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超軽量で優れた防音性! 硬質&多孔質で金型成型も可能 発泡
電子産業分野 企業集 株式会社枚方技研 072-396-9001 http://www.hirakata-g.co.jp/ 超軽量で優れた防音 超軽量で優れた防音性! 硬質&多孔質で金型成型も可能 発泡ポリウレタン防音フォーム 当社の防振材を発泡させて開発。比重0.5以下と軽量ながら、従来品に比べ約10db以上防音 性に優れています。軽量なので小型電子機器から建材まで用途は広範囲。多孔質ですが硬質 なのでネジのインサート成形も可能です。 技 術 概 要 発泡ポリウレタンの形状、材質 40 部 品 ・ 部 材 枚方技研製 発泡ウレタン防音フォーム(0.09g/cm3)20mm厚 音響透過損失(dB) 35 当社の防振材ノンブレンは防振効果を表わ 高密度グラスウール(0.10g/cm3)20mm厚 30 す材料の損失係数が約0.5と、従来の防振ゴ PET再生エステルフォーム(0.10g/cm3)10mm厚 25 I社車用ウレタンフォーム(0.03g/cm3)25mm厚 ムに比べ約3∼4倍優れたものになっており T社リスニングルーム用ウレタンフォーム(0.07g/cm3)25mm厚 20 ます。この材料を基に発泡タイプとして開発し シンサレート(0.01g/cm3)5mm厚 15 たものが発泡ウレタン防音フォームで、比重 エステルウール(0.01g/cm3)20mm厚 10 が0.5程度と非常に軽いものになっておりま グラスウール(0.03g/cm3)50mm厚 5 す。また、従来のウレタンフォームなどのよう ブチルゴムフォーム(0.14g/cm3)10mm厚 0 に柔らかくフワフワしたものではなく、硬質・多 ロックウール(0.05g/cm3)20mm厚 -5 孔質であり、人が乗ってつぶれることもありま 100 600 1100 1600 せん。発泡倍率は通常10倍が標準ですが、防 周波数(Hz) 市場の吸音材との音響透過損失比較結果 音したい周波数や形状により最大の効果を得 るため倍率を3∼10倍まで変えて最適な倍率の成形品を作ることができます。パネルにして張ったり、構造物を作ったりすることが簡単 にできます。形成品の断面を見ると0.5∼1mmのホールが均一にあり、 これが防音効果の向上に役立っています。 防音効果ナンバーワン 発泡倍率10倍の本開発品と一般に防音材といわれている他材料の防音効果の比 較を図に示しています。 この試験は筒の底部にスピーカーを設置して試料を筒のフタとして、その外にマイ クを付けてスピーカーからの音とマイクの音の差でもって各試料の防音(吸音)率とし ております。スピーカーから出る音を100∼2000Hzの範囲で変化させデータを 採ったところ、図から分かるように本開発品が従来の防音材に比べて各周波数におい て10db以上防音性能が優れているということがわかります。また、前述したように発 泡倍率を変えることにより防音対象品に最適な防音フォームを作ることができます。 軽量を活かして広がる用途 防音効果が優れているので防音・遮音が必 要な箇所のほとんどに有効です。特に超軽量 という利点がハンディタイプの電子機器や医 療機器、大きなパネルとして使用する壁や床 の施工に生かすことができます。またM4サ イズ以上ならインサート成形も可能なので、 キャビネットや構造物の応用範囲は広くなり ます。 ココに注目 ●新規性・独自性 ●他社との比較 ●応用分野 従来の防音材や吸音材はその効果を高 めるために重いものであったり、多孔質で あっても軟らかかったりして形に制限が あったり、 ハンディタイプのように軽量な機 器に使用することは不向きでした。本開発 品は比重が0.5程度と非常に軽く、硬質で あるため、多孔質であってもM4サイズ以 上のネジのインサート成形が十分にでき 使用範囲が大幅に拡大されます。 100∼2000Hzの広い周波数域にお いて従来の防音、吸音の材料より10db以 上防音、吸音効果が大きくなっています。 形を作るには基材と硬化剤を撹拌混合し て金型に流し込む方法やブロックを成形し て切削で形を作る方法、いずれの方法でも 製造方法はシンプルです。 基材と硬化剤を撹拌混合するとすぐに 発泡が始まり、2∼3分で発泡が終わり5分 程度で完全に硬化します。これを密閉した 袋の中で混合させることにより、建造物の 構造部にできたスキマに混合させてすば やく挿入し、 スキマを発泡により埋めること ができます。袋に入れる材料の量をコント ロールすることにより、広いスキマ、狭いス キマ双方に完全に密着させることができま す。 ■ 会社概要・基本情報 所 在 地 〒573-0128 大阪府枚方市津田山手2丁目20番10号 U R L http://www.hirakata-g.co.jp/ T E L 072-396-9001 F A X 072-396-9002 ■ 従業員数 52名 資 本 金 1,000万円 設 立 昭和47年2月 代表者名 代表取締役 森山 知佳津 業務概要 ・防振材、衝撃緩衝材、防音フォーム等 の開発・製作・販売 ・機械設計・製作全般 23