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灯油ポンプ心臓模型
実施活動項目 1 学校名 教科等名 授業づくり 三原市立久井小学校 (三原市サブ地域) 理科 対 象 単元名 第6学年 ヒトや動物の体 教材・教具名 灯油ポンプ心臓模型 単元目標 教材使用の ねらい 単元の 指導計画 ・人や他の動物の体を比較しながら調べ,動物の体のつくりやはたらきを多面的に追究 する能力を養う。 ・生命活動の学習を通して,生命を尊重する態度を育てるとともに,人と他の動物は相 互に関係し合っているという見方や考え方を養う。 ・灯油ポンプを使った心臓模型を活用することで,心臓のはたらきや血液の流れを視覚 的に理解させる。 単元導入 ヒトや動物の体 (1時間) 第1次 呼吸 (2時間) 第2次 食物の呼吸と吸収 (2時間) 第3次 血液のはたらき (3時間) 2/3 1 2 3 心臓の拡大図を提示し,心臓の中を血液が流れる方向を弁の向きや心臓の壁の厚さ などから予想させる。 その後,資料をもとに血液の流れを確かめる。 学習のまとめでは,灯油ポンプで作った心臓模型で血液の流れの肺循環,体循環を まとめる。 心臓模型の作り方 1 灯油ポンプ2個とチューブ2本 (三洋特殊耐寒チューブ,外径15 mm,内径11mm,長さ2mと4 m)を一本になるようにつなぎ組み 活用の実際 立てる。 (使用方法) 2 2mチューブを肺循環(直径20 cmの2つの輪を作り左右の肺にす る。)に使い,4mチューブを体循環 (頭部は短く,全身部を長くする。 ) 【心臓部と肺の部分】 ※本物の心臓のよう に弁の部分を上にし て固定する。 に使う。 3 2つの灯油ポンプとチューブを2 台のスタンド(3本柱)に結束バン ドで固定する。チューブの中は,水 と赤色のアイロンビーズ(直径5m 【模型全体】 m)を入れ,血液モデルにする。 効 果 ・模型を観察することにより,心臓から肺へ向かって流れる血液(肺循環)と心臓から 全身へ向かって流れる血液(体循環)を視覚的に理解させることができた。 ・チューブの中を流れる血液モデルを見て驚きの声をあげたり,授業後,何度も心臓模 型を操作したりするなど,興味・関心が高まった。 備 考 ・耐寒チューブは,ホームセンターなどで販売されている。