まれている Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 48 Oracle GoldenGate 双方向論理レプリケーションで定期保守時のダウンタイムをゼロに LAN / WAN /インターネット TCP/IP経由 ソースとターゲット オラクルとオラクル以外のデータベース 双方向 ターゲットとソース オラクルとオラクル以外のデータベース • ダウンタイム・ゼロでの保守と移行 • アクティブ-アクティブの高可用性 • 異種混在レプリケーション、データ分散と統合 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 49 例:ダウンタイム・ゼロのアップグレード&移行 開始: 最新のバージョン/プラットフォームで実行中の本番環境 プライマリ データベース ACTIVE DATA GUARD SYNC/ASYNC Active Data Guard スタンバイデータベース (バージョンn) (バージョンn) Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 50 フェーズ1 コピー作成、n+1へのアップグレード、そしてGoldenGateを使用して 全バージョンに同期化 プライマリ データベース ACTIVE DATA GUARD SYNC/ASYNC Active Data Guard スタンバイ (バージョンn) (バージョンn) GoldenGate 単一方向 コピー作成、 アップグレード、同期 (バージョンn+1) Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 51 フェーズ2 バージョンn+1でスタンバイを作成し、双方向のレプリケーションを有効にし、 ユーザーを徐々に移行する プライマリ データベース ACTIVE DATA GUARD SYNC/ASYNC Active Data Guard スタンバイ (バージョンn) (バージョンn) GoldenGate 双方向 新しいプライマリ データベース ACTIVE DATA GUARD SYNC/ASYNC (バージョンn+1) Active Data Guard スタンバイ (バージョンn+1) Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 52 終了 移行が完了したら古いバージョンは破棄して、資産を導入し直す 新しいプライマリ・ データベース ACTIVE DATA GUARD SYNC/ASYNC Active Data Guard スタンバイ (バージョンn+1) (バージョンn+1) Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 53 Oracle Database 12cのGlobal Data Services レプリケーションされたデータベースに対するワークロード・ルーティング、 バランシング、サービス・フェイルオーバー サイトA • Oracle 12c以前のDatabase Serviceは、単一のRAC データベースで実行するように設計されていた サイトB • Oracle 12cではGlobal Database Servicesが新たに導入 され、複数のRACとRAC以外のデータベースを網羅 して実行できるようになった グローバル・データ・サービス グローバル・ サービス・ フェイルオーバー – RAC形式のサービス・フェイルオーバー、 ワークロード・ルーティングとバランス調整を 複数のレプリカに対して実施 SALES GDS POOL (OE_service) Active Data Guardまたは Oracle GoldenGate プライマリ – Data Guard、GoldenGateに対応 アクティブ・スタンバイ HR GDS POOL (payroll_service) Oracle GoldenGate ロード・バランシング マスター マスター – ネットワーク・レイテンシ、レプリケーション・ ラグ、サービス配置ポリシーを考慮 • アプリケーションの可用性とパフォーマンスを 最大化し、レプリカのROIを向上 • Active Data GuardとOracle GoldenGateに含まれてい る Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 54 Agenda 1 高可用性に関するビジネス上の課題 2 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA) 3 MAAの導入 4 顧客導入事例 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 55 MAA:世界中の顧客実績 • PayPal: MAAによってOLTPのための卓越したパフォーマンスを達成 • Wells Fargo: HA/DRのための従来のインフラストラクチャをMAAに入れ替え • Fidelity Investments: MAAで総合的なデータ保護と可用性を提供 • Symantec (旧Verisign): MAAを使ってローカルでのデータ損失がゼロのHAフェイルオーバーとリ モートDRを達成 • Athenahealth: 本番をスタンバイ・システムにオフローディングしてHA/DR環境を構築 • Thomson Reuters: MAAによってODSとデータ・ウェアハウスの卓越したパフォーマンスを達成 • Paychex: MAAで読み取り専用ワークロードをスタンバイ・システムにオフローディング • US Cellular: MAAによる運用データ・ストア • Garmin International: MAAによるデータベース統合 • Commonwealth Bank of Australia: MAAでPlatinumグリッドとDatabase as a Serviceを実現 • Bank of America: MAAサービス・レベル階層 http://www.oracle.com/technetwork/database/features/availability/ha-casestudies-098033.html Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 56 米国税関・国境警備局 ベネフィット “Oracle Exadataにより、我々のIT戦略は、「構築」から「サー ビスの開発とサポート」にフォーカスが移りました。” - Ken Ritchhart, Deputy Assistant Commissioner ビジネス課題 • すべての貨物および米国入国 者のリアルタイム処理とモニタ リング • データセンターコスト削減 アプリケーション の高速化 ストレージ コスト削減 高可用性 コスト削減 10倍高速化 1 Petabyte 99.95% 75% 320億クエリ /Day SANリプレース Exadata V2 Primary/Standby Data Guard Exadata X2-2 Primary /Standby Exadata X2-8 Primary/Standby Data Guard Data Guard ソリューション • 2010: V2、X2-2による実装 • 2011: X2-2、X2-8追加 • 2012: X2-8、Exalogic追加 2010 Automated Targeting Systems 2010 - 2011 Automated Export Systems 2011 - 2012 Passenger & Cargo Systems Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | Enterprise Data Warehouse 57 PayPal: リアルタイムOLTP 利点 アプリケーション の高速化 「私たちがOracle Exadataを選択したのは、何ペタバイトものデータに 対して100ms未満の応答時間を実現することにより、機敏さを維持 するためでした。」 全体で10倍の 加速 リスク・エクスポージャー の軽減 99.99%の分析 最大可用性 支払い取扱量の増加 99.99% 200%増加 - PayPal最高技術責任者、Sehmuz Bayhan氏 目標 • 100ms未満で支払いの100%のリスク分 析 Exadata X2-8が2台 ストレージを2倍に拡張 Exadata X2-8が2台 ストレージを2倍に拡張 スタンバイ(DRデータ・センター) 本番(プライマリ・データ・センター) • 99.999%の改善 • トランザクション量を倍増 Active Data Guard ソリューション • 3つのポッド、2台のX2-8に追加 された2台のX2ストレージ拡張 ラック、Active Data Guardによる 同一スタンバイ構成 650マイルを超える WAN(30ms) 3つの「ポッド」に またがる合計24の Exadataシステム 120TBのデータベース X 3 = 360TB(合計)) • 秒当たり300,000+の実行 • 応答時間は平均40ms(99.99%) Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 58 AmerisourceBergen: SAP ERP、CRM 導入期間の 短縮 メリット 可用性の最大化 数日間で導入 (従来は数週間 かかっていた) 「(Exadataによって)AmerisourceBergenは社内で 中断なく、スループットをすぐに倍増できるように なりました。 これは非常に安定性とスケーラビリテ ィが高いソリューションです。」 予定外のダウンタ イムはなし スケーラ ビリティ 2倍以上の トランザクション 毎月のデータ量が1 TB増 加 データ・センター のコスト削減 2対1の統合 - Philip Hotz氏、EITS Oracle Support/SAP Basisのマネージャ ビジネス目標 Exadata導入前 Exadata X3-8/X3-2 • キャパシティ増加 スタンバイ Exadata X3-8/X3-2 + ストレージ拡張 本番 DR • システムの安定性向上 • スケーラブルなシステム Data Guard • 堅牢なHA/DR • フットプリントの削減 ソリューション • 2013年:6つのフル・ラック + 3つの ハーフ・ラック + ストレージ拡張 • 2014年:ストレージ拡張: 2つのハー フ・ラック + 1つのフル・ラック • IBM X64 Suse Linux • EMCストレージ・アレイ、 SRDFレプリケーション • SAPアプリケーション1つに 対して9つのシステム • • • • Data Guard WAN (60マイル/ 約96km) SAP ERP、CRM、NetWeaver Portal、PI、IDM 今後: 230 TB以上、100以上のDBを統合 スタンバイからRMANのフル・バックアップ アーカイブ・ログ・バックアップは1.5 TB/日 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | • DR: 2つのX3-8フル・ラック& 2つのX3-2 ハーフ・ラック、ストレージ拡張用 ハーフ・ラック • QAまたはUAT用のステージング・エリア 59 Thomson Reuters オンライン情報サービス用にOracle MAAを導入 http://www.oracle.com/technetwork/database/availability/thomson-reuters-2030147.pdf Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 60 構成要素 • TR構成要素 – Linux、Intel、Oracle、NAS • MAAベスト・プラクティス – Oracle RAC – Active Data Guard – Oracle GoldenGate サービス・レベル階層 GOLD SILVER BRONZE アプリケーション停止はゼロ 読み込みのダウンタイムはゼロ 数分程度のダウンタイム ユーザー データ コンテンツ配信 コンテンツ・ パブリッシング Thomson Reuters • パターン組み合わせによって、 高可用性システムを構築 Maximum Availability Architecture (MAA) クラウドにOracle Databaseを導入するための手法を標準化 1. 標準的なリファレンス・ アーキテクチャ 2. オラクル用に最適化 3. 継続的なサービス 4. データ損失は発生しない 5. 拡大/縮小が容易 www.oracle.com/goto/maa Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 64 追加のリソース www.oracle.com/goto/maa www.oracle.com/goto/ha 顧客事例&ケース・スタディ https://blogs.oracle.com/MAA/ Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 65 ご質問・ご相談等ございましたら、終了後もお受けしております あなたにいちばん近いオラクル Oracle Direct 0120-155-096 (平日9:00-12:00 / 13:00-18:00) http://www.oracle.com/jp/direct/index.html Oracle Direct 検索 各種無償支援サービスもございます。 Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. | 66 Copyright Copyright © 2015, © 2015 Oracle Oracle and/or and/or its affiliates. its affiliates. All rights All rights reserved. reserved. | |