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株主メモ - ニッタ株式会社
株主メモ 事 業 年 度 定 時 株 主 総 会 基 準 日 Shareholders' Memo 毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日まで 毎年 6 月開催 定時株主総会 毎年 3 月 31 日 期末配当金 毎年 3 月 31 日 中間配当金 毎年 9 月 30 日 そのほか、必要があるときは、あらかじめ公告して定めた日 【株式に関する住所変更等のお届出及びご照会について】 証券会社の口座をご利用の場合は、三井住友信託銀行ではお手続きができませんので、取引証券会社へご照会 ください。証券会社の口座のご利用がない株主様は、下記の電話照会先までご連絡ください。 株主名簿管理人及び 特別口座の口座管理機関 株 主 名 簿 管 理 人 事 務 取 扱 場 所 ( 郵 便 物 送 付 先 ) ( 電 話 照 会 先 ) (インターネットホームページ URL) 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 三井住友信託銀行株式会社 大阪市中央区北浜四丁目 5 番 33 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 〒 168-0063 東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 0120-782-031 http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html 株主優待制度のご案内 当社株式を長期間保有していただいている 株主の皆様のご支援にお応えするべく、下記 の通り株主優待制度を拡充しておりますので お知らせいたします。 ■対象株主 毎年3月31日現在の株主名簿に記載又は 記録された株主様 ※優待品の発送は例年11月頃 ■優待内容 グループ会社製品および北海道の特産品 ①保有期間3年以上の株主様 長期保有の株主様への優待制度 【特別口座について】 株券電子化以前に「ほふり」(株式会社証券保管振替機構)を利用されていなかった株主様には、株主名簿管 理人である上記の三井住友信託銀行株式会社に口座(特別口座といいます。)を開設しております。特別口座に ついてのご照会及び住所変更等のお届出は、上記の電話照会先にお願いします。 単 公 元 告 株 の 式 方 数 法 上場金融商品取引所 100 株 当社のホームページに掲載する。 〈http://www.nitta.co.jp/ir/index.html〉 東京証券取引所 ※毎年3月31日及び9月30日の株主名簿に、 同一の株主番号で連続7回以上記載され ていること 100株以上 :3,000円相当 1,000株以上 :6,000円相当 お問い合わせは、下記までご連絡ください。 〒556-0022 大阪市浪速区桜川四丁目4番26号 ニッタ株式会社コーポレートセンター総務CSRグループ TEL.06-6563-1211 http://www.nitta.co.jp/ 優待品例(6,000円相当) ②保有期間3年未満の株主様 100株以上 :1,200円相当 1,000株以上 :3,000円相当 ※優待内容につきましては、予告なく変更されることが 本誌は、FSC 認証紙と植物油インキを使用しています。 あります。予めご了承ください。 トップインタビュー Top Interview 新たな価値創造に Q1 当期は中長期経営計画『 V2020』の第 2フェー ズの初年度となりますが、貴社を取り巻く近況 の経営環境について、 ご認識をお願いします。 向けて動き出すニッタグループ に推移いたしました。 この結果、当期間の売上高は、前年同期比11.0%増の318 億9千7百万円となりました。利益面につきましても増収効果 Q3 ”適者生存”をテーマにした『 V2020 』の第 2フェーズが当期よりスタートいたしました が、 そのすべり出しについてお話しください。 世界経済は中国を始めとする新興国経済の成長の鈍化傾向や に加え、原価低減努力や為替の影響などにより、営業利益、 第2フェーズ(2015年度~2017年度)では、前期終了いた ギリシャ財政問題、内戦・紛争に発する移民問題など先行き不透 経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益とも大幅な しました第 1フェーズの成果と課題をベースに3 つのチャレ 明な状況で推移いたしましたが、当社グループが対象とする主な 増益を達成しております。 ンジを基本方針としております。1つ目の「新事業・新製品の 需要先においては、一部の業界で減速傾向が見られたものの概 なお、上期の結果を受け、通期の予想に関しましては、売 創出」については、ニッタグループのこれからを創り出すた ね堅調に推移いたしました。しかしながら、今後につきましては、 上高は据え置くものの、各利益項目を上方修正いたしました。 めに、” ニッタイノベーションクルー”として若手を中心に社 経営理念 この堅調な推移を支えているアメリカの景気動向及び国内の景 また、第2四半期末の1株当たり配当金は前年同期比6円増 長直轄のチームをつくり、既にいくつかの仮説を立て、その われわれは 互いに共感しあえる社風を育み 人々の生活文化の向上に寄与するため 常に市場の要請を先取りし 優れた技術と質の高いサービスの たゆまぬ創造を通じて 広く世界に貢献します。 気回復状況に加え、TPPの今後を注視していく必要があると考え 配の24円を実施いたしました。 検証に当たっております。2 つ目は、 「グローバル化の推進」 代表取締役社長 に っ た も と の ぶ 新田 元庸 ております。 一方、事業環境上では、コスト、品質、サービスなどが一体と なった総合的な競争が一段と厳しくなると同時に、各需要先のグ 経営指針 ● ニッタは、質的に洗練された超一流企業を目指します。 ● ニッタは、グループ内のすべての経営資源を結集し、 経営基盤の強化と長期安定的な発展を目指します。 ● ニッタは、技術、サービスに独創的な発想が付加され てはじめて製品であるという認識をもち、顧客の信頼 に応えていきます。 ● ニッタは、人材が最大の経営資源であることを認識し、 働く喜びと誇りを共感できる職場を目指します。 ● ニッタは、地域社会の一員として社会との調和を図り、 良き企業市民であることを目指します。 1 (百万円) 売上高(左目盛) 経常利益(右目盛) を取ることを意味し、新しい価値創造に向けた日々の活動が重要 4,000 15,000 14,137 Q2 当期間の状況といたしましては、当社グループの主要需要先 14,595 15,136 16,221 16,022 10,000 2,462 2,470 2,932 南米での自動車業界やアジア地区での金融機器向け需要が堅調 化に合わせ、最適なグローバル生産・営業体制の構築を進 国・メキシコ工場の生産設備の増強などを手がけております。 また、真のグローバル企業グループを目指す上で、直接事 業に係ることのみならず、組織・人材のグローバル化を図る 2,486 2,000 2,100 ために、国際QC大会や本部主導の海外トレーニングプログ ラムを開催・導入するとともに、女性や現地人材の活躍を促 すダイバーシティ&インクルージョンにも力を入れております。 5,000 1,000 において、中国や新興国で自動車や建設機械業界の減速感が増 したものの、国内の自動車、工作機械や物流業界および北米・中 わる世界の産業・生産構造や主要需要先企業のグローバル めております。近況においては、タイにおける工場建設、中 15,875 3,000 2,947 と認識しております。 そのような中で、当第2四半期累計期間の業績 はいかがでしたか。 (百万円) 20,000 ローバル化、I T 化がより一層進展しています。このように世界の 経済・産業は日々変革を遂げており、現状にとどまることは、後れ です。新興国の台頭、各種自由貿易協定などにより、塗り替 ■売上高と経常利益の推移 3つ目は「トータルコスト競争力の向上」です。既に生産現場 においては、NS(ニッタシステム)活動として効率化・コスト 0 第1四 半 期 第 2四 半 期 第 3四 半 期 2014年度 第4四半期 第1四 半 期 第 2四 半 期 2015年度 0 削減への取り組みを重ねてまいりましたが、この活動を当期 より間接部門内にまで広げ、“自工程完結”のもと 「1/2運動」 2 トップインタビュー Top Interview を展開しております(P5、6の特集をご覧ください)。 社内のコミュニケーションを高めながら全社員が方向性を共 このように、各基本方針に基づく諸施策が動き出し、スター 有し、真のグローバル化を目指してまいります。一方、近年つ トは順調にいっていると認識しております。また、これら施策 とに関心の高まる企業の社会的責任につきましても創業時の の結果、必要となる新製品・新事業や生産効率をさらに高め 意志を引き継ぎ環境保全など、積極的に果たしてまいります。 る自動化・ロボット化などについては、今後もより積極的な投 創業130周年を迎えた時期に当たる第2フェーズの期間は、 資を行ってまいります。 このような施策のもと、次の100年につなげるブランド戦略 Q4 最後に株主の皆様に向けたメッセージをお 願いいたします。 を展開してまいります。オープンでフェアな企業風土。そして 絶えずイノベーションを成し続ける志。 株主の皆様には、真のグローバルカンパニーを目指すニッ 当社は2015年3月に創業130周年を迎えました。創業者が タグループに、今後ともご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い 残した「発明・改良・円満」の思想の下、いく度かの難局を乗り 申し上げます。 グローバル展開 Global Activities グローバル化を推進 現在、当社グループは既に多くの関連会社、生産拠点等を海外に持ち、海外売上高比 率も 3 割を超えるようになりました。しかしながら、今後の成長に向けては、より一層の グローバル化が必要であり、第 2フェーズでは、トップライン(売上高)の引き上げを意識 したグローバル化をさらに推進していきます。また、海外での販売・生産活動などが増え る中で、グループ内での密な連携によるグローバル戦略の構築も進めています。 海外拠点の強化 グループ内のグローバル化を推進 越え、グローバルカンパニーとしての体を成すように成長して まいりました。そして、今後の進むべき道を表すために、この 3月から新しいブランドスローガン「Invention & Innovation」 New Project 研究中です! ニッタグループが目指しているものは、真のグローバル化 です。どこの国、どこの地域でも、どんな状況下でも通用する "強いニッタ"です。これを成し遂げていく原点はオープンでフェ アな企業風土にあると私は信じております。この企業風土の 上に、国内外の垣根を外し、グローバルニッタの全社員が戦 北海道に所有する山林から出る 木屑などを使ったバイオマス発電を を制定しております。 当社は、かつて革ベルト製造工程で必要なタンニンを 含む樹木を求めた経緯から北海道に6,700haの森林を 前期までは国内拠点のみの参加 市場でのホース・チューブ製品の でしたが、当 期より海 外 拠 点 の 売上拡大を図るために子会社を 参加をつのり11月19日に海外 設立。2016年2月稼働に向けて 6 チームが参加する形で開催し 建設中。 ました。 ■ 海外トレーニー制度 中国ローカルの金融機器メーカー グローバル人材の育成・充実の為 出削減効果は、約2,400世帯分あり、ニッタグループ のベルト需要が拡大しており、生 に人事部門が主導し、海外子会 に取り組む時、ニッタは真のグローバルカンパニーとして飛 ほどです。現在、当社では、この森林から出る木屑など 躍します。 を使ったバイオマス 社長就任時に申し上げたことですが、私の経営方針は、ハ 発電を外部の専門会 ンズオンすべきところは自ら積極的にコミットし、任せるべき 社と共同で研究を行っ ところはどんどん任せていく。この方針に従い、現在行われて ています。 ニッタの森 植林地 ▲ 3 市場拡大が期待できるASEAN ■ 中国生産設備増強 全社員約2,150人の各世帯のCO2 排出量をカバーする 形式で行っているものが多々あります。このような活動を通じて、 ■ 国際QC大会 保有し、その管理にあたっています。その森林のCO2 排 略を共有し、一丸となってイノベーション(新しい価値の創造) いる諸施策も責任者、チームリーダーを決めて、ボトムアップ ■タイ工場建設 (北海道中川郡豊頃町) 産設備を増強。 社に人材を派遣し、現地でトレー ニングを実施しています。 ■メキシコ工場増強 北米自動車市場の需要拡大に伴 い生産設備を増強。チューブの 加工だけでなく製造から対応で きる体制を整備。 どこの国、どこの地域でも、どんな状況下でも通用する "強いニッタ"を成し遂げていく 4 特 「 1/2 運動」 集 Special Feature もに改善が継続される職場環境の醸成を目指すものです。 囂々。参加メンバー全員がプロセス改善に積極的に取り その原則は“自工程完結”にあり、自部門(自分)の工程で 組んでいきました。 品質を造り込んで、下流部門に不良を流さない考え方です。 全ては、お客様のために 当社グループでは、当期より業務の適正化、効率化などについて、生産現場に加え、間接部 門でも活動を開始しました。 “自工程完結”の考え方をもとに業務の効率化を図り無駄をなくし、 より高いレベルでのお客様の価値創造を試みています。グループ内では 「1/2運動」 と呼ばれま だ始まったばかりですが、その活動の概要と近況を事務局へのインタビューをもとにご紹介します。 「これが間接部門では難しい」 。間接部門での業務は担 ■ これからです 当者の頭の中で判断と処理をすることが多く、その過程が 10 月 26 日 2チームの研修 見えにくいのです。不良を下流部門に流さないためには、 発表会が 催されました。それ この過程の「視える化」が大切で、業務の「視える化」を進 ぞれに 「ひとつひとつの業務に め無駄を見つけ、排除していくことが研修の第一歩として かかる時間が 短くなった」 「手 行われています。 戻りが無くなった」 「コミュニケー また、 “ 自工程完結”を実践することにより、業務の効率 ションがとり易くなった」など ■ 生産部門だけに負担はかけられない 上」が掲げられる中、間接部門での品質向上、効率化を図 化が図られることで、資源 (人・時間) が生まれ、この資源を 業務改善の報告がなされました。この発表を聞いていた他 当社グループのビジネスがグローバルに広がる中で、コ る活動が始まりました。 活用してより付加価値の高い業務を行い、企業価値を高 のメンバーも発表者のいきいきとした説明に、 「 次は私たち」 スト競争力の強化は避けて通れません。従来からグループ 2015 年 5 月28日、まずは2 名の講師の方をお招きし、 めていく、これが「1/2運動」 の真の狙いです。 と心に刻んだようです。そう、次が始まります。11月からリー ダー、サブリーダーそれぞれが研修成果を自部門に持ち帰 では生産部門を中心にNS 活動として生産工程の効率化、 キックオフミーティング(研修会) が開かれました。会長、社 コストダウンを図ってきましたが、現在、展開されています 長を始めとする主だったメンバー50名が参加し、全体の活 ■2チームでの具体的研修が始まりました り、全社員が共有する 「1/2運動」 が始まります。ひとつひと 第 2フェーズの基本方針として 「トータルコスト競争力の向 動のフレームを確認するとともに、講師の方々の講演を拝 こうした 「1/2 運動」 を進めて つの対象業務は細かなものですが、積み重ねるとニッタが 聴しました。ここから 「1/2運動」 が動き出しています。 いく上で、まずはモデル作りと 変わります。様々な工程が連なって業務は進んでいきますが、 して 各 部 門 から選 ば れたリー 最終アウトプットの先はお客様です。 “全てはお客様のため ダー、サブリーダーで構成する に”ニッタグループはこのよう そもそも、 「 1/2運動」 とは、各部門内における管理・間接 代表2チームでの具体的研修を な活動を通じて、コスト、品質、 業務の見直しを行い、業務の質の向上と効率化を図るとと 始めました。6 月から10 月末ま ■“自工程完結”の狙いは効率化だけでありません ▲ キックオフ ミーティング <上流部門> 業務処理 業務処理 <自部門> INPUT 業務処理 部門の役割、機能(OUTPUT)を 明確にし、業務の最適化を行う <下流部門> OUTPUT サービスの総合的な競争力を ▲研修風景 (経営管理グループ) での 5ヶ月の間、週に1 度講師の方にも加わっていただき 高め新しい価値をお客様にご 具体的プロセスを検証。選ばれたのは、コーポレートセンター 提供していきます。 (本部)を代表する経営管理グ 業務処理 ループと事 業 部 門を代 表する 業務処理 工業資材事業部生産管理チー ムです。当初は見よう見まねで ・必要な情報が必要な ・業務にムダはないか? ・OUTPUTの質は適切か? 時 期に入手できてい ・属人化していないか? ・最適なタイミングか? るか? ・煩雑、工数が多く非効率になっていないか? ▲発表会 (経営管理グループ) 新しい価値の創造は、自分の足下にある したが研修を重ねることで、業 ▲研修風景 (生産管理チーム) 5 ▲発表会 (生産管理チーム) 務の 「視える化」 作業などで喧々 6 業績・財務ハイライト Financial Highlight 連結財務ハイライト 単位:百万円 2014/3 (第85 期) 2015/3 (第86 期) 2015/9 (第87期第 2 四半期累計) セグメント情報 Segment Info. ベルト・ゴム製品事業 ベルト製品は、国内では、紙工業界や物流業界向けは前連結会計年度に引き続 き堅調に推移しました。海外では、アジア地区で金融機器向け、米国で郵便機器向 56,489 60,089 31,897 営業利益 2,840 3,879 2,523 工作機械用シール製品の需要が中国の景気減速の影響で低調でした。 経常利益 7,736 9,518 5,879 増)となり、セグメント利益(営業利益)も、11 億 9 千 9 百万円と前年同期比 4 千 3 親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 5,721 7,458 4,673 1株当たり当期(四半期)純利益(円) 197.20 257.08 160.99 総資産 90,954 102,778 104,150 純資産 71,540 81,664 85,179 売上高 けが堅調でしたが、中国の繊維機械業界向けが低調に推移しました。ゴム製品では、 以上の結果、売上高は123億1千9百万円と前年同期比8億6千5百万円増(7.6% PolyBelt™ NLG™ SEB™ Chemifit™ Linemate™ Push One™ 空調用フィルタ ケミカルフィルタ モニタリング製品 百万円増(3.7%増) となりました。 ホース・チューブ製品事業 ホース・チューブ製品では、国内の特殊車両や小型建設機械向け油圧ホース製 品が堅調に推移しましたが、半導体・液晶製造装置向けはやや低調に推移しました。 自動車部品については、全般的に堅調に推移しました。 以上 の 結 果、売 上 高 は 141 億 6 千 5 百 万 円と前 年 同 期 比 19 億 5 千 2 百 万 円 増 ■売上高の推移 (百万円) 第2四半期累計 ■セグメント別構成比(第87期第2四半期累計) 通期 80,000 60,000 56,489 60,089 ( 62,000 計画 ) 経営指導事業 1.7% その他 2.1% 不動産事業 1.6% ベルト・ゴム製品事業 38.6% その他 産業用製品事業 11.5% 40,000 売上高 31,897 20,000 0 7 27,368 2014/3 (第85期) 28,732 百万円 31,897 2015/3 2015/9 (第86期) (第87期第2四半期累計) (16.0%増)となり、セグメント利益(営業利益)も15 億円と前年同期比 2 億 9 千 8 百万円増(24.8%増) となりました。 その他産業用製品事業 空調製品では、新規・リピート物件ともに堅調に推移しました。粘着テープは、新 規用途向けが堅調に推移しました。 以上の結果、売上高は36億7千7百万円と前年同期比3億8千4百万円増(11.7% 増) となり、セグメント利益(営業利益)は1億7千1百万円の営業損失と前年同期比 8千9百万円の改善となりました。 不動産事業 経営指導事業 名古屋ビルのテナントの入居等により、売上高は5億3百万円となり、セグ 経営指導の対象となる関連会社の業績が堅調に推移した結果、売 メント利益(営業利益)は2億1千6百万円と前年同期比1千8百万円増(9.5% 上高は5億5千7百万円となり、セグメント利益(営業利益)は4億3千 増) となりました。 7百万円と前年同期比1千7百万円増(4.2%増) となりました。 その他 ホース・チューブ製品事業 44.4% 自動車運転免許教習事業や北海道における山林事業等で構成されるその 他の事業の売上高は6億7千3百万円となり、セグメント利益(営業利益)は9 千7百万円となりました。 8 連結要約財務諸表 Consolidated Financial Statements ■連結貸借対照表 単位:百万円 前期末 当四半期末 前期末 (平成27年3月31日現在)(平成27年9月30日現在) 当四半期末 株式の状況/会社概要 (2015年9月30日現在) ■会社概要 社 Stock Info. / Corporate Info. ■主要子会社 名 ニッタ株式会社 (NITTA CORPORATION) (平成27年3月31日現在)(平成27年9月30日現在) 負債の部 株式会社パワーテクノ ● ゲイツ・ユニッタ・アジア株式会社 ● 関西化工株式会社 ● ニッタ・ハース株式会社 ニッタテクノ株式会社 流動資産 51,614 53,120 流動負債 14,787 12,958 創 業 明治18(1885)年 3 月 ● 現金及び預金 17,135 19,036 支払手形及び買掛金 11,167 10,080 設 立 昭和20(1945)年2 月 ● 協和工業株式会社 受取手形及び売掛金 19,756 19,361 固定負債 6,326 6,012 資 金 8,060 百万円 ● モリミツ株式会社 従 数 2,154 名(連結) ● NITTA CORPORATION OF AMERICA ● NITTA CORPORATION OF HOLLAND B.V. ● NITTA INDUSTRIES EUROPE GmbH ● NITTA MOORE Mexico S. de R.L. de C.V. ● NITTA CORPORATION OF SINGAPORE PTE LTD. ● 韓国ニッタムアー株式会社 ● 霓達(上海)企業管理有限公司 ● 霓達摩尓科技(常州)有限公司 ● 霓達精密伝動(常州)有限公司 ● 台湾霓塔股份有限公司 5,833 6,149 3,484 3,458 固定資産 51,163 51,030 負債合計 21,113 18,971 有形固定資産 18,399 18,382 株主資本 74,072 78,066 無形固定資産 458 418 資本金 8,060 8,060 32,306 32,229 資本剰余金 7,873 7,873 たな卸資産 投資有価証券 31,154 30,930 純資産の部 資産の部 投資その他の資産 退職給付に係る負債 △ 2,119 △ 2,074 6,246 5,669 非支配株主持分 1,345 1,443 81,664 85,179 102,778 104,150 純資産合計 102,778 ■連結損益計算書 単位:百万円 前四半期累計 平成26年4月1日から 平成26年9月30日まで 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前四半期純利益 法人税等合計 四半期純利益 非支配株主に帰属する四半期純利益 親会社株主に帰属する四半期純利益 9 104,150 28,732 20,651 8,081 6,082 1,999 2,824 261 4,562 32 32 4,562 751 3,811 126 3,685 負債純資産合計 ■連結キャッシュ・フロー計算書 当四半期累計 前四半期累計 平成27年4月1日から 平成27年9月30日まで 31,897 22,962 8,935 6,412 2,523 3,557 201 5,879 37 4 5,912 1,083 4,828 155 4,673 64,206 その他の包括利益累計額 自己株式 資産合計 60,257 利益剰余金 平成26年4月1日から 平成26年9月30日まで 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の四半期末残高 4,014 △ 1,821 △ 633 21,241 22,685 業 員 ■役 員 取締役及び監査役の体制 代表取締役会長 代表取締役社長 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役(社 外) 単位:百万円 当四半期累計 平成27年4月1日から 平成27年9月30日まで 3,554 △ 899 △ 805 22,984 24,863 配当政策 当社では、株主に対する利益還元を重要な経営課題の一つとし て位置づけ、企業体質の強化・充実を図りつつ、業績に応じた適正 な利益配分を行うことを基本方針としております。 当期の 1 株当たり配当金については、上述の基本方針に従い、 中間配当24円を実施し、期末配当24円を合わせ5円増配の48円 を予定しております。 本 常 勤 監 査 役 常 勤 監 査 役 監 査 役(社 外) 監 査 役(社 外) 執行体制 國枝 信孝 新田 元庸 西村 修 大塚 一彦 井上 一美 芳村 恵司 石切山 靖順 菅 充行 西野 駐 永矢 敏則 金村 毅 正殿 博章 ■関連会社 ● ■株式の状況 会社が発行する株式の総数 発行済株式総数 株主数 100,000,000 株 30,272,503 株 3,463 名 ■大株主 新田ゴム工業株式会社 2,842,052 株 長 新田 元庸 アイビーピー株式会社 2,301,000 株 合同会社オンガホールディングス 1,430,500 株 常務執行役員 大塚 一彦 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 1,307,200 株 CMBL S.A. RE MUTUAL FUNDS 1,249,700 株 社 常務執行役員 執 行 役 員 執 行 役 員 執 執 執 執 執 行 行 行 行 行 役 役 役 役 役 員 員 員 員 員 西村 修 黒川 泰雄 井上 一美 小林 武史 芳村 恵司 石切山 靖順 滋野 隆広 島田 晴示 NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE 15PCT TREATY ACCOUNT 1,225,300 株 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,119,300 株 ニッタ取引先持株会 1,012,300 株 JP MORGAN CHASE BANK 385166 636,400 株 ニッタ共栄会 597,300 株 ※当社は、自己株式1,014,367株を保有していますが、上記の大株主からは除いています。 10