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平成27年度事業概要 [PDFファイル/2.57MB]

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平成27年度事業概要 [PDFファイル/2.57MB]
平成27年度
事業概要
岡山県動物愛護センター
目次
第1章
1
2
3
4
5
6
7
概況 ·························································································· 1
沿革 ········································································································ 1
位置図 ····································································································· 3
施設の概要 ······························································································· 4
動物愛護センター施設配置図 ······································································ 5
主な施設の平面図(延床面積) ··································································· 6
主な備品等 ······························································································· 7
管轄区域の概略 ························································································· 9
組織機構及び職員構成 ·············································································· 10
業務の主な内容 ······················································································· 10
第2章 動物管理指導業務 ········································································ 12
1
2
3
4
5
6
7
8
野犬等の保護収容 ···················································································· 12
飼えなくなった犬及び猫の引取り ······························································ 13
犬・猫の処分頭数 ···················································································· 13
動物取扱業の指導等 ················································································· 13
特定動物の適正飼養 ················································································· 14
犬の登録と狂犬病予防注射の推進 ······························································ 14
逃亡犬・猫等の届出数 ·············································································· 14
業務実績(市町村別) ·············································································· 15
第3章
動物愛護業務 ············································································· 16
1 施設利用者の状況 ···················································································· 16
2 犬・猫の譲渡事業 ···················································································· 16
3 犬(猫)の飼い方講習会(譲渡講習)の開催 ··············································· 18
4 犬のしつけ方教室の開催 ·········································································· 19
5 動物ふれあい教室 ···················································································· 20
6 動物愛護週間街頭キャンペーン ································································· 22
7 動物愛護フェスティバル(動物愛護週間事業) ············································ 23
8 負傷動物の保護収容 ················································································· 24
9 体験学習 ································································································ 24
10 視察・研修等の受け入れ ······································································· 24
11 動物愛護推進員等との協働 ···································································· 24
12 広報状況 ····························································································· 25
13 調査研究等 ·························································································· 26
第1章
1
概況
沿革
当センターは、動物行政を総合的に推進するための拠点施設であるとともに、明日を担う子供たち
をはじめとする多くの県民の皆様に動物との「ふれあい体験」などを通じ、
「慈しみ」や「命の尊さ」
をはじめとする「動物の愛護と適正な飼養」について学び、
「人と動物が共存できる豊かな地域社会」
の実現を目指して整備されたものです。
平成3年度
動物愛護センター設置検討委員会設置、動物愛護センター鳥瞰図作成
平成4年度
建設予定地を御津町上伊田に決定
動物愛護センター整備基本構想作成
平成5年度
動物愛護センター整備基本計画作成
平成6年度
埋蔵文化財発掘調査、用地取得
平成7年度
動物愛護センター基本設計作成
動物愛護センター基盤造成実施設計作成
平成8年度
(財)岡山県動物愛護財団設置
動物愛護センター基盤造成工事着手
埋蔵文化財調査
平成9年度
基盤造成工事縮小(基盤仮造成)
平成10年度
基盤仮造成工事完了
平成10年度
~
岡山県行財政改革大綱により事業凍結
平成12年度
平成12年度
事業評価委員会が意見書提出(計画を縮小したうえで事業再開)
平成13年度
動物愛護センター新基本計画策定
事業評価調書の公開および県民意見の募集
事業方針の決定(計画を縮小したうえで事業再開)
平成14年度
動物愛護センター基本設計・実施設計作成
岡山市、倉敷市と動物の収容・処分施設等の整備事業に関する基本協定書締結
平成15年度
~
動物愛護センター建設工事
平成16年度
平成17年4月1日
動物愛護センター運用開始
平成19年度
岡山県動物愛護推進員設置要綱制定
岡山県動物愛護推進協議会設置要綱制定
平成20年度
岡山県動物愛護管理推進計画策定
平成21年度
岡山県災害時動物対応マニュアル作成
平成22年度
災害時の動物救護活動に関する協定書を(社)岡山県獣医師会及び(財)岡山県
動物愛護財団と締結
岡山県動物の愛護及び管理に関する不利益処分取扱要綱制定
平成23年度
岡山県狂犬病対策要領制定
屋外訓練施設(フレンドスペース)整備
平成24年4月1日
業務執行体制の改革(現業職廃止、委託の拡大)
1
平成26年4月1日
岡山県動物愛護管理推進計画改定
平成27年3月26日 岡山県動物救援本部設置要綱制定
2
2
位置図
◇公共交通機関利用の場合
JR 津山線「金川駅」下車し、金川駅よりタクシーで約 10 分。
◇車利用の場合(駐車場完備約 200 台)
・岡山方面からの場合(山陽自動車道岡山インターより車で約 30 分)
県道 53 号線を「津山・鳥取」方面に北進し、金川大橋の交差点を右折し、県道 53 号御津佐伯線
を「赤磐・和気」方面へ約 2 キロ東進し、
「伊田工業団地・動物愛護センター」看板のある三叉
路を左折し、新庄川沿いに約 2 キロ北進。
・津山方面からの場合
県道 53 号線を「岡山」方面に南進し、金川大橋の交差点を左折し、県道 53 号御津佐伯線を「赤
磐・和気」方面へ約 2 キロ東進し、
「伊田工業団地・動物愛護センター」看板のある三叉路を左
折し、新庄川沿いに約 2 キロ北進。
・赤磐・和気・美作方面からの場合(山陽自動車道山陽インターより車で約 20 分)
県道 27 号岡山吉井線から「中国銀行赤坂支店」の交差点を西進し、県道 53 号御津佐伯線を「御
津・岡山空港」方面へ約 2 キロ西進し、山口コミュニティハウスのある交差点を北進、山口工業
団地を通過後、
「伊田工業団地・動物愛護センター」看板のある三叉路を右折し、新庄川沿いに
約 2 キロ北進。
3
3
施設の概要
(1) 岡山県動物愛護センター
ア 所在地
岡山県岡山市北区御津伊田 2750 番地
イ 規 模
敷地有効面積
約50,000㎡
(敷地全面積
78,281.78 ㎡)
(2)主要施設及び規模
保護棟(成犬室、子犬室、猫室、負傷動物室、咬傷犬室、洗浄室、飼料室、倉庫、制御室、
事務室、シャワー室、トイレ)
特殊機械設備(脱臭設備、自動追込装置、炭酸ガスドリーム装置、高圧洗浄機、火葬炉、バ
グフィルター、炭酸ガス回収装置、雨水利用タンク)
管理棟(事務室、会議室、試験検査室、滅菌洗浄室、病理解剖室、診察措置室、レントゲン
室、休憩室、シャワー更衣室、トイレ)
愛護館(事務室、展示コーナー、図書コーナー、トイレ、授乳室、研修室、倉庫)
ふれあい飼育棟(飼料調整室、トリミング室、観察室、ふれあい動物室、猫室)
【建物】
主な施設等
延べ床面積(㎡) 構造階数
用途目的等
主要施設
管理棟
446
RC平屋
動物管理行政の拠点施設
事務室、診察・処置室、病理解剖室、試験検査室、手術室、X線室、
滅菌洗浄室
愛護館
404
RC平屋
動物の適正な飼養と動物愛護精
神の高揚を推進する施設
事務室、相談コーナー、展示ホール、研修室、図書コーナー、障害者
用トイレ、授乳室、倉庫等
保護棟
740
RC平屋
犬・ねこの保護収容及び処分を行 成犬室、負傷動物室、飼料室、洗浄室、処分室、火葬炉、脱臭機械
う施設
室、雨水利用貯水槽
ふれあい飼育棟
159
RC平屋
ふれあい動物や譲渡対象動物を
飼養する施設
フレンドスペース
200
木造平屋 しつけ方教室等を開催する施設
ふれあいサークル
75
鉄骨平屋 動物とのふれあいをする施設
ふれあいステージ
72
鉄骨平屋
東屋
16
木造平屋 来場者の休憩場所
休憩用ベンチ、テーブル
東屋
9
木造平屋 来場者の休憩場所
休憩用ベンチ、テーブル
車庫棟
168
鉄骨平屋
屋外トイレ
33
木造平屋 来場者用の屋外トイレ
動物愛護の普及啓発等の各種イ
ベント用の屋外ステージ
ふれあい飼育室、成犬飼育室、犬・ねこ飼育観察室、洗浄シャンプー
室、太陽光発電10KW等
手洗い
車イス用スロープ、手洗い
保護運搬車等のセンター業務用の
屋外洗車スペース、高温高圧洗浄機
公用車を保管する施設
車イス対応トイレ
【広場 他】
施設名
施設面積(㎡)
用途目的等
北広場
約4,700
(有効面積約3,000)
しつけのできている犬を放して自由に運動させることができる広場で、犬用のシーソー、ハードル、タイヤ
等のアジリティを設置している。
中央広場
約13,000
(有効面積約5,000)
動物愛護の普及啓発等の各種イベントに利用するための多目的広場
南広場
約5,900
(有効面積約1,300)
子どもづれの来所者が自由に利用できるぞうのあそび台やキリンのスベリ台を設置した広場
花木広場
約11,500
(有効面積約8,000)
桜などの花木が配置され、地域の憩いの場として常時開放してあり、犬との散歩もできる広場
樹木林
約2,2000
樹木をそのまま活かし、緑の維持と環境保全に努める。
4
動物愛護センター施設配置図
5
主な施設の平面図(延床面積)
6
4
1
主な備品等
管理棟
① 病理解剖室
ミクロトーム
自動包埋装置
パラフィン伸展器
パラフィン熔融器
解剖器セット
病理解剖台
サクラ精機
サクラ精機
サクラ精機
サクラ精機
ケニス
シナノ製作所
② レントゲン室
X線撮影装置
自動現像機
防護エプロン
防護手袋
顔面覆い
ポケット線量計
東芝
富士メディカル
マエダ
マエダ
津川洋行
新青山
③ 手術室
麻酔呼吸装置
動物用心電計
アスピレータ
無影灯
手術台
パルスオキシメータ
電気メス
輸液ポンプ
外科手術器具
外科用ドリル
④ 診察処置室
シャウカステン
無影灯
回復用ゲージ
ICUゲージセット
電気バリカン(小動物用)
耳鏡
デンタルスコープ
マイクロチップリーダー
〃
⑤ 試験検査室
顕微鏡
顕微鏡(モニター付き)
顕微鏡用デジカメパソコンセット
蛍光顕微鏡
実態顕微鏡
デンシトメーター
自動血球計数機
動物用生化学自動分析装置
ガス滅菌器
乾熱滅菌器
高圧蒸気滅菌器
超音波洗浄器
超音波ピペット洗浄器
器具乾燥器
インキュベーター
インキュベーター
コロニーカウンター
新鋭工業
日本光電
キリカン洋行
山田照明
シナノ製作所
スター・プロダクト
アムコ
テルモ
キリカン洋行
フジヒラサビックス
木原医科工業㈱
山田照明
いわしや
千葉商事
キリカン洋行
ウェルチアレン
島津理化器械
(有)アニテック
(有)アニテック
ニコン
ニコン
ニコン
ニコン
ニコン
ニコン
常光
日本光電
富士メディカル
大熊
サンヨー
トミー精工
シャープ
シャープ
アドバンテック
サンヨー
サンヨー
ケニス
サクラプテラトーム
真空自動固定包埋装置
パラフイン伸展器
パラフィン熔融器
解剖器セット
中動物解剖台
CRM-440
サクラ VRX-23A
PS-53
PM-401-I
W-20
SN-666
X線装置
富士メディカル自動現像機
防護衣(M・L)
X線防護手袋(M・L)
顔面覆い
ポケット線量計
TF-6TL-&V
FPM-100
SLA-25
GAー25
FP-2
SV-7
動物用全身麻酔器
動物用心電計
アスピレーター
無影灯 スカイルックス5灯
動物用万能手術台
パルスオキシメータ
電気メス
輸液ポンプ
ADS1000
ECG-9902
M20
NO.64
21104
8600V
ICC80
TE-131
M173、KS-03
手術用基本セット、整形外科関連器具セット
アイメックス電動ドリルセット CA75-3、CA75-4
シャウカステン(壁掛け型) KSA-311L
無影灯 スカイルックス5灯 NO.64
ステンレス入院ゲージ(水洗タイプ) UNIT22A
AC-1 オートコンディショニング 1320型
アンディススーパーAGRプラス NO.64800
検眼・耳鏡セット(充電式) WA96270
CCDデンタルスコープ
CCD-DS1
AVID棒状リーダー
IDL-125
マルチリーダー
ARE H5
研究用顕微鏡
本体(エクリプスE400:三眼セット)
顕微鏡用テレビ装置
デジカメ等一式
蛍光顕微鏡
システム実態顕微鏡
E6F-21-1
E4F-21-1
HV-D28S
DXM-1200F
E8-RFL-2
SMZ15LS-DSD
デンシトロン フィンガープリンター
全自動血球計数器
富士ドライケム3500V(小型遠心機付)
MEK-6358
3500V
SA-160
MOV-112S
SX-500
ケニスガス滅菌器
乾熱滅菌器
オートクレーブ
ユニット型超音波洗浄機
超音波ピペット洗浄器
UT-55
クリーン器具乾燥器
DRM620DA
インキュベーター(ふらん器) MIR-262
低温恒温器(インキュベーター) MIR-162
細菌検査装置
SC5
7
電子天秤
分析天秤
化学天秤
卓上遠心器
デシケータ
スターラ
マスティケーター
恒温水槽
PHメーター
蒸留水製造装置
安全キャビネット
ドラフトチャンバー
卓上蛋白計
冷凍庫(-80℃)
冷蔵庫
バキュームシーラー
ブレンダー
エー・アンド・デイ
島津理化器械
島津理化器械
トミー精工
ケニス
島津理化器械
ケニス
東京理科機械
メトラー
島津理化器械
ダルトン
ダルトン
フジヒラサビックス
サンヨー
サンヨー
サランラップ販売
バイオクラフト
電子天秤
電子分析天びん
電子上ざら天秤
低速卓上遠心器
ワゴンデシケーター
マグネチックスターラ
ストマッカー
窓つき恒温水槽
卓上型PH計
蒸留水製造装置
GX-400
AX120
BW4200H
LC-200
B-9S
SST-170
400サーキュレータ
HBS-1000
MP220
SWAC-210A
バイオハザード対策用キャビネット
ドラフトチャンバー(標準タイプ) DF-11AK
血清蛋白屈折計
超凍(-80℃)フリーザー
冷蔵ショーケース
卓上バキュームシーラー
バイオシェーカー
FM410
MDF-192
161D(H)
SQ-303
BC-700
エプソン
パナソニック
パナソニック
パナソニック
ナショナル
コクヨ
マックスアート
デジタルカメラ
デジタルビデオカメラ
ビデオプロジェクター
洗濯機
シュレッダー
PX-7000
DMC-LC1-K
NV-GS150-S
TH-AE700
NA-F50Y3
KPS-128S
テクノメック
鶴見製作所
高温高圧洗浄機
高温高圧洗浄機
ドッグバス
日軽パネルシステム
猫飼育ゲージ
動物輸送箱
犬保護器
動物保護器
AVID棒状リーダー
マルチリーダー
HC1513M
HPJ-22HC5
⑥ 資料庫他
大型カラープリンター
デジタルカメラ
デジタルビデオカメラ
ビデオプロジェクター
洗濯機
シュレッダー
2 保護棟
高圧洗浄機
高圧洗浄機
ドッグバス
冷凍庫
ねこ飼育ゲージ
犬輸送箱
犬保護器
犬保護器
マイクロチップリーダー
〃
三菱
ケアリ
ケアリ
藤田商事
日本アルミ
(有)アニテック
(有)アニテック
1200×550×900
アルミ製
アルミ製
AD-621キャスター付
折りたたみ式THF-1356
IDL-125
ARE H5
3 愛護館
大型テレビデオ
ビデオデッキ
音響装置
移動用音響設備
心音計
シャープ
パナソニック
パナソニック
パナソニック
ヤガミ
テレビデオ
ビデオデッキ
センター内放送設備
スピーカー他
実験用心音計
LC-45GD1
DMR-E250V
HBS-N2
4 ふれあい飼育棟
ペットドライヤー
ドッグバス
洗濯機
冷蔵庫
ヤマダシステム
ナショナル
サンヨー
ハイパワーターボドライヤー
ドッグバス
洗濯機
冷蔵庫
HTD2100
1200×550×900
NA-F50Y3
SR-261J
5 車庫棟
自動車
乗用草刈機
高圧洗浄機
乗用車
保護指導車
保護指導車
保護指導車
保護指導車
草刈り機(クボタ)
小型乗用車
1台
小型貨物(保冷トラック)
2台
普通貨物(保冷ワンボックス)
2台
小型貨物(保冷ワンボックス)
1台
軽四貨物(保冷トラック)
1台
乗用草刈機
DBC235(B)
高圧洗浄機100V
ZETA-100
8
5
管轄区域の概略
岡山市・倉敷市を除く岡山県内の市町村が岡山県動物愛護センターの管轄エリアです。
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(1)面 積:5,962.01K㎡
(平成 26 年 10 月 1 日現在)
(2)人 口:749,973 人
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
(3)世帯数:307,189 世帯
(平成 27 年 1 月 1 日現在)
※岡山県市町村ハンドブック H27 年版数値(岡山市及び倉敷市は除く)
9
6
組織機構及び職員構成
組織機構
保健福祉課
5保健所
医療推進課
健康推進課
保健福祉部
生活衛生課
食肉衛生検査所
医薬安全課
子ども未来課
動物愛護センター
障害福祉課
長寿社会課
職員構成
管理課長(獣医師)
課員6名・・・
獣医師2名
事務職4名
所長(獣医師)
愛護課長(獣医師)
課員4名・・・・ 獣医師1名
事務職3名
合計13名
7
業務の主な内容
管理課
(1) 狂犬病予防に関すること
(2) 動物の保護収容に関すること
(3) 動物取扱業に関すること
(4) 特定動物に関すること
(5) 管理業務委託業者の指導監督
(6) 危害防止、適正飼養に関すること
愛護課
(1) 動物愛護に係る普及啓発に関すること
(2) 犬及び猫の譲渡に関すること
(3) 愛護業務委託業者の指導監督
(4) 負傷動物の保護収容に関すること
(5) 調査研究に関すること
(6) 所属セキュリティに関すること
(7) 事務管理に関すること
所管法令等
・狂犬病予防法(昭和 25 年 8 月 26 日法律第 247 号)
・狂犬病予防法施行令(昭和 28 年 8 月 31 日政令第 236 号)
・狂犬病予防法施行規則(昭和 25 年 9 月 22 日厚生省令第 52 号)
・狂犬病予防施行細則(昭和 29 年 11 月 19 日岡山県規則第 77 号)
・狂犬病予防条例施行手続(昭和 29 年 11 月 19 日岡山県訓令第 57 号)
10
・狂犬病予防法の規程による費用負担区分により犬の所有者が負担する費用の額(昭和 40 年
3 月 5 日岡山県告示第 174 号)
・岡山県狂犬病予防対策要領(平成 23 年 4 月 1 日)
・動物の愛護及び管理に関する法律(昭和 48 年 10 月 1 日法律第 105 号)
・動物の愛護及び管理に関する法律施行令(昭和 50 年 4 月 7 日政令第 107 号)
・動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(平成 18 年 1 月 20 日環境省第 1 号)
・家庭動物等の飼養及び保管に関する基準(平成 19 年 11 月 12 日環境省告示第 104 号)
・展示動物の飼養及び保管に関する基準(平成 16 年 4 月 30 日環境省告示第 33 号)
・実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準(平成 18 年 4 月 28 日環境省告示
第 88 号)
・産業動物の飼養及び保管に関する基準(昭和 62 年 10 月 9 日総理府告示第 22 号)
・岡山県動物の愛護及び管理に関する条例(平成 13 年 3 月 23 日岡山県条例第 22 号)
・岡山県動物の愛護及び管理に関する条例施行規則(平成 13 年 6 月 12 日岡山県規則第 64 号)
・特定動物の飼養及び保管の許可の有効期間(平成 18 年 3 月 24 日岡山県告示第 171 号)
・岡山県動物の愛護及び管理に関する不利益処分取扱要綱(平成 23 年 12 月 14 日施行)
・岡山県災害時動物対応マニュアル(平成 22 年 3 月 19 日策定)
関係法令等
・岡山県高病原性鳥インフルエンザ対策マニュアル
・岡山県口蹄疫防疫対応マニュアル
11
第2章 動物管理指導業務
狂犬病予防法、動物の愛護及び管理に関する法律(以下「動愛法」という)、岡山県動物の愛護
及び管理に関する条例(以下「動愛条例」という)に基づき犬の保護収容、犬・猫の引取り、動物
の適正な飼養管理指導等を実施している。
1
野犬等の保護収容
地域住民からの苦情等により、センターから県内各地に出向き、野犬、浮浪犬、負傷犬、負傷
猫等の捕獲・保護、収容を実施している。また、平成 24 年度より、野犬等の保護収容に係る業
務の一部を委託して実施している。
犬の苦情相談数及び収容頭数等の年度別推移
年
度
H23
H24
H25
H26
H27
苦情数
438
541
466
453
431
放し飼い
25
22
22
18
21
鳴き声・糞尿
7
27
16
9
18
咬傷
8
16
23
15
24
その他
12
8
2
6
6
捕獲依頼
136
386
336
336
296
野
引取り
233
77
65
61
61
犬
咬傷
1
5
1
7
4
その他
16
0
1
1
1
収容頭数
425
564
432
448
322
返還犬数
43
57
71
71
68
飼
い
犬
※岡山市及び倉敷市は除く
猫の苦情相談数及び収容頭数等の年度別推移
年
度
H23
H24
H25
H26
H27
苦情数
399
646
1,019
1,096
1,207
不適正飼養
25
32
45
16
55
引取り
455
684
727
263
783
鳴き声・糞尿
12
7
16
11
33
その他
154
296
308
109
346
猫の保護収容頭数
226
303
363
331
329
返還猫数
0
1
1
0
1
猫
※岡山市及び倉敷市は除く
12
2
飼えなくなった犬及び猫の引取り
飼えなくなった犬及び猫の引取りは業者に委託しており、センターではあらかじめ、引取り相
談があり引取りについてやむを得れない理由があると認められた犬猫を有料で引取りしている。
手数料 生後 91 日以上の犬・猫
生後 91 日未満の犬・猫
1匹
2,000円
5匹迄 1,000円
犬及び猫の年度別推移
3
年 度
H23
H24
H25
H26
H27
犬
315
267
114
30
53
猫
905
1,006
313
29
25
※岡山市及び倉敷市は除く
犬・猫の処分頭数
年度別推移
4
年 度
H23
H24
H25
H26
H27
犬
558
610
179
122
58
猫
1,046
1,219
514
128
127
※岡山市及び倉敷市は除く
動物取扱業の指導等
動愛法の改正により、平成18年6月から動物取扱業が、届出制から登録制に改正され
た。
これにより、動物取扱業を営む者は、県知事等に登録をしなければ営業できなくなった。
現在、県に登録している業者が適正な営業を行っているか監視指導を実施するとともに、
毎年、動物取扱責任者に対し研修会を開催している。
動物取扱業登録件数
年 度
種
別
H23
H24
H25
H26
H27
販売
230
215
195
188
188
貸出
1
1
1
2
2
保管
95
100
99
107
117
訓練
17
16
14
16
15
展示
19
18
18
24
30
0
0
0
1
1
362
350
327
338
353
305
295
277
282
294
譲受飼養
総件数
施設数
※岡山市及び倉敷市は除く
13
5
特定動物の適正飼養
動愛法の改正により、平成18年6月から同法に基づく「特定動物」として飼養許可が
必要となった。現在、飼養施設全てに対し、適正な飼い方を行っているか毎年監視を実施
している。
特定動物の種類及び許可施設数
H23
動物の種類別
H24
H25
H26
H27
許可施設数 飼養頭数 許可施設数 飼養頭数 許可施設数 飼養頭数 許可施設数 飼養頭数 許可施設数 飼養頭数
チンパンジー
1
8
0
0
0
0
0
0
0
0
ニホンザル
6
32
4
26
4
27
4
28
4
29
ワニガメ
7
12
6
12
5
8
6
8
6
9
ボアコンストリクター
2
3
3
6
3
8
2
4
2
4
イヌワシ
計
0
0
0
0
1
2
1
2
1
2
16
55
13
44
13
45
13
42
13
44
※岡山市及び倉敷市は除く
6
犬の登録と狂犬病予防注射の推進
市町村が実施している狂犬病予防法による登録及び狂犬病予防注射を推進するため、市
町村及び獣医師会等を指導している。
年 度
登録頭数
狂犬病予防注射
H23
H24
H25
H26
H27
48,071
47,355
46,401
45,633
44,958
(3,169)
(2,874)
(2,757)
(2,711)
(2,519)
27,781
26,697
26,189
26,016
24,375
※岡山市及び倉敷市は除く。( )は当該年度新規登録数
7
逃亡犬・猫等の届出数
いなくなった犬や猫等の逃亡届出を受け付け、飼い主が捜している犬や猫等の情報を提供し、飼い
主の発見に努めた。
年
度
H24
H25
H26
H27
届出数
259
250
234
208
発見数
114
115
95
104
届出数
66
94
120
126
発見数
11
19
28
34
届出数
2
4
7
7
発見数
1
0
0
0
犬
猫
その他の
飼養動物
14
8
業務実績(市町村別)
平成 27 年度
備前
地
事
犬
の
捕
犬 獲
に 収
関 容
す
る
項 引
目 取
り
項
捕獲器
捕
吹き矢
獲 薬物
麻酔銃
犬
その他
数 針金
その他
条例に基づく収容犬数
負傷犬収容数
飼えなく
センター
なった犬
保健所
の引取
その他
有
料
分
岡山
区
91日以上の犬の頭数(再)
瀬
玉
戸
野
内
市
市
東備
4
4
6
7
1 12
2 15
1
6
9
1
1
2
2 19 27
4 11 7
1
1 11
1
2
1 11
1
7
1
1
1
猫
に
関
す
る
91日未満の猫の頭数(再)
項
目 猫の返還数
処分頭数
負傷収容
その他の動物の
返還
取扱
処分数
飼い犬による
咬傷
事 事故報告件数
その他
故 咬傷犬の診断書提出数
等 犬以外の飼養動物による事故報告件数
野犬による咬傷件数
放し飼い
飼い犬に関
鳴き声・糞尿
するもの
咬傷
その他
苦
捕獲依頼
情
野犬に関す
引取り
届
るもの
咬傷
出
その他
件
不適正飼養
数 猫に関する
引取り
もの
鳴き声・糞尿
その他
3
4
5
40
3
2
9
1
3
7 10
3
1
計
3
2
6 20
8
1 11
5
1 15
3
1
1
17
201
83
7
53
1 15
3
1
1
17
53
1
1
1
3
8
3
2
2
9
11
2
2
2 3 4 1 7
3 2 1
2
1 7 2 4 4
5 12 36 10 25
1
1
1
1
5 4 3
7 10 2
1 2 5
3 7 16
2
1
1
1
2 3 10
6
2
4 3 9
4 11 11 40
5 19
1
1
有
料
10
5 17
2
1
2 21
3
1
3
2
1
1
分
15
7
1
5
1
7 14
8
3 10
2
1
1
1
1
1
1
3
1
1
1
2
1
9 17 10
1 2
30 11
5 1
1
1
3 1
66 23 15 39
3 1
14 13 3 16
その他の飼養動物に関するもの
1
放し飼い
9
2 15
飼い犬に関
鳴き声・糞尿
1 1 1
するもの
咬傷
2
その他
2
捕獲依頼
124 18 16 26
野犬に関す
引取り
5 1
1
るもの
咬傷
1
その他
1
不適正飼養
3 1
猫に関する
引取り
66 23 15 39
もの
鳴き声・糞尿
3 1
その他
14 13 3 16
その他の飼養動物に関するもの
1
指導票
処 始末書・顛末書
分 措置命令・違反犬通知書
等 告発
その他
取
扱
・
特
定
津山
高梁 阿新
7
31
5
1
91日未満の犬の頭数(再)
捕獲犬の返還数
処分頭数
収 負傷
容 その他
飼えなく
センター
引 なった猫
保健所
取 の引取
その他
91日以上の猫の頭数(再)
り
苦
情
処
理
件
数
美作
真庭
勝英
岡 倉
吉
県
久
西
山 敷
備 備 赤 和 総 早 笠 井 浅 里 矢 高 新 津
美 鏡 真 新 美 勝 奈
外
米
粟
市 市
中 前 磐 気 社 島 岡 原 口 庄 掛 梁 見 山
咲 野 庭 庄 作 央 義
南
倉
央 市 市 町 市 町 市 市 市 町 町 市 市 市
町 町 市 村 市 町 町
町
村
町
5
11
38
備中
井笠
倉敷
第一種動物取扱業立入調査件数
1
6
9
3
2
2
4
1
1
1 19
1 9
2
2
1
1
2
1
2
1
2
3 2
1
5 29 34 14
17
3
1
2
4
3 10 15
1 1 1
1
2
6
3
1
5 30
4 12
1
3
44 22 62
2
6
21 7 19
1
3
2
3
4
1
7
10
6
1
1
5
6
4 14
1 2
3 2
7 37 15 33 11
1 1
3 11 8 7 3
1
5
4
3
2
3 15
9
3
1
第二種動物取扱業立入調査件数
2 10 2 15
4 27 22 107
1
7
4 7 6 48
5
1
1
1
2
3 10
8
4 13
1
3
4
1
2
1
5
2
17
4
2
1
2
7
68
58
56
273
25
3
23
2
1
127
1
20
3
18
1
1
1
3
1
1
1
1
1
1
2
3
1
1
3 1 2
3 2 2 5 2 11
44 22 62 7 37 15 33 11 4 27 22 107
2
6 1 1
1
6
21 7 19 3 11 8 7 3 4 7 6 48
1
2
1
1
2 1 2
2
6
2
11
1 1
3 2
2 5
5
1
1
3
25 1 33 17 116 45 28 3 12 15 7 63
2 1 9
17
3 1 1 1 4 12
1
1
3
第一種動物取扱業に関する苦情件数
3
3
1
1
13
1 11
1
1
1
8 30
4
4 9
1
1
1
1
2
3
1 14
1
1
6 14
1
8 17
1
2 5
3
1
2
8 10
1
6 13
1
8 17
1
2 5
1
2
1
8 30
4
4 9
27
1
4
9
1
4
5
3
1
9
1 123 20
3 1
91 28
3
8
3
1
2
8 11
1
27
1
4
9
1
4
5
3
1
9
1 123 20
3 1
91 28
3
8
4
21
18
24
6
296
61
4
1
46
783
32
346
2
40
27
27
9
608
61
4
1
55
783
33
346
2
8
1
3
1
2
68
3
2 12
1
2
1
1
130
5
1
1
3
第二種動物取扱業に関する苦情件数
特定動物立入調査件数
3
2
1
4
特定動物に関する苦情件数
15
14
第3章
1
動物愛護業務
施設利用者の状況
年
度
来場者数
H23
H24
H25
H26
H27
12,793
14,433
14,944
14,718
16,958
北広場(ドッグラン)利用状況
年
度
来場者数
2
H23
H24
H25
H26
H27
4,253
4,517
4,056
4,495
5,595
犬・猫の譲渡事業
センターに収容・処分される犬・猫にできる限り生存の機会を与え、殺処分頭数の減少を図る
ことと、新たに適正飼養できる飼育者を育てることを目的として、(公財)岡山県動物愛護財団、
動物愛護推進員及び動物愛護団体等と協働して犬・猫の譲渡事業を実施した。
(1)犬・猫の譲渡会の開催
定期的(毎月第1~4日曜日13:30~14:30)に開催した。
譲渡会
譲渡会
(譲渡対象者要件)
・申請者が20歳以上であること。
・申請者が満65歳以上の場合は、満65歳未満の身内等による動物の飼養に関する同意書
が提出できること。
・申請者が狂犬病予防法(昭和25年法律第247号)等の関係法令に違反していないこと。
・申請者がセンターから譲り受ける譲渡動物を営利目的に利用しないこと。
・譲渡動物の飼養場所が確保されており、借家や集合住宅の場合は、動物の飼養が可能であ
ることがわかる書類等が提出できること。
・飼養に当たり、同居する家族全員の同意を得ていること。
・誓約書の内容を遵守できること。
・センターで行われる犬(猫)の飼い方講習会(譲渡講習)を受講していること。
・犬又は猫をすでに飼養している者が、同種動物を譲り受けようとする場合、先住動物の飼
16
養頭数は原則として1頭であること。
・先住猫は、完全室内飼養であり、不妊措置を実施していること。
・先住犬は、不妊措置を実施していること。
・犬を複数飼養する場合には、屋内飼養にも対応できること。
・その他、譲渡に伴い支障を生じないこと。
(2)ボランティアを介した譲渡
センターから直接譲渡する他に、新しい飼い主を探すことを目的としたボランティアを登
録し、ボランティアを介して譲渡することにより譲渡頭数の増加に努めた。
(登録ボランティアの件数
年
8個人13団体)
H23
度
犬
H24
H25
H26
H27
個人
団体
個人
団体
個人
団体
個人
団体
個人
団体
2
1
3
5
7
7
10
7
7
13
1
1
1
5
2
5
3
3
7
猫
(犬・猫の譲渡事業実績)
年
度
H23
H24
H25
H26
H27
394
280
238
281
407
H23
H24
H25
H26
H27
犬
131
160
271
296
268
猫
72
84
166
230
226
譲渡会参加者数
(犬・猫の譲渡実績)
年
度
(3)愛犬里帰り交流会の開催
平成28年3月12日これまで譲渡を受けた飼い主を対象に譲渡犬44頭と飼い主82名
参加のもと、愛犬の紹介や愛犬と一緒に楽しむゲーム、しつけ方等の質問などを通した交流
会を行い、飼い主の情報交換の場を設けた。
愛犬里帰り交流会
愛犬里帰り交流会
17
(4)飼い猫里帰り交流会の開催
平年28年2月27日これまで譲渡を受けた飼い主とその家族を対象に、飼い猫里帰り交
流会を開催して、飼い主同士の交流や、情報交換の場とし、今後の譲渡事業や啓発業務の参
考とした。
飼い猫里帰り交流会
3
飼い猫里帰り交流会
犬(猫)の飼い方講習会(譲渡講習)の開催
飼い主が、犬又は猫の適正飼養ができるよう日常管理に関する基礎的な知識、関係法令等を説
明した。譲渡会参加者には受講を義務付けている。
【犬(猫)の飼い方講習会(譲渡講習)実績】
年
度
受講者数
H23
H24
H25
H26
H27
400
357
305
348
401
犬(猫)の飼い方講習会(譲渡講習)
18
4
犬のしつけ方教室の開催
犬のしつけ方について学び実践することにより、社会の中で愛される飼い主と愛犬となっても
らうことを目的に、愛犬と共に基本的なしつけのトレーニング方法を学習する場を提供している。
犬を飼育している方、犬のしつけ方に興味のある方などを対象に、関係法令や飼い犬との接し方、
しつけ方を説明するしつけ方教室を開催し、後日、同教室の受講者を対象に、愛犬と共に参加し
て学ぶ、犬のしつけ方教室実技を開催した。また、依頼によりセンター以外の場所で出張しつけ
方教室を開催した。そして、3月にはしつけ方教室参加者を対象にしつけ方フォローアップ教室
を開催した。
(犬の参加資格)
・生後4ヶ月から3歳未満で、健康かつ攻撃的でないこと。
・登録、狂犬病予防注射実施済みで鑑札及び狂犬病予防注射済票をつけていること。
・混合ワクチン接種済みで接種後2週間以上経過していること。
・雌犬の場合は発情していないこと。
(開催日時)
講習会:毎月第1日曜日 10:00~12:00
実 技:毎月第3日曜日 10:00~12:00
(犬のしつけ方教室実績)
年
組
度
人数
H23
H24
H25
人数
組
人数
講習会
173
339
154
293
158
304
134
265
158
281
実
221
400
204
379
274
522
233
444
329
612
出張しつけ方教室
45
23
犬のしつけ方教室(講習)
人数
42
組
H27
組
技
組
H26
人数
組
6
犬のしつけ方教室(実技)
19
人数
27
(しつけ方フォローアップ教室)平成28年3月12日
しつけ方フォローアップ教室
5
しつけ方フォローアップ教室
動物ふれあい教室
動物とふれあうことで、動物の温かさや命の大切さを学んでもらうことを目的として開催して
いる。幼稚園、小学校低学年の子供たちを中心に、手洗いの大切さ、適切な犬との接し方・抱き
方、触ってはいけないとき・触って欲しくない場所の説明、聴診器による心臓の鼓動の確認など
を行い、学習した方法で実際に犬等とのふれあいを行った。
また、希望のあった幼稚園、小学校等へ出向いて、地域の獣医師の他、市町村等で構成された
団体等と協力して出張動物ふれあい教室を開催した。
(1)センターでの動物ふれあい教室
(日時)
随時(予約制) 約1時間程度
(動物ふれあい教室の内容)
・パネル説明
① 動物に触れる前と触れた後での手洗いの大切さ
② 知らない犬に遭遇したときの対処法
③ 初対面の犬とのあいさつの方法
④ 触ると犬が喜ぶところ、嫌がるところ
⑤ 子犬の抱き方
・心音拡張器及び聴診器を使った心音の確認(犬の心音と子供の心音を聞き比べる)
・犬とのふれあい(あいさつ、優しく触る、子犬を抱くなど説明に沿って行う。)
・手洗いの方法を確認
(センターでの動物ふれあい教室実績)
年
度
H23
H24
H25
H26
H27
開催回数
29
50
82
88
79
参加者数
512
396
756
1,005
1,195
20
動物ふれあい教室
動物ふれあい教室
(2)出張ふれあい教室
(日時)
随時開催(要予約)
(出張ふれあい教室実績)
年
度
H23
H24
H25
H26
H27
回
数
4
5
4
3
6
215
153
308
278
347
参加者数
出張ふれあい教室
出張ふれあい教室
21
6
動物愛護週間街頭キャンペーン
9月20日~26日の動物愛護週間中に、平成27年9月18日(金)に岡山駅東口にて、(公
財)動物愛護財団、動物愛護推進員、岡山理科大学専門学校、ボランティア等の協力を得て、ボ
ランティア犬とともに動物愛護を呼び掛ける街頭キャンペーンを行った。
街頭キャンペーン
7
街頭キャンペーン
動物愛護フェスティバル(動物愛護週間事業)
動物の愛護及び管理に関する法律第4条に基づき、動物の愛護と適正な飼養についての関心と
理解を深めることを目的として、第11回岡山県動物愛護フェスティバルを開催した。
開催日時
平成27年11月1日(日) 9:30~15:00
開催場所
主
催
岡山県動物愛護センター(岡山市北区御津伊田 2750 番地)
岡山県動物愛護センター・(公財)岡山県動物愛護財団
後
援
(公社)岡山県獣医師会・岡山県市長会・岡山県町村会
協
賛
(公社)日本愛玩動物協会岡山県支部・学校法人加計学園岡山理科大学専門学校
(株)池田動物園・カバヤ食品(株)
参加人数
約1,800名
動物愛護フェスティバル
動物愛護フェスティバル
22
第11回動物愛護フェスティバル実施状況
H27 第11回動物愛護フェスティバル 参加人数等 来場者約1,800人
イベント名
人数
参加組数、配布物等
動物○×クイズ
ふれあい体験
大人 :44人、子供:174人
166人
車
庫 犬猫の飼い方相談
棟
16組
1回目:12組34人
2回目:13組31人
3回目:17組38人
4回目:9組27人
動物かるた取り
車庫棟来客
815人、184頭
表彰状・感謝状贈呈式
表彰:3人、感謝状:5人、来賓:3人
ペット健康相談
10組
ペット写真標語展
写真96点、標語41点
五城小書道展
愛
護 キッズお楽しみコーナーA
館
56点(五城小)
268人
軽食販売コーナー
ヤクルト:2、商工会:7
販売コーナーA
総合案内
1回目:9組23人
2回目:18組48人
3回目:15組45人
4回目:16組50人
吉備の里:1
表:1038、裏:575
合計1613人
犬の数(表:268 裏:107
合計:375頭)
場内アナウンス
消防警察コーナー
北警察署:2、北消防署:3
愛犬とクイズ&ゲーム
家庭犬のしつけ方教室
動物ふれあいパーク
100頭
185人、47頭
一般: 26人、13頭、ボランティア犬:1 頭
608人
池田動物園:2
愛護センターコーナー
登録団体コーナー
中
央 地元コーナー
広
場
財団・ボランティアコーナー
トリミング相談:78組
桃太郎ウォークラリー
キッズお楽しみコーナーB
ワンぱーく:7
幸せの架け橋:7
わんこレスキュー:8
伊田地区:2、五城協議会:2
日本愛玩動物協会:11
理科大専門学校:生徒:36+引率:3
ボランティア:12
トリミングボランティア:13
犬連れボランティア:19
市町村推進員:4
獣医師推進員:1
生活衛生課:1
215名
268人
キッズお楽しみコーナー
(釣り、ボール投げ、輪投げ、等ゲーム各種・描いて作って遊ぼうコーナー)
理専動物パネル展
北
広 ドッグラン
場
管
理 人・犬の救護
棟
284人
163組、186頭
0件
総括&報道対応
2件:山陽TV 、山陽新聞
そ 駐車場、清掃他
の
他 迷子
山陽セフティ:5、愛染会2,岡獣1
0件
落とし物
3件(内2件は見つかる)
23
8
負傷動物の保護収容
動物の愛護及び管理に関する法律に基づき、道路・公園など公共の場所において、負傷し又は
疾病にかかっている犬・猫等で所有者の判明しないものについて、保護収容し、応急措置を行っ
た。
(負傷動物収容実績)
9
年度
H23
H24
H25
H26
H27
犬
5
10
7
7
7
猫
31
45
28
44
56
その他
0
0
0
0
0
体験学習
中学2年生2名を3日間(11 月 4 日~6 日)、職場体験学習として受け入れを実施した。
譲渡対象として飼育する動物の運動・手入れ(シャンプー・ブラッシング・爪切りなど)、ふ
れあい飼育棟の清掃、飼育動物の糞便検査などの体験を中心に行った。
体験学習
10
体験学習
視察・研修等の受け入れ
センターの視察・研修等については要望があれば随時対応しており、個人及び団体36件、
416人について受け入れた。
11
動物愛護推進員等との協働
(1)動物愛護推進員
「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき63名の動物愛護推進員を委嘱し、地域に
おける動物の適正飼養に関する指導・助言のほか、センターが行う動物愛護週間行事や動物
のしつけ方教室等で協力をお願いした。
(2)岡山県動物愛護推進協議会
動物愛護推進員の委嘱や活動の支援に関する協議を行うため、9名の委員を委嘱し、
7月29日に岡山県動物愛護推進協議会を開催した。
24
(3)ボランティアの育成
各種動物愛護事業への参加協力が得られるボランティアを募集し、センターの業務方針及
びボランティア協力内容等についての講習を行い、趣旨に賛同する人を登録した。そして、
動物愛護財団等をはじめ、ボランティアと協働して各種事業を実施した。
(4)ボランティア登録犬
動物ふれあい教室や動物愛護キャンペーン等の動物愛護事業への参加協力が得られるボラ
ンティア犬を募集し、毎月第1日曜日には適正審査合格の為のボランティア犬育成講座を開
催した。そして適正審査に合格した犬を登録し、ふれあい教室他各種イベントにてボランテ
ィア犬の橋梁区を得て、事業の推進を図った。
(ボランティア犬登録実績)
12
年度
H23
H24
H25
H26
H27
登録犬数
25
25
22
27
27
広報状況
センターの業務内容、動物の適正飼養及び動物由来感染症等の情報を、チラシ、ポスターをは
じめ、ホームページ、テレビ・ラジオ・新聞等のマスメディア等を活用して提供した。
内容
4月
5月
6月
7月
9月
11月
1月
2月
3月
媒体
広報誌
県政広報資料
テレビ
NHK データ放送
ラジオ
FM 岡山
テレビ
NHK データ放送
ラジオ
FM 岡山
広報誌
県政広報資料
テレビ
NHK データ放送
ラジオ
FM 岡山
広報誌
県政広報資料
テレビ
NHK データ放送
広報誌
県政広報資料
9 月 20 日から 9 月 26 日は「動物
ラジオ
FM 岡山
愛護週間」です
テレビ
NHK データ放送
犬のしつけ方教室を行っています
広報誌
県政広報資料
テレビ
NHK データ放送
ラジオ
FM 岡山
広報誌
県政広報資料
広報誌
県政広報資料
ラジオ
FM 岡山
ラジオ
RSK ラジオ 県民の皆さんへ
テレビ
NHK データ放送
広報誌
県政広報資料
動物ふれあい教室に参加しませ
んか?
犬や猫の新たな飼い主募集!
犬や猫の新たな飼い主募集!
猫を適正に飼育しましょう
動物由来の感染症に気をつけま
しょう
ペットは最期まで責任を持って飼
いましょう
狂犬病予防注射を受けましょう
25
13
調査研究等
マイクロチップ埋込に関する実態及び意識調査
(1)はじめに
動物の愛護及び管理に関する法律では、動物の所有者の責務として、所有する動物が自分の
ものであることを明らかにするための措置(所有明示)の努力規定があり、マイクロチップ(以
下 MC)はその所有明示の一手段として推奨されている。岡山県では鑑札・狂犬病予防注射済票
の犬への装着徹底の啓発と共に、脱落することのない MC についても啓発を行っているが、あ
まり普及していないのが現状である。
そこで、今後の普及啓発の一助とするため、動物病院及び飼い主に対してアンケート調査を
行い、平成 20 年に実施した同様の調査と比較し若干の知見を得たので報告する。
(2)方法
公益社団法人岡山県獣医師会所属の動物病院を対象に、動物病院における MC の取扱及び埋
込状況の実態調査を行った。また、当センターの来場者(視察者、講習会及び譲渡会参加者、
ドッグラン利用者等)を対象に、動物の飼い主の MC に関する意識調査を行った。そしてそれ
らの結果を平成 20 年に実施した同様の調査結果と比較した。
(3)結果
① 動物病院 125 施設に調査を依頼したところ、68 施設から回答が得られた。動物病院にお
ける MC の取扱状況では、MC を取り扱っている病院の割合は 59%であり、H20 年時(35%)
より増加していた。また、MC チップ・リーダー共常備している施設が 72%と最も多く、H20
年時よりも増加していた。
(図1)
(図1)
26
② 飼い主からの MC に関する問い合わせ回数及び MC 埋込み実績ともに、H20 年時よりも増加
している動物病院が多かった。
(図2)
(図2)
③ 飼い主 95 人への意識調査において、MC の認知度は、「知っている又はなんとなく知って
いる」と答えた人の割合は多い(70.5%)ものの、前回調査時(78.5%)よりは若干減少してい
た。(図3)
飼育動物への MC 埋込率(4.2%)は H20 年時(1.5%)とほぼ変化はなく、依然としてその割合
は低かった。今後 MC 埋込を希望するかという質問では、H20 年時と同様「希望する」より
「希望しない」と答えた人の割合が多く(図4)
、MC に関して気になる点では「身体への負
担」、「安全性」
、
「有用性・利便性」が多かった。
(図5)
(図3)
(図4)
27
(図5)
(4)まとめ
アンケートの結果、動物病院では MC の取扱状況及び埋込実績が前回調査時より増加してお
り、今後も MC の導入及び埋込への推進に前向きであると考えられた。一方、飼い主側では飼
育動物への MC の埋込割合が前回調査時と変化はなく依然低い状況であるのは、飼い主が漠然
と MC の存在は知っていても、動物の身体への負担や MC 自体の安全性及び有用性について不明
に思っていることが埋込に消極的な原因と考えられた。
この結果より、今後、メディアやイベント等の効果的な啓発媒体の利用及び動物病院との連
携により、鑑札・注射済票や迷子札等の目に見える所有明示の徹底と共に、脱落することのな
い MC の有用性・利便性をアピールし、正しく利用してもらうよう引き続き普及啓発に努めてい
く必要があると考える。
28
岡山県動物愛護センター
所在地
TEL
FAX
メール
発 行
岡山市北区御津伊田2750
086-724-9512
086-724-9513
[email protected]
平成28年 6月
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