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希望に満ちた毎日を送るために 開校記念映画上映・講演・遠足 第2号

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希望に満ちた毎日を送るために 開校記念映画上映・講演・遠足 第2号
佐賀県立鹿島高等学校通信
〒849-1311
平成 24 年度
第2号
鹿島市大字高津原 462
5 月 29 日発刊
企画研修部
TEL 0954-62-4136
FAX 0954-63-9006
題字 松尾 洋一
(本校書道科教諭)
希望に満ちた毎日を送るために
教 頭
時 貞 充 尚
早いもので、鹿島高校に赴任してから、2ケ月過ぎてしまいました。
この短い間にも、鹿島高校の生徒たちと触れ合う中で、鹿島高校の生
徒達の素直さが最も印象的です。その素直さが学習面でも生かされて、
県下屈指の進学実績を上げているんだと感じています。
私の座右の銘は、「努力・根性・忍耐」という言葉です。現在の若者
に最も嫌われている言葉と聞いた時は少しショックでしたが、遠い昔
の受験生の時、この言葉を自分に言い聞かせ、夜中や明け方まで勉強
したものでした。
つい先日、インターネットで次の言葉を目にしました。作家の井上靖が言った、
『努力する人は希望を語
り、怠ける人は不満を語る』
。初めは何気なく見たのですが、この言葉が頭から離れません。もちろん自分
自身、自分の人生常に「努力・根性・忍耐」だけで乗り切ってきているわけではありません。
(それだけだっ
たら、病気になってしまいます。
)時には自分に甘くなる時もあるし、休みたいという誘惑に負ける時もあ
ります。そのような自分に否定的な気持ちはありませんでしたが、この言葉を聞いてなるほどと思い、「希
望」を持っているときは青信号、「不満」ばかりを持ち始めたら、赤信号と思うようになりました。
鹿島高校生には、ぜひ「希望」に満ちた毎日を送って欲しいと心から思います。
開校記念映画上映・講演・遠足
4 月 27 日(金)
今年の開校記念行事は、鹿島市民会館にて映画上映と講演会を行い、
午後から全学年で蟻尾山へ遠足に行きました。
講演会の講師に、映画監督で本校第 26 回生(1974 年 3 月卒)の井
手洋子様をお迎えしたので、講演に先立ち、映画「ショージとタカオ」
を上映しました。この映画は、布川事件の元被告人(ショージ=桜井昌
司さん、タカオ=杉山卓男さん)の仮釈放後の暮しと再審請求に向けた
活動を 15 年間にわたって追いかけたドキュメンタリー映画です。ほと
んどの生徒にとっては、
“冤罪”という言葉は知っていても、実際に苦し
んでいる方について知るのは初めてだったのではないでしょうか。
映画鑑賞の後にご講演いただきましたが、やはり入念な取材に基づく様々な角度からのお話は、どれもが
生徒の心の中に深く残ったようでした。
午後は蟻尾山までの遠足でした。天候にも恵まれ、生徒たちは昼食
を摂った後、芝生の上を走り回ったり寝転んだりと、童心に返ったよ
うに楽しんでいました。
1 日に 3 つの催物を詰め込んだ開
校記念行事でしたが、生徒にとって
は充実した 1 日となったようでした。
「EU があなたの学校にやってくる」講演会
5 月 15 日(火)
在日欧州連合(EU)加盟国大使館と駐日 EU 代表部による企
画で、大使や外交官が全国の高校約 100 校に直接出向き講演を
行うもので、本校には、ポルトガル大使館補佐官の清水ユミ様が
講師として来校されました。講演の内容は、EU についての詳し
い説明と、ポルトガルの紹介でした。
現在、EU では経済危機が叫ばれ緊張が高まっている時期であ
り、
生徒たちもニュース等で耳にしていることを詳しく聞くこと
ができ、以前より身近に感じているようでした。
この講演を通して、EU の職務や国際社会の情勢についての知識を身につけるとともに、国際理解を深め
る良い機会となりました。
交通講話
5 月 21 日(月)
今年度の交通講話は、
鹿島警察署交通課長の小栁典様を講師にお
迎えして開催されました。
「交通安全について」という演題で、特に自転車の乗り方、マ
ナーについてお話しいただきました。自転車は「軽車両」であり、
交通事故を起こせば刑事罰の対象となり、加害者として多額の賠
償金の支払いが命じられることもあります。
本校の周辺も道路が狭く、また坂が多いため、登下校の際には
自転車を押して通行するよう指導しています。地域のみなさんと自分自身の安全のために、ルールを守って
事故のない高校生活を送ってほしいです。
高校総体・NHK 杯高校野球が始まります
6 月 1 日(金)~6 月 5 日(火)
いよいよ今年度の高校総体が間近に迫ってきました。どの運動部も最高の結果を出せるよう、最後の調整
を行っている時期です。野球部は昨年に続き、今年度も NHK 杯に出場します。
精一杯戦って、県下の高校生に「鹿城魂」を示しましょう!!! (裏面に各部の意気込みを掲載しています。
)
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