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薬剤性肺障害
Pulmonary Surfactant Protein-D 間質性肺炎の診断・経過観察に SP -D (肺サーファクタントプロテイン - D)測定 監修者 : 佐川 昭 先生 佐川昭リウマチクリニック 院長 SP - Dは 肺胞内に存在する糖タンパク質です。 間質性肺炎の検査として広く利用されています。 血液で簡単に測定できる検査です。 SP - D検査は薬剤性肺障害の診断・経過観察に有用です 発症時 SP-D 289ng 薬剤中止 治療1年後 SP-D 116ng 関節リウマチ治療薬による薬剤性肺障害と経過 佐川昭,他:間質性肺炎におけるSP-AおよびSP-D測定の意義.リウマチ科,33(1) :57-66,2005 主治医より 膠原病各疾患で見られる間質性肺炎は、 早期発見早期治療が原則で早めの受診による 初期症状の把握が必須であり患者教育が重要です。 受診時には、理学所見、 レントゲンに加えSP-Dなどの 血清マーカーのチェックが重要と考えます。 佐川昭リウマチクリニック 院長 佐川 昭 先生 Pulmonary Surfactant Protein-D 間質性肺炎とSP - Dについて佐川先生にお伺いしました Q 1 間質性肺炎とはどんな肺炎ですか? A 1 細菌などの肺炎とはまったく違う肺炎です。 Q 2 SP-Dとは何ですか? A 2 間質性肺炎の早期から上昇することが知られている、血清マーカーです。 Q 3 SP-D検査はどのように利用されていますか? A 3 呼吸器科はもちろん、 リウマチ科、膠原病科で利用されています。 治療薬によって起こる肺障害の検出にも有用とされています。 Q 4 治療薬によって起こる肺障害とは何ですか? A 4 薬を服用した副作用によって肺に障害を起こすことがあります。 例えば、抗がん剤、 インターフェロン製剤、 リウマチ治療薬などで 肺障害が起こった例が知られています。 Q 5 佐川クリニックでは実際にどのようにSP-D検査を実施していますか? A 5 MTX投与前に基礎値を調べておき、肺障害疑い時には再度検査して 間質性肺炎の早期発見に努めています。 製造販売元 販売元 〒104-6004 東京都中央区晴海1-8-10 TEL:03-6219-7600 FAX:03-6219-7614 http://www.kyowamx.co.jp/