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ロシアCIS月報(2015年6月号)
ロシアCIS月報(2015年6月号) 国際業務部 ユーラシア三菱東京UFJ銀行 経済 経済(1/4) 経済発展省: 2015年-2018年経済見通し発表。2月発表分(括弧内)に比べると改善。(5月28日) 2015年は、基本シナリオ(制裁は2018年まで継続、原油価格50米ドル)でGDP成長率▲2.8%。鉱工業生産は▲1.3%、投資は ▲10.6%、実質可処分所得▲7.8%で小売は▲7.8%。 インフレ率は年末11.9%に下がる予測。楽観シナリオ(原油価格60米ドル)で もGDP成長率▲2.5%、鉱工業生産▲1.1%、投資▲8.7%、実質可処分所得▲7.6%、小売▲8.0%と余り変わらない。 2016年は、基本シナリオ(原油価格60米ドル)で、GDP成長率+2.3-3.1%に回復。鉱工業+1.5%、投資+3.1%、小売+1.5%、インフレ 7%。 2014 2015 2016 2017 2018 基本 楽観 基本 楽観 基本 楽観 基本 楽観 97.6 50 60 60 70 65 80 70 90 GDP成長率 +0.6% ▲2.8%(▲3.0%) ▲2.5% +2.3% +3.1% +2.3% +2.7% +2.4% +3.3% 鉱工業生産 +1.7% ▲1.3%(▲1.6%) ▲1.1% +1.5% +2.1% +1.6% +2.3% +1.9% +2.6% - +0.9% - +1.9% - +2.3% - +2.2% - 固定資本投資 ▲2.7% ▲10.6%(▲13.7%) ▲8.7% +3.1% +4.6% +2.3% +3.6% +3.2% +4.8% 小売売上高 +2.7% ▲7.8%(▲8.2%) ▲8.0% +1.5% +2.5% +3.1% +4.6% +3.7% +5.2% 実質可処分所得 ▲0.8% ▲7.8%(▲6.3%) ▲7.6% +1.1% +2.1% +2.6% +3.7% +2.8% +3.8% 実質賃金 +1.3% ▲9.8%(▲9.6%) - +2.1% - +4.1% - +4.2% - 失業率 5.3% 6.0% - 5.9% - 5.8% - 5.7% - 平均インフレ率 7.8% 15.7%(15.8%) - 7.0% - 6.5% - 5.5% - 年末インフレ率 11.4% 11.9%(12.2%) - 7.0% 6.5% 6.3% 5.9% 5.1% 4.8% 貿易黒字(億米ドル) 1,898 1,309 (1,370) 1,360 1,405 1,470 1,526 1,710 1,683 2,050 輸出(同上) 4,978 3,478(3,340) 3,760 3,763 4,100 4,021 4,540 4,306 5,050 輸入(同上) 3,080 2,169(1,970) 2,400 2,359 2,630 2,495 2,830 2,626 3,000 595 608(560) 650 632 690 737 860 847 1,020 純資本流失(同上) 1,541 1,100(1,150) 1,100 700 500 600 400 550 250 平均対米ドル為替レート 37.97 60(61.5) - 56.8 - 54.5 - 53.2 - 原油価格(米ドル) 農業 経常収支(同上) (出所)ロシア経済発展省資料からユーラシアBTMU作成、()は2月発表分。 1 経済(続き) 経済(2/4) IMF: ロシアGDP成長率見通しを2015年▲3.8%から▲3.4%に、 2016年▲1.1%から+0.2%に上方修正(5月22日) インフレ率は年末12.5%を見込む。 Moody’s: ロシアGDP成長率見通しを2015年▲5.5%から▲3.0%に、2016年▲3.0%から0.0%上方修正(5月27日) インフレ率は2015年12.0%、2016年8.5%を見込む。 第1四半期GDP成長率は▲1.9%と発表(連邦統計局) 4月の鉱工業生産は、前年同月比▲4.5%と3月の▲0.6%と比べ下げ幅は大幅拡大、2009年10月以来の下げ幅(連邦統計局) 1-4月対前年同期比▲1.5%。季節調整済では対前月比▲1.6%。採掘業は、前年同月比▲0.8%(1-4月+0.4%)、 製造業は、同 ▲7.2%(同▲3.0%)、電気ガス水道は、同+1.8%(同+0.5%)となり、製造業が伸び率低下の要因。製造業は、化学製品は+3.6%増 加したが、輸送機器は▲22.2%、機械装置は▲14.1%、非鉄金属▲9.9%、金属製品▲9.3% 等大幅マイナス。食料品も▲0.6%に 転落。 主要品目では、1-4月、石油ガスコンデンセートは+1.3%の175百万トン、天然ガス▲7.0%の1,950億㎥、随伴ガス+9.7%の260億㎥、 石油精製▲0.8%の94.8百万トン、粗鋼+2.6%、乗用車▲20.5%、石炭+5.8%、肉+12.7%、チーズ+29.5%、パイプ+4.3%、農業 +3.5%等となっている。 4月の固定資本投資は、前年同月比▲4.8%と3月▲5.3%に比べ下げ幅は縮小(連邦統計局) 2014年7月以降10ヶ月連続で対前年割れが続いている。1-4月は前年同期比▲3.7%。 鉱工業生産・固定資本投資推移 (出所)ロシア統計局、ロシア中銀資料からユーラシアBTMU作成 2 経済(続き) 経済(3/4) 4月の小売売上高は、対前年同月比▲9.8%と3月の▲8.7%から下げ幅加速(連邦統計局) 1-4月▲7.5%。食料品が▲8.9%(1-4月▲7.2%)、非食料品が▲10.7%(同▲7.8%)。実質可処分所得は、4月前年同月比▲4.0% と6ヶ月連続で前年同月を下回った。4月の平均賃金は、32,805ルーブルで、名目で対前年同月比+1.0%、実質では▲13.2%(1-4月 ▲10.2%)と6ヶ月連続で前年同月を下回った。失業率は、対前月比▲0.1%の5.8%で8ヶ月ぶりに改善。 小売売上高・可処分所得・失業率推移 4月の消費者物価指数は、対前月比で+0.5%と1-3月に比べ対前月上昇率は鈍化。前年同月比では+16.4%と3月+16.9%に比べ上げ 幅は若干縮小(連邦統計局) 食料品は対前月比+0.3%、前年同月比+21.9%と6ヶ月連続で大幅上昇。 4月の生産者物価指数は、対前月比+2.7%と3月の+5.5%より減速、前年同月比では+15.0%。1-4月+12.1%。 消費者物価・生産者物価・マネーサプライ推移 (出所)ロシア統計 局、ロシア中銀資 料からユーラシア BTMU作成 3 経済(続き) 経済(4/4) 貿易黒字: 第1四半期は対前年同期比▲12.2%の483億米ドル(連邦関税局) 輸出は、▲26.5%の906億米ドル、輸入は同▲38.0%の423億米ドル。輸出は燃料エネルギーが67.6%(前年同期75.4%)を占め、輸 入は機械設備が47.7%(同49.3%)を占める。相手国はEU45.4%(同49.7%)、APEC諸国28.1%(同25.4%)、CIS諸国11.4%(同 13.1%)。国別貿易高は、CIS除き、中、蘭、独、伊、トルコ、日本、米、韓国、ポーランド、フィンランドの順。 燃料エネルギー輸出は、金額ベース▲32.8%であるが数量ベースは+13.9%。数量ベース原油+14.7%、電力+48.5%、石油製品 +30.5%、天然ガス▲18.6%、石炭▲5.6%。機械設備輸入は金額ベース▲38.1%。 4月輸入速報値▲42.0%の133億米ドル。CIS以外から食料品▲41%、機械設備▲47%、繊維靴▲38%、化学品▲31.2%。 第1四半期石油輸出(CIS以外)は、+14.7%の53.6百万トン、CIS向け+3.4%の5.7百万トン、227億米ドル。ガス輸出は、433億㎥の 114億ドル、石油製品は45.8百万トンの198億米ドル。 貿易黒字: 第1四半期は対前年同期比▲13.6%の436億米ドル(ロシア中銀) 3月貿易黒字は2月比+10.2%の150億米ドル。輸出+11.1%の324億米ドル、輸入+12.0%の174億米ドル。第1四半期貿易黒字は ▲13.6%の436億米ドル、輸出▲27.6%の890億米ドル、輸入▲37.3%の454億米ドル。 (十億米ドル) 貿易収支・経常収支・原油価格推移 140 140 120 120 バレル) 100 100 80 80 60 60 40 40 20 20 0 0 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (米ドル/ 貿易収支 経常収支 ウラル原油価格(右軸) (出所)ロシア統計局、ロシア中銀資料からユーラシアBTMU作成 4 金融・財政 金融・財政(1/3) 4月の民間銀行貸出の状況(ロシア中央銀行) 4月のルーブル貸出+0.4%、外貨+1%。 法人向けは食品産業、炭化水素採掘行業向けが増大、建設業、卸売・小売業向けが減少。不 良債権比率は法人5.6%(3月末5%)、個人向け7.1%(同6.9%)。 個人ルーブル預金+3%、外貨+4.3% 。 銀行の1-4月純益は4月の損失200億ルーブル計上により140億ルーブルの赤字。引当増が要因。 ロシア中央銀行、 6銀行のライセンス剥奪 Trust Capital Bank, Construction Commercial Bank, Plato-bank, Commercial bank of Social Development-Bumerang, Commercial Bank Transporty, Proffessional Bank, 保険市場(2014年): 資産は+16.9%の1.539兆ルーブルに増大。保険料は+8.5%の9,878億ルーブル、支払いは+11.4%の4,723億ルー ブル(ロシア中銀) ロシア国債を利用した預金保険機構による銀行資本増強 対象は27行+Russian National Commercial Bank, SMP Bank。予算割り当ては当初1兆ルーブルから8,300億ルーブルに減額。 現状22行が申請(7,513億ルーブル)し、Sovcombank,Bank, Petrocommerce. Bank Rossiya, Novikombank, OtkritieBank, Absolute Bank, AK Bars Bank, Credit Bank of Moscowが手続き完了済み。Promsvyazbank, Bank Saint Petersburgが参加表明。 5月の金利の動き Key Rate / Mosprime Rate推移 翌日物(ON)は、4月末14.82%であったが、ロシア中銀が4月30日 にKey Rateを14%から12.5%への1.5%引き下げたのを受け、5月5 日13.25%で取引が始まり、 徐々に低下し8日には一時12.15%まで 下落。その後徐々に上昇し、18日には13.37%をつけた後再び低下 し、22日には12.49%まで下落したが 、月末にかけて再度上昇し 13.25%で引けた。1ヶ月物は4月末14.14%が5月5日13.75%で取 引が始まり、一貫して低下し月末13.30%で引けた。 5月7日、3ヶ月物非市場性担保オペは、9,000億ルーブルの入札に 対し、24行が8,316億ルーブルの応札。金利は12.75-13.75%。 (出所)ロシア中銀資料から ユーラシアBTMU作成 5 金融・財政 (続き) 金融・財政(2/3) 4月末外貨準備高は、前月比▲0.1%、▲3.7億米ドルの3,560.1億米ドル(ロシア中央銀行) 1-4月で、▲7.6%▲294.6億米ドル。 ロシア中銀は、5月13日から外貨準備増大のため毎日1-2億米ドルの外貨購入開始を発表。 5月の為替相場の動き 対ドル51.7台、対ユーロ57.4台、対円2.32台で始まったルーブル相場は、原油価格が4月末62米ドル近辺から5月中旬に64米ドル超ま で上昇する過程で強含みで推移し、一時対ドル49台、対ユーロ54台、対円では今年高値となる2.4474円までつけたが、 月末に掛け 原油価格が60ドル近辺に下落するに伴い下落して、対ドル52.3台、対ユーロ57.5台、対円2.37台で引けた。13日からの外貨準備増大 のための外貨購入は毎日2億ドル程度行われているが、相場動向に大きな影響は与えていない。 5月15日の外貨建てローン担保外貨貸出入札28日物(L+2.25%以上)は1行5億ルーブルの応札のみで成立せず、5月18日の364日物 外貨FXレポ(L+2.5%以上)の入札を中止。外貨需要に切迫感は見られず。 為替相場(RUB/JPY, 2014年1月~) 原油価格(2014年1月~) 為替相場(RUB/JPY, 2014年11月~) 原油価格(2014年11月~) (注)緑のラインはウラル原油価格(右軸、バレル当たり米ドル) (出所)ロシア中銀、ネステオイル資料からユーラシアBTMU作成 6 金融・財政(続き) 金融・財政(3/3) 1-4月連邦財政赤字は、9,958億ルーブル(対GDP比 4.4%)(財務省) 歳入4.584兆ルーブル(年間予算の36.3%)、歳出5.544兆ルーブル(年間予算の36.4%)。 石油ガス歳入は、2.0185兆ルーブル。非石油ガス歳入2.53兆ルーブル。 税金2.456兆ルーブル(年間予算の39.1%)、関税1.568兆ルーブル(同32.5%)、資産税93億ルーブル(同4.5%)、その他5,142億 ルーブル(同42.3%)、予算外基金からの繰り入れなど4,194億ルーブル(同44.7%) 4月末予備基金残高は3兆9,500億ルーブル(約764億米ドル、前月比▲4,753億ルーブル)、国民福祉基金(NWF)残高は3兆9,460億 ルーブル(約749億米ドル、前月比▲4,005億ルーブル)(財務省) シリュアノフ財務大臣、2018年までの財政赤字について言及(5月28日) 2015年財政赤字は対GDP比3.7%の見込みであるが、毎年1%程度減少させ、2016年は対GDP比2.4%の赤字、2018年には均衡 させる。 2015年末予備基金の残高は2兆ルーブルの見込み。 2016-2017年の国の外貨借入れは実行したとしても70億米ドル以下。 プロジェクトファイナンスへの中銀資金1,000億ルーブルから2,400億ルーブルへの拡大を提案(経済発展省) 新小麦輸出関税導入(7月1日から): トン当たり輸出価格のルーブル額の半額マイナス5,500ルーブル(50ルーブル以上)(5月15日ま で輸出価格の15%+トン当たり7.5ユーロ) 公共料金など引き上げ(7月1日から)(経済発展省) 住宅・公共料金は平均8.7%引き上げ。7月のインフレ率をを0.5pp引き上げる要因となる。年間では0.1-0.2ppのインフレ上昇要因。 電力+7.5-7.8%、熱+8.5%、ガス+7.5%等料金引き上げ。 7 企業・産業 自動車 4月新車販売台数(含む軽商用車)は、対前年同月比▲41.5%の132,456台(欧州ビジネス協会) 3月の▲42.5%から下げ幅は若干減速。2009年リーマンショック後と同様の水準。1-4月で▲37.7%の516,135台。 ブランド別売上は、AvtoVAZ:4月▲38.3%(1-4月▲28.9%)、GAZ:▲31.4%(▲34.2%)、フォード:▲48.3%(▲65.5%)、GMグ ループ:▲61.9%(▲71.4%)、VWグループ:▲45.3%(▲38.7%)、ルノー:▲41.0%(▲40.8%)、KIA:▲21.7%(▲16.8%)、現代: ▲14.0%(▲6.5%)。日本勢は、日産:▲44.2%(▲41.3%)、トヨタGr:▲46.6%(▲33.1%)、三菱:▲53.8%(▲54.9%)、マツダ: ▲50.2%(▲41.0%)、スバル:▲78.7%(▲48.6%)、スズキ:▲75.0%(▲75.3%)、ホンダ:▲82.8%(▲83.9%)、いすゞ:+7.1% (+127.6%)。 4月の自動車生産は、対前年同月比▲21.9%の125,000台、トラック▲26.7%の12,500台、バス▲16.3%の3,100台 1-4月自動車生産▲20.5%の480,000台。トラック▲24.6%の35,500台、バス▲16.5%の9,700台。 1-3月の自動車輸入は対前年同期比▲44.5%の97,100台(15.7億米ドル)(連邦統計局) トラック輸入は▲72.1%の5,500台(1.9億米ドル)、うちCIS外5,000台(1.2億米ドル)。 自動車輸出は▲27.5%の21,900台(2.1億米ドル)、うちCIS20,900台(1.9億米ドル)。トラック輸出▲33.3%の3,200台(77.4百万米 ドル)、うちCIS2,100台(35.6百万米ドル)。 ロシアでの乗用車の平均車齢: 12.4年(うち外国車9.3年(中国車4.3年、韓国車5.8年、米国車7.5年、日本車11.6年)、国産車16.1年)。 オートバイ市場: 2014年は+52.5%の30,200台。トップ5は、Ibis, Stels, Racer,Yamaha, Hondaの順。2015年第1四半期は▲19.6% の2,100台。トップ5はBMW, Ibis, Yamaha, Racer,Stels。 日産: サンクトペテルブルグで2015年第4四半期からカシュカイの生産を発表。 現代: サンクトペテルブルグで2016年から新しいコンパクトクロスオーバー車の生産開始を計画。 フォルクスワーゲン: カルーガのエンジン工場6月までに稼動開始。 BMW: カリーニングラード・Avtotorでの工場建設を1年延期(年5万台生産を想定、投資額3.5億ユーロ)。 AvtoVAZ: シート生産会社AztoVAZagregatを吸収。 KAMAZ: 1-4月販売▲49%の5,000台。シェア41%から54%に上昇。 ジョンソンコントロール: サンクトペテルブルグのシート2工場を休止。GM,フォード向け。 ノキアン 第1四半期ロシアでのユーロベース販売額は▲45.5%の76.8百万ユーロ。ルーブル下落と冬用タイヤの販売遅れが要因。 生産は▲12%、自動車用タイヤ販売は▲20%。 8 企業・産業(続き) 石油・ガス・エネルギー(1/2) 石油 石油生産・輸出見通し(経済発展省):生産は2015年▲0.3%の526.5百万トン、2016年526百万トン、2017年524百万トン、2018年521 百万トン。原油輸出は毎年230百万トンと大きな変化無し。石油製品輸出は、2015年+1.6%の168百万トンとなるが、2018年までに153 百万トンに徐々に減少を見込む。 ロスネフチ: バンコール油田への中国企業参加検討中。ガスプロムネフチとのJV、ヤマロネネツ自治区での掘削フル稼働開始。 ガスプロムネフチ: 2015年生産+10%を表明。第1四半期販売量は+31.6%の3.8百万トン、石油製品▲8.3%の10.5百万トン、輸出 ▲14.9%の1.6百万トン。 トランスネフチ:ポンプ製造JV設立を欧州企業と合意。チェリャビンスクで2015年末生産開始予定。ボロネジでも添加剤生産。6月1日か ら石油製品輸送料3.5%引き上げ。 Glencore: ルスネフチの株式46%取得に関し独占禁止委員会の認可取得。 Yug Enginnering LLC: ロストフの製油所でChina National Chemical Engineering Corpと協力協定。 ガス ガス生産・輸出並びに価格見通し(経済発展省):生産は2015年▲1.4%の6,300億㎥、2016年6,330億㎥、2017年6,380億㎥、2018年 6,520億㎥ 。輸出は、2014年1,743億㎥に対し、2015年1,748億㎥、2016年1,775億㎥、2017年1,787億㎥、2018年1,801億㎥見込み。 非CIS諸国向け価格は、2014年千㎥当たり351米ドルに対し、2015年235-246米ドル、2016年187-230米ドル、2017年221-262米ドル、 2018年235-298米ドル見込み。国内ガス価格は、2015年7月7.5%引き上げ、2016年7.6%、2017年7.4%。2018年6.8%引き上げ見込 み。 ガスプロム: 第1四半期生産▲6%の1,700億㎥。2015年生産は当初計画比▲160億㎥の4,500億㎥(2014年4,439億㎥)に下方修正。 中国CNPCと国境パイプライン設置場所に合意。 ノバテック: 仏トタルとのJV Terneftegaz(51%/49%)がTermokarstovoyeガス田での生産開始。年24億㎥のガス、80万トンのガスコ ンデンセートを生産。 石炭 生産・輸出見通し(経済発展省): 2014年は+3.9%の356百万トンであったが2015年は生産横ばい、2018年までには370百万トンに増 産見込み。輸出は165百万トン見込み。2016-18年の投資は毎年+1.5%-2.5%を見込む。 9 企業・産業(続き) 石油・ガス・エネルギー(2/2) 電力 電力料金引き上げ:7月1日より卸売は、9,5-10%、小売は7.5-7.8%引き上げ。2016年各々11.3-13.3%、10.4-12.8%、2017年は 10.1%、9.4-10%、2018年は9.2%、8.5%引き上げ見込み(経済発展省)。 暖房料金引き上げ: 7月1日より8.5%引き上げ。2016年7.5-9%、2017年6.7%、2018年6.8%引き上げ見込み(経済発展省)。 送電料金引き上げ: 2016年7.5-9.3%、2017年7.3-8.9%、2018年6.6%引き上げ見込み(経済発展省)。送電会社の投資は計画比 ▲30-50%縮小が必要。連邦送電会社は、2015年投資額は当初計画比▲29%の760億ルーブルに減額、ロシア送電会社も20152017年の投資計画を8,020億ルーブルから▲32%の5,460億ルーブルに縮小。 ロシア送電会社: 中国国家送電会社とJV設立(ロシア51%、中国49%)合意。年10億米ドル投資。 InterRAO: 第1四半期IFRS売上+14%の2,165億ルーブル、EBITDA+50%の250億ルーブル、純益4.2倍の160億ルーブル。2015 年通期EBITDAは620-650億ルーブル見込み(2014年600億ルーブル)。投資は▲22%の410億ルーブルに減額するも、 2016年に は510億ルーブルに増額予定。 RusHydro: 2015年投資+2.7 %の880億ルーブル。中国 Three Gorges Corp.と極東NizhneBurey水力発電所JV設立協議。 E.ON: 第1四半期IFRS売上▲7%の191億ルーブル、EBITDA▲4%の60億ルーブル、純益▲3%の36億ルーブル。 UEC-GasTurbins: 中国CNMTCとロシア極東地域でディーゼル発電所による電力供給で協力協定締結。UES GasTurbin社がジェ ネラルコントラクターとなり、在ルビンスクの企業がCNMTCから機器を購入。中国の銀行がファイナンス。 鉄鋼・非鉄金属 鉄鋼 NLMK: 第1四半期USGAAP売上は価格下落により▲16%の22.2億米ドル(第4四半期比▲5%)、EBITDAは+36%の6.4億米ドル (同+2%)、純益は+85%の3.2億米ドル(同+39%)。投資は▲12%の1.2億米ドル。 メタロインベスト: 鉄鉱石増産、ペレット増産のため年7-8億米ドルの投資。 SinoSteel: Chek-SU.VKとケメロボでマンガン開発プロジェクト合意。中国輸銀はVEBに39億元、15年の融資。 Polus Gold: China Gold Grと協力協定締結。Natalkaプロジェクト共同開発。 建設・建設資材 中国Hua Bao: サンクトペテルブルグのコングレス展示センター建設コンセプト提示。25階建てビジネスセンター、ホテルも建設。投資 額350億ルーブル。 独ロJV MC-Bauchemie: チュメニ州に建設混合物、コンクリート添加物の製造工場稼動。投資額6億ルーブル。 10 企業・産業(続き) 運輸・物流 ロシア鉄道 貨物取扱量: 1-4月▲3.3%の425.6百万トン。国内▲1.5%250百万トン、輸出▲0,7%の143.4百万トン、輸入▲25.6%の25.6百万ト ン。 モスクワ・カザン間高速鉄道に中国側が3,000億ルーブル投資(株式500億ルーブル、融資2,500億ルーブル)表明。 モスクワ・ベルリン間の可変軌道幅車両利用による高速鉄道導入を表明。 2016年貨物運賃7.5%の引き上げ+250億ルーブルの補助金或いは10%引き上げを検討。2017年は+4.5%、2018年は+4.5%引き 上げ見込み(経済発展省)。 トランスコンテナ: 第1四半期売上+19.3%の101億ルーブル、EBITDA▲28.4%の16億ルーブル、純益▲42.2%の7.6億ルーブル。 フェスコ: 第1四半期売上▲16%の2億米ドル、純益16百万米ドル(昨年13百万米ドルの赤字)。 アエロエクスプレス: ドモジェドボ、シェレメチェボ、ベラルーシ駅のターミナル建設に2018年までに50億ルーブル投資 港湾貨物取扱高: 1-4月は+5.8%の212.3百万トン、4月は▲3%の53.4百万トン(商業港協会) ドライ▲0.2%の88.3百万トン。タンカー+10.5%の124百万トン、コンテナ▲14.4%の13.1百万トン。輸出+7.5%、輸入▲23.9%。 4月はドライ▲8.3%の23.1百万トン、タンカー+2%の30.3百万トン。 航空旅客は4月▲1.1%の6.37百万人。1-4月▲2.0%の23.4百万人。 データ・通信 En+: 中国Huaweiとシベリアでデータセンター建設協議。 IBM: モスクワにクライアントセンター開設。石油ガス、金融、運輸、公共セクター等6分野でのソリューションを提供する。 MTS : 第1四半期IFRS売上+2.7 %の1,002億ルーブル、OIBDA▲2.0%の413億ルーブル、純益▲14.3%の109億ルーブル。2015年 は売上+2%、OIBDAマージン42.7%(昨年40%)を見込み、投資額850億ルーブル。中国Huaweiの機器購入に中国開銀20億米ドル相 当人民元の融資(期間7年)。 ロステレコム: 第1四半期IFRS売上▲1%の717億ルーブル、OIBDA▲3%の245億ルーブル、純益▲17%の21億ルーブル。2015年計 画は売上+2.8%の2,990億ルーブル。OIBDAマージンは30%から33-34%に増大見込み。投資は売上の20%維持。 11 企業・産業(続き) 食品・小売 食品 インペリアルタバコ: 第1四半期ロシアCIS売上は▲10%。 カールスバーグ: ロシアビール市場は第1四半期▲9%。金額ベース売上は+0.5%。 カンパリ: 第1四半期売上▲50%の3.8百万ユーロ。 ペプシコ: 2014年ウインビルダムの売上+13%の842億ルーブル、純益36億ルーブル。デイリーミルク▲22.5%、ヨーグルト ▲43.6%、チーズ+8.5%。 スーパーマーケット マグニト: 4月売上+28.7%の769億ルーブルと 3月+30.4%から減速。1-4月+31.9%の2,957億ルーブル。 ディクシー: 4月売上+20.5%の219億ルーブルと3月+24.6%から減速。1-4月+25.8%の851億ルーブル。1-4月188店舗開店(閉店 13)。 カルフール:中東アフリカでカルフールを展開するMajid Al Futtaim Retail(UAE)がタタールスタンでの店舗開店検討を表明。 医薬品・医療機器 Cytomed: サンクトペテルブルグ経済特区での生産拡大に3.6億ルーブルから10億ルーブルに投資増額。 広告市場(ロシア・コミュニケーション協会) 第1四半期▲17%の635億ルーブル。テレビ▲22%301億ルーブル、インターネット+9%の181億ルーブル、野外広告▲27%の70億 ルーブル、印刷物▲34%の50億ルーブル、ラジオ▲25%の25億ルーブル。 化学 シブール: シーメンスと2016年9月まで協力協定締結。ガス加工、石油化学、発電・配電分野での協力を想定。 フォスアグロ:第1四半期売上+71%の502億ルーブル、EBITDA+190%の246億ルーブル、純益6.5倍の142億ルーブル。 ユーロケム: 第1四半期IFRS売上は価格下落により▲13%の12.4億米ドル、EBITDA+14%の4.6億米ドル、純益3.4億米ドル(全年同期 赤字)。 ウラルケム: 第1四半期売上+54%の299億ルーブル、純損失36億ルーブル(前年損失89億ルーブル)。 12 企業・産業(続き)・経済特区・極東 極東 JFEエンジニアリング: 野菜栽培のための温室建設プロジェクトを沿海州と協議。5ヘクタール、10億ルーブルの投資 。 ロシア直接投資基金 ロシア中国投資基金、中国開銀と極東・シベリア開発に80億米ドル投資で合意。インフラ、通信、農業分野。 ロシア中国投資基金、中国建設銀行と中国の銀行からロシア企業への融資拡大メカニズム構築で合意。 ロシア中国投資基金、Heilongjiang州と国境貿易融資投資協定締結。 ロシア中国投資基金と20億米ドルの農業基金設立。 Tuva Enegy and Industial Co.: 中国ChinaCivil Engineering Construction Corpと極東Kyzyl Kuragino鉄道・港湾建設で合意。 中国LLC Huafen, LLC Rubikon: Adamsovskoye石炭鉱山開発に5年で4.5億米ドル投資。年3百万トン、2016年までに年10百万 トン生産。 UEC-GasTurbins: 中国CNMTCとロシア極東地域でディーゼル発電所による電力供給で協力協定締結。UES GasTurbin社がジェネ ラルコントラクターとなり、在ルビンスクの企業がCNMTCから機器を購入。中国の銀行がファイナンス。 RusHydro: 中国 Three Gorges Corp.と極東NizhneBurey水力発電所JV設立協議。 カンボジアNagaCorp.: ウラジオストクのカジノゾーンでホテル建設起工式 2018年完成で3.5億米ドル投資。2021年までにリゾート、スパ施設など追加。 地方政府は、Naga Corp.、Melco International Development , Daiamond Fortune Holdimg Orimとの14億米ドル、Royal Time, Fiest Gamblong Company と7.65億米ドルの投資に関する合意を締結している。 13 政治・外交 政治・外交 ウクライナ情勢(5月) 2月12日、ウクライナ、ロシア、仏独首脳が会談し、ウクライナ、親ロシア派、ロシア、OSCE(コンタクトグループ)は以下の13項目に合 意。 ①15日0時停戦、②安全地帯の設置のため停戦から2日後14日以内(3月1日)の重火器50-140Km撤退(ウクライナは現時点の前線か ら、新ロシア派は9月のミンスク合意の線から)、③OSCEによる停戦・重火器撤退モニタリング、④ウクライナの法律「ドネツク・ルガンスク 州の地方自治臨時手続」を議会は30日以内に採択。停戦後即日地方選挙実施に関する対話開始。⑤恩赦、赦免の実施、⑥5日以内の 捕虜交換、⑦人道援助アクセス確保、⑧年金など社会的機能復帰、⑨ウクライナによる国境管理回復(地方選挙後2015年末までに完 了)、⑩外国武力勢力撤退、⑪地方分権化の憲法改正及びドネツク・ルハンスク州の特別な地位法を2015年末までに採択、⑫地方選挙 実施要綱はコンタクトグループの枠内で合意。⑬コンタクトグループの作業部会創設、活動強化。 「ドネツク・ルガンスク州の地方自治臨時手続」に含まれるべき内容①処罰・追訴免除、②言語の選択の自由、③検察庁、裁判所長の任 命権、④中央と当該地域の経済・社会・文化的発展に合意、⑤これに対する国家支援、⑥ロシア連邦各地域との協力主権、⑦人民警察 創設、⑧地方選挙で選出された者を中央が任期前に解任できないこと。 5月10日、独メルケル首相ロシア訪問、プーチン大統領と会談。ミンスク合意をベースに和平実現を目指すことで一致。 5月11日、米ケリー国務長官ロシアを訪問し、プーチン大統領、ラブロフ外相と会談。ウクライナ問題、イラン核問題、シリア問題など 協議し、幅広い分野で協力することで一致。ウクライナ問題では、米はミンスク合意が完全履行されれば経済制裁は解除する旨明言。 ロシアに影響力の行使を促した。会談後、ケリー国務長官はポロシェンコ大統領と電話会談。 5月18日、ウクライナ議会は、対外債務の支払猶予に関する交渉権限を政府に委任する法律を採択。 5月21日、ウクライナ議会は、ロシアとの軍事協力を一時停止する法律を採択。 5月26日、ロシアはフランスからの陸揚げ船購入を断念。 5月29日、ガスプロムはネフトガスに対し、83億米ドルに支払を求め提訴。 対独戦勝70周年記念式典に中国習国家主席など出席 中国とは、「シルクロード経済ベルト」構想に対する協力に合意。石油、ガス、資源、鉄道、極東インフラ開発で合意すると共に、中国 開銀がズベルバンクに60億元、中国輸銀がVTBに30億元の貿易金融枠、VEBに39億元の資金供与に合意。 べトナムと17プロジェクト200億ドルの協力に合意。発電所、石油化学、KAMAZトラックの生産、トラクター生産など。 キューバと発電所改修、鉄鋼生産、運輸ハブ創設のため空港・港の整備などで協力合意。 ユーラシア経済同盟: ベトナムと自由貿易協定締結 14 CIS諸国関連情報 CIS諸国関連情報 ウクライナ インフレ率:4月前月比+14%、前年同月比+60.9%に加速。 外貨準備:4月対前月比▲4.3%の96.3億米ドル。議会は政府に対外債務のモラトリアムを認める法律を採択。 天然ガス輸入欧州から50%以上。中国とスワップ協定150億元(24億米ドル)3年。 ベラルーシ GDP成長率他 :1-4月▲2.6%、工業▲7.5%、農業+4.8%、投資▲5.9%、小売+1.3%、インフレ率16.4%。 外貨準備: 4月対前月比▲9.6%の45.7億米ドル。 中国SjinoChemとカリ供給年4百万トン5年(13億米ドル)等 20契約35億米ドル締結。70億米ドルの融資も。 カザフスタン GDP成長率見通し: 世界銀行2015年1.8%→1.3%、2016年3.2%→2.8%、2017年4.7%→3.9%に引き下げ。 外貨準備: 4月対前月比▲0.2%の987億米ドル。国民福祉基金同+0.3%の699億米ドル。 ジョンディアー: パブロダールで農業機械組み立てに100億テンゲ投資。2016年稼動。年1,000台。 中国と48のプロジェクト実施(300億米ドル)で合意。採掘、化学、機械製造、建設資材等。 アゼルバイジャン アゼルバイジャン・バクーからトルコを通りトランスアドリアンガスパインプラインにロシアが参加表明。 ジョージア リファイナンスレート:4.5%から5%に引き上げ(5月7日)。4月インフレ率2.5%に対応。 アルメニア 第1四半期インフレ率:2.3%、3月前年比5.8%。 第1四半期貿易赤字:▲35%の4.1億米ドル(輸出▲23.1%の2.7億米ドル、輸入▲31.5%の6.8億米ドル) 15 ロシア主要経済指標 ロシア主要経済指標 2012年 実質GDP 鉱工業生産 固定資本投資 小売売上高 実質可処分所得 実質賃金 消費者物価 失業率(月末) 貿易収支(十億米ドル) 輸出(十億米ドル) 輸入(十億米ドル) 経常収支(十億米ドル) ウラル産原油価格(ドル月末) 平均為替レート(対米ドル) 平均為替レート(対ユーロ) 外貨準備高(十億米ドル) 貸付金利 (月末1ヶ月物) 株価指数RTS 2013年 2014 2014年 1月 2月 3月 4月 5月 3.4% 1.3% 2.6% 0.3% -0.2% 2.1% 1.4% 2.4% 2.8% 6.7% -0.3% -7.0% -3.5% -4.3% -2.7% 6.3% 3.9% 2.7% 4.0% 4.1% 3.0% 4.4% 3.3% -1.1% -1.1% -7.3% 8.4% 5.2% 5.2% 4.6% 3.8% 6.6% 6.8% 6.2% 6.2% 6.9% 第1四半期0.9% 6月 7月 第2四半期0.8% 8月 9月 10月 第3四半期0.7% 11月 12月 通期 0.6% 第4四半期0.2% 2015年 1月 2月 3月 -1.4% -1.2% -3.4% 4月 - 5月 - 0.9% -1.6% -0.6% -4.5% - 0.4% 1.5% 0.0% 2.8% 2.9% -0.4% 3.9% 1.7% -2.6% 0.5% -2.0% -2.7% -2.8% -2.9% -4.8% -2.4% -2.5% -3.9% -4.3% -2.7% -4.8% - 2.4% 1.1% 1.6% 1.6% 1.8% 1.7% 1.9% 5.1% 2.5% -3.9% -7.2% -8.7% -9.8% - 0.3% 6.0% -3.5% 2.4% 3.8% 0.1% 1.9% -3.9% -6.2% -1.0% -0.8% -1.6% -1.8% -4.0% - 3.2% 2.1% 2.1% 1.4% -1.2% 1.5% 0.6% -1.2% -4.0% 1.3% -8.0% -9.9% -9.3% -13.2% - 7.3% 7.6% 7.8% 7.5% 7.6% 8.0% 8.3% 9.1% 11.4% 15.0% 16.7% 16.9% 16.4% - 5.5% 5.5% 5.6% 5.6% 5.4% 5.3% 4.9% 4.9% 4.9% 4.8% 4.9% 5.1% 5.2% 5.3% 7.8% (平均) 5.3% 5.5% 5.8% 5.9% 5.8% - 191.7 179.0 18.7 12.5 19.7 19.9 18.3 13.9 17.1 15.8 13.0 13.6 13.4 12.9 185.6 15.0 13.6 11.7 - - 527.4 522.2 39.7 36.5 47.1 47.5 44.3 40.7 46.1 40.9 38.8 40.5 36.7 37.6 493.6 27.5 29.2 31.6 - - 335.8 302.0 21.0 24.0 27.4 27.6 26.0 26.8 29.0 25.1 25.8 25.9 23.3 24.7 308.0 12.5 15.6 17.4 - - 71.3 33.0 108.2 109.1 107.7 108.1 105.5 106.9 107.4 109.3 105.2 99.04 93.30 84.49 74.65 54.85 54.85 45.22 58.86 52.55 30.37 31.83 33.46 35.22 36.21 35.66 34.93 34.41 34.46 36.11 38.87 40.76 45.86 55.41 37.97 61.70 64.63 60.23 - 39.94 42.27 45.76 48.06 50.02 49.24 48.03 46.80 46.95 48.13 48.92 51.72 57.27 68.32 50.46 72.58 73.48 65.36 - - 537.6 509.6 498.9 493.3 486.1 473.3 467.2 478.2 468.8 465.2 454.2 428.6 418.9 385.5 385.5 376.2 360.2 356.4 356.0 - 第1四半期25.9 第2四半期122.0 第3四半期6.0 59.5 第4四半期15.4 - 第1四半期23.5 - 62.24 59.89 - 6.90 6.81 6.77 6.96 8.92 9.53 9.26 9.17 9.63 9.50 9.54 10.08 11.71 21.97 21.97 19.41 16.52 15.27 14.14 13.30 1,527 1,445 1,301 1,267 1,226 1,156 1,295 1,366 1,223 1,190 1,134 1,091 974 791 791 737 897 880 1,029 968 (出所)ロシア統計局、ロシア中銀、ネステオイル資料からユーラシアBTMU作成 16 • • • • • 本資料は、大きく変化するロシア情勢について、現地報道等の現地情報をできるだけ整理したものをご提供するもの です。 本資料は信頼できると思われる各種データに基づき作成しておりますが、当行はその正確性、安全性を保証するもの ではありません。また本資料は、お客さまへの情報提供のみを目的としたもので、当行の商品・サービスの勧誘やアド バイザリーフィーの受入れ等を目的としたものではありません。 本資料、プレゼンテーションにより、貴社と株式会社三菱東京UFJ銀行の間には、委任その他の契約関係が何ら発生 するものではなく、当行は一切の法的な義務・責任を負いません。本資料、プレゼンテーションに関連して生じた一切 の損害については、当行は責任を負いません。その他専門的知識に係る問題については、必ず貴社の公認会計士、 税理士、弁護士等の専門家にご相談の上ご確認下さい。 本資料は当行の著作物であり、著作権により保護されております。当行の事前の承諾なく、本資料の全部または一部 を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。 金融ADR制度とは金融機関と利用者とのトラブルを、裁判以外の方法で解決を図る制度です。裁判に比べ、短期間、 低コストでトラブルの解決を図ることができます。金融ADR機関では、金融分野に見識のある弁護士等の中立・公正 な専門家が和解案を提示し、解決に努めます。 当行が契約している指定紛争解決機関 一般社団法人 全国銀行協会 連絡先:全国銀行協会相談室 電話番号0570-017109 Copyright 2015 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd. 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