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Page 1 金沢大学学術情報州ジトリ 金沢大学 Kanaraพa University
Title Creutzfeldt-Jakob病の視床の神経病理学的研究 Author(s) 小林, 克治 Citation 金沢大学十全医学会雑誌, 92(6): 822-850 Issue Date 1983 Type Departmental Bulletin Paper Text version publisher URL http://hdl.handle.net/2297/9098 Right *KURAに登録されているコンテンツの著作権は,執筆者,出版社(学協会)などが有します。 *KURAに登録されているコンテンツの利用については,著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲内で行ってください。 *著作権法に規定されている私的使用や引用などの範囲を超える利用を行う場合には,著作権者の許諾を得てください。ただし,著作権者 から著作権等管理事業者(学術著作権協会,日本著作出版権管理システムなど)に権利委託されているコンテンツの利用手続については ,各著作権等管理事業者に確認してください。 http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/ 正 誤 表 金 沢 大 学十 全 医学 会雑 誌 C r e 血 z f el d ト 蕗 k o 第92 巻 第6 号 822 - 850 b 病 の 視 床 の 神 経病 理 学 的研 究 金沢 大 学 医 学部 神経 精 神 医 学教 室 ( 主 任 : 山 口 成風 教 授) 小 林 克 治 ( 昭 和5 8 年12 月 6 日 受 付) p 82 3 . 左側 8 行 p 9 行 ∼ 包埋 し 右側1 5 行 p p . p , p . 右側 1 9行 右側 33行 a bl e . 2 . p . 19 行 39 行 di s se a s c e a se 星性 星状 病 CJ 脳皮 異 常 脳 波 異常 di s t rib di s t rib u ti G J - 1 行 - 病 . 24 . 説明 u si o n o n 846 . 25 1 e si p . o n s rl m a r 説明 (s h a d e d y th al a ) in t e n n e ra ti a rss p m ic d efe c a sd s o n . wi th 1 e si o n s ( sh ad ed rl m ar y th p 846 右側 . di タイ ト ル 845 Fi g . . 843 Fi g p 嘩下 障 害 8 41 左側 p 燕 下 障害 83 9 右側 p 紡錘 状 回 , 83 6 右側 p 紡 錘 鐘状 回 82 8 . T p 包埋 し , 82 7 . 2 行 肥下 肥大 847 左側 6 行 左側4 7 行 fr T o m o p m e tr y fo r m T op o m et r y al a m p ) in a rs ic d eg t e n c as e s e n e r a ti o n . wi t h ( 1 9 8 3) 金 沢 大 学十 全医 学 会 雑誌 822 C t z f el d t r eu - J a k ob 病 の 視床 第9 2 巻 第6 号 - 822 8 5() ( 19 8:i) 神 経 病 理 学 的研 究 の 金 沢 大 学 医 学部 神 経 精 神 医学教 室 ( 主 任 : l1 = 1 成 良 教 授) , 小 林 克 治 ( 昭 和5 8 年i 2 月 6 日 受 付) 症例 の C r e u t zf eld t J a k o b 病 ( C J 病) 4 - 察を行 っ た れ その 結果 . 強 い 神 経 細胞 脱 落 と 星 状 ダ リ ア の 肥 大 増 生 は , た っ に は 小 脳 病 変 と 関連 す る か っ に 類似 し て い た た 次変 性 こ . のことは 変 に 対 応 す る 臨 床 症状 に つ C J 病 に お け る 視 床病 変が ては K e w o r y ds t z f el d t C re u Q u a n f el d t J a k る痴呆 ob J a k o b di s e 中で の 病 ( 以下 C J 病 と 略 す) は, 錐体 路 , C , r e u t zf eld t l) 1 92 1 年 の J , た 東 急 性海 綿 状脳 症 ( s u b l o p a th y) との 同 a k ob 今 日 G ib b n 同 じく & s G aj d u se k 4) , 非 通常 型 ウ イ ル e , N s o n p gi f - , ら に N K M o b e , r e ut z V a n R o ss u m 7) , p a th ol o a hi , y as di c in e , K D e gi c al p a rt m e n an az a w a U t of g ) 成因 の e つ に い て っ 本 , ph en c e へ の t cr a 痴呆 , PS D は 断の - , J & M a u m 8) , ud M a of N n i v e r s it y th e e ur o . m u ロ e ri o d i c s y C J 病 の 多 彩 な 臨床 症 状 - . よ び 脳 波上 の 周 期性 ヌ ス お ー n ch r o n o u s d i s ch a rg e o n es っ PSD , と りわけ , ら 1 0 ) の 報 告以 来 C J 病 の 主 要 な 臨 床 診 - てい る . 神 経 病 理 学 的 に は 主 と し て 中 枢 神経 組 織 の 灰 白 質を , 侵し大脳皮質 ・ 病と al a m オ ク ミ , 基準と な 脳幹 , な び ま ん性の 病 変を有す る が , 6) るだ け で は で y T h al a 基底 核 , , 条体 と 祝 床 が 傾 病 性 が 高 い 床病 変 に r T h al a , は 臨床 症 状 の 3 主 徴 と し て 知 ら れ と 略 す) a r a n s pi e 中で 同期 性 放電 ( p 多数 の , . 神経 病 理 学 的 な 病 変 の 構成 や 分 布 と 臨床 症 状 と の , の . K i r s ch b S t ud y a r 詳 細 な 検討 が な さ れ て き た , つ ては い , M 脊 髄 な ど に 広汎 , し か しな が ら . a r ti n 小脳 皮質 下 灰 白質の 中で は線 ll )1 2) , , そ の 系統 的 な 研 究 は 極 め て 乏 し , こ の C-J 病 の 視 1 3) 小 田 ら の 研究があ い 焦 点 を合 わ せ て 検 索 し 視床病変に 本論 文 . 視床 を , 通 し て C J 病 の 騎 床病 理 学 的特 徴 を 明 ら か に し よ う と よ り 多 数の 剖検例の 報 告 や 文献的 考察 が な さ eu r o dis ch p a th o l o g y e u r o れ ・ よ る伝 達 性 海 綿 状脳 症 に ス に C J 病 の 臨 床病 理 学 的研 究 は S i e d l e を は じめ と o r m 病や羊 の S u ru 神 経 学 的 徴候 で 初 発 す る も の が 多 か , sy n ch ro n o u s N ら 3) の 提 唱 し in e v 属す る疾患と し て位置づ け られ て い る して , 1920 年 . の報告以来 や 立 石 ら 5 ) の 動物 実験 成 功以 来 K の , a c ut 2) 本論文 , . 性 の 議論 な ど の 歴 史 的 変遷 を 経 て 一 a se 錐 体外 路 症 状 な ど の 多 彩 ・ 剖検 例 や 臨 床 例 の 報告 が な さ れ 9) 視 床 病 変 を 有 し な い 症 例 に は 脳 幹病 変 が な く 急速 に 進 行 す ・ 意 識 障害 , - な 神 経 精神 症 状 で 特 徴 づ け ら れ る 疾 患 で あ る i s si o , 因が 求めら れ る も の と推測 した 一 ti t a ti v e a n a l y si s 初 老期痴 呆 と して 知 ら れ る 疾患 ・ 視 床病 . 本邦 例 の , す な わ ち 連 合核 や 皮質 中継 核 の 病 変 に よ り 視床 非 特 殊 核 が 生 理 的刺 激 遮 , 断の状態に 陥っ た た めの解放現象に そ の m ろ C J 病 に 特徴 的 な 周 期 性 同期 性 放電 ( p e ri o d i c 論文 の 症例 群 の 視 床 病 変 の 特 徴 C こ ・ , を推 論 せ し め る こと 脳 の 他 の 部 位 の 病 変 が 強 い た め に 解 析 困難 で あ っ た が , 臨 床症 状 と 病 理 所 見 を比 較 し て み た と なお . ri o r に い 症例 群 の よ う な 視床 病 変 の あ る 症 例 で は 精神 症 状 が よ り 多 彩 で た te a n は病 変は み ら れ な 核に 症 , の o r s ali s ら シ ス 41 ・ , d . み ー 病 変 の 性 状 は 大脳 皮質 病変 , 次性 の 過 程 で あ る 一 ・ , N . 特 殊 感 覚 中 継 核 や 視 床 網様 . 計 量 的観 視 床 病 変 の 有 無 で 2 群( 3 1 症例 は 視 床病 変 を 有 し 1 0 症 例 は 視 床病 変 を 有 し な い) 例の C J 病の報告 を 分け 所見が み られ た の れ ら の 視 床 病 変 の 分 布 は 系統 発 生 学 的 に 新 し い 核 ほ ど頻 度 が 高 く こ . 二 て た が線雄性グ リ オ っ 中心 核 に は 2 症 例 で 神 経 細 胞 脱落 と 星 状 ダ リ ア の 肥 大増 生 が み ら れ た . い つ 祝床 の 連 合核 と 皮 質 中継 核 に , 中 心 核 を 除 く 髄 坂 内 核 や 正 中線 核 で は 神経 細 胞 脱 落 は ほ と ん ど み ら れ な か , が 著し か の 臨 床病 理 学 的 観 察 お よ び 各 症 例 の 祝 床 に の - - m u s in p 岳y c hi a t r y ( Di r e c t C re u or , t z f eld t P r of . N - D is e J ak ob . Y a m a g a se u c hi ) , K . S c a t s uji h o ol of C 試み た 布び) 系 統 性 に つ 対象 と な 理し 中脳 h , 橋 , y li n W o el c k e B , Klti v 染色 n い は て B - oI z e r a rr er a 計測 し た 染 色標 本 を 用 い すなわち . つ 1 , の て 視床 核 に い つ m . 数を 計測 し 核小 , 細胞脱落 の 程 度 を 判 定 し た T a bl e し 示 すよう に l に 体の て 例で 高度 と は 2/ 3 以 上 . 以下 , 脱 落程 度 中 等度 と は 2/ 3 , 以 下の 神経 細胞 脱 落 と 定 義す る 1 弟 中野 ら 1/ 3 (T able 2 ) N , a n t e ri o r . a l lt e ri o r ま た そ4・ い こ よ る 略称 を 用 い た , N , d . o r s a li s p o s t e ri o r , こ N . tr m e di ali s , o r s ali s p N ulv p . o s t e ri o r て分 類 し た 2 月上 旬 錯 視 な ど が 出現 し , た っ 2 月 末 に は 上 下肢 が 硬 , 3 月上 旬に古 ま足 を 曲 げ よ う , 発語も . 食 欲不 振 や 自 発 層少 な く な り尿 失 禁 も 出現 一 1 9 0/ . 1 10 m H g の 高血 圧 が m , 病 的反 射 も 上 下 肢 に 出現 し た . 入 院 時所 見 : 痛覚 刺 激 に も 応 じ な い 強 い 意識 混 濁 が あり 除皮 質 姿 位 を と り , 四 肢 腱 反射 は 冗進 し , 下肢 に病的反 射が み られ た がみ られ ヌ ス 時 に 間 代性 け い れ ん も 出 現 し 高熱 が 続 き 全 身 衰弱 も 進 み 死 亡 し た い 右側 , ま た四肢 に は ミ オ ク . , 全経 過 5 . ロ ー その 後 ヵ 月 . 脳 皮 上 は 高 振 巾 の 3 相性 な い し 多相 性 の 鋭 波が 全 誘 ali s N . N vf s u aI a r , は脳幹な どか ら の 上 行路 をう けず . d o r s a li s su p e rfi ci ali s , N また N . . v e n t r a li s p o s t e ri o r d is t 。 , b a bl e S as e l e x . T hr . m u ti s m q u a m YO n () r m A g e al c( ) nt r ( )l , L - - 1 d ・i p l e g i a _ _ 一 - ■ 亡10 n U $ は 特 殊 感覚 d e e 飽 a 。 C e . in , 由 e m e nt e s e ほu A re h c a se s c o n s c io u 狛 e 8 8 C rうr ai n W ei g h t uri n a ry C o n t r ol l F 67y r 1 2 5O g L u n C o n t r o1 2 M 58y r 1400 g L e ulく e m C o n t r o1 3 M 56 y r 1 56 0 g L u n g i 祀 d il t u 両n 即 帥 . b 即- C ● i a 癖 一 托b Fig 1 A C li n i - . r o sis - 一■ 一 e 8 c a II C e r g fib , 全 身状 態 の 悪 化 に 伴 い . 金 沢大 学 医学 部 付 属病 院 神経 科 精神 科 に 転 院 し た c o n v ul C その 後嘔 吐 , あ り 上 下 肢 の 強 い 抵抗 症 と 高度 の 意 識混 濁 が み ら れ , 間脳 か ら の 線 維 を う け 大 脳 皮質 に 投射 す る 連 合核 と し T . は 特殊 な 皮 質下 灰 白 質 よ り 線 維 を う け 大 脳 , 皮 質に 投 射 す る 皮 質 中継 核 と し て 分 類 し た d , した た め に K 病院 に 入 院 した れ らの v e n . き こ と は な く 既 往歴 で は 4 7 歳 時 体 動 が 困難 と な り , と しな くな , 山 1 5) に よ る 国 際 分 類 を 用 べ 子 宮 筋腰 に て 手 術 を う け て い る ばり ′ . e w t . 語 の 減退 軽度 と は 1 / 3 , 62 歳女 性 よ り 視 力障 害 で 発 症 し 細胞計測法 は この . は 軋 . - 致 い て つ 績 . よ る 方法 と 同 じ も の で あ る 本 論 文 で は 視 に 床諸 核 の 命 名 は D うち ∼ に は , た だ し本 論文 中 で は 項 目 . 現 病歴 ( Fi g 1 A ) : 昭和 3 9 年 ( 62 歳 時) 前 述 し た 方 法 と 同様 に 連 続 切 片 を 作 製 し神 経 細 , 胞 数を 計 測 し 対照 と し た . と どめる ) に 中枢 神 経 系 に 病 変 が な い 身体 疾 患 で 死 亡 し た 3 症 , N 臨床 経 過 な ら び に 神 経病 理 学 的 所 見 ( 視 床 を 除 ・ 家族歴 に 特 記 す 神経 一 l a t e r ali s us よ り 詳 細 に 報 告 さ れ て い る の で 本論 文 で は 略 記 す る に 明 瞭 な 神 経 細胞 の 個 - は非 椰 剰 乳 t . - ( 本 症 例 の 臨床 病 歴 お よ び 剖検 所 見 は す で に 大塚 ら 1 6 ) に 対 照 と し た 剖 検脳 は . N a r a p . く) ) 計25 視 , g 区分し た に e n i c ul a ali s , N , 部の 核を上 記の 区分と は入れ か えて 論 じ 一 症 例1 : Y , 3 m 年令が C J 病症 例群 と , Ⅰ 2 ) . , ・ tr C en , ri n ci p ali s p N N e di a n u s a ra m P ・ . ・ 5 枚の , 1 視 野 あ た り の 平均 紳 胞数 を 求 め , u s 左 半球 を 定 量 的 に , 標 本で そ れ ぞ れ 5 視 野 ( 1 視 野 は 0 0 1 2 野を 無作 為 に 選 び 出 し er 視 床 の 神経 細 胞 数 は . e d i ali s e11 a ri s , m N 成 20 / ` の 連 続 切 片 を 作 , e t a t h al a m 便宜 上 i n t r al a , ま た 凍 結切 片も 作 . m た ・ r e ti c ul a ri s ・ m vi ol e t 佐 伯染 色 ・ 823 r e u nie n s・ enic ulat u s 毎 に 前記 の 各 染 色標 本 を作 m Ⅲ1 以 下の よ う に 検索した , er H N , N , ・ 包 ( K lti v e III 染 色 な ど も 施 行 し た つ ま り1 つ , C r e S yl , fa st blu , 後頭葉 , c ell oi di n ol -1 u x ud a n , 製して ( H E) 染色 - v i()1 et dia o ) 前頭葉 1 , N n s・ g の 臨床 症状 が 観 察 さ れ た 4 症 染 色 P A S 染色を施し た 50 枚 毎 , 法 脊髄 な ど の 1 部 を , 祝床 を 含 む 大 脳 半球 に り て e O Si n ・ C aj al 染 色 S , い C r e S yl , 染色 a r r e r a) 製し 延髄 , at o x e m ( N i s sl) 染 色 B 方 i ta m e n i ali s t . 神経病理学的検索は . 1i ・ た 剖 検脳 は 主 と し て 金 沢 大 学 医 学部 付 属 っ 病院神経 科精 神 科 に お 例で あ る と 中継 核 と し て C J 病 の 祝床病変の 分 , も検討し た て い 対 象 , J a k o b 病 の 祝 床 の 神 病 理 学 的研 究 嘩 - ま た視床の 病変分 布を視床を原発 病巣と する . 進行性 視 床性 痴 呆 と で 比 較 し 小脳 r e u t zf el d t W id t h W er e . of th e th e l e ft bl Ju cal c o u r se a ck b sid e . a rs, th of e c a s e l se v ere r . Th th e e w id sy m th er pt o m n e s 小 824 導 に 同期 性 に 出 現 す る P S D を 認 め た 線条体で は . 全 身剖 検所 見 : 両 側 性気 管 支肺 軋 度の 裾創 右 腎孟 腎 灸 高 マ リ ン 固定後 の 脳 重 は 8 7 5 g で 著 し く 小 大脳 は 全 体 に 高度 に 萎 縮 し 大脳 脚 , さい 延髄も小 さい , 小脳 で は 左 右 対称性 に 高度 の 萎 縮 が あ る 萎 縮 は 割 面 上 は 後頭 葉 に 最 も 著 明 で あ る 白質 は 全体 萎縮 し て に 皮質 . 皮 質下 灰 . る が 輪郭 形 態 は 正 常 で あ る い 落が ある . 線推 性グ リオ 全 層 に わ た る 神経 細 胞 脱落 と海 綿 状態 , 星 状 ダ リ ア の 肥 大 増 生 が み ら れ( F i g 2) , 側頭 葉 , 前頭 葉 の 順 に 軽 く な っ 化 は, 核 融解 や 核 洩染 な 変化 が 主 で てい つい , る 神経 細 胞 の . 胞体の 萎縮と い , で頭頂葉 っ , 変 の 神経 細 胞 脱落 が あ る 細 胞 の 脱落 は 比較 的 軽微 で 細胞 構 築 も 大 き な 乱 れ は な い ま た 円形 . 大小 不 同 の 1 0 類 円形 の ∼ ∼ 20 / J の 空胞が み られ 房状 に 集合 し基質の 粗大 な 空 隙 を形成 し て も強 い い 歯状 核 の 神 経 細胞 は軽 . がある がある ス 落が あ り 中 等度 の 薫 蘭 髄 濫 脳 脱 赤核は正 常で . 橋核 に は 高 度 の 神 経細 . 星 状 ダ リ ア の 増殖 や 線 維 性 グ リ オ , ー 橋横走線推は良く , 脳 神 経 核細 胞 に は ク ロ Ⅶ チ ン 融解 像 が マ 第ⅠⅤ脳 室 底 に は 中等 度 の 線 維 性 グ リ オ 下オ リ ー シ ブ 核 で は び ま ん 性 の 神 経 細胞 の 脱 ー 残 存 す る 神 経細 胞 に は 陰 影化 や 萎 縮像 を 示 , す も の が多い 脳 幹 か ら 延髄 に か け て Ⅶ 脳 神 経核 以 外 . は 脳 神 経 核 の 病変 は 明 ら か で な い に ∼ . , . 服 猥 下 丘 の 神 経 細 胞 は 良 く保 . 青斑 核 は 正 常 で あ り . . 妻 異 質で は 少 数 の 神 経細 胞 に 色 素 遊 出像 が 保 たれ てい る みられる a n n 濃 大脳 脚 に は 変化 は み ら れ な い シ ス e rg m . シ ス ー . 延髄 で は その他 の皮質の部位 で は神経 . 像が ある B , 分子 層に は垂直に 走る . あ る が 神 経細 胞 の 脱 落 は 明 ら か で な い . 第 1 前頭 回 な どで は 皮質 中 層 に 斑 状 , シ ス ー 胞 の 脱落が あ り , た 非特 異 的 神経 細 胞 の 脱 落 は 後 頭葉 に 最 も 強 い , ま た 第 3 側頭 回 . 脳 幹 で は 中脳 被 蓋 や 中脳 水 道 周 囲 に 軽 度 たれ て い る 顕微 鏡 学 的所 見 の皮質の変化は後頭葉に 最 も強く 外髄板 に は線推性グ u rk i n 線推性 グ リオ . , 淡 蒼 球 で は神 . j e 細胞 は軽度に 脱落 し P . 度 に 脱落 して い る ・ 大脳皮質は罪薄とな り こ が み られ る 内 . グ リ ア の 中 等度 の 増 殖 が あ る 小脳 で は 皮 質 が 詐 薄化 し 皮 質髄 質 境 界 も 不 鮮 明 で 髄 質 が灰白色を呈 して い る シ ス ー ・ 小 脳 で は 分 子 層 は 罪 薄化 し 顆 粒 層 に 中等 度 の 細 胞脱 . 割 面上 は 大 . 脳 皮 質 は 非 薄 化 し 皮質 髄 質境 界 も 不鮮 明で あ る の リオ . , 被穀に も星 状グ リ アの 増 . が 著明で あ る シ ス ー 経細胞 は長く保 たれ て い る 肉眼 的所 見 ホル 海 綿状 態 は み ら れ な い . 殖や 線推性グ リ オ 神経 病 理 学 的所見 があり シ ス ー 被 殻 の 小神 経 細 胞 は 強 く 脱 落 し 血 管 外 腔 の 拡 大 が あ る . 尾状 核 に 線 維性 グ リ オ , . l l る こ の 海 綿 状 態 も 後 頭葉 に . 最も 強い . 神経 膠 細 胞 は 脊 髄( C けて星 状グリ 明化 が あ る 増殖 性 変化 を 示 し 皮質3 層と 5 層に アが増殖 し H 染色で は肥大 した星 状グ リ アが , oI z e r , の 部位 に み ら れ がみ られ る つ H . 皮 質 下 白質 に は線 推 性 グ リ オ , - か E 染色で は エ , ー こ れ C aj al 染色 の 所見 も 同様 で あ る , 血管 の 増 生 が あ り , 症例 2 シ ス 皮 質表 層 で は 微 小 . 大脳 白 質 に は 著 変 は な い 。 _ Th , ) で は 後 索 の 楔状 束 に 軽 い 髄 鞘 の 淡 1 2 前 角細 胞 は 長 く 保 た れ . は病 変 は み ら れ な い : T Ⅰ . そ の 他 の 部位 に , . 54 歳女性 . 家族 歴 で は 妹 が 精 神 病 に 愕 思 し た 以 外特 記 す べ き こ オ ジ ン好性の 胞体 をも 肥 大 し た 星 状 ダ リ ア が 皮質 下 白 質 を 中心 に 多 数 み ら 3 と はな い 既往 歴 で は . 愕思 して に い る 19 歳で 虫垂炎 21 歳 で 肺結 核 , . 現 病 歴 ( Fi g 1 B ) ・ . . , : 昭 和 4 3 年 ( 5 2 歳 時) り 頭 痛 や 肩 こ り な ど の 症 状 が 出現 し , 8 月頃よ 心 惇冗 進 の た め 8 月 2 0 日 に E 病 院 に 入 院 し た 症 状 は 軽快 し 退 院 し た . dは 封 川 用t 化 鮎 " G O n 与C‖川 針 肱 川 m h l d et けl Y押 l帥 m 亡0 1 1 … . . N a rk ed c o rt e x . u m er o u s o u tf H ・ E al l h yp of s t ai n , ph i c ert r o c ell s n e rv e ×2 0 0 a st r o c in c a se y e s(▼ †) a n d l ; I n s ul a r L dl 引 リーb さ∩【t リm u S l l Vl t 阿 川I m l▲ .t lltl 与m n lg Fi g 2 山 仰 川 帥 t 14 l t tl u Jt S tU ′b a no t U ‖ M 如Y M 印 nli no 祀 ● 1 96 Fi g l B ・ . . . 9 1 97 Cli n i c al c o u r se of c a se 2 P ・ C が 同年 12 月初旬よ り , りが 多くな り r e u t zf eld t 話し方が遅く な り , 書字に 誤 , , 症 状 軽快 せ ず , 昭和 4 4 年 1 月 3 0 日 に は T 病 院 に 転 院 し た ら 前屈 歩 行 が 出現 し この . その後 . ナナ の 皮 をた べ た りと い っ 時 に 「 相 手 の 言う , . と う 左 の へ 8 月 . 偏 位 や 排 相 が 目立 現した ため した は 某精 神 病 院 に 入 院 し た が つ ようになり て い っ るい そ う も出 , 悶状 で あ た っ 血 圧 は 1 3 0/ 9 0 . 栄 養 は 不 良 で 表情 は 苦 m H g で 心血 管系に 異 m 常 は な い 歩行 不 能 で 自 発 語 は 呼 名 に 対 し て の 「 は い」 . え」 いい は異常 は な く 対光反射や 調節反射 に . っ た ン とす る速 い 運動が みら れ た . 入 院 後 は 症 状 の 動揺 が み ら れ 時に り , は 前 屈小 股 歩 行 で 両 手 を さ げ っ た 時 間, 場 所 . しく答 え る と き も あり あっ た 食事 も , わか らず , たが 察さ れ る 5 血液生 化 学 ヒス . 6 ∼ H z の th 脳 脊髄 液 , テリ ー et a 口 , 妄も み ら れ に 異常は な く , 月 中旬 に は , 「 い い え」 g r eif e n 12 , 肉眼 的所 見 ホ ル 付 近 に 軟膜 の 軽 度 の 白 濁 が あ る 常は ない 時症 状 の 軽快 を み た が , その後 ( 的 は ず れ 把 捉) や 左 右認 知 障 害 . 11 前 頭 葉 は 左 側優 位 に 萎縮 し . , 整が著 しい 前頭極 . 第2 わ け著明 で あ 縮は軽度 で あ る , 中心 前 回 や 中心後 回 . 割面 で は . 後頭葉の萎 , 左前 頭葉 の 皮 質の 罪薄 化 , と 灰白 質 深層 の 層状 の 茶褐 色 の 変 色 が あ り の 側頭 葉 . 3 側 頭 回 の 後 半部 に と り 各脳 回 に も 同様 の 変化 が み ら れ る 他 の 部位 に は 粗 大 病 変 は な い 側頭 葉 の , 小脳や脳幹な ど そ . . 顕微 鏡 学 的所 見 大 脳皮 質 の 全 層 に わ た る 神経 細 胞脱 落 紡錘 状 臥 の 第1 2 , , 特 に第 2 , ロ マ チ ン 融 解や 核 の 偏 位 と い 様 の 変化 が 認 め ら れ る ( F i g 3) . の 他の 脳回 で は 状態 は第 2. ∼ 10 〝 の , しく で著 , , た 原発 刺 激 っ 神経 細胞 の 脱落 は 前 . 特 に 皮 質 中層 に お い て 強 い 神 経細胞 の 脱 落 は や や 軽 い 3 側頭回 , . ∼ 5 , 額 円形 の 空胞 よ り な り , 孤 ま た それ は特に こ れ らの脳 回 の 側壁 部 か ら 谷 部 に か け て 認 め ら れ る 神経 膠 細胞 . は 全 体 に 神 経 細胞 の 脱 落 に 比 し て 強 く 増殖 し ∼ . 海綿 . 紡錘 状 回 を 中心 に み ら れ 大 小不 同 の 円形 立性の 傾 向を示 して い る 皮質 , 神経細 . 細 胞 や 錐体 細 胞 et z , などにはク , 3 側頭 回 や , 3 前頭回 に 著明であ るが 胞 は 全体 に や や 萎 縮 性 で あ る が B そ 海 綿状 態 , 変 化 は び ま ん 性 で 大 脳皮 質 全体 に み ら れ る 皮質4 , 5 層 を 中心 に 層状 の 星 状 グ リ ア の 肥 大増生 が み ら れ , V , . 同 o rb eト 手 指 の 呼称 , 見 当識 は 良 好 で あ っ た . 12 月 F if 3 P ri m a r y i r rit a ti o n of 2 ; M id dl e t e m p o r a l g y r u s . ー た っ ウス 溝 脳回表面の不 眼層 回 に も 萎縮 が 強 い , ビ 月 , カタレ プシ 左シル . 脳 表 の 血 管系 に は 異 . 触刺激や 下旬 に は 上 下 肢 の 固縮 が 著 明 と な り 昭 和 4 5 年 1 月 に , リ ン 固 定 後 の 脳 重 は 1 0 20 g マ 夜間せ ん . 月 に は 上 肢 の 固縮 が 出現 し た 障害 な ど が 出 現 し た が は . 不 関状 態 の み で , 一 た 副 腎萎 縮 . 命 に よ る 自 動 詞的 運 動 は 不 能 で 自発 痛覚 に 対 す る 反 応 は み ら れ ず は 口 唇 の 攣縮 , , あっ た 絶 え ず 下肢 を 動 か す 音刺激 に 対 し て は お び え る よ う な 反 応 を 示 し た に . 10 月 同 院 , 反 応 も 遅 く 意識 混 濁 が 疑 わ れ た , っ z カ月で . 語 は質 問 に 対 す る 「 は い 」 が著しく 一 性も う ろう状態が疑 われ 転科 後 は 神 経学 的 に 変 化 な く , II 尿に も異常は み られ な か , 神経科 精 神 科 に 転 科 し た 運動が み ら れ 10 , 波の 混入 が み ら れ た チグ ラ フ ィ ン 全 身状 態 も 悪 化 し 3 月 1 7 . 全経 過 は 1 9 , 述した各脳回 , 神経 学 的 に は 変化 は な 諸検査で は脳波に 異常が み られ . 脳血管 写 は 正 常 で 脳 シ , また 物品の 個数が , 1 時 間 程度 持 続 す る 眼 球上 転 発 作 が 1 回 観 , てい の 基礎 波 に ため 人 でで きる ことも 物 品 呼 称 も 不 能 で 保 統傾 向が み ら れ た が その 様 子 が 演 技 的 と 思 わ れ た っ 自 己 の 見 当識 も 正 , ー 読字 や 書 字 に 障 害 が 強 く . 左 に 偏位 , する歩 き方で あ た 星状 グ リ ア の 肥 大 増 生 が あ り . 歩行 が 可 能 な 時 も あ , っ . 神経 病 理 学 的 所 見 ま た 下 肢 を無 目 的 に 絶 え ず 動 か し 手 みら れ な か 吸 引反 射や 強 制把 全 身剖検 所 見 : 気管 支肺 炎 膀 胱 炎 腱反射 は正 常で 病的反射や 原始反射は , 指には ピク こ の , だ け で 開 眼 状 態 が 多 く 被 動的 に 開 瞼 さ せ よ うと す ると 強い 拒絶を呈 した か 日 呼 吸不 全 で 死 亡 し た , , 同月 中旬 に 間代 , , 3 月 上 旬 に は 眼 球上 転 発作 が 頻 回 . 昏睡状態と な , は 左 側 優位 に 萎 縮 し . 入 院 時 所 見 : 体 格 は 中等 大 「 とな り た 金 沢 大学 医学 部付 属 病 院第 2 内 科 へ 入 院 , 時的 に 症 状 の 改善 が み ら れ た が 握な ども出現し た こ 歩 行時 の , 一 825 性 けい れ ん が み られ る よう に な り た症状が み ら れ るよ う に な 自発譜は極端 に減少 した が に は も の忘 れが ひ どく バ , と はわ か る が言 い た い こ とが話せ な い 」 とい い , 頃か ひ そめ眉 をす る こ とが 多く な り , 自発語 も 少 な く な っ た , J a k o b 病 の 視 床 の 神 経病 理 学 的研 究 ま た 時 々 眼 の 前が 暗 く な る と い う こ と で 12 月 9 日 に K 病 院 に 再 入 院 し た が り - が 出 現 し無 言状 態 と な っ た . 2 月に n erv e . . H ・ E c e11 s ( †) in s t ai n , ×4 0 0 c a se . 826 る い 小 明確な . が ph n eu ro n o a gi a , iit o si s が 散 見 さ れ る ( Fi g 4 ) . み られ な い オ 海馬 で . がある シ ス ー 線 状体 で は ロ ミ ク . は 顆粒 細 胞 層 に と 神 経椰 胞脱 落が あ り 経細 胞 の 脱 落 は み ら れ ず が内 , 外髄坂に み ら れ る . , 扁桃核 乳 頭体 に 著 変 は な い 小脳で は , 分子 層 は や や 非 薄化 し て い る 細胞 脱落 は 明 ら か で な く 弱い B , e rg m 中下小 脳 脚 に は軽度 の 線 維性 グ リ オ ( F i g 5) . る . や に が ある い 中 脳 被 蓋 と 中脳 水 道 周 囲 に 線 維 性 グ リ , . ら 大脳 脚 に は 変 化 は な い . 橋 で は 縫線 核 の 部位 に グ リ ア 結 節 が み ら れ . S a t ellit o si s a ri et a l c o rt e x ク , pyk n o - : M . E . 53 歳女性 . と はな く 既往歴 で は 30 歳時 こ , 乳腺症 で手術 を受 け た以 外 に 特 記す き こ と はな べ . トC ) : 昭和 5 3 年 ( 5 2 歳 時) . それ まで や , て っ 月 頃か 1 た 和 裁 の 仕事 の 能 率 が 低 下 し て い . 橋核神経 , . . 細胞 や ost . Fig 6 P 神経 細 , 内側毛 帯 の 外線 に は ダリ ア 結 節 が あ 黒 質や赤核は正 常で あ る Fig 4 . 三 叉 神 経 運動 核 , L 。) で は 前 角神 経細 胞 の 脱 落 が あ り , 現 病 歴 (F i g が ある シ ス ー シ ス ス ー が ある シ ス ー . 家族歴 に特記 す べ き . 脳 幹で は オ ー リ フ , ブ 核 の 背 内側 ー を 呈 す る 細胞 が あ る 後 索 と 側索 に は 軽度 の 髄 鞘の 症例 3 顆粒層の . 動 限 神経 核 , チ ン融解 や胞体 の 膨 化 し た g h マ 淡明 化 が あ る . ダ リ ア の 増殖 も a n n 歯状 核 で は 神経 細 胞 脱 落 は な い が . 脊髄(T b l ロ , が み ら れる 原 発 刺 激様 の 細 胞 や 萎 縮 し た 細 胞 が み ら れ に シ ス ー 神 経 細 胞 脱 落 と 線 維性 グ リ オ 胞脱落も み られ る Si s 視 床下 部 , に 線状 淡蒼球で は神 . 延髄で は下 オ リ . 脳 幹 の 各脳 神 経 核 で は シ ス . . 強い に シ ス ー 青 斑 核 で は 神 経 細胞 の 軽 度 の 脱 落 と 原発 刺 . 部 ー 線維性グ リオ 軽度の ( F i g 6) 激横紙胞が み られ る . が ある シ ス ー 体 の 変化 は 吻側 に 強 い 側 向 が み ら れ る ・ い 被 殻 で は 小 神 経 細胞 を 中心 , 中等 度 の 細胞 脱 落 と 線 維性 グ リ オ 橋被蓋と橋腹側部に は線維性 グリ オ 線維性 グリ 軽度の 尾状 核 に 中等 度 の 線推 性 グ リ オ , , S at eト グ リア の 増殖は 大脳 白 質 に は 著 変 は な . 細 胞 は 脱 落 し 原 発刺 激 様 の 形 態 を 呈 す る 細 胞 が 多く は認 め られ な a r o s e tt e g li , 部 の 神経細 胞 に は 希 突 起 グ リ ア に よ る 一 , of H ・ E th e n e rv s t ai n e C ell s ( †) i n , ×1000 2; c a s e . 画t d v e n Su p e ri o r H oI z e r di i t u 爪ut i s 川 n F ib rill . a n rb t y g li ar ral on p ti o si s c e r eb ell a r st ai n ×4 , i n th e n u cl e u s , n e p o n ti n e p d in a n ed u n cl e n o t e m g g li o en si s i n 2; P c a se tu m th e o ns , . 抑 亡e m 血 ∝ I n . 。 皿 , i .b … . _ ■ ■■ ■■ ■■ - 一 _ ■ 血 m 帥 ti a 馴 肌 れ 止針目 m 叩 Cl 山 n a r ト 引 汗軋 ▲ 伸 †i n co 小山t 仙i . , n u cl e Fib ri11 a r y g li u s in c a s e 2 ; C o si s a r o u n e r eb ell u m , d th H oI z e r e d t at e n st a i n , 」 」 ri u n ← ÷ m ++++++++ 丁+十∵ 幸十 二 十÷ 十 O ●∩ e ×8 Fig 1 C - . 虚 虚戯疲 t i n ●n e O J Fig 5 」 o n t】 I . . C li ni c al c o u rs e of c a se 3 . c t C きた た - J a k o b 病 の 視 床 の 神 経 病理 学 的 研 究 3 月 中旬 よ り 書字 困難 を 訴 え る こ と が 多 く な . 脳 波学 的 に は っ 3 月 1 9 日 に 夜 間大 声 で 怒 鳴 る な ど の 異 常 が 出 現 . し 食欲 不 振 と な 院した るが 指示 に 従わ ず , れるよ う 波上 な に た っ 神 経 学的 に 異常 は な か っ た が . , 0 8 秒 間 隔 の 3 相性 の P S D が み ら れ た た め . , 炭谷 ら1 7 ) ひね く れ たよ う な態度が み ら , , られ た 血 圧 は 1 6 0/ 9 2 . き こ と はな か た っ m 神経 病 理 学 的 所 見 微 熱が み 表 情 は 無欲 様 で 自発 諸 に 乏 し く . 疏通性 は 不 良 で あ っ た 質問に . 力 は著 し く 減 弱 し て い た 屈曲 と 左 上 肢 の 伸 展 に 対 す る 軽度 の 抵抗 を 除 き はみられ なか た っ 濁を伴 た 運 動不 穏 が み ら れ た り , 時 に 軽 い 意識 混 , 症状 も み ら れ た り 4 月 に は両上肢が 屈曲 した状態と な . 間代 性 け い れ ん も 出 現 し た , の状態に その 後 . 除 皮 質肢 位 , な り 口 尖ら し反射や上肢 の ミオ ク みられ る よう に な っ た ロ ー ヌ ス も 5 月 に 入 り 意 識 状態 も 悪 化 し . 気管 支肺 炎 左側 に 比 べ 強 く 左 半球 で 回が 萎縮 性 で あ っ た . られ なか た っ その 後 . 膀胱炎を併発 して 化し , 全経過 は 10 た . 昏 睡 状 態 と な り 栄 養状 態 も 悪 , カ月 で 0 月 8 日呼吸不全で死 亡 し 1 , あ っ た 3 側 頭 回, , 紡錘 鐘 状 回 , 側 脳 室 は 拡大 し て い た , 常 はみ られ なか た っ S ・ r a ti o n fr o n t al n e rv e c ell ild o n e v e re it h w gy m ru s, s p N i s sI lo gy st a in 小脳 . 帯状 回 , . 特に 右 , 島回に み , 脳 幹, 脊 髄 に 異 . 落 強く は 皮 質 は 罪 薄化 し 全 層 に わ た る 神経 細胞 脱 , 星 状 グ リ ア な ど を 主体 に し た 神 経膠 細 胞 の 増殖 力吏 , 海 綿 状 態 が み ら れ る ( F i g 7) と 紡 錘状 回 に 著 し い . の 皮質 の 変 化 こ . , 前頭 葉, 側 頭 葉 に 強 く , . と りわ け第2 , 3 側頭回 , 神経 細 胞 は全 体 に 染 色性 が 低 下 錐 体 細胞 は 比 較 的保 た れ て い る , . て み ら れ 皮 質 の 崩壊 は っ , 組織 学 的 に は 仮 層 状 の 基 質粗 顆 化 が 主で 合傾 向 を 示 し ま た 自質 に も 及 ん で い る , 部で は融 一 , 大脳皮質の 星 . . d s s a n st a t e . 大脳 顕微 鏡 学 的 所見 大脳 で は . ・ . 3 前頭 回 , 側の 第2 Fig 8 Fi g 7 2 , ま た 眼 裔 回 の 萎縮 も み ら れ た 海綿 状 態 は 皮 質 全 層 に わ た , 軟膜 の 軽 . 大脳 皮質 の 非 薄化 や 粗 造 化 が あ り し 萎縮 性 で あ る が , . は逆 に 頭 頂 葉繰 上 , 下顎反 射 の 克 進 も み ら れ た が 上 下 肢 の 病 的 反射 は み 肺う っ 血 リ ン 固定 後 の 脳重 は 10 7 0 g で あ る マ 間代性 け い れ ん 発作 も 頻 発 し た 除皮 質 状 態 も 進 行 し . , 割 面 で は, 保続 , , は 全体 に 萎 縮性 で 特 に 右側 頭葉 と 第 1 ま た 時に はき ち ん と挨 拶 を し た り と い う よ う に 症状 の 動 揺 が あ り 膀胱炎 , 度 の 白濁 が 前頭 葉 か ら 頭頂 葉 に か け て み ら れ る られ 入 院後 は 日 常動 作 に 介助 が 必要 で っ 異常 , . , . 肉眼 的 所見 の 萎縮 が , は 困惑 し た様 子 で 記 銘 神経 学 的 に は 両 側 の 拇 指 の . 本症 例 の 脳 波 異常 の 経 時 的変 化 は , 腎孟 腎 炎 H g で 身体 所 見 に 特 記 す べ m なお . 伊 藤 ら 18) に よ り 報 告 さ れ て い る , 4 ホル , す で に前述 した , 全 身剖検 所 見 . 入 院 時現 症 : 体格 は 中等 大 で や や 肥 満 し F 病 院 入 院時 よ り , 脳 月 5 日 金沢 大 学 医学 部 付 属病 院 神経 科 精 神科 に 入 院 し た 82 7 P S D が み ら れ , そ の 後 こ の 周期 が 次 第 に 延 長 し低 電 位 化を示 した 月 に 入 り 自 発 語が 減少 し 見 当識 は 保 た れ て 4 . た た め に 3 月 25 日 F 精神病院に 入 っ , い r e u t zf eld t × 20 a st r o in . gli a l p c a se r olif e 3 ; M id dl e ・ t l ay P . r op hic e rs St a i n , r olif e r a ti o n a st r o c in ×4 0 c a s e yt e . s of p ro gl i al fib a st r o mi 3 ; M id dl n en e t fr i n th o n t al er s d h y pe r p c o r ti c al S H oI z e r an d e e g y ru e ・ , 小 82 8 状 グ リ ア の 増 殖 は 著 明 で 皮 質 深層 か ら 皮質 下 白 質 と 皮 質中 層 に ( F i g 8) H , . け て 層状 の 線推 性 グリ オ か - E 染色 や C aj al 染色 で は 深 層 を 中 心 に 肥 大 した 星 状 グリ ア が 多数 み ら れ る 外腔 の , が線維性グ リオ 軽度 の 髄鞘の はみ ら れ な い 細 胞 層 に 中等 度 の 線維 性 グ リ オ ー シ ス が ある 変化 は 吻側 に 強 い に 強く る . 染色性は著 しく低下 し , 一 の 部同質化を呈 して い 血 管外 膿 も 拡 大 し, 星 状 ダ リ ア の 肥 大 増生 も 強 い 淡蒼 球 の 神 経細 胞 は比 較 的 長 く 保 た れ て い る 髄板 に線維性 グリオ 視 床 下部 ー シ ス がみられる 内 . ー シ ス が ある 小 脳 で は 分 子 層 は 詐薄 と な り, 著 し い ( F i g 9) . . P a n n 脱落 し て い る 線維 性 グリ オ 顆 粒 層の 細 胞 脱 落 が シ ス ー があり も み られ る 経細 胞 は軽 度 に 減少 し て い る . 脳 室底 に 線 維 性 グ リ オ シ ス ー 下オリ 脳 幹 の 各 脳神 経 核 に は 著 変 を み な い _ 7 Tb , ) は, 後 索 1 2 ー シ ス も 延 髄 で は 第ⅠⅤ . 背 内側 部 に 強 い 神経 細 胞脱 落 と 線 維 性 グ リ オ 脊髄( C 6 . 橋核 の神 . 緑綬性グ リオ , 字 困 難 が 出現 し た なか た っ なく C a S e 3; C n g of th e m ー ー ブ核 の シス la y o f c ell s e r e b ell u m , . 視 力 障 害 も 出現 し . , ロ 7 月に入り , が明瞭と な り ヌ ス ー 7 月 1 1 日 金 沢 大 学 医学 部 付 属病 院 . H g と著変な く 01 m , 球運 動 は 不 能 で , 振が み られ た . 対光 反 射 は 正 常 で あ 右側 に 回旋 し , た r6 m , た っ 四 肢 腱 反 射 は 上 下肢 で , 反 射が右上 肢 に み られる n e r 入 院 後 は 夜 間 せ ん 妄 が 時折 み ら れ た 下旬 に は 上 肢 の 血 di 仙 d d u a ∩、t 。 父 。 rb 一 間 巾 オク ミ また . ヌ ス ー たが っ , 7 月 が 著 明 と な り 燕 下障害 ▲ rt ■ ● ■■ 」 山 . 強 直 間代 性 け い れ ん も 出 現 す る よ , u m = ロ た っ ま た 口 命 指示 . 従 う な ど 症状 の 改 善 の み ら れ る 時 も あ , Sl 頭 部 は 軽度 . 他の 病的反射 や原始反射 はみ ら れ な か , 追跡 眼 , 上 肢 は 屈 曲 し下 肢 は 伸展 位 を 呈 し て い 左 側 優 位 に 完進 し T 以外 . 側 方 注 視 時 に 右 側 に 急速 相 を も つ 眼 ま た 四 肢 筋 の 固紡 が あ り . た っ 胸部 Ⅹ線上 心肥大 神 経学 的 に は 半昏 睡 状 態 を 呈 し . , 燕 下障 害 , 入 院 時現 症 : 体格 は 中 等 大 で 栄 養 は 良好 で あ に 髄 鞘の淡 た 神経 科 精神 科 に 転 院 し た __.______二.「 L ▲ ∪- ● _ ▲ ▲ d rl p l 剛 直 n ■ 血 相 ●■ 川 ■t 一 血 ■ m ■ ■ ■ ■ 一 ● ut l ■M _ . . _ . . . . ..- ■■ ■ 一 Ju .. ■■■■ ■■■■■■■ 些 ー ( m l) a n d y e r( g l) i n e r i n t h e g r a n ul a r l K B s t a i n ×2 0 ・ , 6 月 20 日頃 よ , 点 を 凝 視 し た り 突 然 声 を上 げ る な ど不 一 っ も 出現 した ため に が . の模状束に 軽い ol e c ul a r 理由 , 歩 行障 害 も 出 現 し た た め に , 知 的機 能 も ほ ぼ 保 た れ て い た が , 眼 振や 四肢 の ミ オ ク m tf a ll きなど つ 頃 よ り家 事 が 著 し く 困 難 と な り この . 著 し い 減少 や 亡O o u 5 月上旬 家 事 の 能 率低 下 や 書 , 6 月 に は 頭痛 や 体 の ふ ら . 31 歳 , 6 月 16 日 Ⅰ病院 に 入 院し た 日常動作に は特 に 障害は q T h i n ni は . . も な く 突 然笑 い 出 し た り ⊂ 0 ∩∨∪■ … . で 既往歴 . る ま た 5 2 歳 時 に 高血 圧 と た め に 近 医 を 受 診 し て い る が 身体 的 異 常 は 指 摘 さ れ の n I9 h t a rk ed い - 9 ■t d . て い . 帥 m と はな 現 病 歴 ( F i g 1 D ) : 昭 和 5 5 年 ( 5 2 歳 時) も悪 化 し た Fig 9 こ 浮 腫 の 治療 を う け て い る が み ら れた が あり 線維性グ 54 歳女性 . 心 肥大を指摘さ れ 血 圧 は 1 1 8/ 7 8 , . み ら れ る が 橋 横 走線 維 に は 著 変 は な い . e ト 異 質 で は 軽 度 の 色 素連 出像 が あ る , 頃 に 歯 状 核 の 神 経 細胞 は 軽 度 赤 核 は 正 常 で 大 脳脚 に は 特 に 病 変 を み な い ある B , 中脳 被 蓋 や 中脳 水 道 周 囲 に 線 推 性 グ リ 脳幹 で は, オ シ ス ー N . 家 族 歴 に 特記 す べ き 穏な状 態に な . 白質 で は 軽 度 の 髄 鞘 の 淡明 化 が あ り . E , て . . j e 細 胞 も 軽度 脱 落 し 分子 層 に . : い い り 軽 い 振戦 や 限 瞼 下垂 が 出 現 し た 2 3 日 に は 自 発語 の u rk i n グ リ ア の 増殖 も 強 い 症例 4 も み られ な . . は グ リ ア線 維 が 垂 直 に 走 行 す る 像 が み ら れ m . 外 ・ 乳頭 体 に は 特 に 病 変 は な い が 扁桃 核 に は , 軽度 の 線 経 性 グ リ オ g こ . 被穀で も神経細胞の 脱落 は小 細胞 . 神経 細 胞 の 形態 は 保 た れ て シ ス ー 前 角の 腹側 部 に は 軽 度 の 神 経 細胞 の 脱落 . , よ り少 しづ つ 動作が緩慢 と な り . 小 細胞 を 中心 に 神経 細 胞 の 脱 落 が あ る , リオ 海馬で は 顆粒 . 線 状体 で は 尾状 核頭 部 に 明 ら か な 基 質 の 粗 醇 化 像 が み られ が あ るが . 淡明化が あ る 外包 や 側 頭 葉 の . 軽度の 髄鞘の 淡明化が あ る に u s シ ス ー に 明 化が あ る 皮 質表 層 で は 血 管 . 拡大 も み ら れ る が 微 小血 管 の 増 生像 は み な い 大脳 白 質 で は 半卵 円 中心 I s th r n が あ り シ ス ー 困 n 仇:l 柑抽 a Fi g 1 D - . . C li n i c a l c o u rse of c a s e 4 . C うになり られ み 8 月 に は 強迫 笑 も み ら れ た , も ミ オク ロ 態に移行 し した ヌ ス ー が 出現 し 脳 波学 9 月 に は 下肢 に . や が て 屈 曲性 対 麻 痔 の 状 , は 的に , ヵ月 であ た っ 発症 2 ヵ月目よ り P S D の 傾向 を も みられ に 発症 3 , 目よ り 典型 的 な 3 相 性 の P S D が 出現 し た ヵ月 その後 . 1 8) ら は 島 回 や 側 頭 葉 に 著 し い( F i g 1 0) 大増 生 も 著 明 で か でな い マ 特に 前頭葉や頭頂葉 , は左右 対 称性 に 萎 縮 し て い た はほ ぼ正 常 に保 たれ 縮が み ら れ た 3 側頭回 , 眼裔回 , れ は特 に第 1 こ , 島臥 , あ っ られ な か た っ , 直 回 に は軽い 萎 , 2 , ・ E 染色や . が あ る が, 大脳 白質 で は . も み られ な い . 尾状 核 頭部 の 基 質 の 粗顆イヒと 小 細 胞 を , 星 状 グ リ ア の 肥大 増 生 が , 変化 は 吻 側 に 強 い この . 神経 細胞 の 脱落 は 明 ら 髄 翰 化 は 正 常 で 線推 性 グ リ , 被殻で は . 強 い 神経 細 , 血 管外脛 の 拡 大 , 星 , 状 グ リ ア の 増殖 が あ り 神 経 細胞 の 染 色性 の 低 下 が 著 し い 淡 蒼 球 で は 神 経細 胞 の 脱 落 は み ら れ な い が . 外髄 板 に 線維 性 グ リ オ 視床下部 , , が ある 属桃核は正 常で ある 線維 性 グ リ オ 小脳で は シ ス ー シ ス ー 内 , ・ . 乳 頭体 に は 軽度 の . が あ る が 神経 細 胞 の 脱 落 は な い , . 分 子 層の 罪薄 化 と 顆粒 層 の 細 胞脱 落が 著 3 前頭回 や第 , 半 . 側脳 室 の 拡 大 が み ら , 小 脳自質も萎縮 , そ の 他 の 部 位 に は 肉眼 的 に 粗 大 病 変 は み . た 大脳 は 全 下 頭 頂小 葉 に 明瞭 で あ っ た そ の 他 尾 状 核頭 部 は 扁平 化 し . 性で . 側 頭 葉 の 前 半部 側 頭 葉後 半 分 と 後頭 葉 . 卵円 中心 や 側 頭 葉 白質 は 縮 小 し れた . 割 面 で は 大 脳皮 質 の 灰 白質 は び ま ん 性 . に 罪 薄粗 造 化 し 2 で あ る 脳裏の 血 血 性で硬化所見は み られ な い っ 体的 に 萎 縮 し シ ス 胞 脱 落 が 小細 胞 を 中心 に み ら れ リ ン 固定 後 の 脳 重 は 1 0 2 5 g 管はやや う の脳回 シ ス ー ある 肉眼 的所 見 H , 海 馬 で は 顆粒 細胞 層 に 中等 度 の . ー 中心 と し た 神経 細 胞 の 脱落 神経 病 理 学 的所 見 ホ ル ら れ る( Fi g 1 1) に み 線 状体 で は . 皮質下白質の 部位 , が あ り シ ス ー . C aj al 染 色 で は 肥 大 し た 星 状 グ リ ア が 皮 質 深層 を 中心 剖検 所 見 脳剖 検 の み が 施 行 さ れ た 皮 質中 層 や 深 層 , 層 状 の 線 維性 グリ オ それ , 星状グ リ アの 肥 . オ . 脳回側壁部や谷部に か け て , 大 小不 同 の 円形 の 小 空胞 の み ら れ る 部位 も あ り 線維性グ リ オ , P S D 周 期 の 延長 化 と 背景脳 波活 動 の 平坦 化 を 呈 し た 829 質の層状の 粗 程化が 主 で に . 高振 巾 徐 波 が 前 頭 導 出 を 中心 つ J a k o b 病 の 視 床 の 神経 病 理 学 的研 究 - 全 身状態 の 悪 化 や 尿 路 感 染 を 併 発 し死 亡 , 全 経過 は 6 . t を尖ら せ る よう な周期的な運動や 振戟も 口 , r e u t z f eld . 顔 微 鏡学 的所 見 大脳 で は , 大 脳 皮質 の 非 薄化 と 全 層 に わ た る 神経 細 胞脱 落 海綿 状 態 の 崩壊 が 著 しい , して , 前頭葉の . 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 が あ り 皮 質 , こ の よう な変化は 各脳回 と第 2 , 肉眼 所 見 に , 3 側頭 回 に 特 に 著 し い 神経細 胞 は 全体 に 萎縮 性 で 染色 性 が 低 下 し て 発刺激 を 呈 す る 神 経細 胞 は み ら れ な い F ig 1 0 ・ ・ CO rt e x t s t ai n , S p o n g y d e g e n e r a ti o n i n c a s e 4 ; M id dl e t e ×4 0 0 . 致 一 of m p い る . 原 . Fig 11 H y p e rt ro p hic S u p e ri o r f r o n t al g y r u ・ 海綿状態は基 . th o r al e gy a st ro ・ s yt ( †) i n es C aj a l , st a in c a s e ×4 0 0 , 4 ; . c e r e b r al ru s H E ・ , F i g 1 2 F ib rill in c a s e 4 ; C . . a ry g li o si s e r eb ell u m , ni t h e H oIz e m ole c r s ul t ai n , a rl a y ×1 0 0 . ( m l) er ∵ ∴ .. ... .∴ ‥ 」 ∴ 8 30 しい 小 B . e rg m の 形成 も み ら れ る( F i g 1 2) てい る こ グリ アの増生 も強く a n n も 脱落 し て い る . B . 分子 , れに 染色で は T a n 層に ⅠⅠ K 症例 1 , ak t u s な 橋で . れ るが シ ス がみられる 変 をみ ない は 第ⅠⅤ脳 室 底 に , , . 経核 に の 2 【 ) で 3 は が みら 中等 度 に 増生 し 部に けて 強い か N . t v en . , シ ス 小 細胞 部 に 強 い 脳 幹 の 各脳 神 fi b pf 前 角神 経 細 胞 も 保 た れ (N r o sa . 芳 束 核) , N . (N で fi) の 中 央部 や N m Ⅴ a 前腹 , . ー この . 星状 内 側 核) で は中 , シ ス ー . . が あ り, 16 . A) - 星 p . a r a f a s ci c u l a ri s p ars (N . 近 傍 に 微 小 空胞 に よ る 融 合 側 向 の 少 な い の . 1 6 B) こ ・ . の N の m . 腹側 端 の N . p f に は 中等 度 の 神経 細 胞 脱 落 と 強 い 線 推 性 グ リ オ シ ス が あ るが 肥大 し た 星 状 グ リ ア は み ら れ な い , ー こ . . 変化 は 腹 外 側 部 に 強 い では N . . m (N n u s p . p . m D , e cr e a sed n u cl e u s K B , , . . b ( †) i n st ai n P ro m in Fig 14 o li v a r y n u cl e St ai n ×4 , n u m c ell s n er v e e n u s t ×4 0 0 , fi b rill in er a nd c a s e deg 4 ; Inf c e 中心 , 線推性グ リ オ 中 , シ ス ー ) , , . (N r e u nie n s 線推性グリオ p t) . (N ー . N , ) r e シ ス . に p a r a - は神 経 が み られ , of e n e r a ti o n e ri o r , a r a t e n i a li s N 細胞 の 脱落 はな い が Fi g 1 3 . . 第ⅠII 脳 室 壁 の N edia (N c e n t r ali s 吻 側 に 軽 い 微 小 空 胞 の 海 綿状 態 が あ り , は軽度 で ある . m . あ る ( Fi g 等 度 の 神経 細 胞 の 脱落 が あ る が e 少 ない 微 神経細胞の 脱落 は尾側の , e d i ali s m . 海 綿 状 態 が あ る( F i g 核) . . や星 状 グリ ア の 肥大増生は軽度で あ る グリ ア の 活性 は吻側に 強く の th (N e ri o r t 状 グ リ アの 肥 大増生 が著明 . 向の れ ら の 変 化 は 前 内側 こ a n 肥大 し , 融 合傾 , . r ali s は 軽度 シ ス ー 染色性も低下 し強い 線 後索 と 側 索 の 辺 緑 の 軽度 の 髄 鞘 , , , 育斑 核に も著 , 線推 性 グ リ オ 側核) で は 神 経細 胞 は 中等 度 に 脱 落 し 線 維 性 グ リ オ . . 淡明 化 以 外 に は異 常 は な く てい る シ ス で は 神 経 細胞 は 中等度 に 前核) , 等 度 の 神経 細 胞脱 落 と 線 推 性 グ リ オ . は明 らか な病変は ない 脊髄 ( C て が み ら れ る( F i g 1 4) シ ス ー い ー a . ブ核の 腹側部 に 強い 神 ー 経 細胞 の 脱落 が あ り( F i g 1 3) 推性グリ オ (N 小 空 胞 に よ る 海綿 状 態 が あ る 赤核 に は著変 は . 線維性グリ オ 延髄で は下オ リ . e ri o r ・ . 下 丘 の 神経 細 胞 は 保 た れ て い る , 橋 核 神経 細 胞 は 保 た れ て , . t た星 状グ リ ア は ー 異 質で は 色素 連 出像 が 軽度 み ら れ る い a n . 小葉 の 髄質 に 髄 鞘 の 淡明 化 が あ り , があ るが シ ス ー N . 歯状 核 で は 神 経 細 胞 の 脱 落 が み ら れ 脳 幹 で は 中脳水 道 か ら 中 脳被 蓋 に か け て 線 維 性 グリ オ 4 症 例 の 視 床 の 病 理 学 的所 見 j e 細胞 u rk i n o rp ed o は グ リ ア線 維 が 密 に 増殖 し 致 し て 線 雄性 グ リ オ 一 P , . 脱落 して い る が . 小脳 白質 で は . di o √ o li v a r y . a ry c a s e gli o si s 4; M i n th ed u 11 a e , inf H e ri o r oI z e r Fig 1 5 A . , . S ch e m a of th e th ala m ic leis o n in ca s e l ・ ‥ C N N (N r a li s (N Ⅴ , N , v e n t r ali s . l a te p . v . p . 1) . (N . N , N , p . ri o r (N . d , d . N d . o s t e ri o r p N . d . o r s ali s su p (N d . 軽 度 の 線推 性 グ リ オ , e rfi ci ali s p シ ス ー (N d . . sf) p ed i ali s m o r s a li岳 o s t e ri o r (N 落が あ り N . 1i it a m p) シス が がある が は星 状グ p があり r a li s (N F ib rill . , Sli gh tl y i n l; C a Se Fi g 1 6 B . P , . r Olif e r a C aS e gli a ry S e V e r el y , N T h al a M ti o in m u s , l ; T h al of a m H p oIz er o u tf a ll a st r o cy u s , H E , t o d e r a t el y m o st e ri o r st a i n of es s t ai n in N a r a f a s ci c u l a ri s p . v e n t r ali s . a rk ed n o si s N l at e ×2 , , N c ell s m . × 20 0 . . o re p ro m T h al a m u s, re . g 1 . 微 小 空胞 に よ る 海 綿 状 態 N . ) は正 常 で あ る r N . r e ti c . . g ul a ri s e ni c u l a t u s が あ る が 神経 細 胞 は 保 た れ て い シ ス ー ul v i n a r i n th n e nt H シ 外側 膝状 体) の 腹 側 の 大 細胞 郡 に , p . i p . ー oI z e r sh o w e s t ai n ×2 , s fib rill l at e a rs p r ali s a ry in gl i o si s c a se l ; , . d C A S E in e d i a li s a n d i n Fig 15 B - . 部に 軽い 2 . n e rv e in r ali s a n (N N - . 軽 度 の 線 推性 グ リ オ , 神経 細胞 の 脱 落 は な い , 線 推性 グ リ オ m e di a li s . 一 . . ( N 1i) で は n s 外側 の , ri n ci p ali s F ig 1 6 C . 微小 空 胞 に ・ ス . 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 も 外 . よ る 海綿 状 態 も み ら れ る - N . 中等 度 の 神経 細 胞 脱 , . a n い m 視床 枕) で は , 内側 部 に 強 い , で . u p . 側 部 を 中心 に 中 等度 み ら れ る( F i g 1 6 C) ー と 神経 ー で ul v i n a r l at e Fi g 1 6 A 831 リ ア の 肥 大増 生 が あ る が 神経細 胞脱 落 は な い . o st e ri o r p 1 に 軽 度 の 線 維性 グ リ オ . o r s ali s は神経 細胞 脱 落 は な く . v e n t r ali s . ) で は軽度の 線維性グ リ オ N J a k ob 病 の 視 床 の 神経 病 理 学 的研 究 - で 強度 で あ る a . 細胞脱 落 が あ り ある zf eld t t pt . v e n t r ali s . Ⅴ . ) Ⅴ 0 . N , ) では N m . で 中 等度 re . o r ali s が あ るが 他の 核 は正 常で ある シス te で軽度 m p . r eu . . S ch e m a of th e th al a m ic l e si o n in c a s e 2 . 小 8 32 る N . enic ulat u s g . は 著変 は な に い m e g . 内 側膝 状 体) , 内髄 板 の N , 条 に は 軽度 の 線維 性 グ リ オ が ある シ ス ー が ある が シ ス ー の 外 価 境界 と N m . 図示 した に - . が は 強 い 神経 細 胞 の 脱 落 が あ る が Ⅴ . は 神経 細 胞脱 落 は 強 く で a . 緑綬性グリオ . の N から N m . が み られ はN い , . d a . の 内側 に ま た が り線 状 の 軟 化 臭 u の 背側 部 と N る( Fi g 1 7 止) . d . . モ ヘ N v . p . . N , . N . がある . pt で は軽 度 が みられるの みである が ある シ ス ー N . . N . p っ て い る ( F i g 1 7 C) pf . シ ー . N , Ⅴ , p . . で は 内外 u は 斑 状 に み ら れ 腹側 に や や 強 く , 線推 性 グ , ま た 尾側 外髄板よ り N ・ . . の ぴ る 線 推 に も 軽 い 線 推性 グ リ オ に は 軽度 ー 中 等度 の 神経 細 胞 脱落 が あ り に 一 い で シ ス m p 1 に は明確な病変 は ない が . がある シ ス ー . 1i で は 内 側 に や や 強 く 軽 度 の 神 経 細 胞 脱 落 と 中 等 度 の 線維 性 グ リ オ ジ re . と の 境 界 の 内髄 板 で 最 も 強 い m . 向 う 程強 く な . シ ス ー 線 維性 グ リ オ い シ ス ー N 及んで 部に 一 軟 化巣 の 吻 側 で は 不 全 軟化 と . p 内側か ら尾側 の a 内側部の p の . Ⅴ . m . 0 . 軽 リオ に N . Ⅴ . で で は右側 は軽度で ある シ ス ー そ の 範 囲 は 吻側 は N , m . N N 側部 に 均 胸部 に 著明 で 吻側 の 大細胞 部 は比較的 良く 残 っ て い る , m 特 に 尾側 の 小 紙 , N , 内側 境 界 か ら 中等 度 の 線 推 性 グ リ オ の c e . が あり 線推 性 グ リ は 軽度 で 星 状 グ リ ア の肥 大増生も 軽度 で あ シ ス N 神 経 細胞 脱 落が , や 星 状 グ リ ア の 肥 大 増生 が み . では N . , 背 側 に 向う 程 , シ ス ー 星 状 グ リア の肥大像は み られ な , ス で a . ー . では 神経 細 胞 脱 落 と 中等 度 の 線維 性 グ リ オ の は シ ス ー 症例 2 オ sf . の線推性 グリ オ 以 上 の 病 理 所 見 は Fi g 1 5 A る d . 第Ⅰ Ⅰ Ⅰ脳 室 壁 の 視 床 諸 核 で は 髄線 . . N N . られる ・ 外髄 板 や , 乳頭 体 視床 路 の 髄 鞘化 は 正 常 で 線 推 性 グ リ オ ない 強い に . 周 囲 に 中等度 の 線 推 性 グ リ オ の m . 強 く線維性グ リ オ 視 床 内神 経 路 で は c e di a li s ( N ー 髄 鞘 化 は 正 常で あ る が が ある シ ス 視 床 内 の 神 経路 の . 内 髄板 の N , m . の 外側緑から デ リ ン の 沈着 が あ り 尾 側 で は 血 管 周 囲 に 形 質球 や 大 食 細 胞 な どの 集 積 が み ら れ る ( Fi g 1 7 B ) 右側の N ・ . は左側 に 比 い 右側 N . では N m . m , . ・ m も強 シ ス ー fi に 強 い 神 経細 胞 脱 落が あ り 星 状 ダ リ ア の 肥 大増 生 も 強 い 胞の脱落は軽 く 線維性グ リオ . ー , 一 . や や 萎縮 性 で 緑 綬 性 グ リ オ べ N . m . 神経 細 f a で は, も 軽微 で あ る が シ ス , 部 に 血 管周 囲性 に 星 状 グ リ ア 線 推 の 増 殖 が み ら れ る 部位も ある オ N . で は ce . が み られ るが シ ス ー の核 の外縁 に 線推性 グ リ こ , 核 内 の 星 状 グ リ ア の 線推 増 殖 , は 軽 度 で 神経 細 胞 の 脱 落 は み ら れ な い N d . a . . で は明確な病変 は み られ な い 高度 の 神 経細胞 脱落 が あ り や線維性グリオ シ ス ー . N 星状 グ リア , も み られ る こ の . d , . では p 肥大増生 の Fig 1 7 B 変化 は 吻 背側 A g g r e g a ti o a nd m r c t e d l e si o n of t h - . pl f a s m a St ain Fig 17 A F ib rill T . . m e di ali s Su p N , r ali s ti ( †) l o o n t d a ry lg i o si s o r s ali s a n t e ri o r m o d e r a t e ly ei r o r a nd N . in d N i n ×1 0 0 a c ro p th e a g al a m e s u s h m p o c yt e s a r o u n d th e c as e 2; al 1 s m h 1y in , in ・ H E ・ . . . - . , of n c ell s o r s ali s a n d sli g h tl y ni N v e n t r ali s p o st e ri o r Rig h t t h a l a m u s h a s li n e a r i n f a r c c at ed in N m e di ali s t o N d o r s ali s e rfi ci a li s l at e an . . a . c a s e 2 ; T h al . a m u s, H oIz er st ai n , ×2 , Fig 17 C p ul vi n a D ・ . in . c a se e p o p ul a t e d d p r es e 2 ; T h al a m r a n u s c ell s n e u r o n al rv ed n e rv e K B - , c ell s st ai n , in ×40 N ・ in ・ 1i m N it a l ns C N . ∼ 周 囲 の 部 分や 外髄板 の N の c e 中 等度 の 線維 性 グ リ オ 床路 は 正 常 で あ る N . ili a . c . m ・ N , 神経 細胞 に は 色 素沈 着 が み ら れ る 以 上 の 病 理 所 見 は Fi g 1 5 B に ・ . p . . pf J a k o b 病 の 視床 の 神 経病 理 学的 研 究 N , 乳頭 体 視 . c e . な どの . っ て存在 して い る ー シ ス N . 尾側 の , 一 部 みら れ る ( Fig 18 B) N - . . アが あ り . 3 や , 第III 脳 室 周 囲 の N なく . S ・ . . ch e m of a th th e al a m i c l e si in o n c a se 3 - . T h ala - ・ m ・ d o a n t e ri o r F ib rill a ry e r a t el y i in c a s e g li o N si s s e v e r el y a n t 3 ; T h ala m n . e ri o r u s , in N N a nd H oIz e r . . m e di ali s d o r s ali s st ain , × 2 . で c e . シ ス は r e シ ス ー ー ∼ 中等度の 神 経細 胞 の 脱 落 は , しか し N . N . は 軽度 pt に . では 中等 魔 , が みら れ る . が み ら れ る以外 吻 側 に 中等度 の 神 , ・ Fi g 1 8 B F ig 1 8 A N p f に は 軽 度 の 線維 性 グ リ オ は 実 質 に は 異常 は な い Fi g 1 5 C . , 形 態上 も 異 常 は な い と の境界部 に 肥大 した星状 グリ , が み られ るが シ ス ー m p シ ス 神経 細 胞 の 脱 落 や 線 維性 グ リ オ の N , , pf . は 中等 度 の 神経 細 胞 で a . , 微 小空 胞 か ら 成 - ー や尾側に 強い 線 維性 グ リ オ a nd 18 A) . Ⅴ . 脱落と軽度の 線推性グ リオ C AS E 星状グリ ア の は 神経 細 胞 脱 落 や 線 維 で m . 吻 側程 こ の 変 化 は 軽 い ( Fi g . . 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 は 中 等度 で , る 海綿 状 態 が こ の 核 の 中央 部 か ら N で は 中 等度 の 神 経 細 胞 脱落 が あ り a よ る 軽 い 海綿 状態 が あ る 肥 大増 生 は 中 等 度 で 散 在性 に P A S 陽 性 顆粒 が 小 塊 と な 症例 3 N に微小空胞に 性グ リオ . 図示 し た 83 3 - 部分に軽度 の u がみられる シ ス ー t z f el d t re u . Fig 18 C . m - . S p u s . 3 ; T h al , o n H - gy E Fib rill a m u s , ch a n s t ai n a ry H , g gli o oI z e r e in N ×100 si s in N s t ai n ed i ali s m . in c a se 3; . , ×2 . . p u l vi n a r in ca s e 小 834 経細 胞 脱 落 が あ り 逆 に線推性 グリ オ , た 星状 グ リ ア の 増 生 は 尾側 に 強 く れ る線 推 性 グ リ オ N Ⅴ . なく ス 0 . N , . Ⅴ p . . 1 N , Ⅴ . が み ら れ る に す ぎな い オ p . シ ス があり N , . d に m . N . がある 性グリ オ シ ス ー d . 線 推性 グ リ オ , が著明で の変化は こ , で p . N . 18 C) . 内側 部 に 内側 部 の ・ . . 海 綿状 態 が あ る N シ ス があ り で . c e N ili . , a C ・ 強く ー に , が あり , この , 変化 で は 微小 m . N . は異 に c e . 星 状 グ リ ア の 肥 大 増 生 も 強 い ( F ig . m fi に 強 く . さ ら に 尾側 で は N , c . 神経 細 胞 周 囲 に も 空 隙 を , m . 接 す る 部分 に は微 小空 胞 . 経細胞脱落と線推性グリ オ N . . シ ス ー m . . f で a fi の 中 央 部 か ら N ∼ . を成 して い る部分 が み られ る N , . . は pf よ る海綿 状態が み られ に る ま た 形 態 上 正 常 な 神 経 細胞 が 1 0 外側 部 で は 神経 シ ス . ili a . で は 強 い 神経 細 胞 脱落 と 線 維 性 グ リ m . 神経 細 胞 脱 落 は N . 軽度 で ・ N . シ ス ー ・ は 神経 細 胞 脱 落 Ⅴ . a 2 0 個程 度 で 小塊 で は 中等 魔 の 神 があり 星 状 ダリア , が 優 勢 で ある 部 に は 微 小 空胞 に よ る 軽 い 一 . 星 状 グリ ア の 肥 大 像 は み ら れ な い し , 神経 路 で は N , 髄線条 に 軽度 が N . u N - . ー . 経細胞の脱落も ない N p グ リオ g 1 で は腹側の 2 層に 中等度 の 線推性 . オ 19 B) よる は神 経 細 胞脱 落 や 線 推 細胞脱落 に 比 して 線維性 グリ オ (F i g 常は な い や 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 シ ス ー に 強 ( Fig 19 A) い 有 す る も の が あ るが 脱落 はみ られ な い や 星状 グ リア の肥大像 部 に は 微 小空 胞 一 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 が あ り , 空胞 に よ る 海綿 状 態 が あ り シ ー シ ス ー は前内側部に は 軽 い 線 推 性 グリ に a . は 中等 度 の 神 経 細 胞 脱 落 と 軽 度 の 線 維 性 グ で a . リオ は 実 質 変性 の 所 見 は はとも に軽微 である シ ス ー N . は明 らか な病変は ない が強く , N みら は中等度 の神経細胞 の 脱 ま た こ の 核 の 内側 の . 海 綿状 態 が み ら れ る に d . s王 で . 落 と 軽 度 の 線 推 性 グリ オ m 境界に 核 内 を 走行 す る 線 推 束 に 軽 い 線 推性 グ リ オ , ー の核 の 症例 4 や肥大 し シ ス ー は 尾側 に 向 う 程 明 瞭 で あ る シ ス ー こ . ∼ . N g . . は 正常 で ある m . , 神 視床内の の 辺 緑 を 形 成 す る 部 分 の 内髄 板 と c e 中等 度 の 線 推 性 グ リ オ シ ス ー が ある 髄 鞘 は 正 常 で 外 髄 板 乳 頭 体 視床 路 は 異 常 は な い ・ , . d , a N t . pf の 神経 細 胞 に は 色 素 沈 着が あ る 以 上 の 病理所見は Fig 15 C ・ . に 図示 し た . . . Fi g 1 9 A ・ a nt e r o m a r s St ain , ×4 0 Fig 19 B t ro p hic ・ . Fig 15 D - . . S ch e m a of th e th al a m i c l e si o n in c a s e 4 ・ a rk ed M - . p T h al . a m n e u r o n a l c ell e di ali s in l o ss in N 4 ; T h al c a s e ・ a m a n t e ri o r u s K B ・ , . S fib rill a e v er e a st r o c y u s , Il oI z t e s e r i n s s ai n g li ry N , ・ m o si s e di ali s ×200 . a nd i n h ype c a se r ・ 4 ; C も肥大増生 して い 線維性 グ リ オ シ ス ー 外側 外縁 に 沿 っ る が み ら れる 神 経 細胞 脱 落 の 著 し い 部 分 が あ る て N d . 中等 度 m p . シ ス ー 脱落と 線推 性 グ リ オ N . d . シ ス ー , グリ オ シ ス ー 維性 グ リ オ N p . ー がある い . . 19 C) - N . d . . 中等 度 の 線 維 性 , は核 の 外線 に 沿 に c e が軽度み ら れ る シ ス で は強 u N . 変 N , に み m . . 神経 細 胞 脱 落 が あ り 神経細胞 は萎 , ら れ た よ う な正 常形態の 神経細胞の 小 . 一 ∼ 中 等 度 の 線 推性 グ リ オ で ある シ ス ー がある 病変は均 . . N . g . 1 は正常で ある N . g . は背側 部 の 小細 胞 に 中等 度 の 神 経 細胞 脱 落 と 線 推性 グ リオ シ ス ー があ る 度の 線 推 性 グ リ オ そ の 他 の 視床 核 で は N . ー シ ス Ⅴ . p . る 以外に は著変は な い 視床 諸 核 の 病 変 を 個 々 . N 部 つ の 組 織 学 的差 異 が み ら れ る m . に 核に の て まと める と い く い す な わち . N , v . a . N , d p . . N , d . sf , . 比 較 し て 強い 変化が み られ る N , N , d p . , . p . は N で m . N N , d . fi N , N . v . 内側 部 に 強い 認め られ な い 落の 強 い 核に 強い み られ い N の pf . 症例2 , が , 症例2 の N . ミク . N 線 維性 グ リ オ pt . N , m p . が 強い 線維性 グリ オ , 例1 3 , 4 で , N , N . re . N . が 神 経 細胞 は 保 た れ て い る に オ お N . たも の も ある , o r s ali s . r ali s in c a se 4 ; T h al a m p e rfi ci ali s . u s, H oI z er m edia o s t e ri o r a nd st ai n N , . ×2 a n . 1 で は症 . 肥 大した 星状 グ を除 く 外側核 に は 全症 例 a 軽度 の 線 推性 グ リ , 核群 内 を走 行 す この . 海 綿状 態 は 症 例 1 で は . g . は症例 4 で 神 で , 部 軽 度 の 線 雄性 グ リ オ 一 N . シ ス の ー , N a . N , みられ . m , N . - 1i d c e nt . Ⅴ . , え肥 大 し た 星 状 m . シ ス が み ら れ ただ け で あ る る 線 維束 に は . N . g . ー で は症 例 1 が 腹側 に み ら れ る シ ス ー て ほ と ん ど病 変 は み ら れ ず シ ス ー な どの 核 は 全症 例 に お い て で r p . 経 細胞 の 脱 落 や 線 推 性 グ リ オ い が シ ス ー r e . ce . シ ス に加 ー 線推性グ リオ リ ア が 出現 し て い る ー お い て は肥 大 し た に r e . 実 質 変性 や グ リ ア の 変 化 は み ら れ な い N 線絡性 , ダ リ ア の 惰性 や ロ . の シ ス ー グ リア が出現 して い る in び まん性 で で 一 を 除 い て 実質 の 変 化 は み ら れ な r e 線維性グ リ オ , 3 において y は前内 て は し ば し ば 線綻 性 グ リ オ これ , ま た 第III 脳 室壁 の N . では s e v e r el い は尾側 の小 紙胸 で . , . , 傾 向 が あ る 神 経膠 細 胞 星 状 グ リ ア は 出現 し て お ら ず - a . 星 状 グ リ ア の 肥 大 増 生 は神 経 細胞 の 脱 . 程度を凌駕 して い る 症例 1 . お に a . a . 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 , な どが み られ る シ ス ー . N 変化 は他 の 核 の u p . で は病変は ほぼ均 sf . では u m . N 希 突起 グ リ ア の 病 的変 化 な ど は 軟 化巣 を 除 き ほ と ん ど シ ス の F ig 1 9 C F ib rill a r y gli o si s 1i s m O d e r a t el y in N d Sli g h tl y i n N d o r s ali s s u p 神経 細 胞 , 脱 落 や 萎 縮 は 各 症 例 に お い て 共通 し て お り, の 視床 内 . て共通 して い る お い 他の 組織学 . 1 の軽 . . ま た症例2 の グリオ m . , 微 小 空 胞 に よ る 海綿 状態 な どで あ る , は 増殖 性 変化 を 呈 し , , 線維 右 視 床 の 軟 化巣 を 除 い て 視 床 の 病 変 は両 側対 称 性 で あ あり . . 星 状 ダ リ ア の 肥 大 増生 , 的 特 徴 は 全 症例 に 側部 , N 1i で は 外側 部 に 微 小 空 胞 性 の 海 綿 状 態 が あ る が 神経細 胞 の 脱 落 は な い 萎縮 , つ か 塊が 内側 部 に み ら れ る 星 状 グ リ ア の 肥 大 増 生 が 強 く 軽度 , 症 例 2 を 除 き 視 床 に も 海綿 状 態 が み ら れ て線 っ 縮性 で 核構 造 が 不 明 確 で 空胞 を 有 す る も の も み ら れ る が 4 症 例 の 視 床 の 組 織 学的 主変 化 は シ ス ー . , 神経 細胞 の 脱 落 性 グ リオ 図示 し た に - この 髄 , 神 度細 胞 に は 色 素 の c e . . 星 状 グ リ ア の 肥 大 増生 が , 変 化 は び ま ん 性 で あ る ( Fi g こ の 1i や N . . 以 上 の よう に , N . が み られ るが シ ス ー 以 上 の 病理 所見は Fig 15 D で は 中等 度 の 神経 細 胞 p . 沈着 が あ る , . で は 神 経細 胞 脱 落 は 軽 度 で あ る が a があり シ ス ー や 屋 状 グ リ ア の 肥 大 増生 は 軽 く 化は 外 側部 に や や 強 い , は神経細胞 の 脱落 は pt に . シ ー 外 側 の 外 髄 板 や こ れ か う の び る 放 射状 の の u p . 線推束の 軽度の 線推状 グリ オ で は 神 経 細 胞 の 脱 落 は 強度 で あ る が 線 維 性 sf グリ オ あり N , 強 度 の 線維 性 グ リ オ ∼ 外 側 部 ま で 波及 し て い る . N , 辺緑部の 軽度の 線推性 の c e . や 髄線 条の 中等度 の 線推 性 グ リ オ シ ス ー 鞠 化 は正 常 で あ る , の re . ス . . 第lII 脳 室 壁 の N N グリ オ い ない が 神 経路 で は 内髄 板 の N の る が 小 細 胞 郡の 脱 い 835 - ま た 乳 頭体 視 床 路 の . 吻 仰 の 大細 胞 部 は 比 較 的 保 た れ て 落が強 J a k o b 病 の 視 床 の 神経 病 理 学的 研 究 t 核 内 を縦 走 す る 線 維 束 に も こ の . r e u t z f eld - , で d . N . c e N , 最も 強い sf , N . p u . d . sf , 症例 3 . , N . で p な ど の 諸核 に み ら れ u は N , 症例 4 で は , . N a . , N m , m . N , . N ili a ili a . , C . . m N , c , . m N . , . p u N p . f , /l ヽ 8 36 M 慧 爪 ト 宅 U ¶ +l ¶ か ト M O l O か . ヨ Z l . 1 0 の て の s . 爪 +l N 〇 爪 「 の . の の . ∽ N - t 寸 . ト . … N 寸 ¶ ≠ +l 引 N 寸 の N . 這 . 茫 S ト N u N ¢ . +l ∞ N 寸 ? . の 引 +l 引 N 爪 S . 票 こ ¢ N 1 山 . M Z ? . . N S 〇 . M . . U S . の . 山 . ∽ ∽ m ¶ 引 引 刊 ト N の ∽ . t ト ¶ 竜 ¶ 〇 . . . 〇 l 【 寸 . 寸 . ト l l . 寸 N . ト N N . . 寸 . . . 〇 叩 〇 ∞ ∽ の り 【 等 盲 U N - d N 2 ¢ . M l . l ∽ O J } 0 亡 亡 O 聖 S ? の ∞ l ト l O 〇 - . . 一 ¶ 刊 引 刊 朝 ¢ ひ か 彗 り 寸 瓜 Z S . ¢ 寸 . . l ゆ 悪 芸 U の ? 讐 ? コ 引 コ 寸 二 ト ト 宗 の 竺 の か . 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N , 程度 は 軽 微 で あ る の ili a c . 症例1 . 状 グ リ ア の 肥 大増 生 を 伴 は 髄線条に 線維性 グリ オ で N 1i の . 症例 3 , あ るい は ごく軽微で ある と外側核や N d . グリ オ シ ス ー 瞭とな る 外髄 板 で は . シ ス は軽 い が は こ の , , , 尾側の N , N p れ らの神経路の 髄鞘化 は正常で あ る こ , 1 察 C J 病 は 組 織 病 理 学 的 に はJ a ・ N 特徴 は , な どの 所見 に代表さ れ r o s e tt e 軽微 で あ る の られ ob 古典 型 と の 神 経 細胞 の 脱 落 と 原 発 刺激 と い 経細 胞病 変 と 星 状 グ リ ア の 肥 大 増生 gli a k , 前核の病変はび ま ん性で ある が . があり ある 状変性 を 主病 変 と し て れ , . 一 a 帯状回 海馬 とい う 一 e z p a , ま た 海馬 に は 本論 文 の 症 例 群 に お い て み ら れ た . に 二次変性を惹起さ の よう な病理 特徴 をも 症例 1 3 , 4 は海 綿 , 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 が み ら 上 記の 亜急 , の古典型 に 属 して い る と 考え られ る 変と考 えた い 内側核 ( N , m m e r 型 いp a n e n c e ph al o 2 2) 強い 病変 B n ell r o w Ⅰ . p a 大脳 皮 質 と と も t hi c 型2 1 ) H , eid e n に , n ell 白質 の 変 性 の 強 症例 . 1 は臨床的 に - O pp 細胞 構 築 学 的 に は 2 2 9) . m . f a) 4 は 小脳 の e n h ei m e r 視 床 諸核 の 病 変 に 型 と い える つ い 症例2 も強い シ ス ー 3 でも , この 核 の 大細 胞 部 は よ く 保 た れ て 3 , で強 い 4 , 変化 が あ る が 症例 3 細胞 部に 線 推性 グ リ オ ー シ ス , 性ま た は 逆行 性 の 変性 が 生 じ る 2 3 ) , , ら の 病巣 に よ り順行 これ . と り わ け大脳皮質 は皮 質視床 路 を 介 し視 床 と 豊富 な 線 推 結 合 を 有 し 床病 変の 成 因 を 考 え る う え で 重 要 で あ る . , に お い 症 例 で 前頭 葉 皮 質 の 病 変 は 強 い が こ の , 視 視床 は生理 , こ d . . p N , 上 頭頂葉 , . N d . . d 3 , . sf 全 4 に , とい え 一 たが 星状 グ , 内側核 病 変 , . 2 4) sf は 外 側 核群 に 分類 さ れ N , . d . p は は 前楔 状 回 と 相 互的 な 線 維 結 合 を 有 し 上行 性 線 推 を ほ と ん ど受 け ず3 1 ) , っ れ ら の 所見は が 原 発病 巣 で あ る こ と ・ を示 唆 し て い る N . 小紙胸部の 神 ま た 同時 に 肥 大 , 症例 2 で は海綿状態はみ ら れ なか . て大 が 中等度み ら れ た の み 他症 例 で は 神経 細 胞 は 比 較 的良 く 残 っ て い る , い 限簡回 に は , 症例 1 で ま た 側 頭 葉病 変 が 比 較 的 強 . 扁桃 核 に は 全症 例 で 病 変 は み ら れ ず . リ アの 肥 大像が み られ 周 知の よ う に 視 床 は 大 脳 皮 質や 基 底 核 小 脳 脳 幹 脊髄 な ど と 線 経 緯 合 を 有 し, 本論文 . 胸 部 の 強 い 神経 細 胞 脱 落 と 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 で 線 る . て , 症 例群 に お い て み ら れ た 内側核 病 変 は 主 と し て 小 紙 お け る 海綿 状 態 の 存 在 な ど は 皮 質 病 変 と 同 , 部 分, . し た 星 状 グ リ ア が 出現 し て い る 点や 症例 1 , の な ど と 線 締結 合 を有 し, 小細 胞 部 は h ain 型 に 属 し 症例 3 つ て い る 大 細 胞部 は 扁桃 核 2 7 ) っ 経 細 胞脱 落 は 皮 質病 変 の 程 度 を越 え , この , と尾側 の小細胞部 病 理 学 的 に も 後 頭 葉 に 強 い 皮 質病 変 と り わ け顆粒層 の 細胞脱落 が 特 徴的 で , - 視床に 強い 病 変 を有す , な ど に 区分 さ れ て い る 視力 障害 が あ り , , ro w . , 前頭 葉 考隆 部 と 相互 的 な 結合 を 有 し て い る 3 0) る h ei 前述 し た よ う に . ) は 視 床 内髄 板 と 脳 室 周 囲灰 自覚 と の 眼 窟回 , た en がみられ 側頭葉 後 頭 葉 に 皮 質 変 性 の 強 い H ei d e n h a i n 型1 9 ) や O pp 視床 前 核 , ま た 従来 種 々 , . . fi) か ら 成 り 立 . 2 8) の , m . い 小脳額 粒 層 の 強 い 細 胞 脱 落 の み ら れ る B る 視 床型 (N 推性 グリ オ 2 0) で ある が せ るも の で はな く ま り 吻側 の 大 細 胞 部 ( N ま た亜 急性 海 綿状 脳 症 は 病 変 分 布 の 局 在 性 を も と に とえば シ ス ー した と い う報告 はみ られ な い 神経 神経細 胞 の 原 発 刺 激が 広 汎 に み ら れ 海 綿 状態 は 軽微 で , 視床 一 た 変 化 が あ り 二 次 変性 の 所 見 も 乏 し い こ と よ り 原 発 病 gi a . ob す な わ ち 乳頭 体 連 の 線維 連絡 の 中継 核 で 一 海 綿 状態 の 存在 は h 性海綿 状脳 症 の 特徴 的 所 見 を 有 し て い る 症 例 2 で は あり J a k の 回 路ヱの, 前核 は P 核 に は 海綿 状 態 を は じ め と す る 大脳 皮 質病 変 に 類 似 し 神 経細 胞 の 急 性変 化 の 所見 に 乏 し く , , れ は 4 症 例 に お い て 共 通 に み ら れ る 特徴 で こ , つ , 乳頭 体 の 神 経細 胞 乳 頭体 内側 部 と 線 雅 結 合 を 有 す る 前 内側 部 に 強 い 変 化 織像を呈 す ると さ れ て い る . ま た 乳頭 . は 著変 を み な い . て で そ の 程 度 は帯 状 回 の 病変 を 凌 駕 し て い る 簡の広い 領域 を占め と に本論文の 症例群 を みる と い て 強 い 病変 が あ り 各症 例 い 体 視 床路 の 線維 束 は 保 た れ て い て, 細 胞 の 急性 変 化 や g li a r o s e tt e な ど の 所 見 に 乏 し い 組 こ 本論文 で は 部 K ri e g 2 4 ) に よ る 分 類 一 皮 質 中継 核病 変 に つ ・ ) は 全症 例 に お a 多くの 学 の 研 究 論 文 に も 海 馬 の 病 巣 が 前 核 に 二 次変 性 を も た ら 後者は強い 海綿状態に 特徴づ け , . 生理学 , , , n e u r O n OP , れ に 星 状 グ リ ア の 肥 大 増生 な ど を伴 い こ , 対し に 前者の . た 急性 の 神 っ 致から 一 の 細 胞 構 築学 的 知見 な ど を 用 い た 所見は軽度の線雄性グ リオ ら の 亜 急性 海綿 状脳 症 と に 大 別 さ れ る e vin 2 S) 視 床 連合 核 . 前核 . よ り構成され る が に よ る 国際 分 類 と に a s sl e r ある 考 15) u lf e w に 中 等度 ∼ 髄 鞘 染色 上 は . D 前 核( N ー 2 4) の核群 つ 者 に よ り 視 床 諸 核 の 分 類 が 異 な る た め, m . 外 縁 を 形成 す る 部 分 で の u が み られ る シ ス ー N , 吻側 の 部 分 は 線維 性 グ リ オ . 83 7 的知 見 と 解 剖 学 的線 推 結合 と の 不 や H . 中等度の 線推性 ∼ 解剖学的に 9 はみ られ 核 内 の 内側 方 に の び る 線 維 束 に 軽 度 の 線 維性 グ リ オ . をと り か こ む 部分で明 c e . シ ス ー 内髄 板 で は . と の 境界で軽度 a . が み られ N 4 の , 祝床 内 の 神経 路 . 乳頭体 視 床 路 は 全 症 例 で 線 推 性 グ リ オ , そ , が 廣も著明で あ る シ ス ー , ない か J a k o b 病 の 視 床 の 神経 病 理 学 的研 究 - 神 経細 胞 の 脱 落 や 星 , てい な い っ t 微 小 空胞 よ り な り , ら れ る 海 綿 状態 は に み m . み られ に u p . r e u t zf eld , こ の ため大脳皮 質 の病巣 が比 較 的単純 に 視床 に 反 映さ れ る 核 とい え 小 8 38 る 症例 2 . あり た 3 , 症 例 1 で は 線 維性 グ リ オ , 九 一 . は内 で は こ れ ら の 核 の 神経 細 胞 脱 落 が 4 , 変化 は 症例 2 , で あ るの に 症例 大 脳 皮質 の の 病 変 は ほ と ん ど均 一 , 3 4 の 頭頂葉 , 頭 頂 業病 1 の 変 は 後 頭 葉 と 共 に 他 症例 よ り 高 度 で あ る ま た N d この よう sf N d p の 病変は症例 に よ り差異が あ る . . , . . . . な 大脳 皮 質 病 変 と 平 行 し な い こ れ ら の 視 床 核 の 所 見 は 大 脳皮 質 病変 か ら の , ろ視 床 原発 性 の えら れる N . d . 次性の 変化 を示唆 して い る所見と 考 一 は Ⅹri e g の 分 類2 4 ) で は 大 半 が N a 皮 質運 動 野 . 投射し てい る へ 神経細 胞 減 少が あ る 線 推性 グ リ オ 見で ある N . d Ⅴ . a ti o 織学的に N , で p . や N . ) は a i n t r al , d . sf へ と は異 なる 所 , ) や F ell a ri s a m a ti o o r m p 畠r 3 2) 腹側 核 病変 は , - 生 理 学 的 に は 特殊 核 と 非 , い . て , か つ r e c r uiti n g 本論文の症 例群の 前 全 例 に み ら れ 主 に 尾 側 の 小細 胞 部 に 強 , の 部 位 は 淡蒼 球 か ら の 投 射線 維 を 受 け て い る 部 分である が 本論 文 の 症 例 群 の 淡蒼 球 に は 内 , の 線維 性 グ リ オ . a ー ・ 外髄板 以 外 に は 実 質 の 変 性 は存 在 し な シ ス 病 変 を 2 次変 性 と す る 場 合 に は 前頭 葉 を の は じ め と す る 大 脳皮 質 や そ の 他 の 脳 部位 の 病 変 と の 関 連 を考えな け れ ばな らな い 群 に み られ た この この . す な わ ち, 本論文の 症例 視 床 部位 の 線 維 性 グ リ オ シ ス ー 3 3) 核 内 を 走行 す る 髄 坂 内核 か ら の 投 射線 維 が深い よう に 思われ る また病理 学的 に は . , は 核に は 内側核や 前核に み ら れ た 肥大 した 星 状 グ リ ア が あ り 海 綿状 態 が な い 点 を 除 け ば 大脳 皮 質病 変 の 性 状 に , 似て い る オ ー シ ス し か し神 経細 胞 の 脱 落 に 比 し て 線推 性 グ リ . が弱 く 応が少 なく と は異な る , こ の , シ ス の 二 2 a 核 や 内 側核 と は 異 な り , の病理 所見を ま とめ れ ば . p u 前 大 脳 皮 質 を含 む 脳 の 他 の 部 位 よ りの 二次的変化が より特徴的 とい える 視床枕( N , , 発生学的 に も新 し い こ 症例 1 が症 例 , 後頭 葉や 頭 頂 葉の , 視床枕の それ , に 神経 細 胞 脱落 の 所 見 は な , これ を上 ま わ るも の で ある 皮 質病 巣 と 同 性状 で あ り , 視 床 非 特 殊核 病 変 に 正 中核 ( N , 中内 側 核 ( N ili a . c . ) m . , の核 い つ 比 して い ー 症例 . , 各症 例 の . こ , れ に加 原 発 病巣 と思 , て ) c e . 芳 束 核( N , a . へ 側副路 を有 し の c . & K て 中心被蓋束を通 り 核や 斉束核 u y p er s よ る G ol g i 法の 研究 で に , 主と し 髄 坂 内 核 へ 到 達 し 同側 性 に 正 中 , 視 床 腹 側部 に 終 末 す る と さ れ て い る , 線 , 脳 幹網 様 体 か ら の 上 行線 経 机 . 3 5) a ut a 正 , 1) な びま ん 性 に 大脳 皮質 へ 投 , N た 脊 髄 視 床 路 か ら 両 側性 に 線 推 を 受 け て い る . ま . こ の 他 髄 坂 内 核 は 小 脳 の 歯 状核 や 室頂 核 か ら の 求心 線維 , を う け る と さ れ て い る が 3 6) 線 推 は 正 中核 を 通過 し て い る これ , らの 上 小 脳脚か らの 正 中外 側 核 , へ 終末す る とされ 本論文の 症例群の 髄板内核の 各 々の 核に . てみ ると 努束核で は症例1 , ー シ ス 性 グ リオ シ ス の ー , 症例 3 の , 脳幹の 病変 関連 で み て も , 脳 幹 や 脊 髄 の 病変 , の 影響は み られ ない 3 で 軽度 星 状 グ リ ア の 肥 大増 生 , ∼ 中 等度 の 海綿 状 態 が み 4 に は 強 い 小脳 病 変 が み ら れ た が , 正 中核に は病変は な く と 思わ れ る 肥大 した星 状ダ リア , そ の 他 の 症 例 で は 線維 . 正 中核で は症例 1 . 神 経 細 胞 脱落 . た っ つ い 中 等度 の 神 経 細胞 脱落 み が み られ た が は症例 2 で最 も強く と思 われ る で がみられ や 海綿 状 態 は み ら れ な か の . 主と して 脳幹網様体か らの 入 力を う け , 射線維 を出 して い る に p f) . 正 中 外側 核 ( N ili , , , 前述 し た脳 幹病 変と 小 脳 や 脳幹 の 病 変 の 影 響 は な い も の . 以 上 本 論 文 の 症例 群 で は _ は で , 髄 板 内核 に は . ) は 視 床後 方 を 形 成 す る 核 で 人 を は じ め 霊長 類 で 発 達 が 良 く 症例2 . . 症例 4 . 視床枕の 病変は . 次的変化が み られ な い と 考え られ られ た Ⅴ 頭頂 側 頭 葉 の 皮 質病 変 , え て 前 述 し た よ う に 大 脳 皮質 を は じ め と す る 病巣 か ら 点 で 他の原発病変が み られ た視床核 . は 前頭 葉 で , い が み ら れ るが 肥大 した星 状 グリ ア な どの ダ リ ア反 以上 N . しか し . と 線維 性 グ リ オ , と 関連 こ の 4 , . 状体投射 . す なわ ち a , あ る 症 例 3 で は 外 側膝 状 体 に 線 推性 グ リ オ で どが あ り に 関連 す る 核 で も あ る Ⅴ 軽微 そ の 性状 は 内側 , 星状 グリ ア の 肥大増生な どが , 症例 3 4 に 比 し て軽 , 髄坂 び まん性 に 投射 し 側 頭 葉 後方 , 症 例 1 で は 貴 大 の 皮 質病 変 は 後 頭 葉 , 組 r e sp on se . . らの線推 をう け て い る か 海綿状態 , . が 最も強 い 内 側 核 の よ う な 部位 特 異 性 , 特 殊核の 両者 の 特性 を有 し て N 症例 1 , ら の 所 見 は 小 脳 病 変 に 対応 d . は 類似 し 視床 枕 の 変 化 は 変 を起 こ しうる核で あ り . られ た は大 脳 皮 質や 祝 床 を 含 む 部 位 か ら の 二 次 的病 v e n t ri c ul a ri s い み われる 内核 ( F o r m こ 核 に 症例 4 で は こ れ に 加 え 神経 細 これ は み ら れ な い も の の 前頭 葉 . は 全 例 に 強 い 神 経 細 胞脱 落 が み ら れ 視床 枕 の 病変 は a . 頭頂葉 , . 4 で は 内 側膝 状 体 に 中 等度 の 神経 細 胞 脱 落 が あ る が 歯状核 の , . 前腹 側核 ( N い , 皮 質 神経 細 胞 の 脱 落 の 程 度 は 4 で は小 脳 , 上 行性 の 知覚 入 力 を ほ と ん ど受 け な い 3 4 部 線 条 野 な ど に あ る ) 本 論 文 の 症 例 群 の 視床 枕 病変 3 で軽度 . . する所見と考え られ 3 , u rk i n シ ス, ー 胞 の 脱落 も み ら れ る 症例 1 . j e 細 胞の 減少 額粒層の 細胞脱落や P v e n t r ali s . 核 は 小脳 か ら の 線綻 を 受 け この 長 , ま た そ の 皮 質 投射 は 後 頭 葉 . 3 . l a t e r ali s に 相 当 す る の い 葉に あ り 次 的 変化 と い う よ り も む し 二 外側 膝 状 体 や 特 殊 感 覚 中継 核 な ど の 祝 床 核 か ら 入 力を 受 け みが 認 めら れ シ ス の ー ・ に よ る 正 中核 や 労 束核 の と考 えら れ る . へ の 脳 幹 や 脊髄 , 二 , 小 脳 の 病変 次性 変 化 は み ら れ な い も r e u t zf eld C 各症 例 に お て い 思わ れ る も の は 核に 3 o w sh e r 7) 研究 に よ れ ば の 向う 投射 が あ る と し て は主に 被穀 る また M . い 投射 し て へ a rti n 3 8) , る い . い や s pi n o r e ti c ul o 中核の 大細胞部 t る み で 斉 束 核 複合 と く に 脳 幹網 様 体 の 変 d e d e n e r a ti o n g てい る u n ti n こ g - 線状体病 変 と の 関連 を 求 め る の が 妥 当 と 思 わ れ る か し 芳 束核 の 組 織学 的 変 化 は 皮質病 変 の 性状 と は 異 な り 次変 性 の 変 化が 主 二 , で 原 発病 巣 と み な さ れ る , F o r m a ti o は 正 中 線核 ( i dli n m t ri c a r a v e n p は K ri e g の 分 額2 4) で n u cl e u s ) と呼 ばれ e 囲の 灰 白 質 や 視 床 間橋 な ど に 存 在 し 合 を有 し て い る 症例 2 本論文 の 症 例群の . 3 の N , お け る 軽度 に r e . こ の ー 神経 細 胞 シ ス の み で これ , e s c hl で 中 等度 の で は あ ま り 意義 は な 綱様 核 ( N の 細胞 層 で re . G , o l gi 法 の 研究 4 0 ) との 線 推 結 合 を 有 せ ず はなく 3 . Ⅴ . の 表 在深 部 知覚 Ⅴ . . N . Ⅴ p . . 1 p っ 次変 性 を起 , い つ , い る この . い 症例4 , る で た . . N 考え られ る ) と 脊 髄 視床 路 か ら 中心後回 に , ・ グリ オ 視 床 性痴 呆 で 禎床病変の 成因 に つ . l l ) 1 2) a rt i n る そ の 病 理 所見 を Fi g N . v . ー シ ス . Ⅴ p . . , に m が み られ た だ け で 実 充 分 な組 織 荒廃 で あ っ た が , 症 各 症例 で 脊 髄 視床 路 の 本論 文 の 症例 群 で は この 後述 す る 進 行 性 . 核の 病変 C J 病にお け ・ , な症例 も多い が N , る M . m . 病変の 記載が あ り い 20 . の 9 67 年 に さ ら に 6 1 , 21 , 病変 に つ a . N , る い . に病 変が あり 小 田 ら1 3 ) は . Z h ei m er N . a . , は 未検 索 で 致し 一 そ の 病 変 分布 は , 本論 文 の 症例群 と 類似 し て , 1973 年 に C J 病 や Pick 病 ・ , 病 進 行性 視床 性 痴 呆 な , 分布や病理 像を総括 して 論じ , p u 報 告 の 症 例 1 3 は 軽 微 な 皮質 病 変 と 強 a rt i n m . て は全症例で 強 い 視 床 変性 を 有 す る 視 床型 で あ る が N , Al - 疾 患 で 視床 変 性 どの , 特に C J 病に お い て ・ , 視床 病 変 の 分布 が 発 生 学 的 に 新 し い 高次 の 部 位 に と を指摘し て い る こ 亜 急 性 海 綿 状脳 症 が 1 例 と J まれ て い るが a また N , て 報告 し て い い まと める と に 本論 文 の 症 例 群 の 所見 と , . て 病 変 の 記載 に 乏 し く の a . 強 い 傾 向の あ る 1 と N い は 1 9 6 6 年 に 7 症例 は . 症例 で も 線 推 性 の る 本 核 の 傾 痛 性 に つ い て は 今後 の 検 討 を 待 ち た い そ p 川 1 2) a r ti n は こ の 核の 変性が 多い が 症 . M . み が記載され て い る シ ス の ー 本論 文 の 症 例 群 で は Ⅴ 星性 , C J 病 に お い て こ の 核の 病変の 記載は 外 . の . シ ス の核に 関連す る下丘 こ . ー 聴覚 放 射 な ど の 自質 に も 異 常 を , 側膝 状 体 同様 に 少 な い 核の 身体 表 出 は 生 理 解 剖 3 で は こ の 核は 正常 で, , ∴m p . 神 経 細胞 脱 落 や 線 推 性 グ リ オ な い こ と な ど か ら 症 例 4 の 内側 膝 状体 は 原 発 病 巣 と て い . 各症 例 の 大脳 皮 質 の 病 変 は こ の 核 こす に 変性 の 所 見 は な く Ⅴ . は 粗 大病 変 は な く い . 膝状 体側 頭路 や 聴 覚放 射 を 経 て , に て 1) に 分 け ら れ . れぞれ軽度の 線推性 グリ オ 質変 性 は な か に な ど の 感 覚 性 入 力 を受 け 学的に よ く 研 究 さ れ て 例2 核 に 病変 この は 内側 後腹 側 核 ( N P) . 投射 線推 を 出 し て に 二 核 は 大 脳 皮質 本論文の 症例群で は . 特 殊 感 覚中 継 核病 変 外側 後腹 側 核( N で この , 病 理 学 的 な 意義 は な い も の と 考 え ら れ る , 後 腹側 核 ( N 例1 は . 横 回 へ 投射 す る 本 論 文 の 症 例群 で は, 症 例 4 ・ 中脳 被 蓋 や 網 様 体 と の 結 合 が , ある と さ れ て い る で つ . 聴 覚 の 中継 核 で あ り, 下 丘 中心 核 よ , 症 例 を追 加 し て C J 病 の 視 床病 変 に つ . は 視 床外 髄 板 内部 の 薄 い 灰 白質 r) p . もの と考 え られ る い 核 に 病変 の 記 載 が あ る み M ずる 上 こ の , グリ アの 肥大増生が み られ る 祝床 の 病 理 像 を 論 , , り の 線維 を う け H オ 致 す る 所 見 で あ り3 9 ) し か し 自 質 の 強 い 変性 や 視 神経 の 病 . 内 側膝 状 体 は ⅠⅠ 一 . , 膝 状 体鳥 拒 路 な どの 変性 に 基 く も の と 推定 さ れ る ・ シ ス に てい る っ 核 の 病変 の 記載 は 乏 し く ま た ま り 外側 膝 状体 の 病 変 は 二 次 変性 が 主 で そ れ は 視 索 や はC J 病 に し ば し ば み ら れ る脳 室周囲 の 線 維性 グ リ ー こ の , 変 を 有 す る 症例 4 1 ) で は 核の 病理像 は 中等度の ∼ 脱落以 外 は 主 と し て 線 雄 性 グ リ オ 第III 脳 室周 , 視 床下 部 と の 結 , 視神 経 や 網 膜 , 記 載 は な い 1 1 )1 2 ) . u l a ri s が みら れ た の . と で そ の 部位 の 対 応 も か な り 正 確 に わ か ・ ア の 肥 大増 生 や 海綿 状 態 が あ り 皮 質病 変 と 同性 状 で あ り シス ー こ 方 中心 核 に は 星 状 グ リ 一 , 本 論 文 の 症例 群 で は 症 . 実 質変 性 の 所見 は み ら れ な か っ た C J 病に お い て は し . , 病 巣 に よ り 外側 膝 状 体 に 変 性 が 起 こ る こ と は 周 知 の れ を 二 次 変性 と 考 え た 場 合 に は こ . てい る っ 4 で 中 等 度 の 線 推性 グ リ オ の すとし 本 論 文 の 症 例 群 の 正 中 核 は 主 と し て 小 紙胸 部 . 変性 が 主 で あ る . て い 後 頭 葉病 変 の 強 い H eid e n h ai n 型 で も こ の 核 の 変 性 の n な どで は正 線状 体病変な どを 有す る H , ti o eg e n e ra 舞 踏病 で は こ の 核 の 小紙 胸 部 が 変 性 を起 o n の ま た 正 中核 r e ti c u l o c e r e b ell a r C e r e b ell a r - 例3 , た っ 病変 に つ u s ある腹側部よ り成 正 中核 よ り 皮質 下 白 質 に 一 e t a th a l a m 皮 質線 条 野 と 関連 を有 す る 背側 部 と 無名 帯 と 関連 , の , 中 枢神 経 系 の 変 性 疾 患 の , 約 半数 に 正 中核 の 病 変 が あ り 性 を 合併 し て しか し . M . 外 側 膝状 体 は 視覚 経 路 の 中 継 核 で 視床 腹側 核 や 視 床 枕 る と い う解剖 学的知見が あ よれば に 4 し か し 大脳 皮質 の 病変 が . は広 汎 な 生 理 学 的知 見 に 反 し て極 め て 乏 し い B 有意義な もの は 認めら れ なか に び ま ん 性 の 大脳 皮 質病 変 と 強 い 線 状 次 変性 を 起 こ さ せ る と い う 組 織 学 的 な 知 見 二 839 - 正 中 核一斉 束核 複合 に 関 連 す る と , , 体の 変化で ある と思わ れ る こ の J a k o b 病 の 視床 の 神経 病理 学 的研 究 t , ob C J 病 と して は ・ . の 古典型が 2 例含 , . a や N . Ⅴ , 本 論文 の 症 例群 と 類 似 し , し か し後 者 の 視床 病変 の 分布 は視 床 吻側 持 病 . 変がなく k 前 者 の 視 床病 変 の 分 布 は N の病変が な い 点 を除けば ている a , また N . m や N . p u な ど の 実 質変 性 だ け で , 林 8 40 M 口 田 3 n n (1 9 6 $I a r ti n 6 ・了 ロq n 5 4 g n !I n n ・ A n e P m l t Pt M 打 S ch e m a Fig 21 M a r ti n 1 9 6 7) S . い li o st m T h n e r e N D †0 N , d . t c a o r s alis G ; " , VA , . e x a m ; N , p ・ N g i n ed ・ t C e n V e n t r ali s ・ T h ・ re se v e re r N , (J th at c a se s ul vi n a r e ni c u l a t u s e si o n l ・ CE ; P U ic (1 1 3) e ed i ali s r ali s ; N , n ot es lat e al a m e r al s i n d i v id u al t h e l e si o n i s h t m ・ th e n u m a rk er N , v e n t r ali s . c ul a ri s i面 p M a n t e ri o r ; 一九 r es e nt is d sh a d e e h t e ri al . , CM of . ; e R T , si g n ・ - o r t ed p A ・ r a li s ・ N , ・ Ⅴ ; , e ri o r ; t a n J ・ l eft e N ・ r e ti (?) i n di ・ - " . l 【正 】 その他 の視床核の病 変は ない 載が な く DP な D ‡t 論 して い る 以上 こ = … er V e C 8 S ch e m Fi g 20 M a r ti n 1 9 6 6) , re a n t e ri o r . S . R ; th e ri al th r es e nt p ;謁辟 iiii日 n u m i n d i v id e e th e N , i al a m e r al s u al r e u nie n s ・ ( 1 7) ; r e P m p (J n at ・ c a se s th o rt e d N , ・ J ・ ; Pt N , p . a r at e nia l . , to p e A ・ a r a p ・ , , . , も み られ た に d られ て い る 雄性 グ リオ . に a つ . , 線 推性 グ リ オ . 前 腹 側核 な 症例4 ー シ ス で は と 神経 ー み られ , ま た努束核 に も症例 1 で み ま り 中 心核 を 除 く 非 特 殊 核 の 変化 は 線 シ ス 核に お い て 著 しか ・ が 全体 で あ り っ た こ の . , そ れ は 脳 室 周囲 の 諸 よう な視床亜 核の 変化を 他 部位 と の 線 推 結合 の 立 場 よ り 検 討 す る と ・ , . , すなわちこのよう . ど の 連 合核 や 皮 質 中継 核 と 中 心 核 で あ り 症例 の N - ・ ・ 内 側核 星 状 グ リ ア の 肥大 , 視 床枕 ・ , , 海綿状態が 主 な所見 で あ る 細 胞 減 少 と い う 二 次 変性 の 変 化 は 小 脳 病 変 を 合 併 す る ・ m e d i a li s ; i s; M N P f N p a r af a s ci c u l a ri s ; L i N 1i m it a n s ; C M N a n t e ri o r ; V O N c e n t r ali s ; V A N v e n t r ali s N v e n t r ali s v e n t r a li s o r ali s ; V P L p o st e ri o r N v e n t r a li s p o st e ri o r m e di ali s ; l a t e r ali s ; V P M N d o r s ali s p o s DA N d o r s ali s a n t e ri o r ; D P N D sf N d o r s ali s s u p e r fi ci ali s ; P ul t e ri o r ed i a n u s , 内側膝 状体 l e si o c に 各 , 定し た傾向が み られる 一 組織学的に 神経細胞の 脱落 , 視 床 変 性の , ろが 大き い と結 本 論 文 の 症 例 群 め視 床 病 変 を 要 約 す る と な 変化 を 示 す 核 が 前核 O Si s : of a . と 増生 【 …岩辟 o s s: が 仙 r 州a r 州 m , こ , これ , . 症例 の 視 床 亜 核 の 病 変 分 布 G N - 分布 の 広 が り は 疾 患 の 経 過 に よ る と G n e は 1974 年の C J 病の 総説の 中で 4 2〉 白木 . が 精 神 症 状 に 果 た す 役割 を 強 調 し て い て . R li , てい る 視 床 病 変 の 共通 し た 亜 核 の 病 巣 は 内側 核 に あ り P ul . っ ま た 中 心核 の 病 変 の 記 . 点 で 本論 文 の 症例 群 と は 分布 が や や 異 この , 連合 核や . , 皮 質 中継 核 で は 大脳 皮 質 の 病 変 分 布 と こ れ に 対応 す る . , 視 床核 の 病 変 分 布 が 不 ・ . , p ul vi n a r l a te r ali s . , , ; RT : G M N , , ・ , . , N r e ti c u l a ri s ・ . g ; e n i c ul a t u s GL m , N ・ g ed i ali s e ni c u l a t u s . 一 致 で あ り 視 床病 変 の 性 状 は 大 脳皮質 に み ら れ たも の と 同 一 である . こ の こ と は これ ら の 核 の 変 化 は 大 脳 皮 質病 変 の 二 次 変 性 所 見 と い う よ りは , じJ 病 に よ る 一 次性 の 過 程 を 意 味 し て い る も の C と考え る し 次に N . d . られ る こ と が知 られ て お り 線維 性 グ リ オ d . , は中 心核 を 除 く 視 床非 特 殊 核 で と く に N な ど で ある が pt . も m p . ら れ る あ る 意 味 で は 非特 異 的所 見 で あ り け る 意義 は 少 な い と 考 え ら れ る は 二 次 変性 の 所 見 が み ら れ な どが 1 つ 年に N 19 6 0 症例 群 で 明 ら か な 循環 障 害性 の 病 巣 は 本論文 の 2 の 視 床 吻側 部 の 小軟 化 巣 が 挙 げら れ る 2 の 視 床 の 変化 は 両側 対 称 性 で あ り 行性 で あ り 急性 期 の ピソ エ , ドが な か ー 軟化 巣 の も つ 意 義 は あ ま り な か この れる たことから っ 視床 の 変 化 も 考慮 よれ ば ていて ・ , こ . 3 , の よ う な 系 統発 生 学的 な 観 点 か ら み 4 の大 脳 皮 質病 変 の 分布 に も こ の , ま り 前頭 葉 前方 の 前 頭 前野 つ . 後 頭 葉 に 最強 の病 変 が あ り , っ 関与 は な い 最後 に たことより も と 考え の け い れ ん 発 作 の 視床 病 変 , たい & W I の 神経 核 に e pi t h の よ う な 病 巣 分布 と 系統発 生 学 的脳 領 野 に 関 す る d m u s, ら 求心 性 の 線 維 を う け る V ent ral g ro u o r s ol a t e r a l a n u m n u cl ei e ni c ul a t e する 核群 ( V e nt ral o r sal か g m p a n t r o u p , g b o th e m r o u g , , in t rala 人の 視床に お い て 視 床1丸 , d m m th が起 こ る ら 4 6 ) は様 々 な ウ イ ル ス 性疾 患 ている の 選 択 的傾 病 性 に の 慢 性 脳疾 患 で は 宿 主 側 の 細 胞 は 代 謝 的 に 高 い 機能 を また J . , 脳症に 属す る ala m d o r s al 3 と o h n s o n つ い て 実験 を 行 い そ れ は 同時 に 修 復 , い 海 綿 状脳 症 な ど , る . 本 論 文 の 症例 群 を 含 め C J 病 の 病 変 は ・ . e ni c u l a g m t o rs b e od a r th , 高 等 動物 n u cl ei al a m u s で となる , , a t に対す en g る 神経 組 さ ら に 本論 文 の 症例 群 の 視 床病 変 の 解析 よ り . C J 病 の 亜 型 に も 系統発 生 学 的 に 新 し い 核 が ・ 重 篤に 侵さ れ る こと が明ら か に され た つ 一 とは こ の こ . , 次性 か , y , , ed i まり つ は上 記 の 上 記 の 仮 説 を 強 く 示 唆 す る の み な ら ず G J 病 の 中枢 神 al 経 系 の 傾 病 性 や 臨床 症 状 と の 関連 を考 え る 際 の 重 要 な 指標 を な す も の と 考 え る Ⅰ Ⅰ Ⅰ にお 一 , 内側 正 中線 核 や 正 . 視床病 変 と a rti n 1 1)1 2) 1 3 小 田 ) な どの C J 病 - , け る 視 床 病 変 の 分 布 は 上 述 し た よ う に 発 生学 的 に 定の傾 向の ある 症 例 の 臨床 症 状 は ミ . 臨床 症 状 と の 関 連 本 論 文 の 症 例群 や M - 退 化す る と りわ け , 正 中核 な ど は 発 達 が よ く . m こ の こと - e d i o d o r s al o r s ol a t e r a l , C e n t r u m . 織 の 親和 性 や 選 択 的 傾病 性 の 仮 説 を 支 持 す る も の と 考 える それ , 示 して い る 高等 哺 乳動 物 で よ く 発 達 , in の u s 前者 に は d , 後者は , m n u cl ei e di al p と多数 u s は さ らに 視床外 us 分け られ に となり e di o d o r s al n u cl ei y 親和 性 に 羞 が あ の 侵 入 経 路 や 潜伏 期 間 の 差 な ど と も 関係 が あ る と 述 , 機 能 の 低 い 細 胞 で あ る と 論 じて 視 床 は 系 統発 , e x t ri n si c dy と e ri o r al a ) と 下 等 動物 で 発 達 が 良 く mi dli n g 間 で も 神経 組 織 へ e nt の 伝 達 実験 単 な る 脳 の 感 染 症 と 異 な り 系統 変性 症 と 類 似 の 分布 を 総説に よ れ ば に 以 外の i n t ri n si c a r alit べ . つ , g pi e S Cr a , に よ り 病 変の 1at e St r ai n の ら 4 5) は - の ala こ の e nt ru c e C J 病 は 非通 常 型 遅 発 性 ウ イ ル ス 感 染 に よ る 伝 達 性 分化 し て い く 新 し い d o r s a l t h a l a 分け られ 症例 . 有 し て い る も の ほ ど侵 さ れ や す く の . 小り o oI S e y 生学 的 に 古 い r al へ 系統 発 生 学 的 観 点 か ら 本論 文 の 症例 群 の 視 , 床病変 を 考 察 し て み る os e . 異な っ に . 第 3 側頭 回 皮 質の 変化 が 強 く 存 在 し て い る り と は少 な い と い う こ る 側頭葉の 各 組織学的に 虚 , てい 前 頭 葉や 側頭 葉 , , とか ら そ れ は 外側 核 や 内側 核 に 強 く , 第3 , こ 43) cb oIz , 脳 回 に お い て は 他 の 3 症例 と 同 じ よ う に に S ま た 病 理 組 織 像 も 虚 血 性壊 死 病 巣 と は 異 な る , 変化 で あ 軌 以 上 の 知見 は C J 病 に お け る 視床 病 変 . 連 合領 野 は 後 頭 葉 に 比 較 す れ ば 軽 い が の こ れ に よる 本論文 の 症 例 群 の 視 床 病 変 の 分 布 と は 明 ら か d 1 では a . けい れ ん に よ る視床の 変化は, , 前核や 視床 枕 に は 通 常 み ら れ る l a te 症例 2 , で こ , 入 れ る べ き であろ う に 血性壊死 病 巣 で あ り R る て い 最近 の 研究 と し て , B ・ 要 ま た 大脳 皮 質病 変 の 性状 と も に , . C J 病 は しば し ば けい れ ん発作 を伴い れ に 対 し て 発 生学 的 に こ . , た もの と考 え ら っ より 質変 性 は ほ と ん ど な く , 症例 の 大脳 皮 質 病 変 の 強 い 領 野 が 広 が っ . 疾 患 の 経過 が 進 , これ , 側頭 回 な ど の 発 生 学的 に 新 しい 脳 回 を 中心 に そ れ ら の , 症例 , 視床 枕 な ど の 発 , 中心 核 を 除 く 髄 坂 内核 に は 実 ると し か し症 例 . 内側 核 , 定 した病変が みら れ 一 白 木 ら 4 2) , 中心核 に は 病変 の 出現 頻度 が や や 少 な , 傾向がみ ら れ る 循環障 害 を そ の 原 因 に 求 め疾 患 の 独 立 性 を 主 張 し た 小 田 ら 1 3) , , を示 し て い る . ら3 〉は 亜 急性 海 綿 状脳 症 を提 唱 し e vi n 川 1 2) が 系統 発生 学 的 な 新 旧 の 序 列 を よ く 反映 し て い る こ と に 大 脳皮 質 や 線状 体 の 病 変 , 原因と考 えら れ た の 視 床 変性 , 膝 状体 な ど は , 網 様核 異な っ 症例 1 の 努 束核 に . 前核 古 い 正 中線 核 し か し こ の 所 見 は 視 床 の 変 性過 程 と い う よ り . 新 しい 核 に く 中 等度 の 病変 が み ら れ る の所見に 対応す る も の シ ス ー 古い やや , 視床 以 外 の 中脳 水 道 周 囲や 第ⅠⅤ脳室 底 な ど に も み , 方 N , - 脳室 周囲 の 線 維性 グ リ オ である re . 生学的に れ らの 所見は C J 病 に お け る こ , a r ti n 症例 に お け る 視 床病 変 は の 実 質変 性 が 乏 し い 核 前核 , . 本論 文 の 症 例 群 や M や 外 側 膝状 体 の 変 a . 腹 側核 群 , 発 生学 的 に は や や 古 い . が 目立 ち シ ス ー N , 化は二 次 性の もの と 考え る N 中核 を 除 く 髄 板 内核 外 側 膝状 休 も 白質 変 性 を有 す る 症 例 で は 病 変 が み , 84 1 J a k o b 病 の 視 床 の 神 経病 理 学 的研 究 r は明 ら か に 小 脳の 病 変と 相関 a . r e u t zf eld t オク ロ ー ヌ ス こ とが明 らか とな 各症 例 に お い て , っ た 痴呆 . , 本 論文 の 意 識障 害 を 主 と し た 不 随意 運動 や 筋強 剛 と い 4 , っ 842 n ■: ∪ ■ 1< 王 ■ ■ 王 U く〉 日 臼 ロ ニlく l乃 一 く 0 l■ ▲ U ■ 3 2 ′ ≡ 毒 師 【】 仏 ■ 云 H ・ ト ト ■ t ? 11 9 0 q 1 4 0 0 5 - J く ■: l ■ l▲J ■: l ▲J U こ 葦 ■ ■ ■l U U ■ l ▲」 L l l( 王 u ○ J 一 ○ U 王 王 ⊃ ト ■ 暮 ⊃ ⊂l _ ■ ト ・田 J J ■ lL lハ ⊃ ⊃ J 壬 ■ く 王 d 疇: 王 ■ t l ▲J U 王 く lr l■ 0 王 ■ ○ U ⊥ VI 王 0 ▲ 田 王 t く = U U く 王 一L l 乃 之 ∪ ■ >■ ∨〉 ▲ 王 0 ∽ 王 円 王 B 日 .岩 } く く l亡 0 = ■. =〉 ■1 0 ト く ■: く 王 > ■l ∽ l l J lE ■ Z 王 ○ l∧ = 〉 J くJ ⊃ . 苫 ▼」 く T 日 t 2 > 」 l ▲ l 乃 宝 }I M () ■ l⊃ ■ 王 一 ;】 日 王 l ▲ l lL 臼 t >・ ト t ■ > ・ ■ l■ ■■ U l轟 =l 王 呈 t U 王 く l ■ t ⊃ ト ∽ ○ 乙 = U ○ 象 l ⊃ l乃 ■ ■ ▲ ⊃ ト V I 凸 > ェ ▲ ○ ■ ト ■ 円 日 U 叫 ⊃ t ○ U 0 > t 臼 王 壬 8 1 4 J ■ 8 ' 0 1 l C 川 嶋▲W ▲ ■1 5 ら0 ら9 H 10 5 0 ■ l 1 0 ● ●1 ●H l ■▲■l ′ 丁 ? 8 ユ ■ 1 3 0 0 ?り I貞 8 3 ‖ 細‖H O 0 3 l轟▲▼さU O ○■ コH ′ ■▲ 9 1 ■0 0 ■ ○ 0 8 0 ■l ○ + 1 01IO ′ ■U 1 H I H ■U - 8 5 4 - ■ H 1 31 0 0 5 ○†事∪■▲ ■ - 十 5 ●丁 l■▲▼1 暮▲ 3 1 H 3 51 l 1 0 H ○ l ○ 14 0 さ 11 2 0 0 0 1 2 ●○ 8 0 - + ● 12 0 0 丁 ■l ○ 十 1 2 ●0 ■l 21 + 1 0 ●ら T O l T O 51 ′ Il + 1 3 0 0 + 13 20 3 T l ■l H O ■l ■▼▲ ●1 ■ ■ l 1 ■ 丁2 H 丁 1 0 ●○ ○ H ▲■ l ■O u 臼 ■ l ■ 2 + ■ 十 12 丁2 H ● 丁ユ 5丁 l 丁3 l H ▲ ■ 20 q O P ⊂ 再 S O ∈ 薫よ ⊥ 書 p S 已 l 芸 ① 芯 ) 盲盲 嵩 ∈ 巴 おじ 巴 1 日 再 眉 S む ( s 已 遥登 + ユ 内 1 ●1 0 ロ S . h O ち 蔓ヨ n d 1: I さ○ ● 丁 s ∈ d 弓` 遥偏 ← U U コ ● ′ ■ 5 + 1 コ0 0 ■ コ + ○ユ○ + ● ●○ 丁○ S ≡ 已 眉邑 習書 . 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C J 病 の 精神 症 状 の 多 く は 器 質 性精 神 症 状 で の如く , あり 末次 ら4 7 ) の 指摘 の よ う に 意 識障 害 が そ の 基 盤 に ・ , あ る も の と 考 え ら れ る 神 経 症 状 の 中で は ミ オ ク ロ . ヌ ス ー , 筋 園縮 な ど の 錐 体外 路 症状 に は視 床 病変 の 有 無 , で差異は み られ ず , 錐 体外 路 症状 に 対 し て は視 床 よ り も 被 穀 や 淡 蒼 球 な どの 基底 核 の 病 変 が 関係 が あ る と 思 われ る 錐 体 路症 状 は こ れ . る症例に 多い が 大 脳 皮質 , 対 して に , 橋 影響も考慮 しな けれ ばな らな い の 祝 床 病変 を 有 す , 延髄 な ど の 脳 幹 病 変 , . C J 病 の 特 徴 的脳 波 所見 と い わ れ る 周 期 性 同 期 性放 t 電 (p e ri o di c s n ch ro n o u s y は , に お け る び まん性 辣波 行に い 3 つ 鋭波 , 4 di s c h a r g e P S D と 略 す) , 徐 波 複合 が 3 相 波 を形 成 し 周 期性 , 同期 性 を有 し , , 各導出 , 疾患の進 れ て そ の 周 期 が 延長 し 背景 脳波 が 平 担化 す る と う 特徴 を も , 一 て い っ る . 本 論 文 の 症例 群 で は 症例 1 典型的な P S D が み られ で , 症例 2 で , ミ オク ロ ー , は 基礎 律 動 P S D の成因 に つ い て は っ た . こ ヌ ス や 心機能 , 呼 吸 リ ズ ム な ど と の 関連 を 求 め た 研 究 約 )6 4 ) が あ る が 多 く は否定的 で あ る . また PSD は 各種 の 脳 疾 患 に 伴 て 出現 す る こ と が 知 ら れ て い る が こと 根拠に な て 以 下本 邦 例 の 剖検 報 告 を 中 , ま た 視 床 病変 の な い 症 例 で は 抑 う つ 症状 が み . ると い う も の で っ 視 床病 変 を 有 す る , 視床 病 変 を 有 し な い 症 例 で は 精 神症 状 で 初 発 す る も の は 2 つ の 考 え 方が あ る よ し か し 脊髄 病 変 の 頻 度 で は . 初 発 症 状 と して 神経 症状 が 多 い の に 対 し , 領野の 広汎 で 激 し い 病 巣 の た め個 別 的 に 明 ら か に す る . 視床 病変 を 有 す る , 症例と で 差異が み られ た 場合 に は 大 脳 皮質 の 病 変 を は じ め と す る 他 の 中枢 神経 は 困難 で あ る 躍 病 期 間 な ど で は差 は み ら れ , 徐 波 化 の み が み ら れ P S D は 観察 さ れ な か C J 病の . , の - , , 精 神症 状 で は 興 奮 . の . た よ う な視床病変 に 基 く症候 は , 神経 症 状 の . 特殊 感 は痴 呆 や 意識障害 に 加 報告 や 筋強 剛 で あ り C J 病で . - . 中 , の た が 視床 病 変 の な い も の で は 脳 重 が や や 重 く , っ 中脳 単 脱 落 徴候 と 関 係 し て い る と も い わ れ 視床 非特 殊 核病 変 に よ る 症 状 と し て は え , . に の あ ら の 大 脳 皮 質 領野 は 神経 心 理 学的 症 状 と の 関連 も あ る こ と か ら 一 に 発 症 年令 や 性 別 , 9) 病 理 を視 床 病 変 の 有 無 で 比 較 し て み 一 ・ とくに こ . C J 病 の臨床 こ , 橋 , y 抑 う つ 症 状 な ど が 多 く 出現 し て い る , 前核は P , a 病 . で線 初発 症 状 と し て , ヌ ス ー M , 精 神 症状 と 神 経 症状 の 頻 度 は 同 じ で あ る 次 い で歩行障害や構音障害である . 8) a u m , れ こ , つ い , 脊髄 , 淡 蒼球 , 大脳 白 質 の 順 で あ り K i r s c h b , で の 6 7 % に近 い 結果 で あ る 神症状 に 関連 を 有 す る と 考 え ら れ る 視床 亜 核 は 以 下 の す なわ ち 41 症例 . 中視 床病 変 の み ら れ た も の は 3 1 症 例 ( 7 5 % ) の 病変 分布 が 広 汎 で 激 し い こ と や 病 変過 程 の 進 行 が 早 い こ 84 3 ・ 脳 皮 異常 な ど 従 来 い わ 錐体 路 症 状 , r e u t zf eld っ , てい る . , この っ 起源に 関し て 1 つ は 限 局 し た 病 巣 に 由来 す 腫 瘍 や 局所 的 な 血管 障 害 な ど が こ の . し か し局 所 病 巣 に よ る も の は , 病 844 ⊂ ラ 状 が 比 較 的急 性 の 場 合 に 出現 し や す く 成さ れ ゝ に乏 しく を伴 っ こ , て い 考 え られ る . る こ とか ら しPS D , ぞ れ は, . . Bi g n a m i 6 9) は A T P . . R ら 6 7) は so n 小脳 病 変 の 強 , B い r o w a , , 誘 発電 位 の 出現 は 第 , 次 知覚 路 を 通 る 人G 【( Y 5 4 0 ! 11 8 ( I R . o s si n i . . 6 8) は C J 病患 - - e ri o っ di c d i s ch ( N . Glo = 41) ・ D・) I F . P S D 8 R ▲l N 11 8 2 5 . EIG H TI G W ±1 6 丁1 . l C 【R E 8 R A L C O R T E X C 【R E 8 R A L W H 汀E l M A TT E R l S T RIA T U M 1 P A LLID U M 丁 目A L A M U S l C 【R E 8 E L L U M 】 M ID 8 R AIN t ● ● 円 M E D UL L A l S P I N A L C O ll D l A GI N G C H A lq G E l N IT I A L lp s Y C H O T IC IN E U R O L O GIC A E X C ITE M l 1 L 亡N T 」 _ l D 【P R 【S S l V E S T A T E t E U P H O RIA l D EL U S10 N l H A L L U CIN A TJO N 1 S TU P O R l PE R S【V E R A T10 N 1 R E M IS S10 N ・・ l ゝ P Y R A M I D A L S I G lu S 】 R I G ID I T Y M U S C LE 1 T R【M O R G AIT M 「 D I S T U FI B A N C E S P 【E C H U S C LE D IS T U R 8 A N C亡 t AT R O P H Y l J帆Y O C L O N U S Fi g 2 3 . p S u a t h ol o gi . m m ca l a ry 1 of e si o n s th e in C g o u a b ai n 大 脳 皮質 と 視 , a r 致す e を得た と報告 - ! 11 8 . て 一 ら 7 0) は C J 病 患 者 に 種 々 の 薬 剤 を D I S 【A S E J A K O B J A P A N M 12 7 ) の抑制物質の S S 亡X D U RA T10 NI M p が 生 じ る と 説明 し て い る PSD I N ・ o rt , 汎 性投射 系が皮 質病変 に よ り 抑制解除 の 状 態と な る た め に C R E U T Z FE L DT l yp 投 写 し て P S D の 抑 制 に 関 す る 実験 を行 い ・ 一 コ して い る ・ 型 の C J 病患者に お い て い くつ か よ り 体 性知 覚 誘 発 電位 の 変 化 を 調 べ e n h ei m e r その結果 . a s e の脳内に 投与す る こ と に よ をネ た る 1 てい る の薬剤の投与に ・ て い 脳幹網 ある で 床に 海綿状態を作 り O pp べ 脳 幹 網様 体 の 各 々 の 神 経 領 痢 わ発 生 に 関連 し て い る と い う 考 え 方 で あ る - 脳 幹網 様 体 が 大脳 皮質 , る部位 に 頭皮上 と同 じ P S D の 脳波像 を得 た と報告し た と え ば N el ・ を生 じる と述 様体か ら大脳皮質ま で の 汎性投射 系が C J 病の P S D n ell 汎性投射 系の , け る相 こお ・ - る ことか ら 者 の 脳 生検 の 際 に 誘 導 し た 深 部電 極 で 淡蒼 球 に 互作 周 に 求 め よ う と す る も の = い 他方は P S D の成因と して 大脳皮 鼠 皮 , . 定 して や 小脳 か ら の 影 響 の 解 放 に よ り 周 期 活動 の 元 進 を起 こ て んか ん の範噂 に含 まれ る と , 刺激 の 種 類 と 無 関係 に 誘 発電 位 の 皮 , 一 P S D に 対 す る 重 要性 を 強 調 し か つ ほ と ん ど全 例 で 焦 点 性 の て ん か ん 発作 、 一 質下灰 白質 質 上 の 分布 が 一 ま た外部の 刺激に よ る変化 65) 68) とが 多い ' 場 合 よ り も長 く 発作波よ り構 , 脳 波 上 の 局 所 部位 が 解 剖学 的 な 病 変 部位 と , 致 しな い 一 林 小 、 cli ni c al r e u t z f eld sy m t ・ pt o m s a n J a k ob dis e a se d re d i s t rib u ti o n o rt ed i n J a p p of a n . o r , ら7 1 ) の 周 期 性脳 r e u t zf el d C り a k o b 病 の 視床 の 神経 病 理 学 的 研 究 波異常 に 関 す る び ま ん 性脳 症 の 脳 波 の 研 究 で は 皮 質と 皮 質 下 灰 白質 に 同 時 に 病 変 を も 性脳 波 異常 が 出 現 す る と 述 べ て 以上 生 理 学 的研 究 で は , る い 響が あ ろう 皮質と 皮 質下 灰 白 質 の 病 巣 が 同 時 に 存 在 す る こ と お よ び, 脳 幹網 様体 か ら の 汎 性 投射 系 が 重 要 な 役割 を は た して い る こ とが 強調され てい る よう な観点 か ら こ の . 本論文 の 症例 群 の 視床 病 変 の 分 布 を み る と 核と 皮 質 中継 核 の 強 い 病 変 が 認 め ら れ 中線核 のの ほ ぼ 保 た れ て お り また , を有 す る と さ れ る 前腹 側 核 も 強 い 変化 を 生 じ て い た この る , Ⅳ ∴ 視 床性 痴 呆 と の 比 較 も PS D が み られ な か たの は っ か っ た こ と や 大脳 皮 質 の 病 変 が 比 較 的軽 度 で あ とと共に 視床 に海綿状態が存在 しなか 性と し て 挙 げ ら れ る m 2) L . di s ら7 3) は a n C , D e e m を 提唱 し e n z 83) され 内側 核 と 前腹側 核 の 両 側性 変 , tb ala しか し こ の 症 例 は, 致 しない 一 こ 今日で とや つ の 核 に 限定され て い る 急 , . こ と な ど か ら 系統 変性 c M M e n e m e の 報 告症 y 布 と そ の 頻度 は Fi g . 25 の ごと くで ある . これ らの疾 D I S 即 占E % 100 5 2 3 ±1 3 0 ( . . l r , S P I 州 匝 11 8 8 . ■ . 8 土1 5 丁 0 . 匝 ● 司 W E I GI 汀 l 】 11 . 3 123 8 J U . 土 鳩 8 ¢ . 司 リ l St 】l tq Å1 C 乱 A G I 川; C 乱射℃ E 司 . l R INI TIAL 凹 凹 t l M CI S ¶J R R l P ⅢミS m I SSI 】 P M I S CLE l ・ ン m IC u 芳IC AL l 円 R I 珊 司 A T I 〔胴 αl M SIG NS RI GIDI TY l ▲ u ・ 司 I 司 引 司 D I S ¶風 S P E E(ユ1 SC I E l W 司 l ● AI T U l I P S Y Cl l m f Ⅸ CI T 巳雌弘汀 D E P R E S S I Ⅵ三 S T A T E E U p l《R I A m S I〔嗣 円 匝 . 脚 :E S¶R 誠 にE DI A m m 附 ∝ コ⊥桝US l Fi g 24 . . W i th o u D iff e re n c e t t h al a m i c in in r 土 6 丁 珊 S Ⅶ江 田u J 匝 匝 l l M S C m E L LしM M I D 昂仏 I N 凹 U 1 S T RI Å m P A I⊥ⅠⅨ 胴 l 匝 ・ C Ⅲu 退R 〟」 ( 氾打n p C Ⅲl E 且仏 L Ⅶ1 I T E ト仏T n 現 l ・ ● 〟 ■ PS D 8RAI N 匝 匝 Y) SEX 1 3 2 まt3 1 . t AGE . cli ni c al v oI v e m sy m en t . pt o m s a n ・ そ の 原 因 を視 床 穿通 校 の 循 , . 症 で ある と 考え ら れ て い る JA KOB - - 例 柑 ) を 除 き 著者 が ま と め た 各症 例 の 視 床亜 核 の 病 変 分 i J 病患 者 の 脳 生検 組 織 の G ol g i 法 に よ る 研究 で 樹 状 突 ロ肛m ヱ門m m i s ch 記の 2 C J 病 の 海 綿状 態 の 起 源 は 神 経 . は 79) 80 - 性期 の み ら れ な い 慢性 進 行性 の 経 過 で 視 床 の 変 性 が 上 ・ 細胞 に 由来 す る と い わ れ て い る 7 al は 動 脈支 配領 域 が 病変 の 部位 と た こ と が可能 っ 血 th r 環障 害 に 基 く も の と し た たこ っ G . 榊 瑚 7 4) 7 6 , 視床吻側 部の 病変が 強 , る 76) ブ核 の 痛 変 を ー 類 似 の 症例 は悪 性 腫瘍 に , 性 と 片側 の 赤核 病 変 を も つ 症 例 を報 告 し また 症例 2 で . い て 抑制解 除 の 状態 も 加 わ り , 汎性 投 射 系 の 解 放 現 象 と し てP S D が 出現 した も の と推測さ れ る た 症 例 を報 告 し て 以 来 っ よ る も の 7 5) な ど を 除 き 1 1 例 報 告 . 大脳 皮 質 病 変 に よ る , が , 亜 急 性 の 経 過 を と る 進 行性 の 痴 呆 で 病 理 7 4) e m 学 的 に 両 側 対称 性 の 視 床 変性 と 下 オ リ よ う な 視床 の 状 態 は 汎 性投 射 系 が 連 合 核 や 皮 質 中 継核 か ら 遮 断 さ れ た 状態 と な り た点であ っ . St 汎性 投 射 系 の 調節 機 構 , 症例 群 の 視 床 病 変 の 分 析 よ り 明 ら かゝ と な の 網 様核 な ど の 非 特 殊核 は 多 少 の 病 変 は あ る も , , 視 床 に 存在 す る こ と が 重 要 で あ る と い う こ と が 本論 文 視床連合 , す な わ ち, P S D . , 髄 板 内核 や 正 , と は 十分 に 考 え ら れ る こ 成 因の 条件 と し て 組 織学 的 に 海 綿 状態 が 大 脳皮 質 の , こ . よ う な 樹 状 突 起 の 変 化 が シ ナ プ ス 間 の 電位 活 動 に 影 の . P S D の 出現 に 関し ては , 起 の bl e b と 呼 ば れ る 襲 胞状 の 腫 大 を観 察 し て い る 大脳 , た場合 に 周期 っ 845 d d i st rib u si o n of p a t h ol o gi cal l e si o n s of t a se s w i th a nd 小 8 46 患はい ずれ も現在で は m th 8 4) en z , al a mi d sy st e m c r O p , r e S Si v e g T h al a 8 3) e g e n e r a ti o n と呼 ばれ 視 床 の 系 統変 性 症 と み な さ れ て い る F i g 2 5 頻度に 病変が あ り , 分 布 は 系統 発 生学 的 に 新 し い 核 に 集 中 し て い る ると N , v . p . 変が み ら れ れに 比 r e r p . m . N , . v p . , 個 . 内 外 側 膝状 体 と い ・ , p の そ . みる と 々 に N , . Ⅴ . p や N . . た核に 病 変の み られ る症 っ 例 で は 祝 床亜 核 の 病 変 の 範 囲が 広 い と い う 特 徴 が あ る が 新 旧の 序 列 は 保 た れ て い る , 視床病 変 と 異 な る 点で あ る が の 点で は C J 病 の こ . ・ 内側核に 強い 病変 と高 , 出 現頻 度 は C J 病 の 視 床病 理 と 共 通 し て い る 以 上 い - . C J 病 と 視 床性 痴 呆 の 祝 床 病 理 を 比 較 す れ ば 核 の 病変 分 布 は るが が - て い る こと が明 らか と な っ , C J 病で は 後者 に 比 べ て 限局 して い , 両者共 に 系統発生学 的に 新 し い 核 を 中心 , , 視床亜 ・ っ こ た . の所見は , 広 に 今後 , これ , 視 床 連 合核 や 皮 , また 4 症例 に お け る大脳皮質の病 . に 二 次変性を生 ぜ しめ る に 充分 である い 大脳皮質の 各領野 の 病理 各症 例 に お , と 1 症 例 を 除 き 海綿 状態 シ ス ー は大脳皮質に お い て み られ た 病変の 性 変 の 程 度 は 視床 平行せ ず 1 な どの核 に も比 較的よ く病 ま た視床枕の 病変の 頻度 は N d る と やや少な い べ . 線 維性 グ リ オ , 状 に 類似 して い た が . の 症 例 Il) 12) と 比 較 し て み a rti n 本 論文 の 症 例群 や M 増殖 が み られ 病変 を有す る亜 核の 病変 られ ず の 間に は相関はみ と の 確 病 期 間や 発症 年令 と 病 変 の 範 囲 , すな わ ち . 質 中継 核 に は 強 い 神 経細 胞 脱 落 や 肥 下 し た 星 状 グ リ ア , 外側 核 に 高 前乳 , 以 下 の よ う に 要約さ れ る - 示すよ に . . う に 進 行 性 視床 性 痴呆 で は 内側 核 rn u sd e て 病変の 性状よ りみ , 次性 の 過 程 で ある と考 えた 一 推性グ リ オ - 祝 床 非特 殊核 で は . 大脳皮 質や 線状体病 変 か らの た , 次 的影響 と考 え られ 二 祝 床特 殊 感 覚 中継 核 に は病 変 は み ら れ な か . 線 , を 主 体 に し た 問質 病 変 が 主 で あ り シ ス ー 程度 は の も主 な 変化は C J 病の て た っ . よ う な視床 の病変 分 布は 系統発生学 的見地 や 1 1 こ の C J 病 の 視 床病 例 の 進 行 性視 床 性 痴 呆 と の 比 較 か ら - , 変は系統発生学 的に 新 しい 核 に 集中し て い て 次性の 強い 病変 が み られ る こ 病 変 と 臨 床症 状 と の 関連 に つ い 皮質 病 変 が す 状へ とが特徴的で あ る 意義は 明らか で は な か の ては 存在す る た め に で に か , っ た つ → 視床 . び ま ん 性 の 大脳 , 視 床 病 変 の 臨床症 , し か し 本 邦例 の C . J 病 の 剖 検 報 告 の 検 討 か ら視 床 病 変 を 有 す る 症 例 と 有 各種 の 中枢 神 経 系疾 患 に お け る 視 床 病 理 を 観 察 す る 際 しな い 症例と で 臨床症状や病理 所見に 相違が み られ の 重要 な 方 向性 を示 唆 す る も の と 考 え る 視床 病 変 を 有 し な い 症 例 で は 精 神症 状 が 広 範 囲 に . , れ 結 論 ・ 視床に て 計 量 病理 学 的検 索 を 行 い つ 神経 学 的 症 状 で 初 発 す る も の が 多 か , 特徴的脳波所見で ある P S D に 4 症 例 の C J 病 の 臨 床病 理 学 的観 察 お よ び 各 症 例 の た っ . 視床病変は っ は い て つ , た 殊 核 の 解放 現 象 に N . 亡 帽 ー 帽 5 u ⊂ コ 」 由 」 l S 昂 ト 山 オ 男 ロ 富 視床連合核 因が 求 め ら れ る と と も に 竜 眉 S . N 1 卜 ト l 羊 吊 ≡ 芦 ○ ト u 蓋 っ . 謝 0 已 ∈ ち 召 0 ㌧ た非特 っ 視床 に , 甲 N ニ エ d 〓 勺 . 辞 N 声 0 , ら - や 皮 質 中継 核 の 病変 に よ り 刺 激遮 断 状 態 と な 一 み C J 病の . お け る 海綿 状 態 に も 原因 が あ る も の と 推 論 し た . ・ ロ i n ci d e O†l e si n ce 稿 を終え る に あた り o n 口成 良教授 御 指 導 御 校 閲 を い ただ い た恩 師山 終 始 直 接 の 御 指 導 を い た だ い た 伊 崎 公 徳 教授 , , , ( 福 井 医 科 大 学 神 経 精 神 医学 教 室) 倉 知 正 使 助 教 授 に 心 か ら謝 意 を 表 し ま す また 御助言 と御協力 神経病理 学 へ の 手 ほ ど きをい ただ , . , , 松 原六 郎講師 ( 福 井 医 科 大 学 神経 精 神 医学 教 室) に 厚 く 御 礼 申 し 上 げ ま す ま た 福谷祐賢医学 土の御協 力に 感謝 い た しま す 正常脳標本 の提供 や御助 言をい た だ い た 本学 第 2 病理学 い た 小 泉 卓 久 博 士 ( 石 川 県 立 高松 病 院) , . , . 教 室 野 々 村 昭 孝 助 教 授 に 感 謝 い た し ま す 脳 脊髄 標 本 の 作 製 は 池 田 輝 男 技 官 に よ り 写 真 撮 影 は 池 田輝 男技 官 岸 谷祐 子 氏 松 原 由美 氏 に よ っ て な さ れ た こ と に 対 し 厚 く御 礼申 . , , , , し上げ ます . 本 稿の 要 旨 は 昭 和 5 8 年 5 月 第 24 回 日 本 神 経 病 理 学 会 学 術 研 究 会 ( 名 古 屋) で 報 告 し た . 文 F ig 2 5 . l e si o th at S . n s a l a rn th e ch e m a (s h a d e d d ef i c u pp er of p a d i st rib u ti r s s) i n t e n e n e r at i o n ・ m O St li n Th . e . e o n of c a sd s h e t h al a w it h p ri m t a u th o r s ' n a m e s m ic a ry a re 1) f6 r C G m e s 2) . z f eld t r eu e E rk N e u r ol J a k ob r a n . , P H t k H , u n g 献 G . d s y ch i a t . : Ub . e s . e r , Ub : Z er ei g e n a rt i g e e n t r al n e rv e n S y St e m 5 7 1- 1 9 ( 19 2 0) e rd ・ Z ・ ・ . , ei g e n a r ti g e h E rk r a n k u n g d es Z a l n e r v e n s y st e m tr e n is ch an at o m B ef e n 1 4 7- 2 2 8 (1 9 2 1) 3) S N e vi n J & . p h al o p a tt rib u o n e s a th y 5 6 4 ( 1 9 6 0) - 4) Gibb s Alp e r s M W B . , ph e n ce S 5) M c P . e n e m S : . y e rk e n s w m W , ub a c ut e S ub a c ut e fr v a sc ula r o e P . d y sf H . e rt e m s y ch i a t . B , . t 64 , r C . P . J . B , . G aj u d , e ck E , r e u t zf el d t a th p y) T : - . s ek B . . P , dise i s si o r a n s m C . a n i el D , D , J ak ob r ai n o p 察 ・ a th y M . M (S th o & . D , p . a tt e w gi f r o n ch i m e M . s C a n z e e p 潤 会誌 8 4 2 7 5 2 82 ( 1 9 80) 6) S i e dl e r H , . 40 2 (1 9 6 3) 岬 7) V & . J a k o b di s e a s e J N . R a n o ss u m - P u b li s hi Dise In c . a s e , 9) N 10) e w M a J y N M o - sch 1 2) r m . M d CO m J y J - u e fo s th d H o ll - n d a n r a nk u n niu m a r e u ・ at a xi c fro e u r ol di L al a d i e A A . R : . pi dl y a dis ct a S p hi o c al 吉村 e la m a a r e nt d ym N . al a di 1976 d e s C e J . h o n r e ut z Hi . rn u A -290 i、e Si o n s es d l e r e u t zf el d t C e d N eu ro J ak ob ・ a t h ol p c o u ch e a . , 3( S le et s p pl 9 2 u ・ 奥 村厚 史 : , 視床 を 中 心 と し 神 経進 歩 1 7 2 3 8 2 5 5 ( 1 9 7 3) P : , ulf al a m u s T A , o p . m : A n a et ry t o m a nd Td e a rkin s o nis m 無 名 質 の 大 型 神経 細胞 消 失 に e w . , 平 野 朝雄 ・ e n ti a m つ い て . 神 of st a n th d e n o r m a ri z e d al h n o m u m e n cl a ・ B ri , o n S , r 且S e ・ . m er I) , R . A : . p h al o p a t h y n J . 2 8 35 0 3 61 (1 9 6 5 ) , , A , a ry in N . . . Od , M , of s v oI v e m e u r ol a C N & re ut z of e nt . . . th - e e u r o su rg . . & . u r es eniu p Kh o cll n e V i s s , le y J ak ob - m et R . e v N . s s e u r ol A L e ro m e d n 4 419 , . : . - , . t e r Th e g W . . e , M , B . W illi a m st e r d a m H a s sl e r I n G S . , G P a p o ti o n . H : . s & : A m e z A al oid , N a n u m W ilk i n e u r o a n at o m C s o . B alt i , m y o r e , . D . e w u lf o nd o n A : N , . W N J . A H . pl e d & p a rt p N : e u r al i n th e . , th h e u m - a n . of 3 8 7 2 5- 7 4 3 (1 9 3 7) . , a s s o ci a ti o n s o nk ey m 230 p . , e c h a ni s m m - . . 19 5 9 , EIse vi , (e d ) I n t r o y of o s ed al n o r m al a m u s ail e a tl a s a n r o 1 97 1 , th e B e 1 39 1 4 8 o rk . P s y c hi a t . . x P th - p , th S t u tt u g e, e u r ol Y of wi t h : . . y Of Y (e d ) e w n at o m m W . c o m j ro m T hie n at o m B . r ai n of th e 85 505 , , . W h it el . L , . c h a lt e n b r a n r ch y gd ( 19 5 6) A . R , J , a ut a p u s S . st e r e o t a x i s o N u c a c a J . a m e o rg e M a n . r e u t zf eld t r ain 2 8) P m - . J . d b m ri m ; p C t h al C O r ti c a l y d - 5 2 0 ( 1 9 6 2) . R t 2 7) h ei u ra , , u c ti o n a - , . , d 2 6) p u m a tt e r m i S h al o p a t h i c t y p e a n e n c ep se a se e o rg a nis ch e e m oli o e n c e 4 4 1 0 3 1 1 5 ( 19 8 0) a rp e n a n 2 5) ・ Ok , isch a n at o m y St e n S e n sy chiat e K ri m e r, - . : 臨床 . . 2 4) . e e . di e - 4 43 e u r ol T , 9 l 1 4 ( 1 9 28) O pp P u nd 4 , S t ri e s p 44 1 - 山 口 成 良 ・ - . r o m C , p & . sch e r al n e rv r e s e nil e h it e w a r ci rL - . ei g e n a rt i g e t en . p P : . ob 44 1 ( 1 9 63) . ct a 剛 G 2 3) dis e t si g nifi c a ti es p p f J . re s g - v a s cula r o rd e r , pil e p s y r o p c ut e H k B of z ut a ni a 臨床 神 経 - . e r 11 8 , . e u ro s u rg r aki, C O rti c o ( su b a r a g se a s e e m ・ Mi 数川 ・ J ak ob 病 の 2 症 竹 内正 士 ・ K li ni ∴ Z es n ell , N . P s y c hi a t . . S , ob 譲 蔦b d m A , e n g e u r ol r o w C e r e b r al o 佐 野 ・ ain e n g N . B S hi zf el d t t P u b li sh i n g C k Z . f eld t J b C h e n E rk 2 1) , . o a n s r m ∴ . y . I) . J e op o ( 1 96 6) J ( e d) r u , ・ - nt er s u ch u n N . o rk . , 2 0) , zf el d t t r eu 竹 内正 士 ・ J a k o b 病 の 経 時 的終 夜 脳 波 の 検 討 t H ei d ・ , mi q . B o rt h evie r e nt al 経内科 1 7 2 5 1- 2 58 (1 9 82) 15) ・ 22 3 8 1 o s cl e r o si s . 1 6 1 4 8- 1 5 9 (1 9 5 4) , T m 中野 今 治 , Jak EI s e vi n m : . la . N , d W . 1 9 68 , : . o cl o n i c a r e n te e s pp ex m le , o rk zf el d t t N it h T 小 田雅也 pl zf eld t t リ 炭 谷 信行 ・ 山 口 成良: C ・ 庚 谷 信 行 2 2) r eu w J . al a a n s a r eu e u r ol s eu p G gy e n e r a ti o n chiat y et a r ti n e s C : . N . . & . 13 7 1 59 , た 変性 病 変 1 4) P y) , ob 8 , p & , , d eg s e n 4 4 1- 3 2 (1 9 6 8) , . th n s 10 3 (1 9 6 7) 1 3) P . C : d a n g k O p ti q u e fo D a rt i n a x a s ti c R . e ri c a n m . Y e w W 19 6 8 , . N A W . a th p , le si o f el d t J for W , e u r o su r 11) es o rk o n e s, h al N , E . n e u r ol o , . Sp : V ink . i c al n c, 1 c a nd urb a n c e t I . c e r e b r al en c ep - Y S . ud a t h ol . . a u m p 卜2 5 N Si v e d o b g , cl i n C n , e u rol of r s ch Ei 8) k A P J n . , a ndb o o ala m p . V o1 6 p 7 2 6 7 60 I H . M e u ro 小 山善子 ・ そ の 臨 床 像 と 脳 波 の 相 関性 に つ い て - r e u t z f eld U - , 譲 , . Y e w . , 伊藤達彦 19) 亜 急性 海綿 状 脳症 の 実 験 的研 究 日 医 : N , 八 木 英 夫 : 亜 急性海 綿 状 脳 ・ 脳 波 2 3 1 2 3-1 2 8 (1 9 81) . o nd o n - 1 8) , L , 循 環 障害 と 本症 の 成 因 に 関 す る 1 考 , , o m 伊 峰公 徳 ・ 一 2 1 3 3 9 ( 1 9 81) , st erd a m m 精神 経 誌 6 9 6 3 7 6 4 7 (1 9 6 7) . ・ , sh e r a s e t n A , A , 大塚 良作 惜 佐野 83 519 , e vi e r . 1 7) . , 立石 EIs . 症 の 1 剖検 例 a rL , - , u r e 19 7 1 , e n c e l ph a e n c e u n c ti o n eh r m ig f o r m sp o n of o m 1 6 1 3 8 8 3 8 9 ( 1 9 6 8) ci e n c e , e e u rol 例 . al o b N . 847 - . C : . M , D t J , . , able t it e s . J a k o b 病 の 視床 の 神経 病理 学 的研 究 t 1 6) a - Z . r e u t z f eld . S , m G s u nd C o ck D , ul a tt a . C . e c ti o n s fr J . & . o m th C m o N a llt a e t . N e m , p W . J H . . o r al c o r t e x e u r ol . , 10 6 : S u ・ e 183 212 - , b in t h 二 ‥ ∵ ∴ ‥ 848 2 9) Li li A 叫g bi m 30) c o rt e x M fro C T , N in m an り M e r, B . W illi a e a J e 2: , p W . e m i d e c o r ti c a t e 3 3) al a m 34) u s o g 1966 A . M of E . th o m f o r m u s A , , b rain H , m W , en r Th & o m Ch th F y B o w 3 8) M D a B, e th B alti ・ . o m y , o r e m , in e hi g e n eid el b e r g o s e 3 9) th sh e r I) , p9 . B ・ n u cl e u s es . 1 e th e c e r eb r al m J J u s P y , 1 , S p ri n g 1951 , & . th , M , e トV o oIse al a m El . . sch e rl a y C , u s g ad i g B . N . u n th e 4 6) of , eu r o a ff e r a nd n Th Y o rk . N , e w M J M O 34 , . C : b rm a n E x h p ti o C li . r a se r l e si o H , i n th n s b e F : . of st r ai n s R , of m m . S p , al t th ra sy chiat o Th ・ b e q di st u J , of e s r ai n S o m In . T h . o n t rib u it o n et d e u s 70 , R . a nd , s a & K l ei m n G l e t ud ' a d it e v e s bi u m a gi e a u a n ' l e u e ・ M , . T . 臥 . th G , e n e r al M ・ C : ・ o c al in r a o s p it al H N . R E l ei m り r e u t z f eld t e n e r a ti o n of es J - 2 3 9 2 42 (1 98 叫 - . ul a ri s B . v ul n e r a b ili t y of th Tb : . al a m u s ・ m m a n G , dis a tt e r M . e a s e . A & . e A a xis N e u ro p 由 , d ・ e . W y ci s , i Ad , K ・ B r ai n , . 1 03 4 4 7 4 72 - , , 山 田宗良 ・ H , T . 5 1) S m a m s 高松 ・ 脳 神経 . , A , P E . h t D . & . C , A m , G A . D avis or m al . e C . C , o lli n s o . o nt e m & . J . . H ・ : ・ o r a ry p P h il a d el p hi a , N : . th e al a m u s y th a tl a s an G , E . of th , a th o l o p G h e u m b t o rain , c al gi S ch al ・ - st er eo G e or l g e th e . St & Cli n i c o a - a t h ol o p ・ , . , u s a nd p 2 91- 3 1 4 I n ・ u c ti o n a n er n K , T : . c al s t u d gi y u m . B of o r r ain 6 1 3 39 , , . 礼 米子 分 裂 病状 態 を 呈 し た 視 床 腫 瘍イ : 1 3 25 2 2 5 4 ( 1 9 6 2) - , . , 木 下 修身 1 0 0 7 (1 9 81) Ⅴ 矢崎 光保 ・ ・ 末 沢 洋介 th d De : e u r ol 5 6) D r a m o n al a m isch , . E 揖I n l ei n , D e e m e n z 4 9 1 2 9 1 35 ( 1 9 8 1) . , 10 , 9 99 , J , F . . & W o rt sch r ol f r a m N . , e u r ol . . , o u c a ud m e n c e P th , al a m . V it al ■C , iq u e d 1 1 9 4 61 4 6 8 ( 1 9 6 8) L . , ` o ri & . d o ub a ud B e n e v a s c ul ai r e gi R e v Bla n c . , ・ - . , P . , M i c h el & 臨精医 . - B e 十 束 支 朗 : 精神 ・ . C 仙 D ie ∴ . C B a il e y ( ed ) I n t r o d . 山 下 幸雄 医誌 A . . R , S t u tt u g a r t 1 9 5 9 , al a m . r chinik O , o rs ak off sy nd ro m , & 3 7 4 (1 9 3 8) D . ch r o n ot a r a xi s c - of it h w e N e a t h ol . al a m 166 170 F p , gy P sy chiat o m 甲i v e xt e w i th ct a a r o m 5 5) . Ri cb le p . A . M , alk er T hie A - , , ak ob hi t e w ti c re A , mi ce ct a 山 吉夫 三 ・ , gy r a n 54) 1 4 3 6 2 (1 9 6 6) . t . of s d an A sc r a e n s 神経 症 状 を 呈 し た 視 床 腫 瘍 の 3 例 a se ・ S cll eib el n u cl e u s e r ai n S & b 5 3) . , e rn W en - - - ick 5 2) c o u rs ph i q abi ot r o s d e o . t th a t h ol o p C ol u s, e di a . 卜2 1 1 (1 9 7 0) , . 1966 eff e r e n t m S el e c ti v ∴ i n f e c ti o 1 1 3 9 7 1 05 ( 1 9 5 6) W e E Th o r p h y si ol . C e nt e r ・ ala m o rk C : th e Y e w . a ff e r e n t e a r a f a s c i c ul a r p T . 森山成 彬 ・ , V i ct 5 0) e m st R viral o : . . e u r ol o 1971 ・ t e u ro ・ , , t el g H , 4 9) e p u e e P N en j e c ti o n s i n S y S pi a r th N . - r ed ・ P . ri r e ti c u l 5 8 1 3 3 1 4 0 (1 9 8 0) , 1 59 1 6 4 (1 9 8 2) , F ・ n sh i p s n . : M ・ a ti o n a ti o n a l e rn ro p r ai n 1958 e p C ・ ・ r g a n i z a ti o n r el a 勇雄 : C r e u t z f e ld t J a k o b 症状 群 の 精 神 症 状 e - of , m : . e G ・ , - . n s o n c ell s e s G 6 tti n . F c e rt a i n 末次 基洋 4 7) - , B a rk , , fo 3 0 3 1 1 6 2 1 1 7 1 ( 1 98 0) . G ol g i P t a s s a c h u s e tt e s o r g a n i z a ti o n y W e J E n f a u I Ⅱ h o n eu ral , al a m , th r o st o n B , e rS p in s y d e g e n e r a ti ed st ud . K : . B el g . of a Ⅶy a th o l p d e n g e rli n ∴ d it s a n e c tr o e n c e & . v a cu ola r it h w E . pf a m . W c o rt e x e t ri c al m E.r e 3 9 1- 4 0 4 (1 9 4 9) r u c e ect ed N 2 5 0 2 68 ト12 I p . re ss 9 0 37 1 3 8 5 ( 1 9 5 6) , N . th ol p o w . . - 鮎 h eib el 叫) P . B m a m Di : ali a n th e - Ct u re al a m R et i c u l a . th r e ss, e (弛 r e c o rd s 4 1) - , . E . of T h : ・ - 9 108 y P & , W of E o s p it al . n at . e u r ol W . J , J ak ob 病 の 神経 病理 学 - 1 8 4 30 ( 1 9 74) - , zf e ld t t re u , p3 4 3 6 R a sy m , W H , 4 5) a 6 9 1 0 3- 1 1 9 , A R st ru e r sit o M . J A . . i N ct a , of al C n e r s, al a di e s m e 52 ・ , e ri o r t r ain H o rd ro w a r ti rL , a n at o m g o e u r ol h ei b el c B . rn n c e rb ell a r c at x I al n i u e r sit e N a n In t e a th w p . b e pl e g 30 - c o n n e c ti o n s g y 臥 . a m v er m 3 7) d C s t e u r o a n a c o n n e c ti o n s . S U ni v a J . p3 . Li ttl e B , 36) c o m o m & . : . bi m a sc e ndin a ti o n e C . st u d E . C ol u a nt a e . ・ G rn s 4 8) S E N a n ic a m v ent ral e G ol g i a lk e r N n g . 3 5) E u m & J . ・ A e u ro s u r ch oIz, ( 1 98 0) al a m d N . o S 44 ) W il k i n T h al e n t e ff e r e n t r el a t i o n s U e u r ol t n . W of j e c ti o ro p ・ H : . m s : . d h eib el , c ( 19 6 6) th N . ic m 4 3) inf o r g a ni z a ti o n . . C : 神 経進 歩 , . S M 的背 景 , al a 白木博次 4 2) ∴ of . P si u P , , t a rp e n ( 1 93 8) th ak o Yle Y 1 0 1 6 5 1 8 0 ( 1 9 6 1) リ J . Y c o n n e c ti o n s - th e & ・ a nd u s e u r ol Th : S , p h y si ol 3 2) th al a m . . o ek e ∴ - . h th r ch L , . 1 3 1 9 8 20 2 (1 9 5 0) 45 1 4 5 2 T h 1976 A y - p B . of c o rt e x P s y c hi a t 3 1) J , . cIJa rd al t n e Vi n e n u cl e i c bic m ∴ . 小 o rt a I) , . L , faix , a u r e n M . : t B , I nfa . , F o rct u s y a ti e r th , al a m N iq . , u e p ar a , - C r n ed i a n G old e n b e r s y n l e si o n 58) r ch A a ; P a 5 9) Oj e A , e u rol o m ul a ti o n B , ( p ul v i n W i , J . A . . C r ai n ヒ ‥ F , m e r A , M aly & u n il a t e r al e u r ol N . ・ 2 29 , o n n e c ti o n s th J , = ・ al a m ic 79- 8 6 (1 9 8 3) , of th e 4 1 2 7 7 2 8 9 ( 1 9 39) , e di o , & ・ a nd V B a n , s u b c o r ti c al 9 1 8 9 1 1 6 ( 1 9 6 8) J M ・ : ・ , 17 2 7 4 2 9 2 ( 1 9 6 3) h it e 大 脳 皮 質投 射 の 神 経 進歩 ・ gi L ・ it h d w n u m e A . N . d ch n s I , . Di . th N , n u cl e u s e S ‥ ・ c e nt r u m , e n c e 11b a h p A , al u s B eit r a g : ・ e di m a P sy chi at N ・ a th o . e u r ol ・ , , 祖父 江 逸 郎 : 古池 保雄 ・ r e u t zf eld C 日比野 隆 ・ 一 高橋 ・ 昭 J a k ob 病お よ び亜 急性硬化 t - , . 6 4) P ti a n o n El o ol E , d EE G (19 6 2) e int pl e x es C li n . N . て い つ 断像 に て つ い , ル ヘ . so n s el y R C O rti c o 69) g ph i c , 直: 脳波 . , 周 期性 同 期性 脳 波 異 常 の 縦 : 臨床 神 . Ch a rg e s N Le ff m a Il A . H , r ch Ele ct ro : . in t ra v e rifi e d mi n a Th : . N . h o e n c ep h e e u rol l u m 8 , C li n . N C h al p o r a g o t e n ti al s p of c as e s . e n c e c e r e b r al yth i m it h at u re R i . G & . , P S . S : , , G i a rd N , of e a th i e s ; re g T h : . h alop e n c ep d a n y 9 1 7 79 8 02 (1 9 6 8) - , . , I ti s a m , su e A . W illi a , m s e rt i P N ct a y R , ic m ・ a th p d ev e re e t ri c al A C . ic d P S t at : . e u ro S . a t h ol p r ol o u e & . M pi c r o sc o N . d . u s 19 , , C a st e r s, di s tu . of es 3 l 5 3 8 5 49 - g y e n ti a e m , , a s声 Ci at ed w i th 9 e g e n e r a ti o n . Ch , of th th e al a ・ . ok r v e rty e g e n e r a ti o n d , S , A D H a A . & . B ti a e m a r r o rL a nd e n s e c r et i o n c a r ci n o m th al E , s y c hi a t ti N . ol 山r e . w 21 , E , . s ei z u r e s a sso ciat ed r ch . it h 15 24 - , . M S . al a e n e m T : w ey o W , m u s N . pl e e x a m . G N . r a n " of s e n z . . e t ri c a l p a th o l e u r o E . d e x p ・ . P t E , e . r e s e nil e & . D B ell e m r ti a e n 2 0 7 1 2 8 1 40 (1 9 6 5) ・ " . , . , . , 小 田 雅 也 青 田哲 雄 白 木 博 次 ・ e m m sy m J . , e nk r e rv D e . Ⅱ . i$ G h , , M P sy chiat . , 1 6 4 4 6- 4 7 0 ( 1 9 57) , c e al a m 1 0 6 1 1 4 1 28 (1 9 4 2) - . B il a t e r al : . th th er e u r ol S , o f th o n ロb : . N . c h ul m a n n e u r ol 7 9) ・ , a m r 且n . e n e ra , di c o n 1 8 2 69 . sch r a n & . u se 6 2 1 5 7 17 1 (1 9 3 9) a n i el s , G r ch . - e ni c m a sal e u r ol c o r r el a t e s el e c t r o n m 例 ∴ 精 神経 誌 a n 54 4 , - h y si ol p hi p t n u t z f eld t J r e e u r o & . P di ni a li a . c a m G , : P . p h al b r a n e A T P - a se . C alt , J a k ob C - r e u a gi r ・ 67 , 土 屋 守正 0) k a c , o o b 武: オ リ 横山 ・ ー 6 7 8 2 ( 1 9 65) - , 葉田 ・ , e ri m p o g r a en all t y c o n ti n u o u s dis p hic i n h ib it o r i n th - e C dis . , D e as e a v id ; , P . & a n al y si s 4 16 , 裕 橋 , (1 9 7 0) . 秋 元 勇次 ・ 岩崎 靖夫 ・ 佐藤 ・ ・ , P i1 ti A ct a H o ri , . S m P P 2l , u s . A J a r o z e ss e 学 3( S u r h a rt . : E . ol K , S y s te L t . . , e rv o k ali s a 卜 8 ( 1 98 2) . T h al : . 7( S , d m N P , . k li n i s ch u nd , : th ed a s y c hi a , p p l) E Ik , R , P . b . : 祝床 神 経進 歩 , , . eu r op a A rch a co & . N . & Ii2: u k . 聡 . 8 2) o n 式場 ・ 小 脳 変 性 を 主病 変 と す る 1 例 , 8 3) . 山 本達 也 安 部 弘 昌 ・ 1 6 51 4 - 5 2 0 ( 1 9 6 2) 8 4) , 14 , 小 田 雅也 黒質 1 5 92 2 リ 経 進歩 8 1) w . o n e t z f eld t x a nd gi e n M E : el e c t r o e n c e , , . o su s 5 0 2 1 4 1 3- 4 1 4 ( 1 9 6 6) , o s si ni a cchi A , c e r e b r al s t a t u s s p o n w M . ・ m y ri a t e A 0 , r ai n B . O u S d E , s g 7 8) b er N . ブ 核 小 脳 萎 縮 を 伴 う 両 側 視 床 系統 変 性 症 の 1 剖 検 . Big e r n r ai n pp 7 7) u r . dis, D p g . R . a nd E l e c tr . p M 2 9 4 3 02 , ・ s y st e m g J o rt se ud o rh 7 0) 14 , . - , n e rv ro a d u n E . 忠 宏 : 慢性 二 硫 化 炭 素中 毒 か ? 視床 系統変 性 症 か ? 神 r a r o d u c ed , . p h lit i s en c e o of r o n ch o M ・ . y p p C at p e 楯林 義 典 西 川 ・ & . j e c ti n a e a se R . i c all y a n at o m ( 19 6 3) J , ro p 55 6 ( 1 9 6 3) dis h y si ol t o f r e s pi r a 脳炎と思わ れ る 1 例 ス ペ , N el 6 8) n sh i p sub a c u , 経 1 0 6 0 6- 6 1 6 ( 1 97 0) - ti o 脳神 経 2 2 1 3 6 卜1 3 74 (1 9 7 0) . ・ diff u In N 浜 中淑 彦 守 田 嘉 男 6 7) of eu r o 河 合 逸雄 ・ 異常 の 周 期性 に 66) e r r el a . 浜 中淑彦 65) Th m co h ect ro en c ep : B T h al 7 6) . t B ( 1 9 69) , . W . - y g hi c p o r n a D . : . b - 6 01 「 6 0 7 ( 1 9 7 8) u s I) ・ 健全脳 脳 炎 に み ら れ た 睡 眠時 無 呼 吸 p e ri o di c s y n ch r o n o u s di s c h a r g e と の 関 連 に つ い て 臨床 神 経 1 8 ㌧ m a s . St 7 5) . r a n s b il a t e r la - r g e n c e o h al o ( 19 8 1) ・ al o ig f o r m 7 4) z u r r a m a n Sp O n ・ . e P ■ 4 4 4 0 9 4 1 2 (1 9 4 2) ch o r e a e v e r e 2 4 1 1 0 1- 1 0 5 ( 1 9 7 1) , & J . 小 野 田 嶺雄 6 3) al a r rL u d M of n e u r ol e s ch & . ti o e n e ra g E . e n e d ek lo g le W J s, rch B 6 2) a m g l e si o a n ru i n diff o ph o su s L d K al a b , G olg i : . , Ad . h al 2 7 ト2 8 9 (1 97 1) 7 3) , - 61) P , a tt e r m o t e n t i al s p . o r A d Sp O n ( 視 床 枕) n a r Glo 7 2) a ri e t al p . , 2 79 (1 9 7 9) w k ed e v o n e u r o a cti v e el e c t r o e n c e ・ u r e n - ト p ul vi d a n d an el e c t r o e n c e p ・ , P E EG n s 7 1) ・ ul v i n a r p of ti o - - . 病 変 の 精 神症 状 に 対 す る 意 義) a r ・ , m 849 J a k o b 病 の 視 床 の 神経 病 理 学 的研 究 - 1 3 8 5 3 3- 5 5 0 ( 1 9 8 2) , a u l vi n a r p ・ it h w : . e u r ol P sy chiat G fr . ・ e W . a n n 60) 難 波 益 之 N . G , r o m . a i e v r ep O rt J m n o m s ti m p N . g d C a Se e z R . m n e s ti c 5 7) A a u ch e g r e u t zf eld t e u p p l) , e e n e r a ti o n g ti o n g en e r a 2 6 2 3 6 4 (1 98 1) o sa a e ・ 仙 K e nk r k ic d a m , K . , Shi of . n oh a r a th th e al a 2 3 1 7 1 8 0 ( 1 9 8 2) , - - . , , n e u ro S ym p t O m p a th o l o a t ik . gi . s ch e r 神経 病 理 林 小 850 N eu ro 0 l o g ic al th a p of D e p a rt m e n t U n i v e r sit y , K N S t u d y o f th p s y c hi at r y eur o K ey W o r d s: J 920 , C in C u S M u ze n d S e oc ・ ・ pt o sy m m s a ti v el y t lo s s r el a n u y fib rill m d o wi t h p d se r e ti c u l a r fre q u i m l t h al a w s e in p h yl og s gi o c p a rti a f n re re s9 n p o rt e d c e d t h at n c as e c ula r ri sti c i n n th O E E G d an d se n s d di v d i st ri b u ti t a cto r, a s w u e o ry t o e t h ei c o m C J dis n u p w - on e a th a rd t o b w o g o th th l e si o n e; e ch a ni s m th o s e e p t h al h av e e ri o s f o f p o u n dic s y n c i c n u clei b e n fo u n n st e a m u a S di o h dp di ci n e e u an ob a K , y a shi , an az aw a tit a ti v e a n al y si s c ro n ・ h e d r ai n t o a rti c u l a rl y f d h s ri a m a O o n s 41 執 ap p w at a o m m e a rs i n d i n fr n t e r b o I ・ e n a e f e m c e s vi a this dis e a s e ad ar i m c - e o u n d i n f C J o ot i a m h e r, e si o c it n s , n eu r o n th , ble , - e a S C h a r a ct e a n E E G p h th e ・ o re th di ti o e e to ic l m - t h al a e a t t ri b u t a hic h W e n e t t h al o u e a ch a d th n d c a s e s n ed d eg hi b it e d i n iti al r ep r e s e nt fl u e r e e o n ly w f t h al a t h al a o a rg e s} ay o din g w it h c as e s h a vin g dis ch e l e si Cl a s sify p ap o u s g c o r re so n r e s e nt a rg e s v a s m e t h at t h o e x p e st gg n e rv d w sh a s o su ti an se n s o ry n u cl ei e rti e s p st e m c a s es r o n o u c e w gs g i c al d c a s es e th n olo p d l O a n ro s d i st rib u t w e re e d sh o s n u cle u r el a y o ry n si v e te Pt t cl e u u n t r al u q e v e re a n s n pt m S ・ Cli n i c al , e re w n u cl e u s th ex m b e d i dis u s sy it h w in th e sy n c d e p ri v s e s r es e n p o c al r ai n b e a s e at a a s s o ci ati o n o n s d dis d e o r s al s e n t h fi n di o atte d th r e P O rt d l e si , al c e n o r a n d p at h m n ri e d th n e e J) - c e n t r al th e ca u s e an a e B . a s s d in th a m e ai r , ri e m b e c o c th n e ic a m a n (31 t o n e s b , 1 n pt m Q , n o r m s p e ci fi c e C li n i ・ th o r a n t h al ri fi e d ps r o u t h al e c e ss w e v e r, sy d in t h o cl a e H n i f e s t a ti o n s i ab o v e d i o rn e hil e t h W r f M b( C o d a e ad c as e s, T h ・ c o rt e x a o e s old e r m a m b t ・ p cli n i c al n o w in hic SP e Ci fi c cl e i , o u t a s a n in m s f e r e n c al t r I gi in t a n t f o o f k a in a m hi c h h w c ep r al ・ Is o e x w b m re a c e re Sy Ste e w e x , a m u s - g li e th o n s f t h al of y ar sy c e r ati n o n J o n s p o T h al , t z f el d t J r e u ei e h e r e Th . th ath ol p g en r el a n a e rs e e d i tr s e si o n cl e i e r c o n cl e ll c s u a st r o c y l r a ct n u i n e rv e b ell a u S rs n a r p hic i nt P w n e rt r o O e th a ry f o n e rv it h l e si o n u n m C a m e n u se a s e l e si o fo f th astr o t r al th e o i st o n e w rl m o s e t h al e p hic J di - e n o P th e rt r o c e re al m o s e a rt h e r sig n s e n o n t d t o fu e to ed th o C by hyp e n i c all y a n ti m in in a t a r f the c r ep ) al si m o n s o r e l a ti o n in it h w o ol o t ac ts rala t f all it h a ti e n p s o n hyp o u w ti d in t a n f o it h t h w of e lo s s r e m a rt s n s n o c e ll le us d t h at t h a n l o a s o n p it h lit tl e w u c r e al t e ra a ri s o n id li n m in i c l e si p e r se e si l e si a m th o di w e n s c n m a ril y tl y en l e si o d o n c c al gi o c a se s p sy r o lif e r a ti o n e rv e n c o o Sch , ¢9 8 3) 85 0 - ・ t au T he . gli o si s e rate r ate te d in cl e i a ry u r g u C hi) a am t z f bld t J a k o b d i s e a s e , N e u r o p a th o l o g y reu d p at h o l a n t re a c e11 fo in g m o n c e Y ・ 9 2 82 2 A b s tr C E N , K a t s uj i K tz f tld t J a k o b Di s e as e reu ・ , J . am ( D i re c t o r P r o f , a naz aw a T h al e a ss o e n o - ci a ti o n -