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接触性皮膚炎の動物モデルのご紹介 - (株)日本バイオリサーチセンター
第 30 号 vivo 2010年(平成22年)3月(業務企画部発行) 株式会社日本バイオリサーチセンター Nihon Bioresearch Inc. 〒501-6251 岐阜県羽島市福寿町間島6丁目104番地 TEL 058(392)2431 FAX 058(392)1284 URL:http://www.nbr.co.jp/ 接触性皮膚炎の動物モデルのご紹介 マウスにオキサゾロンおよび塩化ピクリルを塗布することにより炎症・浮腫を誘発します。 評価は耳介の重量または厚さを指標とし、浮腫率を算出します。主に、ステロイド剤 (軟膏)等の抗炎症物質の評価に用います。 <誘発24時間後の耳介浮腫率データ> ** 250 200 40 150 30 浮腫率(%) 浮腫率(%) 塩化ピクリル塗布 オキサゾロン塗布 300 100 50 ** 20 10 0 0 起炎 吉草酸 ベタメタゾン 軟膏 起炎 吉草酸 ベタメタゾン 軟膏 お知らせ: ミニブタの飼育施設(修善寺試験室 : 静岡県伊豆市)の増床工事を行います。 収容頭数を 88頭 から 162頭 に増やし、 増加している需要に対応いたします。 6月頃、稼働予定です。 皆様からの試験のお問い合せをお待ちしております。 佐部利 典彦のアートギャラリー(30) 岐阜県出身(1969~) 作品解説 タイトル 「最近のこと」 30号程度 段ボールにマジック 子育てをしているとその 時間が強烈に私の中に 入ってきて、どうしてもそ のイメージがわいてきま す。畜産センターで動物 をみたり、普通に育児をし ている時間にわいてきた ものをマジックを使って、 気楽に描いてみました. 『心の絆 - その30-』 今は極く稀になりましたが、昔は東海道新幹線で立ち席 になることが結構ありました。そんな時、座っていては見え なかった遠くの海や山の美しい景色に気がついたことがあ りました。また20年余も車通勤している道をゆっくり歩い てみると、日ごろ車中からは全く見えなかった花や木を発 見することや、思わぬ所に小川、お地蔵さんや道しるべを 発見し、なにか得した気分になることがあります。こうした 景色や物の発見は、日常の当たり前になっている目線が 外れたり、変えた時に見えてくるものです。同様に私たち は無意識の中に自分が日常経験している目線が全てと思 い、物事の良否や可否を判断していることが多々ありま す。そしてそのことで物事がスムーズに進まず、自らがス トレスの原因を作っていることさえあります。第三者の立場 になって考えてみる。また、結論を出すのに意識的に時間 をかけるなど、物事を判断するに普段とは違う観点で捉え ると、見えなかったものがよく見えることがあるものです。