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トラムセット配合錠について
DI ニュース 10 月号-① 愛媛大学医学部附属病院 薬剤部 薬品情報室 *最終確認は必ず添付文書でお願いします トラムセット配合錠について 【効果・効能】非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛 非がん性慢性疼痛、抜歯後の疼痛 【用法・用量】 非がん性慢性疼痛: 1 回 1 錠 1 日 4 回経口投与 抜歯後の疼痛: 1 回 2 錠経口投与 *使用上の注意* ・投与間隔は 4 時間以上 ・1 回 2 錠、1 日 8 錠を超えて投与しない ・空腹時は投与を避けることが望ましい ~トラムセット配合錠の副作用を防ぐために~ 主な副作用である悪心・嘔吐の多くは投与 3 日目までに発現しています。 (製品概要より引用) ≪副作用対策(悪心・嘔吐、便秘)≫ ① 漸増投与 漸増投与による副作用の軽減が報告されています。 投与開始後 1~3 日 1 錠/日 投与開始後 4~7 日 2 錠/日 投与開始後 8~14 日 3 錠/日 ②悪心、嘔吐(投与開始時) ③便秘(必要に応じて) 制吐薬は 3 日から 1 週間で中止することができます。 当院採用の制吐薬 用量(成人) 当院採用の緩下薬 用量(成人) プリンペラン錠 5mg 1 回 1~2 錠、1 日 3 回食前 プルゼニド錠 12mg 1 日 1~4 錠 プリンペラン注 10mg 1 回 10~20mg、1 日 1~2 回静注 ラキソベロン液 1 日 1~15 滴 ナウゼリン錠 10mg 1 回 1 錠、1 日 3 回食前 マグラックス錠 250・330mg 1 日 1000mg~3000mg ナウゼリン坐剤 10・30・60mg 1 回 60mg、1 日 2 回 マグラックス細粒 83% 1 日(製剤量として)1.2~3.6g トラベルミン錠 1 回 1 錠、1 日 3 回 新レシカルボン坐剤 1 日 1~2 個、1 日 1~2 回 ノバミン錠 5mg 1 回 1~2 錠、1 日 3 回 グリセリン浣腸液 30・60 1 日 30~150mL、直腸注入 参考 添付文書、ヤンセンファーマホームページ、Choi CB, et al:Clin Ther.2007,29:1381-9 など