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福岡醤油建物プロジェクト

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福岡醤油建物プロジェクト
2015 年 07月15日
もくじ
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
4 資料
福岡醤油建物プロジェクトとは
P02▶
カルまちの会の活動
P32▶
岡山市の政策と福岡醤油建物プロジェクト
P03▶
福岡醤油建物を使った取り組み
P35▶
出石エリアの位置づけ
P04▶
出石をどねぇんかする会の活動実績
P38▶
福岡醤油建物を中心としたアクションプラン
P05▶
新聞記事
P41▶
出石エリアの市民活動
P06▶
雑誌記事
P45▶
出石エリアの出店状況
P07▶
福岡醤油建プロジェクト物実行員会 会則
P47▶
福岡醤油建プロジェクト物実行員会 会員名簿
P49▶
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
福岡醤油建物プロジェクトが担う役割
P08▶
福岡醤油建物の概要
P09▶
福岡醤油建物の歴史的特徴
P10▶
活用計画
P11▶
改修計画
P13▶
改修調査の報告
P14▶
実測図面
P16▶
木造部分の耐震補強
P19▶
地階部分の耐震補強
P20▶
3 福岡醤油建物を使った取り組み
煤払いボランティアの開催
(第 1 回∼第 4 回)
P21▶
福岡醤油建物プロジェクトワークショップ
P22▶
たまりBAR
P23▶
(第 1 回∼第 5 回)
第 5 回 たまりBARの地域住民の感想
P30▶
署名活動
P31▶
01
5 実行委員会からの要望書
福岡醤油建物プロジェクト
実行委員会 委員長の思い
P50▶
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
福岡醤 油 建 物 プ ロ ジ ェ ク ト と は
福 岡 醤 油 建 物 プ ロ ジ ェ ク ト は 岡 山 市 の 都 心 創 生 に 関 連 す る 事 業 で あ り、福 岡
醤 油 建 物 の 保 存・活 用 を 起 点 に 、 以 下 の 3 つ の 波 及 効 果 を 想 定 し て 計 画 ・
立 案 を 行 っている。
1 ) 出 石 町エリアの創造的醸成
2 ) 旧 城 下町エリアの回遊性創出
3 ) 岡 山 駅前エリアとの連携
本 提 案 書 で は、ま ず 岡 山 市 の 政 策 と の 関 連 性 を 示 し た 後 に、出 石 町 エ リ ア の
ア ク シ ョ ンプラン、福岡醤油建物の活用方法など具体的な方策を提案する。
❶
出石エリアの
創造的醸成
❷
福岡醤油建物を起点に
既存の空き家を活用し、
出石エリアの魅力を
向上させる
旧城下町エリアの
回遊性創出
出石町エリア
水辺の回遊路や
各エリアの魅力向上により
旧城下町エリア全体に
回遊性をうみだす
福岡醤油建物プロジェクト
岡山後楽園
天神町
岡山駅前
エリア
岡山城本丸
天神町
❸
旧城下町エリア
岡山駅前エリア
との連携
インフラの整備を行い、
岡山駅前エリアと
旧城下町エリア間に
回遊性をうみだす
02
岡山城本丸
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
岡山市の政策と福岡醤油建物プロジェクト
平 成 2 6 年 3 月に策定された『岡山都市創生まちづくり構想』では岡山都 市
ビ ジ ョ ン の 実 現 化 と 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 が 上 位 計 画 と さ れ、そ の 中 で
カ ル チ ャ ー ゾ ー ン の 魅 力 向 上 と 歴 史 文 化 資 源 の 保 存 活 用 も 掲 げ ら れ て い る。
各 エ リ アの魅力をつなげ、回遊性をもたせるためには、その一端を担う出 石
エ リ ア のシンボルである福岡醤油建物を保存し、有効に活用することは必 須
で あ る 。そしてこのプロジェクトの実現が、岡山都市創生まちづくり構想 の
具 現 化 の第一歩となる。
03
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
出石エ リ ア の 位 置 づ け
出 石 エ リ ア は『岡 山 都 市 創 生 ま ち づ く り 構 想』に お け る「コ ミ ュ 二 テ ィ 文 化
ゾ ー ン 」と し て、地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ を 基 盤 と し た ま ち づ く り が 期 待 さ れ て い
る エ リ ア で あ る。ま た『ー 集 う ー 憩 う・楽 し む 水 辺 ー 旭 川 再 生』に お い て は
水 辺 の 回 遊 路 の 一 角 を 担 っ て お り、護 岸・ス ロ ー プ 整 備 計 画 が 進 ん で い る 。
後 楽 園 の 園 前 と し て、景 観 形 成 重 点 地 区 に 指 定 さ れ て お り、戦 災 を 免 れ た ま
ち 並 み や 路 地 裏 を 生 か し な が ら、界 わ い の 魅 力 創 造、ひ い て は 岡 山 市 の 魅 力
創 造 を つなげる重要なエリアである。
夢二郷土美術館
出石エリア
福岡醤油建物
出石しろまち工房
岡山県立博物館
鶴鳴館
天神山
文化プラザ
岡山県立美術館
岡山後楽園
岡山神社
延養亭
旭川沿い緑地
天神町
水辺の回遊路
石山公園
オリエント
美術館
岡山
シンフォニービル
旭川
旧内山下小学校
市民会館
岡山城天守閣
西の丸
岡山城本丸
林原美術館
岡山県立図書館
西の丸/石山
旭川沿い緑地
天神町
出石エリア
04
岡山後楽園
岡山城本丸
旭川水景
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
福岡醤油建物を中心としたアクションプラン 福 岡 醤 油 建 物 の 良 さ を 活 か し た 保 存 計 画 を 起 点 に、地 域 住 民・観 光 客・ア ー
ト 関 係 者 等 が 集 え る 空 間 と し て 再 生 し、地 域 を マ ネ ジ メ ン ト し て い く た め の
ま ち づ く り の 拠 点 を 整 備 す る。出 石 し ろ ま ち 工 房 を は じ め 周 辺 に 残 る 伝 統 的
建 築 物 の 有 効 活 用 を す す め、面 的 な 広 が り を つ く り、エ リ ア の 価 値 の 維 持・
向 上 に 貢 献していく。
ま た 路 面 電 車 の 降 車 場 整 備 や 旭 川 河 畔 の 歩 行 者 空 間 整 備 が 進 む こ と に よ り、
岡 山 駅 と 城 下 町 エ リ ア と の つ な が り を 強 化 し た、賑 わ い 創 出 へ と 繋 げ る。 ❷
就実高等学校
福岡醤油 建 物
プロジェ ク ト
❶
景 観 重要 建 築 物 の
保 存 ・活 用
岡 山 しろ ま ち 工 房 の
コ ン バー ジ ョ ン
❷
道 路 の 歩 行 者 空 間整 備
と無電柱化整備
❹
県営地を活用した
路面電車の
操車場整備
❹
❸
旭川土手整備事業
岡山県立
博物館
岡山県天神山
文化プラザ
岡山県立美術館
岡山神社
路面電車の延長
県 営 地を
活 用 した
バ ス 停留 所 整 備
❹
後楽園
❹
岡山市立
オリエント美術館
石山公園
至岡山駅
城下駅
岡山
シンフォニー
ホール
岡
山
電
気
軌
道
岡山市民会館
旧内山下小学校
タイムライン
❶ 福岡醤油建物の拠点整備
❷ 景観重要建築物の保存・活用
❸ 旭川土手整備事業
❹ インフラ ( 歩行者・バス・路面電車)整 備
05
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
出石エ リ ア の 市 民 活 動
出 石 エ リ ア は 市 民 活 動 が 活 発 で あ り、以 前 よ り 文 化 芸 術 振 興 や 空 き 家 活 用 に
熱 心 に 取 り 組 ん で き た。後 楽 園 の 園 前 か つ カ ル チ ャ ー ゾ ー ン の 一 角 で あ る と
い う 人 の 流 れ の あ る 立 地、古 く か ら 残 る 町 並 み や 路 地、国 吉 康 雄 の 生 誕 地 と
い う エ リ アの特性に加え、市民活動を長年にわたり継続してきたことにより 、
近 年 で は 集 客 力 や 発 信 力 の あ る 若 者 が 居 住 し、空 き 家 を 活 用 し た 店 舗 や ア ト
リ エ な ど が面的に広がってきている。
国吉祭
[ 期間:平成 25 年∼平成 27 年 ]
出石町出身でアメリカを代表する洋画家・国吉康雄と
その作品にスポットをあてたアートイベント。岡山の
国吉康雄コレクションを展示公開することで作品の意
義を岡山市民に伝える。このアートイベントを通じて
岡山シティミュージアムと出石町が結びついている。
出石芸術百科街
[ 期間:平成 18 年∼平成 22 年 ]
戦災から免れた明治・大正・昭和初期時代建築の魅力
発信と、地域のコミュニケーションの醸成を目指し、
出石界隈の民家や商家を会場としたアートイベント。
計 5 回(5 年間)行われ、このイベントをきっかけに、
作家のアトリエやカフェ、雑貨店などの出店が7件
あった。
出石をどねぇんかする会
[ 発足:平成 13 年 ]
出石町を住んでいる人・働いている人・観光や買い物
に訪れる人にとって、さらに魅力ある街にしようと、
地域住民が主体で活動している。古い街並みを守るた
め、出石芸術百科街の開催、町並み調査や空き家活用
事業、マップや冊子の作成等を行ってきた。空き家活
用事業で、大家と借主の間に立ちー再生したスペース
2 件は、まちの新しい拠点となっている。
06
1 福岡醤油建物プロジェクトの概要
出石エ リ ア の 出 店 状 況
アートスペース油亀
ギャラリー&アトリエ CoCo
①古道具屋 CHRONOS
②看板建築
③複数店舗が入るビル
④雑貨屋 富士商店
⑤cafe moyau
⑥古着 ビバリーヒルズ
⑦陶器 はらぺこうつわ
⑧陶器 平井本店備前焼
油掛大黒天
就実高等学校
榎本神社
①岡山 CHRONOS
ギター教室
⑩コットン古都夢
②看板建築
繕いのうつわ 岡山工房
ギャラリー & カフェ游
③1F pieni..ecole+cafe
Antenna
人・Jam
2F Bar Boccone
another face
⑤cafe moyau
④富士商店
福岡醤油建物
プロジェクト
肉の喜多屋
PLAYWOOD RANCH
郵便局
アタカ種苗園
岡山県天神山
文化プラザ
cocokara
⑨出石しろまち工房 観光案内所 )
(
⑧備前焼の店 平井本店
⑦はらぺこうつわ ⑫
pieni deux
⑥
シマヤ商店
晴れ間
津山漢方堂
至後楽園
ポケットパーク
⑤cafe moyau
純氷 浅田商店
nei natural life
旭 川
吉田種苗園
岡山県立美術館
岡山神社
岡山市立
オリエント美術館
CCCSCD CIFAKA
中塚銘木
⑨案内所 出石しろまち工房 ⑩洋服 コットン古都夢
石山公園
城下駅
岡山
シンフォニー
ホール
岡山電気軌道
至岡山駅
旧内山下小学校
岡山市民会館
⑪古くから続く商店街
07
⑫ ギャラリー pieni deux
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
福岡醤 油 建 物 プ ロ ジ ェ ク ト が 担 う 役 割
・世 代 交代による町並みの崩壊
出石エリア
の課題
・ 地 域 の魅力の発信不足
・ 地 域 の文化伝承のための教育
⇒
出石エリアの創造的醸成
世代を超えて出石町エリアが
創造的に醸成していく
○景観重要建築物の保存・活用
○市民の憩いの場づくり
○観光事業の創出
○地域文化の伝承と創造
NPO 法人
岡山出石まちづくり会社
地域の協力
情報収集
イベントづくり
情報の発信
08
出店・集客
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
福岡醤 油 建 物 の 概 要
福岡醤油建物は明治から昭和初期に建てられた出石エリアの歴史的遺産であ
り 、 津 山 往 来 と 後 楽 園 園 前 通 り の 交 差 点 に 位 置 す る。か つ て こ の 建 物 は 醤 油
製 造 や 市 民銀行の窓口として使われており、地域に親しまれた建築物である 。
所 在 地 : 岡山市北区弓之町 17-35
福岡醤油建物
岡山県立
博物館
岡山県天神山
文化プラザ
後楽園
岡山県立美術館
岡山神社
旭 川
岡山市立
オリエント美術館
石山公園
岡山電気軌道
至岡山駅
城下駅
岡山シンフォニーホール
旧内山下小学校
09
岡山市民会館
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
福岡醤 油 建 物 の 歴 史 的 特 徴
福岡醤油建物は、明治時代に建てられた主屋と、昭和初期に建てられた離れからなる。主
屋は、明治時代から後楽園前に商店を構えている出石町を代表する歴史ある商家である。
出石町地区は、城下町の建設期の敷地割がほぼそのまま継承されており、第二次世界大戦
の空襲で焼け残った岡山市中心市街地では唯一の地域であり、岡山市中心市街地における
明治・大正・戦前の昭和の歴史を現在に残している。福岡醤油建物は、出石町地区の歴史
的な街並みにとって極めて重要な建物であり、城下町に起源する岡山市の旧市街における
伝統的建築物の特色を良くとどめていることに加えて、独特の様々な特色を有した非常に
貴重な地域を代表する建築物であると言える。
写真1:外観
写真2:瓦
岡山の民家の特色のひとつに、本瓦葺きが比較的遅い時期まで残ったことが挙げられるが、福
岡醤油建物の主屋では、本瓦葺きに加え、特注品である「福」の字を刻んだ軒丸瓦が用いられ
ている。正面1階を木格子とし、正面2階部分及び側面は土壁とした伝統的商家の特徴を良く
とどめており、正面2階には華頭窓風の趣向を凝らした独特な形状の虫籠窓が設けられている。
写真3
かつての
金融業務カウンター
が残る
写真4
和室から
中庭を臨
む
離れは、昭和初期の建築である。その当時の主流であった和風建築としては規模が大きく、
玄関から入ると、洋間や客間と次の間が繋がった続き間形式となっており、風呂にはガスが
利用されるなど、高い技術により建築されたものであると考えられる。
写真5
醤油の製造
を行っていた
地下空 間
写真6
地下では
石垣が見える
この建てられた時代の異なる主屋と離れは、津山往来沿いの狭い土地から崖下へと高低差
のある敷地に建てられているため、この高低差から地下階を有しているが、明治時代の主
屋は木構造、昭和初期の離れは鉄筋コンクリート造と、一体の大空間の地下階が異なる構
造形式で支持されていることも貴重な特徴である。
10
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
活用計画
【 出 石 案 内所】
ま ち の コ ン シ ェ ル ジ ュ を 配 置 し、地 域 の 様 々 な 出 来 事 を 繋 げ、創 造 的 な 交 流
を 促 す 。 地 域 の 暮 ら し や 文 化 を 発 信 し、地 域 住 民 や 観 光 客 が 訪 れ る 機 会 を つ
く る と も に、出 石 の ブ ラ ン デ ィ ン グ を 行 う。「出 石 案 内 所」は 新 設 法 人 の 常
設 事 務 所 と し、福 岡 醤 油 建 物 を 始 め、地 域 の 空 き 家 の 管 理・サ ブ リ ー ス な ど
を行う。
【 レ ン タ ルスペース(貸)】
地 下 は 、 こ の 周 辺 で 不 足 し て い る 広 い ギ ャ ラ リ ー と す る。ア ー ト イ ベ ン ト や
後 楽 園 と 連 動 し た イ ベ ン ト な ど に 利 用 し て も ら う。1 階 は 地 域 住 民 や 観 光 客
が 利 用 で きる店舗、2 階は事務所として貸し出す。
レ ン タ ル スペースの家賃収入は、改修費の返済に充てる。
解体
明治期の 建物
D( 貸 ) 事 務 所
2階
E
D
E( 貸 ) 事 務 所
【 85. 38㎡ 】
( 217. 33㎡ )
H
昭和期の建物
【 131. 95㎡ 】
【 2 階 平 面 図】
A( 貸 ) 店 舗
1階
( 298. 02㎡ )
B( 貸 ) 店 舗 C ( 貸 ) 店 舗
【 131. 22㎡ 】
地階
( 346. 97㎡ )
【 108. 93㎡ 】
【 57. 87㎡ 】
解体
G
F(貸)ギャラリー
【 346. 97㎡ 】
B
A
延 床 面 積 : 862. 32㎡
C
【 1 階 平 面 図】
計画床面積
項目
現況床面積
2階
D+E+H
247. 23㎡
C+D
217. 33㎡
1階
A+B+C+G
327. 31㎡
A + B +C
298. 02㎡
地階
F +I
373. 05㎡
E
346. 97㎡
木造部面積
1階+2階
574. 54㎡
1階+2階
515. 35㎡
建築面積
A+B+C+G
327. 31㎡
A + B +C
298. 02㎡
延床面積
地階+1階+2階
947. 59㎡
地階+1階+2階
862. 32㎡
床面積算定表
解体
I
F
【 地 階 平 面 図】
11
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
H倉庫
解体
和室
和室
和室
和室
和室
和室
D 貸事務所
E 貸事務所
和室
洋間
蔵
2 階平面図 1:300
和室
庭
写真1:中庭と和室の雰囲気はそのまま残す
G 解体
台所
和室
A 貸店舗
和室
事務室 客間
土間
C 貸店舗
和室
和室
B 貸店舗
洋間
玄関
倉庫
庭
1 階平面図 1:300
受付スタンド
まちの情報を手に入れられ
写真2:1階受付カウンターの雰囲気を活かした受付スタンド
る受付を入口に設ける
I 解体
F ホール・貸ギャラリー
地下室
写真3:地階は既存の大空間を生かしたホールに活用
地階平面図 1:300
12
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
改修計画
醤 油 の 製 造 場 所 と し て の 雰 囲 気 が 残 っ て い る 地 下 の 大 空 間 を 活 用 す る た め、
1.8m 間隔で門型鉄骨フレーム(黄色)を配置し、上階を支える。また、構造的
に危険な箇所は減築することで外部空間を生み出し、地階に広がりと明るさを創
出する。
3401
3, 286
985
985
2738
985
985
985
493
365×355
YB13
370×610
985
5, 150
5, 150
985
1, 200
985
985
YB6
YB5
985
370×365
370×365
910
YB3
300
365×290
1, 945
60
175
910
450
YB4
120×120
YB2
A
3, 110
910
985
300×350
2, 850
YB7
985
4010
4, 020
ガレリア
380×370
1470
1720
365×365
YB8
370×370
YA2
YA1
YB11
YB9
370×365
4, 020
3030
2, 035
985
370×365
360×360
150×150
300×300
1650
985
2, 731
140×140 2本
120×120
YA3
1, 946
4, 020
239
200
985
985
985
YA4
2, 975
370×365
120×120
YA5
YB12
YB10
3, 825
150×150
1000
1階大黒柱
985
525
130×130
300×300
985
18, 986
100×100
300×300
YA8
5150
3157. 5
4840
1955
YA9
2950
2400
985
2700
65
トイレ
YB14
1, 478
365×355
985
310×310
YB15
985
215×215
8, 486
7, 686
375×360
4365
985
18, 265
424
20, 296
300
985
300×300
YA11
10, 835
335
4, 366
2055
985
410×410
YA12
YA6
2790
3, 286
300×300
300×300
580
300×300
985
1535
YB17
YB16
ホール
3, 401
11, 810
525
120×155
YA13
YA7
2738
300×300
2800
845
2605
910
YA14
YA10
2000
310×310
( 減 築 )ホ ワ イ エ
YA15
YB18
3868
300×300
YB19
360×370
2700
7, 430
1, 820
2175
外部空間
910
YA16
300×300
RC 柱どちらか?
要確認
500×550
1331
YA17
YB22
YB21
YB20
659
3818
2890
便所入口通りの柱芯
1075
YA18
360×360
7, 686
1, 213 275
332
YA19
4, 366
368×350
1080
310×310
300×300
B
370×340
985
370×400
606
A
B
4, 840
YB1
11, 837
22, 637
XA1
XA2
XA3
XA4
XA5
XA6
XA7
XA8
XA9
XA10
XA11
XA12
XB1
XB2
XB3
XB4
XB5
XB6
XB7
XB8
XB9
XB10
XB11
XB12
XB13
▲最高の高さ
▲最高の高さ
3, 180
10
( 6)
200(仮)
6, 152
900
750
縁側
和室
10
2255
2615
2650
2585
3, 052
10, 237
洋室
2770
廊下
310
( 4. 5)
750
▼2FL
80
▼2FL
▲2階床梁天端
3, 030
2270
2680
2615
3030
洋間
庭
2670
2, 965
750
縁側
和室
庭
▼1FL
1, 055
1, 040
595
15
▼1FL
▲土台天端
▼店前のG. L.
3500
3, 150
▼店前のG. L.
▼地階FL
910
910
910
985
985
985
985
605
595
985
985
985
985
1, 478
493
985
985
985
985
985
985
606
20, 296
YB1
YB2
YB3
YB4
YB5
YB6
YB7
YB8
YB9
YB10
YB11
YB12
改 修 計 画 イメージ図
13
YB13
YB14 YB15
YB16
YB17
YB18
YB19
YB20
YB21
YB22
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
改修調査の報告
計画をより具体化するため、実測調査や地階のコンクリート強度の測定、地盤調
査を行い、建物の構造の現状把握を行った。柱や梁については一部床・壁・天井
を剥がし、目視による調査を行っている。
調査の結果、建物の南西側の沈みが大きいことが分かり、サポート柱により補強
を行った。また、既存の耐力要素を割り出し、耐震補強計画を行っている。基礎
については地盤調査により、支持地盤となる地下 9m まで鋼管杭を打つ必要が
あることがわかった。
○非 破 壊 試 験 法
による低強度コ
ンクリートの強
度推定
地階の活用方法を探る
た め、コ ン ク リ ー ト の
梁・柱 の 強 度 を 非 破 壊
試 験 法 に より測定した。
○地盤 調 査
地階鉄骨門型フレーム
用のための基礎形状を
検 討 す る た め、西 側 と
東側でボーリング調査
を 行 い 、 9m の鋼管杭が
必要なことが明らかに
なった。
調査方法:ボーリング調査
測 定 箇 所:2 カ 所 ( 東 側 、 西 側 )
14
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
○実測 調 査
建物の全体を把握するた
め、実 測 調 査 を 行 っ た。
調査内容をもとに平面
図・立 面 図・断 面 図 を 作
成している。
参 加 者:岡 山 理 科 大 学 弥 田 研 究 室 、
江 面 研 究 室、 神 家 昭 雄 建 築 研 究 室 、
ココロエ
○構造 調 査
建物の構造を把握するた
め、一部床や天井を剥ぎ、
梁組みを調査した。調査
結果をもとに構造事務所
と構造方針を固めた。
参 加 者:シ マ ム ラ 建 築 工 房 、 岡 山
理科大学弥田研究室、神家昭雄建築
研究室、ココロ エ
○調 査 に よ る 応
急的な 構 造 補 強
調査によって構造的に応
急的な処置が必要な個所
が判明したため、部分的
に構造補強を施した。
15
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
実測図面
4, 358
A
1, 478
B
1, 060
910
910
間に 柱 ある ?
7, 202
1, 478
910
758
1, 062
YB22
606
1, 517
YB21
985
1, 478
床
柱 の 存在
985
985
風呂
910
YA14
650
縁側
610
985
450
985
仏間
75
YB15
YB14
書院
YB13
脱衣所
YB12
和室
押入
和室
風呂
和室
985
昭和 期 建物 F L付 近
横架 材ま で
300
985
YB9
押入
860
1, 200
YA9
YA8
985
CH=2580
押入
255
YB7
985
収納
洋間
750
YB6
985
985
YA6
和室
11, 810
985
YB8
985
10, 835
YA7
YB11
YB10
床
985
18, 265
985
台所
985
YA11
985
985
床
20, 296
985
縁側
YA12
985
YA13
YA10
YB17
YB16
卍
493
柱 の 存在
YA15
押入
庭
200
7, 430
910
YA16
押入
8, 486
YB18
1, 820
物置
YB19
庭
985
YA17
985
YB20
和室
洗面 所
210
YA18
1, 478
1, 213 275
332
YA19
YA5
玄関
985
YA3
YB4
庭
YB3
360
土間
YB2
985
YA2
YB5
倉庫
910
客間
CH=2490
400
910
985
CH=2950
590
YA1
590
910
985
CH=2470
通 り 土間
YA4
便所
985
事務室
柱 の 存在
※ 内外 大壁
YB1
985
985
985
985
985
985
985
A
985
985
985
985
985
10, 835
985
985
985
985
B
985
100
985
985
935
910
1, 060
910
11, 695
22, 630
XA1
XA2
XA3
XA4
XA5
XA6
XA7
XA8
XA9
XA10
XA11
XA12
XB1
XB2
XB3
XB4
XB5
XB6
XB7
XB8
XB9
XB10
XB11
XB12
XB13
1 階 平 面 図 S = 1:300
3401
3, 286
985
985
985
985
985
365×355
365×355
YB13
985
370×610
370×365
365×365
985
985
985
4, 020
4010
2700
370×365
370×365
910
YB3
300
YA2
365×290
1, 945
1470
60
175
910
450
YB4
120×120
1955
1720
985
985
985
YB5
380×370
370×370
300×300
1650
YB2
2, 850
A
3, 110
910
985
300×350
YA1
B
4, 840
YB1
11, 837
22, 637
XA1
XA2
XA3
XA4
XA5
XA6
XA7
XA8
XA9
YB7
YB6
140×140 2本
120×120
YA3
11, 810
YB8
YA5
YA4
20, 296
YB9
370×365
150×150
120×120
YB10
985
2, 731
370×365
YB11
1, 200
1, 946
YB12
985
18, 986
5, 150
2, 975
4, 020
2, 035
3030
239
200
985
985
3, 825
360×360
1000
1階大黒柱
985
150×150
525
130×130
300×300
985
YA8
5150
100×100
4, 020
2400
4840
300×300
5, 150
4365
3157. 5
YA9
2950
65
985
985
985
2700
YB14
985
310×310
4, 366
375×360
YB15
493
3, 286
1, 478
3, 401
985
580
215×215
300×300
8, 486
2738
2738
424
300×300
300×300
YA11
18, 265
335
2055
985
410×410
YA12
10, 835
2790
120×155
300
985
1535
YB17
YB16
3868
525
300×300
YA13
YA6
YB18
300×300
2800
845
2605
910
YA14
YA7
2000
310×310
YA15
YA10
1331
2175
1, 820
7, 430
300×300
YB19
360×370
910
YA16
300×300
RC 柱どちらか?
要確認
500×550
7, 686
YA17
YB22
YB21
YB20
659
3818
2890
便所入口通りの柱芯
1075
YA18
360×360
7, 686
1, 213 275
332
YA19
4, 366
368×350
1080
310×310
300×300
B
370×340
985
370×400
606
A
XA10
XA11
XA12
XB1
XB2
地 階 平 面 図 S = 1:300
16
XB3
XB4
XB5
XB6
XB7
XB8
XB9
XB10
XB11
XB12
XB13
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
実測図面
B
YB22
606
A
985
YB21
1, 213 275
332
985
YB20
YB19
985
YA18
YA17
YB18
985
YB16
985
縁側
押入
書院
YB13
985
985
YA13
地袋
床
YB12
和室
985
1, 200
985
便所
985
YB8
床
985
和室
洋室
YB6
985
階段
YA5
985
和室
YB5
YA3
地袋
和室
YB4
蔵
押入
押入
YB3
910
985
985
985
床
床
YA4
YB7
985
985
押入
11, 810
985
廊下
和室
和室
柱の 存 在+2重 壁
YB10
YB9
床
YA8
985
地袋
昭 和 期建 物 FL 付近
横 架材 まで
YA9
10, 835
YB11
985
和室
床
押入
910
18, 265
985
YA11
985
985
屋根
20, 296
YA12
YA6
YB14
1, 478
910
YA14
YA7
YB15
493
YA15
YA10
YB17
985
YA16
910
7, 430
1, 820
985
未実測
8, 486
YA19
YA2
910
985
YB2
YA1
YB1
985
985
985
985
985
985
985
A
985
985
985
985
10, 835
985
985
985
985
985
B
985
100
985
985
935
910
1, 060
910
11, 695
22, 630
XA1
XA2
XA3
XA4
XA5
XA6
XA7
XA8
XA9
XA10
XA11
XA12
XB1
XB2
XB3
XB4
XB5
XB6
XB7
XB8
XB9
XB10
XB11
XB12
XB13
3 階 平 面 図 S = 1:300
▼最高の高さ
▼最高の高さ
2, 879
10
φ150
650(仮)
( 6)
33×40@360
400
52×190
5, 199
φ270( 高さ不明)
25×30
和室
700( 仮)
700
10
85
( 4. 5)
230
▼2FL
275
▲2階床梁天端
( 220)
240
110×210
145×330
130
2315
2190
2140
2185
和室
1730
700
2230
1860
8, 044
2, 405
395
▼小屋梁天端
230
( 220)
▼2FL
φ300
65×65
300×600
φ180
50×155
2, 665
出 窓 詳 細図 S=1: 20
2110
▼1FL
φ180
200×400
670
▼門前のG. L.
200×400
180
215
▲門前のG. L.
縁側
2350
2580
2100
2500
1730
1920
和室
260
▼1FL
▼土台天端
客間
140
125
55
2820
2, 705
和室
土間
3, 440
2780
2870
3340
1, 720
▼地階FL( 最低)
985
985
985
985
985
985
985
985
985
985
985
985
985
910
910
1, 820
1, 213
275 332
18, 265
YA1
YA2
YA3
YA4
YA5
YA6
YA7
YA8
YA9
YA10
断 面 図 S = 1:150
17
YA11
YA12
YA13
YA14
YA15
YA16
YA17
YA18
YA19
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
実測図面
東 側 立 面 図 S = 1:300
95
850
4855
3940
10675
935
930
2825
1990
西 側 立 面 図 S = 1:300
1915
2975
2975
18
1550
22550
1210
2950
2825
1000
985
7925
3935
3930
10605
北 側 立 面 図 S = 1:300
2425
2900
11725
3935
1970
1990
11725
22550
6490
南 側 立 面 図 S = 1:300
3935
150
150
935
3940
4855
10675
1530
6490
850
95
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
木 造 部 分 の 耐 震補強
α=1.5 小舞壁
α=4.0 小舞壁 片面構造用合板張り
α=5.0 構造用合板張り
α=5.0(S)鉄骨筋交いまたはラーメンで
5 倍以上の耐力を確保
1階平面図
α=1.5 小舞壁
α=4.0 小舞壁
+ 片面構造用合板張り
α=5.0 構造用合板張り
α=5.0(S) 鉄骨筋交いまたはラーメンで
5 倍以上の耐力を確保
2階平面図
19
2 福岡醤油建物 保存・活用計画
地 階 部 分 の 耐 震 補強
B4
1, 000
Y3
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
10, 800
B4
B4
B4
6, 800
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
Y2
B4
YA9
4, 000
18, 950
B4
B4
B4
B4
B4
6, 150
B4
B4
B4
B4
B4
B4
B4
1, 000
Y1
1, 800
3, 600
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
3, 600
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
14, 400
21, 600
X1
X2
X3
X4
X5
X6
X7
X8
X9
X10
X11
X12
XA7
1 階 床 梁伏図(鉄骨補強)S = 1:300
B3
1, 000
Y3
B3
B3
B3
B3
V1
g2
C1
B3
6, 800
B3
B3
B3
B3
V1
C1 g2
g2
C1
B3
g2
C1
B3
C1
B3
B3
V1
g2
C1
B3
g2
C1 g2
C1 g2
B3
B3
C1
B3
C1
g2
C1
g2
B2
B3
C2
P2
G3
B1
B1
B1
B1
B3
B3
B3
B3
G1
G1
G1
G1
G1
G1
G1
G1
G1
G1
G1
10, 800
B2
剛接合
B2
B3
g1
C1
C1
C1
g2
g2
g2
B3
B3
B3
B3
B3
B2
B1
B2
B2
1, 800
C1
1, 800
C1
V1
C1
C1
C1
V1
G2
C1
C1
g2
g2
g2
g2
g2
g2
B3
B3
B3
B3
B3
B3
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
1, 800
3, 600
14, 400
21, 600
X1
X2
X3
X4
X5
X6
X7
XA7
地 階 天 井梁伏図(鉄骨補強) S = 1:300
20
剛接合
B2
B1
B1
1, 800
C1 V1
g2
G2
B1
P1
1, 000
1, 800
3, 600
C1
g2
G2
B1
P1
B2
Y1
C1
g2
G2
B1
B1
C1
g1
G2
6, 150
P1
C1 V1
C1
g0
G2
g1
C1
G2
G3
B1
C2
B1
B1
B1
B1
B1
B1
G3
C1
Y2
B1
YA9
4, 000
18, 950
剛接合
X8
X9
X10
X11
X12
3 福岡醤油建物を使った取り組み
煤払い ボ ラ ン テ ィ ア の 開 催
内 容 近隣にお住まいの方と一緒に自分たちが暮らすまちのランドマークである福
岡 醤 油 建 物 を 一 緒 に 掃 除 す る 事 で、知 っ て い た だ き、建 物 に 愛 着 を 持 っ て い
た だ く た めに開催しました。婦人会の方を中心に多くのご参加を頂きました 。
開催日程
第 1 回 日 時 / 平成 25 年 10 月 12 日(土)午後 13 時∼ 17 時 参 加 者 / 近隣住民及び関係者 30 名
第2回
日 時 / 平成 26 年 6 月 29 日(日)午後 13 時から 16 時
参 加 者 / 近隣住民及び関係者 25 名
第3回
日 時 / 平成 26 年 8 月 24 日(日)14 時から 15 時 30 分
参 加 者 / 近隣住民及び関係者 20 名
第4回
日 時 / 平成 26 年 10 月 24 日(日)14 時から 15 時 30 分
参 加 者 / 近隣住民及び関係者 20 名
21
3 福岡醤油建物を使った取り組み
福岡醤 油 建 物 プ ロ ジ ェ ク ト ワ ー ク シ ョ ップ
(活用発 想 ワ ー ク シ ョ ッ プ )
内 容 福 岡 醤 油 建 物 の 近 隣 に お 住 い の 住 民 の 方、福 岡 醤 油 建 物 に 関 心 が あ る 方、街
づ く り に 興 味 が あ る 方、本 プ ロ ジ ェ ク ト 実 行 委 員 と 一 緒 に 各 テ ー マ に 沿 っ て
ア イ デ ア を出し合いました。
ワ ー ル ド カフェ方式で 4 つのテーマについて話し合い
1 ) 地 下 スペースの活用アイデア
2 ) 土 間 スペースの活用アイデア 3 ) 地 上 建物の活用アイデア 4 ) 出 石 エリア全体について
ア イ デ ア の 例 と し て、お 土 産 屋、ギ ャ ラ リ ー、旅 館、ゲ ス ト ハ ウ ス、地 域 の
住 民 が 集 まれる場所、地産地消料理、バーなど
開催日程
日 時 / 平成 25 年 10 月 20 日(日)午後 14 時開始
参 加 者 / 30 名
22
3 福岡醤油建物を使った取り組み
たまりBAR
趣 旨 福岡醤油建物を近隣住民及び数多くの方々に知ってもらうためにたまりBARと
いうイベントを開催しました。
たまりBAR名前の通り、人が『たまる場』として、出石エリアのランドマークと
なる建物の活用についてお酒片手の語り合う場所です。
また、福岡醤油建 物は、地下で、醤油を造っていましたので、
『たまり醤油』も名
前の由来となっております。
まずは、近隣住民に福岡醤油建物に実際に入っていただき、自分達の街の財産で
あることを共有してもらうこと。岡山県内に住む出石エリアに関心がある方々に
も建物を知ってもらう目的です。
第 1 回から 5 回にわたり、回を重ねるごとにイベント自体もレベルアップし、最
初はお 酒だけだったのが、食事や屋台も加わりました。また、地下のスペースを
映 像の展示と地域の昔の写真の展示を行うなどの飲食以外の用途においても可
能性を提示する事ができました内容の充実とともに集客も増え、出石エリアに今
までなかったにぎわいの創出となりました。
第 4 回たまりBARでは、350 名を福岡醤油建物単体で集客しましたが、
お客 様があふれ、中には満席の為、帰っていただく方もいらっしゃるくらいの賑
わいでした。福岡醤油建物についての認知度が上がってきた手ごたえを実感しま
した。福岡醤油建物プロジェクトは、出石エリアの活性化を行うために近隣 店舗
に多くの 集 客を生むことを目標としています。たまりBARを目的に集まってい
ただいたお客様が出石エリアを回っていただくために第 5 回を開催しました。そ
の内 容 は、
『たまりBARまわりBAR』近 隣 店 舗 である、カフェアンテナ、ば ー
るぼっこーねといったお店に出店していただき、地域婦人会の出店協力も得、福
岡醤油建物をきっかけに地域を回遊できる仕組みができたと実感しました。
企 画/福岡醤油建物プロジェクト実行委員 会
会場設営/岡山理科大学建築学科弥田研究室
神家昭雄建築研究室
株式会社ココロエ一級建築士事務所
23
3 福岡醤油建物を使った取り組み
第
1回
たまりBAR
内 容 第 1 回 た ま りBARと 建 物 の 掃 除 を 同 時 開 催。ま ず、第 1 回 目 は、告 知 を 広
く 行 わ ず 、近 隣 住 民 を 中 心 に 集 客 を 行 い ま し た。目 的 は、近 隣 住 民 の 方 々 に
本 プ ロ ジ ェ ク ト に 関 わ っ て い た だ き、住 民 の 街 づ く り へ の 参 加 を 促 す た め 。
後 楽 園 通 り と 津 山 街 道 の 交 差 点 に 当 た る 立 地 の 為、近 隣 住 民 以 外 の 来 場 や 本
プ ロ ジ ェ クトに関わる関係者の知人なども来場し、想定を超える 200 名を
超 え る 集 客があり、注目度の高さを感じるイベントとなりました。
B A R の ブ ー ス を 建 物 内 の 土 間 ス ペ ー ス で、岡 山 市 磨 屋 町 で バ ー を 営 業 し て
い る コ ン ト ワ ー ル の オ ー ナ ー 園 田 さ ん の 協 力 の も と、西 側 緑 道 公 園 で 開 催 さ
れ て い る 満月BARスタッフに出店していただきました。
開催内容
日 時 / 平成 26 年 6 月 29 日(日)16 時から 20 時 30 分 天候 : 晴
会 場 / 福岡醤油建物 土間、1 階、2 階、地下、建物前駐車場
出 店 者 / バーコントワール、福岡醤油建物実行委員会
来 場 者/ 約 220 名
売 上/ ドリンク :163,500 円(327 杯)
支 出/ 136,364 円
24
3 福岡醤油建物を使った取り組み
第
2回
たまりBAR
内 容 第 2 回 は、近隣住民の方を中心に Facebook や近隣飲食店などにチラシ
を 置 い て も ら い、前 回 よ り も 広 い 範 囲 で 集 客 を 図 り ま し た。そ の た め、当 日
は 雨 に も かかわらず、前回よりも多い 250 名の集客がありました。前回に
比 べ 、 広 範 囲 の 方 が 来 場 し、本 プ ロ ジ ェ ク ト を 数 多 く の 方 に 知 っ て い た だ く
機 会 と な るイベントになりました。BAR のブースは前回同様、BAR のブー
ス を 建 物 内 の 土 間 ス ペ ー ス で、岡 山 市 磨 屋 町 で バ ー を 営 業 し て い る コ ン ト
ワ ー ル の オ ー ナ ー 園 田 さ ん の 協 力 の も と、西 側 緑 道 公 園 で 開 催 さ れ て い る 満
月 B A R スタッフに出店していただきました。
開催内容
日 時 / 平成 26 年 8 月 24 日(日)16 時から 20 時 30 分 天候 : 雨
会 場 / 福岡醤油建物 土間、1 階、2 階、地下、建物前駐車場
出 店 者 / バーコントワール、福岡醤油建物実行委員会
来 場 者/ 約 250 名
売 上/ ドリンク :195,500 円(370 杯)
支 出/ 197,112 円
25
3 福岡醤油建物を使った取り組み
第
3回
たまりBAR
内 容 第 3 回 は 、近隣住民、近隣店舗へのチラシの配布、Facebook 等のインター
ネ ッ ト で の 案 内、そ し て 以 前 か ら の リ ピ ー タ ー の お か げ で、300 名 を 超 え
る 集 客 と なりました。そして、1 回、2 回のご来場者からリクエストの多かっ
た 食 事 の メ ニ ュ ー を 今 回 初 参 加 す る『日 本 酒 時 間』と い う 日 本 酒 と そ れ に 合
う つ ま み を 提 供 す る ユ ニ ッ ト に 出 店 し て も ら い、食 事 と 日 本 酒 の 提 供 を 行 い
ま し た 。 お 客 様 か ら は、た こ や き 等 が あ れ ば い い と の 声 を い た だ き ま し た 。
また、地下スペースを岡山を拠点に写真撮影およびグラフィックデザイン、
ア ー ト イ ベ ン ト の 企 画 な ど を 行 っ て い る Blue Works PHOTO &
D E S I G N Office の 青 地 さ ん に 映 像 の 展 示 を 行 っ て い た だ き、地 下 ス ペ ー
ス の 可 能 性を探る展示が開催できました。
B A R の ブ ー ス は 前 回 同 様、BAR の ブ ー ス を 建 物 内 の 土 間 ス ペ ー ス で、岡
山市磨屋町でバーを営業しているコントワールのオーナー園田さんの協力の
も と 、 西 側 緑 道 公 園 で 開 催 さ れ て い る 満 月BARス タ ッ フ に 出 店 し て い た だ
きました。
開催内容
日 時 / 平成 26 年 10 月 24 日(日)16 時から 20 時 30 分 天候:曇/雨
会 場 / 福岡醤油建物 土間、地下、建物前駐車場
展 示 / 地下映像展示:青地大輔 (ブルーワークス PHOTO & DESIGN Office)
出 店 者 / バーコントワール、日本酒時間、福岡醤油建物実行委員会
来 場 者/ 約 320 名
売 上/ ドリンク :237,400 円(475 杯)、食事:64,900 円
支 出/ 291,837 円
26
3 福岡醤油建物を使った取り組み
第
4回
たまりBAR
内 容 第 4 回は、初めての平日開催になりましたが、前回同様近隣住民、近隣店舗へのチ
ラシの配布、Facebook 等のインターネットでの案内、そして以前からのリピー
ター、そして表町商店街での署名活動の際にイベントの案内を行い、350 名を超
える集客となりました。食事の内容は、第 3 回の時にリクエストの多かったたこ焼
を岩崎 粉 物店に出店してもらい、前回同様、
『日本 酒時間』という日本 酒とそれに
合うつまみを提供するユニットに出店してもらい、食事と日本酒の提供を行いまし
た。また、地 下スペースでは、出 石 界隈の懐かし写真、スライドショーとして、近
隣住民の皆さんから集めた出石町界隈の昔の写真の展示を行い、昔と現在を比較
できる内容の展 示になりました。
BARのブースは前回同様、
BARのブースを建
物内の土間スペースで、岡山市磨屋町でバーを営業しているコントワールのオー
ナー園田さんの協力のもと、西側緑道公園で開催されている満月BARスタッフに
開催内容
日 時 /平成 27 年 4 月 17 日(金)16 時から 20 時 30 分 天候 : 晴
会 場 /福岡醤油建物 土間、地下、建物前駐車場
展 示 /出石界隈の懐かし写真、スライドショー
出 店 者 /バーコントワール、日本酒時間、岩崎粉物店、福岡醤油建物実行委員会
来 場 者/約 350 名
売 上/ドリンク :250,400 円(501 杯)、食事:90,000 円
支 出/ 367,007 円
27
3 福岡醤油建物を使った取り組み
5回
たまりBAR
まわりBAR
第
内 容 第 5 回は、
『たまりBARまわりBAR』として、会場を近隣店舗、近隣空き地を利
用し、たまりBARにお越しいただいたお客様に近隣店舗を回っていただくという
内容になりました。
集客は、前回同様 近隣 住民、近隣 店舗へのチラシの配 布、
FACEBOOK等のイ
ンターネットでの案内、そして以前からのリピーター、そして表町商店街での署名
活動の際にイベントの案内を行い、420 名を超える集客となりました。
食事の内容は、たこ焼を岩崎粉物店に出店してもらい、前回同様、
『日本酒時間』と
いう日本酒とそれに合うつまみを提供するユニットに出店してもらい、食事と日本
酒の提供を行いました。また、近隣店舗のカフェアンテナさん、ばーるぼっこーね
さん、近隣町内婦人会の皆様の出店により、食事が一層充実した内容となりました。
また、地下スペースでは、出石界隈の懐かし写真とライトアップを行い、昔と現在
を比較できる内容の展示になりました。
BARのブースは前回同様、
BARのブースを建物内の土間スペースで、岡山市磨
屋町でバーを営業しているコントワールのオーナー園田さんの協力のもと、西側緑
道 公園で開催されている満月BARスタッフに出店していただきました。 建 物の
前にピーロードジャパンさんのワインブース、近隣の空き地では、吉備土手下、宮
下酒造の地ビールの販売を行いました。
集大成となる第 5 回の開催は、集客が過去最大で、尚且つエリアを広げたことで、
お客様の滞在時間、満足度の高いイベントとなりました。また、地域の方からもま
たやりたい等の声が上がりました。
たまりBARがきっかけで、福岡書由建 物プロジェクトを知ってもらい、出石周辺
の店舗にも回ってもらう事が出来、当初予定していた以上の結果を得ることがで
きました。
開催内容
日 時 / 平成 27 年 6 月 7 日(日)16 時から 20 時 30 分 天候 : 晴
会 場 / 福岡醤油建物 土間、地下、建物前駐車場、県所有空地、アンテナ
出 店 者 / バーコントワール、日本酒時間、岩崎粉物店、アンテナ
ばーるぼっこーね、ピーロートジャパン、近隣町内婦人会有志
福岡醤油建物実行委員会
来 場 者/ 約 420 名
売 上/ ドリンク :257,000 円(630 杯)、食事:73,000 円
支 出/ 407,509 円
28
3 福岡醤油建物を使った取り組み
5回
たまりBAR
まわりBAR
第
29
3 福岡醤油建物を使った取り組み
第 5 回 たまりBARの地域住民の感想
内 容 ・ アルコールを飲めない人も参加できたことがよかった。
・ 地域のお店の方がイベントに参加したことで、
食べ物や飲み物を買いやすかった。
・ 地域の人と若い人が協力してイベントを作り上げたことに
大きな意義を感じる。
・ 福岡醤油建物の外観を改めて見直す良い機会となった。
・ 福岡醤油建物の蟲小窓を今まであまりよく見ずに通り過ぎていたが、
とてもきれいであることに気がついた。
・ またイベントを定期的に行ってほしい。
30
3 福岡醤油建物を使った取り組み
署名活 動
福岡醤油建物の保存・活用に向けて署名活動を行いました。地域住民の方々や
たまリ BAR の来客者に署名をお願いしたり、表町商店街やイオンモール岡山
にブースを構えて署名活動を行い、合計で 4802 筆の署名が集まりました。
(2015 年 7 月 15 日現在)
この活動を通じて福岡醤油建物の保存・活用の意義を改めて確認することがで
きました。
第一回 署名活動
日程:平成27年3月22日
場所:表町商店街
(サンデーテントワーカー)
署名動員数:11名
署名数:688筆
第二回 署名活動
日程:平成27年5月24日
場所:イオンモール岡山
署名動員数:11名
署名数:617筆
31
4 資料 カルまちの会の活動 1
平成 20 年
H20.09.20 『カルまちの会』発足
H20.11.04 旭川の景勝回遊路整備について国土交通省に要望を伝達
H20.11.22 『カルまちの会』第 4 回会議
平成 21 年
H21.01.24 『カルまちの会』第 5 回会議
H21.01.31 後楽園界隈の堤防点検
H21.03.28 後楽園茶杓の会 例会
H21.04.04 『カルまちの会』結成 1 周年 第 1 回定期総会開催
H21.04.16 後楽園茶杓の会
H21.04.25 『カルまちの会』第 6 回会議
H21.05.16 カルまちの会歴史文化部門「後楽園茶杓の会」例会
H21.05.30 緑化フェアー
H21.06.24 天神町表通りの歩行者道改修の要望書作成
H21.07.09 北区役所へ要望書提出
H21.09.19 第1回 後楽園界隈岡山県取得用地(土地)の活用検討会議
H21.09.26 『カルまちの会』第 6 回会議
H21.10.02 第 2 回 後楽園界隈岡山県取得用地(土地)の活用検討会議
H21.10.19 第 3 回 後楽園界隈岡山県取得用地(土地)の活用検討会議
H21.11.28 『カルまちの会』第 7 回会議
平成 22 年
H22.01.16 『カルまちの会』第 8 回会議
H22.01.26 トルコ日本年親善ツアー
H22.03.05 第 4 回 後楽園界隈岡山県取得用地(土地)の活用検討会議
H22.03.13 『カルまちの会』第 9 回会議
H22.05.23 (日)界隈再構(考)ワークショップ
H22.07.13 第 5 回 後楽園界隈岡山県取得用地(土地)の活用検討会議
H22.07.17 『カルまちの会』第 11 回会議
H22.08.06 夏の懇親会
H22.09.18 『カルまちの会』第 12 回会議
H22.10.13 第 1 回 おかやま 園・城・堀端 協議会
H22.11.19 第 2 回 おかやま 園・城・堀端 協議会
H22.12.20 第 3 回 おかやま 園・城・堀端 協議会
32
4 資料 カルまちの会の活動 2
平成 23 年
H23.01.15 よみがえる岡山城下ワークショップ PJ
H23.02.07 第 4 回 おかやま 園・城・堀端 協議会
H23.02.16 岡山アート・マーケット&ステーション「ART PLANT」構想
H23.02.22 出石工房改善会議
H23.03.02 おかやま 園・城・堀端 協議会
H23.03.25 おかやま 園・城・堀端 協議会
H23.03.30 園・城・堀端 マップ部会 設立
H23.04.04 第 1 回 天神部会
H23.05.09 第 2 回 天神部会
H23.05.13 岡山城後楽園界隈歴史「散策マップ部会」立ち上げプレ会議
H23.05.28 マップ部会 設立
H23.06.05 第1回 マップ部会
H23.06.10 第 3 回 天神部会
H23.06.28 第 4 回 天神部会
H23.07.01 第 1 回 岡山城後楽園界隈歴史と文化の講座、第1回マップ部会
H23.08.03 第 2 回 マップ部会
H23.08.22 第 5 回 天神部会
H23.10.27 旭川洪水時 堤防危険箇所早期改修の要望書提出
H23.11.16 第 6 回 天神部会
H23.11.18 第 5 回おかやま 園・城・堀端 協議会
平成 24 年
H24.04.11 『福岡屋保存プロジェクト』第1回協議会
H24.05.12 『福岡屋保存プロジェクト』第2回協議会
H24.05.16 『カルまちの会』役員会議
H24.06.07 第 1 回 福岡醤油建築調査
H24.06.30 『福岡屋保存プロジェクト』第3回協議会
H24.07.20 第 2 回 福岡醤油建築調査
H24.08.31 『福岡屋保存プロジェクト』第4回協議会
H24.09.03 マップ部会による後楽園界隈マップ完成
H24.10.22 『福岡屋保存プロジェクト』第6回協議会
H24.10.29 第 3 回 福岡醤油建築調査
H24.11.15 『福岡屋保存プロジェクト』第7回協議会
H24.12.05 『カルまちの会』役員会議
H24.12.06 福岡醤油建物の非破壊調査
33
4 資料 カルまちの会の活動 3
平成 25 年
H25.02.25 旭川土手柵プロジェクト第 1 回会議
H25.03.25 旭川土手柵プロジェクト第 2 回会議
H25.05.12 第 1 回福岡醤油建物プロジェクト会議
福岡屋保存プロジェクト調査報告会
H25.07.10 第 2 回福岡醤油建物プロジェクト会議
H25.08.07 第 3 回福岡醤油建物プロジェクト会議
H25.09.04 第 4 回福岡醤油建物プロジェクト会議
H25.09.20 旭川土手柵プロジェクト第3回会議
H25.10.02 第 5 回福岡醤油建物プロジェクト会議
H25.10.12 福岡醤油建物「煤払いボランティア」
H25.10.20 福岡醤油建物「活用発想ワークショップ」
H25.11.07 第 6 回福岡醤油建物プロジェクト会議
H25.11.08 旭川土手柵プロジェクトの雑木伐採下見
H25.12.14 『カルまちの会』役員会議
H25.12.03 第 7 回福岡醤油建物プロジェクト会議
平成 26 年
H26.01.14 第8回福岡醤油建物プロジェクト会議
H26.04.12 『カルまちの会』役員会議
H26.06.29 掃除および第 1 回たまり BAR
H26.07.02 第 1 回木造駆体調査 H26.07 第 2 回木造駆体調査
H26.08.04 第 3 回木造駆体調査
H26.08.24 掃除および第 2 回たまり BAR
H26.08.25 地盤調査および耐震補強工事開始
34
4 資料 福岡醤油建物を使った取り組み 1
平成 25 年
福岡家の歴史を調査。
プロジェクトホームページ立ち上げ。
地下の残存物の処理費用の見積。
地下の構造の建築の見積:ゼネコン等 4 社程度にヒアリング程度の見積を取る。
MINTO機構の補助金獲得:河原課長補佐・森脇市議と協議する。
H25.12.14(土) カルまち会総会で,プロジェクト進捗状況,今後の予定を報告
H25.12.19(木) 河原課長補佐との協議会(ルネス)
MINTO機構の補助金について協議。
木造建物部分の住民参加の掃除プロジェクトをやる。
ワークショップ計画
H25.12. 初旬 小林先生,耐震の評点を算出
H25.12. 末まで 小林先生,補強計画の作成
H25.12. 末まで 基本計画の策定(ラフな運営計画を作成)
平成 26 年
H26.01.14(火) 第 8 回実行委員会
H26.02.19(水) 第 9 回実行委員会 於:ルネス
H26.03.19(水) 第 10 回実行委員会 於:福岡醤油建物 H26.03.22(土) 弓之町 町内会で説明
H26.03.28(金) 岡山市大森市長へ陳情
H26.04.12(土) 岡山カルチャーゾーンまちづくり協議会 総会
H26.04.24(木) 第 11 回実行委員会
H26.05.12(月) 地域説明会打合会
H26.05.14(水) 地域説明会(40 名程度参加・説明資料配付)・第 12 回実行委員会
H26.06.11(水) 第 13 回実行委員会(福岡醤油建物) お掃除とオープンカフェの案内
文検討,案内文の配布先・配布方法(町内会長へ回覧板で回覧を要請),お掃除の範囲,オー
プンカフェでの利用範囲。
H26.06.17(火) お掃除とたまりBARの町内回覧依頼をもって回る
H26.06.26(木) お掃除とたまりバーの最終打合せ 「お茶・紙コップ・マスクの準備」
H26.06.29(日) お掃除ワークショップ(13 ∼ 17 時),たまりBAR
H26.07.09(水) 第 14 回実行委員会(ルネスホール)
H26.07 末まで 運営計画完成
35
4 資料 福岡醤油建物を使った取り組み 2
平成 26 年
H26.08.05(火) お掃除の案内を,中出石,下出石,上出石上組,上出石下組,弓之町,
弓之町,天神町,石関町,丸の内へ配布。
H26.08.06(水) 第 15 回実行委員会(ルネスホール)
建築部会・ボーリング調査のポイント2箇所決定
地域対策・出石町一丁目地区まちづくり推進協議会を次回実行委員会までに開催する。活
動報告書を1か月に1度は回覧板で回す。
H26.08.24(日) お掃除,たまりBAR
H26.09.13(土) 出石町一丁目地区まちづくり推進協議会
H26.09.24(水) 第 16 回実行委員会(福岡醤油建物)
H26.10.14(火) 第 17 回実行委員会(福岡醤油建物).
H26.10.26(日) お掃除,第3回たまりBAR
H26.11.08(土) 出石町一丁目地区まちづくり推進協議会
H26.11.17(月) 第 18 回実行委員会(福岡醤油建物)
H26.11 岡山市,市長・政策局と面談
H26.12.03(水) 岡山カルチャーゾーンまちづくりの会・総会・福岡醤油プロジェクト
の状況報告した。江面先生より,本物の歴史を残す必要あるが,そのチェックをどうして
いるかという忠告あり。また,登録有形文化財の登録をするとMINTOの補助金も出や
すくなるとのアドバイスもらった。
H26.12.10(水) 岡山市市議会 森脇議員 代表質問
H26.12.13(土) 出石町一丁目地区まちづくり推進協議会
H26.12.17(水) 第 19 回実行委員会(ルネスホール) 忘年会
36
4 資料 福岡醤油建物を使った取り組み 3
平成 27 年
H27.01.14(水) 公明党県会議員(増川・山田幹事長)に知事に要望書提出について陳情
に行く。県の文化振興課へ行く。弘西地区婦人会幹部(岸本会長・石尾前会長,
他 4 名)と懇談。
H27.01.16(金) 弘西地区婦人会の新年会へ行って署名のお願い(コミュニティハウス)
H27.01.21(水) 第 20 回実行委員会(ルネスホール)
H27.02.07(土) 出石町一丁目地区まちづくり推進協議会
H27.02.10(火) 岡山市連合婦人会総会で署名依頼
H27.02.13(金) 表町商店街連盟で署名集協力依頼
H27.02.18(水) 小橋工務店,現地調査
H27.02.18(水) 第 21 回実行委員会(ルネスホール)
H27.03.06(金) 表町商店会連盟に署名用紙を持参
H27.03.12(木) 第 22 回実行委員会(福岡醤油建物)
H27.03.19(木) 福武教育文化振興財団から助成金決定通知
H27.03.22(日) 表町サンデーストリートで署名集め
H27.03.25(水) 福岡醤油建物の入口左右のテント撤去
H27.03.25(水) 福岡醤油建物の入口シャッターの塗装
H27.03.31(火) 福岡醤油建物の入口シャッター商標完成
H27.04.01(水) 27 町内会へプロジェクト通信とたまりバーチラシ回覧依頼
H27.04.01(水) 4 月 17 日たまりバーと第2号,回覧板配布。
H27.04.08(水) 第 23 回実行委員会(福岡醤油建物)
H27.04.12(日) 岡山市市議会議員選挙
H27.04.17(金) お掃除&たまりBAR(第 4 回)
H27.04.18(土) カルまち会総会(プロジェクト進捗報告)
H27.04.25(土) 建築部会打合せ(ルネス)
H27.04.26(日) 中出石町町内会総会
H27.05.02(土) 石尾さん,御領園さん,深井さん,南部さん,森脇さん山本事務所へ
H27.05.08(金) 建築部会打合せ(ルネス)
H27.05.09(土) 出石後楽園通り商店会へ 6 月 7 日の協力要請
H27.05.17(土) イオンへ署名活動での場所利用申請に行く
H27.05.20(水) 第 24 回実行委員会(福岡醤油建物)
H27.05.24(日) イオンモールで署名集め
H27.06.07(日) たまりBAR(第 5 回)
H27.06.17(水) 第 25 回実行委員会(福岡醤油建物)
H27.06.20(土) 出石町一丁目地区まちづくり推進協議会
H27.06. 末まで 署名を市長へ提出
H27.07.15(水) 第 26 回実行委員会(福岡醤油建物)
37
4 資料 出石をどねぇんかする会の活動実績 1
平成 13 年
H13.10.04 出石をどねぇんかする会、設立
平成 14 年
H14.03.21 出石散策会 1 回目(出石ぶらり旅作成のため)
H14.11.04 出石散策会 2 回目(出石ぶらり旅作成のため)
平成 15 年
H15.04.25 出石ぶらり旅完成・配布
H15.12. 頃 第 2 トキワ荘、入居者募集開始
平成 16 年
H16.12.17 第1回出石町一丁目地区まちづくり推進協議会へ出席
平成 17 年
H17.04.24 大阪、平野郷・空堀横町視察
H17.08.20 講演&フォーラム「まちづくりは市民の手で!大阪平野のまちづくりに学ぶ」
開催(中央公民館が共催)
平成 17 年
H18.03.23 ∼ 03.26 「写真展 出石発」開催
H18.04.27 ∼ 04.30 「出石芸術百貨街」開催
H18.08.18 「出石発平和の祈り」桧山さんの歌声喫茶 開催
H18.08.25 岡山麦酒・出石発の発売(商品企画)
H18.10.01 「出石ぐるりうむ」(07 百貨街導入企画・出石町内のウォークラリー)実施
H18.12.23 「糸と街の灯かり」
(07 百貨街導入企画・ランプシェード作りのワークショップ)
実施
38
4 資料 出石をどねぇんかする会の活動実績 2
平成 19 年
H19.03.25 「アートな手作り鯉のぼり」(07百貨街導入企画・鯉のぼり作りのワーク
ショップ)実施
H19.04.24 出石ぶらり旅その二完成
H19.04.27 ∼ 04.30 「出石芸術百貨街 07」開催
H19.06.29 「出石発平和の祈り 07」桧山さんの歌声喫茶 開催
H19.08.14 ∼ 08.15 写真と街の灯り(烏城灯源郷)
H19.10.28 出石スケーププロジェクト・ぐるりうむ ∼出石路地裏探検隊
H19.11.18 出石スケーププロジェクト・コラージュ・紙芝居で出石昔ばなし
H19.11.23 ∼ 11.24 アートと米の収穫祭(ベネッセコーポレーション・直島福武美術
館財団主催)で出店(出張ぐるりうむ in 直島・岡山麦酒出石発)
H19.12.16 出石スケーププロジェクト・なりきり街並み芸術家 ∼出石の古民家で展覧
会をやってみよう
平成 20 年
H20.01.10 ∼ 01.20 出石スケーププロジェクト・残されたメッセージ展
H20.05.03 ∼ 05.06 出石芸術百貨街 08 開催
H20.06.29 出石発・平和の祈り 08 開催
H20.08.09 ∼ 10 烏城と街をつなぐ灯り(烏城灯源郷)
H20.10.31 出石茶話・百貨街 09 プレ企画(第 1 回),以降毎月 1 回開催(H21.6 まで)。
平成 21 年
H21.04.24 ∼ 26 出石芸術百貨街 09
H21.04.24 出石茶話(第 8 回)
H21.05.08 空き家(国富邸)プロジェクト開始
H21.05.26 出石茶話(第 9 回)
H21.06.16 出石茶話(第 10 回)
H21.06.29 出石発 平和の祈り 09
H21.08.15 ∼ 16 烏城灯源郷
H21.10.25 空き家(国富邸)プロジェクト・空き家アトリエ完成
39
4 資料 出石をどねぇんかする会の活動実績 3
平成 22 年
H22.04 空き家プロジェクト(井上邸)開始
H22.05.02 ∼ 05 出石芸術百貨街 10 開催
H22.06.29 出石発・平和の祈り 10 開催
平成 23 年
H23.09 空き家プロジェクト(井上邸)完成
40
4 資料 新聞記事 1
メディア掲載(アート)
2007.04.28
2013.12.03
41
4 資料 新聞記事 2
メディア掲載(アート)
2014.06.19
2014.07.23
2015.04.28
42
4 資料 新聞記事 3
メディア掲載(たまリBAR)
2015.04
2015.05
43
4 資料 新聞記事 4
メディア掲載(出石しろまち工房)
2014.07.31
2015.01.07
44
4 資料 雑誌記事 1
メディア掲載(るるぶ)
るるぶ2014年版
45
4 資料 雑誌記事 2
メディア掲載(エイ出版)
46
4 資料 福岡醤油建プロジェクト物実行員会 会則 1
福岡醤油建物プロジェクト実行委員会
会則
(平成 27 年 4 月 8 日制定,同年 5 月 20 日改正)
(名称)
第1条 本会は,福岡醤油建物プロジェクト実行委員会と称する。
(目的)
第2条 本会は,岡山後楽園の門前の町であり戦前からの古い街並みが残る出石町界
わいで,最も重要な建物である福岡醤油建物の保存活用が,岡山市の歴史遺産の保
存や文化芸術の振興,観光振興にとって高度の重要性を有することに鑑みて,その
活用保存の在り方を検討し,試行することを目的とする。
(事業)
第3条 本会は,前条の目的を達成するため,次の事業を行う。
(1) 福岡醤油建物の活用保存の在り方のついての具体的な検討および試行
(2) 活用保存の重要性についての住民や市民への啓発
(3) 活用保存に対する岡山市や岡山県への協力要請
(4) その他,目的を達成するため必要な事業
(会員)
第 4 条 本会の設立当初会員は,福岡醤油建物の活用保存に賛同する別紙記載の者
とする。新しく会員になろうとする者は,現会員総数の 3 分の 2 以上の賛成より会
員となることができる。
(役員)
第5条 本会に次の役員を置く。役員は,会員の互選で選任し,任期は2年とし,再
任を妨げない。
(1) 委員長 1名
(2) 副委員長 2名
(3) 幹事(会計) 1名
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4 資料 福岡醤油建プロジェクト物実行員会会則
福岡醤油建物プロジェクト実行委員会
会則
(4) 会計監査 1名
(5) 監事 2名
(役員の職務)
第6条 委員長は,本会の会務を総括し,本会を代表する。
2 副委員長は,委員長を補佐し,委員長に事故あるときはその職務を代行する。
(会議)
第7条 本会の会議は,必要に応じて委員長が招集し,開催する。ただし,毎年2
月末日までに必ず会義を招集し,前年の事業報告および会計報告,当年の事業計画
および予算を審議する。
(事業年度・会計年度)
第8条 本会の事業年度及び会計年度は4月1日から翌年3月31日までとする。
(収入)
第9条 本会の収入は助成金・寄付金・その他とする。会費の徴収はしない。
(会則の改正)
第10条 本会会則の改正は,会員の3分の2以上の同意による。 附則
本会則は,平成27年4月8日から施行する。
平成27年5月20日の改正は即日施行する。
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4 資料 福岡醤油建プロジェクト物実行員会 会員名簿
福岡醤油建物プロジェクト実行委員会
氏 名 (あいうえお順)
荒 川 佳 大
飯 島 章 仁
石 尾 玲 子
打 谷 直 樹
神 家 昭 雄
片 岡 八 重 子
岸 本 充 博
黒 瀬 仁 志
御 領 園 美 耶 子
佐 藤 直
佐 藤 正 彦
高 次 秀 明
深 井 靖 子
福 岡 英 明
福 岡 睦 子
松 下 邦 夫
森 脇 浩 之
弥 田 俊 男
山 本 賢 昌
横 田 勉
49
会員名簿
5 実行委員会からの要望書 1
福岡醤油建物プロジェクト実行委員会
委員長の思い
50
5 実行委員会からの要望書 2
51
5 実行委員会からの要望書 3
52
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