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2012 年 07 月 04 日(水) 18
国際開発コンサルタントを知り、 国際開発コンサルタントになり、そして、 国際開発コンサルタントとして活躍するための考え方や方法を学ぶ 昨年 12 月より 3 回シリーズで実施してまいりましたコンサルタントセミナーもいよいよ 3 回目の開催をこ こにお知らせすることができるようになりました。今回は、コンサルタント会社に勤務された経験もあり、 JICA の前アフガニスタン事務所長として JICA によるアフガン支援の礎を築かれ、現場の最前線でコン サルタントとともにあらゆる危険や障害を乗り越え、開発と向き合われた花里信彦氏を迎えて、このシ リーズセミナーのフィナーレを飾りたいと思います。キャリアをスタートしたばかりの方も、はじめて参加する 方も大歓迎です。 2012 年 07 月 04 日(水) 18:00~20:30 (17:30 開場) 日本赤十字社ビル(東京・芝大門)を予定(参加決定者に詳細を連絡) プログラム 1. コンサルタントとして受注するまでの道のり 講師:適材適所 LLC 代表 立山桂司 コンサルタントとして採用されて業務を受注するまでのプロセスやアプローチを中心に 2. コンサルタントとしての夢やビジョンの実現 講師:株式会社 JIN 代表取締役 大野康雄 コンサルタントとしてあるべき姿、ありたい姿そしてその先にある夢の実現を中心に 3. 言葉と行動に責任を持ち最適な判断のできる開発屋になるために 講師:国際協力機構(JICA)東京国際センター所長 花里信彦 コンサルタントを含む開発屋として自分は何のために、誰のために開発するのかを中心に *なお、このセッションは、配布資料なし、パワーポイントなし、メモ取りなしとなっていますのでご了承ください 参加費 会場使用料のみの負担をお願いしております。社会人 1,000 円、学生 500 円です。ご協力お願いいたします。 当日に徴収させていただきます。会場使用料を支払い後に残額が生じた場合には、東北大震災の義捐金に 充てさせていただきます。 申し込み方法 受付メールアドレス [email protected] 宛てに、件名を「コンサルタントセミナー参加希望」として、お 名前、所属、関心のある分野や地域、緊急連絡先をご連絡ください。先着 80 名に場所などの詳細をご連絡 します。はじめて参加される方も大歓迎です。今すぐ、申し込みを!(ただし、携帯電話等での迷惑メール防 止でPCからのメールを拒否されている場合は返信が届きませんのでご注意ください) プログラム詳細 1.コンサルタントとして受注するまでの道のり(講師:適材適所 LLC 代表 立山桂司) コンサルタントに採用されたとしても、それまでの実績や経験にもよるが、新たな業務を受注するまでには、通 常相当な時間がかかります。開発アクターの中でのコンサルタントの位置づけを理解し、専門分野の高度化 にチャレンジするとともに新しい領域への関心も持ち、そして上級コンサルタントの支援ニーズに対応しなが ら業務のチャンスを自らつかむ努力をしなければなりません。このようなプロセスやアプローチを理解すること で、それまでに身につけておかなければならない知識、能力、経験などを共に考えます。 【講師略歴】 1986 年立命館大学を卒業後、エンジニアリング系開発コンサルティング企業(現 NTC インターナショナル)に 就職し、国際協力のキャリアをスタート。2002 年、人間・社会開発系のコンサルティング会社(アイ・シー・ネット 株式会社)のジェネラルマネージャーとして、プロジェクトの形成・推進・運営とともに若手コンサルタントの採 用と人材育成、若手人材ネットワークの拡大に貢献。2006 年から 3 年間、立命館大学キャリアセンターで国際 人材輩出のための専門職員として勤務し、就職対策アドバンスプログラムの企画・立案・実施・評価に携わる。 就活応援ブログ「就活テクニック ABC!~就活にテクニックはいらない」も公開している(現在、書籍執筆準備の ため更新保留中)。2007 年、国際開発と人材育成の理想実現のためにコンサルティング会社、適材適所 LLC を設立し、代表を務める。 2.コンサルタントとしての夢やビジョンの実現(講師:株式会社 JIN 代表取締役 大野康雄) アフリカでの地域開発を中心としてキャリアを形成してきた中で、どのようビジョンを持ち、夢を実現してきたか についてお話しします。会社設立後もアフリカ開発に拘り、未開発地域や紛争後復興に関連する案件形成 に積極的にかかわることで、今後の開発デザイン作りや事業実施に関わるチャンスを狙っています。それら のチャンスを生かしてアフリカの人々との本当のつながりを見つけることで、共に未来を切り拓いていきたいと いう気持ちが伝わるセミナーにしたいと思います。 【講師略歴】 1988 年岡山大学を卒業後、青年海外協力隊に参加。稲作隊員としてリベリア国に派遣される。帰国後は青年 海外協力隊訓練所スタッフや協力隊調整員、団体職員などを経て米国コーネル大学に留学。その後、JICA ジュニア専門員として JICA プロジェクトに従事。2002 年、人間・社会開発系のコンサルティング会社(アイ・シ ー・ネット株式会社)に入社し、コンサルタントとしてアフリカ・東南アジアなどの案件に従事。2007 年から 3 年 間、同社の執行役員兼事業部長・経営管理部長を務め、プロジェクトの応札・運営・モニタリングとともに、若 手の人材育成、社の経営安定化などに貢献。2011年、新しい形の開発コンサルタントを目指し、コンサルティ ング会社、株式会社 JIN を設立。代表取締役を務める。 3.言葉と行動に責任を持ち最適な判断のできる開発屋になるために(講師:JICA 東京所長 花里信彦) これまでの様々なキャリアを通じて常に考えてきたことがあります。「自分は何のために、誰のために、開発に 携わるのか?」言葉と行動に責任を持ち最適な判断ができる開発屋になることを目標として取り組んできたこ とを時間の限り全て話します。特にアフガニスタンの経験を通じて、開発について共感できる人材が少なくな ったことや組織内外での情報の共有レベルを高度化させる必要性を強く感じました。今後の開発のあり方に ついて、何らかのヒントや気付きになる言霊として届けることができればと考えています。 【講師略歴】 東京電機大学(建設工学)を卒業後、建設会社を経て、JOCV の土木隊員としてサモアに派遣されたこと で国際分野のキャリアをスタートさせた。建設系コンサルティング企業、国連ボランティア(クック諸島・土 木、水道など)を経て、英国リーズ大学(熱帯衛生工学)でマスターを取得。その後、JICA ジュニア専門 員を経て、JICA に入団した。JICA では、無償資金協力、企画、JOCV に関連する部署に勤務し、海外で はインドネシア事務所を 3 回経験し、アフガニスタン事務所では所長としてアフガン支援を積極的に進め た。その他、外務省海外経済協力課への出向や名古屋大学では生命農学研究課の特任教授として教 鞭を執った経験もある。