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とあるビジネスの禁書目録

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とあるビジネスの禁書目録
☆とあるビジネスの禁書目録☆
∼10年目のジャッジメントですの!∼
!
!
こんにちは、比嘉です。
!
今回は久しぶりにレポートを書いてみました。
!
題して、
!
!
☆とあるビジネスの禁書目録☆∼10年目のジャッジメントですの!∼
!
です。
!
タイトルはふざけていますが、内容は未だかつてないほど真面目な感じに
なっていると思います(笑)。
!
僕がこの10年ほどあらゆる業界の 裏側 で見てきたことや聞いたこと
今まで覚えた全部を好き勝手書いてみました。
!
心のずっと奥の方からのメッセージを・・・。
!
でたらめだったら面白いですが、全部実話です。
!
これまで話していない、あんな話やこんな話も書きました。
!
あ、これは読む前に注意して欲しいんですが、
!
これからの時代にどんな人やビジネスが消えていってしまうか
!
ここに(僕にしては珍しく)言及しています。
!
もちろん、どんな人やどんなビジネスが成功しやすいかも同時にお話して
いるので、その点はご安心を(笑)。
!
これまで消えるとか危ないとか不安や恐怖を煽るような言葉は極力さけて
これまでメッセージを発信してきました。
!
しかし、このレポートは少し例外です。
!
一応、ビジネスをはじめて10年目の総集編的な意味合いも込めてあるし、
赤裸々に書いていたら、けっこう本音が溢れ出しぶっちゃけトーク全開に
なってしまいました。
!
モザイクをいれようと思いましたが、そのまま無修正です(笑)。
!
その意味でもこれまでの僕のレポートとは大分テイストが違ったものに
なっているかと思います。
!
ゆるキャラが消えて、真剣モードのスイッチが入りました。
!
三つ目がとおるの写楽で例えるとバンソウコウが剥がれて「第3の眼」が
覚醒した感じです(笑)。
!
もし、あなたがこれから何年にも渡り長期的にビジネスを成功させ続ける事に
興味があれば印刷して最低106回は読んでくださいませ。
!
!
!
☆ビジネスは右肩上がりになるのが自然だ
!
!
一番最初に話したいのはなんといってもこの話だ。
!
これは以前動画セミナーかなにかでも話したけど、
!
!
ビジネスというのは ちゃんと やっていれば右肩上がりになる
!
ここは重要なポイントなので覚えておいて欲しい。
!
なぜ、そう言い切れるのか?
!
それは、ビジネスの原理原則を考えればすぐ分かる。
!
マーケティングの勉強をちゃんとしていればジェイ・エイブラハムの
売上げをアップさせる3つの方法を聞いたことがあると思う。
!
1.クライアントの数を増やす
2.クライアントの顧客単価を増やす
3.クライアントにリピートしてもらう
!
この3つだ。
!
ビジネスをはじめた直後というのは、これらが限りなくゼロに
等しいから相当な労力を使う。
!
でも、2年後、3年後はどうだろうか?
!
1.リストはどんどん増えていく(リスト数)
2.商品・サービスは増えていく(商品ラインナップ)
3.提供できる価値もアップしていく(あなたの魅力)
!
ちゃんとビジネスをやっていればこの3つのポイントが
増えて行くのが自然だと思う。
!
1から順番に見て行こう。
!
1.リストはどんどん増えていく(リスト数)
!
ここはピンとこない人もいるかも知れない。
!
たまに、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を
教えている起業家でも、
!
「リストはどんどん枯れて行くから増やさなくてはダメ」
!
っていっている。
!
確かにどれだけちゃんとビジネスをやっていたとしても、
クライアントが離れていくことはある(この話は長く
なるので別の機会に)。
!
しかし・・・。
!
個人的には「リストが減る前提」のこの手の話というのは
意味がよくわからない。
!
どうして「増える」ほうに目がいかないのか?
!
・ブログにオプトインできる仕組みを作っておく
・SNSを連動させてみる
・アフィリエイターさんにフロントエンドを売ってもらう
・JVで相乗効果を狙ってみる
・オフライン戦略を考えてみる
!
などなど。
!
普通にビジネスをやっていたら、減る勢い以上に増えるのが
自然じゃないだろうか。
!
特に僕が一番大事だと思うのは、
!
・クライアントさんが 口コミ を起こしてくれる
!
ここだ。
!
これがあるからリストは自然に増える。
!
あなたの商品やサービスを買ってくれたクライアントさんが
満足していたら口コミが起きないのは不自然だ。
!
よっぽど特殊な業界でない限りは口コミは起こる。
!
これはメルマガでも同じこと。
!
メルマガは出せば出すほどリスト数が減るという人がいるけど、
そのメルマガの内容が魅力的なら増えない方がおかしい。
!
ここでのポイント2つ。
!
1.いろいろ戦略を練ればリストが増える仕組みができる
2.リストはクライアントさんの 口コミ で自然に増える
!
特に2番目の口コミが今後は重要になっていくと思う。
!
その辺りに興味があれば、僕のメルマガのバックナンバーや
公式サイトに関連記事がアップしてあるのでリストが口コミで
自然に増えていくビジネスを構築して欲しい。
!
2.商品・サービスは増えていく(商品ラインナップ)
!
ここは一番分かりやすいと思う。
!
ビジネスをはじめた当初は1つとか2つしか商品&サービスが
ないってこともあるかも知れない。
!
だけど、これは2年目、3年目って続けていくうちに簡単に
増やすことができる。
!
フロントエンドも1つじゃないとダメって決まりはない。
!
もし、作りたいなら何個でも作ればいい。
!
バックエンドも無限大に増やせるから数を増やしたいなら
好きなだけ増やせばいい。
!
1年目は1つしかなくても、3年後には20個とか普通にあり得る。
!
この商品ラインナップを増やす方法もこれまでいろいろ書いたり
話したりしてきたので、イマイチ理解が出来ないという場合は
関連記事を読み返して欲しい。
!
!
3.提供できる価値もアップしていく(あなたの魅力)
!
これは3つの中でもっとも重要なポイントだ。
!
あなたがクライアントに提供できる価値は上がって行くし
上がって行かないとダメなものでもある。
!
例えば、コンサルタントで見てみよう。
!
1年目はまだ経験が浅いから、アドバイスできる領域や実力も
限られているかも知れない。
!
でも、2年目や3年目はどうだろうか?
!
もし、コンサルタントとしてあらゆる業界でいろんなビジネスの
アドバイスをしてきたら自信も実力も付くはずだ。
!
当然だけど、あなたの価値(魅力)もアップしていく。
!
初年度は半年で20万円でアドバイスしていたサービスでも、
数年後には半年で100万円でも満足してもらえるぐらいに
この価値(魅力)というのは上げて行けるものだ。
!
実はこれは1や2とも関連が深い。
!
もう1度確認してみよう。
!
1.リストはどんどん増えていく(リスト数)
2.商品・サービスは増えていく(商品ラインナップ)
3.提供できる価値もアップしていく(あなたの魅力)
!
この3つが重要なポイントだ。
!
最後のあなたの価値(=あなたの魅力)がアップして行けば、
商品・サービスは無限大に増やせるし、価格もアップできるし、
クライアントさんは喜んで口コミをしてくれる。
!
特別なことはしていない。
!
当たり前のことを当たり前にやっているだけ。
!
それだけでこの3つのポイントは自然にアップしていく。
!
これが僕がかれこれ10年ほどビジネスをやってきて確信している
ビジネスは ちゃんと やれば右肩あがりになる理由だ。
!
!
☆なぜ、消えてしまう人がいるのか?
!
!
これもビジネスが成功する理由が分かっていれば失敗する理由の
答えは1つしかない訳で、
!
ちゃんとビジネスをやっていないから消える
!
ただそれだけの話だ。
!
約10年ほどいろんな「消えていった人」を見てきたけれど、
特に不自然な人はいなかった。
!
ちゃんとやっていないから消える。
!
ごくごく自然な現象が起こっただけのように思う。
!
ここで1つ典型的な消えるパターンをご紹介したい。
!
それは、いわゆるネットビジネス系という業界に多いし、
今も多い気がするけど、
!
「片手間・コピペ・ほったらかしで稼ぐ方法を教えます!」
!
的なことをやっている人たちだ。
!
この場合の消える人というのは本人も自覚しているだろけど
そもそも論として「ビジネスをやっている人」ではない。
!
その人が ちゃんと ビジネスをやっているかどうか?
!
これを判断したかったら、セールスレターに「あなたの名前」を
入れて読んでみると分かりやすい。
!
例えば、
!
「この方法は才能ゼロ、能力ゼロ、努力ゼロで簡単に稼げます!」
!
っていうレターがあったとしよう。
!
これを自分に言われているとすると・・・
!
「この方法は才能も能力も努力もなしでバカでも稼げる方法だから
比嘉さんにピッタリですよ!」
!
っていうレターということだ。
!
もし、対面でこんなセールストークをされたら、
!
「お前オレをバカにしてんのか?」
!
ってなるんじゃないだろうか。
!
僕だったら思わずグレートムタもビックリの毒霧をかけてから
ザンギエフ直伝のスクリューパイルドライバーを決めて・・・
トドメは渋く長州ばりのサソリ固めでギブアップさせる。
!
もちろん、最後は黒子レベルの超キュートな感じで
!
「ジャッジメントですの!」
!
この決めセリフを残してテレポートすると思う。
!
!
☆誠実な人ほどブランディングが重要
!
ちょっと話がそれたので元に戻そう。
!
ここからは自分では誠実にちゃんとビジネスをやっているけれど、
イマイチ上手くいっていない人向けのアドバイスだ。
!
その場合は、
!
1.リストはどんどん増えていく(リスト数)
2.商品・サービスは増えていく(商品ラインナップ)
3.提供できる価値もアップしていく(あなたの魅力)
!
このどれか(あるいは複数)がおかしいということになる。
!
おそらく、1のリスト数に関してはやれることは何でもやれば
いいってことになる。
!
SNSでもアフィリエイトでもJVでも。
!
とにかくやれることは全部やればいい。
!
ありとあらゆる方法でアクセスをオプトインページまたは
フロントエンドの商品に流し込むだけだ。
!
※2の商品ラインナップに関しては後半の記事でビッシリ書いたので、
それを参考にして欲しい。
!
たぶん、もっとも大きなポイントは3つ目。
!
ここを勘違いしているケースがほとんどだと思う。
!
もちろん、自分がクライアントに提供できる価値を高めるために、
たくさん本を読んだり、いろんな人と交流することは重要だ。
!
そういう事をやっている前提でアドバイスするとすれば、
!
!
あなたの「価値」がクライアントに ちゃんと 伝わっていない
!
!
ってことになる。
!
これは「キャッシュポイントを発見するワーク」っていう動画セミナーで
話した気がするけれど、人は成功者(成功者にみえる人を含む)の話しか
聞かないのだ。
!
恋愛でイメージしてみると分かりやすいかも知れない。
!
本当は付き合えば中身がいい誠実な男だとしてもそれが伝わらなければ
残念なことになる。
!
いい男ならそれが伝わらないとお互いに不幸になる。
!
いい商品やサービスならそれを全力で伝えなければいけない。
!
個人的には誠実にビジネスをやっている人(やろうとしている人)のために
コピーライティングやブランディングというスキルは存在していると思うし、
そういう人たちにもっと勉強し実践して欲しいと思う。
!
!
☆情報ビジネスの歴史について
!
!
ここからは僕らがやろうとしているビジネスの歴史をザックリと
振り返ってみたいと思う。
!
主に情報ビジネスについての話。
!
先日あるネット起業家(彼はネットビジネスのコンサルもしている)の人に
この話をしたら驚いていたから、知らない人も多いのかも知れない。
!
これはよく言われている話だけれど、情報ビジネスは遥か昔からあり、
ネットが普及するずっとずっと前からあったものだ。
!
例えば、新聞も本もCDもDVDも本当に売っているもの&買っているのは
中の情報(あるいはコンテンツ)であり、紙やプラスチックに価値を感じ
お金払っている訳ではない。
!
もっといえば、弁護士の相談料や占い師の鑑定も同じだ。
!
そういった例を挙げればキリがない。
!
そこでここではシンプルにいわゆる情報商材的なものの歴史について
見て行きたいと思う。
!
これもネットが普及する前からあったものだ。
!
誰が一番はじめにはじめたのかは厳密にいえば定かではないけれど、
爆発的に広めたという意味ではダンケネディだと思う。
!
彼はどんな「情報商材」を売っていたのか?
!
ダンケネディはもともとカイロプラクティック業界でコピーライター&
コンサルタントとして活動していた。
!
その成功事例=成功したセールスレターを売ったのだ。
!
例えば、
!
・新規顧客の募集レター
・紹介キャンペーン用のレター
・休眠客を呼び戻すためのレター
・割引キャンペーンのレター
!
などなど。
!
これらをまとめてパッケージ化して情報商材として売ったのだ。
!
個人的にはこのライバルに成功事例をパッケージ化して売るという
アイデアはすごいビジネスセンスだなと思う。
!
確かに、これは儲かるし、価格が高くても価値はハンパない。
!
一般的には情報商材は中身を見ないと分からない福袋のようなもので
ほとんどが外れだと言われているが、この場合は「間違えて買う」
可能性は低い。
なぜなら、例えば、成功しているカイロプライクターの成功事例を
同業者のカイロプラクターが買うのだからそのまま 使える 訳で、
コピーライティングやマーケティングが苦手なカイロプラクターは
お金を払っても欲しがる 社外秘ノウハウ ということだ。
!
つまり、
!
業界の成功事例をパッケージ化して同業者(ライバル)に売る
!
これが情報ビジネスのはじまりだった。
!
さらに、ダンケネディは弟子のジェフポールと一緒にこの方法を
パッケージ化してインフォマーシャル(テレビ通販)で爆発的に
売ったのだ。
!
これは簡単に言えば、
!
!
ある業界でコンサルして、その成功事例を業界のライバルに売る
!
そういう情報ビジネスであり「JPDKモデル」と呼ばれいる。
!
これを買った人たちは歯科業界や建設業界や美容業界、etc…に
次々に参入していき情報をパッケージ化して大成功した人たちが
どんどん誕生していった。
!
☆古典的な情報ビジネスのステップ
!
!
古典的な情報ビジネスの作り方を見てみよう。
!
これは日本で広まっている情報ビジネスの作り方とはだいぶニュアンスが
違うのではないかと思う。
!
いろいろパターンはあるけれど、
!
ステップ1:ライバルの多い業界にコンサルタントとして参入する
ステップ2:主にDRMを教えてクライアントを成功させる
ステップ3:その成功事例集をライバルにパッケージ化して売る
!
これが1つのパターンで情報商材の中身は成功したDM(セールスレター)や
うまくいったマーケティング戦略などだ。
!
ここからさらにビジネスを拡大させるために、
!
ステップ1:成功事例集を業界リストに向けに売る
ステップ2:個別で直接コンサルなどをオファーする
ステップ3:彼らの替わりにマーケティングを代行するオファーする
!
このようになマーケティング戦略が古典的な方法の1つだ。
!
このビジネスモデルが成功しやすいのはスモールビジネスのオーナー向けの
BtoBだからリストを集めるのが非常に簡単だということ。
!
例えば、カイロプラクターだったり歯科医だったりレストラン経営者であり、
すでになにかビジネスをやっている人たちだからリスト(お店の住所やFAXや
メールアドレスetc…)は無料で手に入る。
!
あとは、
!
!
バックエンドを売ることにより、フロントエンドが自動的に完成する
!
!
これも仕組みとして面白い。
!
バックエンドでクライアントのために書いたセールスレターの成功事例を
パッケージ化するとフロントエンドの情報商材が完成する。
!
しかも、その業界で実際にうまくいったセールスレターやマーケティングの
成功事例集だから高額でも喉から手が出るほど欲しい人はいるだろう。
!
さらに、彼らは本業がスモールビジネスのオーナーだからマーケティングや
コピーライティングに詳しい訳ではない。
!
カイロプラクターとしての腕は一流だか集客は苦手というケースは珍しくない。
!
そこで本業に専念したいから苦手なマーケティングを代行して欲しいという
ビジネスオーナーは高額なフィーを払ってもコンサルや代行サービスなどに
価値を感じるというのがこのビジネスモデルの特徴だ。
!
!
☆現代の情報ビジネス事情について
!
!
これは現代でも同じで、スモールビジネスのオーナー向けに情報ビジネスを
やっている人たちは海外ではけっこう見かける(日本でも情報ビジネスで
上手くいっている人はこっち系のほうが多いかも知れない)。
!
例えば、
!
・SEOである特定キーワード(地域名+業種名など)で1位にして、
そのページが欲しいビジネスオーナーに売るまたはレンタルする
・ニュースレターやステップメールの代行サービスで毎月数十万円の
継続型ビジネスを提供しているコピーライター
!
・PPCの代行サービスをやってスモールビジネスのオーナー向けに
提供しているマーケッター
!
こういう人たちは現代でも見かけるし、ビジネス的にもうまくいっている
ケースが多いのではないかと思う。
!
ただし、注意点が1つ。
!
個人的には時代性を考えると、ここまでお話した古典的な情報ビジネスは
仕組みとしては面白いのだけど、特定の業界に特化したビジネスだったり
代行タイプのビジネスというのは今後苦しくなると予測している。
!
その明確な理由はこのレポートの後半でお話しているので興味があれば、
目を通して欲しい。
!
たぶん、僕のニュースレターや動画セミナーで学んでいる人にとっては
ピンとくると思うし、腑に落ちる話だと思う。
!
!
☆日本と海外の違いについて
!
!
ここで日本に華麗にテレポートしてみよう。
!
この情報ビジネスは海を越えて遥か彼方ここ日本にもやってきた。
!
僕がはじめて情報ビジネスを知ったのはインドから帰国した直後だから
2004年の後半ぐらいだったと思う。
!
今から10年前の話だ。
!
日本で一番はじめに情報ビジネスを広く紹介したのはおそらくは
神田昌典さんとか、その周辺だと思う。
!
余談だけど、神田さんが出していたコピーライティング教材や、
起業家セミナーや非常識な成功法則やオーディオ対談シリーズは
当時すり切れるほど聞いたのを懐かしく思い出す。
!
今思い出したけど、ビデオとカセットテープが主流だったのだ。
!
どのタイミングか分からないけれど、いつの間にかこのビジネスは
「情報を売れば儲かる」という部分だけにフォーカスが行き過ぎて
しまったのではないだろうか。
!
これはネットの普及が大きく関係しているように思う。
!
神田さんがやっていたのは経営者や起業家やコンサルタント向けに
成功事例をパッケージしましょう的な話だったと記憶しているので、
海外のケースとほぼ一緒だった気がする。
!
ただ、日本の場合はネットが普及してから情報ビジネスが広まったので、
!
ネットで儲かる系の情報を売る=情報商材であり情報ビジネス
!
こういう偏った解釈した人が多く、さらにそれを買った人たちも同じように、
「ネットを使って儲ける方法」を売りまくった。
!
この情報ビジネスが広まった経緯の違いが大きいと思う。
!
海外の場合はこれまで見てきたとおり、
!
・コンサルタントや経営者に向けて成功事例(セールスレター集など)を
パッケージ化してスモールビジネスのオーナーに売る
!
こういうビジネスモデルとして爆発的に広まった。
!
主な対象者はDRMを得意とするコンサルタントをやっている人たちや
本業のスモールビジネスで成功した人たちだ。
!
日本の場合はちょっと違って、
!
・こんなバカで落ちこぼれだった私がネットを使って情報を売ったら
数千万円稼げました!あなたもネットで情報を売れば儲かります。
!
こっちがメインで広がっていったように思う。
!
主な対象者はレターのメッセージにもよるだろうけれど、
!
「なにもせずに楽して儲けたい人たち」
!
ここがメインで爆発的に広まって行ったように感じる。
!
もちろん、日本でも海外でも本物もいれば変な人もいると思うので、
一概にはいえないけれど。
!
一番分かりやすいのはセールスレターだ。
!
個人的には いわゆる情報起業家 と呼ばれる人たちの書いたレターに
ほとんど興味がない。
!
素朴な疑問なんだけど、あれって、
!
親や恋人や子供に胸を張ってみせれるのだろうか?
!
すごい他人事だし、大きなお世話かも知れないけれど彼らの愛する
家族や恋人があのセールスレターを見たらドン引きするじゃないかと
ちょっとだけ心配になる。
!
もし、ドン引きしないとしたら、それもビックリだけど。
!
確かにコストがほぼゼロ円のものが数十万円で売れる。
!
この圧倒的な利益率はこのビジネスの大きな魅力といえるだろうし、
莫大なキャッシュを生む可能性を秘めている。
!
同時にこのビジネスは人間性や倫理観が問われるビジネスだ。
!
!
☆情報起業家とミュージシャンの関係
!
僕がはじめて情報ビジネスを見た時に感じたのは、
!
「これってミュージシャンと一緒だ」
!
ってことだった。
!
これはニュースレターでもお話したけど僕は2006年ぐらいに
ある起業家に頼まれてレポートを書いた事がある。
!
その内容はこんな感じだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この情報ビジネスというのは、ネットだけの特別なものではなくって、
大昔からあるビジネスです。
一番分かりやすいのはミュージシャンだと思います。
「え?情報ビジネスとミュージシャンって似てますか?」
とあなたは思われたかも知れません。
しかし、この両者がやっていることを比べてみてもらえば不思議な
関係に気がつくのではないでしょうか?
・音声教材=CD
・セミナー=ライブ
・セミナーDVD=ライブDVD
・ジョイントベンチャー=コラボ
・会員制サイト=ファンクラブ
・VIP向けサービス=ファン限定イベント
いかかでしょうか?
こうやって見てもらえば分かる通り、情報ビジネスとミュージシャンは
非常によく似ていますし、本質的には同じものなのです。
もし、あなたが情報ビジネスで成功したければミュージシャンなど
アーティストから学べる部分が多いと思います。
肝は同じですから。
そして、これからはネットも進んでいって動画が当たり前の時代に
なってくることでしょう。
そんな時代になったときに、ビジネスとアートの融合が出来る人間は
圧倒的に有利になってくると思います。
このレポートで僕が書いたことを要約すると、
・情報ビジネスはネットだけの特殊なビジネスではない
・ビジネスとアートは非常によく似ている
・ミュージシャンと情報起業家は根本的なビジネルモデルは同じ
・今後はビジネスとアートの境界線を超える人間が成功する
ザックリいえば、こんな感じです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こういう趣旨のレポートを書いた。
今、このレポートの内容を見ると至極当たり前の事をいっているだけだし、
特別驚くような内容ではない。
しかし、このレポートを書いた当時は一部の起業家の間でレポートの内容が
斬新だったという感想が多かったから、ビジネスとアートの関係性について
言及している起業家はほぼ皆無だったのではないかと思う。
今では「人類総アーティスト時代」という言葉が一般的に広まったり、
ビジネスとアートの共通点に注目する人が増えてきた。
もちろん、このアーティストの時代が来ることだろう事を予感できたのは
僕が予言者だからではなく、元々がアーティスト畑の人間だからだ。
余談だけれど、20代初めの頃の僕は昼はショップ店員として働きながら、
夜は毎日のようにクラブで遊んだり自分でもDJイベントやファッションと
ミックスしたイベントを開催したりしてファッションとカワイイ女の子の
ことしか考えていなかった。
そんな人間が突如としてビジネスに興味を持って情報ビジネスを見たら、
ミュージシャンと似ていると思うのは自然なことだ。
・・・とカッコつけてみたけれど、実はこれは僕の直感だけでなくって
いくつか根拠があったことを告白しておきたいと思う。
一番分かりやすかったのはYouTubeの登場だ。
今(2006年ぐらい)は動画は重いけれど、これから何年かすれば、
ネットで動画がサクサク見られる時代になるんじゃないか・・・ そう思ったのだ。
さらに決定的だったのはGoogleがYouTubeを買収したこと。
これで今後YouTubeが伸びることは、ネットに疎い僕でも確信できたし、
動画の時代に有利になっていくのは、アーティスト的な人だろうことは
ここまでの流れを総合してみれば、誰でも分かる予測可能な未来だ。
ブランディング的にはこういうネタバレはしないほうが すごそう に
見えるのかも知れない。
しかしながら、僕のことを未来が見えている 予言者 みたいに思っていた
読者さんが少なからずいたので、それは大きな勘違いだし、僕が理想だと
思っているコミュニティーのあるべき姿とも違うので、今回は少し補足を
書いてみた。
ここまでお話したようにポイントさえ見ておけば、時代の流れを読むのは
そんなに難しくない。
このレポートの後半では情報ビジネスの「未来予想図」も書いているので、
興味があれば目を通しておいて欲しい。
!
☆なぜ、テンプレ&コピペ思考は成功しないか?
!
!
ここでテンプレやコピペにも触れておきたい。
これはさきほどの話ともリンクするし、普段のニュースレターの中でも
毎回のように言っているように、
真の起業家はアーティストであり、真のアーティストは起業家である
これからの時代にビジネスで成功しようと思ったら、アーティスト的な要素が
必要不可欠になってくるし、特にネットを使ったビジネスの場合はそういった
視点がないとビジネスを成功させるのは難しい。
コピペやテンプレートがどれぐらいアーティスト的だろうか?
!
どれぐらいクリエイティブだろうか?
!
個人的にはコピペやテンプレを自ら望んで欲しがるというのはビジネスで
一番避けなければいけない コモディティ化 への特急券だと思う。
もちろん、コピペやテンプレを全否定はしないし、いろいろ事情があって
そういう事をやる時期や状況があると思う。
!
僕自身も自分でホームページを作るスキルがないからそういう部分は
テンプレートをありがたく使わせてもらっているし、カスタマイズも
友達の起業家にお願いしている。
!
今でもネットの仕組みはよく分からないし機械は苦手だ。
!
一部の起業家仲間のあいだでは伝説になっているエピソードだけど、
毎回打ち合わせの度にスカイプを公式サイトからダウンロードして
インストールして使っていたのだ。
!
「比嘉さん、スカイプって1回インストールすればいつでもすぐに
使えるんですよ・・・」
!
って教えてもらった時は、穴を掘ってでも入りたくなるほど恥ずかし
かったけれど、今ではいい思い出だ。
!
そのネット&機械音痴の僕がHTMLを勉強して、自分でホームページを
作っていたら目の黒いうちに完成するかどうか怪しい。
!
そういう個々の事情があるだろうから、自分で 完全にオリジナル
というのは難しいと思う。
!
問題なのはテンプレを使うことそれ自体ではない。
!
自分で何かを生み出すよりも、コピペやテンプレのほうが嬉しいという
マインド のほうに問題がある。
!
さらに、「楽して簡単に稼げる」からというのが、その理由だとしたら、
そういうタイプの人がビジネスで成功するのは難しい。
!
そんなアーティストが支持されるとは思えないからだ。
!
同じような話としては、
!
「この作業を何時間やったら稼げるようになりますか?」
!
このような考え方だとビジネスうまくいかない理由は自分のことを
アーティストに置き換えて考えてみると分かりやすい。
!
「何時間ギターを弾いたらヒット作が完成しますか?」
!
こういっているのと同じことであり、ギターを弾く時間が苦痛な人が
ギタリストとして成功する可能性があるとは思えないからもっと他に
情熱がある事や好きな事をやったほうがいいと思う。
ここで単なるパクリとリスペクトの違いについても触れておきたい。
ある先人をリスペクトして似てしまった、あるいはあえて似せるというのは
アーティストの世界ではよくあることだ。
!
音楽で言えばカヴァー曲が典型と言える。
あるミュージシャンや曲が好きで、自然と似てくるのと、自分で作るのが
面倒だし、楽してお金を儲けたいというマインドで適当にリスペクトの
欠片もなくパクるのとでは大違いだ。
!
そして、単なるパクリなのかリスペクトなのかは相手に伝わってしまう。
特にネットを使って自分で情報発信をするビジネスを考えているなら、
自分がやろうとしていることが、アーティスト的かどうかを考えると
1つの指針として分かりやすいと思う。
!
!
☆ネットと情報ビジネスとブランドの話
!
!
僕らはここまで情報ビジネスの歴史を古典から海外と日本の違いなど含めて
あれこれ見て来たけれど、インターネットの普及は情報ビジネスにたいして
大きな変化をもたらした。
!
そもそもネットは情報の集合体だ。
そのネットが普及することによって情報そのものの価値は下がってって、
価値がなくなっていくのは避けて通れない。
!
またネットを使ってビジネスをするということは誰かと比較されやすい
時代になった事を意味するし、比較されると価格競争に巻き込まれて、
そのビジネスはコモディティ化してしまう。
!
比較されないためには好き勝手にやるしかない。
!
そうなるとビジネスをやる人は必然的にアーティスト的な要素が
必要不可欠になるのだ。
!
これは 真のブランド を作る話ともリンクする。
!
ここまでの流れで個人的にはスモールビジネスのオーナー向けの
マーケティング代行的なビジネスが今はまだ儲かっているけれど、
今後苦しくなると予測する根拠が分かるのではないかと思う。
!
そう、「マーケティング代行」というのはアーティスト的な要素が
消えてしまう可能性が高いのだ。
!
これからの時代はスモールビジネスのオーナーも当然ながらビジネスを
成功させようと思ったら好き勝手にアーティスト性を出す必要があり、
そのオーナーでなければ出来ないフックやコンセプトを出してビジネスを
やっていくのが成功しやすいといえる。
!
こういう時代だとマーケティングの代行は効果を発揮しなくなってくるし、
もっと根本的に言えば、
!
!
同じ業界の成功事例だとしても、他のライバルがまったく使えない
!
!
そんな時代になってくる。
!
ビジネスオーナーが好き勝手やればやるほど他の同業者がマネしたくても
その人の言葉でその人がやらないと効果を発揮しないということになって
絶対にマネできない。
!
無理にマネしても他人がやっても成功しない。
!
この時代の流れを考えると、マーケティング代行とかフランチャイズとか、
認定制度とかもアーティスト真逆の方向だから今現在はうまくいって
いたとしても徐々に苦しくなってくるのではないかと個人的には思う。
!
例えば、
!
ホットマーケットを見つけて、その人たちの悩みをリサーチしていき、
アンケートで集めて、その解決策を売ればビジネスで成功する
!
この旧来的なマーケティングはもう時代の流れに合っていない。
!
今やろうとしている事はアーティスト的かどうか?
!
最初にここをチェックしてもらえば、自分がコモディティ化していくのか
ブランドに向かっているのか判断しやすいと思う。
!
リサーチ、業界、アンケート、解決策、コピペ、同業者、etc・・・
!
これらのキーワードたちはアーティスト的な方向性とは真逆だし、
他の人との違いというものを生み出すのが難しいから価格競争に
巻き込まれる。
!
好き勝手やってもビジネスがうまくいくんじゃない。
!
好き勝手やらないとビジネスはうまくいかないのだ。
!
ここではページ数がとんでもない事になるので突っ込んだブランドの話は
しないけれど、これまでずっとニュースレターや動画セミナーでその辺りは
お話しているので見返して欲しい。
!
!
☆ネットとロボットと価値について
!
!
ここで少しロボットの話をしたいと思う。
!
ここ数年の傾向として高学歴であったとしても就職が困難になるという
ニュースが増えてきている。
!
個人的にはこの問題の背景には(他にもたくさん理由はあるけれど)
ネットの普及やロボットの進化が要因になっていると感じる。
!
学歴社会では情報や知識があることに「価値」があった。
!
しかし、今はグーグル様に聞けば、一発で情報や知識を取り出すことが
出来てしまうのだ。
!
ドライな言い方をすると単純に物知りなだけの東大生を1人雇うより
パソコン1台を買ったほうが費用対効果がよくなる可能性がある。
!
シンプルにいえば、
!
!
ネットやロボットでは 出来ないこと をしないと価値が生まれない
!
!
そういう時代だといえるだろう。
!
個人的にはここ数年で衝撃的だったのは将棋でトップクラスの棋士が
ロボットと対戦して負けてしまったことだ。
!
実は一部の人は知っている通り僕は将棋少年で県代表に2回ほどなった
経験がある(段位で言えば、アマチュア四段)けれど中学校サボって
この結果なので、残念ながら将棋の才能はないと言わざるを得ない。
!
その当時(20年ぐらい前)はある定説があって、
!
ロボットは将棋のプロ棋士に絶対勝てない
!
というものだった。
!
当時はアマチュアのトップクラスとロボットも実力には大きな差があり、
まさか自分が生きているうちにアマトップクラスを倒しただけでなく
A級棋士(トップ棋士)に勝つとはまったく予想できなかった。
!
他の世界については詳しく知らないけれどロボットの進化というのは
僕らの想像以上に早いと思った方がいいだろう。
!
ただ、将棋に関して補足すると、プロ棋士の真剣勝負というのは、
!
「人間にしか生み出せない魅力」
!
これがあるからロボットがどれだけ強くなったとしてもプロ棋士の将棋の
魅力はなくならないと思う。
!
ちなみに、将棋の羽生さんは単純に強いからすごいという訳ではなく、
ファンを魅了する「魅せる将棋」を指し、その上で圧倒的な強さも
備えているから別格なのだ。
!
以前、清志郎さんに関しても似たような話をしたけれど、
!
・何年にも渡ってトップに君臨し続ける圧倒的な実力
・魅せる将棋を指してファンを楽しませるユーモア心
!
この2つが羽生さんには備わっている。
!
個人的には羽生さんが他のプロ棋士と比べて別格なのは将棋のプロという
枠を超えて アーティスト でもあるからだと思う。
!
僕らに置き換えると「売ることしか考えていないセールスレター」を
書いている起業家が一流になれないのは、そこにアーティスト性を
まったく感じないからだ。
!
ニュースレターなどで一貫してアーティスト的に生きようという
メッセージを送っているけれど、それは、
!
!
もっと人間的に生きよう、人間(あなた)にしかできない事をやろうよ
!
!
こういう事とイコールだ。
!
あなたにしか出来ないことをベースにビジネスを展開していくメリットは
アーティスト的だし、コピペが不可能だし、ライバルが存在しなくなるし、
ネットが普及しても、ロボットが進化しても無問題なのだ。
!
人間的な、あまりにも人間的な生き方をしよう。
!
!
☆今は本当にいい時代になったと思う
!
!
これからの時代は情報(コンテンツ)の価値というものは限りなく
ゼロに近づいていくことだろう。
!
情報ビジネスで考えてみたい。
!
その情報がパッケージ化できたということはその前にその教材が
完成するまでの「ストーリー」があるはずだ。
!
これは「比嘉流の成功するビジネスの作り方」という動画セミナーで
ご紹介したステップだけれど、
!
ステップ1:1対1で直接教える
ステップ2:5人から10人ぐらいの少人数で教える
ステップ3:20人ぐらいにセミナーなどで教える
ステップ4:体系化して教材にまとめて売る
ステップ5:無料オファーを作って広める
!
この順番で作っていくのが自然だと思う。
!
もちろん、これはあえて分かりやすく簡略化しているのでこの通りである
必要はないけれど、典型的な教材が完成するストーリーはこういう感じに
なっているのが自然だ。
!
たまに情報起業家の人たちが、
!
「これからは教材だけでは売れないからセミナーやコンサルなどを
やれる力を身につけましょう」
!
みたいな話が増えて来ているらしいとクライアントさんから聞いて
ちょっとビックリした。
!
冷静に考えてみて欲しい。
!
「1対1や少人数で教えることができないのにどうして教材として
パッケージ化することができたんだろうか?」
!
昔ウソみたいなホントの話として、あるテーマで本を10冊ぐらい
買ってきて適当にいいところを組み合わせて情報商材を完成させる
というノウハウ(?)があったらしい。
!
そういうことをしている人にとっては情報の価値がゼロになるのは
恐ろしい事かもしれなしい、消えてしまう恐怖におびえるだろうが、
そういう人が淘汰されるのは仕方がない。
!
ちゃんとビジネスをやっている人だけが生き残るべきだから。
!
ネットの普及により情報(ここでいえば教材)それ自体に価値が
なくなったとしても、さっきのステップで言えば、
!
ステップ1:1対1で直接教える(← これをやればいいじゃん)
ステップ2:5人から10人ぐらいの少人数で教える(← これをやればいいじゃん)
ステップ3:20人ぐらいにセミナーなどで教える(← これをやればいいじゃん)
ステップ4:体系化して教材にまとめて売る(←ここの価値がゼロに近づいただけ)
ステップ5:無料オファーを作って広める
!
こういうことになる。
!
じゃあ、元々やっていた個別でのコンサルや少人数でのアドバイスや、
セミナーなどで教えればいいだけの話だ。
!
ここで提示しているステップ1∼3は役務タイプのサービスだから、
パッケージ化された教材と違って毎回同じものにはならない。
!
相手によっても集まった人たちによっても変わる。
むしろ情報(教材)の部分は無料でどんどん全力で出してしまって
実力や価値観を判断してもらい集客ツールとして使うのが時代に
合っているように思う。
!
ネットを使った場合でも、参加型のコミュニティーの価値が高いのは
教材のように完成されたものと違い、自分も参加者メンバー1人という
「当事者意識」と同じものが生まれない「ライブ感」があるからだ。
!
ライブ感がある参加型の企画は価値を高めやすい。
!
あるいは1対1のスタイルなら占星術のように世界でたった1つしかない
オーダーメイド型のサービスも価値が増してくるだろう。
!
これはオーダーメイドの服も同じだ。
!
あなただけの完全オーダーメイドは価値を高めやすい。
!
占星術の場合は100人いれば、100人通りのホロスコープがあり、
たとえ双子でも同じにならない。
!
個人的にはある人を占ったら、その家族全員を占うことになったり、
その友達まで口コミで紹介してもらい占ったことがあるのだけど、
そういったことが普通にありえるオーダーメイド型のサービスは
今後ビジネス的に面白いんじゃないかと思う。
!
アーティスト的な視点で見てみよう。
!
今はYouTubeでミュージシャンのアルバムが全部アップされていたり、
映画やアニメなどの映像コンテンツもネットをいろいろ探せば無料で
手に入ったりする。
!
じゃあ、アーティストの価値はゼロになるだろうか?
!
僕はそうは思わない。
!
もし、YouTubeで面白そうなアーティストの音源やライブ映像などが
無料でアップされていたらどう感じるだろうか。
!
「このアーティストの ライブ にぜひ行ってみたい」
!
そういう人が出て来ても不思議はないし、実際に本当に力のある
アーティストはYouTubeで無料でアップされていることによって
ライブに来るファンが増えていったりしている。
!
僕らビジネスをやる人間もここを目指すべきではないだろうか。
!
そして、 ちゃんとしたビジネス を目指す僕らにとってみれば、
今ほどビジネスがやりやすい時代はないと思う。
!
!
☆情報ビジネスから教育ビジネスへ
!
ニュースレターなどで情報発信をするようになってから興味深い
質問をもらう事が増えた。
!
そのうちの1つが、
!
「これからも情報ビジネスは続くのか?」
!
というものだ。
どこかの動画セミナーかインタビュー音声で、
!
!
情報ビジネスはなくなるが、教育ビジネスはなくならない
!
という話をしたと思う。
!
この話は僕がデビューした当初に作ったクリスマス動画教材の中で
お話ししている コミュニティー とも関連が深いので興味があれば、
そっちも見返して欲しい。
!
教育ビジネスは一番イメージしやすいのは大学だ。
!
個人ベースのちっちゃい大学や私塾を作る感じ。
!
これをベースに考えてもらうと「教育ビジネス」は分かりやすいん
じゃないかと思う。
!
別に大学といっても大きな施設を用意する必要はまったくない訳で、
家でパソコン一台でできる。
!
いわゆる情報ビジネスと構造的には一緒だ。
!
ただ、コンセプトというか視点が大きく違う。
!
この教育ビジネスを立ち上げる方法はシンプルでこれまでお話してきた
成功するビジネスを作る5つのステップがそのまま当てはまる。
!
ステップ1:あなたの人生をストーリー形式で棚卸しする
ステップ2:あなたの中に眠る 情熱 を発見する
ステップ3:情熱のあることからビジネスをスタートさせる
ステップ4:少しづつお金の流れ+時代の流れとリンクさせる
ステップ5:あなたのコミュニティーを 楽しみながら 広げていく
この順番で作っていくのがオススメだ。
!
例えば、最初は恋愛に情熱があって恋愛を教えるビジネスからスタートしても、
その後にあなたはどんどん進化していく訳だから「教えれること」が自然と
増えていくということになる。
!
大学で言えば学部が増える、私塾で言えば授業テーマが増える。
要するにイキナリ大学を作ろうとする必要は全然ないし無理に決まっているけど、
最後は理想の大学を作るんだというイメージで教育ビジネスをやっていれば、
これはなくなるハズがないということに気がつくはずだ。
!
100年後でも200年後でも教育ビジネスはなくなる事はない。
それよりも、寿命のほうが先に尽きてしまうだろうから僕の遺志を
受け継いてくれる 子供たちの世代 にバトンタッチできるものを
自分の生きた証として残したいと思っている。
!
個人的にはこの話に関連して嬉しかったのは、
「比嘉さんの個別コンサルは自分だけではなく子供達にも伝えたい」
!
という、あるクライアントさんから頂いた感想だ。
!
これは10年ほどビジネスをやっている中でも特に印象深かったし、
僕の個別コンサルを単に自分の成功云々だけではく「子供達の世代」
にも伝えたいと感じてもらえたことが何より嬉しかった。
こうやって表舞台に出て活動してよかったな、と。
ちなみに僕は今ある大学の多くは消えて行くと予想している。
それは経営困難になって潰れてしまう経営学部があるという笑えないような
現実を見れば明らかだし、どの業界でも一緒だけれど、いらないものは消え
本当に必要なものだけが残るだろう。
そして・・・。
!
今現在、大学に使われているお金は近い将来僕らがやろうとしている
教育ビジネスに流れてくることだろう。
!
僕ら人間が人生を生きて行くうえで大切なものはなんだろうか?
!
個人的には、
!
・ビジネスに関する授業
・男なら女にモテるための従業
・女なら可愛くなるための授業
・スピリチュアルな授業
・音楽を聴いて踊る課外授業
!
などなど。
!
これらは人生を楽しむことを考えた場合は 必須授業 だ。
!
机上の空論ではない、活きたビジネスの授業だったり、僕ら人間の
最大の修行である男女関係の授業をやっている大学は僕の知る限り
ほとんど存在していないと思う。
!
特にお金と人間関係は避けて通れない人生のテーマなのに・・・。
!
それを考えると今あるほとんどの大学が「真の教育機関」としての
役割を果たしているとは思えないし、社会に出てから本当に活きる
叡智を伝える大学、私塾、コミュニティーの価値は計り知れない。
!
あなたはどんな大学、私塾、コミュニティーがあったら楽しいと
思いますか・・・?
☆カテゴリーの枠を超えるということ
!
!
情報ビジネスの場合は「なんとか業界」というカテゴリー分けをして
それだけしか提供するのが常識になっている。
!
それっておかしくないだろうか。
!
これはクリスマス動画教材でもお話ししたけど、「ダイエット業界」という
ものに「所属」している人はいない。
!
なんとか業界という括りはマーケッター(売り手)の視点で便宜上括ることが
あるってだけで、僕ら人間はダイエットのことだけを考えている訳じゃないし、
ビジネスのことだけを考えている訳じゃないし、恋愛のことだけを考えている
訳じゃない。
!
恋愛業界のリストだから恋愛の教材だけをオファーするとか。
!
ダイエットリストだからダイエットの方法だけオファーするとか。
!
これって逆の立場になればすぐ分かるけれどものすごくおかしな話だし、
ビジネス的な観点からみても非常に勿体ない。
!
僕がニュースレターとかでビジネス以外の話をたくさんする理由は
読者さんを「ビジネス系のリスト」だとは思っていないからだ。
!
最初からずっといい続けているけれど、
!
「カオスな時代に 人生を楽しむ力 を手に入れること」
!
これに興味がある人が僕のコミュニティーのメンバーだと思っているし、
あえて言えば、 人生を楽しむ系 といえるだろうか。
!
だからビジネスの要素を強くした個別コンサルサービスも売れるけれど、
同時にまったく畑違いの占星術のカウンセリングも売れる。
!
クライアントさんの年齢も性別もやっている事もバラバラだ。
!
さらに言えば、個別コンサルで盛り上がったテーマを思い出してみると、
コピーライティングやブランディングの話だけでなく、
!
・占星術で時代を読む方法
・ジョンカールトンやゲイリーハルバートの話
・子育ての話や学校の未来ヴィジョンの話
・オーラの話(僕は緑色のオーラらしい)
・ロンドンナイトとファッションブランドの話
・生命の樹と陰陽五行の共通点について
・彼女や奥さんに応援されながら恋愛する方法
・クンダリーニ覚醒の話
・とあるシリーズ&物語シリーズの話
!
などなど。
!
こんな話で盛り上がったりすることが多い。
!
もし、僕が「ビジネス系」というカテゴリーの枠で活動していたら
こういった面白い人たちとは出会えなかったと思う。
!
そして・・・。
!
実はこの一見するとビジネスとはまったく関係ないテーマの話から、
「ビジネスのビッグアイデア」が生まれることが多いのだけれど、
それはビジネスの枠にハマらずに業界の枠を超えて旅するからこそ
結果的に「面白い組み合わせ」でアイデアが生まれるのだと思う。
!
!
☆10年目のジャッジメントまとめですの!
!
!
ここでポイントだけまとめておくと・・・
!
・ビジネスは ちゃんと やれば右肩上がりが当たり前であること
!
・ここ10年ほどで消えて行った人たちの特徴は一言で言えば、
ちゃんとビジネスをやっていなかったからだ
!
・情報ビジネスの古典的なステップを見てもらえば分かる通り、
本来は価値のある成功事例をパッケージして売るものだった
!
・日本と海外の大きな違いは情報ビジネスが広まった経緯が
まったく異なるからだと思う(このビジネスはド素人が
片手間コピペで出来るようなものではない)
!
・コピペやテンプレ思考が成功しないのはアート性がないから
!
・これからやるべき事に迷ったらアーティスト的にどうかを
判断材料の1つにすると分かりやすい
!
・情報の価値がゼロになっても、まったく問題はない
!
・これからはインターネットやロボットがもっと進化してくるから
僕ら人間にしかできないことをやる必要がある
!
・あなたにしかできないことを好き勝手やっていると真のブランドや
楽しいコミュニティーができやすい(それがある前提でビジネスの
ノウハウやテクニックを使うべき)
!
・誠実な人ほどコピーライティングやブランディングが必要だ
!
・情報ビジネスは教育ビジネスに変わっていき、これはちいさい大学や
私塾やコミュニティーを作るようなイメージで考えるといい
!
・カテゴリーの枠を超えて、自分の好きなことや興味があることは
どんどんやっていって自分の大学の授業にしてしまえばいい
!
・これからは ちゃんと ビジネスをやろとしている人間にとっては
本当にすばらしい最高の時代だ
!
などなど。
!
このレポートでは10年ほどビジネスをやってきた経験からうまくいく人や
ビジネスの特徴だったり、情報ビジネスの歴史から未来ヴィジョンまでを
あれこれ書きなぐってみた。
!
もし、あなたが長期的にビジネスを成功させることに興味があれば、
印刷して106回ぐらい読み込んでみて欲しい。
!
それでは、ありがとうございました!
!
比嘉
!
!
P.S:感想&要望などあればメッセージを送って下さい。
!
いつものようにニュースレターに返信してもらうか、
!
[email protected]
!
!
ここに送ってもらえば僕に直接届きます。
!
!
P.P.S:一番はじめは自分について知ることが重要です。
!
今回はあれこれ書いたので、いったい何からやればいいか分からなく
なってしまったかも知れません。
!
その場合は、
!
「あなたのキャッシュポイントを探す秘密のワーク」
!
この動画セミナーシリーズを見ながら自分の人生の棚卸しを
してもらうのがオススメです。
!
ステップ1:あなたの人生をストーリー形式で棚卸しする
ステップ2:あなたの中に眠る 情熱 を発見する
ステップ3:情熱のあることからビジネスをスタートさせる
ステップ4:少しづつお金の流れ+時代の流れとリンクさせる
ステップ5:あなたのコミュニティーを 楽しみながら 広げていく
この5つのステップですね。
!
ちなみに、このワークをやって「泣いた」という感想が予想以上に
多かったんですが、それは自分の人生に真剣に向き合った証拠ですし、
非常に重要な気づきだと思います。
!
自分はいったい何のために生まれてきたのか・・・?
!
僕ら人間はこういったことを1度はちゃんと考えたほうがいいし、
そういったことを真剣にやると 自分のコア もうっすらと見えて
くるんじゃないかと思います。
!
それらしきものが見つかったら、とりあえずやってみて下さい。
!
こんなことやったら楽しそうとか思いついたらどんどんやって、
やりながら修正して行けばいいんですよ。
!
いつでも笑顔で、 人生を楽しむ ことを忘れずに・・・。
!
!
P.P.P.S:過去に配布したプレゼントについて。
!
レポートの中で動画セミナーがどうのとか、ニュースレターとか
そういった話があったかと思います。
!
それらの過去に配布したプレゼント群はこちらのサイトに
アップしてあります。
!
http://thirdeyeloveletter.com
!
!
ここの「無料プレゼント一覧」の項目だったり時間があれば、
過去の記事などを読んでもらえば理解が深まるのではないかと
思います。
!
なにか参考になりましたら幸いです。
!
あなたからの嬉しいご報告を楽しみにしていますね^^^
!
!
☆everything gonna be alright☆
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