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「国語(目標)」の比較
資料第8号 別紙 (例) 学習指導要領 「国語(目標)」 の比較 第2回文京区教育改革区民会議 小学校学習指導要領 目 標 国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力や想像力及び言語感覚 を養い,国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。 第1学年 及び 第2学年 (1) 相手に応じ、身近なことなどについて、事柄の順序を考えながら話す能力、大事なことを落とさないように聞く能 力、話題に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、進んで話したり聞いたりしようとする態度を育てる。 (2) 経験したことや想像したことなどについて、順序を整理し、簡単な構成を考えて文や文章を書く能力を身に付け させるとともに、進んで書こうとする態度を育てる。 (3) 書かれている事柄の順序や場面の様子などに気付いたり、想像を広げたりしながら読む能力を身に付けさせる とともに、楽しんで読書しようとする態度を育てる。 第3学年 及び 第4学年 (1) 相手や目的に応じ、調べたことなどについて、筋道を立てて話す能力、話の中心に気を付けて聞く能力、進行 に沿って話し合う能力を身に付けさせるとともに、工夫をしながら話したり聞いたりしようとする態度を育てる。 (2) 相手や目的に応じ、調べたことなどが伝わるように、段落相互の関係などに注意して文章を書く能力を身に付け させるとともに、工夫をしながら書こうとする態度を育てる。 (3) 目的に応じ、内容の中心をとらえたり段落相互の関係を考えたりしながら読む能力を身に付けさせるとともに、 幅広く読書しようとする態度を育てる。 第5学年 及び 第6学年 (1) 目的や意図に応じ、考えたことや伝えたいことなどについて、的確に話す能力、相手の意図をつかみながら聞く 能力、計画的に話し合う能力を身に付けさせるとともに、適切に話したり聞いたりしようとする態度を育てる。 (2) 目的や意図に応じ、考えたことなどを文章全体の構成の効果を考えて文章に書く能力を身に付けさせるととも に、適切に書こうとする態度を育てる。 (3) 目的に応じ、内容や要旨をとらえながら読む能力を身に付けさせるとともに、読書を通して考えを広げたり深め たりしようとする態度を育てる。 中学校学習指導要領 目 標 第1学年 国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力や想像力を養い言語感 覚を豊かにし,国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。 (1) 目的や場面に応じ、日常生活にかかわることなどについて構成を工夫して話す能力、話し手の意図を考えなが ら聞く能力、話題や方向をとらえて話し合う能力を身に付けさせるとともに、話したり聞いたりして考えをまとめよ うとする態度を育てる。 (2) 目的や意図に応じ、日常生活にかかわることなどについて、構成を考えて的確に書く能力を身に付けさせるとと もに、進んで文章を書いて考えをまとめようとする態度を育てる。 (3) 目的や意図に応じ、様々な本や文章などを読み、内容や要旨を的確にとらえる能力を身に付けさせるとともに、 読書を通してものの見方や考え方を広げようとする態度を育てる。 第2学年 (1) 目的や場面に応じ、社会生活にかかわることなどについて立場や考えの違いを踏まえて話す能力、考えを比べ ながら聞く能力、相手の立場を尊重して話し合う能力を身に付けさせるとともに、話したり聞いたりして考えを広 げようとする態度を育てる。 (2) 目的や意図に応じ、社会生活にかかわることなどについて、構成を工夫して分かりやすく書く能力を身に付けさ せるとともに、文章を書いて考えを広げようとする態度を育てる。 (3) 目的や意図に応じ、文章の内容や表現の仕方に注意して読む能力、広い範囲から情報を集め効果的に活用 する能力を身に付けさせるとともに、読書を生活に役立てようとする態度を育てる。 第3学年 (1) 目的や場面に応じ、社会生活にかかわることなどについて相手や場に応じて話す能力、表現の工夫を評価し て聞く能力、課題の解決に向けて話し合う能力を身に付けさせるとともに、話したり聞いたりして考えを深めようと する態度を育てる。 (2) 目的や意図に応じ、社会生活にかかわることなどについて、論理の展開を工夫して書く能力を身に付けさせると ともに、文章を書いて考えを深めようとする態度を育てる。 (3) 目的や意図に応じ、文章の展開や表現の仕方などを評価しながら読む能力を身に付けさせるとともに、読書を 通して自己を向上させようとする態度を育てる。 (参考) 特別支援学校小学部学習指導要領 ○視覚障害者・聴覚障害者・肢体不自由・病弱者/小学校学習指導要領に準ずる ○知的障害者/日常生活に必要な国語を理解し、伝え合う力を養うとともに、それら を表現する能力と態度を育てる。 ○視覚障害者・聴覚障害者・肢体不自由・病弱者/小学校学習指導要領に準ずる ○知的障害者 1段階 (1)教師の話を聞いたり、絵本などを読んでもらったりする。 (2)教師などの話し掛けに応じ、表情、身振り、音声や簡単な言葉で表現する。 (3)教師と一緒に絵本などを楽しむ。 (4)いろいろな筆記用具を使って書くことに親しむ。 2段階 (1)教師や友達などの話し言葉に慣れ、簡単な説明や話し掛けが分かる。 (2)見聞きしたことなどを簡単な言葉で話す。 (3)文字などに関心をもち、読もうとする。 (4)文字を書くことに興味をもつ。 3段階 (1)身近な人の話を聞いて、内容のあらましが分かる。 (2)見聞きしたことなどのあらましや自分の気持ちなどを教師や友達と話す。 (3)簡単な語句や短い文などを正しく読む。 (4)簡単な語句や短い文を平仮名などで書く。 (参考) 特別支援学校中学部学習指導要領 ○視覚障害者・聴覚障害者・肢体不自由・病弱者/中学校学習指導要領に準ずる ○知的障害者/日常生活に必要な国語についての理解を深め、伝え合う力を高め るとともに、それらを活用する能力と態度を育てる。 ○視覚障害者・聴覚障害者・肢体不自由・病弱者/中学校学習指導要領に準ずる ○知的障害者 (1)話のおよその内容を聞き取る。 (2)見聞きしたことや経験したこと、自分の意見などを相手に分かるように話す。 (3)簡単な語句、文及び文章などを正しく読む。 (4)簡単な手紙や日記などの内容を順序立てて書く。