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地域新電力への期待 株式会社シンクロン 鶴岡工場

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地域新電力への期待 株式会社シンクロン 鶴岡工場
山形銀行
CONTENTS
トピックス
02 地域新電力への期待
企業紹介
04 株式会社シンクロン 鶴岡工場
産業クローズアップ
06
家電販売
県内経済の動き
08
総じてみれば持ち直しの動きに足踏み感がうかがえる。
やまぎん情報開発研究所
トピックス
地域新電力への期待
今年4月からの電力小売の全面自由化を前に、
年度か
2016
電気の地産地消を目指す「地域新電力」の動き
らは、これら
が注目されている。
を「発電事業
電気事業法の事業類型の見直し
【現在】
発電
卸供給
(IPP)
他の発電事業
者・新電力
一般電気事業者
(託送供給)
卸電気
事業者
者」
、
「送配電
ネットワーク利用
1.電力小売の全面自由化
事業者」
、
「小
2016年4月より、電力小売の全面自由化が実
売電気事業
施される。これは、東日本大震災を教訓に、安
者」の3つに
定供給の確保、料金の最大限の抑制、需要家の
区 分 し 直 す。
選択肢や企業の事業機会の拡大を目指し、政府
2016年1月18
が進める電力システム改革の一環である。
日現在で、小 【小売全面自由化後】
電力小売については、2000年3月以降、「特
売電気事業者
別高圧」
に区分される大規模な事業所や、
「高圧」
の登録を受け
に区分される中小規模の事業所に対し段階的に
た事業体は
自由化されてきた。今後は、これを「低圧」区
(電力会社
130
分の事業所や、
「電灯」区分の家庭も含め、すべ
は 含 ま な い)
ての需要家に拡大する。どの事業所・家庭も、
となっており、
電気を購入する先を自由に選択することができ
電力小売の全
るようになり、今年1月からすでに切り替えの
面自由化がス
事前受付が開始されている。切り替えに伴って
タートする4月には200を超える可能性が高い。
送配電
特定規模電気事
業者(新電力)
小売
規制需要家
(家庭等)
大口需要家
(特別高圧・高圧)
発電
発電事業者
送配電
送配電事業者
小売
小売電気事業者
一定規模未満
の発電事業者
ネットワーク利用
(託送供給)
すべての需要家
資料:電力システム改革小委員会 制度 設計WG資料等より当行作成
設備費用等を新たに負担することはない。ただ
し、これまで使用していたアナログの電力メー
3.地域新電力とは
ターについてはすべてスマートメーターに置き
新電力のなかでも、特定の地域に限定して電
換えられることになる。
力を供給する事業者は「地域新電力」と呼ばれ
なお、当初は経過措置として電気料金に一定
る。2012年7月の固定価格買取制度(FI
T)導
の規制がなされるが、2018~2020年をメドに料
入以降、再生可能エネルギー発電事業所の増加
金規制の撤廃が予定されており、電力小売は完
を背景に設立が活発化した。地域新電力の事業
全な自由競争の時代を迎える。
によって電気の自給率が高まり、防災面の強化
が図られるだけでなく、発電や売電による収入
2.新たに登場する「小売電気事業者」
が地域内に還流することも期待され、新たなコ
電力小売の全面自由化に伴い、電気事業者の
ミュニティビジネスとして注目されている。
区分も一新される。これまでは、電気事業法に
新電力大手が参入するケースや、地域の中小
基づき、一般の需要に応じて電気を供給する電
企業等が参入するケースなど様々であるが、エ
力会社は「一般電気事業者」
、一般電気事業者向
ネルギー政策や産業政策の一環として、自治体
けに電気を供給する発電事業者は「卸電気事業
が出資する地域新電力も登場している。電力小
者」や「卸供給事業者」とされていた。また、
売の全面自由化を前に、特にFI
Tによる再生可
2000年からの電力小売の一部自由化の際に参
能エネルギー導入量の多い市などを中心にその
入し、一般電気事業者の送電網を経由して高圧
機運が高まっており、全国の市町村で最も導入
区分の需要家に電力供給を行う事業体は「特定
量の多い浜松市は昨年10月、2位の北九州市
規模電気事業者」に区分され、通称「新電力
は昨年11月に相次いで地域新電力を設立して
(PPS)
」と呼ばれている。
02
調査月報 2016年 3月号
いる。
地方自治体が出資する地域新電力の例
事業体名
自治体名(出資割合)
帯分の使用量に相当する。
設立年月
一般財団法人中之条電力
群馬県中之条町(60%) 2013年8月
一般財団法人泉佐野電力
大阪府泉佐野市(66.
6%) 2015年1月
電気の買取価格は固定価格買取制度と同水準
とし、販売価格は電力会社と同水準に設定する
みやまスマートエネルギー株式会社 福岡県みやま市(55%) 2015年3月
方針だが、詳細な事業計画を検討するなかで、
株式会社おおた電力
群馬県太田市(60%)
2015年3月
買取価格、販売価格とも何らかの割増・割引が
株式会社とっとり市民電力
鳥取県鳥取市(10%)
2015年8月
株式会社やまがた新電力
山形県(33.
4%)
2015年9月
できないか検討していく。現状では、販売価格
株式会社浜松電力
静岡県浜松市(8.
3%)
2015年10月
よりも買取価格の方が高くなるが、固定価格買
株式会社北九州パワー
福岡県北九州市(24.
2%) 2015年11月
取制度による低炭素投資促進機構からの交付金
当行作成
4.
「やまがた新電力」の挑戦
をあわせ、初年度からの営業利益黒字を見込ん
でいる。
2015年9月に設立された「やまがた新電力」
やまがた新電力の事業スキーム
は、県が3分の1、民間企業が3分の2を出資
バイオマス発電
太陽光発電所
風力発電
する地域新電力で、都道府県がてがける事例と
しては全国初となる。
同社の設立は、2012年3月に策定された「山
形県エネルギー戦略」において言及されていた。
東日本大震災の際、県内では約8割のエリアが
電気調達
山形県
出資
民間企業18社
やまがた
新電力
交付金
低炭素投資促進機構
停電、復旧までに最長で1日半を要し、県外か
東北電力
不足分電気調達
電気供給
県有施設
託送
他新電力他
当行作成
らの融通電力に頼る部分が大きいことが改めて
浮き彫りとなった。これをうけ、同戦略では、
5.おわりに
再生可能エネルギー等の電源および熱源を、策
電力小売の全面自由化への対応として、電力
定から20年後までに101.
5万kWに引き上げる
会社等は、価格競争力のある電気を生産すべく、
という目標を掲げた。同時に、これらのエネル
大型火力発電の開発を急いでいる。また、小売
ギーの地産地消を実現すべく、地域電熱供給シ
電気事業者には異業種の大手企業も新規参入し、
ステムの導入を目指す構想も盛り込まれた。こ
電気とガス・電話・インターネットサービスな
のなかに地域新電力が果たす役割について言及
どを組み合わせた料金体系で割安感を出す動き
があり、今般の設立に至っている。
も目立っている。
やまがた新電力は、設立の狙いとして、①エ
地域新電力は、再生可能エネルギー発電によ
ネルギーの「地産地消」と「供給基地化」の実
る電気を中心としていることから、ある程度コ
現、②エリア供給システムによる災害対応力の
スト高とならざるを得ない。やまがた新電力は、
向上、③再生可能エネルギーの導入拡大を通し
当初は県有施設に供給を行うものの、今後の供
た「経済の活性化」と「産業の振興」を掲げる。
給先拡大を見据え、環境配慮や地域活性化と
出資した18の民間企業は、再生可能エネルギー
いった設立理念のもと、地域密着型サービス等
発電事業者や金融機関など、設立の趣旨に賛同
とも連携し、いかに需要家の支持を得ていくか
し、電気小売事業に責任をもって参画できる企
が課題となる。また、充分な電源を確保するた
業が名を連ねた。今年4月までには小売電気事
め、既存の再生可能エネルギー発電事業所から
業者の登録をうけ、事業を開始する予定である。
の調達拡大に加え、新たな電源開発も不可欠と
事業スキームは、村山市の県営太陽光発電所
なる。
をはじめとする県内17の発電所から電気を買
やまがた新電力の挑戦が、再生可能エネル
い取り、約70カ所の県有施設に売電するという
ギー導入の機運をさらに高め、エネルギーを核
もので、当初の取扱量は年間2,
300万kWhとし
とする新たな地域経済循環を創造していくこと
ている。これは、一般世帯に換算すると6,
000世
に大きな期待がかかる。
調査月報 2016年 3月号
03
企業紹介
株式会社シンクロン 鶴岡工場
~ 真空薄膜形成装置のスペシャリスト 国内唯一の生産拠点 ~
真空薄膜形成装置の総合サービス企業
限定せざるをえないなどの不便があった。
株式会社シンクロンは、真空薄膜形成装置の
こうして、新たに関東・東北地方で適地を探
総合サービス企業として、研究開発、設計、製
すなかで、鶴岡中央工業団地への進出が決定す
造、販売、アフターサービスまでを一貫して手
る。酒田市出身の創業者はすでに他界していた
がける。光学膜の装置では国内トップシェアを
が、①特急が止まる駅に隣接する工業団地は全
誇る。
国でも珍しく、行き来に便利であること、②以
真空薄膜とは、真空(大気圧より低い圧力で
前からの協力会社が近くにあり、連携が図りや
満たされた状態)の性質を利用し、酸化シリコ
すかったこと、③庄内地域に工業高校や高等専
ンなどの膜材料の分子によって、ガラスやプラ
門学校などがあり、人材確保が望めることなど
スチックなどの基板上に形成する極薄の膜のこ
が決め手となったという。
と。国内における真空薄膜成形技術は、潜水艦
鶴岡工場は、1991年に倍の広さに増設。しば
の潜望鏡の加工に始まり、カメラレンズの加工
らくは国内2工場体制をとったが、1998年頃に
から、半導体、フラット・パネル・ディスプレ
なると、鮫洲工場はサービス事業部に役割転換
イ、自動車部品、電子部品、CD・DVDなどの
し、鶴岡が国内唯一の生産拠点となった。
光ディスクの製造に至るまで、実に様々な工業
製品に用いられている。
シンクロンの前身となる「有限会社真空器械
研究所」は、1951年、酒田市出身の冨樫義雄氏
によって東京都品川区に設立された。創業当初
は薄膜加工も手がけたが、カメラのレンズコー
ティング装置に、
レンズを加熱して硬い膜
(ハー
ドコート)を形成する機構を組み込むといった
工夫を凝らしたことなどをきっかけに、カメラ
メーカーからの引き合いが増え、次第に装置製
造のウエイトが高まっていった。
光学膜、多機能膜のニッチな分野に強み
1960年に「真空器械工業株式会社」へ改組。
創業時より、特定の波長の光のみを透過・反
1991年には、コア技術となる“真空”と“エレ
射する光学膜の形成装置を得意としてきたシン
クトロン”をもじって「株式会社シンクロン」
クロンは、眼鏡、双眼鏡、一眼レフカメラ、デ
と社名変更を行った。2008年には横浜みなとみ
ジタルカメラ、CD、プロジェクターなど、様々
らい21地区に本社を移転している。
な工業製品の普及に対応して装置の開発を行っ
てきた。半導体やフラット・ディスプレイ・パ
鶴岡工場が国内唯一の生産拠点
ネル向けの装置については、需要の波が大きく、
シンクロンが鶴岡に進出したのは1989年。創
大型化が進んだこともあって対応しなかったが、
業以来、品川区の本社工場ですべての製造をて
ニッチな分野において着実にシェアを固める。
がけていたが、装置の大型化に伴い手狭となっ
近年は、携帯電話等の内部に装備される、特
たため、1982年に区内に「鮫洲工場」を取得す
定の周波数帯域の電波をフィルタリングする電
る。しかしながら、アクセス道路が狭く、近隣
子部品などの製造にも使用され、シンクロンの
への配慮から、トレーラーによる搬出を早朝に
装置が活躍するフィールドは拡大している。
「カ
04
調査月報 2016年 3月号
ことなく連続的に成膜できる「CESシリーズ」
など、様々なラインナップを取り揃える。鶴岡
工場では、これらを顧客のニーズに合わせてカ
スタマイズし、1年中一定の温度・湿度に保た
れた広い工場内で、装置を一つ一つ手で組み上
げている。
マザー工場・鶴岡から世界につながる
主要顧客である日系光学メーカーにおいては、
小池 祥 常務取締役
2000年代以降、アジアを中心に海外生産シフト
が急速に進行した。この動きに合わせ、シンク
メラやセンサーに真空薄膜技術は欠かせない。
ロンも、2003年に上海、2004年に台湾、2005
自動車の自動運転技術の進展なども、当社に
年に深圳、2007年にマレーシア、2008年にタイ
とっては大きなビジネスチャンスになる」と、
と、立て続けに海外にサービス拠点を設置した。
1990年から2006年まで鶴岡工場勤務を経験し、
こうしたなか、中国メーカーからの引き合い
現在は鶴岡工場を統括する小池祥常務取締役は
が増えてきたことをきっかけとして、2010年に、
語る。また、防汚機能などをもつ高機能膜も手
上海に海外初の製造拠点となる「上海新柯隆真
がけており、スマートフォンやタブレット端末
空設備製造有限公司」
を設立した。主に中国メー
のディスプレイ保護に利用されている。
カーに納入する装置を製造するが、高度な技術
真空薄膜形成方法には、大きく分けて物理的
が必要とされる装置については引き続き鶴岡工
な方法と化学的な方法があるが、物理的な方法
場で製造し、輸出を行っている。鶴岡は海外も
による代表格は、膜材料を加熱し蒸発させ、直
含め全体の製造管理を担うマザー工場と位置づ
接基板の表面に飛ばす「蒸着方式」である。ま
けられる。
た、電圧をかけてアルゴンなどの不活性ガスを
鶴岡工場には現在115名の社員が働く。小池
イオン化し、電気的に加速させて膜材料にぶつ
常務は、
「当社で新卒採用を行っているのは、鶴
け、飛び出した分子を基板に成膜する方法は、
岡工場と本社のR&Dセンターのみ。人手不足と
「スパッタリング方式」と呼ばれる。
いわれるが、鶴岡工場では、地元の工業高校等
シンクロンは、蒸着、スパッタ、両方の装置
から毎年優秀な人材を獲得できている」とする。
を製造するが、代表的な機種である「MI
C-
引き合いが増えているI
T企業の動向をいち早
1350」では、
「イオン・アシステッド蒸着(I
AD)」
くキャッチするため、近々アメリカに新たな拠
と呼ばれる技術を採用。独自に開発したイオン
点を設置する予定であることにふれ、
「鶴岡で採
発生装置を組み込み、気化した膜材料の分子に、
用した若者にも、世界を舞台に活躍できる人材
イオンを加速させてぶつける。通常の蒸着方式
となってもらえるよう、しっかり育成していき
では、基板を加熱することでより密着度の高い
たい」と語った。
成膜を行うが、I
ADでは低温でも高品質な成膜
が可能となる。加熱時間および冷却時間が不要
となるため、処理能
力が向上するといっ
たメリットもある。
このほか、両サイ
ドに基板の入れ替え
室を取り付け、蒸着
MI
C-1350
室を大気に開放する
会 社 名 株式会社シンクロン
住 所 神奈川県横浜市西区みなとみらい435
代 表 者 代表取締役 成田 正哉
事業内容 真空薄膜形成装置の開発・製造・販売 他
設 立 1951年 従業員数 324名
T E L 0456502400
U R L ht
t
p:
/
/
www.
s
hi
ncr
on.
co.
j
p/
【鶴岡工場】
住 所 山形県鶴岡市宝田11971
設 立 1989年
T E L 0235224196
調査月報 2016年 3月号
05
産業クローズアップ
家電販売
家電大型専門店販売額
総務省・経済産業省「平成24年経済センサ
全国
ス-活動調査」によると、全国における電気機
販売額
(億円)
械器具小売業及び電気事務機械器具小売業の事
県内
前年比
(%)
販売額
(百万円)
前年比
(%)
2015年1月
3,
622
▲11.
5
2,
197
▲17.
2
2
3,
025
▲15.
2
1,
619
▲19.
6
3
4,
076
▲38.
2
2,
244
▲43.
5
また、年間商品販売額の合計は7兆2,
187億円
4
3,
166
10.
4
1,
615
11.
8
で、同調査比7.
9%減少しているが、事業所数に
5
3,
293
11.
3
1,
745
14.
0
6
3,
252
▲ 4.
6
1,
647
▲ 2.
5
7
4,
135
4.
8
2,
380
17.
6
8
3,
804
6.
7
2,
169
0.
5
9
3,
111
▲ 0.
6
1,
729
5.
8
10
3,
050
2.
0
1,
734
▲ 1.
6
県内における電気機械小売業および電気事務
11
3,
358
▲ 3.
7
1,
825
▲ 1.
7
機 械 器 具 小 売 業 の 事 業 所 数 は、前 回 調 査 比
12
4,
575
▲ 2.
8
2,
631
▲ 5.
9
016で、経済産業省「平成
業所数堰の合計は32,
19年商業統計調査」に比べて28.
1%減少した。
比べると、減少ペースは緩やかになっている。
一方、売場面積は同10.
3%増と増加しており、
1事業所あたりの規模は拡大傾向にある。
30.
4%減の432、年間商品販売額は同13.
1%減
資料:経済産業省「商業動態統計調査」
の508億円となり、ともに減少している。一方、
前年に比べて減少している。月次の推移をみる
全国と同様に店舗の大型化が進んでおり、1事
と、前年が消費増税前の駆け込み需要により高
業所あたりの売場面積は拡大している。
水準となった反動で、2015年1月から3月にか
家電販売業界においては、2011年3月に終了
けて3カ月連続で大幅な前年比マイナスとなっ
したエコポイント制度や、同年7月の地上デジ
た。その後は、2015年6月を除いておおむね前
タル放送への完全移行といった大きな環境変化
年比プラスで推移したが、これは前年が消費増
のなかで、市場規模が縮小しており、リフォー
税の影響により低水準だったことに加えて、家
ムや太陽光発電設備の販売といった新たな事業
電販売のなかで最も高いシェアを占める生活家
に参入する動きもみられる。
電において、高価格帯商品へのシフトがみられ、
販売単価が上昇したことなどが一因とみられる。
電気機械器具小売業および電気事務機械器具小売業の
年間商品販売額、1事業所あたり売場面積
しかしながら、足もとでは、暖冬の影響もあっ
て石油暖房器具やエアコンなどの季節性商品の
(兆円)
9
全国
(㎡) (億円)
300
700
8
250
7
200
6
5
150
4
3
100
2
50
1
0
0
1997 2002 07
12年
年間商品販売額
県内
(㎡)
300
販売が減少しており、再び前年比マイナスと
250
なっている。販売がやや不振となるなか、家電
200
販売店においては、スマートフォンやタブレッ
150
ト端末、4Kテレビなど今後の成長が見込める
100
商品や、消費者の求める高品質・高性能の生活
50
家電などの販売に力を入れている。
600
500
400
300
200
100
0
0
19972002 07
12年
1事業所あたり売場面積(右目盛)
資料:経済産業省「商業統計調査」
、総務省・経済産業省「経済センサス」
経済産業省「商業動態統計調査」より、直近
の家電販売動向をみると、県内の家電大型専門
堰 販売額は、2
015年1月~12月の合計で前
店堰
年比7.
8%減の235億3,
500万円となっており、
06
調査月報 2016年 3月号
堰 管理、補助的経済活動のみを行う事業所、産業細分類が格付
不能の事業所、小売の商品販売額が無い事業所も含んでいるた
め、商業統計調査とは不連続となっている。なお、「電気機械
器具小売業」、
「電気事務機械器具小売業」は、日本標準産業分
類の「家庭用電気機械器具小売業」が2002年の改定時に2つ
に分割されてできた項目。
堰
堰 調査対象は、日本標準産業分類の「電気機械器具小売業(中
古品を除く)または「電気事務機械器具小売業(中古品を除く)」
に属する事業所を有する企業で、家電大型専門店(売場面積
500㎡以上)を10店舗以上有する企業。
経済日誌
2016年1月16日 ~ 2016年2月15日
山 形 県
東 北
1月18日
1月18日
酒田駅前再開発 民間事業者を募集
2015年仙台港国際コンテナ 過去最高に
酒田市は、ジャスコ酒田駅前店跡地の再開発事業
に関して、図書館機能をもつ再開発施設などを建設
する整備計画方針を公表。参加を希望する民間事業
者の募集を開始した。再開発施設は2020年度完成
予定。
宮城県は、仙台港の2015年の国際コンテナ貨物
取扱量(速報値)が、22.
5万TEUで過去最高となっ
たと発表。
1月20日
ジェイデバイス 宮城、会津工場閉鎖へ
1月19日
でん六 上山市に新工場設立
でん六(山形市)は、同社の蔵王の森工場(上山
市)南側に新工場を設立することを明らかにした。
加工豆菓子の製造拠点となり、2017年8月に稼動
予定。
半導体製造のジェイデバイス(大分県)は、宮城
工場(宮城県村田町)と会津工場(会津若松市)を
閉鎖すると発表。2017年6月までに全業務を国内
他工場に移管する。両工場の従業員は合計で850人。
1月21日
ダイユーエイト リックと経営統合
1月20日
FDA 山形-名古屋便1日2往復に増便
フジドリームエアラインズは、3月27日から山
形-名古屋便を1日2往復に増便すると発表。2
往復となるのは2004年以来12年ぶり。
ダイユーエイト(福島市)は、ホームセンターを
経営するリックコーポレーション(岡山県)と経営
統合すると発表。9月に共同持株会社を設立する。
1月26日
東京五輪 ホストタウン構想第1次登録が決定
1月21日
南陽市文化会館 木造ホールとしてギネス認定
南陽市文化会館が、世界最大の木造コンサート
ホールとしてギネスに認定された。座席数は1,
403
席。シェルター(山形市)が提供した耐火構造部材
を使用しており、昨年10月に開館。
政府は、2020年の東京オリンピックで海外選手
との交流を図る「ホストタウン」構想について、地
方自治体の計画44件を第1次登録として決定。東
北では、仙台市、上山市など7市町が登録。
1月28日
釜石港に国際コンテナ航路開設
1月29日
やまがた雪フェスティバル初開催
県と寒河江西村山1市4町が企画した「やまがた
雪フェスティバル」が、29日から31日までの3日
間にわたって、寒河江市で開催。県内の雪の魅力を
アピールし、観光客が減少する冬季間の誘客を図る
ために初めて企画された。来場者数は想定を上回る
16万1,
000人。
釜石港に韓国、中国との国際コンテナ航路が就航
することが明らかに。2017年度に就航予定。岩手
県の港での国際コンテナ航路就航は震災後初。
1月29日
東北六魂祭 6月に青森で開催
東北6県の夏祭りが一堂に集まる「東北六魂祭」
が6月25日、26日に青森市で開催されることが決
定。今回を最終回とし、来年以降の継続は未定。
2月9日
日東ベスト ベトナムに子会社設立
2月8日
日東ベスト(寒河江市)は、ベトナムに加工食品
の製造販売を行う子会社「ジャパンベストフーズ」
を設立すると発表。今年3月に設立し、2017年3
月営業開始予定。同社にとって初めての海外製造拠
点となる。
トヨタ自動車 国内全工場の稼動を休止
トヨタ自動車は、国内全工場の稼動を休止。グ
ループ会社の愛知製鋼での爆発事故により部品供
給が滞るため。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)
も8日から13日まで車両組立、部品生産を休止。
調査月報 2016年 3月号
07
県内経済の動き
県内経済の基調判断
総じてみれば持ち直しの動きに足踏み感がうかがえる。
住宅建設は、増加傾向が続いている。個人消費は、おおむね横ばいとなっている。また、
企業の生産活動は、下げ止まりの動きとなっているが、県内企業の景況感は、製造業、非製
造業ともに悪化している。公共工事は、前年比マイナスが続き減少傾向となっている。こう
したなか、雇用情勢は、改善の動きが続いている。
鉱工業指数(季調値)
(2010年=100)
生 産 … 下げ止まっている
130
11月の鉱工業生産指数(2010年平均=100)
在庫
(県内)
120
在庫
(全国)
は、季節調整値では98.
4で、前月比2.
2%上昇。
はん用・生産用・業務用機械などが上昇し、2
110
カ月連続のプラス。原数値では前年比0.
7%低下
100
したが、マイナス幅は前月に比べ縮小した。
生産
(全国)
90
生産
(県内)
在庫指数は102.
6で、前月比2.
7%低下し、2
カ月連続のマイナス。
80
13/11 14/2
5
8
11
15/2
5
8
11月
資料:県統計企画課
個人消費関連指標(前年比)
(%)
20
(%)
40
百貨店・スーパー販売額
15
30
10
20
5
10
0
0
個人消費 … おおむね横ばい
12月の百貨店・スーパー販売額(全店舗)は、
前年比2.
0%減で、7カ月連続のマイナス。
1月の新車登録届出台数
(乗用車+軽自動車)
は、前年比0.
8%増で5カ月ぶりにプラスとなっ
▲ 5
▲10
た。小型車、軽自動車はマイナスであるものの、
▲10
▲20
新車発売効果等から普通車が大幅なプラスと
▲30
なっている。
▲15
新車登録届出台数(右目盛)
14/1
4
7
10
15/1
4
7
10
16/1月
資料:東北経済産業局、東北運輸局
15
12月 の や ま ぎ ん 消 費 総 合 指 数(2010年 平
やまぎん消費総合指数(前年比)
(%)
20
均=100)は、調整後指数(速報値)が前年比
調整前
4.
3%低下の101.
9となり、3カ月連続のマイ
調整後
10
ナス。原油安や暖冬などをうけて、交通費や光
5
熱・水道費がマイナスとなっている。
0
▲ 5
「やまぎん消費総合指数」
の詳しい作成方法につ
▲10
▲15
13/12 14/3
いては、調査月報2012年8月号、2014年7月号
6
9
12
15/3
6
9
12月
資料:当行作成
08
調査月報 2016年 3月号
をご参照ください。
(%)
80
住宅建設 … 増加傾向
新設住宅着工戸数(利用関係別寄与度、前年比)
12月の新設住宅着工戸数は、前年比12.
6%増
60
となり、12カ月連続のプラス。持ち家が11カ月
40
ぶりに前年比マイナスに転じたものの、貸家と
20
分譲住宅については二桁台の伸びとなった。市
0
▲20
町村別にみると、米沢市、長井市での貸家着工
▲40
増や、山形市での貸家および分譲住宅着工増な
▲60
13/12 14/3
どが全体を押し上げている。
6
9
15/3
12
貸家
前年比
持ち家
給与住宅
6
12月
9
分譲住宅
資料:県建築住宅課
(%)
80
公共工事請負額(発注者別寄与度、
年度累計、前年比)
公共工事 … 減少傾向
1月の公共工事請負額は、前年比26.
6%減で
60
7カ月連続のマイナス。独立行政法人等発注工
40
事は前年を上回ったものの、国、県、市町村発
20
注工事は前年を下回った。
0
▲20
2015年4月~2016年1月(年度累計)の公
▲40
共工事請負額は、前年比25.
0%減で、年度累計
▲60
では19カ月連続のマイナス。
14/1
4
7
国
10
県
15/1
4
市町村
7
その他
10
16/1月
前年比
資料:東日本建設業保証㈱山形支店
(%)
25
20
有効求人倍率(パート含む常用・原数値)
有効求人倍率
(右目盛)
1.1
15
10
(倍)
1.2
有効求人数
(前年比)
5
0
▲ 5
▲15
有効求職者数
(前年比)
▲20
13/12 14/3
6
9
12
15/3
6
9
雇用情勢 … 改善している
12月の有効求人倍率(パート含む常用・原数
1.0
値)は、前年比0.
01ポイントプラスの1.
16倍で、
0.9
70カ 月 連 続 で 前 年 を 上 回 り、前 月 と 同 様 に
0.8
1997年以来の高水準を維持した。新規求職者数
0.7
は5カ月ぶりにプラスとなったものの、新規求
0.6
▲10
0.5
0.4
12月
人数も2カ月ぶりにプラスとなっており、総じ
てみれば雇用情勢は改善の動きが続いている。
資料:山形労働局職業安定部
国内経済の基調判断
景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。
個人消費は、総じてみれば底堅い動きとなっている。設備投資は、おおむね横ばいとなっている。
輸出は、弱含んでいる。生産は、このところ横ばいとなっている。企業収益は、改善している。企
業の業況判断は、一部に慎重さがみられるものの、おおむね横ばいとなっている。雇用情勢は、改
善している。消費者物価は、緩やかに上昇している。
(内閣府 月例経済報告 2016年1月)
※1・2月号と同内容を掲載
調査月報 2016年 3月号
09
主要経済指標
生 産
総
2012年
2013年
2014年
合
前年比
%
98.
1
0.
3
95.
7
▲ 2.
4
100.
9
5.
4
2014年11月
12 2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 99.
9
96.
7
107.
9
100.
8
97.
2
99.
2
97.
1
96.
9
96.
0
94.
5
94.
3
96.
3
98.
4
▲ 0.
1
▲ 4.
5
3.
1
▲ 1.
5
▲ 5.
7
▲ 4.
3
▲ 4.
9
▲ 5.
6
▲ 5.
4
▲ 0.
3
▲ 5.
8
▲ 4.
8
▲ 0.
7
鉱 工 業 生 産 指 数 (2010年=100)
電子部品・デバイス
はん用・生産用・業務用機械
食 料 品
前年比
前年比
前年比
%
%
%
101.
1
3.
4
104.
2
▲13.
0
99.
5
▲ 0.
5
90.
6
▲10.
4
90.
7
▲13.
0
97.
2
▲ 2.
3
105.
0
15.
9
94.
0
3.
6
95.
9
▲ 1.
3
106.
9
104.
5
108.
8
98.
3
93.
1
110.
3
98.
2
103.
4
97.
8
90.
2
94.
3
91.
6
95.
8
15.
5
8.
9
3.
6
▲ 5.
1
▲11.
9
▲ 1.
0
▲ 8.
0
▲ 6.
9
▲ 7.
2
▲ 4.
8
▲ 8.
6
▲12.
3
▲10.
2
92.
8
85.
0
125.
8
108.
8
98.
1
89.
2
100.
4
82.
6
88.
9
99.
8
86.
8
95.
1
111.
8
資料出所
▲ 2.
7
▲16.
6
32.
5
11.
9
▲ 3.
7
▲ 8.
5
9.
6
▲18.
3
▲11.
7
26.
7
▲ 2.
3
0.
2
21.
6
94.
7
95.
6
96.
6
97.
7
99.
3
92.
1
92.
9
91.
8
93.
0
88.
0
94.
7
96.
1
91.
8
▲
▲
▲
▲
4.
3
0.
6
0.
8
0.
3
1.
8
▲ 5.
2
▲ 4.
7
▲10.
3
▲ 0.
1
▲ 1.
9
2.
6
▲ 0.
2
▲ 2.
2
情報通信機械
前年比
%
91.
4
23.
2
103.
9
13.
7
93.
2
▲10.
3
69.
9
88.
9
69.
3
79.
1
76.
6
63.
8
66.
8
80.
6
68.
1
64.
6
70.
2
69.
6
66.
1
▲40.
6
▲20.
2
▲39.
6
▲28.
7
▲22.
1
▲37.
9
▲27.
1
▲15.
8
▲22.
3
▲24.
0
▲21.
5
▲11.
1
▲ 5.
2
鉱工業在庫指数
総 合
前年比
%
114.
9
11.
1
117.
7
2.
4
104.
9
▲10.
9
103.
4
103.
4
100.
2
99.
5
98.
5
98.
8
99.
4
105.
5
107.
0
114.
0
116.
0
105.
5
102.
6
▲11.
1
▲10.
4
▲15.
0
▲11.
2
▲ 8.
4
▲ 9.
1
▲ 8.
5
▲ 1.
3
12.
7
18.
7
16.
2
5.
9
▲ 0.
8
山形県統計企画課
※生産指数・在庫指数は季節調整値、前年比は原指数比較
消 費
2013年
2014年
2015年
需要量
前年比
千kW H
%
2,
440,
157 ▲ 2.
8
2,
510,
636
2.
9
2,
544,
464
1.
3
百貨店・スーパー
販売額(全店舗)
前年比
百万円
%
143,
837
1.
6
148,
352
3.
1
148,
104
▲ 0.
2
2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2016年 1月
資料出所
208,
441
5.
3
198,
525
3.
1
214,
786
0.
1
204,
368
3.
2
200,
760 ▲ 0.
6
220,
907
2.
9
236,
409
2.
6
218,
229 ▲ 0.
9
213,
746 ▲ 1.
1
216,
151
1.
9
205,
468
0.
3
206,
674 ▲ 0.
3
-
-
東北電力㈱山形支店
12,
385
3.
1
11,
144
3.
1
12,
998
▲ 7.
7
11,
865
6.
8
12,
839
6.
5
12,
088
▲ 1.
2
11,
873
▲ 0.
6
13,
312
▲ 2.
2
11,
348
▲ 0.
4
11,
805
▲ 1.
3
11,
635
▲ 3.
3
14,
812
▲ 2.
0
-
-
東北経済産業局
産業用大口電力
新車新規登録・届出台数
やまぎん消費総合指数
(2010年=100)
合 計
乗 用 車
軽自動車
前年比
前年比
前年比
前年比
台
%
台
%
台
%
%
53,
632
▲ 2.
0 27,
655
▲ 6.
3 25,
977
3.
0
104.
9
4.
9
52,
526
▲ 2.
1 26,
462
▲ 4.
3 26,
064
0.
3
103.
9
▲ 1.
0
47,
074
▲10.
4 24,
907
▲ 5.
9 22,
167
▲15.
0
101.
4
▲ 2.
4
3,
472
4,
642
7,
798
2,
979
2,
989
3,
875
3,
909
2,
857
4,
439
3,
625
3,
448
3,
041
3,
499
▲22.
0
▲18.
3
▲11.
4
▲12.
9
▲16.
8
0.
2
▲ 8.
6
2.
7
▲ 8.
4
▲ 4.
9
▲ 8.
1
▲ 6.
1
0.
8
1,
758
▲19.
7
2,
381
▲19.
2
3,
995
▲ 9.
7
1,
573
▲ 8.
2
1,
535
▲ 2.
8
2,
067
4.
9
2,
201
▲ 7.
1
1,
553
1.
0
2,
430
▲ 0.
4
1,
951
▲ 1.
2
1,
776
▲ 2.
8
1,
687
13.
3
1,
860
5.
8
東北運輸局
1,
714
2,
261
3,
803
1,
406
1,
454
1,
808
1,
708
1,
304
2,
009
1,
674
1,
672
1,
354
1,
639
▲24.
2
▲17.
3
▲13.
2
▲17.
7
▲27.
7
▲ 4.
7
▲10.
5
4.
7
▲16.
5
▲ 8.
9
▲13.
1
▲22.
7
▲ 4.
4
105.
8
▲
104.
1
▲
104.
0
▲
104.
6
▲
104.
8
▲
100.
1
99.
5
▲
100.
0
99.
8
98.
1
▲
97.
0
▲
101.
9
▲
-
当行作成
5.
9
6.
5
6.
5
3.
4
3.
6
1.
2
1.
5
1.
1
0.
5
1.
3
4.
2
4.
3
-
雇用・所得
2013年
2014年
2015年
2014年12月
2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 資料出所
消費者物価指数
名目賃金指数
常用雇用指数
(山形市・2010年=100)
(2010年=100)
(2010年=100)
前年比
%
100.
7
0.
6
103.
7
3.
0
104.
3
0.
6
104.
0
104.
1
103.
8
104.
0
104.
3
104.
7
104.
2
104.
1
104.
2
104.
6
104.
6
104.
1
104.
3
▲
▲
▲
▲
2.
3
2.
2
2.
0
2.
2
0.
1
0.
2
0.
1
0.
2
0.
2
0.
1
0.
3
0.
3
0.
2
前年比
%
102.
5
4.
1
103.
1
0.
6
-
-
182.
2
0.
4
90.
6
3.
4
89.
0
1.
7
94.
0
▲ 0.
3
91.
5
2.
7
88.
9
1.
1
139.
5
3.
9
115.
0
▲ 2.
7
93.
9
▲ 2.
4
88.
2
▲ 3.
1
90.
8
0.
2
92.
5
▲ 1.
3
-
-
山形県統計企画課
※5人以上事業所ベース
10
調査月報 2016年 3月号
前年比
%
100.
9
0.
9
100.
9
0.
0
-
-
101.
4
102.
0
101.
7
101.
4
102.
7
102.
4
102.
7
102.
7
102.
8
102.
3
102.
6
102.
9
-
▲ 0.
5
1.
5
2.
5
1.
2
2.
1
1.
6
2.
0
1.
2
1.
2
1.
0
1.
2
1.
6
-
一般職業紹介状況(パートタイム含む・常用)
有効求人倍率(原数値)
新規求人数
新規就職申込件数
前年比
前年比
前年比
倍
ポイント
人
%
件
%
0.
86
0.
09 92,
640
4.
2 72,
530
▲ 3.
6
1.
04
0.
18 97,
443
5.
2 66,
190
▲ 8.
7
1.
09
0.
05 95,
017
▲ 2.
5 63,
292
▲ 4.
4
1.
15
1.
13
1.
12
1.
06
1.
00
0.
99
1.
06
1.
09
1.
11
1.
12
1.
13
1.
16
1.
16
0.
17
6,
890
7.
2
0.
11
8,
561
▲ 7.
3
0.
10
7,
799
▲ 1.
6
0.
07
8,
488
3.
7
0.
06
8,
674
▲ 6.
2
0.
03
6,
829
▲13.
6
0.
03
8,
299
4.
6
0.
03
8,
818
2.
7
0.
04
7,
091
▲ 5.
5
0.
05
8,
190
▲ 2.
6
0.
05
8,
828
1.
4
0.
07
6,
483
▲ 6.
2
0.
01
6,
957
1.
0
山形労働局職業安定部
3,
729
5,
638
5,
597
6,
250
6,
824
4,
944
5,
278
5,
424
4,
779
4,
905
5,
247
4,
322
4,
084
▲16.
2
▲ 8.
9
▲ 7.
8
▲ 3.
0
▲ 8.
7
▲ 7.
9
1.
6
2.
5
▲ 3.
6
▲14.
0
▲ 3.
4
▲ 0.
3
9.
5
建設投資
合 計
前年比
戸
%
5,
864
24.
3
4,
550
▲22.
4
5,
403
18.
7
2013年
2014年
2015年
2014年12月
2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 資料出所
388
249
367
366
452
471
576
511
500
542
417
515
437
▲22.
7
6.
4
1.
4
24.
1
4.
9
35.
0
8.
9
40.
4
38.
5
43.
8
5.
6
10.
8
12.
6
新 設 住 宅 着 工 戸 数
民 間 建築着工床面積
持 ち 家
貸 家
分譲住宅+給与住宅
居 住 用
非居住用
前年比
前年比
前年比
前年比
前年比
戸
%
戸
%
戸
%
㎡
%
㎡
%
3,
823
23.
9
1,
553
22.
0
488
36.
7 752,
108
24.
3 604,
773
35.
5
2,
529
▲33.
8
1,
501
▲ 3.
3
520
6.
6 538,
441
▲28.
4 482,
755
▲20.
2
3,
076
21.
6
1,
721
14.
7
606
16.
5 631,
418
17.
3 408,
954
▲15.
3
183
125
194
278
302
313
358
289
276
267
238
270
166
▲37.
8
▲ 7.
4
16.
9
47.
1
11.
9
37.
3
23.
0
41.
7
23.
8
31.
5
19.
6
13.
4
▲ 9.
3
180
74
124
62
105
102
123
174
195
223
133
180
226
19.
2
54.
2
▲ 5.
3
▲31.
9
▲ 7.
1
15.
9
▲35.
3
40.
3
116.
7
75.
6
▲ 5.
0
0.
6
25.
6
国土交通省
25
50
49
26
45
56
95
48
29
52
46
65
45
▲56.
1
▲ 2.
0
▲24.
6
73.
3
▲ 6.
3
69.
7
97.
9
33.
3
▲39.
6
10.
6
▲17.
9
35.
4
80.
0
39,
189
26,
413
40,
518
48,
251
56,
657
60,
900
73,
460
58,
681
57,
152
59,
229
51,
412
57,
043
41,
702
▲36.
7 57,
117
0.
6 16,
532
6.
0 23,
926
31.
9 17,
763
1.
8 33,
959
34.
2 31,
838
6.
5 47,
341
31.
9 28,
663
30.
1 37,
404
32.
5 101,
144
16.
2 26,
073
12.
1 29,
086
6.
4 15,
225
公共投資
2012年度(年)
2013年度(年)
2014年度(年)
2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2016年 1月
資料出所
観 光
合計(年度累計)
前年比
百万円
%
158,
209
22.
6
208,
209
31.
6
189,
184
▲ 9.
1
公 共 工 事 請 負 額
県
市町村
独立行政法人 他
前年比
前年比
前年比
前年比
百万円
%
百万円
%
百万円
%
百万円
%
40,
005
3.
8 45,
955
32.
7 54,
967
45.
3 17,
280
▲ 4.
2
61,
303
53.
2 49,
893
8.
6 72,
961
32.
7 24,
050
39.
2
42,
889
▲30.
0 61,
666
23.
6 61,
339
▲15.
9 23,
287
▲ 3.
2
173,
903
178,
406
189,
184
15,
973
30,
133
55,
442
79,
677
91,
375
107,
033
117,
246
123,
375
128,
029
130,
489
35,
762
38,
637
42,
889
2,
099
9,
003
15,
113
20,
640
22,
458
24,
902
25,
905
26,
289
26,
505
26,
594
▲ 9.
0
▲ 8.
3
▲ 9.
1
▲30.
9
▲27.
2
▲ 9.
8
▲ 8.
2
▲12.
4
▲14.
6
▲20.
1
▲24.
0
▲24.
9
▲25.
0
5.
5
19.
9
▲29.
6
3.
8
7.
3
▲22.
7
▲28.
5
▲55.
9
▲13.
5
116.
6
▲ 7.
2
▲24.
7
▲73.
3
国
▲33.
2 56,
981
24.
9 60,
532
▲29.
4 57,
424
22.
1 60,
903
▲30.
0 61,
666
23.
6 61,
339
▲61.
1
4,
610
▲48.
0
2,
696
▲33.
3
6,
003
▲41.
1
6,
780
▲20.
2
9,
423
▲29.
2 18,
152
▲10.
8 14,
023
▲27.
5 29,
783
▲18.
8 16,
984
▲31.
0 35,
094
▲24.
6 21,
281
▲35.
7 42,
277
▲25.
3 25,
142
▲47.
6 46,
063
▲25.
4 27,
510
▲47.
0 49,
285
▲25.
3 28,
891
▲47.
5 51,
521
▲25.
6 30,
415
▲46.
6 52,
175
東日本建設業保証㈱ 山形支店
▲14.
3
▲14.
3
▲15.
9
▲35.
9
▲37.
6
▲ 5.
4
0.
3
0.
4
4.
7
3.
6
▲11.
0
▲13.
5
▲13.
8
20,
625
21,
440
23,
287
6,
566
8,
345
12,
752
15,
230
16,
837
18,
572
20,
134
20,
289
21,
110
21,
304
▲ 3.
1
▲ 1.
5
▲ 3.
2
41.
7
21.
7
27.
0
4.
4
▲ 1.
2
▲ 1.
8
3.
0
2.
2
2.
9
3.
3
宿泊旅行統計
延べ宿泊者数
前年比
千人
%
5,
560
2.
4
5,
431
▲ 2.
3
5,
899
8.
6
412
▲ 0.
0
441
▲ 2.
8
470
0.
4
381
16.
1
490
11.
9
452
▲ 7.
4
511
▲ 6.
9
708
▲ 4.
9
542
▲ 2.
8
574
▲ 1.
1
484
5.
2
-
-
-
-
観光庁資料より当行作成
※宿泊旅行統計は年計
金融 ほか
2013年
2014年
2015年
2015年 1月
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2016年 1月
資料出所
県内金融機関預貸金残高
預 金
貸出金
末残
前年比
末残
前年比
億円
%
億円
%
45,
406
3.
7 24,
524
2.
2
46,
267
1.
9 25,
162
2.
6
47,
565
2.
8 25,
836
2.
7
企 業 件 数
前年比
件
%
74
21.
3
62
▲16.
2
58
▲ 6.
5
45,
793
46,
061
46,
290
46,
408
46,
550
47,
375
47,
023
47,
087
46,
985
46,
903
47,
419
47,
565
-
3
▲57.
1
328
▲79.
8
7
250.
0
347
594.
0
9
125.
0
4,
187
607.
3
5
▲44.
4
369
▲93.
6
7
133.
3
2,
413
413.
4
5
▲44.
4
676
8.
0
8
33.
3
4,
836
658.
0
2
0.
0
521
942.
0
1
▲83.
3
161
▲94.
3
4
100.
0
1,
545
194.
3
4
▲55.
6
542
▲73.
2
3
0.
0
4,
036 1,
446.
4
4
33.
3
157
▲52.
1
東京商工リサーチ㈱ 山形支店
2.
6 24,
899
3.
1 24,
859
2.
8 25,
181
2.
6 24,
945
3.
1 25,
115
3.
1 25,
178
3.
3 25,
227
3.
0 25,
278
3.
2 25,
509
3.
7 25,
472
2.
8 25,
524
2.
8 25,
836
-
-
日本銀行山形事務所
2.
7
2.
6
1.
4
1.
8
2.
1
2.
3
2.
4
2.
3
2.
5
3.
1
2.
4
2.
7
-
倒 産
金 額
前年比
百万円
%
14,
707
44.
6
15,
494
5.
4
19,
961
28.
8
酒田港輸出入額
輸 出
輸 入
前年比
前年比
百万円
%
百万円
%
42,
232
▲ 1.
9 87,
624
18.
3
54,
141
28.
2 74,
498
▲15.
0
60,
193
11.
2 79,
976
7.
0
4,
124
5,
016
4,
906
4,
609
4,
261
4,
936
5,
267
4,
879
4,
867
6,
033
5,
034
6,
260
-
2.
0
6,
590
25.
0
6,
331
30.
2
6,
195
5.
1
6,
294
▲18.
6
5,
202
7.
5
7,
229
9.
5
6,
969
25.
4
7,
035
23.
2
7,
432
19.
5
6,
372
▲ 5.
7
6,
364
23.
5
7,
664
-
-
酒田税関支署
▲18.
4
▲ 9.
5
▲22.
9
4.
8
7.
6
46.
5
6.
6
12.
7
45.
9
▲ 6.
3
10.
7
47.
2
-
※実質預金+CD
調査月報 2016年 3月号
11
発行:やまぎん情報開発研究所(山形銀行 営業支援部)
〒990-8642 山形市七日町三丁目1番2号 TEL:023-623-1221
http://www.yamagatabank.co.jp
印刷:株式会社大風印刷
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