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i-Japan戦略2015(案)

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i-Japan戦略2015(案)
「 i-Japan戦略2015(案)」 電子政府・電子自治体分野概要
資料5
将来ビジョン及び目標
○ 2015年までに、デジタル技術による「新たな行政改革」を進め、国民利便の向上、行政効率化、行政の見える
化を実現
○ そのため、「国民電子私書箱(仮称。以下同じ。)」を、広く国民・企業等の間に普及、定着させ、以下の行政
サービスを提供、「国民に開かれた電子政府・電子自治体」を実現
◆行政窓口改革
1. テレビ、携帯電話などから、電子政府・電子自治体に参加
2. 自宅やコンビニ等で24時間、必要な証明書等を入手
3. 情報弱者も電子政府・電子自治体にストレスなく参加
4. 3クリック程度で必要な行政情報やサービスにアクセス
5. シームレスな官・民連携の実現
◆行政オフィス改革
6. バックオフィス連携により、行政機関のペーパーレス
化促進、国民にとって不要となる行政手続や添付書類
を廃止
7. 国民電子私書箱の活用により、その事務にかかるコ
ストの3割以上を削減
◆見える化改革
8. 行政手続の処理状況の「見える化」を徹底
方 策
1. 2013年度までの構築に向け、国民電子私書箱の基本構想を、2009
年度末を目途にIT戦略本部でとりまとめ
<要検討事項(例)>
1.社保カード構想との一体的検討。情報の本人コントロールや
住基ネットの活用の在り方の検討
2.国民電子私書箱に係る個人情報保護に必要な措置の仕組み
(第三者機関等)の在り方を検討
2.過去の計画 のフォローアップを行い、成功要因、阻害要因を究明
した上で、具体的な目標と工程を明らかにした計画を取りまとめ、電
子政府・電子自治体の構築を加速
・行政の質の改革に資する明確な評価基準を設定し、PDCAサイク
ルを制度化。適切な評価に基づく不断の見直し・改善を徹底 等
3.電子政府を推進していくための体制(司令塔機能)を強化、電子政
府・電子自治体を強力に推進するための法制度を整備
・政府CIOの設置、新たな電子政府推進組織の在り方の検討、
各府省CIOの役割・権限の明確化 等
(注)国民電子私書箱:希望する国民、企業等に提供される、電子空間上で安心して年金記録等の情報を入手し、管理できる専用の口座。
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司令塔機能の強化に関する記述(抜粋)
3.電子政府を推進していくための体制(司令塔機能)を強化するとともに、電子政府・
電子自治体を強力に推進するための法制度を整備するなど、以下の(1)から(3)
について取り組む。
(1)電子政府の推進を専担とする司令塔を明確にするため、政府CIO を設置し、その
強力な調整権限の下に、例えば業務プロセスやデータの標準化等府省共通の課
題について、各府省CIO を統括すること。さらに、政府CIO を補佐するため、情報
システムと業務の専門家を配置するなどスタッフを充実するとともに、新たな電子
政府推進組織の在り方を検討し、推進体制の一層の充実強化を図ること。政府
CIO は、国、地方の連携を強化するため、地方公共団体のCIO 等との十分な意思
疎通を行うこと。
(2)各府省CIO の役割を組織の業務改革、情報資源の戦略的マネジメント・投資管理
へと明確化するとともに、情報システムと業務の両面から各府省CIO を支援する
体制を整え、電子政府の取組・評価、業務改革などを各府省CIO の下で一体的に
行うこと。また、各府省において能動的に情報セキュリティ対策に取り組む体制を
整備しガバナンスを確立すること。
(3)2.(3)に掲げた業務プロセスの見直し等の結果を踏まえた関連法令の見直しに
加え、電子政府・電子自治体を強力に推進していく上で必要となる基本的な法制
度を早期に整備すること。
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