...

2009 - 焼津信用金庫

by user

on
Category: Documents
48

views

Report

Comments

Transcript

2009 - 焼津信用金庫
1
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
CONTENTS
ごあいさつ
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・2
方針・計画
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・3
事業の概況
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・4
事業内容
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・5
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
事業運営
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 6∼8
業績ハイライト(主な経営指標の推移)
・
・
・
・
・ 9・10
地域貢献の状況 ・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・11・12
文化的・社会的貢献活動・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 13∼16
まるせいのいわれ
明治41年6月、当金庫の前身である焼津生産組合が、焼津
市において設立されました。
『まるせい』という愛称は、
この生
生 の字からきています。
産組合の○
当時の焼津の漁労者は、手漕ぎ船(八丁櫓)で伊豆七島の
方まで、
かつお漁に行っていましたが、漁場や漁獲量に限度が
あるので、安全度も高い石油発動機船を欲しかったのです。
そこで、焼津生産組合は15トン級4隻と30トン級2隻の石油
発動機船を設備し、
これを組合員に賃貸する事業を始めました。
このことが、現在の漁業の町焼津を築く礎となったのです。
その後、何度かの組織変更を経て、昭和26年10月、焼津信
用金庫に改組して現在に至っています。
このように、地域の一産業組合の信用部門として生まれ、地
域の皆さまのご支援とそれに応える私達の先輩の努力とが相
まって次第に信頼と共鳴の輪が広がり、現在の『まるせい』に
お客様満足度向上に向けた取組み・
・
・
・17・18
まで成長させていただきました。
総代会
とこそ『まるせい』の存在する意味があるものと固く信じており
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 19∼22
これからもその原点を踏まえ、地域の金融センターになるこ
ます。
「地域密着型金融推進計画」の進捗状況(平成20年度実績)
・
・
・23∼25
中期経営計画・志太地区経済概況・
・
・
・25・26
TOPICS
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 27∼29
商品サービス
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 30∼36
資料編
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 37∼53
連結ディスクロージャー・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 54∼59
バーゼルⅡへの取組み・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 60∼71
まるせいの概況
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 72∼77
索引
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・ 78
まるせいの概要(平成21年3月末)
創 業
明治41年6月23日
本 店
静岡県焼津市栄町3丁目5番14号
出資金
1,064百万円
職員数
521名
役員数
15名(常勤9名、
非常勤6名)
会員数
34,832名
営業地区 焼津市、藤枝市、静岡市(除く旧蒲原町・旧由比町)、
島田市、御前崎市、牧之原市、榛原郡
コーポレートマーク
ポジ
1
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
ネガ
単色
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
2
ごあいさつ
加藤 太一郎
理事長 平素より焼津信用金庫に格別のご愛顧を賜りまして、
厚くお礼申し上げます。
私はこの度、
平成21年6月22日開催の「第60回通常総代会」ならびに「理事会」におきまして鈴木梅二郎前理事長の後任として
理事長に選任され、
同日付をもって就任をいたしました。前理事長の意思を引き継ぎ、
地域社会の持続的発展に取組む真摯な姿
勢に徹し、
地域の皆様方から信認される経営を目指す所存でございます。
本年もここにディスクロージャー誌「焼津信用金庫の現況2009」を作成いたしました。本誌作成におきましては、
当金庫の経営方
針や業務内容、
業績、
地域貢献活動などについて、
わかりやすくお伝えできるように心がけました。ご高覧いただき、
金庫へのご理
解を深めていただければ幸甚に存じます。
昨年を振り返りますと、
世界的な経済・金融危機の影響は、
国内をはじめ地域内の幅広い業種に深刻な影響をもたらしてきまし
た。当金庫は、
お取引先への安定した資金供給に徹することを第一に考え、
金融仲介機能の発揮に全力で取組んできました。
ま
た、
地域密着型金融への取組みを金庫存続に不可欠な活動と位置づけ、
お取引先の経営課題の解決を支援するため、
「企業支
援課」に加えて「融資サポート課」を立ち上げ、
新事業への進出の支援や地場産業である「焼津鰹節水産加工業活性化支援事
業」などに取組んできました。
さらに、
「環境自主行動計画」を策定し、
エネルギー削減などの環境問題に配慮した事業活動を行い、
また、
次代を担う若い世代
へ金融知識の普及や正しい金銭感覚を養っていただくことを目的に「金融経済教室」を実施するなど、
金融機能の提供に止まら
ず、
広く地域社会の活性化に向けた活動にも積極的に取組んできました。
平成21年度は、
金庫がこれまで培ってきたお客様や地域社会とのつながりを一層強固なものとし、
地域の持続的発展を目指す
ことを理念においた、
新たな中期経営計画(3ヵ年計画)
『まるせい「つなぐ力」発揮2009』がスタートいたします。金庫経営の原点
である「金融を通じて地域内の中小企業者並びに一般大衆の繁栄に奉仕する」基本方針に徹し、
この地域が豊かで潤いのある
まちづくり支援に、
役職員一同心をひとつに努力を重ねていく覚悟でございます。
今後とも、
なお一層のご支援とご愛顧を賜りますよう、
お願い申し上げます。
マークコンセプト
水は生 命の源 。そのひとしずくから人々の
水の流れ、豊かに広がる波紋をシンボライズ。
また、基 調である深みを帯びたブルーは企
暮らしが生まれ、豊かさは育まれてきました。また、
焼津信用金庫が発するささやかな心、小さな
業としての信 頼 感、安 心 感、安 定 感とともに
やがてそれらはさまざまにカタチを変えながら、
活 動がやがて地 域の人々の活力、喜びを呼
水辺に点在する焼津信用金庫の地域性を表
再びその泉へと還っていきます。そして、
こうし
び覚まし、
うるおいの波紋を広げていくものと
わし、
またホワイトは清廉さ、真摯な企業姿勢を、
た大いなる自然の循環こそ、焼津信用金庫が
して表現。そして、躍動感、
リズム感のある曲
レッドはあたたかさや情 熱、オレンジは豊かな
提唱する「地域との共生」の根底に流れる基
線は未来に向かう前向きな意志を、幾重にも
楽しみを表現しています。
本思想でもあります。
広がる波紋は暮らしの楽しみ、人と人との交流、
コーポレートマークにおいては、
しなやかな
心の輪和を表わしています。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2
3
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
基本方針
焼津信用金庫は金融を通じて
地域内の中小企業者並びに一般大衆の繁栄に奉仕する
職
員
の
福
祉
増
進
を
図
る
金
庫
の
発
展
と
共
に
職
員
の
資
質
の
向
上
を
計
り
経
営
合
理
化
の
推
進
並
び
に
一
、
組
織
的
運
営
を
行
い
経営方針
一
、
積 預 地
極 金 域
的 の 経
に 増 済
融 強 の
資 を 発
す 計 展
る り の
た
め
信
用
を
昂
め
る
金
融
機
関
と
し
て
の
保
護
に
万
全
を
期
し
会
員
並
び
に
預
金
者
の
一
、
健
全
な
る
経
営
を
維
持
し
平成21年度事業計画
経営資源の適正な配置と業務効率化による生産性の向上
平成21年度は、
景気の後退や不安定な市場環境から厳しい経営局面が見込まれております。本年度も
中小企業金融の円滑化をはじめとする金融仲介機能の発揮に全力で取組み、
店舗網の見直しなどによる
店舗戦略の再構築や適正な人員の配置などにより、
効率的な業務体制と強固な内部管理体制のもとで、
金
庫役職員一人ひとりの生産性を向上させていくことが、
平成21年度最大の課題であると考えております。
平成21年度事業計画に以下の主要戦略を掲げ、
地域経済の活性化と地域社会の持続的発展のため、
役職員の心をひとつに全力で業務運営に取組んで参ります。
(1)積極経営の展開戦略
(2)収益基盤の増強戦略
(3)経営管理態勢の強化戦略
(4)人材の育成戦略
平成21年1月に新築オープンした本店営業部
3
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
4
平成20年度 事業の概況
事業の概要
するなど、
中小企業者の支援に向けた諸
却益1億2百万円の計上、
更には経費が1
平成20年度は、創立100周年を迎える
施策を講じましたが、
倒産件数の増加や雇
億2千3百万円減少したことにより、
対前期
にあたり、
規模拡大による前向きの業務展
用情勢が急激に悪化するなど、
地域経済
比1億9千9百万円増加の18億5千6百万
開を推し進めるとともに、組織としてのより
の停滞が一段と鮮明になりました。
円の計上となりました。経常利益は、個別
高い倫理観を涵養していくため、
役職員が
運用市場におきましては、
昨年9月のリー
貸倒引当金繰入額が6億3千4百万円増
一丸となって「百年金庫にふさわしい倫理
マンショック以降の金融市場の混乱から、
加したことや株式等償却・売却の損失が3
観と営業力の兼備」に取組んできました。
株式価格の大幅な下落や金融債、
事業債
億8百万円増加したことにより、
対前期比9
地域への安定した資金供給に徹するこ
の信用リスクが拡大するなど、
先行きの不
億7千7百万円減少の6億8千6百万円とな
とを第一に考え、
お取引先の経営課題の
透明感が一層強まるなか、厳しい運用環
りました。最終利益は、
貸出金償却戻入額
解決を支援するための態勢を強化するなど、
境となりました。
固定資産売却損として
として1億1千万円、
1千6百万円の計上、法人税、住民税およ
積極的な金融仲介機能の発揮に努めまし
た。
また、
地場産業の活性化を支援するた
業績の概要
び事業税ならびに法人税等調整額が2億
め「焼津鰹節水産加工業活性化支援事業」
預積金につきましては、
金利を優遇した
6千5百万円となりました結果、
対前期比で
100周年記念商品の発売や年金受給口座
5億9千万円減少の5億1千5百万円となり
などに取組んできました。
内部管理態勢を強化していくため、
利用
の獲得キャンペーンを実施するなど、個人を
ました。尚、
本来業務の収益を示すコア業
者保護の徹底を図りながら、
コンプライアンス
中心に積極的な増強を図りました結果、
期末
務純益におきましては、
対前期比3億2千4
態勢、
リスク管理態勢の充実と強化に努め、
の預積金残高は、
前期比で123億1千2百万
百万円増加の21億4千1百万円となりました。
特に平成20年度は「反社会的勢力に対す
円増加し、
4,
955億2千6百万円となりました。
る基本方針」を定め、
反社会的勢力との関
係遮断の徹底を内外に宣言しました。
社会的要請が高まっている環境問題には、
貸出金につきましては、
地域内の中小企
店舗整備等
業者を全面的に支援するために、取引先
店舗概況につきましては、
昨年度同様に
企業の資金繰り円滑化に向けたセーフテ
29店舗での営業となりました。平成21年1月
「環境自主行動計画」を策定し、
環境問題
ィネット保証制度「5号認定資金」
(業況の
には、
100周年事業の一環として本部社屋と
の重要性に対する意識を深め、
地球温暖
悪化している業種に属する中小企業者を
ともに建設を進めてきました本店営業部を新
化対策や循環型社会の構築に向けた事
支援するための措置)
の提案、
更には、
「全
築オープンさせることができ、
災害等に対する
業活動を行ってきました。
また、
次代を担う
国緊急保証制度」を対象とした融資特別
装備力の強化はもちろんのこと、隣接する支
若い世代へ金融知識の普及や正しい金
金利を設定するなど、
ご利用いただき易い
店との効率的な営業体制の整備を図るなど、
銭感覚を養っていただくことを目的に「金
環境を整備するとともに対応の迅速化を
お客様へのサービスの向上に努めました。
融経済教室」を焼津市内2つの小学校と
図りました。資産の健全化を推し進めるた
偽造キャッシュカードなどの金融犯罪に
静岡市内の高等学校で実施しました。
めに不良債権の償却・売却を行うなどの減
対処するため、
ICキャッシュカードに対応し
少要因はありましたが、
中小企業金融の円
たATMを平成20年度は16台の設置を行
金融経済の概要
滑化に向けた積極的な金融仲介機能の
い、
合計で47台となりました。
平成20年度の我が国経済は、
米欧の金
発揮に努めましたことから、
期末の貸出金
融危機の影響が世界全体に及ぶなかで、
残高は、
前期比で25億6千9百万円増加し、
額は10億6千4百万円となり、
若干の増加と
海外経済の減速による輸出の減少や企業
2,
684億2千9百万円となりました。
なりました。
また、
期末における常勤役職員
収益の低下、雇用・所得環境の悪化から
損益状況におきましては、
金庫が保有す
内需も弱まるなど、
想像を遥かに上回るスピ
る有価証券は、
国債等の債券が大半を占め、
ードで景気が後退してきました。
安全性重視の基本姿勢を堅持してきまし
今般の金融危機における大きな影
地域に目を向けますと、
水産、
土木、
建設、 たので、
期末における会員数は、
34,
832人、
出資
数は、
前期より7名増加し、
5
30人となりました。
今後の課題と展望
平成21年度も深刻な景気後退は避けら
運輸、
自動車関連をはじめとする幅広い業
響を受けることはありませんでした。業務純
れず、
厳しい経営局面が見込まれております。
種で売上や収益が減少する企業が見受
益は、
翌期以降の投資環境を睨んで積極
金融仲介機能を十分に発揮し、
中小企業
けられ、
対応に苦慮する先も少なくはありま
的な投資信託の損切りに伴う費用の増加
金融の円滑化を図るとともに、
強固な内部
せんでした。このような状況下、政府が信
2億4百万円および一般貸倒引当金繰入1
管理体制と効率的な業務体制のもと役職
用保証制度を抜本的に拡充し、
保証枠20
億6千3百万円の計上がありましたが、
資金
員一人ひとりの生産性向上に取り組んでま
兆円を新たに設けた緊急保証制度を開始
利益が2億3千8百万円の増加、
国債等売
いります。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
4
5
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
事業内容
1 預金及び定期積金の受入れ
2 資金の貸付け及び手形の割引
3 為替取引(内国為替、外国為替)
4 上記1∼3の業務に付随する次に掲げる業務その他の業務
(1)債務の保証又は手形の引受け
日本酒造組合中央会
(2)有価証券((5)
に規定する証書をもって表示される金銭債権
株式会社商工組合中央金庫
に該当するもの及び短期社債等を除く。)の売買(有価証券
社団法人しんきん保証基金
関連デリバティブ取引に該当するものを除く。)又は有価証券
財団法人ベンチャーエンタープライズセンター
関連デリバティブ取引(投資の目的をもってするもの又は書面
財団法人建設業振興基金
取次ぎ行為に限る。)
社団法人全国石油協会
(3)有価証券の貸付け
財団法人不動産流通近代化センター
(4)国債証券、
地方債証券若しくは政府保証債券(以下「国債証
券等」
という。)
の引受け
(売出しの目的をもってするものを除く。)
並びに当該引受けに係る国債証券等の募集の取扱い及びは
ね返り玉の買取り
(8)次に揚げる者の業務の代理又は媒介(内閣総理大臣の定
めるものに限る。)
イ.金庫(信用金庫及び信用金庫連合会)
(9)信託会社又は信託業務を営む金融機関の業務の代理又は
(5)金銭債権の取得又は譲渡及びこれに付随する業務
(6)短期社債等の取得又は譲渡
(7)次に掲げる者の業務の代理
株式会社日本政策金融公庫
媒介(内閣総理大臣の定めるものに限る。)
株式会社しんきん信託銀行
(10)国、
地方公共団体、
会社等の金銭の収納その他金銭に係
る事務の取扱い
独立行政法人住宅金融支援機構
(11)有価証券、
貴金属その他の物品の保護預り
独立行政法人勤労者退職金共済機構
(12)振替業
独立行政法人福祉医療機構
(13)両替
日本銀行
(14)
デリバティブ取引(有価証券関連デリバティブ取引に該当す
独立行政法人雇用・能力開発機構
独立行政法人農林漁業信用基金
独立行政法人中小企業基盤整備機構
独立行政法人環境再生保全機構
東日本建設業保証株式会社
るものを除く。)であって信用金庫法施行規則で定めるもの
((5)に掲げる業務に該当するものを除く。)
(15)金融等デリバティブ取引((5)及び(14)
に掲げる業務に該
当するものを除く)
(16)金の取扱い
5 国債証券、地方債証券、政府保証債券その他の有価証券について金融商品取引法により信用金庫が営むことので
きる業務(上記4により行う業務を除く。)
6 法律により信用金庫が営むことのできる業務
(1)保険業法(平成7年法律第105号)第275条第1項により行う (3)高齢者の住居の安定確保に関する法律(平成13年法律第
保険募集
26号)の定めるところにより、
高齢者居住支援センターからの
(2)当せん金付証票法の定めるところにより、
都道府県知事等か
委託を受けて行う債務保証の申込の受付及び保証債務履
らの委託または都道府県知事等の承認を得て行われる受託
行時の事務等(債務の保証の決定及び求償権の管理回収
機関からの再委託に基づき行う当せん金付証票の販売事
業務を除く。)
務等
#
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
6
MARUSEI
DISCLOSURE
2009
事業運営
コンプライアンス(法令等遵守)の体制
■コンプライアンス(法令等遵守)
「コンプライアンス」
とは、
一般的に「法令等遵守」
と解釈され、
金庫が日常業務を遂行するうえで関わってくる数多くの法令・規則
等を遵守することはもちろんのこと、
社会的規範を全うし正しく行動することです。
地域金融機関である焼津信用金庫は、
地域経済・社会の健全な発展に寄与する使命を担っており、
より高い公共性と社会的責
任を自覚しております。
当金庫では、
経営トップ以下役職員全員が日々の業務活動のなかで「コンプライアンス」を着実に実践していくことが、
地域社会
から「信頼される基本」であると考え、
経営の最重要課題と位置付け取組んでおります。
まるせい行動綱領
1.
社会的使命と公共性の自覚と責任
2.
質の高い金融等サービスの提供と地域社会発展への貢献
3.
法令やルールの厳格な遵守
4.
地域社会とのコミュニケーション
■コンプライアンス体制
5.
職員の人権の尊重等
6.
環境問題への取組み
7.
社会貢献活動への取組み
8.
反社会的勢力の排除
■体系図
意見
コンプライアンス体制の確立・充実のために「コンプライアンス委
員会」を設置するとともに、
コンプライアンス統括部を統括部署とし、
さらに本部各部及び各営業店に「コンプライアンス責任者・担当者」
を配置して、
より高い企業倫理の構築とコンプライアンス重視の企
業風土を醸成しコンプライアンス体制の実効性を確保することとし
ております。
理 事 会
承認
指示
報告
承認
指示
報告
相談
コンプライアンス委員会
外部専門家
(小委員会を含む)
(弁護士・公認会計士)
提案
報告
通知
指示
報
告
・
相
談
相
談
助
言
常 勤 役 員 会
■運営体制
コンプライアンスの組織風土を役職員一人ひとりに浸透させるた
めに「コンプライアンス・マニュアル」を全役職員に配布し、
各種会
議や研修等あらゆる機会を利用して、
経営者自ら率先垂範して指
導を実施しております。
年度毎に、
実践計画書として、
「コンプライアンス活動計画表」を
策定し、
その計画にもとづき各部店は毎月テーマを定めて研修活
動を実践し、
コンプライアンス態勢の定着化を目指しております。
監 事 会
助言
指示
相談
コンプライアンス統括部
(コンプライアンス委員会事務局を含む)
連絡
報告
協議
照会 回答
助言
コンプライアンス責任者・担当者
(本部各部・各営業店)
報告
相談
指示
指導
職 員
反社会的勢力に対する基本方針
私ども焼津信用金庫は、
社会の秩序や安全に脅威を与え、
健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力との関係を
遮断するため、
以下のとおり
「反社会的勢力に対する基本方針」を定め、
これを遵守します。
1.
当金庫は、
反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、
不当要求に対しては断固として拒絶します。
2.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対し、
職員の安全を確保しつつ組織として対応し、
迅速な問題解決に努め
ます。
3.
当金庫は、
反社会的勢力に対して資金提供、
不適切・異例な取引および便宜供与は行いません。
4.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に備えて、
平素から警察、
暴力追放運動推進センター、
弁護士などの外部専
門機関と緊密な連携関係を構築します。
5.
当金庫は、
反社会的勢力による不当要求に対しては、
民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、
断固たる態度
で対応します。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
$
7
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
事業運営
リスク管理態勢
金融機関が抱えるリスクは急激に多様化・複雑化していることに加え、
昨年来100年に一度とも言われる世界的な不況となっています。
このような環境下、
現状当金庫が抱えるリスクには、
市場リスクや信用リスクのように収益を追求するために能動的に取得するリスクと、
オペ
レーショナル・リスクのように受動的に発生するリスクがあり、
各リスクの特性に適したリスク管理を行う必要があります。様々な資産を組み
合わせてポートフォリオを構築する金庫にとって、
これらの異なるリスクを統合的に管理し、
経営体力に応じたリスクテイクと適切なリスクコン
トロールを行うことを、
経営の健全化を確保する上での最重要課題の一つとしております。
統合的リスク管理
当金庫では、
種々のリスクを計量化した上で、
その合計額がTierⅠ額(自己資本額の内基本的項目)
の範囲内に収まるように、
あらかじ
めリスクの種類別(信用リスク・市場リスク・オペレーショナル・リスク)
に許容できる限度枠を設定し、
これを上限とした運用を行う手法を採
用しています。
このようにして設定したリスク限度枠については、
リスク統括部が、
リスク量の推移を測定・管理すると共に、
自己資本との対
比・対照を行いその充実度を評価・検証した上で、
毎月定期的に経営陣まで報告する態勢としています。又、
四半期毎のリスク管理統括
委員会において、
リスクの増減要因等を検証し今後の対応策を検討しています。又、
昨年起こったリーマンショックのように、
予期せぬ事象
が発生した場合を想定したストレステストにて最大リスク量を把握し、
金庫体力の範囲内に収まっていることを確認しています。
主要リスクの管理
信用リスク管理
信用リスクとは、
取引先の倒産や財務状況の悪化により当金庫が損失を被るリスクですが、
大きく分けて、
貸出金の延滞や返済不能に
より発生する信用リスクと、
市場における有価証券発行体の信用が低下することにより発生する信用リスクがあります。
信用リスクは当金庫が管理すべき最重要リスクであるとの認識のもと、
与信業務の取組姿勢やクレジットポリシーを明確にして取組むと
共に、
業種別管理、
及び与信集中によるリスクを抑制するための大口先管理などさまざまな角度からの分析を行い、
管理態勢に万全を期
しています。信用リスクの計量化としては、
オンバランス取引(貸借対照表記載項目)を対象に、
貸出金を主体とした与信リスク量と債券や株
式など有価証券リスク量を計測しています。
市場リスク管理
市場リスクとは、
市場(金利、
債券・株の価格、
為替相場等)
の変動で収益が不安定となるリスクのことです。当金庫では、
市場取引を運
用する部門(フロント=市場金融部)
とリスク管理部門(ミドル=リスク統括部)、
及び市場取引に関する事務全般を管理する部門(バック
=総合企画部)
を分離させ、
市場部門の相互牽制を図っています。
市場リスクを適切にコントロールするため、
市場リスクヘ配賦された資本額、
即ち市場リスク限度枠の範囲内で金利リスク、
価格変動リス
クの限度枠・アラームポイントを決定し、
リスク統括部が計測したリスク量と各リスク限度額との対比状況を日次ベースで常勤役員及び関連
部署に報告しています。市場リスク関連ではこの他、
有価証券保有限度枠、
株式・投信損失限度枠等を設定して管理しています。
流動性リスク管理
当金庫では、
流動性リスクを「市場流動性リスク」
「資金繰りリスク」の2つのリスクに分けて管理しています。
「市場流動性リスク」
とは、
市場の混乱等により取引ができなくなること、
又は通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされること
により損失を被るリスクをいいます。
「資金繰りリスク」とは、
金庫の財務内容の悪化等により必要な資金が確保できなくなり、
資金繰りがつかない場合や、
資金確保に通常よ
りも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスクのことをいいます。
市場流動性の状況を適切に把握し対応するとともに、
金庫の資金調達・運用内容に即した適切かつ安定的な資金繰りを行うようにし
ております。又、
不測の事態が発生した場合の資金対応についても、
予め手順を定め、
迅速かつ適切に対応できるよう備えています。
オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、
金庫業務の過程、
役職員の活動もしくはシステムが不適切であること等から生ずる損失に係るリスクを言います。
具体的には事務処理を間違うこと、
または事故が発生することにより損失を被る「事務リスク」、
コンピューターの障害や誤作動、
システム
の不備等により損失を被る「システム・リスク」、
法令違反や法令の解釈を誤ることなどにより損失を被る「法務リスク」、
評判の悪化や風説
の流布等により、
金融機関の信用が低下することで損失を被る「風評リスク」などです。
当金庫はオペレーショナル・リスクに対して、
3年間平均粗利益の15%相当額をリスク限度額(基礎的手法)
として設定し、
多種に渡るオ
ペレーショナル・リスクの発生に対応しています。オペレーショナル・リスクと定義した各リスクに対しては、
それぞれ主管部を定め、
定期的に
関連部を集めた検討会等を開催し、
必要に応じて経営陣へ報告しています。今後は更なる高度化に向け、
内部データの蓄積及びその
分析を図って行く計画です。
7
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
8
■リスク管理体系図
最高意思
決定機関
理事会
監事会
常勤役員会
自己査定委員会
リスク管理統括委員会
リスク統括部
統括部門
主管部門
ALM 委員会
信用リスク
市場リスク
流動性リスク
審査部
リスク統括部
リスク統括部
オペレーショナル・リスク (リスク統括部)
事務リスク
事務部
システム・リスク
法務リスク
風評リスク
その他リスク
事務部
コンプライアンス
統括部
リスク統括部
リスク統括部
担当部門(省略)
業務担当
本部各部・営業店・関連子会社等
監査部門
お客さまの満足と信頼の確保に努めます。
■顧客保護等管理態勢の考え方
金融を取り巻く環境の変化に伴い、
さまざまな金融トラブルの発生が考えられます。
当金庫では、
それらに誠実かつ迅速に対応することがお客様に対しての信頼の確保と考えております。
こうしたことから、
当金庫では
・
「顧客説明管理態勢」
(お客様との間で業として行われる取引に関しお客様に対する説明が適切かつ十分に行われる態勢)
・
「顧客対応管理態勢」
(お客様からの問合せ、
相談・要望及び苦情への対処が適切に処理される態勢)
・
「顧客情報管理態勢」
(お客様の情報漏えい防止の観点から適切に管理する態勢)
・
「外部委託管理態勢」
(金融機関の業務が外部委託される場合における業務遂行の的確性を確保し、
お客様情報や対応が適切に実施される態勢)
・
「利益相反管理態勢」
(お客様との取引にあたり、
お客様の利益が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理する態勢)
を整備し、
業務の改善やサービスの向上に努めております。
お客さまからの声は、
「当金庫へのお客様のニーズ」
として捉え、
その声を業務に活かすことで、
よりお客さまの満足度の向上に努めてま
いります。
■顧客保護等管理体制図
理事会
常勤役員会
ご意見等「苦情・お問合せ」窓口
フリーダイヤル
コンプライアンス委員会
〈統括部門〉
0120 - 812 - 504
コンプライアンス統括部
(コンプライアンス統括部)
〈管理部門〉 顧客説明管理
顧客対応管理
(主管部門) 営業統括部
コンプライアンス統括部
顧客情報管理
事
務
部
外部委託管理
事
務
部
利益相反管理
コンプライアンス統括部
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
8
9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
業 績 ハ イラ イト( 主 な 経 営 指 標 の 推 移 )
■経常収益
■経常利益
(単位:百万円)
0
5,000
10,000
H.16
15,000
H.17
8,800
H.18
0
9,866
1000
2,000
0
885
H.17
H.18
1,017
H.18
H.19
H.20
10,747
H.20
H.16
503,330
H.19
H.20
534,815
469
1,106
515
0
468,010
268,497
H.18
269,452
H.19
483,214
H.20
266,415
H.17
476,408
H.19
250,000 260,000 270,000 280,000
H.16
469,485
H.18
521,734
810
(単位:百万円)
425,000 450,000 475,000 500,000
H.17
513,576
1,000
■貸出金残高
H.16
508,272
H.18
0
750
716
H.20
686
(単位:百万円)
475,000 500,000 525,000 550,000
500
H.19
1,664
■預金積金残高
(単位:百万円)
250
H.16
1,024
10,411
■総資産額
1500
H.17
H.19
H.17
(単位:百万円)
500
H.16
9,164
0
■当期純利益
(単位:百万円)
265,860
H.20
495,526
268,429
■最近5年間の主要な経営指標の推移
平成16年度
平成18年度
平成20年度
平成19年度
百万円
9,164
8,800
9,866
10,411
10,747
経常利益
百万円
885
1,024
1,017
1,664
686
当期純利益
百万円
716
810
469
1,106
515
出資総額
百万円
1,056
1,057
1,062
1,063
1,064
千口
21,123
21,157
21,255
21,279
21,295
出資総口数
純資産額
百万円
26,744
25,309
26,571
28,677
29,077
総資産額
百万円
508,272
503,330
513,576
521,734
534,815
預金積金残高
百万円
469,485
468,010
476,408
483,214
495,526
貸出金残高
百万円
266,415
268,497
269,452
265,860
268,429
有価証券残高
百万円
118,195
133,638
136,155
141,571
139,601
単体自己資本比率
%
12.34
11.41
12.77
14.26
14.67
出資に対する配当金
(出資1口当たり)
円
2
2
2
3
2
人
533
520
519
514
521
職員数
'
平成17年度
経常収益
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
■出資総額
■出資総口数
(単位:百万円)
0
H.16
1,060
1,070
H.17
1,057
H.18
1,062
H.19
1,063
H.20
1,064
■有価証券残高
H.17
H.18
H.19
H.20
(単位:百万円)
20,000
21,000
22,000
21,123
H.17
21,157
H.17
H.18
21,255
H.18
H.19
21,279
H.19
H.20
21,295
H.20
0
H.16
133,638
136,155
141,571
139,601
H.17
H.18
20,000
25,000
30,000
26,744
25,309
26,571
28,677
29,077
■出資に対する配当金(出資1口当たり)
(単位:%)
100,000 110,000 120,000 130,000 140,000 150,000
118,195
0
H.16
■単体自己資本比率
(単位:百万円)
H.16
0
H.16
1,056
0 90,000
■純資産額
(単位:千口)
1050
10
MARUSEI
DISCLOSURE
(単位:円)
2.5
5
7.5
10
12.5
15
17.5
12.34
11.41
12.77
0
1
2
3
H.16
2
H.17
2
H.18
2
H.19
14.26
H.19
H.20
14.67
H.20
4
3
2
■職員数
(単位:人)
(注)1.「単体自己資本比率」は、信用金庫法第89条第1項において準用する
銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等
に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金
融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出しております。なお、
当金庫は国内基準を採用しております。
2. 職員数は、3月末人員を記載しております。なお、この算出にあたっ
ては、同日付の退職者人員を控除しております。
0
200
400
600
800
533
H.16
H.17
520
H.18
519
H.19
514
H.20
521
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
11
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
地域貢献の状況
焼津信用金庫と地域社会
まいにち、
あたらしい。
当金庫の地域経済活性化への取り組みについて
当金庫は、静岡県中部地域を営業区域とし、地元の中小企業者や住民の皆さまが会員となって、
お互いに助け合い、
お互いに発展して
いくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。当金庫は、
創業以来、
信用金庫の基本理念を忠実に守り、
地
元のお客さまからお預かりした大切なご預金は、
地元で資金を必要とするお客さまにご融資し、
地域社会を金融面からバックアップするこ
とで、
事業や生活の繁栄のお手伝いを果たしてまいりました。こうした業務運営によって育まれた地域社会との強い絆とネットワークは、
当
金庫にとって最も大切な財産であると考えております。当金庫は、今後とも、金融機能の提供はもとより、伝統行事などの文化や環境、教
育といった面も視野に入れ、
広く地域社会の活性化と持続的発展のため努力してまいります。
お客さま
焼津信用金庫
うち会員(34,832人)
皆さまからお預かりした大切な預金は、
資金を必要とされている地域にお住ま
いの方や事業者の方々にご融資し、
く
らしや事業のお手伝いをさせていただ
いております。
は、
地域のお客さまの着実な
資産づくりのお手伝いをさせていただく
ため、新商品の開発やサービスの一層の
充実に向けて、努力してまいります。
※信用金庫における「会員」とは?
信用金庫は、会員制度による協同組織の金融機
関です。このためご融資は、原則として会員を
対象にしています。営業地域にお住まいの方・
お勤めの方・事業所*をお持ちの方は、会員にな
ることができます。しかし、会員以外のお客さま
へのご融資も一定の範囲で行うことができます。
預金については、会員以外の方からも広くお預
かりしています。
預金積金
495,526百万円
なお、 で取り扱っている商品については、本
ディスクロージャー誌の30ページから34ページをご
覧ください。
*個人事業者で常時使用する従業員数が300人を超える場合、
また、
法人事業者で常時使用す
る従業員数が300人を超え、
かつ資本金が9億円を超える場合には、
会員となることができません。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
268,429百万円
預貸率 54.17%
○常勤役職員数:530名
○店 舗 数:29店舗
○店舗網は、本誌P72をご覧下さい。
○店舗営業戦略
・2店舗が協力して、営業地域内のお客さま
との良好な関係を構築していくのが、
コア・サテライト制です。
多彩なオリジナル商品をご用意して
います。
《いきいき100》は、 で公的年金をお
受取りの方、および振込手続きを完了された方
がご利用いただける優遇金利定期預金。
《セカンドライフ専用預金》は、満55歳以上で退
職金を受け取られた方で、当金庫に年金受取を
ご予約、または年金受給をしていただいている
方を対象とした優遇金利定期預金。
《はなまるクラブ預金》は、0歳児から小学校6
年生までが契約対象の普通預金と貯蓄預金が1
冊になった商品。
多くのオリジナル商品をご用意しています。
貸出金
コア店
サテライト店
藤枝支店
田中支店
大富支店
大島支店
支援サービス
出資金
1,064百万円
今 期 の 決 算 状 況
業 務 純 益/1,856百万円
経 常 利 益/686百万円
当期純利益/515百万円
自己資本比率/14.67%
資金運用
有価証券
139,601百万円
預証率 28.17%
預け金
106,906百万円
支払準備資金(現金)
7,072百万円
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
12
◆住宅ローン・消費者ローン等の残高の推移
個人のお客さま
うち会員(24,325人)
(単位:百万円)
お使い道自由のカードローンから、住まいのローンまで の
個人向けラインナップで皆さまの夢の実現を応援しています。
●大型カードローン「グレース」および「グレースゴールド」は、イザという時、皆さまの頼りになります。
は、皆さまと末長くお付き合いをいただけるよう、皆さまに大型カードローン「グレース」
および「グレースゴールド」をご用意しています。ご病気やお怪我で、思わぬ出費がかさんだ時など、
頼りになるカードは手放せません。
(31ページをご覧ください。)
は、皆さまの幸せづくりを応援しています。
88,745
89,644
19,814
19,342
18,536
(消費者
ローン等)
700
71,268
70,302
68,931
500
(住宅ローン等)
●住まいのローンで、皆さまの安全で豊かな生活に貢献します。
マイホーム取得、
リフォーム、住宅ローンご返済軽減のための借換え、そして東海地震を乗り切るた
めの耐震補強工事など、住宅関連の資金はおまかせください。お客さまの個々のライフプランにあっ
たローンをご用意し、借入金額などを提案させていただきます。 は、マイホームの夢を実
現するパートナーです。
(31ページをご覧ください。)
事業者のお客さま
89,804
300
0
H19.3末
H20.3末
H21.3末
うち会員(10,507人)
は、
さまざまな事業性資金に
対して、幅広く応援しています 。
お困りのことがありましたら、まず は
へお声をかけてください。
個人向け
89,804百万円
貸 出 金 の 内 訳
貸出金資金使途別内訳
運転資金
138,810百万円
地方公共団体向け
12,076百万円
268,429
268,429
百万円
百万円
地域の事業者向け
166,549百万円
設備資金
129,619百万円
地方公共団体
地方公共団体への融資は、社会基盤の整備等を通じて、
住民の皆さまが安心して暮らせる社会の実現に一役買っています 。
指定金融機関となっている焼津市、焼津市立総合病院、藤枝市立総合病院、焼津市・藤枝市の事務組合などはもとより、各地方公共団体、土地区画整理組合
などに皆さまの大切な預金をご利用いただいています。
積極的な融資と支援サービス、ネットワーク化を通じて、企業発展に貢献しています 。
●「企業支援」に取組んでいます。
では、業績向上に取り組むお客様から、親身になって相談をお受けしています。また、 から出向いて、業績、財務内容について一歩踏み
込んだ分析を行い、業績向上のための改善策、経営改善計画書へのアドバイスを行うなど、金融面だけでなく、生きた支援を心がけています。 で
は、専門チームを設け、企業の経営改善のお手伝いをしております。また、16年度からは、定期的セミナー「まるせいビジネススクール」を開講しておりま
す。時間的な制約から学習機会を得にくい地元の事業者の方々に、実務に直結した実践的セミナーを実施しております。
●地域ネットワークを活かした新たな の取組み
では、経営者の異業種交流・親睦を図る場として、平成14年に「 経営者クラブ」を発足させ、経営研究会を開催し、お客様相互の発展と繁
栄のお手伝いをしています。このクラブでは既に経営研究のテーマとして、ポータルサイト「商売繁盛.com」を立上げ運営しております。また、金庫におい
ても売上げ向上や販路開拓をお考えのお客様にポータルサイト「まるせい千客万来.com」を開設し、ITを活用したビジネスマッチングを支援しております。
お客さまからお預かりした資金の一部は有価証券等で
運用しています。資金の公共性に鑑み、安全性や収益性
に留意して、国債や地方債などの債券を中心に運用して
います。また、一部は流動性資金として預け金へ、厳格
な運用を行うとともに、支払準備資金についても、充分
な対応をはかっており、万が一にもリスクが発生しない
体制をとっています。
文化的・社会的貢献活動
金融面にとどまらず、地域社会の一員として、地域
文化の活性化やボランティア活動に積極的に取組ん
でおります。
※詳しくは、13ページから16ページをご覧ください。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
13
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
文 化 的・社 会 的 貢 献 活 動
地域貢献活動
●若手社員研修会を開催
平成20年6月11日
(水)
と12日
(木)の両日「第31回若手社員研修会」を航空自
衛隊静浜基地にて開催いたしました。地元企業8社19名の若手社員がこの研
修に参加しました。自衛隊への体験入隊形式の研修でしたが、
規律ある生活を
体験した参加者から「社会人として基本的なマナーがあらためて学べた」
「厳し
い研修をやり遂げた充実感が得られた」など、
好意的な意見が多く聞かれました。
若手社員研修会
●まるせい経営セミナー「今から取り組む人材づくり」
・
「元気印企業に学ぶこれからの経営戦略」の開催
平成20年9月18日
(木)
に焼津市総合福祉会館(ウェルシップやいづ)
にて、
まる
せい経営セミナー「今から取り組む人材づくり」を開催しました。多くの企業が経
営課題としてあげる「人材育成」について、
人事制度改革支援や組織活性化と
業績向上支援の経験と実績豊富な株式会社アタックス執行役員の鈴木茂和氏
に講演していただきました。平成21年3月11日
(水)
に藤枝市の小杉苑にて、
まる
せい経営セミナー「元気印企業に学ぶこれからの経営戦略」を開催しました。
年間100社以上に自ら赴き最前線の現場を研究されている法政大学大学院の
坂本光司教授に、
不況に負けない経営戦略について、
豊富な事例を基にわかり
やすく講演していただきました。いずれのセミナーも中小企業経営の現場で役立
つ内容であったと好評でした。
経営セミナー
●税務無料相談会を開催(東海税理士会藤枝支部と共催)
“税を考える週間”のイベントとして、
東海税理士会藤枝支部の「税務無料相談
会」を当金庫10店舗で開催しました。平成20年11月14日
(金)
に焼津・大井川地
区、17日
(月)
に藤枝・岡部地区で、延べ20名の税理士の先生に税金に関する
相談に対応していただきました。当金庫はこのほか、
税務相談会を毎月第2木曜
日
(11月を除く)、法律相談会を毎月第3水曜日に「まるせい総合相談センター」
で開催しています。
「まるせい千客万来.com」のトップページ
●ビジネスポータルサイト「まるせい千客万来.com」の運営
「まるせい千客万来.com」はお客様の販路の開拓、受注の獲得を図る目的で、
インターネット上に作った商店街です。毎日の検索ヒット数(来店客)の増加を図
り、
当金庫は事務局としていろいろな仕組み作りを行っています。20年度の検索
ヒット数は約280件/日でした。参加企業から「ホームページからの受注が増加
した」
という喜びの声もあがっています。
ビジネススクール開講式
●まるせいビジネススクールの運営
若手経営者または後継者がマネジメント実務を学ぶ「みらい経営創生講座」、
工
場管理者または工場管理者候補が生産管理の理論と実践的手法を学ぶ「もの
づくり管理者養成講座」を運営しています。共に2年間22回におよぶ長期研修で
あり、
各受講生は熱心に参加されています。第2期「みらい経営創生講座」は静岡
市内のホテルで自社の経営計画を作成し、
「ものづくり管理者養成講座」は浜松
の工業団地の工場を訪問し診断を行うという1泊2日の研修を行いました。12月に
第二期ビジネススクールが修了し、
1月より第三期ビジネススクールを開講しました。
13
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
ビジネススクールの研修風景
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
14
社会貢献活動
■「金融経済教室」の実施
100周年記念事業の一環として、
「金融経済教室」を実施しました。未来を担う子
供達に、
お金や金融に関して教え、
お金が暮らしや社会に対して、
どのような役割
を持っているかを考えてもらうことで健全なお金の価値観を養うことを目的としてい
ます。6月に焼津市立豊田小学校6年生5クラス、
1月に焼津市立大富小学校6年生
4クラス、
2月に静岡県立静岡北特別支援学校高等部3年生を対象として出前授
業を行ないました。
金融経済教室
■ 金庫「社会貢献の日」の実施
平成20年度の「社会貢献の日」の活動は、
献血を10月25日
(土)、
清掃活動を11月
15日
(土)
に実施しました。献血活動は、
静岡県赤十字センターの献血車輌を当金
庫相談センターの駐車場に招いて実施しました。清掃活動は、
営業エリアである
焼津市・藤枝市・静岡市から、
清掃場所を6箇所選択し、
職員はそれぞれ勤務して
いる店舗の地区に分かれて実施しました。
「社会貢献の日」とは、
金庫が毎年実
施日を定め、
日頃お世話になっている地域に感謝の気持ちを込めて奉仕するため
に設けているものです。
清掃活動
■福祉まつり「ふれあい広場」に参加
平成20年10月5日
(日)、
焼津市総合福祉会館にて、
焼津市社会福祉協議会の開
催する第27回福祉まつり
「ふれあい広場」に参加しました。チャリティーバザーのブー
スへ当金庫役職員および関連会社の社員より一品献納を募り、
出店させていただ
きました。当日は、
天候にも恵まれ、
来場者も大変多く賑わいを見せ、
バザーの品々
も早々に完売することができました。バザー収益金は、
社会福祉事業に活用してい
ただくように、
全額焼津市福祉協議会へ寄附させていただきました。
ふれあい広場
■「SHINKIN BANK380万ピカッと作戦2008」を実施
平成20年7月16日(水)、
静岡県内信用金庫は「あなたが主役の交通安全県民運動」
の一環として、
各警察署のご協力のもと
「SHINKIN BANK380万ピカッと作戦2008」
を県下一斉に実施しました。当金庫からも焼津市内・藤枝市内の4ヶ所に職員を派
遣し、
交通安全の願いを込めて800個の反射タックルバンドを配りました。
■「企業の社会活動研究会」へ参加
焼津市内の12の企業・団体が参加している「企業の社会貢献活動研究会」では、
今年も企業と市民の皆様の交流の場として、
「みんなで野良菜園(やらざーえん)」
を開園しました。サッポロビール㈱静岡工場様・各種ボランティアの皆様の協力を
得て、
6月にさつまいもの苗の植え付け、
夏には草取り、
そして秋には「収穫祭」を行
いました。収穫後はさっそく焼き芋作りを体験し、
大勢の参加者と交流を深めました。
回を重ねるごとに参加者が増え、
今年も大盛況でした。
また3月にはメッセージ講演
会「光り輝いているか!あなたの人生」
(講師 佐藤安弘氏)
を開催しました。生憎
の天候でしたが、
おおぜいの皆さんの熱心な聴講に会場(焼津市総合福祉会館)
は包まれました。
金庫は金融を通じた地域貢献ばかりでなく、
このような会にも参加し、
色々な場面で
社会貢献を実施して行きたいと考えております。
ピカッと作戦
「野良菜園」
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
14
15
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
文 化 的・社 会 的 貢 献 活 動
焼津鰹節水産加工業活性化支援事業に取り組む
平成20年11月18日「覚書調印式」
焼津信用金庫では平成20年10月より焼津鰹節水産加工業活性化支援事業に取り組んで
きました。焼津市は水産加工業のまちとして全国でも有名であり、
特に「焼津鰹節」は同市のシ
ンボル的な存在と言えます。今回の焼津鰹節水産加工業活性化支援事業は、
信用金庫の経
営理念である「地域との共存共栄」に基づき地域に密着した経営を行う焼津信用金庫と、
「焼
津鰹節」ブランドの認知度向上を図りたい焼津鰹節水産加工業協同組合(以下焼津鰹節組
合)、地場産業活性化支援として水産加工業関連のノウハウを蓄積したい信金中央金庫の
合意によって実現しました。平成20年11月から鰹節の消費地、生産地調査等を行い、平成21
年1月には全29店舗にて消費者アンケート調査を実施しました。また、焼津鰹節組合員へのア
ンケートやヒアリング等意識調査もあわせて行いました。これらの調査・研究内容を取りまとめ、
焼津鰹節組合の今後の目指すべき将来像を提言し、
組合の今後の活動方針を決める上で参
考になる提案を発表会で報告しました。
地域ブランド品「焼津鰹節」とは
「焼津鰹節」の地域団体商標は、
焼津鰹節水産加工業協同組合が許可を与えた者
が使用しています。そして商標登録指定商品の「焼津鰹節」
とは焼津市で生処理・煮熟・
焙乾製造したもので、
鰹仕上節・鰹荒仕上節・鰹荒節のブランド認定基準を満たしたもの
です。
また、
それらの鰹節を原料として加工した、
削り節・粉末調味料・液体調味料・その
他派生商品にも焼津鰹節のブランド認定マーク表示を許可。認定マーク製品は昔ながら
の製法を基本とし、
熟練した職人が日数を掛け、
丹念に作り上げたものであり、
適度な脂
肪分を含みマイルドな香りを醸し出す逸品です。
花火大会への協賛
■「藤枝花火大会」
8月7日はハナビ
(花火)
の日、
毎年藤枝市の蓮華寺池公
園では藤枝花火大会が開催されます。夏休みに入った子
供達の手を引いた多くの家族連れが蓮華寺池の周囲に
集まり、
湖面に映る美しい大輪の花々と周囲の山にこだま
する大音響に、
しばし暑さを忘れ夏の夜を満喫しております。
当金庫は、
この藤枝花火大会に協賛しております。
■「やいづ海上花火大会」
毎年、
8月14日にはやいづ海上花火大会が開催されます。
例年焼津港外港で行われる海上花火大会には、
外港
や新港に早くから多くの見物客が押しかけます。お盆休
みに帰省し、
焼津神社の荒祭りを見物、
参加した人達も多
くその余韻を残しながらも日中の暑さを忘れ、
名物の「2尺
玉3連発」に大いに盛り上がります。
当金庫は、
このやいづ海上花火大会に協賛しております。
藤枝花火大会ポスター
やいづ海上花火大会ポスター
「東海一の荒祭」に参加
金庫は地元の行事に積極的に参加し、
日頃お世話になっている地元の人達とのふ
れあいを深め、
地域の活性化のお手伝いをしております。地元の商店街の祭りや、
神
社の祭典には多くの職員が参加し、
特に毎年8月に行われる焼津神社の大祭には多
くの職員が参加しております。
13日に行われる神輿渡御には早朝から深夜まで、
白装
束に身を固め掛け声「アンエットン」
と共に市内を練り歩き、
祭りを大いに盛り上げてい
ます。
熱気あふれる神社境内
#
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
16
MARUSEI
DISCLOSURE
文 化 的・社 会 的 貢 献 活 動
■まるせいの地域ネットワーク
名称
開始年度
会員数
活動内容
目的
実績
対象者
参加人員
当金庫お取引先企業の若手社員の集
中央支店
若手社員研修会
昭和53年度
及び隣接
店のお取
引先企業
合研修です。規律ある集団生活を通 ・平成20年
じて、規律心、団結心、時間厳守、協調 6月11日∼12日
性など、社会人としての必要な資質を 於:航空自衛隊
8社
8社
19名
養成することと他企業社員との交流 静浜基地
を図ることを目的としています。
当金庫の本支店で年金、共済を受給し、
または受給手続きを完了された方を ・年金友の会旅行
平成21年3月
会員とする会です。会員には、特典が (毎年)
まるせい「年金友の会」 昭和60年度 28,571名
1,695名
全会員
付与されます。
会員同士の親睦をはかり、
日々の生活 ・年金友の会寄席
平成20年11月
をゆとりと充実感をもって過ごされる (隔年)
4,349名
ことを目的としています。
MMC
(まるせい青年
昭和63年度
32名
本店・中央支店・小川支店のお取引先を
隔月1回
中心として、次代を担う後継者の成長を
研究会、視察等を
1回の
全会員
目指し、勉強会を主な事業とした会です。 開催しています。
経営者クラブ)
参加者は
20名前後
生涯にわたるお付き合いの始めとして、
まずはお子様とのお取引をいただき
平成19年8月
たく、子供専用預金の加入者を対象と ・東京ディズニー
69名
したサークルを立ち上げました。幼少 シー旅行
「はなまるクラブ」
平成11年度
5,697名
全会員
時から貯蓄に親しみ、
かつ会員相互の
平成20年8月
親睦をはかり、すくすくと成長するお ・東京ディズニー
125名
子様を見守る親御様の気持ちを代弁 ランド旅行
するサークルにしていきたいと考え
ています。
平成19年11月
女性サークル「花笑み」を立ち上げま
・正司歌江氏講演会
した。講演会等を通じて、
女性美の追究、
サークル「花笑み」
平成13年度
9,193名
だき、幸せな家庭作りの一助としてい
ただくことを目的としています。
まるせい経営クラブ
平成14年度
(若手経営者経営研究会)
28名
1,100名
全会員
健康増進などへの関心を高めていた
平成21年1月
・平野啓子氏講演会
当金庫静岡地区のお取引先を対象とし、・平成20年
5月、6月、7月、9月
若手経営者・後継者に経営を学ぶ実
11月
践型のセミナーを提供しています。
・平成21年
また、
異業種交流の場にもなっています。
1月、2月
806名
全会員
M A R U S E I
毎回
20名前後
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
$
17
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
「お客様満足度向上に向けた取組み」
焼津信用金庫の「お客様満足度向上に向けた取組み」について
当金庫は、
地域密着型金融推進計画や事業計画に、
利便性、
多様性、
信頼性に優れ、
お客様が手軽に自分の望む金融商品、
サービ
スを安心して受けられるような、
「お客様の満足度の高い金融機関経営の確立」を掲げております。
こうしたお客様の安心が「信頼」まで
高まり、
当金庫こそが『私たちのまちの金融機関』
として、
一人ひとりのお客様そして地域社会に強く意識付けされること、
これが私達の目
指す最終的な理想であり、
目指すべき姿であります。
ここに、
平成20年度における取組みにつきまして、
ご紹介させていただきます。お客様との双方向のコミュニケーションを活発化させるた
め、
従来から取組んでまいりました「顧客対応受付表」及び、
8百余名のお取引先の皆様のご協力をいただき、
お客様満足度調査アンケー
トを実施させていただきました。
これらの貴重なお客様の声を、
各種経営改善に結びつけ、
真に地域のお客様の満足度を重視した経営を確立してまいります。
1.お客様の声を把握する取組みの結果
(1)ご意見・お問合せの集計結果
本部または営業店で受付したお客様からのご意見・お問合せは全て本部のコンプライアンス統括部に収集し内容を確認後、
本部
担当部において対応策や再発防止策などの検討を行い、
金庫の業務改善やサービス向上に努めております。
■(平成20年度)
項 目
受付件数
合 計
内 ご意見
339
内 お問合せ
239
100
平成20年度の受付件数は、
339件で平成19年度より17件減少しました。
また、
Eメールによるものは56件で平成19年度より27件増加しました。
(2)
「お客様満足度アンケート」の実施結果
平成20年度もお客様の協力を得てアンケート調査を実施しました。平成19年度のアンケート等でいただいたご意見を基に改
善をしてまいりましたが、
どう評価されたかを主にお尋ねしました。
○実施期間
○依頼者数
○回収実績
○調査方法
○質問項目
平成21年2月9日∼2月26日
850先(来店者580先、
訪問先270先)
844先(来店者575先、
訪問先269先)
窓口または訪問先において、
アンケート用紙を直接手渡し、
後日回収しました。
(アンケートは全て無記名でお願いしました。)
設問1∼6までは4段階評価でお答えいただき、
また設問毎にご意見をいただきました。設問4、
5の一部設問項目は複数選
択でお答えをいただきました。
◎集計結果
■設問1. 職員の応対について、お伺いします。
満足
やや満足
やや不満
■設問2. 職員の説明(商品勧誘時等)について、お伺いします。
①商品内容または事務手続きについて説明を受けたことがありますか
不満
0.36%
①身だしなみはどうですか
83.57%
★「説明を受けたことがある」とお答えいただ
いた方は以下②、③、④にお進みください
ある 71.24%
ない 28.76%
16.07%
満足
やや満足
やや不満
不満
1.07%
②気持ちの良い挨拶・言葉使いで応対して
いますか
82.78%
16.03%
1.57%
③ご要望・お問い合わせには誠意をもって
対応していますか
78.02%
0%
20%
40%
20.17%
60%
80%
0.24%
100%
■設問3. 店舗について、お伺いします。
満足
やや満足
やや不満
不満
3.51%
①店内の雰囲気(活気、明るさ)はいかがですか
60.65%
35.23%
0.61%
1.45%
②店舗内外の清掃状況はいかがですか
66.71%
31.60%
③店内は整理・整頓されていると思いますか
66.30%
31.27%
0.24%
2.43%
6.59%
④店内の設備・環境はいかがですか
56.59%
36.10%
0.72%
0%
%
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
20%
40%
60%
80%
2.23%
②分かりやすい言葉で説明していますか
29.11%
68.66%
0.12%
100%
3.09%
③商品内容、手続きについて分かりやすい
説明でしたか
31.22%
65.52%
0.17%
5.46%
④説明時の資料・パンフレットは
見やすく、分かりやすいものでしたか
55.11%
38.91%
0.52%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
2009
■設問4. ATM(現金自動預け払い機)について、お伺いします。
取引店舗
当金庫支店
その他
35.16%
0%
40%
60%
郵便局
スーパー
コンビニ
市役所
80%
100%
病院
1.09%
5.43%
22.83%
満足
知らない
10.12%
26.09%
51.97%
20%
40%
37.22%
60%
80%
20%
40%
60%
80%
100%
100%
2.09% 0.7%
0.84%
6.94%
50.69%
0.30%
37.96%
7.01%
54.73%
利用したことがある
利用したい
知っている
知らない
③各種相談会(年金、税務、法律)の開催をご存知ですか
34.09%
0%
不満
②融資商品の品揃えはいかがですか
63.12%
3.58%
10.47%
0%
やや不満
41.53%
③ATMまたは窓口でキャッシュカードの利用限度額を
変更できることをご存知ですか
2.17%
やや満足
①預金商品、各種サービスの品揃えはいかがですか
その他
★「その他」とお答えいただいた方にお聞きします
ATMをどちらでご利用されていますか(複数回答) 2.17%
40.22%
知っている
0.69%
8.91% 11.00%
0%
他金融
変更したい
②ATMでキャッシュカードの暗証番号を変更できる
ことをご存知ですか
44.93%
20%
■設問5. 商品・サービスについて、お伺いします。
変更したことがある
利用したことはない
①ATMは主にどちらでご利用されますか
18
MARUSEI
DISCLOSURE
20%
40%
60%
80%
100%
49.43%
0%
20%
36.52%
40%
60%
80%
100%
■設問5.商品・サービスについて、お伺いします。
よく見る
見たことがある
見たことがない
インターネットを
利用していない
インターネットバンキング
29.76%
30%
店舗及び自動機のご案内
26.79%
金利表
12.50%
各種サービス
1.75%
地域の情報
19.27%
64.21%
14.77%
16.67%
3.57%
個人のお客様へ
3.57%
法人・事業主の皆様へ
未回答
0%
20%
55.93%
40%
60%
80%
100%
■設問6.
焼津信用金庫について、お伺いします。
5.36%
5%
当金庫の概要
★「よく見る」、
「見たことがある」と
お答えいただいた方にお聞きします。
ご覧になるホームページのカテゴリーを
お選びください(複数回答)
40.52%
30.95%
5.95%
まるせいディスクロージャー
ない
3.55%
手数料のご案内
④当金庫ホームページをご覧になったことがありますか
ある
⑤今後希望される商品やサービスはありますか
12.50%
採用情報
3.57%
新着ニュース
4.17%
重要なお知らせ
4.17%
商品概要説明
5.36%
0%
満足
やや満足
やや不満
不満
①焼津信用金庫との取引にご満足いただいておりますか 2.38%
64.54%
32.71%
0.37%
5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%
各設問項目における構成比は、
当該項目に回答してくださいましたお客様の比率を表示しております。
2.経営改善の実施内容
(1)顧客対応受付表等にもとづく改善内容
①本店営業部が新築オープンしました。
建物の老朽化に伴い、
平成21年1月13日に新築オープンしました。新本店営業部は地震や津波対策として耐震性を備え、
津波が
来た場合に地域の皆様の一時避難場所として屋上を開放する建物となっております。営業体制においては、
法人営業課を新設
し、
法人取引先への一層のサービス提供に努めてまいります。
②金庫ホームページの店舗一覧にGoogleマップをリンクしました。
店舗一覧には従来から簡易な地図を記載しておりましたが、
各店舗の周辺事情をより詳しく明示するために、
Google地図表示を
設定しました。
③ATMをより便利にお使いいただくために機能を追加しました。
硬貨の入金・通帳の繰越・ICカード取扱が可能なATMを全店に設置しました。
④店舗駐車場の整備をしました。
お客さまが駐車しやすいように白線の塗り直しや車止めブロックの改修等を実施しました
(石津支店、
藤枝支店、
藤枝駅支店、
静
岡支店、
羽鳥支店、
豊田支店)。今後もすべてのお客さまにご利用いただきやすい店舗づくりに努めてまいります。
⑤携帯電子マネーEdyチャージサービスの取扱を開始しました。
小口決済手段としての電子マネーに対応するため、
平成20年12月からNTTドコモ「おサイフケータイ」を対象にお客様の携帯電
話に電子マネーEdyをチャージするサービスの取扱を開始しました。平成21年3月にau(KDDI)、
平成21年4月からソフトバンクモ
バイルが加わりました。
⑥「セカンドライフ専用定期預金」を発売しました。
昨年に引き続き、
満55歳以上の方の大切な退職金をキャンペーン特別金利で安全・確実にお預かりする「セカンドライフ定期預金」
を平成21年3月に発売しました。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
&
19
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
総代会
1.総代会の仕組み
(1)総代会制度について
信用金庫は、
会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、
会員一人一人の意見を最大の価値とする協同組
織金融機関です。
したがって、
会員は出資口数に関係なく、
一人1票の議決権を持ち、
総会を通じて当金庫の経営に参加
することとなります。
しかし、
当金庫では、
会員数がたいへん多く、
総会の開催は事実上不可能です。そこで、
当金庫では、
会
員の総意を適正に反映し、
充実した審議を確保するため、
総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、
決算に関する事項、
定款変更の決定、
理事・監事の選任、
役員報酬総額の変更及び役員の退職慰労金等
の重要事項を決議する最高意思決定機関です。
したがって、
総代会は、
総会と同様に、
会員一人一人の意見が当金庫の経
営に反映されるよう、
会員の中から適正な手続を経て選任された総代により運営されます。
また、
当金庫では、
総代会に限定することなく、
日常の事業活動を通じて、
総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、
さ
まざまな経営改善に取組んでおります。
(2)総代会の仕組み(フロー)
右ページのフローをご覧ください。
2.総代選考基準
1.当金庫の会員であること
2.総代としてふさわしい見識を有している者
3.良識をもって正しい判断ができる者
4.人格に優れ、金庫の理念・使命を十分理解している者
5.その他総代選考委員が適格と認めた者
6.満80歳未満の者
3.総代とその選任方法
(1)総代の任期・定数
①総代の任期は3年です。
②総代の定数は、
120人以上150人以内で、
会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
なお、
平成21年3月31日現在の会員数は34,832人です。
(2)総代の選任方法
総代は、
会員の代表として、
会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、
総代選考基準(注)に基づき、
次の3つの手続を経て選任されます。
①会員の中から総代選考委員を選任します。
②その総代選考委員が総代候補者を選考します。
③その総代候補者を会員が信任します(異議があれば申し立てる)。
(注)前記「2.
総代選考基準」を参照ください。
'
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
20
総代会の仕組み(フロー)
<総代会は、会員一人一人の意見を適正に反映するための開かれた制度です。
>
会 員
選考委員
総代候補者
②選考基準に基づき
総代候補者を選考
①
し会理
、員事
氏の会
名うの
をち議
店か決
頭らに
掲選基
示考づ
委き
員理
を事
委長
嘱が
、
③
委て店理
嘱、頭事
会掲長
員示は
のし、
代、総
表所代
と定候
しの補
て手者
総続氏
代を名
を経を
総代会
会員の総意を適正に
反映するための制度
理事会
総 代
決算に関する事項、理事・監事の
選任等重要事項の決定
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
21
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
総代会
(3)総代が選任されるまでの手続について(フロー)
地区を5区の選任区域に分け、各選任区域ごとに総代の定数を定める。
①総代候補者選考委員の選任
理事会の議決により、選任区域ごとに会員のうちから選考委員を委嘱
選考委員の氏名を店頭に掲示
②総代候補者の選考
選考委員が総代候補者を選考
理事長に報告
総代候補者の氏名を、1週間店頭掲示
上記掲示について静岡新聞に公告
異議申出期間 (公告後2週間以内)
③総代の選任
・会員から異議がない場合
または
・選任区域の会員数の1/3未満の会員
から異議の申出があった総代候補者
当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2以上
・選任区域の会員数の1/3以上の会員
から異議の申出があった総代候補者
当該総代候補者の数が選任区域の総代定数の1/2未満
a ○
b
、
○
いずれか選択
a
他の候補者を選考
○
(上記②以下 の手続を経て)
理事長は総代に委嘱
総代の氏名を店頭に1週間掲示
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
b
欠員
(選考を行わない)
○
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
22
4.第60回通常総代会の報告事項・決議事項
第60回通常総代会(平成21年6月22日開催)において、報告事項・決議事項が審議され、決議事項はそれぞれ原案のとおり承認されました。
(1)報告事項
平成20年度(自平成20.4.1∼至平成21.3.31)業務報告、
貸借対照表および損益計算書の内容報告の件
(2)決議事項
第1号議案 平成20年度(自平成20.4.1∼至平成21.3.31)剰余金処分案承認の件
第2号議案 定款一部変更の件(優先出資の取り扱いに関する変更) 第3号議案 会員の除名の件
第4号議案 理事の任期満了に伴う選任の件
第5号議案 監事の任期満了に伴う選任の件
第6号議案 定款一部変更の件(会長に関する条文の変更)
第7号議案 退任役員に対する退職慰労金贈呈の件
5.総代の氏名等(五十音順)
選任区域
人数
第1区
( )
焼津市のうち、
焼津、西小川、外
36名
第2区
( )
焼津市のうち、
栄町、浜当目、外
22名
第3区
藤枝市のうち、
本町、茶町、外
及び旧岡部町
( )
24名
第4区
藤枝市のうち、
駅前、前島、志太、外
及び旧大井川町
榛南地区等
( )
29名
第5区
静岡市のうち、
旧蒲原町及び
旧由比町除く
全域
( )
1∼5区計
26名
青島直久
柏原明包
鈴木章弘
寺尾重治
服部 誠
見 成
山本喜知男
大石保司
片田和行
長房敏郎
増田一郎
薮崎藤樹
阿野 卓
大塚幸四郎
斯波辰兵
西野 真
山 昌一
朝比奈潔
大石 晄
小林正敏
杉山静一
殿村元二郎
馬上喜次
市川一郎
川村憲久
肥田隆輔
村松静雄
綿貫伯夫
浅原清子
久野匠一
鈴木 茂
寺尾元志
橋ヶ谷晃
福 勝
見 敏明
岡村延昌
小林義信
仁藤雅夫
松下章二郎
山中一成
池谷幸平
小柳津茂助
鈴木 博
橋本謹嗣
山田 壽久
朝比奈照雄
大石正史
近藤藤夫
鈴木榮三郎
仲田晃弘
増田慈伯
上野晏男
高木昭夫
藤浪準司
望月克政
氏 名
池ヶ谷聡
坂本昭之
鈴木 隆
寺岡弘泰
橋ヶ谷長生
増田康一
村松武兒
石田 亘
塩澤武弘
伊達満芳
寺岡玲三
長谷川政敏
増田泰久
村松憲行
岩崎清司
清水裕之
田村隆男
中川久雄
服部英三
松田光弘
安井博史
奥川辰次
齋田久人
橋本勝策
松永勝裕
倉嶋伸康
新村政男
長谷川眞三
松村友吉
小関嘉一郎
鈴木輝夫
長谷 男
松本祥明
梅島哲二
神戸真吾
鈴木雅雄
増田創一
吉川啓子
足立哲也
岡村悦治
斎藤正人
鈴木信夫
仲田廣志
松浦正秋
海野治男
櫻井一男
野 博
松本圭一朗
森 明彦
漆畑孝行
佐藤輝男
竹田 勲
村松 巖
藁科昌夫
池谷 功
小澤榮一
酒井昌浩
田中正紀
西村 保
松田康男
勝池 敬
佐野 寛
鳥山博正
松本幸康
吉野正巳
江 友次郎
佐藤安
中山正人
山口敏雄
137名
石田佳数
岸端秀樹
榊原松男
知久英夫
畑 義治
榧守 博
千代和年
永野宗助
宮城島頼次
脇谷克己
(敬称略)
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
23
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
「地域密着型金融の取組み」
「地域密着型金融の取組み」の進捗状況(平成20年4月∼平成21年3月)
平成21年3月までの「地域密着型金融の取組計画」に基づいた、
平成20年度(平成20年4月∼平成21年3月)
の取組状況と、
平成21年
度の数値目標等をお知らせいたします。
.
大項目毎の取組状況
1.
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化
● チャレンジ事業評価制度の活用
(チャレンジ事業、
経営革新への取組み)
・お取引先の新事業のビジネス化を支援するため、専門家と連携し新事業の評価・助言を行うサービスや県からの
経営革新計画(新事業活動による経営の向上)の認定取得のためのお手伝いを行っております。
・ご利用の実績は33件、事業化に結びついた案件は13件ございました。20年度、営業推進担当部署に融資サポート
課を新設したことによる支援強化などにより、取扱実績は19年度の8件(内事業化案件5件)から大幅に増加させ
ることができました。
● 資金繰りや売上等に係る経営改善指導
・お取引先の資金繰りや売上等に係る経営改善のご提案をさせていただいており、「経営改善計画」および「資金
繰り表」の作成支援を行っております。
・専門の担当者を配置し、
経営改善計画作成ソフトを導入いたしました。
・ご提案先としまして、
53のお取引先を抽出し、
抽出しました全てのお取引先に対しまして、
「経営改善計画書」を作成し、
改善支
援を実施いたしました。
・改善支援におきましては、
単なる数値管理だけではなく、
販路開拓支援等の支援を含めた質の高いモニタリングを実施いたし
ました。
2.
事業価値を見極める融資をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
● 新融資商品・
目的別ローンの提供
・不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資の取組みの中で、経営強化ローン「マイティサポート」を中心に
活動を行ってまいりましたが、下期に入り、中小企業支援対策として「全国緊急保証制度」をはじめとする保証
協会制度融資が拡充され、お客様に有利である固定型低金利の制度融資を中心に推進してきましたことから、目
標には達しませんでしたが、202件 14億1千2百万円の実績となりました。
3.
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
● 焼津鰹節水産加工業の活性化に向けたコンサルティング
・焼津鰹節水産加工業協同組合を窓口として、地域振興支援に多くの経験とノウハウを持つ信金中央金庫総合研究
所のサポートを受けながら、調査・研究を行い、その結果に基づいて鰹節水産加工業の活性化に向けたご提案を
行います。
・平成21年5月に実施を予定している最終報告会に向け、調査・分析に基づき提案などを盛り込んだ報告書を作成い
たしました。
※なお、
平成21年5月20日に最終報告会を実施いたしました。
● 金融経済教室
・多重債務問題の背景にある、物や労働に対する価値観の喪失を防止する教育を若年層に対し実施することを目的
に、平成19年7月に当金庫女性職員6人のメンバーにて「金融経済教育研究会」を立ち上げ、静岡県総合教育セン
ターで現役教師による指導を受けるなど、「金融経済教室」の実施に向けて準備を進めてきました。
・平成20年度は、
下記の学校にて「金融経済教室」を実施いたしました。
(1)平成20年6月4日・5日
焼津市立豊田小学校 6年生(5クラス 189名)
テーマ「お金の価値」
(2)平成21年1月27日
焼津市立大富小学校 6年生(4クラス 147名)
テーマ「金融機関の仕事(金融の仕組み)」
23
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
24
(3)平成21年2月18日
静岡県立静岡北特別支援学校 高等部3年生(20名)
テーマ 「金融取引」
「お金の価値」
・実施した学校からは次年度の実施依頼、また、地域内の小学校から実施の問い合わせ、依頼を受けており、今後
も継続して実施してまいります。
1.取組計画の数値目標と実績は以下のとおりです。
目標値
数値目標の内容
実績値
達成状況の評価
ランクアップ支援対象先のランクアップ件数
10先
21先 目標を上回り達成しました。
経営改善支援取組み件数
50件
53件 目標を上回り達成しました。
再生計画策定件数
45件
53件 目標を上回り達成しました。
30件
33件 目標を上回り達成しました。
チャレンジ事業評価制度取扱件数と「中小企業新事業
活動促進法の経営革新計画」承認件数との合計件数
不動産担保や保証人に過度に依存しない融資の推進
20億円
14億円 目標の達成には至りませんでした。
ポータルサイト「千客万来ドットコム」参加企業数
80社
67社 目標の達成には至りませんでした。
ポータルサイト「千客万来ドットコム」
1日検索ヒット数
400件
279件 目標の達成には至りませんでした。
18件
創業・新事業支援融資実績件数
47件 目標を上回り達成しました。
2.
経営改善支援の取組実績は以下のとおりです。
正常先
(単位:%)
経営改善
ランク 再生計画
うち
αのうち期末に
αのうち期末に
期初債務者数
αのうち再生計画を
支援取組み率
アップ率
策定率
経営改善支援
債務者区分が
債務者区分が
A
策定した先数 δ
α/A
β/α
δ/α
取組み先数 α ランクアップした先数 β 変化しなかった先数 γ
債務者区分
要
注
意
先
(単位:先数)
①
4,912
21
19
2
0.4
うちその他要注意先 ②
616
90
9
75
37
14.6
10.0
41.1
うち要管理先
9.5
③
12
8
7
0
6
66.7
87.5
75.0
破綻懸念先
④
343
40
5
0
15
11.7
12.5
37.5
実質破綻先
⑤
49
0
0
0
0
0.0
−
−
破綻先
⑥
② ⑥ の計)
小計( ∼ 合 計
19
0
0
0
0
0.0
−
−
1,039
138
21
75
58
13.3
15.2
42.0
5,951
159
21
94
60
2.7
13.2
37.7
3.
創業・新事業支援融資の取組実績は以下のとおりです。
件 数
47件
金 額
7億7百万円
1.
ライフサイクルに応じた取引先企業の支援の一層の強化
●取引先企業への支援強化
・事業再生専担部署および営業店の再生支援の取組強化
・ランクアップを目標とした経営改善指導
●取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
・ビジネススクールの運営(事業後継者・管理者の育成)
・まるせい経営セミナーの実施(年2回の実施)
・税務・法律相談会の実施
●創業・新事業支援機能等の強化
・チャレンジ事業評価制度の活用等
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
24
25
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
2.事業価値を見極める融資をはじめ中小企業に適した資金供給手法の徹底
●不動産担保・個人保証人に過度に依存しない融資の取組み
・経営強化ローン「マイティサポート」
「税理士紹介ローン」等の推進
・
「目利き」に必要な知識・スキルを有した人材の育成
3.地域の情報集積を活用した持続的可能な地域経済への貢献
●予防策を中心とした多重債務者問題解決への一定の役割発揮
・金融教育による地域社会づくり
(金融経済教室の実施)
●地域の面的再生・活性化
・ビジネスマッチングポータルサイトの運営
数値目標の内容
目標値
ランクアップ支援対象先のランクアップ件数
10先
30先
経営計画策定件数
不動産担保や保証人に過度に依存しない融資の推進
20億円
新事業支援案件融資取扱件数
30件
ポータルサイト「千客万来ドットコム」参加企業数
75社
ポータルサイト「千客万来ドットコム」
1日検索ヒット数
330件
地域密着型金融への取組みにつきましては、
これまでのような時限的な枠組みではなく恒久的な枠組みで推進していくものといたしま
して、
平成21年度からは「中期経営計画」に盛り込み、
年度ごとの「事業計画」に反映させてまいります。
中 期 経 営 計 画(3ヵ 年 計 画 )
金庫は平成20年度、
地域社会やお客様とのつながり、
連携を一層強めていき、
地域の持続的発展を目指していく
ため、
新たな中期経営計画(3ヵ年計画)
を策定し、
平成21年度より取組んでおります。
焼津信用金庫では、
金庫が持つ経営資源を最大限に発揮しながら、
地域社会や地域住民の皆様としっかりと向
き合い、
ともに課題解決に努め、
地域の金融機関として愛され、
必要とされる経営を目指してまいります。
(1)計画名称
『まるせい「つなぐ力」発揮2009』
(2)計画期間
平成21年4月1日から平成24年3月31日
(3)計画理念
『金庫が持つ「つなぐ力」をさらに進化させ、
会員をはじめ地域社会とのつながりや連携を一段と強化し、
地域の
持続的な発展を目指す。』
金庫がこれまで会員の皆様をはじめとするお客様や地域社会とのかかわり合いのなかで培ってきた関係を一層
強固なものとし、
そのつながりに深みと広がりを持たせていき、
地域の持続的な発展が可能となるように役職員一
丸となって努力してまいります。
(4)基本方針(基本的な方策)
① 地域密着型金融の深化
地域金融機関として、
地域密着型金融への取組みを通じて、
地域活性化や地域の持続的な発展を目指して
まいります。
② 独自性のさらなる発揮
協同組織金融機関として、
焼津信用金庫の独自性をさらに発揮できるように努めてまいります。
③ 永続性のある経営の確立
内部管理態勢の整備、
経営効率の向上および人材の育成等によって、
永続性のある経営の確立に努めてま
いります。
25
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
26
志太地区内経済状況 (平成21年5月31日現在)
○焼津信用金庫では、
お取引先
への参考資料として、
毎月「志
太地区内経済状況」を発行し
ています。
○掲載内容は5月号です。
○当金庫ホームページにも掲載
しております。
ページ
No 項目
データ範囲
国内・県内・当地区
1 最近の経済状況
当地区
2 1.世帯・人口
当地区
可燃ゴミ搬入量
〃 2.
焼津・吉田・静岡
東名高速料金所出入り台数
3 3.
全国・県
大口電力消費量
〃 4.
全国・県
自動車新規登録台数
4 5.
全国・県・当地区
新設住宅着工戸数
5 6.
県・焼津地区
営業冷蔵庫庫腹利用状況
6 7.
県
缶詰・飲料等の生産状況
7 8.
まぐろ・お茶・家具
外国貿易速報(清水港輸出入)
8 9.
全国・県・当地区
雇用(1)有効求人倍率
9.10 10.
県・当地区
(2)新規求人数
〃
当地区
(3)雇用保険受給者実人員
〃
焼津魚市場の主要魚
11 11.
焼津魚市場取扱高
小川魚市場の主要魚
12 12.
小川魚市場水揚げ高
最近の状況・他
〃 13.
かつお節
13 14.
練り製品 15.
お茶 16.干し椎茸 最近の状況・他
14.15 『まるせい千客万来ドットコム』 今月の企業紹介 「夏の行楽特集」 経済指標
内容
平成21年4月
平成21年4月
平成21年4月
平成21年3月
平成21年4月
平成21年3月
平成21年3月
平成21年4月
平成21年3月
平成21年4月
平成21年4月
平成21年4月
平成21年4月
平成21年4月
★当地区は、
志太2市の「焼津市」、
「藤枝市」のことをいいます。
■志太地区
◇焼津魚市場、
4月の取扱高は、前年同月比47トン増(0.
4%増)の13,
361トン、金額は1億77百万円減(5.
3%減)の31億48百万円と、数量は増加しましたが、
金額は減少しました。主要魚種別では「きはだ」
「びんなが」は数量、金額とも増加しましたが、
「南マグロ」は単価が大幅に低下し、
「かつお」は数量、金額
とも前年実績を下回りました。
◇小川魚市場、
4月の総水揚げ量は、前年同月比211トン減の1,
255トンと3ヶ月続けて減少、金額も1億7百万円減の1億51百万円と2ヶ月連続で前年同月の
実績を下回りました。また、平均単価は同56円安い120円/㎏となりました。主要魚種別では、
「いわし類」は数量・金額とも前年同月実績を上回りましたが、
その他は数量、金額とも前年同月を下回りました。
■産業 ◇「かつお節」、当金庫は信金中央金庫
と共同で取組んだ「焼津鰹節水産加工
業活性化支援事業」の調査・研究結果を
取りまとめ、
5月20日焼津鰹節会館で発
表しました。鰹節加工業の活性化へ向け
た提言を行いました。
◇5月末、県内産一番茶の取引が一部地
域を除いて終了した。今季は減産が確
実視されているにもかかわらず、取引価
格が振るわず、昨年以上に厳しいシーズ
連続して増加しました。
■雇用 ◇4月の当地区有効求人倍率は、
ンとなった。静岡茶市場の昨年の県内産
0.
34倍
一茶の平均単価は2,193円、今季は2.
8%
となり、
17ヶ月連続で1倍台を割り込み
低い2,
131円となっています。
ました。うち、一般は0.
28倍で、前月比0.
3月の新設住宅着工戸数は、
06ポイント低下。パートは0.
53倍で、同0.
■消費 ◇当地区、
前年同月比20.
4%減の164戸となり、
2ヵ
14ポイント低下しました。景気の先行指
月続けて減少となりました。地区別では、
標とされる新規求人数は、
4ヶ月連続で
前年同月の実績を下回りました。
焼津市が39.
7%減の82戸と2ヶ月連続の
減少。藤枝市は17.
1%増の82戸と3ヶ月
■県内
◇4月の県内百貨店4店舗の総売上高は、前年同月比
9.
6%減の68億16百万円と14ヶ月連続で減少しました。
3月に比べると減少幅は小さくなった。定額給付金の
支給や株価の回復基調など明るい話題が出始めて
いることが背景にあるようだ。しかし、
5月の大型連休
の商況が厳しかったことから「消費回復に至っている
とまでは言えない」としている。
(県百貨店協会)
◇4月の県内企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、
前年同月比、
15.
0%増の23件、負債総額は、
1093.
8
%増の281億50百万円となりました。原因別では不
況型倒産(販売不振、既往のシワ寄せ)が18件と78.
2%を占めた。倒産件数は2ヶ月続けて対前月減少
となったが、業績回復の時期に見通しがつかない中、
体力勝負の感が強まっている。
(東京商工リサーチ)
◇静岡県内の平成20年度(20/4∼21/3)の産業用
大口電力消費量は、昨年の世界同時不況の発生から、
秋以降各企業が減産体制に入り、前年度比9・9%減
の12,
872百万kwhと5年ぶりに前年度実績を下回っ
た。
(中部電力・東京電力合計)
◇4月の静岡県内新車登録台数は、前年同月比32.
6
%減の5,
451台となり、
9ヶ月連続で減少しました。
車種別では普通乗用車が36.
6%減の1,
883台、全体
の約半数を占める小型乗用車が25.
6%減の2,
836
台となりました。
(自販連静岡県支部)
2005年=100)は、
◇3月の静岡県景気動向指数(「CI」
景気の現状を示す一致指数が、前月比2.
34ポイント下
降の54.
9と6ヶ月連続で低下した。景気動向指数を構
成する鉱工業生産指数・大口電力使用量などはプラ
スに寄与したが、有効求人数などが悪化し、基調判断
を「悪化を示している」と据え置いた。
(静岡県)
◇4月の有効求人倍率(季節調整値)は、
0.
42倍と
なり、前月を0.
04ポイント下回りました。3ヶ月連続
で過去最低を更新しました。金融危機が深刻化し
た9月以降、県内でも過去にない速度で雇用環境が
悪化し、有効求人倍率は大幅に低下しています。
(静
岡労働局)
■全国
◇3月の消費支出は、
1世帯当たり310,
680円となり、
物価変動の影響を除いた実質で、前年同月比0.
4%
減と、
13ヶ月連続の減少となりました。自動車等関
係費、教養娯楽用耐久財、授業料等、通信、家賃地代
は増加しましたが、
交際費、
外食、
ガス代、
教養娯楽サー
ビス、交通、教養娯楽用品は減少しました。
(総務省)
◇政府は5月の月例経済報告で、景気の基調判断を、
「厳しい状況にあるものの、このところ悪化のテン
ポが緩やかになっている」に上方修正した。上方修
正は2006年2月以来3年3ヶ月ぶり。輸出の改善や、
在庫調整の進展により民間企業の生産の落ち込み
に下げ止まりの動きが出てきたことを踏まえた。一方、
雇用は4月の「急速に悪化しつつある」から「急速に
悪化しており、厳しい状況にある」に下方修正した。
(内閣府)
◇3月の景気動向指数(「CI」
(合成指数)、
2005年
=100)は、景気の現状を示す一致指数(改定値)が、
前月比0.
1ポイント低下の85.
1ポイントと、
8ヶ月連続
で低下。しかし、低下幅は2月の2.
8ポイント低下から
大幅に縮小した。自動車や電機など輸出産業で在
庫調整が進み、鉱工業生産指数がプラスなったこと
が寄与した。3月の一致指数を基にした景気の基調
判断は「悪化している」に据え置いた。
◇4月の有効求人倍率は、前月より0.
06ポイント低下
の0.
46倍となり、
11ヶ月連続で悪化しました。 完全
失業率は5.
0%となり、前月に比べ0.
2ポイント上昇し
ました。完全失業者数は、前年同月に比べ71万人増
の346万人となり、
6ヶ月連続で増加しました。
(厚生
労働省・総務省)
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
26
27
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
TOPICS
平成20年度イベント関連記事
■平成20年度イメージガールとして、荻原沙紀さんを採用
平成20年度イメージガールとして、静岡福祉大学社会福祉学部4年の
荻原沙紀さんにポスターや広告で活躍していただきました。また、金庫
創立100周年記念式典では、寄付金贈呈のアシスタントを務めました。
当金庫は、地元の大学生をイメージガールに採用しており、荻原さんで
12人目になります。
■大住支店壁面に「プロゴルファー・石川 遼選手」が登場
大住支店のウィンドウに、
プロゴルファー・石川 遼選手の巨大なイメージ
ポスターが登場しました。同選手は、平成20年プロ転向後1年目のシー
ズンで初優勝を遂げ、平成21年4月には夢の舞台である「マスターズ」
への出場も果たすなど、
プロゴルファーとしてたくましく成長した精悍な
同選手の姿と、現役の高校生として文武両道を貫く同選手の爽やかさ
や親しみやすさを全面に押し出したデザインとなっており、
幅広い年代層
から支持が得られました。
■「はなまるクラブ」東京ディズニーランドへの旅
平成20年8月5日
(火)、
「はなまるクラブ」の会員の方々を対象とした、恒
例の日帰りバス旅行を実施しました。前回は東京ディズニーシーでのアト
ラクションを楽しんでいただきましたが、今回は、
目的地を変更し、開園25
周年を迎えて賑わう東京ディズニーランドで終園までゆっくり楽しんでい
ただきました。
■総代講演会を開催
平成20年10月29日
( 水 )、当金庫総代を対象に慶應義塾大学教授
金子 勝氏を講師に迎え、
「総代講演会」を開催しました。演題「地域
経済の活力を取り戻す」を講演していただきました。景気低迷の中で、
地方経済をいかにして再生させてゆくのかという、興味深い内容であっ
たため、総代の皆様は熱心にメモを取りながら聴講され、
たいへん好
評でした。
27
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
28
■文化講演会を開催
平成21年1月22日
(木)、焼津信用金庫・焼津しんきん経営者協議会共
催の文化講演会が、焼津市文化センター大ホールに平野啓子氏(語り
部・かたりすと・キャスター)
をお迎えして盛大に開催されました。公演の
中では実際に“語り”を披露していただき、
ホール全体が物語の世界に
引き込まれました。講演後には、
ご来場の800余名のお客様を対象に平
野啓子さんのオリジナルCDが当たる抽選会を実施しました。
■まるせい年金友の会「まるせい大爆笑寄席」を開催
平成20年11月12日
(水)
・19日
(水)
に焼津文化センターにおいて開催し、
4公演で4,349名もの会員の皆様に来場いただき、落語の三笑亭夢之
助師匠をはじめ、
マグナム小林さんの珍しいバイオリン漫談、
さらにボン
ボンブラザースの観客を巻き込んだ大神楽曲芸に、文字通り大爆笑寄
席となり、
お客様に満足していただきました。
■ゲートボール大会を開催
第27回まるせい焼津信用金庫ゲートボール大会を平成20年12月3日
(水)
に石津浜公園広場で実施しました。焼津市内の18チーム102名の選手
が参加し、
熱戦を繰り広げました。
■まるせい年金友の会日帰り旅行
平成21年3月3日
(火)∼5日
(木)
と3月10日
(火)∼12日
(木)の6日間に
わたり、
「まるせい年金友の会」会員を対象として、
日帰り旅行「忍野八
海とホテル鐘山苑の旅」を実施し、1,695名という大勢の会員の方々に
ご参加をいただきました。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
28
29
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
TOPICS
平成20年度イベント関連記事
■平成21年用カレンダーを作成
当金庫は地域に密着した金融機関活動の一環として、
平成11年より地元
出身の芸術家作品のカレンダー採用を通じて、
創作活動の応援をさせて
いただいております。平成21年のカレンダーには、
杉村清美氏の作品「秋
の窓」を採用させていただきました。
杉村氏は、
地域内のギャラリーでの個展開催、
各種コンクールへの出展な
ど、
たいへん意欲的な創作活動を続けられている女流画家のお一人です。
また、
今回のカレンダーは、
従来よりも大判のB2サイズとし、
カレンダー部分
には1年間の予定などが書き込めるなど、
実用性を高めました。
■サマーキャンペーンを実施
「金庫創立100周年記念第五弾:金庫創立100周年キャンペーン」
と称して、
定額複利預金10万円以上のご契約の方と定期積金契約額50万円以上
を新規にご契約いただいた方を対象に、
懸賞キャンペーンを実施致しました。
懸賞内容は1等賞の「カタログで選べる宿泊ギフト券+旅行券」をはじめ、
VISAギフト券、
グルメギフト券、
そして特別賞の子供から大人まで家族揃っ
て楽しめる任天堂Wiiなど総勢1,000名の方にプレゼント致しました。
サマーキャンペーン抽選会
■ウインターキャンペーン
「金庫創立100周年記念」
と
「焼津市と大井川町の合併」
・
「藤枝市と岡
部町の合併」を応援して、
豊かな暮らしをテーマに、
「食の豊かさ」
「心の
豊かさ」を懸賞賞品に反映させ地場産業の物産を充てて、
地域を広く紹
介する「地域応援定期」のキャンペーンを実施致しました。
懸賞内容は特別賞の「当選者が選ぶペア1泊2日旅行」をはじめ、
地域応
援賞として「マグロ冷凍ブロック」
・
「鰹節削り器と鰹節」
・
「うなぎ」
・
「釜あ
げしらす、
桜えび」
・
「角煮、
佃煮」
・
「お茶」
・
「かまぼこ」など総勢1,000名の
方にプレゼント致しました。
'
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
30
商 品 サ ービス
■預金業務(平成21年7月1日現在)
商品名
内容
ご商売のお支払いで、手形・小切手をご利用いただくための預金です。
当座預金
期間
金額
出し入れ自由
1円以上
普通預金
お預け入れ、
お引き出しが自由です。お財布や家計簿がわりにご
利用いただけます。預金保険制度により全額保護される普通預
金無利息型の取扱もございます。
出し入れ自由
1円以上
貯蓄貯金
普通預金と同じようにお預け入れ、
お引き出しが自由です。お預
け入れ残高に応じて5段階の適用金利となります。
出し入れ自由
1円以上
通知預金
まとまった資金の短期運用に最適です。お引き出しは2日前ま
でにご通知下さい。
7日以上
1万円以上
納税準備預金
スーパー定期
納税のための資金を有利に備えておく預金です。お利息は無税です。
入金は随時
1円以上
1ヶ月以上5年以下
1,000円以上
1年
1,000円以上
100万円まで
自由金利型の定期預金です。総合口座もご利用できます。
いきいき100
当金庫に公的年金を振込指定している方及び振込指定手続完
了者のためのお得な定期預金です。
金利はスーパー定期1年もの店頭金利に0.3%上乗せした利率
を適用します。
いきいき
当金庫に公的年金を振込指定している方及び振込指定手続完
了者のためのお得な定期預金です。
金利は店頭金利に0.2%上乗せした利率を適用します。
ナイスミドル
公的年金を受給していない満年齢55歳以上、65歳未満の個人
で次のいずれかに該当する方
①当金庫で公的年金の受取予約をされた方 ②当金庫へ給与振込指定をしている方
③当金庫で国民年金保険料の自動振替を行っている方
金利はスーパー定期1年もの店頭金利に0.2%上乗せした利率
を適用します。
6ヶ月・1年・2年
300万円以上
3年未満 1,000万円未満
1年
20万円以上
300万円未満
大口定期預金
変動金利定期預金
まとまった資金運用プランに最適な定期預金です。
定額複利預金
半年複利で利息計算。6ヶ月毎に利息を元本に組み入れますの
で利息が利息を生み大変有利です。6ヶ月を経過すれば1万円
以上でいつでもお引き出しができます。お預け入れ期間が長く
なるほど利率も6段階でアップします。
最長5年
1,000円以上
(措置期間6ヶ月) 1,000万円未満
スーパー積金
ご計画に合わせて毎月一定額を掛け込み、無理なくまとまった
資金がつくれます。
6ヶ月以上5年以下
1,000円以上
財形預金
毎月の給与から一定額が天引きされ、無理なく確実に貯められます。
(
取扱い期間限定商品
詳しくは窓口にお問い合わせください
お預入れ日から6ヶ月ごとに金利が変動する定期預金です。
)
1ヶ月以上5年以下 1,000万円以上
1年以上3年以下
1,000円以上
─
─
財形年金預金
将来に備えて年金資金を貯める預金です。財形住宅預金と合
算して元利金550万円まで非課税の適用が受けられます。
5年以上
1,000円以上
財形住宅預金
住宅取得の資金を貯める預金です。財形年金預金と合算して元
利金550万円まで非課税の適用が受けられます。
5年以上
1,000円以上
一般財形預金
目的を問わない使途自由な貯蓄です。
3年以上
1,000円以上
出し入れ自由
1円以上
普通預金
お預け入れ、お引き出しが自由です。給与振込や自動引き落し、
キャッシュサービスなどのサービスも利用できます。
定期預金
イザという時、自動融資(定期預金の90%、最高200万円)が
受けられます。
1ヶ月以上5年以下
1万円以上
外貨普通預金
為替リスクがありますが、出し入れ自由で、外貨建てのお取引に
は有効です。
出し入れ自由
1米ドル以上
外貨定期預金
為替リスクがありますが、国際化時代の有利な資産運用ができ
ます。
3ヶ月・6ヶ月・1年
50万円相当額
以上の米ドル
総合口座
外貨預金
【ご契約にあたってのお願い】
◎ご預金により金利が異なります。金利は窓口に掲示してありますのでご確認ください。
◎新規に口座を開設する場合、新たに貸金庫を利用される場合、現金による国内200万円超、国外200万円超の送金を行う場合など、財務省
の指導により本人確認をさせていただきますので、運転免許証・健康保険証・住民票・印鑑証明書等いずれかの提示が必要です。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
!
31
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
商 品 サ ービス
■融資業務(平成21年7月1日現在)
商品名
内容
まるせい
住まいのローン
住宅の新築・増改築資金、
建売住宅、
中古住宅、
マンション、
住宅用地
のご購入資金にご利用いただけます。
まるせい
リフォームプラン
住まいの増改築、
修繕資金にご利用ください。
(増改築に伴う、
照明器
具等のインテリアの購入も含まれます。)また、
門塀、
造園、
車庫等の
エクテリアの購入及び工事費用としてもご利用いただけます。
昭和56年5月31日以前に建設された木造在来住宅で、
「わが家の専
門診断」の耐震評点0.
7未満で耐震補強後1.
0以上となる工事のため
のリフォーム資金および諸経費にご利用いただけます。
まるせい
耐震ローン
期間
金額
最長35年
最高8,000万円
最長15年
最高1,000万円
最長15年
最高500万円
長期固定金利型住宅ローン
(住宅金融支援機構買取型)
「フラット35」
当金庫と住宅金融支援機構とが提携して、皆さまに提供している長期の
固定金利型住宅ローンです。
住宅の新築、建売住宅、
マンション、中古住宅、
セカンドハウスが対象です。
最長35年
最高8,000万円
(建築費または購入
価格の100%以内)
まるせいカードローン
「グレース」
お使いみち自由。しかも最高300万円と大変便利なカードローンです。
ただし、
事業性資金、
旧債務返済資金としてはご利用いただけません。
3年
最高300万円
まるせいカードローン
「グレースゴールド」
お使いみち自由。
「グレース」より金利も低く、
しかも最高300万円
という大変便利なカードローンです。ただし、事業性資金、旧債務返
済資金としてはご利用いただけません。
3年
最高300万円
まるせい
Wカードローン
お使いみち自由(事業性資金は除きます)。手軽に使えるカードロー
ンです。
3年
最高100万円
まるせい
介護支援プラン
介護用機器の購入・設置資金として、
また、
老人ホームの入居一時金
としてご利用いただけます。
200万円以内 最長5年
200万円超 最長10年
最高500万円
まるせい
学資ローン
入学金、
授業料、
学校債、
受験に伴う交通費及び宿泊費、
下宿代、
生活
費等就学にかかわる一切の費用にご利用いただけます。
まるせい
教育プラン
就学する学校等への1年分の納付金等にご利用いただけます。
個
人
向
け
ロ
ー
ン
まるせいオートローン
「ゆめ車」
新車・中古車(自動二輪車を含む)購入資金、車検・修理・用品購入費用、
運転免許取得費用、
自動車保険費用、車庫設置費用等車に関連する諸
費用としてご利用いただけます。
最長9年6ヶ月
(据置含む)
最長10年
当座貸越方式
期間3年(自動更新)
定額返済
最高500万円
最高500万円
100万円から
400万円の4段階
まるせい
オートローン
新車・中古車(自動二輪車を含む)購入資金、
車検・修理費用、
運転免許
取得資金、
用品購入資金としてご利用いただけます。
最長8年
最高500万円
まるせい
カーライフプラン
新車・中古車(自動二輪車を含む)購入資金運転免許取得費用、
車検
費用、
修理費用、
オートローン・クレジットの借換えなどにご利用いた
だけます。
最長8年
最高500万円
まるせい
スピードローン
「はや太」
最短1時間以内の審査回答。お使いみち自由。ローン、
クレジットの借
換えにもご利用いただけます。ただし、
事業資金、
高利資金返済には
ご利用いただけません。
最長5年
最高200万円
ライフサイクルローン
「はや太ゴールド」
介護、
冠婚葬祭、
家電製品購入、
住宅関連耐久消費財、
農機具購入費用、
旅行費用、キャンピング用品・マウンテンバイクの購入、新車・中古車(自
動二輪車を含む)購入などにご利用いただけます。
最長5年
最高500万円
家電製品、家具等の購入、
また、旅行費用等幅広くご利用いただけます。
ただし、
事業資金、
旧債務資金返済にはご利用いただけません。
最長8年
最高500万円
家電製品、家具等の購入、
また、旅行費用等幅広くご利用いただけます。
ただし、
事業資金、
旧債務資金返済にはご利用いただけません。
最長8年
最高500万円
まるせい
フリーローン
まるせいゆとりローン
「花形君」
内容
商品名
企 事業資金の融資
業
向
け 制度融資
ご
融
資 代理貸付
割引手形・手形貸付・証書貸付・当座貸越・債務保証等
県や市町村などの有利な制度融資を各種取り扱っています。
信金中央金庫、
日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などを取り扱って
います。
【ご契約にあたってのお願い】
◎上記のようにお客さまのニーズにあった商品を取り揃えております。金融機関の商品には変動金利のようにお客様の予想に反して金利が上下する商品や、保証会社を
保証とするご融資には融資利息のほかに保証料が必要となる場合もございます。お申し込みの際にはサービスの内容を職員におたずねいただき、お客さまの目的にあっ
た商品をお選びください。
31
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
32
■特別融資資金(平成21年7月1日現在)
商品名
創業支援資金
「ゆめ起業」
経営強化ローン
「マイティサポート」
マイティサポート
「商工会議所等連携口」
マイティサポート
「支店長決裁口」
「税理士ご紹介ローン」
内容
期間
創業を計画している方および創業1年以内の事業者に対す
る営業性資金です。
2年以上営業している個人・法人事業者で、原則担保、第三
者保証人不要の営業性資金です。
連携融資制度の合意書を結んでいる商工会議所等の「会員証明
書」が提出でき、営業地区内で2年以上事業されている法人及び
個人事業者。原則担保、第三者保証人不要の営業性資金です。
金額
100万円以上
7年以内
500万円以内
設備7年以内
100万円以上
運転5年以内
1000万円以内
設備7年以内
運転資金・設備資金ともに
100万円以上
1,000万円以内
運転5年以内 但し、既存「マイティサポート」
との合算です。
無担保の場合 3,000万円
法人及び個人事業者の方で、
事業に使用する設備資金、
また
個別にご相談いたします。
は運転資金。但し、
自金庫旧債借り換えは不可とします。
有担保の場合 5,000万円
税理士または公認会計士からのご紹介を受けた、3年以上営業している
個人・法人事業者向け原則担保、第三者保証人不要の営業性資金です。
設備7年以内
100万円以上
運転5年以内
1000万円以内
■静岡県の制度資金(一部抜粋)
(平成21年7月1日現在)
商品名
内容
期間
金額
経営改善資金
従業員100人(商業・サービス業は50人)以下の中小企業
者の運転・設備資金です。
10年以内
5000万円以内
短期経営改善資金
従業員50人(商業・サービス業は20人)以下の中小企業者
の短期運転資金です。
5ヶ月以内
700万円以内
経済変動対策貸付
売り上げが一時的に減少している、
取引金融機関の合理化に
より借入残高が減少している中小企業者の営業性資金です。
10年以内
5000万円以内
中小企業災害対策資金
開業パワーアップ支援
貸付
特定の災害により影響を受けた中小企業者等の営業性資金です。
10年以内
5000万円以内
これから創業する又は、
創業後5年未満の中小企業者に対す
る支援資金です。
10年以内
2500万円以内
創業フロンティア貸付
創業フロンティア審査会の認定を受けた、
これから創業する、
又は創業後5年未満の中小企業者への事業性資金です。
10年以内
7000万円以内
■静岡県信用保証協会制度資金(一部抜粋)
(平成21年7月1日現在)
商品名
内容
期間
ご利用限度額
2億8000万円以内
(無担保8000万円を含む)
普通保証
通常の運転資金、
設備資金についての保証付貸出です。
無担保当座貸越
一定の極度額、
期間内に発生する当座貸越です。
当座貸越5000
一定の極度額、
期間内に発生する当座貸越です。
長期経営資金保証
長期の運転資金、
設備資金について行う貸付です。
スーパーとくせん保証
一定の資格要件を備え金融機関の推薦を受けた中小企業
者に対する事業資金です。
10年以内
メンバーズ保証
商工団体の会員暦が6ヶ月以上あり本制度利用にあたり会員
確認書の発行を受けた中小企業者に対する事業資金です。
10年以内
経営安定関連保証
市の認定を受けることができる特定の業種の方等が経営の
安定に必要とする資金についての借入方式です。
10年以内 2億8000万円以内
経営革新関連保証
県の承認を受けた、
経営革新計画に従って行われる、
経営革
新のための事業に必要な資金です。
10年以内 2億8000万円以内
10年以内
1年又は3年
5000万円以内
5000万円以内
1年以上2年以内 有担保無担保合計で
2億8000万円以内
5年以上20年以内
M A R U S E I
2000万円以上
2億円以下
個人2000万円以内
法人3000万円以内
500万円以内
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
32
33
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
商 品 サ ービス
■内国為替業務(平成21年7月1日現在)
全国の金融機関(信用金庫・銀行・信用組合・労金・農協など)をネットする「全銀システム」により送金・振込及び手形小切手の取立業務などが、
よ
りスピードアップして処理されております。個人・法人間の取引に伴う資金の移動や各種年金・給与・株式配当の受入れなどにも広く利用され、そ
の取扱高も毎年増加しております。
■外国為替業務(平成21年7月1日現在)
種類
外貨両替
外国送金
貿易取引
あらましと特色
現金(キャッシュ)
日本円を米ドル、
カナダドル、豪ドルなどの外貨に両替いたします。また、
お持ち帰
りの外貨を日本円に両替いたします。
旅行小切手(T/C)
当金庫本支店での旅行小切手の販売は、平成21年1月30日をもちまして終了
させていただきました。なお、当金庫でこれまで販売いたしました旅行小切手に
つきましては、平成22年1月末まで引続き買取りをさせていただきます。
外貨宅配サービス
三井住友銀行が提供いたします「外貨宅配サービス」を全店舗でご利用いただ
けます。32通貨の外国通貨と6通貨の旅行小切手を、お客さまがご指定する場
所(ご自宅、お勤め先等)へ、
ご指定の時間帯に代金引換でお届けするサービス
です。
送金小切手(DD)
海外の銀行を支払い場所とする外貨小切手を作成し、お客様が直接海外の受取
人へ郵送していただく方法です。
郵便送金(MT)
電信送金(TT)
海外のお受取人口座への振込指図を郵便で行う方法です。
送金のお受取り
海外からの送金を受取られる場合には、当金庫のお取引口座をご指定していただ
くと便利です。
輸出
輸入
輸出手形や外貨建小切手の買取り、取立を行っています。
電信により振込指図を行う方法で、
お急ぎの場合にご利用いただく方法です。
輸入信用状の発行、輸入ユーザンス、輸入手形の決済などを行っています。
各種保証
スタンドバイ信用状を取り扱っています。
先物為替予約
輸出入の決済、外貨預金、
インパクトローンなどに先物為替の予約取引を行うこ
とができます。
外貨預金
外貨のご融資(インパクトローン)
米ドル建て外貨預金をお預かりします。
外貨(米ドル)によるご融資です。
※本店営業部で全ての外国為替業務を取り扱っているほか、外貨両替業務は下記の26店舗で取り扱っています。
(中央、小川、石津、藤枝、藤枝上、藤枝駅、岡部、静岡、静岡南、焼津西、長田、羽鳥、焼津北、草薙、前島、大富、大井川、豊田、
さかなセンター、高洲、
榛原、吉田、西小川、
いかるみ、大住、田尻)
■証券業務(平成21年7月1日現在)
商品
国債 窓口販売の取扱い
投資信託 窓口販売の取扱い
内容
個人向け国債に加え、一般国債の募集も取り扱っています。
各種投資信託の募集等を取り扱っています。
■保険窓口販売業務(平成21年7月1日現在)
商品
内容
損害保険の窓口販売
「個人住宅ローンにかかわる長期火災保険」の窓口での販売を取り扱っています。
併せて、家財保険、地震保険もご契約できます。
生命保険の窓口販売
個人年金保険の窓口販売を取り扱っています。定額年金のご契約ができます。
医療・がん保険の窓口販売を取り扱っています。医療保険、がん保険のご契約が
できます。
■信託業務(平成21年7月1日現在)
商品
信託契約代理業務
!!
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
内容
土地信託、公益信託、特定贈与信託について信託契約の締結の代理又は媒介を
行っています。
(取扱店舗 本店営業部、藤枝駅支店、静岡支店)
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
34
■サービス業務(平成21年7月1日現在)
商品
内容
キャッシュサービス
1枚のカードで当金庫の本支店をはじめ、全国の金融機関や郵便局で現金のお引
き出しができます。
自動受取り
給与・年金・株式配当などが、受取日に自動的にご指定の口座に振り込まれます。
自動支払い
公共料金・税金・保険料・クレジット代金などが、
ご指定の口座から自動支払いでき
ます。
総合振込サービス
あらかじめ振込先を登録しておきますと、金額のご記入だけでお振り込みができ
ます。
インターネットバンキングサービス
インターネット上で、振込・残高照会・入出金明細照会・ローンシミュレーション・ロ
ーン仮申し込みなどをご利用いただけます。
モバイルバンキングサービス
携帯電話を利用して、振込・残高照会・入出金明細照会・店舗案内などをご利用い
ただけます。
デビットカードサービス
デビットカード加盟店でショッピングをされた際、キャッシュカードでお支払いでき
ます。
歳入金・公金収納
各種税金や公金の収納をはじめ、
国債代理店(本店にて)の業務も取り扱っています。
株式払込
会社設立や増資の資本金払い込みの業務を取り扱っています。
診療報酬
医療機関の社会保険・国民健康保険診療報酬をご指定の口座にお振り込みいた
します。
(医療機関専門)
公共工事「前払金保証」
東日本建設業保証(株)の保証で、
県や市町村からの前払金をお受け取りになれます。
クレジットカード
「しんきんVISAカード」
「しんきんJCBカード」をはじめ、各種カードを取り扱っ
ております。ショッピングやキャッシングなどにご利用できます。
ホームバンキング
ファームバンキング
しんきん携帯電子マネーチャージ
サービス〈Edy〉
ご家庭やオフィスのパソコンと焼津信用金庫を結び、振込・残高照会ができるサ
ービスです。
携帯電子マネーチャージサービス〈Edy〉アプリを操作することにより、お客さま
の預金口座から電子マネー「Edy」をチャージ(入金)するサービスです。
ネット口座振替受付サービス
お客さまの指定する口座を引落口座として、提携企業の各種支払いに関する「預
金口座振替契約」をインターネット上で締結するサービスです。「預金口座振替依
頼書」の書類への記入・押印をすることなく、
インターネット上で預金口座振替契
約が完結しますので大変便利です。
貸金庫
株券や重要書類、宝石など貴重品を安全に保管し、災害や盗難からお守りします。
夜間金庫(ナイト・デポ)
営業時間終了後、
お店の売上金などをその日のうちに安全にお預かりします。
年金友の会
焼津信用金庫で年金をお受け取りになっているお客様は、健康・医療相談や当金
庫が契約している宿泊施設をご利用になる際に割引きサービスを受けられます。
年金相談
毎月2回本支店で開催しております。もちろん無料です。
法律相談
毎月第3水曜日に「まるせい総合相談センター」にて開催しております。
(詳細は窓口にお問合せ下さい。)
税務相談
毎月第2木曜日に「まるせい総合相談センター」にて開催しております。
(詳細は窓口にお問合せ下さい。)
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
!"
35
MARUSEI
DISCLOSURE
2009
商 品 サ ービス
■手数料一覧(平成21年7月1日現在)
●手形・小切手発行手数料
●国債の保護預かり手数料
種類
手数料
小切手帳 1冊50枚綴り
約束手形帳 1冊50枚綴り
為替手形帳 1冊25枚綴り
単名手形用紙(手形貸付用) 1枚あたり
専用約束手形用紙(マルセン手形) 1枚あたり
630円
840円
420円
105円
525円
●署名判印刷サービス
種類
手数料
署名判登録手数料(新規・変更時)
小切手帳 1冊50枚綴り
約束手形帳 1冊50枚綴り
為替手形帳 1冊50枚綴り
3,150円
735円
945円
945円
種類
手数料
保護預かり手数料 年間(毎年4月20日に1年分まとめて)
1,260円
●発行手数料等
種類
手数料
残高証明書発行手数料 1通あたり
融資証明書発行手数料 1通あたり
建設工事保証書発行手数料 1通あたり
取引履歴発行手数料(前月以前の取引履歴) 1枚あたり
自己宛小切手発行手数料 1通あたり
通帳・証書再発行手数料 1通あたり
カードローンのカード発行手数料
キャッシュカード(個人・法人共)、ローンカード、代理人カードの再発行手数料
専用当座預金口座(マルセン)開設手数料
315円
1,050円
2,100円
105円
525円
1,050円
525円
1,050円
3,150円
●貸金庫使用料(月額)
種類
●夜間金庫利用手数料
種類
手数料
月額基本料金
専用入金帳 1冊50枚綴り
2,100円
3,150円
手数料
小型貸金庫(高さ90mm未満)
大型貸金庫(高さ90mm以上)
1,050円
1,575円
●株式払込金取扱手数料
種類
株式会社の株式払込金取扱手数料
●為替手数料
送金
取扱金額の2.5/1,000+消費税
(「株式払込金保管証明書」または「払込金受入証明書」等発行時) ただし、最低手数料は2,625円
種類
振込
手数料
利用区分
同一店宛 本支店宛
3万円未満
210円 315円
窓口 電信・文書
3万円以上
315円 525円
3万円未満
105円 105円
電信
ATM
3万円以上
210円 315円
1万円未満
105円
MT/FD 電信 1万円以上3万円未満 無料 210円
(注1)
3万円以上
420円
1万円未満
52円
FB/モバイル 電信 1万円以上3万円未満 無料 105円
(注2)
3万円以上
315円
1万円未満
105円 105円
自動振込 電信 1万円以上3万円未満 210円 210円
3万円以上
315円 420円
普通扱 地方公共団体以外の取扱いはできません。
他行庫宛
630円
840円
420円
630円
420円
525円
735円
315円
420円
630円
420円
525円
735円
630円
(注1)MT(磁気テープ)、FD(フロッピーディスク)による振込
(注2)FB(ファームバンキング端末)、
モバイル(携帯電話)による振込
インターネットバンキングによる振込も含みます
●デビットカードサービス加盟店手数料(間接加盟店契約)
種類
手数料
月額基本手数料(端末1台あたり)
1件あたり手数料率(ただし、下限25円・上限300円)
●不動産設定等手数料
種類
手数料
(根)抵当権
1設定 極度額1億円以上
不
極度額1億円未満
(住宅ローン以外)
(新規)
設動
定 産 (根)抵当権
保証人付
・担
1設定(新規)
変
保証付
(住宅ローン)
更保
追加担保設定
手
1設定(住宅ローン以外)
数
(担保差替含む)
料
極度額変更、順位変更(住宅ローン以外)
●ファームバンキング月額基本契約料金
種類
手数料
210円
当所
210円
代金取立
840円
他所
840円
送金・振込の組戻料
630円
取立手形の組戻料
840円
その他
不渡手形の返却料
840円
取立手形店頭呈示料(実費がかかる場合はその実費) 630円
!#
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
仕向金融機関等
本支店宛
他行庫宛
集中
個別
52,500円
31,500円
73,500円
10,500円
10,500円
10,500円
※料金は顧客単位で計算します
種類
●手形・小切手等取立手数料その他
630円
2.0%
手数料
ファクシミリによるアンサー契約(通知・照会・振込・為替)
ファームバンキング端末によるアンサー契約(通知・照会・振込・為替)
データ伝送サービス(総合振込・給与振込・預金口座振替)
1,050円
1,050円
1,050円
※入出金明細通知をご希望のお客様は、上記手数料のほか、口座毎に525円がかかります。
●インターネットバンキング月額基本契約料金 ※料金は顧客単位で計算します
種類
しんきんインターネットバンキング
しんきん法人インターネットバンキング
個人
法人・個人事業主
オンラインサービス
オンラインサービス+ファイル伝送サービス
手数料
210円
1,050円
1,050円
2,100円
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
36
■手数料一覧(平成21年7月1日現在)
●両替手数料 ※下記にかかわらず次の両替は無料です。○高額金種への両替○新券などの同一金種の交換○汚損した現金の交換○記念硬貨の交換
希望金種の合計枚数
手数料
1枚∼49枚
50枚∼500枚
501枚∼1,000枚
1,001枚∼1,500枚 1,501枚∼2,000枚 2,001枚∼3,000枚 3,001枚∼4,000枚
両替機
無料
100円
200円
300円
窓 口
無料
210円
315円
630円
630円
945円
1,260円
以後、1,000枚ごとに315円を加算した金額になります。
●CD・ATM利用手数料(注)―印は取扱不可
カード種類
利用時間
8:00∼ 8:45
8:45∼18:00
平日
18:00∼19:00
19:00∼21:00
9:00∼14:00
土曜日
14:00∼17:00
17:00∼19:00
9:00∼17:00
日曜・祝日
17:00∼19:00
9:00∼17:00
12月31日
17:00∼19:00
当金庫
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
入金
出金
他信用金庫
静岡銀行
―
105円
―
無料
―
105円
―
105円
―
無料
―
105円
105円
無料
無料
105円
無料
105円
105円
無料
無料
他金融機関
―
210円
―
105円
―
210円
―
210円
―
105円
―
210円
郵便局
―
210円
105円
210円
―
210円
―
105円
―
210円
105円
105円
無料
―
―
―
105円
無料
―
―
―
105円
105円
210円
210円
105円
無料
―
―
―
105円
無料
―
―
―
上記曜日に対応
上記曜日に対応
上記曜日に対応 上記曜日に対応 上記曜日に対応
無料
―
―
―
上記曜日に対応
上記曜日に対応
●住宅ローンの返済条件変更に係る手数料
住宅ローン残高を全額繰上げ返済
住宅ローン残高の一部を繰上げ返済
上記以外で返済条件を変更
●口座振替手数料
種類
定額自動振替 1回につき
口座振替 1件につき
種類
ローン借入後3年以内
ローン借入後3年超∼5年以内
ローン借入後5年超∼7年以内
ローン借入後7年超
毎月の返済額を変更しないで借入期間を短縮
毎月の返済額を変更して借入期間を変更しない
ボーナス返済の決済月(増額返済月)を変更
毎月の返済額及び借入期間を変更
毎月返済額とボーナス月返済額の比率を変更
その他返済条件を変更
●初回利用手数料
手数料
105円
105円
種類
グレースカードローン
Wカードローン
●個人情報開示請求手数料
種類
氏名、住所、電話番号、生年月日、勤務先情報
取引残高(科目、口座番号、残高)
取引明細
上記以外の情報
一括
特定日毎
1ヶ月分
1項目毎
手数料
1,050円
1,050円
525円
1,260円
手数料
3,150円
2,100円
1,050円
無料
3,150円
5,250円
5,250円
5,250円
5,250円
5,250円
●その他手数料
手数料
1,000円
1,000円
種類
手数料
火災保険確定日付手数料
700円
保護預り手数料(年間)
12,600円
Edyチャージ手数料(1回につき)
52円
※各手数料金は消費税込みです。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
!$
37
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資 料 編:財 務 諸 表
■貸借対照表 (単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
科 目
(平成21年3月31日)
(平成20年3月31日)
科 目
(資産の部)
(平成20年3月31日現在)
(単位:百万円)
平成20年度
(平成21年3月31日現在)
(負債の部)
6,247
7,072
483,214
495,526
96,552
106,906
当座預金
16,837
17,112
78
101
普通預金
141,636
144,069
500
500
貯蓄預金
21,070
18,945
141,571
139,601
通知預金
200
680
国債
26,522
27,639
定期預金
259,767
270,197
地方債
21,317
28,656
定期積金
34,961
36,413
社債
89,884
80,431
その他の預金
8,741
8,107
株式
765
503
1,608
2,303
3,081
2,371
265,860
268,429
現金
預け金
コールローン
金銭の信託
有価証券
その他の証券
貸出金
割引手形
6,026
5,331
手形貸付
31,997
29,859
証書貸付
194,698
202,653
当座貸越
33,137
30,585
9
預金積金
その他負債
未決済為替借
191
175
未払費用
733
1,127
給付補てん備金
69
147
未払法人税等
101
128
前受収益
236
218
払戻未済金
0
0
5
職員預り金
75
73
9
5
金融派生商品
0
0
2,647
2,871
リース債務
−
262
未決済為替貸
217
186
200
170
信金中金出資金
853
853
348
333
1,193
1,458
役員賞与引当金
10
−
0
0
退職給付引当金
1,136
1,145
143
138
外国為替
外国他店預け
その他資産
未収収益
金融派生商品
その他の負債
賞与引当金
383
373
6,100
6,486
睡眠預金払戻損失引当金
建物
2,219
2,430
偶発損失引当金
土地
再評価に係る繰延税金負債
その他の資産
有形固定資産
3,597
3,549
リース資産
−
258
建設仮勘定
0
−
282
247
27
26
27
26
1,338
1,226
その他の有形固定資産
無形固定資産
その他の無形固定資産
繰延税金資産
債務保証見返
貸倒引当金
(うち個別貸倒引当金)
5,920
5,500
△ 5,119
△ 3,914
( △4,389)
521,734
資産の部合計
( △3,020)
534,815
役員退職慰労引当金
債務保証
負債の部合計
出資金
普通出資金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
(経営安定強化積立金)
当期未処分剰余金
571
561
5,920
5,500
493,056
505,738
1,063
1,064
1,063
1,064
26,320
26,793
1,062
1,063
25,257
25,729
21,704
( 4,700 )
24,804
( 6,800 )
3,553
924
27,384
27,858
89
36
1,183
評価・換算差額等合計
1,293
1,219
負債及び純資産の部合計
2 0 0 9
221
1,204
純資産の部合計
D I S C L O S U R E
7
98
土地再評価差額金
その他有価証券評価差額金
M A R U S E I
4
(純資産の部)
会員勘定合計
37
平成19年度
28,677
29,077
521,734
534,815
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
38
■貸借対照表注記事項
基づき引き当てております。
1 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示し
ております。
破綻懸念先債権に相当する債権については、
2 有価証券の評価は、
満期保有目的の債券に
債権額から担保の処分可能見込額及び保
ついては移動平均法による償却原価法(定
証による回収可能見込額を控除し、
その残
額法)、子会社・子法人等株式及び関連法
額に対して過去一定期間における毀損実績
人等株式については移動平均法による原価
から算出した貸倒実績率等に基づき引き当
法、
その他有価証券のうち時価のあるものに
てております。
ついては決算日の市場価格等に基づく時価
破綻先債権及び実質破綻先債権に相当す
法(売却原価は移動平均法により算定)、
時
る債権については、債権額から担保の処分
価のないものについては移動平均法による
可能見込額及び保証による回収可能見込
原価法又は償却原価法により行っております。
額を控除した残額を引き当てております。
なお、
その他有価証券の評価差額については、
すべての貸出金等債権は、
自己査定基準に
全部純資産直入法により処理しております。
基づき、
営業関連部署の協力の下に資産査
3 金銭の信託において信託財産を構成してい
定部署が資産査定を実施しており、
その査
2
る有価証券の評価は、
上記 と同じ方法によ
定結果により上記の引当を行っております。
10 賞与引当金は、
り行っております。
職員への賞与の支払いに備
4 有形固定資産(リース資産を除く)
の減価償
えるため、職員に対する賞与の支給見込額
却は、
定率法(ただし、
平成10年4月1日以後
のうち、
当事業年度に帰属する額を計上して
に取得した建物(建物附属設備を除く。)
に
おります。
ついては定額法)
を採用しております。
また、 11 役員賞与引当金は、
役員への賞与の支払い
主な耐用年数は次のとおりであります。
に備えるため、役員に対する賞与の支給見
建物 3年∼ 50年
込額のうち、
当事業年度に帰属する額を計
動産 2年∼ 20年
上しております。
12 退職給付引当金は、
5 無形固定資産(リース資産を除く)
の減価償
職員の退職給付に備え
却は、
定額法により償却しております。
るため、
当事業年度末における退職給付債
6 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
務及び年金資産の見込額に基づき、
必要額
「有形固定資産」
(及び「無形固定資産」)
を計上しております。また、数理計算上の差
の中のリース資産は、
リース期間を耐用年数
異の費用処理方法は以下のとおりであります。
とした定額法によっております。なお、
残存価
数理計算上の差異
額については、
リース契約上に残価保証の
各発生年度の職員の平均残存勤務期
取決めがあるものは当該残価保証額とし、
そ
間内の一定の年数(10年)による定額
れ以外のものは零としております。
法により按分した額をそれぞれ発生の
(会計方針の変更)
翌期から費用処理
所有権移転外ファイナンス・リース取引につい
当金庫は、
複数事業主(信用金庫等)
により
ては、
従来、
設立された企業年金制度(総合設立型厚生
賃貸借取引に係る方法に準じた
年金基金)
に加入しており、
当金庫の拠出に
会計処理によっておりましたが、
「リース取引
対応する年金資産の額を合理的に計算する
に関する会計基準」
(企業会計基準第13号
ことができないため、
当該年金制度への拠出
平成19年3月30日)及び「リース取引に関す
額を退職給付費用として処理しております。
る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適
なお、
当該企業年金制度全体の直近の積立
用指針第16号同前)
が平成20年4月1日以後
状況、
及び制度全体の拠出等に占める当金
開始する事業年度から適用されることになっ
庫の割合並びにこれらに関する補足説明は
たことに伴い、
当事業年度から同会計基準
次のとおりであります。
及び適用指針を適用しております。
7 外貨建資産・負債は、
①制度全体の積立状況に関する事項
主として決算日の為替
(平成20年3月31日現在)
相場による円換算額を付しております。
年金資産の額
1,345,817百万円
時価法により行なっ
8 デリバティブ取引の評価は、
年金財政計算上の給付債務の額
ています。
1,638,798百万円
予め定めている償却・引当基
9 貸倒引当金は、
差引額 -292,981百万円
準に則り、
次のとおり計上しております。
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出
「銀行等金融機関の資産の自己査定に係る
割合 平成20年3月現在 0.2392%
内部統制の検証並びに貸倒償却及び貸倒
③補足説明
引当金の監査に関する実務指針」
(日本公
上記①の差引額の主な要因は、
年金財
認会計士協会銀行等監査特別委員会報告
政計算上の過去勤務債務残高264,186
第4号)
に規定する正常先債権及び要注意
百万円
(及び繰越不足金28,795百万円)
先債権(その他要注意先債権及び要管理
であります。本制度における過去勤務債
先債権)
に相当する債権については、
一定の
務の償却方法は期間19年の元利均等
種類毎に分類し、
過去の一定期間における各々
定率償却であり、
当金庫は当期の財務
の毀損実績から算出した貸倒実績率等に
諸表上、
特別掛金48百万円を費用処理
しております。なお、
特別掛金の額は、
あ
らかじめ定められた掛金率を掛金拠出
時の標準給与の額に乗じることで算定
されるため、上記②の割合は当金庫の
実際の負担割合とは一致しません。
13 役員退職慰労引当金は、
役員の退職慰労金
の支給に備えるため、
内規に基づく期末要支
給額を計上しております。
14 睡眠預金払戻損失引当金は、
利益計上した
睡眠預金について預金者からの払戻請求に
よる支払いに備えるため、
過去の払戻実績に
基づく将来の払戻損失見込額を計上してお
ります。
15 偶発損失引当金は、
信用保証協会への負担
金の支払に備えるため、
将来の負担金支払
見込額を計上 しております。
16 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、
リース取引開始日が平成20年4月1日以前に
開始する事業年度に属するものについては、
通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっ
ております。
17 消費税及び地方消費税の会計処理は、
税込
方式によっております。
18 理事及び監事との間の取引による理事及び
監事に対する金銭債権総額 1,091百万円
19 子会社等の株式総額 11百万円
20 子会社等に対する金銭債権総額 1,999百万円
21 子会社等に対する金銭債務総額 576百万円
22 有形固定資産の減価償却累計額 3,313百万円
23 貸借対照表に計上した固定資産のほか、
電
子計算機及びその周辺機器については、
所
有権移転外ファイナンス・リース契約により使
用しております。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
38
39
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資 料 編:財 務 諸 表
なお、
貸出条件緩和債権とは、
債務者の経営
30 土地の再評価に関する法律(平成10年3月
24 貸出金のうち破綻先債権額は394百万円、
延滞債権額は17,730百万円であります。
再建又は支援を図ることを目的として、金利
31日公布法律第34号)
に基づき、事業用の
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払
の減免、
利息の支払猶予、
元本の返済猶予、
土地の再評価を行い、
評価差額については、
の遅延が相当期間継続していることその他
債権放棄その他の債務者に有利となる取決
当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
の事由により元本又は利息の取立て又は弁
めを行った貸出金で破綻先債権、
延滞債権
に係る繰延税金負債」として負債の部に計
済の見込みがないものとして未収利息を計
及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないもので
上し、
これを控除した金額を「土地再評価差
上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部
あります。
額金」として純資産の部に計上しております。
分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」
と
延滞債権額、
3ヵ月以上延滞
再評価を行った年月日 平成12年3月31日
27 破綻先債権額、
いう。)
のうち、
法人税法施行令(昭和40年政
債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
同法律第3条第3項に定める評価の方法
令第97号)第96条第1項第3号のイからホま
は18,369百万円であります。
土地の再評価に関する法律施行令(平
24
27
でに掲げる事由又は同項第4号に規定する
なお から に掲げた債権額は、
貸倒引当
成10年3月31日公布政令第119号)第2
事由が生じている貸出金であります。
金控除前の金額であります。
条第4号に定める地価税法に基づいて、
28 手形割引は、業種別監査委員会報告第24
また、
延滞債権とは、
未収利息不計上貸出金
奥行価格補正等を行って算出。
であって、
破綻先債権及び債務者の経営再
号に基づき金融取引として処理しております。
同法律第10条に定める再評価を行った事
建又は支援を図ることを目的として利息の支
これにより受け入れた銀行引受手形、
商業手
業用土地の当期末における時価の合計
払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。
形、
荷付為替手形及び買入外国為替は、
売
額と、
当該事業用土地の再評価後の帳簿
なお、
破綻懸念先以下の債務者で未収利息
却又は(再)担保という方法で自由に処分で
価額の合計額との差額1,363百万円
31 出資1口当たりの純資産額 1,365円44銭
が発生していない先であっても延滞債権とし
きる権利を有しておりますが、
その額面の金
32 「有価証券」中の社債のうち、
て表示しております。
額は、
5,331百万円であります。
有価証券の私
25 貸出金のうち、
29 担保に供している資産は次のとおりであります。
3ヵ月以上延滞債権額は34百
募(金融商品取引法第2条第3項)
による社
万円であります。
担保に供している資産
債に対する当金庫の保証債務の額は、
50百
なお、
3ヵ月以上延滞債権とは、 元本又は利
有価証券
667百万円
万円であります。
息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上
定期預金
2,000百万円
延滞している貸出金で破綻先債権及び延滞
担保資産に対応する債務
債権に該当しないものであります。
預金
5,797百万円
上記の他、
為替決済取引の担保として定
26 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は209
百万円であります。
期預金7,000百万円を差し入れております。
33 有価証券の時価、
評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
これらには、
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含まれております。
●満期保有目的の債券で時価のあるもの
貸借対照表
計上額
時価
差額
国債
地方債
社債
その他
合 計
−
−
3,347
3,319
19,268 19,085
1,608
1,700
24,288 24,041
−
28
△182
△91
△246
(単位:百万円) ●その他有価証券で時価のあるもの
貸借対照表
取得原価
計上額
評価差額
うち益
うち損
−
32
148
−
180
(注)
1.
時価は当期末における市場価格等に基づいております。
2「
.うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。 −
4
331
91
427
株式
348
352
114,013 114,088
債券
国債
27,958 27,639
地方債
25,194 25,336
社債
60,859 61,112
その他
543
562
合 計
114,928 114,980
△3
74
△319
141
252
△18
52
(単位:百万円)
うち益
3
1,005
313
228
464
−
1,008
うち損
6
930
632
86
211
18
956
(注)
1.
貸借対照表計上額は、
当期末における市場価格等に基づく時価に
より計上したものであります。
2「
.うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3.
その他有価証券で時価のあるもののうち、
当該有価証券の時価が
取得原価に比べて著しく下落しており、
時価が取得原価まで回復する
見込があると認められないものについては、
当該時価をもって貸借対
照表価額とするとともに、
評価差額を当該事業年度の損失として処
理(以下「減損処理」
という。)
しております。
当該事業年度における減損処理額は、
その他の証券
(上場優先出資)
151百万円であります。
また、
時価が「著しく下落した」
と判断する「合理的な基準」は、
決算
日における時価が取得原価に対して50%以上下落している銘柄を
すべて、
また30%以上50%未満下落している銘柄のうち発行者の
業績推移等を勘案し、
必要と認められる銘柄を著しく下落したと判
断することとしております。
!'
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
40
34 当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
その他有価証券 13,715百万円 102百万円 223百万円
次のとおりであります。
35 時価評価されていない有価証券のうちの内容と貸借対照表計上額は、
内 容 金 額
満期保有目的の債券
社債
子会社株式及び関連法人等株式
子会社株式
関連法人等株式
その他有価証券
非上場株式
その他の証券
50百万円
10百万円
1百万円
142百万円
127百万円
36 その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであります。
債券
国債
地方債
社債
その他
合 計
1年以内
17,290
1,587
1,933
13,769
−
17,290
1年超5年以内
5年超10年以内
65,355
50,509
3,386
19,789
12,675
13,904
49,293
16,815
300
1,400
65,655
51,910
(単位:百万円)
10年超
3,495
3,196
−
299
400
3,895
37 金銭の信託はその他の金銭の信託で、
内訳は次のとおりであります。
取得原価
その他の金銭の信託
百万円
貸借対照表
計上額
百万円
評価差額
百万円
うち益
百万円
うち損
百万円
500
500
−
−
−
38 当座貸越契約は、
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、
一定の限度額まで資金を貸付けること
を約する契約であります。
この契約に係る融資未実行残高は76,307百万円であります。
このうち契約残存期間が1年以内のものが18,852百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、
融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが、
必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影
響を与えるものではありません。
これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、
債権の保全、
及びその他相当の事由があるときは、
当金庫が実行申し込み
を受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。
また、
契約時において必要に応じて不動産等の担保
を徴求するほか、
契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、
必要に応じて契約の見直し、
与信保全上の措置等
を講じております。
39 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳は、
それぞれ以下のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金 882百万円
退職給付引当金 269百万円
賞与引当金 103百万円
減価償却費 49百万円
その他 218百万円
繰延税金資産小計 1,521百万円
評価性引当額 279百万円
繰延税金資産合計 1,242百万円
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金 16百万円
繰延税金負債合計 16百万円
繰延税金資産の純額 1,226百万円
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
"
41
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資 料 編:財 務 諸 表
■損益計算書
科 目
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
コールローン利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
受入為替手数料
その他の役務収益
その他業務収益
外国為替売買益
国債等債券売却益
その他の業務収益
その他経常収益
金銭の信託運用益
その他の経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
給付補てん備金繰入額
借用金利息
その他の支払利息
役務取引等費用
支払為替手数料
その他の役務費用
その他業務費用
国債等債券売却損
国債等債券償還損
その他の業務費用
経費
人件費
物件費
税金
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
株式等売却損
株式等償却
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
貸倒引当金戻入益
償却債権取立益
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
その他の特別損失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
"
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
平成19年度
(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
10,411,841
9,061,447
6,778,371
753,635
3,613
1,491,502
34,325
1,093,893
574,393
519,499
38,606
2,740
−
35,865
217,893
9,521
208,372
8,747,495
1,241,134
1,182,044
57,983
690
416
548,415
167,648
380,766
165,863
149,723
9,290
6,850
6,624,722
3,962,369
2,540,478
121,875
167,359
−
44,130
12,000
111,229
1,664,345
145,147
172
114,579
650
29,745
52,741
1,555
30,220
20,966
1,756,751
125,842
524,306
(単位:千円)
平成20年度
(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)
10,747,852
9,543,569
6,756,308
1,054,442
1,693
1,696,480
34,645
1,046,438
555,645
490,792
135,471
7,086
102,425
25,960
22,372
9,494
12,877
10,060,946
1,484,908
1,372,676
102,886
1
9,343
535,908
170,345
365,562
226,567
9,911
213,497
3,157
6,484,235
3,834,051
2,536,096
114,087
1,329,327
798,516
213,268
151,024
166,518
686,905
111,101
−
−
583
110,518
16,928
16,928
−
−
781,078
138,535
126,558
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
42
(単位:千円)
平成19年度
平成20年度
科 目
(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
法人税等合計
当期純利益
前期繰越金
本部社屋建設積立金取崩額
土地再評価差額金取崩額
当期未処分剰余金
(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)
265,093
515,984
388,231
−
20,750
924,966
650,148
1,106,602
346,627
2,100,000
−
3,553,229
■損益計算書注記事項
1
2
3
4
5
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
子会社との取引による費用総額 284,897千円
出資1口当たりの当期純利益金額 24円 25銭
その他の経常費用には、
偶発損失引当金繰入 123,120千円、
貸出債権売却による損失 36,549千円を含んでおります。
その他の特別利益は、
貸出金等償却取崩超過額 110,518千円であります。
■剰余金処分計算書 (単位:円)
平成19年度
平成20年度
科 目
(平成19年4月1日から平成20年3月31日まで)
(平成20年4月1日から平成21年3月31日まで)
当期未処分剰余金
3,553,229,323
924,966,266
剰余金処分額
3,164,997,951
543,353,600
利益準備金
1,183,500
普通出資に対する配当金
(年6%)
63,814,451
優先出資に対する配当金
−
事業の利用分量に対する配当金
−
特別積立金
次期繰越金
806,500
(年4%)
3,100,000,000
388,231,372
42,547,100
−
−
500,000,000(注)
381,612,666
(注)特別積立金のうち、
目的積立金として経営安定強化積立金に200,000,000円計上します。
平成20年度における貸借対照表、
損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、
「財務諸表」
と
いう。)
の適正性、
及び財務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。
平成21年6月22日
焼津信用金庫
理事長
平成19年度及び平成20年度の貸借対照表、
損益計算書及び剰余金処分計算書は信用金庫
法第38条の2の規定に基づき、
新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
"
43
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資料編
1.直近の2事業年度における事業の状況を示す指標
(1)主要な業務の状況を示す指標
①業務粗利益及び業務粗利益率、
②資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支
■業務粗利益 (単位:千円)
平成19年度
平成20年度
7,821,613
8,060,161
資金運用収益
9,061,447
9,543,569
資金調達費用
1,239,834
1,483,408
資金運用収支
役務取引等収支
役務取引等収益
545,477
510,529
1,093,893
1,046,438
548,415
535,908
−127,257
−91,095
その他業務収益
38,606
135,471
その他業務費用
165,863
226,567
8,239,834
8,479,595
1.65%
1.65%
役務取引等費用
その他業務収支
業務粗利益
業務粗利益率
(注)1.「資金調達費用」は、金銭の信託運用見合費用(平成19年度1,300千円、平成20年度1,500千円)を控除して表示しております。
2.業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100
③資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、利回り及び資金利ざや
■資金運用収支の内訳 平均残高(百万円)
平成19年度
利息(千円)
平成20年度
利回り
(%)
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
497,733
511,195
9,061,447
9,543,569
1.82
1.86
うち貸出金
264,310
265,203
6,778,371
6,756,308
2.56
2.54
うち預け金
91,452
101,854
753,635
1,054,442
0.82
1.03
うちコールローン
80
86
3,613
1,693
4.51
1.96
うち商品有価証券
−
−
−
−
−
−
141,024
143,177
1,491,502
1,696,480
1.05
1.18
474,399
487,364
1,239,834
1,483,408
0.26
0.30
474,555
487,629
1,240,027
1,475,563
0.26
0.30
−
−
−
−
−
−
263
0
690
1
0.26
−
−
−
−
−
−
−
資金運用勘定
うち有価証券
資金調達勘定
うち預金積金
うち譲渡性預金
うち借用金
うちコマーシャル・ぺーパー
(注)1.資金運用勘定における預け金は無利息預け金の平均残高(平成19年度258百万円、平成20年度259百万円)をそれぞれ控除
して表示しております。
2.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(平成19年度500百万円、平成20年度500百万円)及び利息(平成19年
度1,300千円、平成20年度1,500千円)それぞれ控除して表示しております。
■利鞘 (単位:%)
平成19年度
"!
平成20年度
資金運用利回
1.82
1.86
資金調達原価率
1.64
1.62
総資金利鞘
0.18
0.24
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
44
④受取利息及び支払利息の増減
■受取・支払利息の増減 平成19年度
残高による増減
(単位:千円)
平成20年度
利率による増減
純増減
残高による増減
利率による増減
純増減
117,726
695,330
813,056
245,082
237,040
482,122
うち貸出金
△74,988
380,133
305,145
22,901
△44,964
△22,063
うち預け金
46,016
232,872
278,888
85,803
215,004
300,807
うちコールローン
△632
△398
△1,030
271
△2,191
△1,920
うち商品有価証券
−
−
−
−
−
−
16,843
213,132
229,975
22,771
182,207
204,978
8,077
715,434
723,511
33,884
209,690
243,574
8,982
715,362
724,344
34,163
201,373
235,536
−
−
−
−
−
−
△905
72
△833
−
−
−
−
−
−
−
−
−
受取利息
うち有価証券
支払利息
うち預金積金
うち譲渡性預金
うち借用金
うちコマーシャル・
ペーパー
(注)1.残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含める方法で算出しております。
⑤総資産経常利益率 ⑥総資産当期純利益率
■利益率 (単位:%)
平成20年度
平成19年度
総資産経常利益率
0.32
0.13
総資産当期純利益率
0.21
0.09
(注)
経常(当期純)利益 総資産経常(当期純)利益率=
×100
総資産(債務保証見返を除く)平均残高
(2)預金に関する指標
①流動性預金、定期性預金、譲渡性預金その他の預金の平均残高
■預金・譲渡性預金平均残高 (単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
流動性預金
180,022
179,622
155,908
164,449
290,433
304,199
うち固定金利定期預金
290,422
269,502
うち変動金利定期預金
11
9
4,100
3,807
474,555
487,629
−
−
474,555
487,629
うち有利息預金
定期性預金
その他
計
譲渡性預金
合計
(注)1.流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2.定期性預金=定期預金+定期積金
固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金
変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する定期預金
3.その他=別段預金+納税準備預金+非居住者円預金+外貨預金 M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
""
45
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資料編
②固定金利定期預金、変動金利定期預金及びその他の区分ごとの定期預金の残高
■定期預金残高
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
定期預金
256,106
269,511
固定金利定期預金
256,094
269,502
変動金利定期預金
11
9
そ の 他
−
−
(3)貸出金等に関する指標
①手形貸付、証書貸付、当座貸越及び割引手形の平均残高
■貸出金平均残高
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
手形貸付
33,267
31,508
証書貸付
192,912
196,119
当座貸越
31,491
31,534
割引手形
6,638
6,041
合 計
264,310
265,203
②固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高
■貸出金残高
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
貸出金
265,860
268,429
うち変動金利
108,717
108,034
うち固定金利
157,142
160,395
(注)固定金利選択型住宅ローンの固定金利特約期間中のものは、固定金利としています。
③担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額
■貸出金の担保別内訳
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
当金庫預金積金
有価証券
動産
不動産
その他
7,592
310
248
−
−
69,255
68,920
42
29
計
77,512
76,790
信用保証協会・信用保険
60,597
67,751
保証
105,381
100,226
信用
22,368
23,662
265,860
268,429
合 計
45
7,904
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
■債務保証見返の担保別内訳
MARUSEI
DISCLOSURE
46
(単位:百万円)
平成19年度
当金庫預金積金
平成20年度
387
409
−
−
有価証券
動産
不動産
その他
計
−
−
4,476
3,926
277
223
5,141
4,559
信用保証協会・信用保険
保証
23
18
755
923
信用
合 計
−
−
5,920
5,500
④使途別の貸出金残高
■貸出金使途別残高
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
貸出金残高
構成比
貸出金残高
構成比
設備資金
128,532
48.35
129,619
運転資金
137,327
51.65
138,810
51.71
合計
265,860
100.00%
268,429
100.00%
貸出先数
963
15
−
13
2
1,013
25
6
98
909
14
410
1,001
7
22,647
27,123
平成20年度
貸出金残高
44,641
60
−
2,700
28
22,027
1,367
187
4,283
30,603
3,638
25,280
31,728
12,076
89,804
268,429
48.29
⑤業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合
■貸出金業種別内訳
(単位:百万円)
業種区分
貸出先数
1,003
18
−
12
3
1,014
23
5
96
935
13
393
1,004
10
23,655
28,184
製造業
農業
林業
漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業
卸売業、小売業
金融・保険業
不動産業
サービス業
地方公共団体
個人
合計
平成19年度
貸出金残高
45,425
64
−
2,484
52
20,985
1,397
211
4,113
31,032
2,682
23,781
31,182
12,802
89,644
265,860
構成比
17.08
0.02
−
0.93
0.01
7.89
0.52
0.07
1.54
11.67
1.00
8.94
11.72
4.81
33.71
100.00%
構成比
16.63
0.02
−
1.00
0.01
8.20
0.50
0.06
1.59
11.40
1.35
9.41
11.81
4.49
33.45
100.00%
⑥預貸率の期末値及び期中平均値
■預貸率
(単位:%)
平成19年度
平成20年度
期末預貸率
55.01
54.17
期中平均預貸率
55.69
54.38
預貸率=
貸出金
預金積金+譲渡性預金
×100
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
46
47
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資料編
(4)有価証券に関する指標
①商品有価証券の種類別の平均残高
■商品有価証券平均残高
当金庫は、
ディーリング業務を行っておりませんので、
商品有価証券の残高はありません。
②有価証券の種類別の平均残高及び残存期間別残高
■有価証券平均残高
(単位:百万円)
平成19年度
区分
平成20年度
国債
26,990
27,492
地方債
19,544
23,242
短期社債
社債
−
−
90,355
88,661
株式
788
746
外国証券
2,200
2,204
投資信託
726
312
その他の証券
計
419
517
141,024
143,177
■有価証券の残存期間別残高
区分
国債
地方債
短期社債
社債
株式
外国証券
投資信託
その他の証券
(単位:百万円)
平成19年度
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下
3,483
4,105
−
23,306
−
−
76
−
474
1,305
−
18,527
−
−
−
−
613
5,791
−
29,825
−
296
−
−
1,968
6,883
−
9,913
−
99
−
−
10,952
3,230
−
8,015
−
900
157
−
10年超
期間の定めのないもの
−
−
−
−
765
−
179
471
9,029
−
−
296
−
900
−
−
合計
26,522
21,317
−
89,884
765
2,196
413
471
(単位:百万円)
区分
国債
地方債
短期社債
社債
株式
外国証券
投資信託
その他の証券
平成20年度
1年以下
1年超3年以下 3年超5年以下 5年超7年以下 7年超10年以下
1,601
1,924
−
13,748
−
−
−
−
2,167
6,081
−
23,536
−
282
−
−
③預証率の期末値及び期中平均値
■預証率
平成19年度
47
1,290
6,608
−
25,893
−
−
−
−
平成20年度
29.29
28.17
期中平均預証率
29.71
29.36
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
15,057
6,614
−
9,471
−
500
−
−
10年超
期間の定めのないもの
3,036
−
−
290
−
400
−
−
(単位:%)
期末預証率
M A R U S E I
4,485
7,427
−
7,491
−
898
−
−
預証率=
有価証券
預金積金+譲渡性預金
×100
−
−
−
−
503
−
−
290
合計
27,639
28,656
−
80,431
503
2,081
−
290
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
48
2.
直近の2事業年度における財産の状況に関する事項
(1)貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額
① 破綻先債権に該当する貸出金
② 延滞債権に該当する貸出金
③ 3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金
④ 貸出条件緩和債権に該当する貸出金
■リスク管理債権
1.
破綻先債権・延滞債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況
区 分
平成19年度
(単位:百万円)
平成20年度
2,107
394
延滞債権額(B)
18,118
17,730
合計(C)=(A)+(B)
20,225
18,124
担保・保証額(D)
14,514
13,237
回収に懸念がある債権額(E)=(C)−(D)
5,711
4,887
個別貸倒引当金(F)
4,334
2,967
75.89%
60.71%
破綻先債権額(A)
同引当率(G)=(F)/(E)(%)
2.
3カ月以上延滞債権・貸出条件緩和債権に対する担保・保証及び引当金の引当・保全状況(単位:百万円)
区 分
平成19年度
平成20年度
3
34
貸出条件緩和債権額(I)
1,528
209
合計(J)=(H)+(I)
1,532
244
237
146
1,295
97
3カ月以上延滞債権額(H)
担保・保証額(K)
回収に管理を要する債権額(L)=(J)−(K)
162
35
12.53%
36.85%
貸倒引当金(M)
同引当率(N)=(M)/(L)(%)
3.
リスク管理債権の合計額及び貸出金に占める割合
区 分
リスク管理債権(O)=(C)+(J)
貸出金(Q)
リスク管理債権の貸出金に占める割合(O)/(Q)
(%)
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
21,758
18,369
265,860
268,429
8.18%
6.84%
(注) 1.「破綻先債権」(A)とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していること、その他の事由に
より、元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金
(未収利息不計上貸出金)のうち、次のいずれかに該当する債務者に対する貸出金です。
①会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立てがあっ
た債務者
②民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者
③破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった債務者
④会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者
⑤手形交換所による取引停止処分を受けた債務者
2.「延滞債権」(B)とは、未収利息不計上貸出金のうち次の2つを除いた貸出金です。
①上記「破綻先債権」に該当する貸出金
②債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
48
49
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資料編
3.「3カ月以上延滞債権」(H)とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している貸出金で破綻先債
権及び延滞債権に該当しない貸出金です。
4.「貸出条件緩和債権」(I)とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本
の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に
該当しない貸出金です。
5.なお、これらの開示額(A、B、H、I)は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当
てている個別貸倒引当金を控除する前の金額であり、全てが損失となるものではありません。
6.「担保・保証額」(D、K)は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる
額の合計額です。
7.「個別貸倒引当金」(F)は、貸借対照表に記載した金額ではなく、破綻先債権額(A)・延滞債権額(B)に対して個別に
引当計上した額の合計額です。
8.「貸倒引当金」(M)には、貸借対照表上の一般貸倒引当金の額のうち、3カ月以上延滞債権額(H)・貸出条件緩和債権額
(I)に対して引当てた額を記載しております。
■金融再生法に基づく開示債権
○金融再生法開示債権
区 分
(単位:百万円)
平成19年度
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
平成20年度
4,118
1,392
16,198
16,820
1,532
244
正常債権
250,272
255,812
合 計(E)
272,121
274,270
(注) 1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に
陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契
約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」とは、「3カ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金をいいます。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及び
これらに準ずる債権」、「危険債権」、「要管理債権」以外の債権をいいます。
○金融再生法開示債権保全状況
区 分
(単位:百万円)
平成19年度
金融再生法上の不良債権(A)
平成20年度
21,848
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危険債権
要管理債権
保全額(B)
貸倒引当金(C)
担保・保証等(D)
保全率 (B)/(A)(%)
18,457
4,118
1,392
16,198
16,820
1,532
244
19,330
16,467
4,512
3,019
14,818
13,448
88.47%
89.21%
64.18%
60.27%
担保・保証等控除後債権に対する引当率
(C)/((A)−(D))(%)
(注) 貸倒引当金は個別貸倒引当金及び要管理債権に対して計上している一般貸倒引当金の合計額です。
○不良債権の債権額に占める割合
区 分
不良債権の債権額に占める割合(A)/(E)
(%)
49
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
平成19年度
平成20年度
8.02%
6.72%
2009
(2)自己資本の充実の状況
■単体自己資本比率
項 目
( 自 己 資 本 )
出資金
うち非累積的永久優先出資金
優先出資申込証拠金
資本準備金
その他資本剰余金
利益準備金
特別積立金
次期繰越金
その他
その他有価証券の評価差損
処分未済持分
自己優先出資申込証拠金
自己優先出資
営業権相当額
基本的項目(A)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の
45%に相当する額
一般貸倒引当金
負債性資本調達手段等
負債性資本調達手段
期限付劣後債務及び期限付優先出資
補完的項目不算入額
補完的項目(B)
自己資本総額[(A)+(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれらに準ずるもの
期限付劣後債務及び期限付優先出資並びにこれ
らに準ずるもの
控除項目不算入額
控除項目計(D)
自己資本額[(C)
−
(D)]
(E)
(リスク・アセット等)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引等項目
オペレーショナルリスク相当額を8%で除して得た額
リスク・アセット等計(F)
Tier1比率(A/F)
自己資本比率(E/F)
MARUSEI
DISCLOSURE
50
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
1,063
−
−
−
−
1,063
24,804
388
−
−
−
−
−
−
27,320
798
1,064
−
−
−
−
1,064
25,304
381
−
−
−
−
−
−
27,815
785
730
−
−
−
−
1,528
28,849
2,669
−
2,220
893
−
−
−
−
1,678
29,494
3,669
−
3,220
△ 2,669
−
28,849
△ 3,669
−
29,494
181,670
4,109
16,490
202,269
13.50%
14.26%
180,378
3,708
16,890
200,976
13.84%
14.67%
3.
次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、時価及び評価損益
(1)有価証券
1.
売買目的有価証券
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日における売買目的有価証券の残高はありません。
2.
満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円)
平成19年度
差 額
貸借対照表
時 価
計上額
うち益
うち損
国債
−
−
−
−
−
地方債
261
261
△0
−
0
短期社債
−
−
−
−
−
社債
20,436
20,490
53
172
118
その他
1,800
1,748
△51
0
51
合計
22,498
22,501
2
172
169
(注)1.時価は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の「その他」は、外国証券です。
区分
貸借対照表
計上額
−
3,319
−
19,268
1,700
24,288
平成20年度
差 額
時 価
−
3,347
−
19,085
1,608
24,041
−
28
−
△182
△91
△246
M A R U S E I
うち益
−
32
−
148
−
180
うち損
−
4
−
331
91
427
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
50
51
MARUSEI
DISCLOSURE
2009
資料編
3.
その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
区分
取得原価
(償却原価)
株 式
貸借対照
表計上額
630
債 券
取得原価
(償却原価)
評価差額
うち益
うち損
610
△20
38
58
116,661 116,976
315
1,176
861
貸借対照
表計上額
352
評価差額
うち益
うち損
348
△3
3
6
114,013 114,088
74
1,005
930
国債
26,830
26,522
△308
353
662
27,958
27,639
△319
313
632
地方債
20,886
21,055
168
268
99
25,336
141
228
86
−
−
−
−
−
25,194
−
−
−
−
−
61,112
252
464
211
543
△18
−
18
114,928 114,980
52
1,008
956
短期社債
68,943
69,397
454
554
99
60,859
1,331
1,166
△165
−
165
562
118,624 118,753
129
1,214
1,085
社債
その他
合計
(注)1.貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいております。
2.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
4.
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で時価のあるもの
当金庫は、
子会社・子法人等株式及び関連法人等株式で、
時価のあるものはありません。
5.
時価のない有価証券の主な内容及び貸借対照表計上額 (単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
50
50
10
10
1
1
非上場株式
142
142
その他の証券
114
127
満期保有目的の債券
子会社・子法人等株式
及び関連法人等株式
子会社株式
関連法人等株式
その他有価証券
(2)金銭の信託
1.
運用目的の金銭の信託
当金庫は、
運用目的の金銭の信託にかかる契約はありません。
2.
満期保有目的の金銭の信託
当金庫は、
満期保有目的の金銭の信託にかかる契約はありません。
3.
その他の金銭の信託
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
取得原価
500
貸借対照
表計上額
500
評価差額
うち益
−
取得原価
うち損
−
−
500
貸借対照
表計上額
500
評価差額
うち益
−
(3)規則第102条第1項第5号に掲げる取引
■デリバティブ取引
1.
金利関連取引
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日における金利関連取引の残高はありません。
51
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
うち損
−
−
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
2.
通貨関連取引
(単位:百万円)
平成20年度
平成19年度
区分
52
契約額等のうち
1年超のもの
契約額等
時価
契約額等のうち
1年超のもの
契約額等
評価損益
時価
評価損益
−
−
−
−
−
−
−
為替予約
11
−
11
0
5
−
5
0
売建
6
−
6
0
3
−
3
△0
通貨スワップ
−
4
−
4
△0
1
−
1
0
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
売建
−
−
−
−
−
−
−
−
買建
−
−
−
−
−
−
−
−
11
0
5
0
買建
店
通貨オプション
売建
頭
買建
その他
合 計
3.
株式関連取引
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日における株式関連取引の残高はありません。
4.
債券関連取引
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日における債券関連取引の残高はありません。
5.
商品関連取引
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日における商品関連取引の残高はありません。
6.
クレジットデリバティブ取引
当金庫は、
平成19年度及び平成20年度の期末日におけるクレジットデリバティブ取引の残高はありません。
4.貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
■貸倒引当金内訳
(単位:百万円)
期首残高
一般貸倒引当金
個別貸倒引当金
合 計
当 期
増加額
当期減少額
目的使用
その他
期末残高
平成19年度
622
730
−
622
平成20年度
730
893
−
730
730
893
平成19年度
5,815
4,389
1,203
4,612
4,389
平成20年度
4,389
3,020
2,003
2,385
3,020
平成19年度
6,437
5,119
1,203
5,234
5,119
平成20年度
5,119
3,914
2,003
3,115
3,914
5.貸出金償却の額
■貸出金償却
(単位:千円)
平成19年度
−
平成20年度
−
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
52
53
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
資料編
6.退職給付会計に関する開示
1.
採用している退職給付制度の概要
退職給付制度は退職一時金制度および適格退職年金制度等があります。
(1)退職一時金制度は、勤続2年6ヶ月以上の中途退職者と定年退職者のうち、適格退職年金に該当しない者に適用します。
(2)適格退職年金制度は、勤続年数20年以上かつ定年で退職した者に適用します。
(3)その他に、総合設立型の基金である全国信用金庫厚生年金基金に加入しています。
2.
退職給付債務に関する事項
(単位:千円)
金 額
区 分
平成19年度
平成20年度
退職給付債務(A)
2,950,788
2,847,124
年金資産(B)
1,589,724
1,289,555
前払年金費用(C)
−
−
未認識過去勤務債務(D)
−
−
224,151
411,837
未認識数理計算上の差異(E)
その他(会計基準変更時差異の未処理額)(F)
退職給付引当金(A−B−C−D−E−F)
−
−
1,136,912
1,145,731
3.
退職給付費用に関する事項
(単位:千円)
金 額
区 分
平成19年度
勤務費用(A)
平成20年度
139,601
281,947
利息費用(B)
期待運用収益(△)(C)
64,738
59,015
△39,701
△31,794
過去勤務債務の費用処理額(D)
数理計算上の差異の費用処理額(E)
−
−
33,852
47,424
−
−
会計基準変更時差異の費用処理額(F)
その他(臨時に支払った割増退職金等)(G)
退職給付費用(A+B+C+D+E+F+G)
−
−
340,837
214,247
4.
退職給付債務の計算の基礎に関する事項
摘 要
区 分
平成19年度
平成20年度
(1)割引率
2.0%
2.0%
(2)期待運用収益率
2.0%
2.0%
(3)退職給付見込額の期間配分方法
勤務期間を基準とする方法
(4)過去勤務債務の額の処理年数
――
(5)数理計算上の差異の処理年数
10年(発生年度の職員の平均残存勤務期間内の一定の
年数による定額法により、翌期から費用処理する)
(6)会計基準変更時差異の処理年数
#!
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
――
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
54
連 結 デ ィス ク ロ ー ジ ャ ー
1.金庫及びその子会社等の概況に関する事項
■焼津信用金庫グループの主要な事業の内容及び組織の構成
焼津信用金庫
国内
当金庫グループは、
当金庫、
子会社1社、
関連会社1社、
で構成され、
信用金庫業務を中
心に、
事務処理代行業務、
保管業務、
輸送業務、
労働者派遣業務、
リース業務等の金融
サービスを提供しております。
■金庫の子会社等の状況(平成21年3月末)
子会社1社
まるせいビジネスサービス(株)
本店ほか支店 29
まるせいビジネスサービス(株)
所在地
焼津市五ヶ堀之内987番地
設立年月日
平成元年8月30日
主要業務内容
現金・小切手等の整理・確認・保管業務
関連会社1社
まるせいリース(株)
まるせいリース(株)
現金・小切手等の輸送業務
所在地
労働者派遣事業、営業店集金代行業務
設立年月日
平成6年4月5日
その他
主要業務内容
ファイナンスリース業務
資本金
10百万円
資本金
10百万円
当金庫出資割合
100%
当金庫出資割合
18%(まるせいビジネスサービス(株)の出資比率は0)
常勤役職員数
26名(うち当庫出身者25名、出向者1名)
常勤役職員数
7名(うち当庫出身者5名、出向者2名)
決算期
3月末
決算期
3月末
当期売上高
299百万円
当期売上高
1,058百万円
当期純利益
8百万円
当期純利益
18百万円
焼津市焼津2丁目10番32号
2.金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
■子会社の事業概況(平成21年3月末)
■関連会社の事業概況(平成21年3月末)
■まるせいビジネスサービス(株)
■まるせいリース(株)
当金庫の子会社である「まるせいビジネスサービス㈱」におきましては、
主業務
であります現金精査業務につきまして、
年間取扱高は95,
580件の、
2,
391億円とな
りました。大口取扱高、
未整理券取扱高は増加しましたが、
夜間金庫取扱高、
渉
外取扱高は減少となりました。
貴重品運搬業務につきましては、
貴重品運搬資格取得と年2回の貴重品運搬
業務教育や危機管理訓練を実施、
全車輌無線完全設置活用により運搬警備業
の重要性を認識し、
安全確実な運行業務に努めました。
入金帳発行業務では、
夜間金庫分が992冊、
一般分が2,
867冊の合計3,
859冊
となり、
前年比では463冊の減少となりました。
営業店の集金代行業務は、
静岡方面の集金業務を廃止したため、
33,
125件、
91億6千5百万円の実績となり、
前年比で24億7千4百万円下回りました。
平成19年5月にスタートした倉庫管理業務は、
帳票類の入出庫管理は順調に
推移しており、
入庫率は92%に達しております。
人材派遣業務につきましては、
派遣料収入が5千2百万円となり、
前年比で9百
万円下回りました。
当期の損益状況につきましては、
総売上高が2億9千9百万円、
営業利益1千5
百万円、
当期純利益8百万円の計上となりました。
今後も現金運搬業務における安全輸送に努めていくとともに、
各部門の業務効
率化に向けた取組みにも努力してまいります。
当金庫の関連会社である「まるせいリース㈱」におきましては、
金庫の取引基盤を主体とした幅広い業種を対象に、
産業用機械、
商業用機器、
事務所内設備機器などを中心に、
営業活動をしてま
いりました。
結果、
年間獲得リース契約高では、
10億2千2百万円(前年比3
千3百万円の増加)
となりました。収益面におきましては、
優良リー
ス案件の確保および顧客管理を徹底し、
再リースの継続増加など
により、
営業収益が10億5千8百万円(前年比4百万円の減少)、
経
常利益が3千万円(前年比6百万円の減少)
に止まりましたが、
当
期純利益は1千8百万円(前年比3百万円の増加)
を計上すること
ができました。
本年度も引き続き厳しい営業環境が見込まれております。金庫
の取引先に限定した営業を基本スタンスとして、
幅広い業種を対
象に営業活動を展開し、
小口案件を増強していくことでリスク分散
を図り、
不良債権の発生防止、
そして業績向上に努めてまいります。
■直近の5連結会計年度における主要な経営指標の推移
平成16年度
平成17年度
平成18年度
平成19年度
平成20年度
連結経常収益
百万円
9,198
8,830
9,886
10,430
10,759
連結経常利益
百万円
904
1,032
1,028
1,673
705
連結当期純利益
百万円
729
815
475
1,111
526
連結純資産額
百万円
26,830
25,400
26,669
28,780
29,191
連結総資産額
百万円
508,274
503,337
513,585
521,748
534,842
12.38
11.45
12.82
14.31
14.73
連結自己資本比率
%
(注)連結自己資本比率は、信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫及びその子会社等がその
保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当かどうかを判断するために金融庁長官が定める基準に係る算式に基づき算出してお
ります。なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
#"
55
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
連 結 デ ィス ク ロ ー ジ ャ ー
3.金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における財産の状況に関する事項
■連結貸借対照表
(単位:百万円)
科 目
平成19年度
平成20年度
(平成20年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
102,799
78
500
141,580
265,860
9
2,648
6,103
2,219
3,597
ー
0
286
29
1
27
1,338
5,920
△ 5,119
521,748
113,979
101
500
139,613
268,429
5
2,871
6,500
2,430
3,549
269
ー
250
27
0
26
1,226
5,500
△ 3,914
534,842
(資産の部)
現金及び預け金
買入手形及びコールローン
金銭の信託
有価証券
貸出金
外国為替
その他資産
有形固定資産
建物
土地
リース資産
建設仮勘定
その他の有形固定資産
無形固定資産
ソフトウェア
その他の無形固定資産
繰延税金資産
債務保証見返
貸倒引当金
資産の部合計
(単位:百万円)
科 目
平成19年度
平成20年度
(平成20年3月31日現在)
(平成21年3月31日現在)
483,108
1,612
348
10
1,148
144
4
98
571
5,920
492,967
495,403
2,322
333
ー
1,161
140
7
221
561
5,500
505,651
1,063
26,423
27,487
89
1,204
1,293
28,780
521,748
1,064
26,906
27,971
36
1,183
1,219
29,191
534,842
(負債の部)
預金積金
その他負債
賞与引当金
役員賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
睡眠預金払戻損失引当金
偶発損失引当金
再評価に係る繰延税金負債
債務保証
負債の部合計
(純資産の部)
出資金
利益剰余金
会員勘定合計
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
55
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
■連結損益計算書
科 目
(単位:千円)
平成19年度
平成19年4月1日から
平成20年4月1日から
( ( 平成20年3月31日まで)
平成21年3月31日まで)
経常収益
資金運用収益
貸出金利息
預け金利息
買入手形利息及びコールローン利息
有価証券利息配当金
その他の受入利息
役務取引等収益
その他業務収益
その他経常収益
経常費用
資金調達費用
預金利息
給付補てん備金繰入額
借用金利息
その他の支払利息
役務取引等費用
その他業務費用
経費
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
その他の経常費用
経常利益
特別利益
固定資産処分益
貸倒引当金戻入益
償却債権取立益
その他の特別利益
特別損失
固定資産処分損
減損損失
その他の特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
10,430,143
9,060,357
6,778,371
753,635
3,613
1,490,412
34,325
1,086,889
38,606
244,290
8,756,261
1,240,944
1,181,854
57,983
690
416
548,415
165,863
6,483,947
317,091
−
317,091
1,673,881
145,147
172
114,579
650
29,745
52,741
1,555
30,220
20,966
1,766,287
130,450
524,306
654,757
1,111,530
10,759,089
9,542,479
6,756,308
1,054,442
1,693
1,695,390
34,645
1,039,319
135,471
41,818
10,053,159
1,484,611
1,372,379
102,886
1
9,343
535,908
226,567
6,311,528
1,494,542
798,516
696,026
705,930
111,101
−
−
583
110,518
17,146
17,146
−
−
799,885
147,016
126,558
273,575
526,309
平成19年度
(単位:千円)
平成20年度
■連結剰余金計算書
科 目
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
当期純利益
土地再評価差額金取崩額
利益剰余金減少高
配当金
利益剰余金期末残高
平成20年度
平成19年4月1日から
平成20年4月1日から
( ( 平成20年3月31日まで)
平成21年3月31日まで)
25,354,307
1,111,530
1,111,530
−
42,426
42,426
26,423,411
26,423,411
547,059
526,309
20,750
63,814
63,814
26,906,656
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
56
■連結貸借対照表注記事項
1 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示し
し、
過去の一定期間における各々の毀損実績
ております。
から算出した貸倒実績率等に基づき引き当て
2 有価証券の評価は、
満期保有目的の債券に
ております。
ついては移動平均法による償却原価法(定額法)、
破綻懸念先債権に相当する債権については、
その他有価証券のうち時価のあるものについ
債権額から担保の処分可能見込額及び保証
ては連結決算日の市場価格等に基づく時価
による回収可能見込額を控除し、
その残額に
法
(売却原価は主として移動平均法により算定)、
対して過去一定期間における毀損実績から
時価のないものについては移動平均法による
算出した貸倒実績率等に基づき引き当ててお
原価法又は償却原価法により行っております。
ります。
なお、
その他有価証券の評価差額については、
破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する
全部純資産直入法により行っております。
債権については、
債権額から担保の処分可能
3 金銭の信託において信託財産を構成してい
見込額及び保証による回収可能見込額を控
2
る有価証券の評価は、
上記 と同じ方法によ
除した残額を引き当てております。
り行っております。
すべての貸出金等債権は、
自己査定基準に
4 当金庫の有形固定資産(リース資産を除く)
基づき、
営業関連部署の協力の下に資産査
の減価償却は、
定率法(ただし、
平成10年4月
定部署が資産査定を実施しており、
その査定
1日以後に取得した建物
(建物附属設備を除く。)
結果により上記の引当を行っております。
については定額法)
を採用しております。
なお、 10 賞与引当金は、
職員への賞与の支払いに備
主な耐用年数は次のとおりであります。
えるため、
職員に対する賞与の支給見込額の
建物 3年∼50年
うち、
当連結会計年度に帰属する額を計上し
動産 2年∼20年
ております。
連結される子会社の有形固定資産については、 11 役員賞与引当金は、
役員への賞与の支払い
資産の見積耐用年数に基づき、
主として定率
に備えるため、
役員に対する賞与の支給見込
法により償却しております。
額のうち、
当連結会計年度に帰属する額を計
5 無形固定資産(リース資産を除く)
の減価償
上しております。
12 退職給付引当金は、
却は、
定額法により償却しております。
職員の退職給付に備える
6 所有権移転外ファイナンス・
リース取引に係る
「有
ため、
当連結会計年度末における退職給付債
形固定資産」
(及び「無形固定資産」)
中のリー
務及び年金資産の見込額に基づき、
必要額を
ス資産の減価償却は、
リース期間を耐用年数
計上しております。
また、
数理計算上の差異の
とした定額法によっております。
費用処理方法は以下のとおりであります。
なお、
残存価額
数理計算上の差異
については、
リース契約上に残価保証の取決
各連結会計年度の発生時の職員の平
めがあるものは当該残価保証額とし、
それ以
均残存勤務期間内の一定の年数
(10年)
外のものは零としております。
による定額法により按分した額を
(それぞ
(会計方針の変更)
れ発生の翌連結会計年度から)
費用処理。
所有権移転外ファイナンス・リース取引につい
当金庫並びに連結される子会社は、
複数事業
ては、
従来、
賃貸借取引に係る方法に準じた
主(信用金庫等)
により設立された企業年金
会計処理よっておりましたが、
「リース取引に関
制度(総合設立型厚生年金基金)
に加入して
する会計基準」
(企業会計基準第13号平成
おり、
当金庫並びに連結される子会社の拠出
19年3月30日)及び「リース取引に関する会計
に対応する年金資産の額を合理的に計算す
基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針
ることができないため、
当該年金制度への拠出
第16号同前)
が平成20年4月1日以後開始す
額を退職給付費用としております。
る連結会計年度から適用されることになったこ
なお、
当該企業年金制度全体の直近の積立
とに伴い、
当連結会計年度から同会計基準及
状況、
及び制度全体の拠出等に占める当金
び適用指針を適用しております。
7 当金庫の外貨建資産・負債は、
庫並びに連結される子会社の割合並びにこ
主として連結
れらに関する補足説明は次のとおりであります。
決算日の為替相場による円換算額を付してお
ります。
①制度全体の積立状況に関する事項
8 デリバティブ取引の評価は、
時価法により行なっ
(平成20年3月31日現在)
ております。
年金資産の額 1,345,817百万円
9 当金庫の貸倒引当金は、
予め定めている償却・
年金財政計算上の給付債務の額 1,638,798百万円
引当基準に則り、
次のとおり計上しております。
差引額 -292,981百万円
「銀行等金融機関の資産の自己査定に係る
②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合
内部統制の検証並びに貸倒償却及び貸倒引
平成20年3月現在 0.2551%
当金の監査に関する実務指針」
(日本公認会
③補足説明
計士協会銀行等監査特別委員会報告 第4号)
上記①の差引額の主な要因は、
年金財
に規定する正常先債権及び要注意先債権
(そ
政計算上の過去勤務債務残高264,186
の他要注意先債権及び要管理先債権)
に相
百万円
(及び繰越欠損金28,795百万円)
当する債権については、
一定の種類毎に分類
であります。本制度における過去勤務債
務の償却方法は期間19年の元利均等
定率償却であり、
当金庫並びに連結され
る子会社は当期の財務諸表上、
特別掛
金44百万円を費用処理しております。
なお、
特別掛金の額は、
あらかじめ定められた
掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に
乗じることで算定されるため、
上記②の割
合は当金庫の実際の負担割合とは一致
しません。
13 役員退職慰労引当金は、
役員の退職慰労金
の支給に備えるため、
内規に基づく 期末要支
給額を計上しております。
14 睡眠預金払戻損失引当金は、
利益計上した
睡眠預金について預金者からの払戻請求に
よる支払いに備えるため、
過去の払戻実績に
基づく将来の払戻損失見込額を計上しており
ます。
15 偶発損失引当金は、
信用保証協会への負担
金の支払に備えるため、
将来の負担金支払見
込額 を計上しております。
16 当金庫及び連結される子会社の所有権移転
外ファイナンス・リース取引のうち、
リース取引日
が平成成20年4月1日前に開始する連結会計
年度に属するものについては、
通常の賃貸借
取引に準じた会計処理によっております。
17 当金庫及び連結される子会社の消費税及び
地方消費税の会計処理は、
税込方式によって
おります。
18 当金庫の理事及び監事との間の取引による理事
及び監事に対する金銭債権総額 1,091百万円
19 子会社等の株式総額 23百万円
20 有形固定資産の減価償却累計額 3,317百万円
21 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、
電子計算機及びその周辺機器一式等につい
ては所有権移転外ファイナンス・リース契約に
より使用しております。
22 貸出金のうち、
破綻先債権額は394百万円、
延
滞債権額は17,730百万円であります。
なお、
破綻先債権とは、
元本又は利息の支払
の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済
の見込みがないものとして未収利息を計上し
なかった貸出金
(貸倒償却を行った部分を除く。
以下「未収利息不計上貸出金」
という。)
のうち、
法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第
96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由
又は同項第4号に規定する事由が生じている
貸出金であります。
また、 延滞債権とは、
未収
利息不計上貸出金であって、
破綻先債権及
び債務者の経営再建又は支援を図ることを目
的として利息の支払を猶予した貸出金以外の
貸出金であります。なお、
破綻懸念先以下の
債務者で未収利息が発生していない先であっ
ても延滞債権として表示しております。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
56
57
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
連 結 デ ィス ク ロ ー ジ ャ ー
23 貸出金のうち、
3ヵ月以上延滞債権額は 34百
万円であります。
なお、
3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息
の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延
滞している貸出金で破綻先債権及び延滞債
権に該当しないものであります。
24 貸出金のうち、
貸出条件緩和債権額は 209百
万円であります。
なお 、
貸出条件緩和債権とは、
債務者の経営
再建又は支援を図ることを目的として、
金利の
減免、
利息の支払猶予、
元本の返済猶予、
債
権放棄その他の債務者に有利となる取決め
を行なった貸出金で破綻先債権、
延滞債権及
び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであり
ます。
25 破綻先債権額、
延滞債権額、
3ヵ月以上延滞
債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額
は18,369百万円であります。
22
25
なお、
から に掲げた債権額は、
貸倒引当
金控除前の金額であります。
26 手形割引は、
業種別監査委員会報告第24号
し、
これを控除した金額を
「土地再評価差額金」
に基づき金融取引として処理しております。
こ
として純資産の部に計上しております。
れにより受け入れた銀行引受手形、
商業手形、
再評価を行った年月日 平成12年3月31日
荷付為替手形及び買入外国為替は、
売却又
同法律第3条第3項に定める評価の方法
は
(再)担保という方法で自由に処分できる権
土地の再評価に関する法律施行令(平
利を有しておりますが、
その額面の金額は、
成10年3月31日公布政令第119号)第2
5,331百万円であります。
条 第4号に定める地価税法に基づいて、
27 担保に供している資産は次のとおりであります。
奥行価格補正等を行って算出。
担保に供している資産
同法律第10条に定める再評価を行った事
有価証券
667百万円
業用土地の当連結会計年度末における時
定期預金
2,000百万円
価の合計額と、
当該事業用土地の再評価後
担保資産に対応する債務
の帳簿価額の合計額との差額1,363百万円
29 「有価証券」中の社債のうち、
預金
5,797百万円
有価証券の私募
上記の他、
為替決済取引の担保として定期預
(金融商品取引法第2条第3項)
による社債に
金7,000百万円を差し入れております。
対する当金庫の保証債務の額は、
50百万円で
28 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31
あります。
30 出資1口当たりの純資産額1,370円76銭
日公布法律34号)
に基づき、
当金庫の事業用
の土地の再評価を行い、
評価差額については、
当該評価差額に係る税金相当額を「再評価
に係る繰延税金負債」
として負債勘定に計上
31 有価証券の時価、
評価差額等に関する事項は次のとおりであります。
これらには、
「国債」、
「地方債」、
「社債」、
「株式」、
「その他の証券」が含まれております。
●満期保有目的の債券で時価のあるもの
連結貸借対照表
計上額
時価
差額
国債
地方債
社債
その他
合計
−
−
3,347
3,319
19,268 19,085
1,608
1,700
24,288 24,041
−
28
△182
△91
△246
(単位:百万円) ●その他有価証券で時価のあるもの
連結貸借対照表
取得原価
評価差額
計上額
うち益
うち損
−
32
148
−
180
−
4
331
91
427
(注)
1.
時価は当連結会計年度末日における市場価格等に基づいております。
2「
.うち益」
「うち損」はそれぞれ「差額」の内訳であります。
株式
債券
国債
地方債
社債
その他
合計
348
352
114,013 114,088
27,958 27,639
25,194 25,336
60,859 61,112
543
562
114,928 114,980
△3
74
△319
141
252
△18
52
(単位:百万円)
うち益
3
1,005
313
228
464
−
1,008
うち損
6
930
632
86
211
18
956
(注)
1.
連結貸借対照表計上額は、
当連結会計年度末日における市場価格等に
基づく時価により計上したものであります。
2「
.うち益」
「うち損」はそれぞれ「評価差額」の内訳であります。
3.
その他有価証券で時価のあるもののうち、
当該有価証券の時価が取得
原価に比べて著しく下落しており、
時価が取得原価まで回復する見込が
あると認められないものについては、
当該時価をもって連結貸借対照表価
額とするとともに、
評価差額を当該連結会計年度の損失として処理(以下
「減損処理」という。)
しております。当該連結会計年度における減損処
理額は、
その他の証券(上場優先出資)151百万円であります。
また、
時価が「著しく下落した」
と判断する「合理的な基準」は、
当連結会
計年度末日における時価が取得原価に対して50%以上下落している銘
柄をすべて、
また30%以上50%未満下落している銘柄のうち発行者の業
績推移等を勘案し、
必要と認められる銘柄を著しく下落したと判断するこ
ととしております。
32 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
その他有価証券 13,715百万円 102百万円 223百万円
33 時価評価されていない有価証券のうちの内容と連結貸借対照表計上額は、
次のとおりであります。
内 容
金 額
満期保有目的の債券
社債
50百万円
関連法人等株式
関連法人等株式
23百万円
その他有価証券
非上場株式
142百万円
その他の証券
127百万円
#%
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
58
34
その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであります。
債券
国債
地方債
社債
その他
合計
1年以内
17,290
1,587
1,933
13,769
−
17,290
1年超5年以内
5年超10年以内
50,509
65,355
19,789
3,386
13,904
12,675
16,815
49,293
1,400
300
51,910
65,655
(単位:百万円)
10年超
3,495
3,196
−
299
400
3,895
35 金銭の信託はその他の金銭の信託で、
内訳は次のとおりであります。
取得原価
その他の金銭の信託
百万円
連結貸借対照表
計上額
百万円
評価差額
百万円
うち益
百万円
うち損
百万円
500
500
−
−
−
36 当座貸越契約は、
顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、
一定の限度額まで資金を貸付けること
を約する契約であります。この契約に係る融資未実行残高は76,307百万円であります。
このうち契約残存期間が1年以内のものが18,852百万円あります。
なお、
これらの契約の多くは、
融資実行されずに終了するものであるため、
融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫及び連結される子会社の将来のキャッ
シュ・フローに影響を与えるものではありません。
これらの契約の多くには、
金融情勢の変化、
債権の保全、
その他相当の事由があるときは、
当金庫が実行申
し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。
また、
契約時において必要に応じて不動産等の担
保を徴求するほか、
契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の業況等を把握し、
必要に応じて契約の見直し、
与信保全上の措置等を
講じております。
37 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。
退職給付債務 △2,862百万円
年金資産
(時価)
1,289
未積立退職給付債務 △1,573
未認識数理計算上の差異 411
連結貸借対照表計上額の純額 △1,161
退職給付引当金 △1,161
■連結損益計算書注記事項
1
2
3
4
記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
出資1口当たり当期純利益金額24円73銭
その他の経常費用には、
偶発損失引当金繰入123,120千円、
貸出債権売却による損失36,549千円を含んでおります。
その他の特別利益は、
貸出金等償却取崩超過額110,518千円であります。
■連結・リスク管理債権及び連結・金融再生法に基づく開示債権
当金庫の子会社には該当となる債権がないため、
連結ベースの「リスク管理債権」
「金融再生法に基づく開示債権」は、
金庫単体ベースのものと同じ内
容になっております。
(本誌48∼49ページを参照ください。)
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
#&
59
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
連 結 デ ィス ク ロ ー ジ ャ ー
■連結自己資本比率
(単位:百万円)
項目
平成19年度
平成20年度
(自己資本)
出資金
うち非累積的永久優先出資金
優先出資払込金
1,063
1,064
−
−
−
−
資本剰余金
−
−
利益剰余金
26,359
26,864
連結子会社の少数株主持分
−
−
その他有価証券の評価差損
−
−
処分未済持分
−
−
自己優先出資払込金
−
−
自己優先出資
−
−
営業権相当額
−
−
連結調整勘定相当額
−
−
27,423
27,928
土地の再評価額と再評価の直前の
帳簿価額の差額の45%相当額
798
785
一般貸倒引当金
730
893
−
−
負債性資本調達手段
−
−
期限付劣後債務及び期限付優先出資
−
−
基本的項目計(A)
負債性資本調達手段等
補完的項目不算入額
補完的項目計(B)
自己資本総額[(A)+(B)]
(C)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれらに準ずるもの
期限付劣後債務及び期限付優先出資
並びにこれらに準ずるもの
連結の範囲に含まれない金融子会社
及び金融業務を営む子法人等、
金融業務を営む関連法人等の資本調達手段
控除項目不算入額
控除項目計(D)
自己資本額[(C)
−
(D)]
(E)
−
−
1,528
1,678
28,952
29,607
2,669
3,669
−
−
2,220
3,220
−
−
△2,669
△ 3,669
−
−
28,952
29,607
181,684
180,405
(リスク・アセット等)
資産(オン・バランス)項目
オフ・バランス取引項目
オペレーショナルリスク相当額を8%で除して得た額
〔リスク・アセット等〕計(F)
4,109
3,708
16,483
16,880
202,277
200,993
Ti
e
r1比率(A/F)
13.55%
13.89%
自己資本比率(E/F)
14.31%
14.73%
■連結セグメント情報
連結会社の事業の占める割合は僅少であるため、
事業の種類別セグメント情報は記載しておりません。
59
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
60
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
バーゼルⅡとは、
平成19年3月31日から実施された新しい自己資本比率規制のことです。この規制は3つの柱から構成され、
第1の柱は「最低所要自己資本比率」*1、
第2の柱は「金融機関の自己管理と監督上の検証」、
第3の柱は「市場規律」*2です。
*1 最低所要自己資本比率
国内基準(4%以上)
と国際統一基準(8%以上)
の2つがあり、
当金庫は国内基準が適用される金融機関に該当します。
これはバーゼルⅡ実施前と同様、
最低所要自己資本比率が4%以上となります。
*2 市場規律
自己資本比率とその内訳、
各リスク量とその計算手法等についての情報開示が求められます。
定量的な開示項目のうち、
現在、
金庫が保有していない資産に関する項目については、
割愛している場合があります。
【単体における事業年度の開示事項】
■自己資本調達手段の概要
当金庫の自己資本につきましては、
地域のお客様による
(普通)出資金にて調達しております。
当金庫の平成21年3月末の自己資本額294億円は、
主に地域のお客様からお預かりしている出資金10億円、
これまでの
利益から長年積み立ててきた特別積立金等284億円(主な内訳:利益準備金10億円、
特別積立金253億円、
次期繰越金3
億円)
で構成されています。
■自己資本の構成に関する事項
*本誌50ページを参照してください。
■自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫は、
長年にわたる利益の内部留保により自己資本を充実してまいりました。
自己資本の充実度に関しまして、
自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、
国内基準である4%を上回っ
ており、
経営の健全性・安全性を十分保っております。
将来の自己資本の充実策については、
年度ごとに掲げる収支計画に基づいた業務推進を通じ、
そこから得られる利益に
よる資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
■自己資本の充実度に関する事項
(単位:百万円)
項目
平成19年度
リスク・アセット
イ.信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
平成20年度
所要自己資本額
リスク・アセット
所要自己資本額
185,779
7,431
184,086
7,363
185,380
7,415
183,694
7,347
1,395
55
1,581
63
金融機関向け
32,156
1,286
33,277
1,331
法人等向け
64,735
2,589
55,806
2,232
中小企業等・個人向け
33,832
1,353
38,534
1,541
抵当権付住宅ローン
18,808
752
17,925
717
不動産取得等事業向け
15,428
617
15,640
625
456
18
419
16
4,712
188
4,270
170
ソブリン向け
三月以上延滞等
保証協会等保証付
②証券化エクスポージャー
ロ.オペレーショナル・リスク
398
15
391
15
16,490
659
16,890
675
8,090
ハ.単体総所要自己資本額(イ+ロ)
8,039
(注)1. 所要自己資本の額=リスクアセット×4%
2.「エクスポージャー」
とは、
資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.「ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
我が国の政府関係機関、
土地開発公社、
地方住宅供給公社、
地方道路公社、
地方公営企業等
金融機構、
外国の中央政府以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、
国際開発銀行、
国際決済銀行、
国際通貨基金、
欧州
中央銀行、
欧州共同体、
信用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。
4.「三月以上延滞等」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金
融機関向け」、
「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5. オペレーショナルリスクは、
当金庫は基礎的手法を採用しています。
<オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)
の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)× 15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
60
61
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
■信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
□リスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスクとは、
お取引先の経営内容の悪化等により、
資産の価値が減少ないし消失し、
当金庫が損失を被るリスクのことです。当金庫では、
資産の健全性の確保および不良債権発生防止のため、
営業推進部門・審査部門・監査部門をそれぞれ分離し、
相互牽制体制にもとづく厳格
な審査・管理体制の維持に努めています。
信用リスクの評価につきましては、
貸出の審査・事後管理においてお取引先ごとに経営実態に応じた信用格付を行い、
信用リスクの計量化
に向けインフラ整備も含めた統計資料の蓄積を進めるとともに、
本部内に「企業支援部門」を設置し、
経営改善等の支援を行うなど、
貸出資産
の質的向上にも努めています。
一連の信用リスク管理の状況については、
自己査定による債務者区分別、
業種別、
問題債権先の区分別、
与信集中抑制のため大口与信先
別など、
様々な角度から管理を行い、
リスク管理統括委員会やALM委員会で協議検討を行うとともに、
必要に応じて常勤役員会、
常務室、
理
事会といった経営陣に対して報告する態勢を整備しております。
また、
貸出資産の健全性確保のため、
自己責任による資産査定を実施し、
これに基づき適切な償却・引当を行い、
その結果については監査
法人の監査を受けるなど、
適切な引当金計上に努めております。
□リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
□エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウエイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
リスク・ウェイトの判定に使用する適格格付け機関は原則として以下の4つの機関を採用しております。なお、
エクスポージャーの種類ごとに適格
格付機関の使い分けは行っておりません。
①JCR(㈱日本格付研究所)
②R&I(㈱格付投資情報センター)
③S&P(スタンダード&プアーズ)
④Moody’
s(ムーディーズ)
イ.
信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<業種別及び残存期間別> (単位:百万円)
エクスポージャー
区分
業種区分
期間区分
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメント及
びその他のデリバティブ以
外のオフ・バランス取引
19年度
製造業
20年度
19年度
20年度
債券
19年度
三月以上延滞
エクスポージャー
デリバティブ取引
20年度
19年度
20年度
19年度
20年度
47,936
46,786
47,137
46,211
262
251
−
−
1,764
127
2,693
2,895
2,693
2,895
−
−
−
−
88
71
66
42
66
42
−
−
−
−
−
−
25,556
26,646
24,749
25,640
709
908
−
−
10
135
9,330
7,461
1,510
1,487
7,820
5,974
−
−
−
−
220
209
212
189
−
−
−
−
−
−
運輸業
11,744
14,540
4,673
4,838
7,071
9,702
−
−
−
−
卸売業、小売業
35,899
35,364
32,671
32,191
3,222
3,167
−
−
802
325
農・林・漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
金融・保険業
2,730
3,683
68,239
57,468
−
−
−
−
不動産業
30,050
31,149
26,702
28,079
3,348
3,041
−
−
1
14
各種サービス
35,603
36,792
35,077
35,562
410
1,115
−
−
155
62
国・地方公共団体等
60,720
68,622
12,880
12,164
47,840
56,295
−
−
−
−
個人
80,972
81,239
80,972
81,239
−
−
−
−
93
92
その他
16,293
15,935
−
−
700
600
−
−
−
−
業種別合計
526,090 537,964 272,071 274,221 139,625 138,525
−
−
2,913
826
1年以下
105,250
99,689
43,393
40,866
20,308
17,274
−
−
1年超3年以下
104,325 102,617
17,853
15,256
30,896
31,785
−
−
169,008 170,271
3年超5年以下
58,088
55,817
21,857
22,026
36,231
33,791
−
−
5年超7年以下
32,745
35,646
13,881
15,343
18,864
20,303
−
−
7年超10年以下
57,191
74,759
33,936
42,958
23,098
31,644
−
−
116,935 110,448 106,709 106,722
10,226
3,726
−
−
31,049
−
−
−
−
526,090 537,964 272,071 274,221 139,625 138,525
−
−
10年超
期間の定めのないもの
残存期間別合計
51,556
58,988
34,438
(注)1.
「三月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
2.
上記の「その他」は、
裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。具体的
には現金、
固定資産、
繰延税金資産等が含まれます。
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
61
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
62
ロ.
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
*本誌52ページを参照してください。
ハ.
業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
(単位:百万円)
個別貸倒引当金
期首残高
当期減少額
当期増加額
目的使用
貸出金償却
期末残高
その他
19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度 19年度 20年度
製造業
2,844 2,114 2,114
農・林・漁業
437 1,369 2,406
763
745 2,114
763
−
−
192
197
197
125
2
−
189
197
197
125
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
186
131
131
92
13
1
173
130
131
92
−
−
電気・ガス・熱供給・水道業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
情報通信業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
運輸業
−
−
−
0
−
−
−
−
−
0
−
−
1,521
953
953
404
632
593
888
360
953
404
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
不動産業
142
130
130
25
−
10
142
120
130
25
−
−
各種サービス
663
621
621 1,406
70
5
593
616
621 1,406
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
225
202
202
166
47
21
178
181
202
166
−
−
39
39
39
36
−
2
39
36
39
36
−
−
5,815 4,389 4,389 3,020 1,203 2,003 4,612 2,385 4,389 3,020
−
−
鉱業
建設業
卸売業・小売業
金融・保険業
国・地方公共団体等
個人
その他
合計
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
ニ.
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等
告示で定める
リスク・ウェイト
区分(%)
(単位:百万円)
エクスポージャーの額
平成19年度
格付有り
平成20年度
格付無し
格付有り
格付無し
0%
−
86,558
−
103,613
10%
−
61,031
608
58,473
20%
20,168
143,926
6,064
145,467
35%
−
49,009
−
49,417
50%
3,425
3,426
16,391
438
75%
−
81,334
−
58,449
100%
856
76,244
418
98,339
150%
−
113
−
276
350%
−
−
−
自己資本控除
−
−
−
合 計
526,090
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限
ります。
−
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後
のリスクウェイトに区分しています。
537,964
−
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
62
63
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
■信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要
信用リスク削減手法とは、
金庫が抱える信用リスクを軽減化するための措置をいい、
具体的には、
預金担保、
有価証券担保、
保証などが該当し
ます。当金庫では、
融資の取上げに際し、
資金使途・返済財源・財務内容・事業環境・経営者の資質など、
さまざまな角度から可否の判断をしてお
り、
担保や保証による保全措置は、
あくまでも補完的な位置づけとして認識しております。
したがって、
担保又は保証に過度に依存しないような融
資の取上げ姿勢に徹しております。ただし、
与信審査の結果、
担保又は保証が必要な場合には、
お客様への充分な説明と理解をいただいた上
で、
ご契約いただくなど適切な取扱いに努めております。
当庫が扱う担保には、
自金庫預積金・有価証券・不動産等、
保証には人的保証・信用保証協会保証・政府関係機関保証・民間保証等がありま
すが、
その手続きについては、
金庫が定める「事務取扱要領」及び「不動産担保評価基準書」等により、
適切な事務取扱い及び適切な評価を行っ
ております。
また、
手形貸付・割引手形・証書貸付・当座貸越・債務保証・外国為替取引に関して、
お客様が期限の利益を失われた場合には、
当該与信取
引の範囲において、
預金相殺を用いる場合があります。
この際、
信用リスク削減手法の一つとして、
金庫が定める「事務取扱要領」や各種約定書
等に基づき、
法的に有効である旨確認の上、
事前の通知や諸手続きを省略して払戻充当いたします。
なお、
バーゼルⅡで定められている信用リスク削減手法として当金庫が適用可能としている主な担保として自金庫預金積金・国債及び地方債・
上場株式等がありますが、
今回は自金庫預金積金のみを適用しています。
当金庫が適用可能としている主な保証には地方公共団体や政府保証と同様な信用度を持つ(財)教育資金融資保証基金と金融機関エク
また、
スポージャー、
大企業・中堅企業エクスポージャーとして適格格付機関が付与している格付により信用度を判定する㈱オリエントコーポレーション・三
(財)
しんきん保証基金・上場会社等がありますが、
今回は地方公共団体と
(財)教育資金融資保証基金・
(財)
しんきん保証基金を適用し
菱UFJニコス・
ています。
なお、
信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの集中に関しては、
特に業種やエクスポージャーの種類に偏ることなく分散されております。
■信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
信用リスク削減手法
ポートフォリオ
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
(単位:百万円)
適格金融資産担保
保 証
クレジット・デリバティブ
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
12,705
12,024
12,301
13,101
−
−
(注)
1.
当金庫は、
適格金融資産担保について簡便手法を用いています。
■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
当金庫では、
お客様の外国為替等に係るリスクヘッジにお応えすることを目的に派生商品取引を取扱っております。具体的な派生商品取引は
為替先物予約取引があります。
派生商品取引には、
市場の変動により損失を受ける可能性のある市場リスクや、
取引の相手方が支払不能になることにより損失を受ける可能
性のある信用リスクが内包されております。市場リスクへの対応は、
派生商品取引により受けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺さ
れる形で管理しております。
また、
信用リスクへの対応として、
お客様との取引については、
総与信取引における保全枠との一体的な管理により与信判断を行うことでリスク
を限定しており、
適切な保全措置を講じております。そのため、
当該取引に対する個別担保による保全や引当の算定は、
特段、
行っておりません。
以上により当該取引にかかる市場リスク及び信用リスク、
双方とも適切な管理に努めております。
なお、
長期決済期間取引及び有価証券関連取引の派生商品取引は該当ありません。
■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
平成19年度
与信相当額の算出に用いる方式
63
(単位:百万円)
平成20年度
カレントエクスポージャー方式 カレントエクスポージャー方式
グロス再構築コストの額
0
0
グロス再構築コストの額及びグロスのアドオン合計額から担保による
信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額
0
0
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
64
(単位:百万円)
担保による信用リスク削減手法の 担保による信用リスク削減手法の
効果を勘案する前の与信相当額 効果を勘案した後の与信相当額
担保の種類別の額
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
①派生商品取引合計
(ⅰ)外国為替関連取引
平成19年度 平成20年度
−
−
−
−
−
0
0
0
0
0
0
0
0
プロテクションの購入 プロテクションの提供
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
(ⅱ)金利関連取引
−
−
−
−
(ⅲ)金関連取引
−
−
−
−
(ⅳ)株式関連取引
−
−
−
−
(ⅴ)貴金属(金を除く)関連取引
−
−
−
−
(ⅵ)その他コモディティ関連取引
−
−
−
−
(ⅶ)クレジット・デリバティブ
与信相当額算出の対象となる
クレジット・デリバティブの種類別
想定元本額
−
−
−
−
−
−
−
−
−
平成19年度 平成20年度
−
−
−
−
②長期決済期間取引
−
−
−
−
信用リスク削減手法の効果を勘案するために
合 計
0
0
0
0
用いているクレジット・デリバティブの想定元本額
−
−
(注)
グロス再構築コストの額は、
0を下回らないものに限っています。
■証券化エクスポージャーに関する事項
□リスク管理の方針及び手続きの概要
当金庫における証券化取引は投資業務に限定されております。投資業務は、
有価証券投資の一環として捉え、
リスクの認識については、
市場動
向、
裏付資産の状況、
時価評価及び適格格付機関が付与する格付情報などにより把握するとともに、
必要に応じてALM委員会に諮り、
適切なリ
スク管理に努めております。
また、
証券化商品への投資は、
有価証券における運用計画で決定した投資枠内での取引に限定するとともに、
取引に
あたっては、
当金庫が定める「余資運用規定」等に基づき、
投資対象を一定以上の信用力を有するものとする等、
適正な運用・管理を行っていま
す。
□証券化エクスポージャーについて、
信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
当金庫は標準的手法を採用しております。
□証券化取引に関する会計方針
当該取引にかかる会計処理については、
当金庫が定める「余資運用事務取扱要領」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務
指針」に従った、
適正な処理を行っております。
□証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関は原則として以下の4つの機関を採用しています。なお、
投資の種類ごと
に適格格付機関の使い分けは行っておりません。
①JCR(㈱日本格付研究所)
②R&I(㈱格付投資情報センター)
③S&P(スタンダード&プアーズ)
④Moody’
s(ムーディーズ)
イ.
オリジネーターの場合
*当金庫には該当取引がありません。
ロ.
投資家の場合
①保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種
類別の内訳
(単位:百万円)
平成19年度 平成20年度
証券化エクスポージャーの額
796
782
信用金庫劣後ローン・優先出資
796
782
③証券化エクスポージャーに関する経過措置の適用により算出
される信用リスク・アセットの額
(単位:百万円)
信用リスクアセットの額
平成19年度 平成20年度
経過措置適用の証券化エクスポージャー
−
−
②保有する証券化エクスポージャーの適切な数のリスク・ウェイトの区分
ごとの残高及び所要自己資本の額等
(単位:百万円)
告示で定めるリスク・ エクスポージャー残高
ウェイト区分(%)
所要自己資本の額
平成19年度 平成20年度 平成19年度 平成20年度
20%
−
−
−
−
50%
796
782
15
15
100%
−
−
−
−
350%
−
−
−
−
自己資本控除
−
−
−
−
(ⅰ)カードローン
−
−
−
−
−
−
−
−
(ⅱ)住宅ローン
(注)経過措置とは、
自己資本比率告示附則第15条において、平成18年3月末
において保有する証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額につい
−
−
−
−
(ⅲ)自動車ローン
て、
当該証券化エクスポージャーの保有を継続している場合に限り、平成26
(注)1.所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスクウェイト×4%
年6月30日までの間、当該証券化エクスポージャーの原資産に対して新告
2.(ⅰ)∼(ⅲ)
は、
自己資本から控除した証券化エクスポージャーの原
示を適用した場合の信用リスク・アセットの額と旧告示を適用した場合の信
用リスク・アセットの額のうち、
いずれか大きい額を上限とすることができること。
資産の種類別の内訳
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
64
65
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
■オペレーショナル・リスクに関する事項
□オペレーショナル・リスクの管理の方針及び手続の概要
当金庫では、
オペレーショナル・リスクを金庫の業務の過程、
役職員の活動若しくはシステムが不適切であること又は外
生的な事象により損失を被るリスク、
及び金庫が「オペレーショナル・リスク」
と定義したリスクとしています。
当金庫は、
オペレーショナル・リスクについて、
事務リスク、
システム・リスク、
法務リスク、
人的リスク、
有形資産リスク、
風評リ
スクを含む幅広いリスクと考え、
リスク管理体制や管理方法に関する基本方針をそれぞれのリスクについて定めております。
リスクの計測に関しましては、
当面、
基礎的手法を採用することとし、
態勢を整備しております。
また、
これらリスクに関しましては、
リスク管理統括委員会等、
各種委員会において、
協議・検討するとともに、
必要に応じて
理事会等に報告する態勢を整備しております。
□オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当金庫は新BIS規制(バーゼルⅡ)
における基礎的手法を採用しております。
新BIS規制における基礎的手法では、
過去3年間の業務粗利益の平均値に一定の掛け目
(15%)
を乗じた額をオペレー
ショナル・リスク相当額としています
■銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理
の方針及び手続の概要
上場株式、
上場優先出資証券、
株式関連投資信託にかかるリスクの認識については、
時価評価及び時価が35%下落し
た場合を想定したストレステスト等により当金庫の抱える市場リスクの状況や、
保有枠等の遵守状況を、
担当役員に報告す
るとともに、
定期的にALM委員会やリスク管理統括委員会へ報告しています。
一方、
非上場株式、
子会社・関連会社、
政策投資株式、
その他ベンチャーファンド又は投資事業組合への出資金に関し
ては、
常勤役員会等の承認に基づき、
適正な取扱いを行っております。
また、
財務諸表や運用報告を基にした定期的なモニ
タリングを実施し、
その状況について適宜、
経営陣へ報告を行う等、
適切なリスク管理に努めております。
なお、
当該取引にかかる会計処理については、
当金庫が定める「余資運用事務取扱要領」及び日本公認会計士協会の
「金融商品会計に関する実務指針」に従った、
適正な処理を行っております。
■出資等エクスポージャーに関する事項
イ.
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等
(単位:百万円)
その他有価証券・出資金で時価のないもの
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価
貸借対照表
(償却原価)
計上額
区 分
上場株式等
非上場株式等
合 計
*
評価差額
うち益
貸借対照表計上額
うち損
平成19年度
1,028
967
△60
38
98
平成20年度
514
511
△3
3
6
−
平成19年度
−
−
−
−
−
1,115
平成20年度
−
−
−
−
−
1,239
平成19年度
1,028
967
△60
38
98
1,115
平成20年度
514
511
△3
3
6
1,239
(注)貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格等に基づいております。
上場株式等には、
上場優先出資を含んでおります。
また、
非上場株式等には、
非上場の出資を含んでおります。
*貸借対照表で認識され、
かつ、
損益計算書で認識されない評価損益の額
$#
M A R U S E I
−
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
ロ.
子会社株式及び関連会社株式の
貸借対照表計上額等
貸借
対照表
計上額
区 分
(単位:百万円)
時価
差額
区 分
うち益 うち損
売却額
平成19年度
10
10
−
−
−
出資等エクス
平成19年度
−
子法人等株式
平成20年度
10
10
−
−
−
ポージャー
平成20年度
177
平成19年度
1
1
−
−
−
平成20年度
1
1
−
−
−
平成19年度
11
11
−
−
−
平成20年度
11
11
−
−
−
合 計
66
ハ.
出資等エクスポージャーの売却及び
償却に伴う損益の額
(単位:百万円)
子会社・
関連法人等株式
MARUSEI
DISCLOSURE
株式等
売却益 売却損 償却
−
−
12
− 213
151
■銀行勘定における金利リスクに関する事項
□銀行勘定における金利リスクに関するリスク管理の方針及び手続の概要
銀行勘定における金利リスクとは、
預積金、
貸出金、
有価証券等々の資産・負債が市場金利の変動(金利ショック)
によっ
て受ける資産価値の変動や、
将来の収益に影響を及ぼすリスクをいいます。
当金庫においては、
これらについて定期的に計測・評価を行い、
適宜、
対応を講じる態勢としています。
具体的には、
一定の金利ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク
(99%タイル値・1%タイル値)
を計測し、
自己
資本対比のモニタリングを行い、
ALM委員会で協議検討をするとともに、
必要に応じて経営陣へ報告する等、
資産・負
債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。
□銀行勘定における金利リスクの算定手法の概要
銀行勘定の金利リスク算定の前提条件は、
以下の定義に基づき算定しています。
(1)計測手法 金利ラダー方式
(2)計測対象 預積金、
貸出金、
有価証券、
預け金、
その他金利に感応すると判断される資産・負債
(3)
コア預金*1
◆対象:流動性預金全般(当座預金、
普通預金、
貯蓄預金等)
◆算定方法:①過去5年の最低残高
②過去5年間の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高
③現残高の50%相当額
以上のうち、
最少の額を上限とする。
◆割振り方法:5年以内の各期間帯へ均等に、
満期が平均2.5年となるように配分する。
*2
(4)金利ショック幅 99%タイル値・1%タイル値
(5)
リスク計測頻度 月次(前月末基準)
金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
運用勘定
区 分
*1 コア預金とは、
明確な金利改定間隔がなく、
預金者の要求
調達勘定
金利リスク量
平成19年度 平成20年度
区 分
金利リスク量
によって随時払出される要求払預金のうち、
引き出されるこ
平成19年度 平成20年度
となく長期間に渡り金融機関に滞留する預金のことをいい
貸出金
4,715
5,781 定期性預金
2,873
3,210
有価証券等
3,855
4,139 要求払預金
2,105
2,112
預け金
1,032
1,151 その他
0
0
その他
8
運用勘定合計
8
9,610 11,079 調達勘定合計
4,977
5,322
(注)貸出金にコールローンを含んでおります。
(単位:百万円)
平成19年度
銀行勘定の金利リスク量
自己資本額(Tier1+Ti
e
r2)
アウトライヤー比率*3
平成20年度
ます。
*299%タイル値・1%タイル値とは、
過去6年間(1年間を240営
業日、
1,
440個のデータ)
の日次データを金利期間帯ごとに2
40営業日前との金利変化(差分)
を算出し、
得られた5年間
分のデータ
(1,
200個)
を昇順に並び換えたときに、
上から12
番目にあるデータを1%タイル値、
下から12番目にあるデータ
を99%タイル値といいます。
4,633
5,757
金利リスク量÷自己資本額(Ti
er1+
*3 アウトライヤー比率とは、
28,849
29,494
Ti
e
r2)
で算定されます。なお、
金利リスク量は、
運用勘定の
16.059%
19.519%
金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定し
ております。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
$$
67
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
【連結における事業年度の開示事項】
■連結の範囲に関する次に掲げる事項
1.連結グループに属する会社と連結の範囲に含まれる会社
連結グループに属する会社 2社
連結の範囲に含まれる会社 2社
2.連結グループのうち、
連結子会社の数並びに主要な連結子会社の名称及び主要な業務の内容
1社 詳細は54ページを参照してください。
■自己資本調達手段の概要
当金庫の連結自己資本につきましては、
連結子会社が100%子会社のため地域のお客様による
(普通)出資金にて調達
しております。
当金庫の平成21年3月末の連結自己資本額296億円は、
主に地域のお客様からお預かりしている出資金10億円、
これま
での利益から長年積み立ててきた特別積立金等の利益剰余金268億円で構成されています。
■自己資本の構成に関する事項
*59ページを参照してください。
■連結グループの自己資本の充実度に関する評価方法の概要
当金庫及び連結される会社では、
長年にわたる利益の内部留保により自己資本を充実してまいりました。
連結グループの自己資本の充実度に関しまして、
自己資本比率はもちろんのことTier1比率の状況についても、
国内基準
である4%を上回っており、
経営の健全性・安全性を十分保っております。
一方、
将来の自己資本充実策については、
金庫及び連結される会社それぞれが、
年度ごとに掲げる収支計画に基づいた
業務推進を通じ、
そこから得られる利益による資本の積上げを第一義的な施策として考えております。
$%
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
■自己資本の充実度に関する事項
68
(単位:百万円)
平成19年度
平成20年度
リスク・アセット 所要自己資本額 リスク・アセット 所要自己資本額
イ.
信用リスクアセット・所要自己資本の額合計
185,793
7,431
184,113
7,364
①標準的手法が適用されるポートフォリオごとのエクスポージャー
185,395
7,415
183,721
7,348
1,395
55
1,581
63
(ⅱ)金融機関向け
32,156
1,286
33,277
1,331
(ⅲ)法人等向け
64,735
2,589
55,806
2,232
(ⅳ)中小企業等・個人向け
33,832
1,353
38,534
1,541
(ⅴ)抵当権付住宅ローン
18,808
752
17,925
717
(ⅵ)不動産取得等事業向け
(ⅰ)ソブリン向け
15,428
617
15,640
625
(ⅶ)三月以上延滞等
456
18
419
16
②証券化エクスポージャー
398
15
391
16,483
659
16,880
−
8,091
−
ロ.
オペレーショナル・リスク
ハ.
連結総所要自己資本額(イ+ロ)
15
675
8,039
(注)1.
所要自己資本の額=信用リスクアセットの額×4%
2.
「エクスポージャー」
とは、
資産(派生商品取引によるものを除く)並びにオフバランス取引及び派生商品取引の与信相当額です。
3.
「ソブリン」
とは、
中央政府、
中央銀行、
地方公共団体、
我が国の政府関係機関、
土地開発公社、
地方住宅供給公社、
地方道路公社、
外国の中央政府
以外の公共部門(当該国内においてソブリン扱いになっているもの)、
国際開発銀行、
国際決済銀行、
国際通貨基金、
欧州中央銀行、
欧州共同体、
信
用保証協会及び漁業信用基金協会のことです。
4.
「三月以上延滞等」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャー及び「ソブリン向け」、
「金融機関向け」、
「法人等向け」においてリスク・ウェイトが150%になったエクスポージャーのことです。
5.
オペレーショナルリスクは、
当金庫は基礎的手法を使用しています。
<オペレーショナル・リスク
(基礎的手法)
の算定方法>
粗利益(直近3年間のうち正の値の合計額)
×15%
直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数
÷ 8%
6.
連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4%
■信用リスクに関する事項(証券化エクスポージャーを除く)
□リスク管理の方針及び手続きの概要
*単体に準じます。
□リスク・ウエイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
*単体と同様です。
□エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウエイトの判定に使用する適格格付け機関等の名称
*単体に準じます。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
$&
69
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
イ.
信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高<業種別及び残存期間別>
エクスポージャー
区分
信用リスクエクスポージャー期末残高
貸出金、コミットメント及
びそ の他のデリバティブ
以外のオフ・バランス取引
業種区分
期間区分
(単位:百万円)
デリバティブ
取引
債券
三月以上延滞
エクスポージャー
19年度
47,936
20年度
46,786
19年度
47,137
20年度
46,211
19年度
262
20年度
251
2,693
2,895
2,693
2,895
−
−
−
−
88
66
42
66
42
−
−
−
−
−
−
25,556
26,646
24,749
25,640
709
908
−
−
10
135
9,330
7,461
1,510
1,487
7,820
5,974
−
−
−
−
220
209
212
189
−
−
−
−
−
−
運輸業
11,744
14,540
4,673
4,838
7,071
9,702
−
−
−
−
卸売業、小売業
35,900
35,364
32,671
32,191
3,222
3,167
−
−
802
325
製造業
農・林・漁業
鉱業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
19年度 20年度 19年度
−
1,764
−
20年度
127
71
169,008 170,271
2,730
3,683
68,239
57,468
−
−
−
−
30,050
31,149
26,702
28,079
3,348
3,041
−
−
1
14
各種サービス
35,612
36,804
35,077
35,562
410
1,115
−
−
155
62
国・地方公共団体等
60,720
68,622
12,880
12,164
47,840
56,295
−
−
−
−
個人
80,972
81,239
80,972
81,239
−
−
−
−
93
92
16,297
15,950
−
−
700
金融・保険業
不動産業
600
−
−
−
−
業種別合計
526,104 537,991 272,071 274,221 139,625 138,525
−
−
2,913
826
1年以下
105,250
99,689
43,393
40,866
20,308
17,274
−
−
1年超3年以下
104,325 102,617
17,853
15,256
30,896
31,785
−
−
その他
3年超5年以下
58,088
55,817
21,857
22,026
36,231
33,791
−
−
5年超7年以下
32,745
35,646
13,881
15,343
18,864
20,303
−
−
7年超10年以下
57,191
74,759
33,936
42,958
23,098
31,644
−
−
116,935 110,448 106,709 106,722
10,226
3,726
−
−
−
−
−
−
526,104 537,991 272,071 274,221 139,625 138,525
−
−
10年超
期間の定めのないもの
残存期間別合計
51,570
59,015
34,438
31,049
(注)1.
「三月以上延滞エクスポージャー」
とは、
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上延滞しているエクスポージャーのことです。
2.
上記の「その他」は、
裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポー
ジャーです。具体的には現金、
固定資産、
繰延税金資産等が含まれます。
※当金庫は、
国内の限定されたエリアにて事業活動を行っているため、
「地域別」の区分は省略しております。
ロ.
一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
*単体と同様です。
ハ.
業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の残高等
*単体と同様です。
$'
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
70
ニ.
リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(単位:百万円)
告示で定める
リスク・ウェイト
区分(%)
エクスポージャーの額
平成19年度
格付有り
平成20年度
格付無し
格付有り
格付無し
0%
−
86,558
−
103,613
10%
−
61,031
608
58,473
20%
20,168
143,926
6,064
145,467
35%
−
49,009
−
49,417
50%
3,425
3,426
16,391
438
75%
−
81,334
−
58,449
100%
856
76,258
418
98,366
150%
−
113
−
276
350%
−
−
−
自己資本控除
−
−
−
合 計
526,104
0
(注)1.格付は適格格付機関が付与しているものに限ります。
2.エクスポージャーは信用リスク削減手法適用後のリスクウェイトに
537,991
区分しています。
−
■信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー
*単体と同様です。
■派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
*単体と同様です。
■証券化エクスポージャーに関する事項
□リスク管理の方針及び手続きの概要
*単体に準じます。
□証券化エクスポージャーについて、
信用リスク・アセットの額の算出に使用する方式の名称
*単体に準じます。
□証券化取引に関する会計方針
*単体に準じます。
□証券化エクスポージャーの種類ごとのリスク・ウェイトの判定に使用する適格格付機関の名称
*単体に準じます。
イ.
連結グループがオリジネーターの場合
*該当取引はありません。
ロ.
連結グループが投資家の場合
*単体と同様です。
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
%
71
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
バ ー ゼ ルⅡへ の 取 組 み
■オペレーショナル・リスクに関する事項
□オペレーショナル・リスクの管理の方針及び手続の概要
*単体に準じます。 □オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
*単体に準じます。
■銀行勘定における出資その他これに類するエクスポージャー又は
株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
*単体に準じます。
■出資等エクスポージャーに関する事項
イ.
出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:百万円)
その他有価証券で時価のあるもの
区 分
上場株式等
非上場株式等
合 計
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
平成19年度
平成20年度
取得原価
(償却原価)
1,028
514
−
−
1,028
514
貸借対照
表計上額
967
511
−
−
967
511
評価差額*
その他有価証券・出資金で時価のないもの
うち益
38
3
−
−
38
3
△60
△3
−
−
△60
△3
貸借対照表計上額
うち損
98
6
−
−
98
6
−
−
1,115
1,239
1,115
1,239
(注)貸借対照表計上額は、
期末日における市場価格等に基づいております。
上場株式等には、
上場優先出資を含んでおります。
また、
非上場株式等には、
非上場の出資を含んでおります。
*貸借対照表で認識され、
かつ、
損益計算書で認識されない評価損益の額
ロ.
子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額等
貸借対照表計上額
区 分
子会社・子法人等株式
関連法人等株式
合 計
時価
(単位:百万円)
差額
うち益
うち損
平成19年度
−
−
−
−
−
平成20年度
−
−
−
−
−
平成19年度
20
20
−
−
−
平成20年度
23
23
−
−
−
平成19年度
20
20
−
−
−
平成20年度
23
23
−
−
−
(注)時価は、
期末日における市場価格等に基づいております。
ハ.
出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
*単体と同様です。
■銀行勘定における金利リスクに関する事項
(単位:百万円)
(単位:百万円)
運用勘定
区 分
調達勘定
金利リスク量
平成19年度 平成20年度
区 分
金利リスク量
銀行勘定の金利リスク量
平成19年度 平成20年度
貸出金
4,715
5,781 定期性預金
2,873
3,210
有価証券等
3,855
4,139 要求払預金
2,103
2,112
預け金
1,032
1,151 その他
0
0
その他
8
4,976
5,322
運用勘定合計
8
9,610 11,079 調達勘定合計
(注)貸出金にコールローンを含んでおります。
%
平成19年度
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
自己資本額(Tier1+Ti
e
r2)
アウトライヤー比率
4,634
平成20年度
5,757
28,952
29,607
16.006%
19.444%
MARUSEI
DISCLOSURE
2009
72
店舗
■店舗配置(営業地区)
(平成21年7月現在)
エスポット 藤枝店
藤岡ATMコーナー
エンブル・ステーション藤枝
松坂屋 静岡店
フードマーケット・マム 羽鳥店
KOマート 志太店
サークルK 大井川飯淵店
JR名古屋駅桜通口
サークルK 焼津八楠店
中部国際空港(セントレア)
ハックドラック 藤枝店
富士山静岡空港ターミナルビル
ザ・コンボ グランリバー大井川店
藤枝市役所
田子重 小川店
藤枝市立総合病院
田子重 下川原店
榛原総合病院
焼津市
田子重 田尻店
焼津市役所
藤枝市
田子重 登呂田店
焼津市立総合病院
田子重 西焼津店
アステラス東海
静岡県
川根本町
営業エリア
静岡市
藤枝市
焼津市
島田市
吉田町
牧之原市
御前崎市
■店舗外キャッシュコーナー(平成21年7月現在)
静岡市(除く旧蒲原町、旧由比町)
島田市
御前崎市
富士屋 高洲店
牧之原市
富士屋 田尻北店
静岡県榛原郡
サンデーバンキング実施店
■店舗一覧(平成21年7月現在)
ホンテン
425-0027
焼津市栄町3丁目5番14号
054-628-8171
425-0022
焼津市本町4丁目10番28号
054-628-3151
425-0031
焼津市小川新町3丁目1番25号
054-628-3168
425-0043
焼津市石津中町12番地の17
054-624-2101
426-0018
藤枝市本町2丁目2番33号
054-641-0700
426-0025
藤枝市藤枝3丁目1番29号
054-641-0720
426-0034
藤枝市駅前1丁目14番24号
054-641-1450
421-1121
藤枝市岡部町岡部6番地の27
054-667-0125
420-0839
静岡市葵区鷹匠3丁目23番6号
054-255-3151
422-8047
静岡市駿河区中村町6番地の1
054-282-2251
425-0036
焼津市西小川1丁目12番地の7
054-627-0178
421-0115
静岡市駿河区みずほ1丁目7番地の4
054-259-7121
421-1215
静岡市葵区羽鳥4丁目4番15号
054-278-1131
425-0028
焼津市駅北3丁目12番10号
054-629-1551
424-0884
静岡市清水区草薙一里山4番15号
054-346-9711
426-0067
藤枝市前島2丁目29番12号
054-635-1211
425-0045
焼津市祢宜島403番地の3
054-623-0111
421-0218
焼津市下江留650番地の1
054-622-3511
425-0076
焼津市小屋敷342番地の1
054-629-1120
425-0091
焼津市八楠4丁目13番地の7
054-628-5141
426-0041
藤枝市高柳4丁目16番12号
054-635-6111
421-0421
牧之原市細江3706番地の1
0548-22-5481
421-0301
榛原郡吉田町住吉109番地の2
0548-32-8311
425-0036
焼津市西小川4丁目2番地の5
054-628-9111
426-0015
藤枝市五十海4丁目18番8号
054-645-1611
426-0016
藤枝市郡1131番地の1
054-645-0100
425-0066
焼津市大島735番地の172
054-623-5500
425-0046
焼津市三右衛門新田632番地の1
054-623-6600
030 田尻支店
本部
425-0052
焼津市田尻405番地の1
054-625-0311
425-8501
焼津市五ヶ堀之内987番地
054-629-1121
まるせい総合相談センター
425-0045
焼津市祢宜島403番地の3
054-623-1123
001 本店営業部
チュウオウ
002 中央支店
コ ガワ
003 小川支店
イシ ヅ
004 石津支店
フジ エダ
005 藤枝支店
フジ エダカミ
006 藤枝上支店
フジ エダエキ
007 藤枝駅支店
オカ ベ
008 岡部支店
シズオカ
009 静岡支店
シズオカミナミ
010 静岡南支店
ヤイ ヅ ニシ
011 焼津西支店
オサ ダ
012 長田支店
ハ トリ
013 羽鳥支店
ヤイ ヅ キタ
014 焼津北支店
クサナギ
016 草薙支店
マエジマ
017 前島支店
オオトミ
018 大富支店
オオ イ ガワ
019 大井川支店
トヨ ダ
020 豊田支店
021 さかなセンター支店
タカ ス
022 高洲支店
ハイバラ
023 榛原支店
ヨシ ダ
024 吉田支店
ニシ コ ガワ
025 西小川支店
026 いかるみ支店
タ ナカ
027 田中支店
オオジマ
028 大島支店
オオズミ
029 大住支店
タ ジリ
■ATM稼働時間 ●平日8:00∼21:00 ●土曜日・日曜日・祝日 9:00∼19:00
サンデーバンキング実施店
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
%
73
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
組織
機構図(平成21年7月1日現在)
総代会
会計監査人
監事会
理事会
常勤監事
常勤役員会
理事長
理事長
常務理事
常勤理事
常勤監事
常務理事
常務室
部長会
監
査
部
リ 統コ
ン
ス
プ
ク
統 括ラ
イ
括
ア
部
ン
部ス
監
査
課
リ
ス
ク
統
括
課
コ
ン
プ
ラ
イ
ア
ン
ス
統
括
課
事
務
部
事
務
集
中
課
事
務
管
理
課
審
査
部
シ
ス
テ
ム
課
企
業
支
援
課
債
権
管
理
課
顧
客
相
談
部
審
査
課
ロ
ー
ン
セ
ン
タ
ー
課
相
談
サ
ー
ビ
ス
課
営
業
統
括
部
個
人
市
場
課
融
資
サ
ポ
ー
ト
課
営
業
企
画
課
市
場
金
融
部
営
業
推
進
課
外
国
為
替
課
総
務
部
資
金
証
券
課
研
修
課
人
事
課
総
合
企
画
部
管
財
課
総
務
課
情
報
課
営業店
窓口係
◆ 必要に応じて、法人営業課を設置する。
%!
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
事務係
融資係
渉外係
法人営業係
経
理
課
経
営
企
画
課
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
74
役員
役員一覧(平成21年7月1日現在)
会長(非常勤理事)
理事長(代表理事)
鈴木 梅二郎
加藤 太一郎
常務理事(代表理事)
常務理事(代表理事)
牧田 和夫
藁品 元行
常勤理事・総務部長
常勤理事・監査部長
常勤理事・リスク統括部長
常勤理事・総合企画部長
常勤監事
池谷 範男
畑 昇
藁科 博伸
梅島 純夫
片岡 行敏
巻田 廣
非常勤監事
渡邉 哲朗
非常勤監事
佐塚 重義
非常勤監事
非常勤理事
非常勤理事
非常勤理事
宮
健
松葉 隆夫
洞江 秀
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
%"
75
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
沿革
■まるせいの歩み
1900
明治41年6月 漁業組合を主体とする産業組合法に依る焼津生産組
合創立
大正2年12月 有限責任焼津信用購買生産組合に組織変更
大正11年3月 産業組合法の改正により有限責任焼津信用購買利用
組合に組織変更
昭 和 8 年 4 月 保証責任焼津信用販売購買利用組合に組織変更
昭和18年8月 産業組合法により信用単営の焼津信用組合として発足
昭和25年2月 産業組合法の改正により中小企業等協同組合法による
信用組合に組織変更
4月 藤枝市本町2丁目に藤枝支店開設
昭和26年6月 焼津市駅前通りに焼津駅前支店開設
10月 信用金庫法の制定により信用金庫に改組
昭和27年9月 藤枝市藤枝3丁目に藤枝上支店開設
12月 焼津市小川新町2丁目に小川支店開設
昭和28年6月 焼津市本金庫となる
8月 岡部町に岡部支店開設
昭和31年4月 藤枝上支店増改築
5月 焼津市栄町3丁目に本店新築移転
5月 焼津駅前支店を廃止し本店へ併合
5月 焼津市昭和通りに昭和通り支店開設
昭和32年8月 藤枝市駅前1丁目に藤枝駅支店開設
昭和36年9月 昭和通り支店を中央支店に名称変更し、
焼津市本町4
丁目に新築移転
12月 焼津市石津中町に石津支店開設
昭和41年3月 静岡市鷹匠3丁目に静岡支店開設
昭和42年2月 藤枝市駅前1丁目に藤枝駅支店新築移転
8月 日本銀行歳入代理店となる(取扱開始同年9月)
昭和44年6月 静岡市中村町に静岡南支店開設
8月 焼津市焼津3丁目に焼津西支店開設
昭和46年2月 焼津市栄町3丁目に事務センター完成
12月 焼津市五ヶ堀之内にまるせい総合グランド完成
昭和47年7月 静岡市みずほ1丁目に長田支店開設
12月 預金500億円達成
昭和49年10月 静岡市羽鳥に羽鳥支店開設
昭和50年2月 預金全科目オンラインスタート
9月 焼津市駅北3丁目に焼津北支店開設
12月 本店増改築
昭和51年3月 藤枝市藤岡1丁目に藤岡支店開設
4月 CD第1号本店営業部に設置
6月 焼津市小川新町3丁目に小川支店新築移転
12月 預金1,000億円達成
昭和52年5月 清水市草薙に草薙支店開設
9月 融資オンライン稼動に伴い総合オンライン完成
昭和53年7月 藤枝市前島2丁目に前島支店開設
昭和54年1月 焼津市石津中町に石津支店新築移転
昭和56年6月 為替オンライン開始
9月 しんきんネットキャッシュサービス開始
12月 預金1,500億円達成
昭和57年5月 焼津市道原に大富支店開設
12月 ATM稼動
昭和58年9月 国債、
地方債、
政府保証債の募集取扱い業務認可
12月 大井川町宗高に大井川支店開設
昭和59年11月 焼津市小屋敷に豊田支店開設
昭和60年9月 焼津市八楠「焼津さかなセンター」内にさかなセンター
出張所開設
12月 預金2,000億円達成
昭和61年5月 藤枝市高柳に高洲支店開設
1960
1970
1980
%#
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
1980
昭和61年10月
11月
12月
昭和62年12月
昭和63年3月
5月
11月
平成元年5月
8月
平 成 2 年 6月
7月
11月
12月
平 成 3 年 9月
平 成 5 年 3月
平 成 6 年 3月
3月
平 成 7 年 2月
6月
11月
平成8年10月
10月
12月
平 成 9 年 3月
平成10年1月
1月
6月
12月
平成11年3月
3月
11月
平成12年3月
11月
12月
平成13年1月
2月
4月
4月
10月
平成14年5月
10月
平成15年2月
11月
平成16年6月
1990
2000
2001
2002
2003
2004
8月
平成17年1月
2月
2005
2月
平成18年3月
12月
平成19年2月
5月
2006
2007
7月
新総合オンラインスタート
榛原町細江に榛原支店開設
静岡銀行とCD・ATM提携
吉田町住吉に吉田支店開設
岡部町岡部に岡部支店新築移転
焼津市小川に西小川支店開設
藤枝市五十海にいかるみ支店開設
藤枝市郡に田中支店開設
まるせいビジネスサービス(株)設立
焼津市八楠にさかなセンター支店新築移転
焼津市大島に大島支店開設
現金自動支払機日曜稼動スタート
預金3,000億円達成
藤枝市前島に前島支店新築移転
ファームバンキング、
ホームバンキング取扱開始
まるせい相談センターオープン
まるせいリース(株)設立
ATM土、
日曜日入金業務を追加
焼津市三右衛門新田に大住支店開設
大井川町下江留に大井川支店新築移転
外国為替業務開始
金庫HPを開設
預金4,000億円達成
焼津市田尻に田尻支店開設
東海地区共同事務センターへ加盟
VI導入し、
シンボルマークを一新
創業90周年を迎える
証券投資信託窓口販売業務開始
インターネット資金移動サービス開始
郵便局とATM相互利用開始
宝くじの店頭販売を開始
デビットカードの取扱いを開始
スポーツ振興くじtoto払戻し業務開始
しんきんゼロネットサービス開始
住宅金融公庫総合オンラインスタート
企業信用格付システムスタート
火災保険窓口販売業務開始
インターネットでの消費者ローン仮申し込みサービス開始
榛原支店新築移転オープン
焼津西支店新築移転オープン
生命保険(個人年金保険)窓口販売業務開始
個人向け国債窓口販売業務開始
大富支店・まるせい総合相談センター新築移転オープン
マルチペイメントネットワークサービス取扱開始
(愛称 ペイジー)
ATMによる暗証番号変更サービス開始
決済用預金(普通預金無利息型)
の取扱開始
ビジネスポータルサイト
「まるせい千客万来.
com」
運営開始
印鑑照会システムスタート
新本部社屋起工式
ホームページのリニューアル
「しんきん法人インターネットバンキング」の取扱開始
新本部社屋竣工式
新本部社屋業務開始
ICキャッシュカードの発行開始
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
76
■この一年のあゆみ(平成20年度)
平成20年4月1日 平成20年度入庫式 36名が入庫
2008
13∼14日 ウインターキャンペーン1等当選者旅行(奥湯河原温泉「山翠楼」)
5月10日 金庫創立100周年記念式典(焼津市文化センター)
15日 ポータルサイト
「まるせい千客万来.com」
IT活用セミナー
6月4∼5日 金融経済教室(焼津市立豊田小学校)
11∼12日 第31回若手社員研修会を実施(於 航空自衛隊静浜基地)
20日 焼津信用金庫 第59回通常総代会を開催
平成20年度入庫式(20年4月)
23日 金庫創立100周年
7月5日 百周年記念祝賀会・OB・OG向(松風閣)
16日 交通安全運動「SHINKINBANK 380万ピカッと作戦2008」を実施
26日 百周年記念祝賀会・役職員向(松風閣)
8月2日 第42回静岡県信用金庫テニス大会に参加
5日「はなまるクラブ」東京ディズニーランド旅行を催行
6日 ポータルサイト
「まるせい千客万来.com」
IT活用セミナー
9月18日 第11回まるせい経営セミナーの開催「今から取り組む人材づくり」
20日 第48回静岡県信用金庫卓球大会に参加
創立100周年記念式典(20年5月)
10月5日 第27回福祉まつり
「ふれあい広場」に参加
21∼22日 まるせいビジネススクール「ものづくり管理者養成講座」の宿泊研修を
実施(浜松「浜松共同団地協同組合」)
25日 金庫社会貢献活動 「献血活動」を実施(総合相談センター)
29日 総代講演会を開催(講師 金子勝氏)
11月8∼9日 まるせいビジネススクール「みらい経営創生講座」の宿泊研修を実施
(静岡市「マイホテル竜宮」)
12日 東海地区信用金庫協会主催「ビジネスフェア2008」へ研修視察(ポートメッセ名古屋)
12・19日 まるせい大爆笑寄席・三笑亭夢之助氏(焼津市文化センター)
献血活動(20年10月)
15日 金庫社会貢献活動 「清掃活動」を実施(焼津市4地区・藤枝市1地区・
静岡市1地区)
18日「焼津鰹節水産加工業活性化支援事業」調印式(松風閣)
22日 第47回東海地区信用金庫卓球大会に参加
12月2・3日 総合防犯訓練を実施(藤枝駅支店・田尻支店)
3日 金庫主催「ゲートボール大会」を開催(石津浜公園)
〈Edy〉取扱開始
8日 しんきん携帯電子マネーチャージサービス
16日 第二期まるせいビジネススクール修了式
25日 預金残高5,000億円達成
バザー売上金の寄付(20年10月)
平成21年1月9日 本店営業部新店舗竣工式
2009
13日 本店営業部新築オープン
14日 ポータルサイト「まるせい千客万来.com」IT活用セミナー
22日 文化講演会を開催(講師 平野啓子氏 焼津しんきん経営者協議会との共催)
27日 金融経済教室(焼津市立大富小学校)
29日 第三期まるせいビジネススクール開講式
2月18日 金融経済教室(静岡県立静岡北特別支援学校)
3月3∼5日
}まるせい年金友の会旅行を催行(ホテル「鐘山苑」の旅)
10∼12日
11日 第12回まるせい経営セミナーの開催「元気印企業に学ぶこれからの経営戦略」
本店
新築オープン
(21年1月)
11∼13日 平成21年度新入職員宿泊研修の実施(静岡県立焼津青少年の家)
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
%$
77
2009
MARUSEI
DISCLOSURE
ホ ー ム ペ ー ジ・信 金 中 金 の 紹 介
■ホームページを紹介します。
どうぞ、アクセスしてみてください。
私ども焼津信用金庫のホームページは、平成8年10月15日に開設して以来、おかげさまで大勢の皆様からアクセスをいた
だいております。開設時には、情報発信の手段と考えておりましたが、今日ではお客様とのコミュニケーションの場として
の機能も強まり、益々その重要性をおびてまいりました。
金庫はホームページの意義を次のように考えております。
1 私どもの金融の仕事を皆様にご理解いただくこと、
また、焼津信用金庫の経営情報を広く知っていただくこと。
2 地域のみなさまが暮らしの中で役立つ、金融商品・
サービス情報を掲載し、有効に活用していただくこと。
3 産業・文化・自然・観光などの地域の情報をより広く、
また、
より多くの方に発信すること。
U R L
http://www.yaizu-shinkin.co.jp/
ホームページの作成にあたり、地域の皆様からはたくさんのご協力を頂きました。改めて、厚く御礼申し上げます。
今後とも、皆様のご意見やご支援を得ながら、ホームページの見やすさ、利用しやすさを考え、ホームページを通してお客
様の利便性向上に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
■信金中金及び信用金庫業界のネットワーク
(平成21年3月末)
信金中央金庫は、全国の信用金庫を会員とする協同組織形態の金融機関で、信用金庫の中央金融機
関として、昭和25年に設立されました。
信金中央金庫は、日本有数の規模と効率性の高い金融機関であり、また,数少ない金融債発行機関
でもあります。
信金中央金庫は、「個別金融機関」と「信用金庫のセントラルバンク」という2つの役割を併せ持つ
金融機関として、会員信用金庫と一体となって業務を行っています。
■信金中央金庫
総資産
28兆円
連結自己資本比率(国内基準) 22.91%
不良債権比率
0.56%
格付け JCR(日本格付研究所)
AA
(注)総資産は、平成20年度平残
格付けは、平成21年6月1日現在
■信用金庫
信金中金(SCB)
拠点数 国内14
海外 4 ニューヨーク、香港、上海
100%子会社:ロンドン
[ ]
(株)
しんきん
信託銀行
%%
M A R U S E I
しんきん
証券(株)
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
信金 インターナショナル(株)
信用金庫
しんきんアセット
マネジメント投信(株)
信金 ギャランティ(株)
預金量
信用金庫数
店舗数
役職員数
会員数
信金 (株)しんきん情報
キャピタル(株) システムセンター
115兆円
279金庫
7,671店舗
11万3千人
931万先
信金中金 ビジネス(株)
開示項目 信用金庫法によるディスクロージャー記載事項
このディスクロージャー資料は、信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)のディスクロージャー記載事項に基づいて作成されておりますが、
その基準における各項目は以下のページに記載しています。
■単体(信用金庫法施行規則第132条)
金庫の概況及び組織に関する事項
1.事業の組織………………………………………………………73
2.理事・監事の氏名及び役職名……………………………………74
3.事務所の名称及び所在地………………………………………72
金庫の主要な事業の内容……………………………………5
金庫の主要な事業に関する事項
1.直近の事業年度における事業の概況……………………………4
2.直近の5事業年度における主要な事業の状況… … … … 9∼10
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④出資総額及び出資総口数
⑤純資産額
⑥総資産額
⑦預金積金残高
⑧貸出金残高
⑨有価証券残高
⑩単体自己資本比率
⑪出資に対する配当金
⑫職員数
3.直近の2事業年度における事業の状況
①主要な業務の状況を示す指標
ア.業務粗利益及び業務粗利益率……………………………43
イ.資金運用収支、役務取引等収支及びその他業務収支…43
ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、
利息、利回り及び資金利鞘…………………………………43
エ.受取利息及び支払利息の増減……………………………44
オ.総資産経常利益率…………………………………………44
カ.総資産当期純利益率………………………………………44
②預金に関する指標
ア.流動性預金、定期性預金、
譲渡性預金その他の預金の平均残高……………………44
イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金
及びその他の区分ごとの定期預金の残高………………45
③貸出金等に関する指標
ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越
及び割引手形の平均残高…………………………………45
イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高……45
ウ.担保の種類別(当金庫預金積金、有価証券、動産、
不動産、保証及び信用の区分)の貸出金残高及び
債務保証見返額……………………………………45∼46
エ.使途別(設備資金及び運転資金の区分)の貸出金残高…46
オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合…46
カ.預貸率の期末値及び期中平均値…………………………46
④有価証券に関する指標
ア.商品有価証券の種類別(商品国債、商品地方債、
商品政府保証債及び貸付商品債券の区分)
の平均残高…………………………………………………47
イ.有価証券の種類別(国債、地方債、社債、
株式、外国証券その他の証券並びに
貸付有価証券の区分)の平均残高及び残存期間別残高…47
ウ.預証率の期末値及び期中平均値…………………………47
金庫の事業の運営に関する事項
1.法令遵守の体制……………………………………………………6
2.リスク管理の体制……………………………………………7∼8
金庫の直近の2事業年度における財産の状況
1.貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書又は
損失金処理計算書………………………………………37∼42
2.貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額……48∼49
①破綻先債権
②延滞債権
③3ヶ月以上延滞債権
④貸出条件緩和債権
3.自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況……50
4.次に掲げるものに関する取得価額又は、契約価額、時価及び評
価損益
①有価証券 ………………………………………………50∼51
②金銭の信託……………………………………………………51
③規則第102条第1項第5号に掲げる取引……………51∼52
5.貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額……………………52
6.貸出金償却の額…………………………………………………52
7.金庫が貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書
又は損失金処理計算書について会計監査人の
監査を受けている場合にはその旨……………………………42
■連結(信用金庫法施行規則第133条)
金庫及びその子会社等の概況に関する事項
(説明書類の内容に重要な影響を与えていない子会社等を除く。)
1.金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び組織の構成…54
2.金庫の子会社等に関する事項…………………………………54
①名称
②主たる営業所又は事務所の所在地
③資本金又は出資金
④事業の内容
⑤設立年月日
⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は総出資者の
議決権に占める割合
⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する当該一の
子会社等の議決権の総株主又は総出資者の議決権に占める
割合
金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項
1.直近の事業年度における事業の概況…………………………54
2.直近の5連結会計年度における主要な事業の状況を示す指標…54
①経常収益
②経常利益又は経常損失
③当期純利益又は当期純損失
④純資産額
⑤総資産額
⑥連結自己資本比率
金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度に
おける財産の状況に関する事項
1.連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結剰余金計算書…55∼58
2.貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額………… 58
①破綻先債権
②延滞債権
③3ヶ月以上延滞債権
④貸出条件緩和債権
3.自己資本(基本的項目に係る細目を含む)の充実の状況……59
4.金庫及びその子法人等が2以上の異なる種類の事業を
営んでいる場合の事業の種類ごとの区分に従い、
当該区分に属する経常収益の額、経常利益又は経常損失の
額及び資産の額として算出したもの……………………………59
M A R U S E I
D I S C L O S U R E
2 0 0 9
%&
Fly UP