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第131期 中間報告書

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第131期 中間報告書
第131期 中間報告書
平 成26年6月30日
▲
平 成26年1月1日
株主の皆様へ
株主の皆様には日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
さて、当社第131期第2四半期連結累計期間(平成26年1月1日
から平成26年6月30日まで)の事業の概況をご報告申しあげます。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国においては、
年初に寒波による一時的な落ち込みはありましたが、4月以降は雇用
環境の改善を背景に個人消費が増加するなど、景気は回復傾向が続
いています。欧州においてもドイツ、英国を中心に緩やかなペース
で回復していますが、財政懸念のある諸国においてユーロ高がもた
らす影響や混迷の続くウクライナ情勢など先行きには不透明感があ
ります。一方、中国では過剰投資・過剰債務の是正に向けたシャドー
バンキングへの規制等により、経済成長率は鈍化傾向にありますが、
政府による小刻みな財政刺激策が景気を下支えしております。また、
アセアン地域においては、政治の混乱が長期化したタイで景気は減
速しましたが、その他諸国では景気は概ね好調に推移しました。
当社グループの主要事業分野である日本自動車業界に関する状況
は、次のとおりであります。当第2四半期連結累計期間における国
内自動車各社は、1月から3月において消費税率引き上げ前の駆け
込み需要もあり生産・販売は好調に推移いたしましたが、4月以降
は、想定されていたとおり生産・販売は減少することとなりました。
なお、引き続き日本国内の生産は燃費の良い軽自動車・小型車を中
心に行われ、輸出車は海外への生産シフトが続いております。この
結果、当第2四半期連結累計期間における国内四輪車販売台数は、
前年同四半期比10.8%増の300万台、四輪車輸出台数は、前年同
四半期比5.0%減の216万台、国内四輪車生産台数は、前年同四半
期比8.7%増の506万台となりました。一方、国内乗用車メーカー
8社の海外生産台数は、タイでの落ち込みはありましたが、北米市
場における買い替え需要の継続や、中国市場が好調なことにより、
前年同四半期比4.9%増の847万台となりました。
このような環境のなか、当第2四半期連結累計期間の売上高は
23,771百万円(前年同四半期21,185百万円)、営業利益は2,273
百万円(前年同四半期1,369百万円)、経常利益は2,138百万円(前
年同四半期1,697百万円)、四半期純利益は1,305百万円(前年同
四半期699百万円)となりました。
なお、セグメントごとの業績は、日本では、1月から3月におい
て消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあり生産・販売は好調に推
移し、4月以降の生産・販売についても小幅な減少に留まっており
ます。また、海外顧客向け売上高につきましても、堅調に推移して
おります。売上高は14,505百万円(前年同四半期13,520百万円)、
営業利益は603百万円(前年同四半期413百万円)となりました。
北米では、寒波による一時的な生産・販売の減少がありましたが、
その後は堅調に推移しており、売上高は5,697百万円(前年同四半
期6,011百万円)、営業利益は205百万円(前年同四半期388百万
円)となりました。
中国では、自動車市場は前年第4四半期以降回復に転じ、生産・
販売ともに好調が続いており、売上高は4,615百万円(前年同四半
期3,863百万円)、営業利益は507百万円(前年同四半期255百万
円)となりました。
アジアでは、タイでの二輪車・四輪車市場は不振が続いておりま
すが、その他地域では好調に推移していること、また、前年6月の
ニチリン(タイランド)の子会社化により、売上高は4,980百万円
(前年同四半期3,320百万円)、営業利益は965百万円(前年同四半
期555百万円)となりました。
欧州では、欧州メーカーからの受注
増 加 に よ り、 売 上 高 は1,257百 万 円
(前年同四半期700百万円)、営業利益
は53百万円(前年同四半期は営業損
失21百万円)となりました。
なお、中間配当につきましては当社
創業100周年を記念した記念配当2円
を含めた12円とさせていただきます。
株主の皆様におかれましては、より
一層のご支援とご協力を賜りますよう
代表取締役社長
お願い申しあげます。
連結業績ハイライト
売上高
(百万円)
第2四半期累計
50,000
40,000
30,000
20,000
37,652
44,522
営業利益
通期
47,000
(予想)
5,000
23,771
3,000
1,000
0
0
129期
130期
第
131期
第
四半期
(当期)
純利益
(百万円)
第2四半期累計
2,500
1,000
500
0
(予想)
1,305
1,500
729
129期
129期
第
699
130期
第
131期
第
第2四半期累計
300
200
130.02
81.17 77.77
70.26
130期
第
131期
第
0
第
129期
130期
第
3,000
1,536 1,697
2,000
0
131期
第
(予想)
3,996
4,000
通期
4,400
5,000
2,138
1,024
第
129期
130期
第
131期
第
配当金
(円)
通期
231.89 229.12
(予想)
100
(百万円)
第2四半期累計
1,000
1,015
1株当たり四半期(当期)純利益 (円)
631
第
1,172 1,369
通期
2,300
2,130
2,000
2,273
2,000
10,000
(予想)
3,519
経常利益
通期
4,000
4,000
19,541 21,185
第
(百万円)
第2四半期累計
中間
22.0
25
(通期予定)
20
15
16.0
5
6.0
期末
期末
8.0
中間
中間
129期
第
(期末予定)
8.0
通期
6.0
10.0
通期
12.0
10
0
期末(通期)
130期
第
12.00
中間
(内記念配当2円)
131期
第
通期連結業績予想
日本の自動車業界は、国内においては4月の消費増税後の反動減も
心配されましたが、その影響も少なく、今後も堅調な推移が見込ま
れます。海外においてはタイ、中東および欧州地域における政情不
安など国際情勢に不透明感はありますが、その他の地域はアセアン
地域を中心に概ね好調を維持しております。
このような環境下、当社グループの第2四半期連結累計期間の業績
は、概ね計画どおり推移しております。また、下期以降も堅調な推
移が見込まれることから、平成26年2月18日に公表いたしました平
成26年度通期業績予想を修正しておりません。
連 結 売 上 高
47,000百万円(前期44,522百万円)
連結営業利益
4,000百万円(前期  3,519百万円)
連結経常利益
4,400百万円(前期  3,996百万円)
連結当期純利益
2,300百万円(前期  2,130百万円)
TOPICS
【 創 業 10 0周年】
〈 会社の概況 〉
当社は、神戸を拠点に大正初期には、
三井・住友をしのぐ巨大商社であった
鈴木商店のゴム部門から大正3年に分
離独立し、平成26年5月13日をもって
創業100周年を迎えました。これもひ
創
立
大正  3年(1914年)5月
設
立
大正13年(1924年)3月
(平成26年6月30日現在)
資 本 金
21億5,800万円
本
〒650-0033
兵庫県神戸市中央区江戸町98番地1 東町・江戸町ビル3階
社
とえに皆様のご支援・ご協力の賜物と
事 業 所
姫路工場 / 東京支社 / 浜松営業所 / 厚木配送センター
深く感謝申しあげます。今後もより一
主 要 な
事業内容
自動車用ブレーキホース、パワーステアリングホース、カー
エアコンホースなど自動車用各種ホースの製造・販売およ
び住宅関連のホース類等の製造・販売を行っております。
従 業 員
366名(出向者46名を除く)
層のご支援とご協力を賜りますようお
願い申しあげます。
【取引先様から各賞受賞】
当社の製品開発、原価低減活動等の取り組み
が高く評価され、取引先様から優良感謝賞等を
受賞いたしました。今後も多様化するニーズに
迅速に応えてまいります。
(順不同)
本田技研工業株式会社………………………… 優良感謝賞 原価部門
日産自動車株式会社…………………………… 感謝状 車両開発貢献
日産車体株式会社……………………………… 感謝状 開発貢献記念
川崎重工業株式会社…………………………… 品質優良賞 納入品質実績
株式会社日本クライメイトシステムズ……… 感謝状 取引成績優秀賞
TOTOアクアテクノ株式会社… ……………… 感謝状 総合最優秀賞
株式の状況
株主メモ
(平成26年6月30日現在)
発行可能株式総数
32,000,000株
事 業 年 度
毎年1月1日から12月31日まで
発行済株式の総数
10,050,000株
(自己株式12,014株を含む)
定時株主総会
毎年3月に開催
株主数
2,144名
大株主(上位10名)
持株数
株主名
(千株)
太 陽 鉱 工 株 式 会 社
双
日
株
式
会
社
東京センチュリーリース株式会社
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
み ず ほ 証 券 株 式 会 社
ロイヤルバンクオブカナダトラスト
2,250
800
332
261
229
22.4
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
同事務取扱場所
3.3
〒540-8639 大阪市中央区北浜四丁目5番33号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
郵便物送付先
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号
三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
証券代行事務センター
8.0
2.6
2.3
200
2.0
ニ チ リ ン 従 業 員 持 株 会
177
1.8
日本マスタートラスト信託銀行株式会社
158
ゴールドマンサックスインターナショナル
189
1.9
ホームページをリニューアル いたしました
http://www.nichirin.co.jp/
IR情 報、製 品 情 報や最
新ニュースなどの情報
を掲載しております。
(電話照会先) 電話 0120-782-031(フリーダイヤル)
取 次 窓 口
三井住友信託銀行株式会社の本店および
全国各支店
公 告 方 法
電子公告(当社ホームページに掲載します。)
http://www.nichirin.co.jp/koukoku.html
ただし、電子公告による公告ができない
場合は、日本経済新聞に掲載します。
単元株式数
100株
上場証券取引所
株式会社東京証券取引所 市場第2部
証券コード
5184
当社ホームページアドレス
http://www.nichirin.co.jp/
1.6
(注)持株比率は、発行済株式総数(自己株式除く)に対する持株数の
割合であります。
当社ホームページでは、
日 毎年12月31日
その他必要あるときはあらかじめ公告し
て定めます。
株主名簿管理人
(%)
2.1
日 本 精 化 株 式 会 社
準
持株比率
207
カンパニー(ケイマン)リミテッド
基
・住所変更・単元未満株式(1株から99株まで)の買取等の
お申出先について
株主様の口座のある証券会社等にお申出ください。
なお、証券会社等に口座がないため特別口座が開設されま
した株主様は、特別口座の口座管理機関である三井住友信
託銀行株式会社にお申出ください。
・未払配当金の支払いについて
株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社にお申出
ください。
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