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排出ガス対策型建設機械の工事における使用原則化 実施方針

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排出ガス対策型建設機械の工事における使用原則化 実施方針
平成 18 年 5 月 1 日改正
排出ガス対策型建設機械の工事における使用原則化
実施方針
一 般 工 事
1.適用工事は、平成 18 年 5 月 1 日以降に起工設計を行う工事とする。
2.現場説明、工事の監督及び検査にあたっては以下の対応を行う。
(1) 現場説明
出力 7.5kw 以上 260kw 以下のディーゼルエンジンを搭載したバックホウ(ベースマシン
を含む)、トラクタショベル(車輪式)、ブルドーザ、発動発電機(可搬式)、空気圧縮機(可
搬式)、油圧ユニット、ローラ類、ホイールクレーンを使用する際には、排出ガス対策型建
設機械を使用しなければならないこと、また、排出ガス対策型建設機械を調達できない場
合は、排出ガス浄化装置を装着した建設機械を使用すれば排出ガス未対策型の建設機械で
も排出ガス対策型建設機械と同等とみなすことを説明する。また、「これにより難い場合」
とは、請負業者が直営で自社所有の未排出ガス対策型建設機械で施工する時に排出ガス浄
化装置を調達することができない場合、又は、供給側に問題があり、排出ガス対策建設機
械あるいは排出ガス浄化装置を装着した建設機械を調達することができない場合であるこ
とを説明する。
(2) 施工計画書
出力 7.5kw 以上 260kw 以下のディーゼルエンジンを搭載したバックホウ、トラクタショ
ベル(車輪式)、ブルドーザ、発動発電機(可搬式)、空気圧縮機(可搬式)、油圧ユニット、
ローラ類、ホイールクレーンを使用する際には、排出ガス対策型建設機械あるいは排出ガ
ス浄化装置を装着した建設機械を使用する旨が記載されていることを把握し、記載されて
いない場合には調達できない理由を記載させるものとする。
(3) 施工中
排出ガス対策型建設機械あるいは排出ガス浄化装置を装着した建設機械を使用する場合
は、工事施工中に適時監督職員が立ち会い、稼働中の建設機械が①指定ラベルあるいは認
定ラベルが貼付されている。②その型式名が排出ガス対策型建設機械指定通知表に記載さ
れている。のいずれかに該当していることを確認する。
(4) 検査時
工事検査時に、工事写真により確認を行う。
3.協議にあたっては以下の対応を行う。
「これにより難い場合」とは、以下のような場合である。
① 請負業者が直営で自社所有の未排出ガス対策型建設機械で施工する時に排出ガス浄
化装置を調達することができない場合。
② 工事事務所管内の市町村にあるリース業者に、排出ガス対策型建設機械あるいは排
出ガス浄化装置を装着した建設機械の在庫がない場合。
請負者が提出する施工計画書で、調達できない理由が妥当であると確認し場合、又は、請負
者が②を証明する書類を提出した場合、監督職員は協議を行う。
なお、協議した結果、指定機種について排出ガス未対策型建設機械を使用することにより、
積算価格に変更が生じた場合には設計変更を行うこと。
4.積算上の取扱い
1) 当初設計は、「排出ガス対策型」で積算を行うものとする。
2) やむ得ない理由により排出ガス対策型を講じていない建設機械(以下「未対策型建設機
械」という。
)を1台でも使用した場合は、当該建設機械の機種についてすべて未対策建設
機械として設計変更をおこなうこと。
平成 18 年 5 月 1 日改正
トンネル工事
1.適用工事は、平成 18 年 5 月 1 日以降に起工設計を行う工事とする。
2.現場説明、工事の監督及び検査にあたっては以下の対応を行う。
(1) 現場説明
トンネル坑内作業において出力 30kw 以上 260kw 以下のバックホウ(ベースマシンを含む)、
トラクタショベル、大型ブレーカ、コンクリート吹付機、ドリルジャンボ、ダンプトラッ
ク、トラックミキサを使用する際は、トンネル工事用排出ガス対策型建設機械を使用する
こと、また、道路運送車両の保安基準に排出ガス基準が定められている自動車の種別は、
有効な自動車検査証の交付を受けている建設機械を使用しなければならないことを説明す
る。また、トンネル工事用排出ガス対策型建設機械を調達できない場合は、排出ガス浄化
装置を装着した建設機械(黒煙浄化装置付)を使用すれば排出ガス未対策型の建設機械(黒
煙浄化装置付)でもトンネル工事用排出ガス対策建設機械と同等と見なすことを説明する。
(2)施工計画
トンネル坑内作業において出力 30kw 以上 260kw 以下のバックホウ、トラクタショベル、
大型ブレーカ、コンクリート吹付機、ドリルジャンボ、ダンプトラック、トラックミキサ
を使用する際は、トンネル工事用排出ガス対策型建設機械あるいは排出ガス浄化装置を装
着した建設機械(黒煙浄化装置付)を使用する旨が記載されていることを把握し、記載さ
れていない場合には調達できない理由を記載させるものとする。
(3)施工中
トンネル工事用排出ガス対策型建設機械、あるいは排出ガス浄化装置を装着した建設機
械(黒煙浄化装置付)を使用する場合は、工事施工中に適時監督職員が立ち会い、稼働中
の建設機械が①指定ラベルあるいは認定ラベルが貼付されている。②その形式名が排出ガ
ス対策型建設機械指定通表に記載されている。のいずれかに該当していることを確認する。
(4)検査時
工事検査時に、工事写真により確認を行う。
3.協議にあたっては以下の対応を行う。
「これにより難い場合」とは、以下のような場合である。
① 請負業者が直営で自社所有の未排出ガス対策型建設機械で施工する時に排出ガス浄
化装置を調達することができない場合。
② 工事事務所管内の市町村にあるリース業者に、排出ガス対策型建設機械あるいは排
出ガス浄化装置を装着した建設機械の在庫がない場合。
請負者が提出する施工計画書で、調達できない理由が妥当であると確認し場合、又は、請負
者が②を証明する書類を提出した場合、監督職員は協議を行う。
なお、協議した結果、指定機種について排出ガス未対策型建設機械を使用することにより、
積算価格に変更が生じた場合には設計変更を行うこと。
4.積算の取扱い
1) 当初設計は、「排出ガス対策型」で積算を行うものとする。
2) やむ得ない理由により排出ガス対策型を講じていない建設機械(以下「未対策型建設機
械」という。
)を1台でも使用した場合は、当該建設機械の機種についてすべて未対策建設
機械として設計変更をおこなうこと。
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