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1)2月のWSに参加したことはその後の倫理教育や診療に役立ってい

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1)2月のWSに参加したことはその後の倫理教育や診療に役立ってい
1)2月のWSに参加したことはその後の倫理教育や診療に役立っていますか。
1役立っている
CBELの医療・生命倫理入門コースにも参加しました。
自分の仕事(医師として、社会人として)、自分の人生、同僚の、利用者の人生を考えるきっかけ
になりました。
コミュニケーションの講義は何度も聴きましたが、特に印象に残っている中村さんの「会話をし
ているときに自分の中にある感情」を、感じながら診療する場面を以前より増やすようにしてい
ます。ただ、やりすぎると「うつ的」になってしまうこともありますが、、、。
今すぐに具体的にはあまり思い出せませんが、おそらく、色んなことで役立っているとおもいま
す。
実際の症例を研修医と考えるときの考え方や、いくつかの症例を皆さんで共有できたときの気づ
きなど、
自分自身の事例検討にも活用・・・というよりは研修医に投げかける疑問の中に倫理の問題が多
くなった点が役立った点です。自分の事例でディスカッションになっていないのは、問題ありか
も知れません
倫理的なことにより意識的になり、行動するようになった。
医療に対する考え方など診療には役だっていると思います。
倫理ワークショップの具体的進め方。
(講義とディスカッションの効果的な組み合わせ方)
・倫理について考え・学ぶ方法としての、事例検討や映画を使った方法など色々な手法があるこ
とを知ったことは、とても役立った。
・そして、さまざまな職種の方がWSに参加していたことは、視野を広げる機会になったと同時
に、普段閉鎖的な環境で仕事や学習をしていることに気づかされ、以後、意図的にさまざま職種
の方と学習する機会を増やすよう取り組んでいます。
・事前に提出したレポートの活用があまりなかったのが残念に思います。ただ、レポート内容が
事前に参加者に送付されていたことで、どんなことに関心や悩みをもっている方が参加するのか
知ることができ、よかったと思います。
<役立ったこと>
臨床で倫理を考えていく、教育していく上で、4分割法で整理するという方法を得たこと。
映画を教材にした倫理教育のあり方を示していただいこと。
臨床の仲間だけでは学びづらい、法律についての視点からの倫理を学んだこと。
倫理について真摯に向き合っている仲間と交われたこと。
<役立たないこと。>
ありませんでした。
基本的にどのプログラムも役に立ったといえます。
順番も良かったと思います。
実際に、講義に活用させていただきました。
特に、ビデオ+4分割法解説:実際に事例分析し考察する方法として、実践的で実際に使える方
法の習得という点でとても参考になった。自分自身のアプローチの方法の幅が拡がった。
役に立っていると感じております。
倫理的検討をスタッフで行うことで、スタッフのQOLが改善するという白浜先生の言葉が印象的
に残っています。倫理的問題の検討という課題の敷居が低くなったようで、まずはミーティング
をしようという気持ちがうまれています。
役だっている。
研修内容は医療者だけでなく、患者家族にとっても必要な知識と技術と感じています。
一つの疾患(障害)に取り組む際に、双方が同様の知識と技術を有することも解決への一つの道
筋と感じています。
役立っています。
4分割法を使ったカンファレンスをする時に、結論を出すことだけが目標ではないことが実感で
きました。
またカンファだけでなく、研修医と1対1で症例についてのディスカッションをする際にも、倫理
的な問題について話すことが増えました。
上手くいえませんが、講師の先生方の受講者や倫理的な問題に対するかかわり・姿勢を実際にW
S全体を通して体験することができ、勉強になりました。
また、受講者の方々の事例を共に検討していくことは、日々の仕事の励みとなりました。
知識の整理には役立ちました。また、いろいろな意見が聞けて有用でした。
2どちらともいえない
なし
3役立っていない
今のところ何かに役だったという感触はありません(2に期待)。
2)2月のWSに参加したあと、具体的に何か倫理教育、倫理実践で取り組まれていることがありましたらお書き
下さい。
cafe ethics を 診療所内に開店。法人内close shop ではあり、お客さんもあまりいないので
すが、継続を力としていこうと考えております。
また、法人外のケアマネージャー・ヘルパーとのカンファランス等でも、みなの胸にストンと落
ちるお話で終了できる場面が多くあります。つまり、ある程度客観的に納得の得られる内容で進
行できているようです。
9月に医学科1年次の導入教育を行います。そのなかで、医療倫理を一つのテーマとしてグルー
プ討論と全体発表を行います。
特にこれまでと変わりません。研修医と学生相手に倫理WSやケースカンファなどもっています。
研修医に疑問を投げかけ、事例検討
看護師の研修会で事例検討会(9月予定)
普段のディスカッションの中で、「これは倫理の問題だ」と言いふらす
4月に倫理のオリエンテーションレクチャーをしました
学位指導をしている性犯罪の倫理審査をパスしました.考え方を使いました
来年からの大学院コースの必修で倫理の科目のコーディネーターになり科目を立案します
指導医講習会に倫理の科目を加える予定である.
シネメディケーションも英語科の先生と共同して選択科目を立ち上げることができそうです
ごめんなさい。これがまだです。
WSに参加して、自分がこれからやろうと思ったのが在宅患者さんたちにご自分の最期について
考えておいていただき、その思いを継ぎたいということでエンディングノートを紹介しようと
思っていますが、まだできていません。
現在は具体的なことはありません。
四分割表はぜひ院内勉強会で用いたいと思います。
大学5年生の
ルスプ フェッショナリズム
スの中で臨床倫理のセッションを企画し講
大学5年生の”ヘルスプロフェッショナリズム”コースの中で臨床倫理のセッションを企画し講
義・ディスカッションを行った。今後もこのコースをグレードアップし学生に臨床倫理を教育し
ていく予定。
院内職員が情報を共有するための掲示板(院内LAN)に、臨床倫理コンサルテーション事業の
紹介や倫理的課題に関する最近の動向などについて掲示した。
映画を使った倫理教育について企画。(10月に実施予定)
研修医の就職オリエンテーション期間を使って、シネエデュケーションを試みました。
実際に使用した映画は、WSでは紹介されていないもので、WS終了後に自ら探し、何本かの映画を
検討して【誤診】1997年アメリカの作品、メリル・ストリープ出演のものにしました。映画1本
視聴すると時間がかかるため、ストーリーが伝わるように短く編集しました。編集は、4分割法
で考える材料となるもの(約30分)と、物語の結末編(家族や医師たちが、問題にどのように対
応し、患者がどうなったかという部分約10分)の二つです。
実際の流れは、
1.インフォームドコンセントを中心とした倫理についての座学(30分)
2.4分割法についての説明(20分)
3.映画視聴(30分)
4.グループに分かれて4分割法でディスカッション(40分)
5.グループごとの発表(30分)
6.映画の結末編視聴(10分)
7.まとめ(10分)
研修医たちは、映画に集中し、4分割法では、ポストイットを使い、いろんな意見を出していま
した。倫理を考えるひとつの契機になったようです。
問題は、映画はあくまで映画なので、患者の状態などは実際のカルテなどの材料がなく、どの程
度の状態かなどが考えにくかったようです。
同じ材料をつかって、看護学生にも秋に行う予定です。
映画のみでなく、新聞や手記、小説など良い材料があればと模索中です。
自分が行っている倫理の講義に、事例検討の方法の一つとして4分割法を紹介しました。
院内の倫理委員会は開催されており、規定など整備の面が中心ですが、具体的症例でディス
カッション(の練習?)を続けています。(倫理的問題に気づく眼を、スタッフ全体に広げるま
でには至 ておりません )
でには至っておりません。)
患者家族の立場で医学生・看護学生に話しをする機会があります。
対象学生は、新入生から最上級学年までと多様ですが、実際に医療を必要とする患者さんからの
直接の語りかけには、学生さん方も真剣に耳をかたむけています。
その中で、活用させていただいています。
特に大きく変わったことはありませんが、今度内科の勉強会で、4分割法を使った臨床倫理カン
ファレンスについて話すことになりました。(対象は内科医・研修医です)
担当している講義はすべて終わりましたので、現在、何も形にはなっておりませんが、これから
は訪問看護師として患者さんと日々接していく中で活かしていきたいと思っています。
主に、病状の説明、特にICのとり方を中心に研修医に指導しつつ、自身でも改めて勉強している
ところです。
3)来年のWSでも続けてほしい、追加や変更してほしいなどの希望がありましたら、ぜひお書き下さい。
方法論と原則をきちっと分けて、その意味も含めた lecture を。
私は学生教育を担当しており、その中で医学生が行って良い医行為が常に問題になります。中に
は法律家に決めてもらうのが良いなどと、医療教育の本質的な部分を丸投げしようとする者もい
ます。臨床の場面では医療倫理と法規の兼ね合いは常に身近にある問題です。2月のWSではそ
のあたりのご講演が30分だけだったと思いますが、もう少し深めていただけると良いと思いま
す。
1日目の午後がどうしてもやや詰め込み型のレクチャーになってしまうので、そこにもう一工夫
あれば、よりよい感じになると思います。
2日目のロールプレイは、とてもよかったので、是非続けてください。
また、あのビデオはある面で賛否両論の場面もありましたが、色々考えさせられて、今でも非常
に興味深く、思い出されます。
その後、各地で使われているのでしょうか?
ビデオや映画から問題検討するセッション
コミュニケーションの重要性:構造主義について(実体とのgap)
特にありません.大変エンカレッジされました.
すべて続けてほしい。無駄なものは何もなく、びっしりと内容がつまった有意義な2日間でし
た。本当にありがとうございました。
特にありません。
学部教育に特化した臨床倫理教育コースがあればありがたいと思います。
学生は臨床の経験があまりありませんので、そう言った状況でどのように倫理的問題を身近なも
のとして考えていくか難しいと感じています。
さまざまな方と意見交換するワークは、自分の価値に気づく機会になるので継続してほしいと思
います。また、事例を検討するにはロールプレイは効果的で楽しい面もあるので、継続してもら
えるといいと思います。
そしてハードスケジュールの中で甘いお菓子が準備されていたのは疲れた頭にとても良かったで
す。
変更して欲しいものはありませんが、倫理教育の実際、多種職を交えた倫理カンファレンスの実
際の運用ノウハウなど、臨床で倫理教育をしていく方法論について、実例を紹介していただくと
助かります。
受講生のレディネスにもよりますが、初めての方であれば、このプログラムで充分だと思いま
す。2回以降であれば別ですが・・・。
内容については、特段の異存はございません。
要望としては、参加者職種を広げるとともに可能であれば当事者も受け入れていただければと考
えております。
全部の講義内容を患者家族が受ける必要があるとは思わないのですが、「倫理」に関して、双方
で語る場の必要性を感じています。
理由は、「倫理」というテーマは、教育の現場でも、医療の現場でも双方の語りがなければ成立
しないものと思っています。片方だけでの満足であったり、片方だけの視点で教育を進めてしま
うと本質を見逃しかねないと考えているためです。
個人的には今回の内容で非常に満足でした。
自分達が実際の困 ているケ スの検討が特に良か たと思います
自分達が実際の困っているケースの検討が特に良かったと思います。
非常に有意義な研修会だと思いますので、来年度も頑張ってください。
多職種参加型というのは良かったと思います。
変更して欲しいなどの希望は特にありませんが、実際に患者さんにきていただいて話しをしてい
ただいたり、模擬患者さんを使っての場面の再構成をするなどの試みも良いと思いました。
または、事前に打ち合わせてWSに参加する方の関係者2,3名にきていただいて(参加者が医師
であれば、同じチームで動いている看護師やご家族、MSW、ケアマネージャーなどに参加して
もらう)、それぞれの立場から捉えた事を話していただいて、捉え方の違いがどこから生じるの
かを知るなど、実際により近い形で検討していくのが良いのではないかと思います。
検討された内容を正解と捉えられると困ると思いますが、それが事例の積み重ねになっていくの
ではないでしょうか。
参加者の立場、興味、知識の程度に差がありすぎ、それにあわせるように、講義の内容が散漫に
なっていたような気がします。初回受講者、2回目受講者、あるいは基礎扁、応用編などで分け
ていただけると幸いです。
またフリーなディスカッションの時間をもっととっていただければと思いました。
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