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趣旨等を記載した書類[PDF:1295KB]
モチベーション行動科学部 モチベーション行動科学科 設置の趣旨等を記載した書類 1 <目次> 1 モチベーション行動科学部設置の趣旨及び必要性 1. 本学の教育理念及び沿革 2. 設置の趣旨と必要性 3. 養成する人材像と卒業後の進路 4. 研究対象とする中心的学問分野 2 モチベーション行動科学部モチベーション行動科学科の特色 3 学部・学科の名称および学位の名称 4 教育課程の編成の考え方及び特色 1. 教育課程の編成の基本方針 2. 教育課程の構成及び科目配分の特色 5 教員組織の編成の考え方及び特色 1. 教員の配置 2. 教員の構成 6 教育方法、履修指導方法及び卒業要件 1. 教育方法 2. 履修方法及び指導体制 3. 卒業要件 7 施設、設備等の整備計画 1. 校地・運動場の整備計画 2. 校舎 3. 図書等の資料及び図書館の整備計画 8 入学者選抜の概要 1. アドミッション・ポリシー 2. 募集人員と選抜の方法 9 資格取得を目的とする場合 10 企業実習の具体的計画 11 管理運営 12 自己点検・評価 1. 基本方針 2. 実施方法及び体制 2 3. 評価項目 4. 結果の活用及び公表 13 情報の公表 1.情報の公表の方針 2.情報の公表方法 14 15 授業内容・方法の改善を図るための組織的な取組 社会的・職業的自立に関する指導等及び体制 1. 教育課程内の取組 2. 教育課程外の取組 3. 体制の整備 3 1 モチベーション行動科学部設置の趣旨及び必要性 1.本学の教育理念及び沿革 学校法人三幸学園(以下、「本学園」とする。)は、昭和60年の開校以 来26年にわたり『技能と心の調和』を教育理念とする教育を展開してき た。 本学園においては、社会に貢献する人材の輩出を目標とし、 “社会に貢献 する人材とは、専門的知識や技術を十分に持ち、常に変遷する社会に対し 柔軟に対応し、社会人としての使命感をしっかり確立した人物”と定義し、 心豊かな人間性を育む教育を目指している。 そのような教育理念のもと、本学園では、平成23年4月現在、36校 の専門学校を運営し、全校で約1万7千名の学生が、 『専門的な知識や技術 を学ぶと共に、人間性豊かな心を併せ持つ人』を目指し、日々勉学に励ん でおり、その卒業生は、医療秘書・歯科アシスタント・介護福祉士・スポ ーツインストラクター・ビューティーアーティスト等として、全国の医療 機関・福祉施設・スポーツ施設・ビューティービジネス関連施設等でスペ シャリストとして活躍し、それぞれの就職先からも絶大な信頼を得ている。 以上のように、本学園は、専門職教育機関としての基盤と歴史を有し、か つ、広く社会的に貢献してきた。 一方、今日の社会は、専門的知識のみならず、それに見合う実践的スキ ルをバランスよく有している人材を求め、かつ評価するようになってきて おり、高等教育機関もそのような社会的要請に応えるべく、従来のような アカデミズム中心から、実学重視のカリキュラムに移行してきた。また、 近年、18歳人口は減尐しているものの、高校を卒業した学生が高度な学 習機会を求める傾向にあり、本学園在学生及び卒業生においても、その興 味関心を示す傾向は強くうかがえ、学生の高学歴志向はより高まってきて いるものと考えられる。そこで本学園は、専門学校経営を通してこれまで 培ってきたさまざまな蓄積を活かし、そのような進学意欲を持つ人々の期 待に応えるべく、理論と実践のバランスを重視した4年制大学として、本 学「東京未来大学(以下、「本学」とする。)こども心理学部こども心理学 科」を平成19年4月に設置した。 この、東京未来大学こども心理学部こども心理学科おいても、教育理念 として『技能と心の調和』を掲げ、日本の未来を担う子どもの豊かな成長 を、家庭、学校、地域社会との相互関係という視点から捉えた上で、単に 4 知識や技術を研究するに留まらず、人間性を高める教育を併せて展開する ことによって、真に社会に役立つ人材を育成している。平成22年度を完 成年度として、平成23年3月、初の卒業生を輩出している。平成22年 度卒業生の就職率は93.3%である。 2.設置の趣旨と必要性 (1)既設学部の状況 前述の通り、本学は平成19年4月、子どもの心理を理解した社会人・教 育者の育成を目指し、こども心理学部こども心理学科こども心理専攻、及び こども保育専攻を設置した。 設置に当たっては、現代の子どもを取り巻く状況に適切に応えることがで きるよう、幼児・児童の健全育成を目指し、 「子どもの心理」に関する専門的 な知識や技術(現代から未来に向けて変化進展していく社会的状況に対応し 得る最新の理論及びスキル)を修得できる4年制大学を目標としてきた。 さらに本学では、さらなる教育内容の充実を図ると共に、今後の中長期に わたる教員需要の増加予測や本学の立地する足立区を含めた近隣地域におけ る教員養成の根強い要望等、社会の要望にも積極的に対応していくため、平 成23年度より新たに小学校教諭一種免許状の取得に係る教職課程を設置し、 こども心理学科こども保育専攻を、こども心理学科こども保育・教育専攻に 変更した。 (2)新学部の設置 今回、本学では、子どもを取り巻く大人たちの養成から、その対象を、中 学、高校、社会へと広げ、企業組織や教育機関、地域コミュニティーといっ たあらゆる人間や集団に対し、その人間行動や社会環境を正確に理解した上 で、周囲の人々の行動を活性化することで、真に社会に貢献できる人材を養 成することをその教育目標とした、新設学部を設置することとした。社会で は、組織やチーム、コミュニティーの一員として、各種の目標実現を志向す る「モチベーション(動機づけ)」が存在し、またそれらを高めることが求め られる。社会で必要とされる、 「組織成員として組織の健康な発展に貢献する モチベーション」、 「他者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーション」、 「広い関心と学びへのモチベーション」、それらを学び、理解することにより、 自己を含め、所属する集団や組織、地域・社会とその成員に対して影響力を 与え、活性化を促すことができる人材を養成していくことが、新学部の教育 目標となる。 5 この教育目標を達成するため、新学部の教育課程においては、組織経営、 心理、教育・コミュニケーションの3つの学問領域をたて、それらを、後段 で詳述するとおり、3つの養成する人材像に対応して配置する。3つの養成 する人材像は、①広く一般企業において活躍できる人材、②教育者として人 材育成に貢献できる人材、③公務員・公共機関等において地域・社会に貢献 できる人材であり、それぞれが主に経営領域、教育領域、心理・コミュニケ ーション領域の専門性を身に付ける教育課程を構成する。この3領域の重複 分野として、社会心理学、モチベーション論、リーダーシップ論、人的資源 管理論をはじめ、組織心理学、コーチング、ポジティブ心理学等が、本学部 のコアとなる学問領域となるのであり、これらを核として、それぞれの進む べき方向性に対応した専門領域を修得することで、育成すべき人材の養成を 実現していく。 (資料1) 現在の日本には閉塞感が強く、企業も政治も若者にさえ元気がないといわ れる。未曾有の就職氷河期において、社会、企業や組織など産業界、教育界、 その他あらゆる分野で求められる人材は、まさに本学が新設学部において教 育目標として掲げる、自己や他者をもモチベートできる人材、組織や社会を 活性化できる人材であることは言うまでもない。本学では、そのような社会、 企業、地域の要請に応えるべく、平成24年4月、新学部「モチベーション 行動科学部」 (以下、 「本学部」とする。)の設置を構想するにいたったもので ある。 3.養成する人材像と卒業後の進路 本学部においては、前述のコア科目の修得を通して、以下の技能と知識を 身に付けることを目指している。すなわち、 ①組織行動に関する基礎的知識を備え、組織活性化や組織人材の育成に取り 組み、組織変革を推進することができる。 ②モチベーション、リーダーシップに関する専門的知識とマネジメント能力 を備え、所属する集団や組織、社会における成員の活動を促進することがで きる。 ③自らの専門性を発揮し、他者や社会に対して影響力を行使しうる、豊かな 表現力や優れた察知力を備えた、高いコミュニケーション能力と対人関係ス キルを有する。 これに加え、さらに卒業後に希望する進路に対応し、それぞれ対応する専門 領域の修得を通して、それぞれに必要な知識や技能を身に付けることが求め 6 られる。それは、 ㋐広く一般企業において活躍できる人材、すなわち、一般企業への就職や、 起業などを目指す人材においては、経営領域の学問分野を中心としたカリキ ュラムを経て、「組織成員として組織の健康な発展に貢献するモチベーショ ン」を理解し、組織における自らの役割を適切に認識しながら必要なリーダ ーシップを発揮することができる知識と技能を身に付ける。 ㋑教育者として人材育成に貢献できる人材、すなわち、中学・高校教員や、 その他教育機関での教育者を目指す人材においては、主に教育分野を中心と したカリキュラムの修得を経て「広い関心と学びへのモチベーション」を理 解し、自ら高い志と情熱を持って人と向き合い自発的な学習を支援すること ができる知識と技能を身に付ける。 ㋒公務員・公共機関等において地域・社会に貢献できる人材、すなわち、公 務員や、NPO・NGOなどにおいて、地域やコミュニティーの発展を目指 す人材においては、主に心理・コミュニケーション領域を中心としたカリキ ュラムの修得を経て、 「他者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーショ ン」を理解した上で、その専門性を発揮することで、地域・社会の活動を支 援し、人々のQOL(生活の質)を高めることができる知識と技能を身に付 ける。 以上が、本学部において育成する力すなわちディプロマ・ポリシーである。 4.研究対象とする中心的学問分野 上記の人材養成の目的に見合うよう、本学部の学生には、一般教育科目を 通じて幅広い教養と、組織経営、心理・コミュニケーション、教育分野の高 い専門性を身に付けるとともに、主体性や積極性、他人との高いコミュニケ ーション能力を育成し、指導員やリーダーになる上で不可欠な、モチベーシ ョンの知識とスキルの育成をその教育研究上の目的とする。 この、教育研究上の目的を達成するため、本学部では、モチベーション行 動科学を学問領域として、その研究を推進する。 モチベーションに関する研究は、東京大学大学院教育学研究科による学習 モチベーション研究、神戸大学大学院経営学研究科による一連のモチベーシ ョン論研究、大阪大学大学院人間科学研究科によるポジティブ心理学研究、 および東京国際大学人間社会学部におけるワーク・モチベーション研究など の先端研究が先導している。また、モチベーションに関する理論的研究、な らびに実践的研究は、心理学諸学会においても機関誌や大会、シンポジウム 7 などを通じて近年発表も増加している。こうした研究の広がりを基盤として、 研究の推進および社会のニーズに合致する新たな学問領域として推進してい きたいと考えている。 8 2 モチベーション行動科学部モチベーション行動科学科の特色 本学は、中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」で提示されてい る7つの機能のうち、 「幅広い職業人の養成」及び、 「地域の生涯学習機会提供 の拠点」の機能に比重を大きく置いている。 モチベーション行動科学部においては、そのうち特に「幅広い職業人の養成」 に重点を置くものであり、以下のような特色を持った教育課程や教育方法を実 践していくこととしている。 ①キャリア教育の充実(プロジェクト・ベースド・ラーニングの導入) 本学部では、キャリア科目群として、企業実務家招聘による実学授業 を数多く配置していく。さらに、フィールドワーク型授業も適度に配置 しさらに実践的な理解と技術を育んでゆく。 ②アクティブ・クラス・スタイルの導入 本学部の講義群においては、単なる講義に終わることなく、講義と演 習・実習を組み合わせた授業スタイル(=アクティブ・クラス・スタイ ル(ACS))を積極的に導入する。 なお、モチベーション行動科学部の構成は、以下のとおりである。 学部・学科の名称 入学定員 モチベーション行動科学部 モチベーション行動科学科 収容定員 人 人 100 400 学位 学士 (行動科学) 9 3 学部・学科の名称及び学位の名称 学部名称:モチベーション行動科学部 「School of Motivation and Behavioral Sciences」、 学科名称:モチベーション行動科学科 「Department of Motivation and Behavioral Sciences」 学位名称:学士(行動科学) 「Bachelor of Behavioral Sciences」 モチベーション行動科学部においては、学部の教育目標を達成するため、 その教育課程において、組織経営、教育、心理・コミュニケーションの3つ の学問領域をたて、それらを3つの養成する人材像に対応し配置する。 この3領域の重複分野として、社会心理学、モチベーション論、リーダーシ ップ論をはじめ、組織心理学、コーチング、ポジティブ心理学等が、本学部 のコアとなる学問領域となるのであり、これらを核として、それぞれの進む べき方向性に対応した専門領域を修得することで、育成すべき人材の養成が 可能となると考えている。 このコア領域を示す名称として、本学では「モチベーション行動科学」が 最も適切でかつ、一般的に受入れられ易い名称として捉えている。モチベー ション行動科学とは、自らに対し、及び自らの周囲に存在する、あらゆる組 織や集団の成員である人間に対し、課題を発見し、解決し、前に進む意欲を 創出していくことで、組織や人を活性化する知識や技能を学ぶ学問と定義す るものである。 学位の名称については、広く学問分野を示すものとして、行動科学とする。 10 4 教育課程の編成の考え方及び特色 1.教育課程の編成の基本方針 モチベーション行動科学部においては、その教育目標である「社会で必要 とされる『組織成員として組織の健康な発展に貢献するモチベーション』 『他 者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーション』 『広い関心と学びへの モチベーション』を学び、理解することにより、自己を含め、所属する集団 や組織、地域・社会とその成員に対して影響力を与え、活性化を促すことが できる人材の養成」を実現するため、教育課程を「一般教育科目」と「専門 教育科目」に区分し、それぞれの教育が有機的に連携し、体系的に学習でき るように編成する。 「一般教育科目」は、国際化やIT化がますます進展するわが国の現状へ の対応に加え、豊かな人間性と幅広い教養を身に付けられるよう、 「教養科目 群」 「スポーツ科目群」 「情報処理科目群」 「外国語科目群」の区分により編成 する。 また、 「専門教育科目」では、組織心理学やモチベーション論といったコア 科目を中心として、養成する3つの人材像すなわち「広く一般企業において 活躍できる人材」「教育者として人材育成に貢献できる人材」「公務員・公共 機関などにおいて地域・社会に貢献できる人材」のそれぞれに対応する科目 群として「経営科目群」「教育科目群」「心理・コミュニケーション科目群」 の区分により編成する。さらに、社会でも即戦力となり得る実践力の修得を 目的とした「キャリア科目群」及び「卒業研究科目」を配置する。 2.教育課程の構成及び科目配分の特色 (1)一般教育科目 本学では、 「教育の理念」にある通り、人間性を高める教育に重点を置 き、真に社会に役立つ人材の育成を目指している。本学部の教育目標を 達成する上でも、一般的で広範かつ基礎的な教養を十分に理解している ことが求められる。したがって、一般教育科目では、一般的な教養とし て今日の日本社会の現状との関わりを重視し、各学生が幅広く、また多 角的に学べるよう、「教養科目群」「スポーツ科目群」「情報処理科目群」 「外国語科目群」を設置し、基礎的な知識と同時に豊かな心を育てる人 間教育を展開する。 ①「教養科目群」 11 ここでは、 「自然科学」 「人文」 「社会」の3領域を各々6科目及び日本 国憲法(計19科目)を配置する。専門教育科目へ直接繋がる科目とし て[経済学]2単位を必修とし、選択必修10単位、計12単位を必修単 位とし、1学年次に配当する。低学年次教育として、高等教育を学ぶ上 での基本的教養、かつ学士として必要最低限の一般教養を涵養するもの である。 ②「スポーツ科目群」 理論科目として [健康科学論][レクリエーション論]の2科目を配置 するとともに、学生自身の体力向上をはかる実習科目として[体育実技 Ⅰ][体育実技Ⅱ]を併せ、 「スポーツ科目群」として一つの科目群とする。 2単位以上の選択必修として、現在はもちろん生涯に渡って健康な暮ら しができるような教養知識を身に付けられるよう取り入れるものである。 ③「情報処理科目群」 現代社会でその知識やスキルが必須条件となっている情報リテラシー に関して、[情報処理基礎Ⅰ][情報科学概論]を必修として配当し、基本 的操作を中心に、今後この分野を学習していくうえで最低限必要な知識 やスキルを養う。さらに、応用的なスキル、専門的な知識を身に付ける ための科目として、演習科目6科目、[情報処理基礎Ⅱ][情報処理応用 A][情報処理応用B][ワープロ演習][表計算演習][PCプレゼンテーシ ョン演習]を設定している。 ④「外国語科目群」 国際化の進む現代社会で必要不可欠となりつつある「外国語」、なかで も標準言語となりつつある英語に重点を置いた科目を配置する。読解力 の向上を目的とする[英語Ⅰ]ならびに英語のコミュニケーション能力を 養う[英語コミュニケーションⅠ]をそれぞれ必修科目として設置して いる。また、昨今の国際情勢から発展が目覚しいアジアに目を向けるた め、[中国語][韓国語]の配置も実施する。主に1・2年次の配当とし、 やや、応用的となる[ビジネス英語]を3年次配当とする。 (2)専門教育科目 本学部では、その教育目標を実現するため、専門教育科目における3つ の学問領域を効率よく履修していくため、 「心理・コミュニケーション科目 群」「経営科目群」「教育科目群」に分類して体系的に設置し、専門教育科 目の科目群においては、講義と演習・実習を組み合わせた授業スタイル= アクティブ・クラス・スタイル(ACS)を多く取り入れ、より実践的な 12 授業としていく。 ①「心理・コミュニケーション科目群」 本学部のコアとなる科目、すなわち[社会心理学]、[モチベーション論]、 [リーダーシップ論]をはじめ、[組織心理学]、[コーチング]、[ポジティ ブ心理学]等と、『他者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーショ ン』を理解するための、[応用コミュニケーション論][ジェンダー論][感 性心理学]等を配置。 ②「経営科目群」 企業経営や、マーケットを理解する上で必要な[経営学]、[マーケティ ング]「中小企業論」などの専門領域に加え、『組織成員として組織の健 康な発展に貢献するモチベーション』を理解するために必要な、[人的資 源管理論]、[人的資源管理論]などを配置。 ③「教育科目群」 [生涯学習論]、[教育と産業社会]、[開発教育]など、教育に対する深 い知見と技術を学び、 『広い関心と学びへのモチベーション』を理解する 科目群として配置する。また、中学・高校教諭を目指す学生に対応し、 <教職課程科目>を設定している。 (3)キャリア科目 実社会に対応する実践力を養う科目として「キャリア科目」を設置す る。キャリア科目群は社会人として社会に踏み出すためのステップアッ プ科目として位置付けている。1年次より、[カレッジ&キャリアスキル ズA・B]として学生生活指導を行いつつ、[プレゼンテーションⅠ・Ⅱ] では社会や集団の中で個性を発揮する土台作りを行う。さらに、[キャリ アモデル・ケース・スタディ][事例で学ぶビジネス][起業と事業創造]と いった、多くの実務家を招聘した実学授業を数多く配置し、強力に社会 人力・就業力の養成を図っていく科目群とする。 (4)「卒業研究科目」 卒業研究科目は、[卒業研究]と、その科目履修に向けての演習科目であ る[演習Ⅰ・Ⅱ]で構成されている。[演出Ⅰ・Ⅱ]が3年次設定、[卒業研究] が4年次の設定であり、4年次は各自卒業研究・卒業論文として完結させ るための個別指導を中心とした指導の時間設定を行っている。 卒業研究科目については、すべて必修科目とし、[卒業研究]については、 学生は卒業研究または卒業論文を各自の研究目的に合わせ、形式を選択す ることができる。 13 5 教員組織の編成の考え方及び特色 1.教員の配置 モチベーション行動科学部の教員組織は、その専門領域が、経営、教育、 心理学の3領域にまたがる学際領域となることから、それぞれの専門領域の 専任教員で構成する。 これらの専任教員は、独立的に各領域科目のみを担当するのではなく、相 互に関連し合う科目を有機的に支え合うことで、各領域の教員同士が連携し、 モチベーション行動科学部全体の教育、研究機能を柔軟かつ活発にする。 本学部設置にあたっては、新たな専任教員の採用11名と既設学部より7 名の専任教員の異動を実施し、計18名の専任教員(内教授8名、准教授4 名、講師4名、助教2名)を配置する。これは、これまでの本学の特徴的教 育方法である尐人数教育をさらに徹底し、また、フィールドワーク等の実践 的科目の充実に対応し、これまでの教育水準を確保するばかりでなく、さら なる向上を図っていくことを企図したものである。本学部の専門教育科目と して開設する123科目のうち、74%超となる92科目において、十分な 教育研究経験と実務経験を有する専任教員を配置することにより、教育の充 実をはかっていくこととしている。 2.教員の構成 本学部設置時における、専任教員の年齢構成・男女構成は下表のとおりで ある。それぞれにバランスのとれた配置を心がけている。 29 歳以下 30~39 歳 40~49 歳 50~59 歳 60 歳以上 計 男性 0 5 3 3 2 13 女性 0 3 1 0 1 5 計 0 8 4 3 3 18 なお、本学教員の定年は60歳であるが、本学部の教員任用にあたり、6 0歳を超えるもの及び学年進行中に 60 歳を超えるものについては、定年規程 の特例措置として、本学部設置時より完成年度までの間に着任する教員の定 年を本学部完成時まで延長する(資料2、資料3)。したがって、本学部に就 任する教員が定年規程を超える年齢、もしくは学年進行中に定年規定を超え る年齢であっても規定上の問題は発生しない。本学部が定年規程を超える年 齢の教員を採用する主な理由次の通りである。 ① 年齢に関わりなく、優秀かつ功績のある人材を確保できることによっ 14 て、より充実した教育指導を受ける機会を学生に提供できる。 ② 大学に異なる経験や発想を持つ多様な人材を受け入れることが、競争 的な環境を生み出し、教員相互に刺激を与え合うことによって、各教 員の能力向上に資する。 ③ ベテラン教員の経験を通じた若手教員の育成が可能となる。 15 6 教育方法、履修指導方法及び卒業要件 1.教育方法 本学ではこれまで、設置趣旨及び教育の方向性を踏まえたうえで、教育効果 をより高められるよう以下の教育方法を実施している。また、学生一人ひとり に対するきめ細やかな履修指導に重点を置いているため、以下のような体制を 整備しており、期待の成果を実現しているものと認識している。 これらは、既設学部、及び新設予定学部においても特段の変更は行わず、今後 も実施していく予定である。 (1)尐人数教育の実施 本学では、演習・実技系科目を中心に、10~20人程度の尐人数教育を積 極的に実施する。これにより、学生一人ひとりに対し、きめ細やかな学習の指 導を可能とする。 (2)クラス担任制の導入及びキャンパスアドバイザーの導入 尐人数教育の積極的な実施と、学生の生活面をサポートするために、本学で はクラス担任制、及びキャンパスアドバイザー(以下、 「CA」という)を導入 する。学生の入学時からクラスを編成し、1クラスにつき1人の専任教員を担 任として配置し、合わせてCAが副担任として、担任である専任教員とも連携 して、学生一人ひとりの、特に教務以外の生活面を中心として、履修登録の指 導から学習の進捗状況に対するアドバイス、就職支援まできめ細やかなサポー トを行う。 (3)学生のフォローアップ 学力不振な学生に対しては、その学生のクラス担任とCAが中心となり、補習 などの機会を設け、履修指導及び学習指導を実施する。これは、学力不振な学 生に対するフォローアップだけではなく、その後の学習意欲の向上といった効 果も期待できる。 2.履修方法及び指導体制 本学部は、3学問領域の学際分野となり、その配当科目数は160超と非常 に多い。これらを学生の希望する将来像や進路向けて、適切に選択して学べる よう、履修モデル(資料4)の提示の他、主にCAを通じて、以下の決め細か な指導体制を整えている。なお、本学部の履修登録上限は半期24単位として いる。 (1)宿泊オリエンテーションの実施 16 すべての入学生に対し、宿泊施設を利用した2泊3日程度の日程による「宿 泊オリエンテーション」を実施する。担任及びCAからの履修指導や一般社会 における新人教育研修の内容を参考に、ディスカッション等のグループワーク を通して、学習の目的や学校のルールを認識させるとともに、明確な目標設定 を行う。これにより、学生の学生生活における意識向上を図る。 (2) 履修指導の実施 学生の履修方法や学生生活に関する相談には、担当CAがその相談に応じ、 指導を行う。また、CAは、随時に学生の履修相談を受け付ける他、学生が、 将来の進路を含め、的確なアドバイスを得られるよう、クラス担任を含めた全 教員との連携をとり、学生一人ひとりの履修状況や、学習進捗を細かく情報共 有しながら、学生に対するアドバイスを行う。 (3)学生に関わる事務諸業務 CAは、テキスト購入・各種証明書の発行・資格申請・奨学金制度・保健管 理の事務手続きなど、学校生活において学生と直接関わる事務諸業務について も実施する。 (4)シラバスの提示 学生の4年間の履修計画を支援するために、すべての授業科目においてシラ バスを作成し、教育目的・目標、内容、評価方法などを学生に明示する。 3.卒業要件 本学では、学生が本学を卒業する際、各学部に求められる専門性を十分に 学び、より柔軟で的確な対応力を持つ人材となるよう、それぞれに卒業要件 を設定している。 モチベーション行動科学部モチベーション行動科学科における卒業に必要 な単位数は124単位以上であり、その内容は次頁のとおりである。 17 <モチベーション行動科学部 科 一 般 教 育 科 目 科 目 専 門 教 育 目 区 卒業要件> 卒 業 要 件 単 位 分 必修 選択 教養科目群 2 10 スポーツ科目群 0 2 情報処理科目群 6 0 外国語科目群 6 2 心理・コミュニケーション科目群 14 2 経営科目群 6 6 教育科目群 4 6 キャリア科目 10 4 卒業研究科目 8 0 合計 56 単位 32 単位 18 自由 0 36 36 単位 小計 28 単位 以上 96 単位 以上 124 単位 7 施設、設備等の整備計画 1.校地・運動場の整備計画 本学のメインキャンパスは、東京都足立区千住曙町34番12に設置する(堀 切キャンパス)。総面積8,319.51㎡の敷地に講義棟2棟(内1棟建設中、 平成23年8月竣工予定)、事務研究棟1棟、体育館1棟、ホール1棟を配置し ている。堀切キャンパスにおいて、全講義を実施するものであり、モチベーシ ョン行動科学部学生も、本堀切キャンパスが、その学生生活の中心となる。堀 切キャンパスは、上記校舎には学生ホールやダイニングカフェ、ウッディで落 着きのある図書館、教会をイメージした未来ホールなどが設置され、さらに学 生たちの集いの場となる石畳のパティオ(中庭)など、大学生という多感な時 期を過ごす場所としてふさわしい快適な環境が整備されている。 さらに、運動場として、東京都足立区南花畑 1 丁目3998番―3に12,3 10.09㎡を平成22年度に取得した(六町キャンパス)。現在、多目的グラ ンドとして利用している。 2.校舎 堀切キャンパスは、現在、講義棟1棟、事務研究棟1棟、体育館、ホール等 を設置しており、さらに、平成23年8月を竣工予定として、新講義棟1棟を 建設中である。 新講義棟の竣工により全体で、講義室10室、演習室16室、実験実習室1 6室、情報処理室4室、研究室49室等が整備される。 本学の教育課程においては、演習・実技系科目を中心に、 “グループ学習”と いった学習方法や尐人数クラスでの授業を積極的に取り入れている。そのため、 机・椅子が移動可能な演習室を多く設置している。また、この演習室は、尐人 数での講義室の機能も兼ねることができる。 情報処理室4室では、SPSS計算ソフト等の機能をパソコンに装備させる ことにより、情報処理科目群の科目はもちろん、 [心理統計法Ⅰ・Ⅱ]の講義な どにも十分な対応が可能である。さらに、情報処理室の1室にはCALL教室 の機能も充実させ、語学教育への対応も可能にしている。また、新講義棟にお いては、今後のICTを活用した授業への対応から、全館無線LAN対応を予 定している。 3.図書等の資料及び図書館の整備計画 19 本学は、堀切キャンパス事務研究等に 406.01 ㎡の図書館を設置している。こ の図書館においては、すでに、図書35,000冊、学術雑誌93冊(内電子 ジャーナル2)を所蔵しており、新学部においてもこれを有効に活用し、また、 順次充実を図っていくこととする。 本学図書館は、本学の教育・研究を推進するための学術情報基盤の中心的役 割であり、学術情報の発信施設である。この見地に立ち、閲覧・検索のみなら ず、文献複写、希望図書リクエスト、研究費購入図書なども、学内LANを通 じて迅速に対応できるよう整備している。 また、図書館の設備として、81席の閲覧席、レファレンスコーナー、図書 検索システムを整備している。図書検索システムでは、本学の図書館に整備さ れている図書等を利用者がWEB上で検索することを可能にするだけでなく、 電子ジャーナルを導入することによって、WEBデータベースや電子ジャーナ ル等のコンテンツが利用できるよう整備し、研究における学術情報提供の環境 を充実させている。 その他に、新聞や雑誌等の閲覧コーナーやブラウジング等を整備し、学生や 教職員の学習スペースとしての利用や図書等の閲覧に十分な座席数を確保して いる。 20 8 入学者選抜の概要 1.アドミッション・ポリシー モチベーション行動科学部では、本学部の教育目標を実現する資質のある 学生を選抜するため、人と関わり、よく学習し、様々な経験を通して得られ る人間力を重視した選考を実施すべきと考えている。従って、本学部の学生 の選抜は、学習への高い意欲と、人とよく関わることのできる対人関係能力 に重点を置く。また、個性豊かな人間が協力し合って、お互いから学び合う ことも、かけがえのない学習であると考え、様々な個性・経験・技能を持っ た学生を幅広く受け入れる方針である。これらを踏まえ、一般入試のみなら ず、指定校推薦及び特別選抜入試を実施する。 2.募集人員と選抜の方法 本学部の選抜方法ごとの募集人員は、以下のとおりとする。 入学定員 募集人員 一般入試選抜 推薦(指定校) 推薦(公募型) 特別選抜(AO) 40 5 15 40 100 高い専門性を持つ理論や技術を習得するには、学ぶことへの強い意欲が必 要である。ゆえに、すべての入学希望者には、入学の意思をテーマにした小 論文を課し、これを一つの選抜の基準とする。 入学者選抜の実施にあたっては、入試委員会において、公正かつ厳正な方 法により行うものとする。 なお、大学に入学することのできる者は、学校教育法第90条第1項の規 定に従い、高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者、通常の課程による 12年の学校教育を修了した者又は学校教育法施行規則第150条(昭和2 2年文部省令第11号)に定められている者とする。 ① 一般入試選抜 英語及び国語の学科試験のいずれか及び面接、または学科試験のみを実施 し、その結果をもって判断する。 ② 推薦(指定校) 学科試験を免除し、高校在籍時の成績評定等の書類審査と面接により判断 する。 ③ 推薦(公募型) 学科試験を免除し、高校在籍時の成績評定等の書類審査と面接により判断 21 する。指定校推薦に比べ、より面接を重視した判断とする。 ④ 特別選抜(AO入試) 学科試験を免除し、面接試験を実施する。面接試験では、本学部での勉学 意欲や自己表現、対人能力など個性の豊かさが主な評価の対象になる。小論 文の内容審査と併せて総合的に判断する。 22 9 資格取得を目的とする場合 本学部において取得できる資格は、以下のとおりである。 資格の名称 中学校教諭一種免許 (社会) 高等学校教諭一種免許 (公民) 社会調査士 認定心理士 資格取得の条件 中学校教諭免許に必要な単位をすべて修得した卒業生は、卒業後、中 学校教諭一種免許(社会)(国家資格)の取得が可能となる。 高等学校教諭免許に必要な単位をすべて修得した卒業生は、卒業後、 高等学校教諭一種免許(公民)(国家資格)の取得が可能となる。 社会調査士に必要な単位をすべて修得した卒業生は、卒業後、社会調 査士資格(社会調査協会認定資格)の取得が可能となる。 卒業要件単位をすべて修得した卒業生は、卒業後、認定心理士(日本 心理学会認定資格)を取得することができる。 卒業要件単位をすべて修得した卒業生は、卒業後、産業カウンセラー 産業カウンセラー (日本産業カウンセラー協会認定資格)の受験資格を取得することが できる。 23 10 企業実習の具体的計画 企業実習として、 「短期インターンシップ」を3年次に配置する。この短期 インターンシップは、こども心理学部、モチベーション行動科学部の両学部 を対象とした、実習形式のキャリア科目であり、学生が一定期間、企業や自 治体の中で研修生として働き、自らの将来に関連のある職業に関して就業体 験を積むことを目的とする。就業意識を高め、実習後の学習意欲の向上を図 るとともに、職業選択における自らの適性理解を促すことで就職先のミスマ ッチを防ぐねらいもある。実習前後の指導と、実習後の学生の報告、受け入 れ先からの評価に基づき単位認定を行う。 これまで、本学におけるインターンシップは課程外であったが、平成22 年度において、15社、30名の派遣を実施している。 (資料5)これら、派 遣先に対して、今後も継続派遣を予定している。 24 11 管理運営 本学では、建学の精神と教育理念を具現化しつつ、永続的な発展を遂げて いくために、適切な管理運営体制の構築は必要不可欠と考えている。法人と しての意思決定に対し、大学として、学部として、教学の観点から適切な意 思の反映を行い、一方で経営の意思との調和を適切に図っていく必要がある。 このため、本学では全学部の専任教員を構成員とする全学教授会をおき、 教学に関する全学的な審議機関と位置づける。 また、各学部においては、各学部における教学事項を審議する機関として 学部教授会の設置を学則において定める。本学部においても、学部教授会を 設置し、学部長の招集により、定例で月1回の開催、また必要に応じ随時に 開催する。学部教授会の構成員は、学部所属の全専任教員であり、その審議 事項は以下の通りである。 (1)学生の教育に関する事項 (2)教員の研究に関する事項 (3)授業・試験の実施等教務に関する事項 (4)学生の入学・休学・退学・除籍及び卒業に関する事項 (5)学生の厚生・補導及び賞罰に関する事項 (6)全学教授会から委任された事項 (7)その他、学部の運営に関する事項 学部教授会の成立要件は、構成員の過半数の出席であり、また決議要件は出 席者の過半数の賛成による。 25 12 1. 自己点検・評価 基本方針 本学は、高等教育機関の一員として、本学に対する社会からの要請に応え るとともに、その社会的使命を達成するため、 「東京未来大学自己点検および 評価に関する規程」に基づき、自己点検及び評価の実施を、完成年度以降、 継続して行うこととしている。 すなわち、本学の自己点検及び評価の実施が、本学自体の課題を把握し、 教育の質を高める重要かつ有力な方策であるとの認識のもとに、教育・研究 水準の維持向上と活性化を図るため、教育・研究及び管理運営に関わる点検・ 評価を行い、その活動内容を公表することにより説明責任を果たすとともに、 社会における存在意義を認められることを目指している。 2. 実施方法及び体制 (1)自己点検・評価を実施する組織として、専任教員及び事務職員等の代 表による「自己点検・評価委員会(以下、評価委員会という)」を設置し、 評価委員会が評価項目・評価基準の決定及び結果の活用・公表について 主体的に推進する。 (2)評価委員会は次の各号に関わる基本的事項を審議し、策定する。 ① 自己点検・評価の実施等の全学的組織・体制の構築 ② 自己点検・評価の項目・基準 ③ 自己点検・評価の結果の取扱い ④ その他自己点検・評価に関わる必要な事項 (3)評価結果は、全学教授会において審議検討の上、全学的改善策を策定 する。 (4)評価委員会活動は継続的に行い、教育研究活動等の継続的改善を図る。 (5)実施時期は、完成年度後、認証評価機関の評価を受ける前までに実施 することとしている。 3. 評価項目 自己点検・評価項目の対象分野は、次の各号とし、評価委員会の議により 実施分野を定める。 ① 大学の理念・目的 ② 教育内容及び方法 26 4. ③ 研究活動 ④ 学生の受け入れ ⑤ 学生に対する諸サービス ⑥ 地域貢献 ⑦ 施設・設備 ⑧ 事務機構・組織 ⑨ 管理運営機構 ⑩ 広報活動 ⑪ 情報及び文書の管理 結果の活用及び公表 自己点検・評価の結果は、本学の教育活動、研究活動等の改善・改革策の 検討や、目的に沿って達成すべき目標を設定する際に反映させる。 また、評価の結果は、社会に貢献する役割を果たすためにも、報告書の作 成・配布等による公開を行う。 さらに、外部評価機関(日本高等教育評価機構を予定)による、認証評価 を適切に受検予定である。 27 13 情報の公表 1.情報の公表の方針 大学の教育研究活動をはじめとする大学全体の活動に対する社会的関心の高 まりに応え、大学がその教育・研究活動を中軸とする活動の全体像について、 社会の理解が得られるように種々の情報を公表することは、社会に対する使命 であり、責務である。 このような観点から、本学は、自らの教育研究活動等に関わる情報を広く社 会に公表するように務め、次に掲げる情報を公表している。 ① 大学の教育研究上の目的に関すること ② 教育研究上の基本組織に関すること ③ 教員組織、教員の数並びに各教員が有する学位及び業績に関すること ④ 入学者に関する受入方針及び入学者の数、収容定員及び在学する学生の 数、卒業又は修了した者の数並びに進学者数及び就職者数その他進学及 び就職等の状況に関すること ⑤ 授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業の計画に関すること ⑥ 学修の成果に係る評価及び卒業又は修了の認定に当たっての基準に関す ること ⑦ 校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育研究環境に関すること ⑧ 授業料、入学料その他の大学が徴収する費用に関すること ⑨ 大学が行う学生の修学、進路選択及び心身の健康等に係る支援に関する こと ⑩ その他(教育上の目的に応じ学生が修得すべき知識及び能力に関する情 報、学則等各種規程、設置認可申請書、設置届出書、設置計画履行状況 等報告書、自己点検・評価報告書、認証評価の結果 等) 2.情報の公表方法 情報公開はホームページや刊行物を活用して行う。 大学全体は、もちろん専攻や課程の教育上の特色、目的、育成する人材、授 業科目の内容については、大学案内、入学募集案内やシラバス、学習の手引き 等を作成し、可能な限り、詳細な情報の提供に努める。 この他に例示すると次のようなことがあげられる。 ① 大学広報誌の発行(製作担当:事務局) 教員の研究紹介、入試情報、大学行事・業務の広報、学生活動状況 28 の紹介、卒業生の就職・進路状況、学内トピックス等の記事 ② 「紀要」の発行による教育・研究活動情報の提供 ③ 足立区が主催する教育活動への積極的情報提供と参画 ④ 足立区等の近隣地区の高校生に対する本学の教育活動の紹介(高校・ 大学連携の推進) ⑤ 自己点検・評価の報告書(完成年度以降、年刊) 29 14 授業内容・方法の改善を図るための組織的な取組 社会が求める質の高い教育を提供するためには、教育を行う教員の資質の維 持向上を図ることがなによりも肝要である。この対応策として、東京未来大学 は授業の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究(FD)に取り 組むこととする。 FD 実施のため、学長、学部長、専任教員の代表及び事務局長からなる「教育 改善向上委員会」(以下「FD 委員会という。」)を設置し、以下を実施する。 ① 学生による授業評価 授業の内容及び方法の改善を図るためには、授業を受ける学生による評 価が何よりも優先されるべきであるので、学生による授業評価アンケート を実施する。FD 委員会において授業内容評価の実施・集計・分析を行った 上、各教員に還元し、各教員が授業内容及び方法の改善に役立てている。 ② FD研修会の開催 FD の重要性について、教員全員が共通認識を高めるために定期的に研修 会ないし有効な授業改善のための事例研究発表会を開催している。 30 15 社会的・職業的自立に関する指導等及び体制 1.教育課程内の取組 本学部の教育課程においては、就業力の育成を強く意識したカリキュラム 編成として、 「キャリア科目群」の設置を予定している。これは、平成22年 度文部科学省「大学生の就業力育成支援事業」 (GP)に採択された取組の一 環として、全学において導入に向けてカリキュラム再編を実施するのに合わ せ行うものである。具体的には、 「キャリア科目群」として以下の科目を設定 し、学生の社会的・職業的自立に関する指導を強力に進める 科目名称 形態 選択 必修 配当 年次 カレッジ&キャリアスキルズA・B 演習 必修 1 前後 国語表現 講義 選択 1前 プレゼンテーションⅠ・Ⅱ 演習 必修 1 前後 キャリアデザインA・B 演習 必修 2 前後 フィールドワークⅠ 実習 必修 2前 フィールドワークⅡ 実習 必修 2後 キャリア形成概論 講義 選択 2前 事例で学ぶビジネス 講義 選択 2前 キャリアモデル・ケーススタディ 講義 選択 2後 短期インターンシップ 実習 選択 3前 起業と事業創造 講義 選択 3前 31 内容 カレッジスキルとキャリアスキルの向上を目的とし、学 生生活の基本事項、キャリアガイダンスを通じたキャリ ア観の形成を図る。また、チームビルディングを通して、 組織作りを学び、コミュニケーションスキルのレベルア ップを体得する。 大学生活、および将来の社会生活において必要な表現力 を育成する。形式的な論理構造の理解に終わらないよう、 身近なことを題材に実際に表現していくことを通して実 感的に論理構造を捉えるような流れとする。 コミュニケーション能力の向上を目標とする。数多くの 実践練習により、自己の意思・考えをわかりやすく相手 に伝える能力と、相手の話を聴く能力を身に付ける。 カレッジ&キャリアスキルからの継続科目。集団の中での自己の役 割を認識しつつ、自らのキャリアをデザインしていく能 力を身に付ける。 大学の行事を活用し、サブグループに分かれて、経営学、 心理学、教育学の視点から学生自身が出店やイベントの 企画を立て、経営・運営方法を検討し、事業計画に沿っ た運営がなされたかどうかを議論し、評価、報告する。 サブグループに分かれて、これまで得た経営学、 心理学、教育学の知識を活かし、学生自身が学外 の企業や地域活動に参画し、企画、経営・運営方 法の検討、事業計画に沿った運営かどうかの評価、 報告を行う。 キャリア形成に関する理論、歴史的背景について 学ぶ講義科目。さらに、職業指導やキャリア形成 を支援する立場になった際に必要な、実践的な知 識や方法論についても解説する。 ビジネスでは、教科書的な知識に加えて、実践を 通じた経験により、状況に即応した判断や方針の 策定が可能となる。机上での学びを実践につなげ ることを目標におき、さまざまな分野で豊富な経 験を有するビジネス界の人材や関係者を毎回ゲス ト講師に招き、具体的な事例を通じてビジネスの 基本や要諦を解説してもらう。 学生のロール・モデルとなる、さまざまなビジネ ス分野の若手人材を招き、どのようにキャリアを 選択し、今後のキャリア展開を考えているのか、 それに向かい何を準備しているのかなど、直面し た困難や苦労などの体験談を交えながらお話しい ただく。ゲスト講師と担当教員との対話、学生と ゲスト講師との対話を通して、就職を目指す学生 自らの職業選択を通したライフプランを考える機 会を与える。 学生が一定期間、企業や自治体の中で研修生として働き、 自らの将来に関連のある職業に関して就業体験を積むこ とを目的とする。就業意識を高め、実習後の学習意欲の 向上を図るとともに、職業選択における自らの適性理解 を促すことで就職先のミスマッチを防ぐ。 企業がどのように事業を起こし、経営活動を行ってきた のかを具体的な事例を通して学ぶために、さまざまな分 野で豊富な経験を有するビジネス界の人材、特に、ベン チャー企業として事業を立ち上げたり、中小企業として 長い歴史を維持し、継続させてきた企業の関係者を毎回 ゲスト講師に招き、解説してもらう。 時事社会研究 講義 選択 3後 さまざまな時事問題を取り上げ、社会学的視点か ら読み解く。男女の公平性の問題、地域再生・復 興に関する問題、社会の不平等など、国内外の社 会問題についてできるだけ最新の情報を取り上げ る。時事問題に関連する諸理論の解説による講義 形式を基本とするが、学生自身が題材を選び、発 表を行う演習も取り入れ、双方向型の学習で社会 問題への関心を高める。 2.教育課程外の取組 本学では、尐人数制のクラス毎に1名の教員【キャンパスアドバイザー(C A)】を配置し、学生生活から、就職活動まで、あらゆるサポートを実施して いる。CAは学生一人ひとりをきめ細かくフォローし、カレッジアンドキャ リアスキルズセンター(CCSセンター)との連携をとりつつ、学生のキャ リアプランに沿った段階的なアドバイスを行う。 CCSセンターでは、ジョブサポーターによる個別指導や時期に応じた各 種就職支援イベントを実施する。主なものとしては、低学年次に実施する「起 業座談会」、3年次に実施する「進路希望別キャリアガイダンス」、 「マナー講 座」 「各種資格取得講座」などの夏季セミナー、 「学内合同企業説明会」 「模擬 就職活動セミナー」などである。 また、ネット上で就職活動の情報交換、求人検索、就職イベント参加申込、 資格取得に向けたE-ラーニングなどのコンテンツ利用などが行える「CS コミュニティー」を運営している。 3.体制の整備 本学は、学生の社会的・職業的自立をサポートする機関として、学生生活 委員会のもとに、カレッジアンドキャリアスキルズセンター(CCSセンタ ー)を設置している。 同センターには、本学教授がセンター長を務める他に、常勤の職員を4名 配置(内キャリアカウンセラー3名)し、また、随時にハローワークよりジ ョブサポーターを招聘している。 同センターとCAが密に連携を取りながら学生の就業力育成~就職支援を推 進していく体制を構築している。 また、平成22年度文部科学省「大学生の就業力育成支援事業」 (GP)に 本学事業が採択されており、この事業の推進機関としてCCSセンター長を 委員長とするキャリアプログラム編成委員会(CDP委員会)を設置し、教 育課程内外における、就業力育成のためのプログラム推進を図っている。 32 (資料1) 【東京未来大学】新学部構想 モチベーション行動科学部の教育目標とカリキュラム構成 【建学の精神】 本学は、技能と心の調和を教育理念に掲げ、単に知識や技術を研究するに 留まらず、心豊かな人間性を育む教育を併せて施し、真に社会に貢献しうる人 材を養成することを目的とする。 こども心理学部(既設) キャリア科目群 モチベーション行動科学部 ・フィールドワーク ・起業と事業創造 ・事例で学ぶビジネス ・時事社会研究 ・キャリアモデルケーススタディ 座学 (原理原則) 演習 (ケーススタディー) 経営 教育 こども心理 保育 コミュニ ケーション 心理 コミュニ ケーション 実践 教育 (PJ体験) 一般教育科目 ・教養(自然科学・人文・社会) ・情報処理、メディアリテラシー ・英語、プレゼンテーション ※小学校教職課程認定申請中 対象 幼児 小学生 予定定員100名(400名)専任教員18名 中学生 高校生 社会 【教育目標】 社会で必要とされる、「組織成員として組織の健康な発展に貢献するモチベーション」、「他者を理解し円滑な対人 関係を志向するモチベーション」、「広い関心と学びへのモチベーション」を学び、理解することにより、自己を含め、 所属する集団や組織、地域・社会とその成員に対して影響力を与え、活性化を促すことができる人材を養成する。 【育成する力・・ディプロマポリシー】 以下の専門性と技術を備えた人材が必要 本学の対応 ・子どもの発達段階に応じた心理学の専 門知識の習得 II ・子どもや子どもを取り巻く環境を理解し 社会・企業の 社会で幅広く活躍できる応用力の修得 要請 ・子育てに必要な専門性と技術 問題認識 ・集団の中で孤立する子が増えた ・我慢できない ・すぐに“切れる”子が増えた ・相手の気持ちがわからない 社会 ・「組織成員として組織の健康な発展に 貢献するモチベーション」 ・「広い関心と学びへのモチベーション」 ・「他者を理解し円滑な対人関係を志向 するモチベーション」 を理解し、自己と周囲を活性化できる人 材が必要 ・意欲が感じられない ・コミュニケーション能力が低い ・リーダーシップを発揮できない ・課題解決能力が低い 企業 本学部の教育目標を実現するため、カリキュラムの柱として3つの学問領域(組織経営、教育、心理・コミュニケー ション)を立て、以下の知識と技能を身につける。 ①組織行動に関する基礎的知識を備え、組織活性化や組織人材の育成に取り組み、組織変革を推進することが できる。 ②モチベーション、リーダーシップに関する専門的知識とマネジメント能力を備え、所属する集団や組織、社会にお ける成員の活動を促進することができる。 ③自らの専門性を発揮し、他者や社会に対して影響力を行使しうる、豊かな表現力や優れた察知力を備えた、高い コミュニケーション能力と対人関係スキルを有する。 <広く一般企業において活躍できる人材> ④「組織成員として組織の健康な発展に貢献するモチベーション」を理解し、組織における自らの役割を適切に認 識しなが ら必要なリーダーシップを発揮することができる。 <教育者として人材育成に貢献できる人材> ④「広い関心と学びへのモチベーション」を理解し、自ら高い志と情熱を持って人と向き合い自発的な学習を支援す ることができる。 <公務員・公共機関などにおいて地域・社会に貢献できる人材> ④「他者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーション」を理解した上で、その専門性を発揮することで、地域・ 社会の活動を支援し、人々のQOLを高めることができる。 (資料2) 東京未来大学専任教員定年規程 平成19年4月1日 規程第 制定 29号 (目的) 第1条 この規程は、東京未来大学の専任教員の定年について定める。 (教員の定年) 第2条 2 教員の定年は満60歳とする。 定年による退職の時期は、定年に達した日の属する年度の末日とする。ただし、 理事長が学長と協議し、必要と認めたときは、別に定める「東京未来大学特任教員 規程」に基づき、特任教員として引き続き勤務することができる。 (改正) 第3条 この規程に改正の必要性が生じたときは、理事長が決定する。 附 則 この規程は、平成19年4月1日から施行する。 34 (資料3) 東京未来大学モチベーション行動科学部 専任教員定年規程の特例措置 平成24年4月1日 第1条 制定 東京未来大学モチベーション行動科学部の教員任用にあたって、定年延長措 置を必要とする場合は、本特例措置によるものとする。 第2条 本特例措置の適用は、任用時において原則として60歳を超えるもの 、又は 学年進行中に60歳を超えるもので、本学の教育・研究上、特に必要と認められる 教員に限る。 2 本特例措置は、平成24年4月1日から平成28年3月31 日までの間に着任す るものに限り適用することができる。 第 1 項及び第2項に該当するものの定年は、モチベーション行動科学部完成年度 3 の末日とする。 第3条 本特例措置適用者の給与等については、別に定める。 附 則 1 この特例措置は、平成24年4月1日から施行する。 2 この特例措置は、モチベーション行動科学部完成年度末をもって廃止する。 35 【履修モデル1】 (資料4-1) 「社員の力と自社のブランド力を理解し、適切な経営戦略を進めることができる企業のリーダーを目指す」 ~組織成員として組織の健康な発展に貢献するモチベーション」を理解し、組織における自らの役割を適切に認識しながら 必要なリーダーシップを発揮することができる人物となるための履修モデル~ ○は必修科目 専門科目 一般教育科目 前期 数学 ○経営学 心理・コミュニケーション科目群 後期 前期 後期 経済学 ○心理学 体育実技B グループ・ダイナミック ○心理学研究法 ス ○行動科学 体育実技A ○情報処理基礎Ⅱ 統計分析 ○情報科学概論 ○英語コミュニケーションⅠ ○組織心理学 ○情報処理基礎Ⅰ (機器操作を含む) ○リスニング 経営科目群 前期 ○経営組織論 キャリア科目 教育科目群 後期 前期 流通論 ジェンダー論 1年次 後期 前期 卒業研究科目 後期 ○学びとモチベーショ ○国語表現 ン ○カレッジ&キャリア スキルズA ○プレゼンテーション Ⅰ ○カレッジ&キャリア スキルズB ○プレゼンテーション Ⅱ ○コーチング キャリア形成論 ○キャリアデザインB 事例で学ぶビジネス キャリアモデル・ケー ススタディ ○キャリアデザインA フィールドワークⅡ ○英語Ⅰ 情報処理応用A 会計学 量的解析の基礎 宗教学 ○モチベーション論Ⅰ 量的解析の応用 調査法 2年次 ○リーダーシップ論 ○モチベーション・マネ マーケティングA ジメント クライシス・マネジメン マーケティング・リサーチ ト ○モチベーション論Ⅱ ○消費者の行動と心理 人的資源管理論 財務管理 歴史学 3年次 ビジネス英語 表計算演習 ポジティブ心理学 社会心理学 経営戦略 クリティカル・シンキング広告戦略 ○フィールドワークⅠ 経営リスクマネジメント ファシリテーション論 ボランティア論 起業と事業創造 ○演習Ⅰ ビジネス・エシックス 身体文化コミュニケーション 短期インターンシップ ○演習Ⅱ マーケティング戦略 4年次 PCプレゼンテーション演習 ゲーム理論 教育とアイデンティティ ○卒業研究 【履修モデル2】 (資料4-2) 「教育産業において、幼児から高齢者までの幅広い人を対象とした「学び」の支援を行うコーディネーターを目指す」 ~「広い関心と学びへのモチベーション」を理解し、自ら高い志と情熱を持って人と向き合い自発的な学習を支援することができる人物となるための履修モデル~ ○は必修科目 専門科目 一般教育科目 前期 1年次 心理・コミュニケーション科目群 後期 前期 後期 哲学 体育実技B ○心理学 ○行動科学 ○経営学 ○情報処理基礎Ⅱ グループ・ダイナミック ○心理学研究法 ス 体育実技A ○英語コミュニケーションⅠ ○組織心理学 ○情報科学概論 ○リスニング 家族の心理学 経営科目群 前期 キャリア科目 教育科目群 後期 前期 教育心理学 ○経営組織論 後期 前期 ○学びとモチベーショ ○国語表現 ン ○カレッジ&キャリア 教育とメディア スキルズA ○プレゼンテーション 教育学概論 Ⅰ 卒業研究科目 後期 ○カレッジ&キャリア スキルズB ○プレゼンテーション Ⅱ ○情報処理基礎Ⅰ (機器操作を含む) ○英語Ⅰ 生命科学 ○モチベーション・マネ マーケティングB ジメント ○消費者の行動と心 ストレスマネジメント論 理 文化人類学 ○モチベーション論Ⅰ ○モチベーション論Ⅱ スポーツ・マネジメント ○コーチング キャリア形成論 ○キャリアデザインB 文学 ○リーダーシップ論 生涯学習論 ○キャリアデザインA キャリアモデル・ケー ススタディ 情報処理応用B コミュニケーションの心 心理アセスメント 理学 ジェンダー論 生涯発達心理学 公共サービス論 2年次 国際理解教育論 ○フィールドワークⅠ 英語コミュニケーション Ⅱ 3年次 言語学 中国語 4年次 レクリエーション論 健康科学論 コミュニティ心理学 人的資源管理論 クラス・マネジメント論 開発教育 エイジングの心理学 教育福祉論 教育カウンセリング 感情心理学 ファシリテーション論 教育と産業社会 身体文化コーディネー ト 事例で学ぶビジネス 演習Ⅰ 演習Ⅱ 卒業研究 【履修モデル3】 (資料4-3) 「企業や地方自治体で働く人たちの心の支援を行う産業カウンセラーを目指す」 ~「他者を理解し円滑な対人関係を志向するモチベーション」を理解した上で、その専門性を発揮することで、地域・社会の活動を支援し、人々のQOLを高めることができる人物となるための履修モデル~ ○は必修科目 専門科目 一般教育科目 キャリア科目 心理・コミュニケーション科目群 前期 1年次 3年次 前期 後期 言語学 ○情報処理基礎Ⅱ ○心理学 ○経営学 ○英語コミュニケーションⅠ パーソナリティ心理学 ○心理学研究法 体育実技A ○リスニング ○行動科学 統計分析 ○情報処理基礎Ⅰ (機器操作を含む) ○組織心理学 ○英語Ⅰ 臨床心理学 英語Ⅱ レクリエーション論 脳科学 後期 前期 ○経営組織論 ジェンダー論 ○モチベーション・マネ 労働と法 ジメント ○消費者の行動と心 ストレスマネジメント論 理 ○モチベーション論Ⅰ ○モチベーション論Ⅱ 法律学 ○リーダーシップ論 宗教学 量的解析の基礎 心理アセスメント カウンセリング論 心理療法 生涯発達心理学 コミュニティ心理学 産業カウンセリング エイジングの心理学 キャリアカウンセリン グ論 調査法 カウンセリング演習 コミュニケーション・ス キル 英書購読B 前期 卒業研究科目 教育科目群 社会心理学 ○情報科学概論 社会学 2年次 後期 経営科目群 異文化コミュニケー ション 後期 前期 後期 ○学びとモチベーショ ○国語表現 ン ○カレッジ&キャリア スキルズA ○プレゼンテーション Ⅰ ○カレッジ&キャリア スキルズB ○プレゼンテーション Ⅱ ○コーチング ○キャリアデザインB キャリア形成論 社会教育とシティズン ○キャリアデザインA シップ キャリアモデル・ケー ススタディ ○フィールドワークⅠ 地域マネジメント論 教育カウンセリング 起業と事業創造 短期インターンシップ 時事社会研究 演習Ⅰ 演習Ⅱ 生涯発達心理学 4年次 ポジティブ心理学 公共サービス論 生涯学習論 卒業研究 (資料5) 2010年度 インターンシップ実施先一覧 派遣企業名 派遣人数 三幸グループ 9 赤ちゃん本舗 6 キッザニア東京 1 足立区役所 1 (株)フューチャーフロンティア 1 三光マーケティング 1 ココス 1 太平グループ 1 インターワークス 1 (株)バンダイ 1 日本公文研究所 1 ボックスグループ リラクゼーション事業部 1 グローバル・ダイニング 1 豊田自動織機 1 (株)キタムラ 4 31 計15社 3 見 (株)ハートマーケット 学 の (株)メイト み キッザニア東京 3 20 計3社 26 計17社 56 39 ※途中で辞退