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書評コンテスト - 千葉商科大学
書評コンテスト 応募要項 対象図書 【課題部門】課題図書のうち1冊についての書評 2016テーマ 「書評にチャレンジ!この新書、あなたはどう読む?」 ※課題図書は図書館Webサイトと館内で公開しています。 【自由選択部門】 図書館所蔵の新書で2011年1月以降出版の1冊についての書評 対象者 千葉商科大学の学部学生 文書形式 2,000字以上3,000字以内 (MS-Word形式 A4横書 1行40字) 募集期間 2016年8月1日(月)~10月22日(土) 提出方法 E-Mailにデータを添付して[email protected]あてに提出 メールの件名は「書評コンテスト 応募部門 学籍番号」、 本文には応募部門、学部、学科、学籍番号、氏名、書名を明記 表彰 最優秀賞 優秀賞 佳作 副賞 副賞 副賞 30,000円 部門ごと各1名 15,000円 部門ごと各1名 5,000円 若干名 ※2016年11月に図書館Webサイトと館内で発表予定 「書評ってなに?」、「どう書くの?」 ギモンは裏面のQ&Aで確認! 千葉商科大学付属図書館 課題図書 【2016テーマ】 「書評にチャレンジ!この新書、あなたはどう読む?」 タイトル 編著者名 出版社等 1 天災から日本史を読みなおす 磯田 道史 中公新書 2 下り坂をそろそろと下る 平田 オリザ 講談社現代新書 3 本物の英語力 鳥飼 玖美子 講談社現代新書 4 ブラックバイト 今野 晴貴 岩波新書 5 サッカーと人種差別 陣野 俊史 文春新書 6 働く女子の運命 濱口 桂一郎 文春新書 ※課題図書は6冊ずつ図書館に所蔵しています。 応募について(注意事項) ①課題部門と自由選択部門両方に応募はできません。1人1篇まで。 ②本人が書いたオリジナル未発表作品であること。 ③応募作品の使用権は千葉商科大学付属図書館に帰属します。 入賞作品は図書館Webサイト掲載のほか、大学発行の印刷物に掲 載する場合があります。 「書評ってなに?」、「どう書くの?」 書評 Q&A Q:「書評」って何? A 書評(book review)は、新刊書など、本の内容を紹介しながら批評を加えた 文章のことだよ。書評の書き方として決まった形はないけど、押えておきたいポ イントがあるんだ。まず、読書感想文と書評の違いを考えてみよう。小中高校で 書いた読書感想文は、本を読んで自分の感じたこと(感想)を書くわけだけど、 感想というのはそもそも主観的で情緒的な理解だよね。でも書評は、単なる自 分の感動や感想ではなく、その本の内容や価値を、他の人に客観的に紹介す ることが大切なんだ。だから、本の論点や特徴を他の人に伝わるように整理し て、根拠をあげながら批評(評価)することが求められるんだ。 Q:授業で「課題図書レポート」を提出したことがあるけど、書 評は課題図書レポートとどう違うの? A:本の紹介や論点整理、それに対する考察と批評(評価)をするという点では 課題図書レポートと書評は似ているね。でも、書評の場合は、まだ読んでいな い人に向けて、その本の面白さを説得力をもって伝えることが重要なんだ。場 合によっては、似たテーマの本や同じ著者の他の作品と比較しても面白いよ。 評価す るには、「自分の視点」が必要なんだね。書評は、こういう視点で読むと、 こう いう発見がある、ということを表現することでもあるんだ。自分が見つけた 意外な読み方を説得的に表現できたら、きっと楽しいよ。 Q:書評を書くのに参考になるものない? A:そうだね、新聞(全国紙)には毎週日曜日に「書評欄」があるし、図書館には 「週刊読書人」という書評専門の新聞もあるよ。いろんなスタイルの書評がある から参考にしてみて。 役に立ちそうな本を少しだけ紹介しておくね。 ④他人の著作物からの無断引用は違法行為です。 ※他人の書評の丸写しや、一部の書き換えで自作としたことが判明し た場合は、選考の対象外となります。 【お問い合わせ】 千葉商科大学付属図書館コントロールデスク Tel: 047-373-9798 Mail: [email protected] *役に立つ本 石原千秋『大学生の論文執筆法』ちくま新書 *個性的な書評集 米原万里『打ちのめされるようなすごい本』文春文庫 この他にもたくさんの本があるから、 ぜひ図書館の人に聞いてみて。 Webページでも紹介しているよ。 → http://www.lib.cuc.ac.jp/