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日本国土開発(株) ソフトコアリングシステム

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日本国土開発(株) ソフトコアリングシステム
日本国土開発(株)
目 的
ソフトコアリングシステム
防災技術(調査・診断)
施工品質の高度化
本技術は、直径20mm程度の小径コアを用いてコンクリート構造物の品質を調査する技術
で、従来は直径100mmコアが用いられていた。本技術の活用により、構造物の損傷を最小限
に抑えてコアが採取でき、配筋が密な柱・梁等の主要構造部材の強度等を把握することがで
きる。
技術概要
(全角150文字分まで)
新規性
コンクリート構造物の品質を調査・把握する際に採取するコアの大きさについて、従来は直
径100mmのコアが用いられていたが、粗骨材寸法と同程度の直径の小径コアを用いても直
径100mmコアを用いた場合と同等の精度が得られることを見いだした。
適用箇所
既存のコンクリート構造物の品質調査一般
・ソフトコアリングC+は、推定圧縮強度10~70N/mm2、粗骨材最大寸法40mm以下の
構造物に滴用可能
・ソフトコアリングは、推定圧縮強度10~60N/mm2、粗骨材最大寸法25mm以下の
構造物に滴用可能
施工方法
1.コアの採取計画
直径100mmコア3本を用いる場合と同等の精度で圧縮強度を推定するための小径コアの採
取本数は、6本を基本とする。塩化物イオン量の推定については、粗骨材最大寸法25mm以
下の時は3本、40mmの時は5本の小径コアを採取する。中性化深さについては、圧縮強度試
験用または塩化物イオン試験用に採取したコアを用いて測定する。
2.コアの採取
現場における主な作業は、①鉄筋探査、②コア採取、③採取したコアの養生、④コア採取
孔の補修、である。コア採取機械は湿式タイプとし、採取したコアの直径が20~25mmになる
小径のビットを備えたものを用いる。コアの採取長さは100mm程度とし、乾燥しないように封
緘養生等を行う(水中養生は行わない)。
3.圧縮強度試験
コアを直径と高さの比が2.0程度になるように切断し、両端面を硫黄または石膏キャッピング
する。圧縮試験には、原則、JIS R 5201「セメントの物理試験方法」に規定されているモルタ
ル圧縮試験用の球面座を用いる。小径コアの圧縮強度値を所定の式で補正し、直径100mm
コアの強度に換算して、構造体コンクリート強度を推定する。
項
比較の根拠
効 果
性 同程度
採取するコアの本数は増えるが、採取孔の復旧費用は安価になる
工
程 同程度
コア1本あたりの採取長は短いが、採取本数は多い
品
質 向上
コア採取による構造物の損傷度合いが小さい
経
活用の効果
目
済
安
全
性 向上
採取コアの重量が軽い
施
工
性 向上
採取コアの寸法が小さい
境 向上
採取時の排水量が少ない
環
比較する技術名(従来技術)
直径100mmコアを用いる調査方法
技術のアピールポイント
採取するコアの寸法が小さいので、密な配筋の部材からも採取できること、構造物に与える
損傷を軽微にできること、コア採取および採取孔の補修が容易である、などの特長を有してい
る。
工法の詳細については、〝戻る〟ボタンにて前画面に戻りメーカーへ直接お問い合わせください。
1/2
工期
施工実績 1
全体実績件数
~
2010/02/26
工事名
平成20年度1号沼川高架橋橋梁補修工事
発注者
国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所
工事概要
国道の高架橋の長寿命化を図るための補修工事。補修対象構造物の現況を性格に把握す
るために、ソフトコアリング技術によって品質調査を行った。
工期
施工実績 2
2009/02/26
2010/ /
2011/ /
~
工事名
平成22年度1号蒲原高架橋補修工事
発注者
国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所
工事概要
国道の高架橋の長寿命化を図るための補修工事。補修対象構造物の現況を性格に把握す
るために、ソフトコアリング技術によって品質調査を行った。
294 件
(平成21年度 ソフトコアリング協会の実績)
標準コア:直径100mm
写真や図表
小径コア:
直径25mm
小径コアとφ100mmコア
小径コア強度とφ100mmコア強度の関係
工法の詳細については、〝戻る〟ボタンにて前画面に戻りメーカーへ直接お問い合わせください。
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