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2010年度予算要望書に反映状況をプラスしたもの

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2010年度予算要望書に反映状況をプラスしたもの
2010 年度千葉市予算編成にむけての要望とその反映状況
目
次
総務局 ·······························1
企画調整局 ···························· 5
財政局 ······························· 5
市民局 ······························· 8
保健福祉局 ···························12
環境局 ······························24
建設局 ······························26
経済農政局 ···························27
都市局 ······························30
消防局 ······························33
下水道局·····························34
教育委員会 ···························36
選挙管理委員会························45
●●各行政区●●
中央区 ······························46
花見川区·····························49
稲毛区 ······························50
若葉区 ······························54
美浜区 ······························57
緑区 ································60
総
務
局
重 点 要 望
1.指定管理者制度については、公募市民を含む検討会を立ち上げ、指定管理者の選定から管
理運営までの全てについて、地域住民や利用者と意見交換をしながら問題をチェックし、
その評価を公表すること。
多くの施設が平成22年度で指定期間が終了となることから、次期指定管理者の選定に向け、
検討を進め、可能なことから順次改善する。(総合政策局)
組織・機構の見直しに当たっては、市民サービスの向上のため、市民に身近な行政サービス
はできる限り区役所で行えるよう、積極的に本庁の事務権限を移譲するなど、市民の要望に即
応できる体制を強化してきている。
また、区役所関連の予算については、「区要望の予算反映に関する事務処理要領」に基づき、
各区において区民の意見・要望を的確に把握し、区の要望を予算編成に反映している。
また、区行政については、市民に身近な行政サービスについては、出来る限り区役所で行う
ことを基本に、組織の整備や権限の移譲に努めてきたところであり、今後も、市政を取り巻く
環境の変化を踏まえながら、更なる市民福祉の向上と簡素で効率的な行政運営の確立を目指し、
区役所への権限移譲、機能強化に取り組んでいく。
2.区役所に企画・政策・まちづくりの拠点機能としての権限を委譲し、それらの事業につい
ては区に予算要求権を持たせること。
区役所機能を強化するため、平成22年度から区の課題、区民ニーズを把握する区民対話会
の開催や区自主事業を拡充するほか、平成23年度から3事業所から区役所への事務移譲など
実施し、進捗に合わせ区独自予算の拡充を検討していく。(市民局)
組織・機構の見直しに当たっては、市民サービスの向上のため、市民に身近な行政サービス
はできる限り区役所で行えるよう、積極的に本庁の事務権限を移譲するなど、市民の要望に即
応できる体制を強化してきている。
また、区役所関連の予算については、「区要望の予算反映に関する事務処理要領」に基づき、
各区において区民の意見・要望を的確に把握し、区の要望を予算編成に反映している。
また、区行政については、市民に身近な行政サービスについては、出来る限り区役所で行う
ことを基本に、組織の整備や権限の移譲に努めてきたところであり、今後も、市政を取り巻く
環境の変化を踏まえながら、更なる市民福祉の向上と簡素で効率的な行政運営の確立を目指し、
区役所への権限移譲、機能強化に取り組んでいく。
(総務局 総務部)
3.施策評価や政策評価の客観性を高めるために、公募市民を交えた外部評価を行う第三者機
関を設置し、市民参加を進めること。
事務事業評価は、平成21年度、新しい仕組みで再開し、9名の外部評価員による外部評価
を実施した。これにより、44事業について市民意見募集や公開ヒアリングを経て外部評価を
実施し、この評価結果を踏まえ、今後の事業の方向性を決定したが、今後も市民が参加しやす
い外部評価方法を検討していく。
4.非常勤職員の有期雇用を見直すこと。時給を正規職員並みにアップするとともに、有給休
暇、忌引き、交通費なども正規職員並みにすること。
1
保育所の保育士等の賃金を、平成 20 年度に 1,010 円から 1,070 円に引き上げ、さらに平成 21
年度からは、1,200 円に引き上げている。また、非常勤職員等の交通費については、本年度4月
から、正規職員に準じて実費を支給している。
また昨年 12 月から、忌引の日数については、従来の一律1日から親等に応じて最大7日まで
に拡大するとともに、病気休暇の制度化(最大 10 日)を図っている。(総務局 総務部)
■ 障がいをもつ人
1.市役所・教育委員会および外郭団体・指定管理者の障がい者雇用を法定以上に拡大し、専
門のジョブコーチを置くこと。特に知的障がい者・精神障がい者の雇用を推進すること。
指定管理者募集要項の雛型に「障害者雇用の確保」の項目を設け、障害者の雇用の促進等に
関する法律における事業者の義務を順守することはもとより、業務の実施に際して率先して障
害者雇用を促進する必要があると規定している。(総合政策局)
平成 22 年度は、5 人の身体障害者を新規採用し、本人の障害の程度・適正等を考慮して職員
配置を行った。
また、平成 17 年度から非常勤嘱託職員として知的障害者を 1 人雇用しており、平成 19 年度
からは 2 人雇用している。
平成 21 年度の市長部局における障害者雇用率は、2.40%(法定雇用率 2.1%)、教育委員会に
おける雇用率は、2.01%(同 2.0%)となっており、今後とも法の趣旨に則し対応したい。
なお、外郭団体での雇用については、各団体において、法の趣旨に則り、努力しているもの
と考えている。
(総務局 総務部)
■ 多文化共生社会の実現にむけて
1.外国人市民懇談会だけでなく、市の付属機関等に外国人市民の登用を進めること。
外国人市民(帰化含む)が市民意見聴取の機会に参加できるよう援助が必要な場合は対応す
る。また、国際化施策推進会議や次期国際化推進計画等において、委員会の目的に合った委員
候補者として外国人市民の方が上がった場合は、積極的に推薦する。
外国人市民懇談会
70 千円
・国際化推進基本計画策定有識者会議(7 名中 2 名)
・新基本計画市民ワークショップ(65 名中 1 名)
(総務局 市長公室)
2.外国人籍の市民が多く住む地区での、文化による違いからのトラブルを避けるための支援
を継続的に行うこと。
現在、外国人登録の際に外国語による生活ガイドブックやごみの出し方のパンフレット等を
配付。国際交流プラザでは外国人市民生活相談やボランティアによるワンツーマンの日本語学
習支援を行っており、語学のみでなく、日常に関する知識習得のための支援を行っている。
また、平成 21 年度から地域連携コーディネーターを配置し、外国人児童支援や防災対策な
どを通して 地域ぐるみで取り組む体制づくりの手助けを行っている。
地域連携コーディネーター事業
2,587千円
(総務局 市長公室)
■ 情報の公開・提供
1.審議会など市の付属機関等については、公募枠を拡大するとともに、女性の比率 50%を
目指すこと。
2
平成27年度までの基本計画「ちば男女共同参画基本計画・新ハーモニープラン」に基づき、
30%(国際値、平成12年6月に国が設定)をできるだけ早い時期の達成を目標にし、関係
課との事前協議など連携強化を図り、女性委員登用 促進のより一層の推進に努めていく。
(市民局)
「市民参加及び協働に関する条例」において、附属機関等の委員を選任するに当たっては、
設置目的、審議事項等に応じ、公募により選ばれた委員が含まれるよう努めることとしており、
平成 21 年 3 月に「千葉市附属機関等の委員の公募に関する要綱」を制定し、これに基づき公募
委員の選任について協議を行っている。
(総合政策局)
2.ホームページに要綱や基本計画などをわかりやすく掲載し、市民の声を反映させ、利用者
の視点に立った使いやすいホームページになるようにすること。また、市のホームページ
から、市内の指定管理者が管理する施設などの関連のある情報を入手できるよう、見やす
くリンクをはること。
平成22年度も引き続き、各課で掲載内容の充実を図るため、職員研修等を通じて利用しや
すい・わかりやすいホームページづくりに努めるとともに、リニューアルに着手する。
560千円
(総合政策局)
3.障がいのある人への情報提供に関しては、点字・音声・テープなどの対応が可能であること
を様々な場面で周知すること。
ホームページに掲載している情報は、読み上げサービスを提供している。
また、市政情報室における配架資料の一部に、点字や音声によるものを用意している。
(点字資料の例)
・ちば市政だより
・千葉市地域福祉計画(概要版)
・千葉市障害者計画(概要版)
・千葉市バリアフリー基本構想(概要版)
・身体障害者を対象とした千葉市職員採用選考受験案内 等
(音声の例)
・千葉市総合基本計画 等
(総務局 総務部)
■ 市職員の働き方
1.特定事業者行動計画「職員子育てプラン」を推進すること。男性職員の育児休暇の取得率
を高めること。
平成 17 年に策定した「職員の子育て支援計画」の計画期間(5年)が終了したことから、次
世代法に基づく行動計画策定指針の改正に対応し、
「ワークライフバランス」の推進という視点
に立って、本年3月に第2期計画を策定した。今回の計画でも、男性の育児休業取得率の数値
目標(平成26年度 10%)を設定するなど、男性職員の子育てへの協力を一層推進してい
く。
(総務局 総務部)
2.女性の管理職への登用をバックアップできる職場環境を整え、さらに増やすこと。民間に
も同様に働きかけること。
仕事と家庭の両立支援などを推進している事業者の登録制度の導入を行うとともに、出前講
座などを実施する。
791千円(男女共同参画週間関係費)
(市民局)
3
従来から男性職員と同様に、それぞれの能力・資質に応じて管理職への登用を図っている。
なお、
「千葉市新行政改革大綱(第 3 次改定版)」において、平成 22 年度までに管理監督職に占
める女性職員の比率を 20%と定め女性登用を進めた結果、平成 22 年 4 月時点では 20.7%となっ
ている。(総務局 総務部)
3.働く人のモデルとして職員の有給休暇消化率を高め、介護休暇・ボランティア休暇などの
取得を進めること。また、民間にも同様に働きかけること。
本年3月に策定した、第2期「職員の子育て支援計画」では、子どもの学校行事等、家族と
のふれあいのための年次有給休暇等の計画的な取得促進や、突発的な病気やけがの際にも休暇
を取得しやすい職場環境づくりを推進することとしている。なお、従前の計画で定めた年次有
給休暇の数値目標である年間 16 日を、平成 19、20 年度とも概ね達成している。また、本年7
月までの間に育児介護休業法の改正に伴い短期の介護休暇(対象家族1人のとき5日、2人以
上のとき 10 日)を制度化する。(総務局 総務部)
市のホームページやガイドブック等を通じて、休暇制度等の周知に努める。(経済農政局)
■ 市長
1.幅広い世代の市民、特に声を反映させにくい20∼30代の若い世代の市民との対話集会を
実施すること。
若い世代の方にも興味をもっていただき、ご意見をうかがえるよう、テーマの設定等工夫す
る。
(総合政策局)
■ その他
1.名誉市民制度及び市民表彰制度については廃止すること。
名誉市民制度は、本市の発展または公共の福祉の増進に多大の貢献をし、その功績が卓絶で
市民の尊敬の的と仰がれる者を讃えるものである。
また、市政功労者表彰を始めとする市民表彰制度は、永年の市政に対する功労、善行などに
報い、受賞者の今後の活動の励みにしていただくとともに、他の方たちへの活動が広がる等、
市政のさらなる発展に繋げる制度である。
今後も社会情勢などを鑑み、必要な見直しを行い引き続き実施して参りたい。
(総務局 市長公室)
■ 行政改革
1.公益通報制度や、不当要求行為防止マニュアルがきちんと職員の中で機能するように、職
員研修の中で徹底すること。
公益通報者保護制度については、制度内容等を記載した「公務員倫理」の手引書を作成し、
これをもとに全所属長を対象とした公務員倫理研修を行うとともに、CHAINSにも掲載し、
職員への周知を図っている。
不当要求行為等対策については、平成19年度から課長研修において、本市の「不当要求行
為等対応マニュアル」の説明や行政対象暴力への対応についての科目を設け、周知を図ってい
る。
(総務局 総務部)
2.市民からの市政に対する苦情申し立てを、中立的な立場で客観的に調査する機関を設置す
ること。
4
行政運営上の法令違反行為等に関する市民等からの通報については、政策法務課コンプライ
アンス推進室で公益通報に準じて取り扱っており、新たな機関を設置する予定はない。
(総務局 総務部)
企 画 調 整 局
重 点 要 望
1.公募の市民委員や、無作為抽出の市民委員も参加する中で行われる基本計画(新総合ビジ
ョン)の新規策定にあたっては、市民委員へ充分な情報提供と学習の機会を確保し、丁寧
に行うこと。また議会との意見交換の場も設けること。
(1)市民ワークショップの開催にあたっては、基礎資料集の提供、事前の資料送付や毎回のオ
リエンテーションの実施及びコーディネーターの配置など、丁寧かつ円滑な運営に努めた
(2)議会に対しては、計画素案作成前や計画案決定前に意見照会を行う。(総合政策局)
2.個別の事業計画については、所管部局との実質的な調整機能を果たすこと。
市政の特定課題に対応するために策定する個別計画の所管部局とは、総合計画所管局として
必要に応じて調整・連携を図る。
(総合政策局)
財
政
局
重 点 要 望
1.新たな財政健全化プランの作成にあたっては、財政非常事態宣言を同時に出し、市民とと
もに財政再建にあたる意思を明確にし、市民の意見を求めること。
平成 21 年 10 月に「脱・財政危機」宣言を発出し、財政危機の克服に向けた取組みを強化す
るにあたり、市民に理解と協力を求めた。また、財政健全化プランについては、市民意見を反
映し、当初予算との整合を図った後、平成 22 年 3 月に策定・公表した。(財政局 財政部)
2.予算編成過程の公開をさらに進めるに当たっては、市民意見が提出できる場を設け、予算
編成への市民意見の反映を可能にすること。
予算編成の透明性を高める視点で、予算要求内容に加え、新たに編成過程の各段階における
調整・査定の考え方を公開した。今後も、より一層わかりやすい編成過程の公開となるよう工
夫する。また、市民生活に影響の大きい見直しについては、関係団体等からの意見聴取などを
踏まえ検討していく。(財政局 財政部)
■ 行政改革・財政改革
1.残された土地開発公社の保有地を再取得する際には、広く市民意見を求める機会をもつこ
と。その上で第三セクター債の活用も視野にいれた再取得も検討すること。
5
平成 18 年に土地開発公社の経営の健全化に関する計画を策定し、市ホームページや市政情報
室にて公表して周知に努めている。平成 22 年度においても計画に基づく再取得を進めている。
また、平成 23 年度以降の再取得計画については、第三セクター等改革推進債の活用を視野に検
討していく。(財政局 財政部)
2.弁天地区の土地利用に関しては、公募の市民委員が参加する選定委員会を設けたプロポー
ザルによる売却を検討すること。
弁天地区複合施設整備の基本計画策定過程において、広く市民の意見を求め「当初案・見直
し案・売却案」などの比較検証を行い、事業の推進について判断する。(総合政策局)
3.「補助金のあり方に関するガイドライン」の策定に当たっては、各種団体への補助金の既
得権化を排し、市民自治を進める観点から公募制の導入を進めること。
社会経済情勢の変化等に応じて、補助金のうち存続する意義の薄れたものや、補助効果が乏
しくなったものについて、整理合理化を図った。
平成 22 年度
補助金の廃止
8 件 25 百万円
補助金の見直し 47 件 377 百万円
平成 22 年度以降も、新たに策定した「行政改革推進プラン」に基づき、補助金の見直しの基
本的な指針となるガイドラインを策定し、補助金の公益性や補助効果等の検証を行い、第三者
評価も取り入れながら、廃止、縮小、存続等見直しの方向性を検討していく。(財政局 財政部)
4.納税については適切な督促、差し押さえを行うとともに、延滞金の徴収にも努め収納率の
向上を図ること。そのためのマンパワーを適切に配置すること。
以下の取組みにより、市税収入の安定的な確保と滞納額の縮減を図り、徴収率の向上に努める。
(1) 東西 2 か所の市税事務所に事務を集約し、納税課(初動班、整理班)、機動課(機動班)
の 2 課 3 班体制により、滞納の各段階に応じた効率的な滞納 整理の推進
(2) 新規滞納者対策として催告コールセンターを設置
(3) 累積滞納者に対する進行管理の徹底と計画的な滞納整理の推進
(4) 財産調査の徹底による、給与、売掛金、株式等、更なる差押えの強化
(5) インターネット公売による効率的・効果的な換価の実施
催告コールセンター委託経費(新規)
インターネット公売関係経費
21,699 千円
9,765 千円
(財政局
財政部)
5.納税貯蓄組合はその役割は終えており、廃止すること。
各納税貯蓄組合に対する納付事務補助金は、納税環境の変化を鑑み、平成 20 年度をもって廃止
したところである。
また、納税貯蓄組合連合会については、市の税務広報を補助する組織として、その存在効果は
認められるところではあるが、支援のあり方を見直し、当連合会に対する補助金は、22 年度をも
って(H23)廃止とする。
千葉市納税貯蓄組合連合会補助金
1,000 千円
(財政局 財政部)
6.新公会計制度については市民にわかりやすく説明し、今後の千葉市の財政のあり方につい
て市民とともに考える多様な機会をもつこと。
平成 20 年度決算に基づく財務書類を、平成 22 年 3 月に公表した。引き続き、市民にわかりやす
い公表方法について検討していく。
また、市の財政について市民の理解を得られるよう「市政出前講座」などを通じて説明していく
機会を引き続き設けていく。
(財政局 財政部)
6
7.住民税の1%を市民活動の支援に使えるような条例を検討すること。
費用対効果や非納税者が参加できないなど様々な課題があることから、他都市の今後の動向を注
視したい。(総合政策局)
■ 契約
1.入札については一般競争入札を原則とすること。
建設工事(予定価格 250 万円超)、 測量・建設コンサルタント等(予定価格 100 万円超)の入
札については原則として、制限付一般競争入札によることとしている。(財政局 財政部)
2.随意契約については契約先や、契約内容、随意契約の理由などをHPを含め広く公表する
こと。
随意契約案件については、契約課執行分の契約先、契約内容、随意契約理由などを閲覧方式によ
り公表している。
(財政局 財政部)
3.総合評価落札方式の評価項目には、福祉への配慮として障がい者の雇用、男女共同参画へ
の配慮、環境への配慮、公正労働条件など公共的評価を加え、政策的な入札を増やしてい
くこと。
総合評価落札方式は、平成22年度から設計金額2千万円以上の建設工事を対象に本格実施する
こととした。なお、障害者の雇用、男女共同参画及び公正労働条件などは、企業の社会性や信頼性
を評価する一つの要素と思われるが、これらが工事品質へ関与する影響度を研究するとともに、国
や他都市の導入状況を調査していきたい。(建設局 土木部)
4.希望型指名競争入札の拡大にあたっては、委託費の柱が人件費であり価格競争が原則とな
っていることから、無理な低価格落札になっていないか、落札事業者の労働者待遇の実態
調査も併せて行うこと。また競争を導入すべき入札に関しては、出来る限り政策的入札を
導入するよう検討すること。
業務委託の契約にあたっては、契約価格が適正となるよう指導するとともに、従事する職員の賃
金や労働条件についても最低賃金法などの労働関係法令を遵守するよう指導している。
(財政局 財政部)
5.人権、福祉、環境、公正労働といった社会的価値を実現するための、自治体の契約制度に
関する条例の策定を検討し、学識経験者など専門家と公募市民で構成する恒常的な第三者
委員会を設置すること。
公契約条例については、労働条件等に関し法律の定めがあることや、官民での発注業務におけ
る賃金格差が地域経済に及ぼす影響など、種々の問題もあることから、慎重な対応が必要である
と考えられるため、当面は野田市の条例の実施状況や国の動向を見極めたい。(財政局 財政部)
6.入札失格となる都市計画法違反については、事業者への周知を徹底し、調査をしっかりす
ること。悪質なものについてはペナルティの強化を検討すること。
都市計画法などの法令違反については入札参加業者登録の際に確認するとともに、入札の際に
誓約書の提出を求めている。この誓約書に違反した場合は、指名停止措置を行うこととしている。
(財政局 財政部)
7.国に対して公契約に関する法整備を求めること。
7
参議院において、「公共事業における公正な賃金・労働条件の確保等に関する請願」が採択さ
れたことから、当面は、法整備に向けての国の動向を見極めたい。(財政局 財政部)
市
民
局
重 点 要 望
1.市政の各分野における基本的な計画はすべて、素案策定段階から市民が参加し、情報を公
開しながら策定すること。
「市民参加及び協働に関する条例」において、施策の計画、決定、執行及び評価の一連の過程に
おいて適切かつ効果的な市民参加手続を実施することとしている。(総合政策局)
2.災害時の被害を避難所ごとに想定し、災害弱者を含め住民と行政や、住民同士の連携のあ
り方などを盛り込んだ避難所単位の防災計画を、市民案を公募し作成すること。
木造住宅の耐震診断の実施などとともに、避難所や避難方法の話合いなど、市民が身近に取り
組むことができる地震対策を促すため、今後も引き続き、地震ハザードマップを広く住民に周知
し、市民自らの防災対策を促進する。
また、住民を中心とした避難所の開設・運営について、他の自治体の状況を参考にしながら、
今後検討していく。
(市民局)
3.NPOや市民団体などの提案事業に対応できるよう予算枠を確保すること。
他都市の状況を踏まえ、今後検討していく。(総合政策局)
4.市民参加をいっそう広げるために、市民参加条例の見直しの中で常設の住民投票の制度や
市民提案制度の導入をすること。
常設の住民投票制度の導入については、種々の論点があるため、慎重な検討が必要であると考
えている。
市民提案制度の導入については、他都市の状況を踏まえ、今後検討していく。(総合政策局)
5.戦争の悲惨さと平和の大切さを次の世代に積極的に伝えていくために、千葉空襲をはじめ
とする戦争体験の語り部を養成し、活躍の場を創造すること。また手記・絵画の提供・収
集を全市的に働きかけ、遺品やテープ・CD・手記・絵画等の保存を充実させること。
戦争体験の語り伝えや資料の収集、保存に取り組んできたところである。
平和啓発事業の実施にあたっては、戦災体験の語りや紙芝居を行うボランティアの協力を得て
いる。
戦災資料の提供について、市政だよりや市ホームページにより市民に募集している。
(市民局)
■ 消費生活問題への取り組み
1.振り込め詐欺などの新たな問題、多重債務問題などについての啓発を積極的に行い、問題
解決のための適切な支援を行なうこと。
出前講座をはじめ、市政だよりやホームページ等を活用した啓発活動を積極的に実施するとと
もに、「千葉市多重債務者支援庁内連絡会議」を通じ、多重債務 問題を抱える市民の把握に努
め、消費生活センターにおいて債務整理などの支援に努める。
(市民局)
2.消費者モニターなどを積極的に活用し、消費者教育を充実させること。市民からの相談に
充分対応できる体制を取ること。
8
消費者教育の一環として、人材育成に資する体系的な啓発事業のあり方を検討するとともに、
学校教育の場における消費者教育について、教育委員会と連携した「消費者教育推進ワーキング
グループ」を活用しながら取り組みを進める。
また、消費生活相談については、消費者問題への対応を強化するため、平成21年度から開始
した第2・4土曜日の電話相談に加え、22年度は相談受付時 間を30分延長し、午前9時か
ら午後4時30分(土曜日は電話相談のみ)まで とし、消費生活相談窓口の拡充を図る。
(市民局)
■ 防災
1.放射線医学総合研究所や病院などでの放射性物質の保管への安全対策を徹底し、小さな事
故でも住民に対して情報公開をするよう求めること。
平成13年1月、放射線医学総合研究所と千葉県・千葉市において、異常事態発生時の通報連
絡等に関する協定を締結するとともに、県により設置された放射性物質対策推進連絡協議会等を
通じて防災体制の充実に努めている。
事故等が発生した場合は、市としても速やかに情報を収集し、緊急性・危険性に応じて市民へ
の情報提供等の対応を検討・実施するが、基本的には事業者の責 任において情報提供を行うも
のと考えている。
(市民局)
総合防災課と連携を図り、対応する。(消防局)
2.災害に備えて公共施設に井戸を設置し、緊急時に使用できるようにすること。また、設置
は各中学校区に2ヶ所以上とすること。
現在、市内56の小学校(中学校区を単位に1か所)に「非常用井戸」を整備し、地区防災拠
点である区役所や消防署など市内14か所に「耐震性井戸付貯水槽」を設置し、合計70か所の
非常用井戸を整備・管理している。
さらに、
「ろ過浄水装置」を小・中学校等24か所に配備するとともに、市民 等が所有する井
戸を活用した「防災井戸指定事業」を引き続き推進している。
防災対策施設管理運営費(非常用井戸管理) 16,301千円
(市民局)
■ 図書室整備
1.コミュニティセンター図書室・女性センター情報資料室など、公共施設にある図書室は、
図書館ネットワークに入れること。
コミュニティセンター図書室は、市図書館の位置づけではないため、図書館ネットワークに組
み込むことは難しいが、図書等の貸出しや返却手続き等の利便性の向上に向けて検討する。
女性センターの情報資料センターは、市図書館の位置づけではないため、図書館ネットワーク
に組み込むことは難しいが、図書等の貸出しや返却手続き等の利便性の向上に向けて検討する。
(図書・ビデオ購入関係費)1,326千円
(市民局)
2.書籍の充実を図るとともに、女性センターやコミュニティセンターなどの蔵書を、どの図
書館からも借りられるようにすること。
同
上
(市民局)
■ 市民活動・NPO事業
1.千葉市民活動センターとボランティアズカフェを公の施設として位置づけること。
9
弁天地区複合施設整備事業の見直しの中で検討する。(総合政策局)
2.ボランティア休暇の受け入れ先として、福祉団体やNPO団体をつなぐ窓口としてボランテ
ィアズカフェを活用すること。
ボランティアズカフェでは、ボランティア情報を総合的に提供している。(総合政策局)
■ 男女共同参画
1.女性センターの運営は市民公募を含む運営協議会を設置し、市民意見が反映されるように
すること。女性フォーラムは市民が参画できるようにすること。または男女共同参画社会
形成のために市民が取り組めるようなフォーラムを開催すること。
市民公募による利用者懇談会の開催や、市民企画講座の実施、市民参加による センターまつ
りなど、市民参加による各種の事業を行っており、より一層の市民意見の反映に努める。
女性フォーラムについては、男女共同参画社会の形成をめざす団体支援と連携 強化を目的と
しているため、団体・グループによる運営として実施する。(市民局)
2.DV被害者の増加に対応し、配偶者暴力相談支援センター設立に当たっては相談機能だけ
ではなく、一時保護機能を設けること。DV防止基本計画の骨子案を策定する際には、市
民の意見、当事者の声などが十分に反映されたものにすること。
千葉県女性サポートセンターと連携しDV被害者に対応しているが、当面は、この一時保護施
設を活用したいと考えている。
DV防止基本計画策定の際には、市民の意見、DV被害者の声などは、十分に反映させていく
予定である。(こども未来局 こども未来部)
3.DV被害者へ緊急時対応、また外国人の通訳や同行などをしている民間のDV被害者支援団
体やNPOへの補助金などの支援を行うこと。
DV被害者支援団体やNPOへの補助金などの支援については、今後の課題と受け止めてい
る。(こども未来局 こども未来部)
4.人身売買をふくめ、DV被害を受けている外国籍女性(在留資格を問わず)の調査を県と
ともに実施し、その実態を把握し、改善につとめること。
DV被害者は、国籍にかかわらず、法に基づき適切に対応することとしており、外国人向け人
権啓発資料を活用する。外国籍女性のDV被害実態調査については、今後の研究課題と受け止め
ている。(こども未来局 こども未来部)
5.DVや児童虐待の防止のための関連機関の協議会は、助産師、保健師などの専門家だけで
はなく民間とのネットワークを活用すること。
平成21年度に既存の児童虐待防止ネットワークである「千葉市児童虐待及びDV防止連絡協
議会」から移行した「千葉市要保護児童対策及びDV防止地域協議会」を設置し、児童福祉関係
のほか、教育関係、警察・司法関係、人権擁護関係、NPOなど幅広いメンバーで構成している。
また、関係する他のネットワークとの連携・協力に努めていく。
(こども未来局 こども未来部)
6.DVや児童虐待防止のために、人権に考慮しながら、通報制度を一般市民に分かりやすく
周知すること。
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DV防止については、市のホームページ、DV防止啓発冊子や情報誌などにより情報提供に努
めている。児童虐待防止については、市政だよりに年4回掲載するほか、市のホームページ、電
子掲示板、子育てハンドブック、リーフレットなどにより情報提供に努めている。
(こども未来局 こども未来部)
7.DV被害者に対して市営住宅などを優先的、積極的に入居できるようにすること。その後
の自立支援を行うこと。
(市営住宅の入居については、都市局で対応)
DV被害者の自立支援は、保健福祉センターや民間団体が行っているが、その取組みは重要で
あると認識している。
今後は、DV被害者の自立支援をさらに充実させるためにDV防止基本計画の策定と「次世代
育成支援行動計画・後期計画」の計画事業である配偶者暴力相談支援センターの設置について、
検討していく。
(こども未来局 こども未来部)
■ いのち・家庭・人生を大切にする働き方
1.多様で公正な働き方ができることをめざし、蘇我勤労市民プラザや幕張勤労市民プラザの
相談窓口の機能を高め、積極的に市民に周知すること。
蘇我勤労市民プラザに労働相談窓口を集約し、相談電話を一本化して、市民にわかりやすく整
理する。また、電子メールによる相談を導入する。
5,357千円
(経済農政局)
2.労働条件・雇用条件の差別や間接差別をなくすため調査・広報を進め、民間企業に積極的
に働きかけること。
新ハーモニープランに基づき、男女平等や労働条件・雇用条件の差別解消に努める。
(市民局)
市のホームページやガイドブック等で制度の周知に努めているほか、労働相談で各種相談に応
じている。また、市で実施した労働概要調査結果の概要を、市のホームページに掲載して周知し
ている。さらに、中小企業勤労者等支援相談員を配置し、勤労者や事業主等への相談、情報提供
を行う。
(経済農政局)
■ 平和・人権施策
1.人権問題を担当する課を設置し、あらゆる人権問題に関する相談を受け付ける窓口を設け、
人権オンブズパーソン制度を創設し全庁的な取り組みをすること。
人権に関する施策の総合的な連絡及び調整を行っている。(市民局)
2.有事を自然災害と明確に区別し、有事を想定しての国民保護計画の住民を巻き込んでの訓
練は実施しないこと。また公務員や関係機関の職員についても強制参加とならないように
すること。
有事の際に、市民の生命、身体及び財産を保護し、被害を最小限にとどめるためには、避難や
救援などの訓練は必要であり、今後も国・県・市共同による国民保護訓練があれば参加について
検討したい。 (市民局)
■ 住民基本台帳ネットワークシステム
1.住民基本台帳ネットワークシステムには、いまだ安全性や費用対効果など問題点もあるこ
とから、住基カードの独自利用はしないこと。
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住基カードの独自利用は、住基カードの普及に係る国の施策なども踏まえた今後の課題として
全庁的に研究する。(市民局)
保 健 福 祉 局
重 点 要 望
1.障がい者、高齢者の地域生活への移行が進むような体制作りをし、関係団体への支援をお
こなうこと。
障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス、自立支援医療等の自立支援給付や地域生活支援
事業の各事業を実施する一方、福祉手当、医療費助成等の市単独助成事業を併せて実施し障害の
ある方の地域生活を支援する体制を整えるとともに、関係団体の実施する事業を支援し障害者の
地域生活の充実を図る。
また、高齢者が要介護状態になった場合にも可能な限り住みなれた地域において安心して暮ら
し続けられるよう、地域支援事業を実施するとともに、介護保険事業計画に基づき地域密着型サ
ービスの基盤整備を推進していく。(保健福祉局)
2.保育所の待機児童をなくすとともに、民営化については、市民や現場職員などの意見を十
分に聞き、理解を得るまでは安易に行わないこと。
平成22年2月に策定した「待機児童解消に向けたアクションプラン 2010」に基づき、従来
型認可保育所の新設に加え、既存施設の活用(定員変更や分園の促進、既存幼稚園の活用、保育
ルームの拡充)などによる待機児童の解消のための受入拡大を図る。
「公立保育所のあり方(案)」は、策定から時間が経過しており、国において保育制度の見直
しの検討が行われていること等を考慮し、抜本的な見直しを図る予定である。
(こども未来局 こども未来部)
3.子どもルームの待機児童をなくすとともに、運営全般にわたってのガイドラインを作るう
えでは、保護者、指導員、学識経験者などの外部委員も加え検討し、千葉県のものを上回
るものとすること。
既存施設では対応できず、特に必要がある場合には、学校近隣の空き店舗を借り上げるなど、
「第2ルーム」を設置し、待機児童の解消に努める。
また、平成21年度末に「子どもルームの整備・運営に関する方針」を策定した。策定にあた
っては、社会福祉審議会児童福祉専門分科会において、外部委員を加えて審議した。
(こども未来局 こども未来部)
4.県の中核地域生活支援センターのような DV や虐待、障がいなど分野横断的に対応できる
24 時間 365 日体制の施設を整備すること。
児童相談所では24時間365日体制で、児童虐待の相談、通告に対応している。
(こども未来局 こども未来部)
5.公的病院の責任をはたすため、両市立病院においては、特に問題となっている産婦人科や
小児科の医師確保をはじめとした医療体制の充実を図ること。
両市立病院は、地域の中核的な病院として、小児科の二次救急病院、産婦人科の救急病院とし
ての役割を果たしており、また、海浜病院では、小児科の夜間救急初期診療を行っている。
(保健福祉局)
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■ 医療
1.救急初期診療事業における地域間格差をなくすため、医師会などにも働きかけ、青葉病院
での開設を検討すること。また、救急初期診療事業は 24 時間体制とすること。
医師会及び関係団体の協力を得て、休日は休日救急診療所、夜間は夜救診を行っているが、医
師確保問題等大変厳しい状況であり、新たな救急初期診療施設の設置は難しい。
今後の救急医療需要を見据えながら中長期的な課題として検討する。(保健福祉局)
2.両市立病院においては、市内産婦人科医院や助産所との連携をさらに図ること。院内保育
所の充実など働きやすい環境整備をすること。
海浜病院に「地域周産期母子医療センター」を開設し、青葉病院や千葉大学病院、診療所など
との役割分担や連携により周産期医療体制の充実を図る。
院内保育所の充実については、夜間利用の意向を調査し、費用対効果を踏まえ、運営方法(開
設日数、開設時間等)の検討を行い、環境整備に努める。(保健福祉局)
3.低所得者や生活困窮者が公立病院での医療を受けられるよう、また中断を余儀なくされな
いようにさらに努めること。
福祉制度の利用やその手続きに関する相談、医療費の支払に関する相談等については、両市立
病院ではメディカルソーシャルワーカー等により対応を行っている。(保健福祉局)
4.緩和医療、終末期医療の適切な情報を市内の病院に提供できるような体制をつくること。
地域にある在宅療養支援診療所との連携を図ること。
現在、市内2病院で48床の緩和ケア病棟が整備されており、また、青葉病院においても緩和
ケア病床を有している。また、平成22年5月現在、24時間体制で往診や訪問看護等を提供で
きる在宅療養支援診療所は38か所となっている。
なお、千葉県では、かかりつけ医と専門医等が患者の治療経過を共有できるよう地域医療連携
パスの活用を図っている。
■ 人とペットの共生
1.動物保護指導センターについては、新たな愛護専門施設を建設するのではなく既存のセン
ターを活用し、ボランティア団体や市民を交え「愛護」を中心としたセンターのあり方を
模索すること。また、センターの見学会など開き「命の尊さ」を実感できる事業を教育委
員会と連携し積極的に進めること。
動物保護指導センターでの愛護事業の推進について検討したいと考えている。
また、「親子で参加する犬ねこ教室」などを開催し、命の尊さなど動物愛護思想の普及啓発を
図る。教育委員会との連携については、今後検討したいと考えている。(保健福祉局)
2.飼い主のいない地域猫を対象とした不妊手術費用助成モデル事業を進めるために、地域住
民・地元ボランティア・行政と充分な話し合いをもち、地域住民の理解と協力を得ること。
犬猫の不妊手術費用助成事業の中で、平成 22 年度も飼い主のいない猫を対象とした不妊手術
費用助成事業を行う。
地域住民の理解が得られるよう、活動をしている方に対して、必要な助言等を行う。
犬猫の不妊手術助成事業予算額
5,300千円
(うち飼い主のいない猫の不妊手術助成費 200千円)
(保健福祉局)
3.保護された動物の殺処分をできるだけ減少させ、譲渡数をさらに増やすため、ホームペー
ジや市政だよりで広報すること。
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ホームページに収容動物や譲渡可能な動物の写真を掲載し、殺処分数の減少に努めている。
また、譲渡事業については、個人への譲渡に加え、ボランティア団体等への譲渡についてもホ
ームページなどを通じて周知している。(保健福祉局)
■ 子育て子育ち支援
1.子ども交流館については、市の子育て・子育ちの理念が実現できるよう指定管理者に対す
る関与のしくみを作ること。
子ども交流館の基本設計の策定にあたっては、小学生から高校生までの子どもたちが参加した
ワークショップやインターネットによるアンケート調査を実施し、意見やアイディアの取り込み
を行った。子どもたちが参画する子ども運営委員会を 20 年 2 月に設置し、現在、運営委員会を
定期的に開催している。今後も、子育ちのため指定管理者と施設利用のさらなるルールづくりや
自主事業企画の検討などを行っていく。
(こども未来局 こども未来部)
2.子ども交流館を拠点施設として位置づけ、各区にも子ども交流館的な居場所づくりを、既
存の公共施設などを利用して進めること。
「子ども交流館」を中心に、既存施設との連携強化及び既存施設の体系化を図るとともに、今
後は、「子どもに信頼される大人と子どもの居場所のあり方」に関する調査・研究を実施する予
定である。
平成 22 年度予算
845 千円
(こども未来局 こども未来部)
3.子ども交流館にソーシャルワーカー、プレーリーダー、ファシリテーター、ケースワーカ
ーを登用し、地域の子育てサークル、子育て支援などを行なっているNPOや市民グルー
プの活動を支援すること。また講習会などを行ない、NPOや市民グループのスキルアッ
プを支援すること。
「子どもの居場所のあり方」を念頭に置き、「信頼できる大人」に求められるスキル(職能)
と、それらを備えた人材の育成・登用手法等について、「子どもに信頼される大人と子どもの居
場所のあり方」に関する調査・研究の中で行う予定である。
平成 22 年度予算
845 千円
(こども未来局 こども未来部)
4.子どもが社会に参画するための実践の場として、「子どものまち事業」を育てること。
昨年、「子ども交流館」において、「子どものまち」を開催した。「こどものまち」の開催まで
に、
「こども会議」やワークショップを重ね、
「こどものまち」を子どもの参画の場の創出と子ど
もたちの育成の場と位置づけている。なお、実施にあたっては、子育て支援団体、個人事業主、
民間企業等で構成される実行委員会方式を取り入れ、将来的に、地域に根差した事業となるよう
働きかけていく。 平成 22 年度予算 450 千円
(こども未来局 こども未来部)
5.父親の子育て支援をすすめるため当事者の要望を調査して、対応を検討すること。
子育て支援館等において、父親を対象とした各種教室や父と子が参加するイベント等を定期的
に開催し、育児参加の推進を図っている。今後、内容の充実に努める。
また、事業主等に対して、父親の育児休業取得促進や子育て期間中の勤務時間短縮などについ
ての普及・啓発を行う。
(こども未来局 こども未来部)
■ 保育所の充実
1.緊急3か年計画における小規模保育所整備事業は、子どもの保育環境に十分に配慮して進
めること。
小規模保育所設置運営者の選考については、外部委員を入れて、「保育サービスの質」と「施
設の状況」の評価基準により選考し、子どもの保育環境に十分配慮する。
(こども未来局 こども未来部)
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2.一時保育や特定保育を全ての公立保育所で拡充し、受け入れ人数を拡大すること。
現在、19 か所で実施している。今後、「夢はぐくむ ちば こどもプラン」(千葉市次世代育成
支援行動計画(後期計画))の中で、拡充を図っていく。
なお、平成 22 年度は、一時預かり事業に係る民間保育園への補助基準額を改定する。
平成 22 年度予算 108,368 千円(一時・特定保育事業として)
うち民間保育園への補助金(補助基準額の改定)60,678 千円→80,251 千円
(こども未来局 こども未来部)
3.公立保育所が実施した自己評価の結果を公表し、今後も継続して行うこと。また、第三者
評価を受審した民間保育園については市としてすべて把握し、公表させること。さらに、
民間保育園が第三者評価審査を受けやすくするよう、助成をすること。
保育所(園)では、指導監査の実施後、必要に応じた改善を行うなど対応を図っている。
また、保育所保育指針の改定を踏まえ、市内保育所(園)においては、平成 23 年度から、国が
定める「保育所における自己評価ガイドライン」に基づき、自己評価を実施することとしており、
また、第三者評価を受審した民間保育園では評価結果を踏まえ対応しており、公民それぞれが保
育の質の向上に努めている。
民間保育園が第三者評価を受審しやすくするための助成については、国における保育制度改革
の動向等を踏まえ、検討する。
(こども未来局 こども未来部)
■ 児童養護
1.各区の福祉事務所に配置されている、子どもや家庭のサポートをする家庭児童相談員を周
知し、人員増と常勤化を図ること。
家庭相談員については、市のホームページ、ちば市民便利帳や子育てハンドブックに掲載し周
知を図っている。また、家庭児童相談体制の一層の充実を図るために体制強化の手法について検
討していきたい。
(こども未来局 こども未来部)
2.児童相談所の職員の人員を増やし、専門性を高めるための研修を充実させること。また、
補職辞令の職員については、研修を受講し児童福祉士の資格取得を促すこと。
平成 21 年度に、児童福祉司を1名増員した。
専門性の向上を図るため、所内研修の充実に努めるほか、厚生労働省および子どもの虹情報研
修センター主催の研修、県・市児童相談所職員研修等年間50件程度の研修に派遣を予定してい
る。
また、資格要件を満たさない者には、児童福祉司資格認定通信課程を受講させている。
(こども未来局 こども未来部)
3.要保護児童対応については、機能的に動けるよう各区に専門性をもった人員配置すること。
また、NPOなど地域で活動する市民と連携し、実効力のある運営にすること。要保護児
童対策協議会は出来たが、家庭相談員が事務局長を兼務している。家庭相談員は 2 区で 3
人、非常勤体勢なので、常勤にすること。
各区の人員配置については、健康課等の関係課との連携を含め、検討していきたい。地域協議
会については、NPOなども含んだ委員構成となっており、今後は、さらに連携を深めていきた
い。家庭児童相談体制の一層の充実を図るために体制強化の手法について検討していきたい。
(こども未来局 こども未来部)
4.児童養護施設についてはショートステイ、トワイライトステイなどが十分機能するよう市
独自の助成をすること。
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ショートステイは、児童養護施設(2か所)と母子生活支援施設(1か所)、乳児院(1か所)
で行っている。トワイライトステイは、児童養護施設(2か所)と母子生活支援施設(1か所)
で実施している。
(こども未来局 こども未来部)
■ 子どもルーム
1.指導員、補助指導員の給与などの待遇改善を図り、誇りを持って長期にわたり働くことが
できるようにすること。勤務年数に応じた給与体系とすること。
平成22年度より、交通費について実費相当額を支給することとしている。
(こども未来局 こども未来部)
2.幕張小学校の指定ルームを一般ルーム化すること。
幕張小学校については、本年度、一般ルーム化を予定している。
(こども未来局 こども未来部)
3.小学校 1 年生の待機や近隣ルームへの通所はやめ、優先的に入所できるよう入所基準を見
直すこと。
本年度、利用基準のあり方について検討を予定している。
(こども未来局 こども未来部)
4.子どもルームの運営全般に関して保護者、指導員、社会福祉協議会、市による4者の推進
協議会を設置すること。
従来から子どもルームの父母会と指導員が参加する「千葉市学童保育連絡協議会」との協議を
行っており、また、各ルームでは指導員と保護者の懇談会を定期的に実施している。
(こども未来局 こども未来部)
5.子どもルームの需要が多い地域では、県を含めた公的施設の空き施設などを活用すること。
空き教室を活用するほか、本年度は、小仲台保健センター跡施設の利用を予定している。
(こども未来局 こども未来部)
6.NPOや市民グループが行う放課後学童保育へ運営補助を行うこと。
他政令市の状況などを研究している。(こども未来局
こども未来部)
■ 医療費助成制度
1.心身障がい(児)者医療費助成制度は、現物給付化をすすめること。
現物給付については、市民の利便性の向上に繋がるものであり、事務手続きも簡素化されるこ
とから有効的な方法と考えている。なお、委託予定先の千葉県国民健康保険団体連合会からは県
内統一による実施を求められていることから、引き続き千葉県市長会を通じて、千葉県に要望し
ていく。(保健福祉局)
2.ひとり親家庭等の医療費助成制度は、現物給付化をすすめること。
現物給付化については、市民サービスの向上及び事務効率の観点から有効であると考えてい
る。
国保連合会では、現物給付を実現するには、県下統一での実施を前提としていることから、引
き続き市長会等を通じて県に要望していく。(こども未来局 こども未来部)
3.医療費の無料化を小学校6年生まで拡大すること。
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平成 18 年 8 月より、4 歳未満児までであったものを小学校就学前児に拡大し、所得制限を設
けず、自己負担 200 円で助成を行っている。
平成 22 年 10 月より、入院について中学校修了まで対象を拡大することとした。
平成 22 年度予算 1,580,927 千円
(こども未来局 こども未来部)
■ ひとり親家庭
1.ひとり親家庭が財政的に困難に陥らないために、財政面・情報面などで「ひとり親家庭支
援」をすすめること。
母子及び寡婦福祉法に基づくひとり親家庭の自立支援のための「ひとり親家庭等自立支援計
画」が、「次世代育成支援行動計画・後期計画」と一体のものとして策定され、平成22年度よ
りスタートした。
主な取り組みである「母子家庭就業・自立支援センター事業」の拡充を図る。
(こども未来局 こども未来部)
2.男性の 1 人親へ児童扶養手当を支給すること。
国での法案の審議状況を注視し、的確に対応していく。(こども未来局
こども未来部)
■ 障がいをもつ子ども
1.障がい児を育てる保護者へ、きめ細かで多様な療育の情報提供を実現すること。また、
「N
PO法人千葉ステップアップ教室」など言葉の発達やきこえについて療育を行なっている
民間団体の情報も把握し、利用者への情報提供や受講料の補助すること。また、各種の療
育サポートを行っている民間団体の運営を支援すること。
障害児の療育情報は、療育センターに設置している心身障害児総合通園センターにおいて情報
収集のうえ、相談時に提供しており、今後も情報提供の充実に努める。
なお、療育センター等の障害児施設において早期発見・早期療育のサービス提供を行ってお
り、民間団体等が実施している活動への財政支援は考えていない。
言語障害児の親の会が「こどものことばの相談会」を開催するのに要する費用の一部を補助す
るなど、心身障害者福祉団体が実施する各種福祉事業に要する経費について補助を行う。
(保健福祉局)
2.障がい児施設の利用料については法改正以前の負担額に据え置くこと。差額は子育て支援
策として市が独自に負担すること。
平成22年4月より、市民税非課税世帯の障害児について、障がい児施設利用にかかる利用者
負担額を無料にした。
7926千円
(保健福祉局)
3.保育所(園)・幼稚園に通う障がい児のサポートや保育士、幼稚園教員への指導・研修を
療育センター、養護教育センターなどが連携して行うこと。
保育所(園)、幼稚園に通う障害児のサポートについては、療育センターの療育相談所が保育
士・幼稚園教諭と情報交換を行うとともに、必要に応じて保育所(園)、幼稚園を訪問して連携
を図っているほか、養護教育センターと情報交換を行っており、今後とも関係機関との連携に努
める。(保健福祉局)
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(保育所(園)分)
専門家による講演会の開催及び研修への派遣・参加を行い、職員の資質向上を図っている。
療育施設等を利用する児童の保育については、保護者の同意を得て、職員が児童やその保護者
と一緒に療育施設に出向き指導を受けるとともに、療育施設の職員が保育所(園)を訪問し、意見
交換や保育へのアドバイス等を得るなどの連携を図っている。
また、新たに設置した障害児等保育審査指導委員会を活用し、必要な事案について専門家の意
見を聴取するなどし、日常の保育に反映することとしている。(こども未来局 こども未来部)
保育所や幼稚園に通う障害のある幼児の就学に関して、保護者の就学相談に応じている。就学
相談を受けたケースについて療育センターと連携している。また、療育センターの依頼を受けて、
就学についての講演会に養護教育センターの指導主事が参加し、特別支援学級の紹介をしたり就
学相談の流れについて説明をしたりしている。(教育委員会)
.4.児童デイサービスについては、各施設の運営が困難にならないよう支援すること。また、子
どもの長期休暇中のデイサービスについて充分に対応できるようにすること。
サービス事業者に対し説明会を実施しているほか、利用にあたっては個別に相談に応じてい
る。
市内事業所数:6か所
162,656千円
(保健福祉局)
■ 高齢者
1.独居の高齢者や高齢者世帯がますます増加しているので、地域の見守りや支援するネット
ワークを関係機関(民生委員・自治会・介護事業所・配食サービス事業者・あんしんケア
センター・警察・消防など)と協議し構築すること。
一人暮らし高齢者等見守り支援として、美浜区幸町団地をモデル地区に選定し平成22年10
月から平成24年3月までの3年間で、一人暮らし高齢者が安心して暮らしていくための仕組み
づくりを試行し、その効果を検証することで地域の実情に即した一人暮らし高齢者等の基盤支援
対策を検討する。また、住民や民生委員により構成されている社会福祉協議会地区部会で、高齢
者に昼食を提供する「ふれあい食事サービス」は、地域での見守りネットワーク活動として機能
していることから、引き続きこの事業を支援する。
地域福祉計画推進協議会において見守りネットワークの構築について協議されるよう働きか
けるようにする。
(保健福祉局)
2.認知症対策を医師会や関係機関・団体と連携して進め、予防、早期発見、治療に努めるこ
と。認知症サポート制度については、サポート医師・サポーターをさらに増やし、広く市
民に広報すること。認知症サポーター養成講座終了後、介護ボランティアなど希望する方
には研修や活動の場を提供すること。若年認知症の実態を把握し、対策を進めること。
高齢者が日常受診している診療所などの主治医(かかりつけ医)に対して適切な認知症診断力
の知識・技術などの習得を目的とする「かかりつけ医認知症対応力向上研修」を医師会の協力の
もと、10人の認知症サポート医により実施し、137人の医師が研修を修了したところであり、
引き続き研修を実施し認知症の早期発見、専門医への誘導などのプライマリケアに努める。
また、認知症サポーターの養成については、地域での養成のほか、職域でも認知症高齢者や
家族を支援できるように職場での養成を推進していく。
養成講座終了後の研修や活動の場については今後検討していく。また、若年認知症の実態把
握については、国の動向を踏まえ検討課題としたい。(保健福祉局)
3.独居の高齢者が増えているので、成年後見制度についての情報をわかりやすく知らせるこ
と。さらに市民後見人の育成や研修事業を行うため、成年後見支援センターを設置するこ
と。
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成年後見制度については、保健福祉センターやあんしんケアセンターなどで冊子やパンフレッ
トを活用し、制度の周知に努める。
また、平成22年4月にハーモニープラザ内に「千葉市成年後見支援センター」を設置し、成
年後見制度の総合的支援ができる機関として利用促進を図った。 (保健福祉局)
4.在宅介護を支える小規模多機能型居宅介護施設については、地域の求める必要数を満たす
よう努めること。また、さらに充実を図り地域に開かれた運営を求めること。
地域密着型サービスにおける小規模多機能型居宅介護は、本年4月1日現在7事業所整備され
ており、本年度中には新たに1事業所が開設する予定である。
平成 22 年度も、地域密着型特別養護老人ホーム等との併設により小規模多機能型居宅介護事
業所を整備するため、整備事業者の募集を行う予定である。
また、小規模多機能型居宅介護には、家族の代表や地域住民の代表者等を構成員とした「運営
推進会議」を設置し、必要な要望や助言等を聞く機会を設けることが義務付けされており、地域
に開かれた事業所運営がなされるよう引き続き指導していく。(保健福祉局)
5.老老介護や男性介護、働きながらの介護が増える中、介護者の実態を調査し、必要な支援
を行うこと。
平成22年度で次期高齢者保健福祉推進計画策定のための高齢者等実態調査を実施する。
5,200千円
(保健福祉局)
■ 介護保険
1.あんしんケアセンターについては、本来の役割(総合相談・地域のネットワークづくりな
ど)に専念できるよう人員体制を強化すること。また困難事例等の相談について支援する
体制を充実させるため、千葉市直営のセンターを設置すること。
あんしんケアセンターは、高齢者の相談窓口として、総合相談や介護保険の要支援者のケアプ
ランを作成するほか、困難事例への対応やケアマネ支援等も実施している。
高齢者人口や要支援者の増加を踏まえ、平成22年度は9か所のあんしんケアセンターに職員
を各1人増員し、包括3職種5人体制を6センター、4人体制を3センター、3人体制を3セン
ターとした。
(保健福祉局)
2.低所得者への介護サービス利用料の減免制度をつくること。
介護保険制度の枠組みの中には、低所得者の方の施設入所時に居住費・食費の上限を設定する
「特定入所者介護サービス費」の支給や、一か月間の負担上限額を超えた場合に支給する「高額
介護サービス費」など、負担軽減措置がいくつか講じられているため、これまで本市独自の減免
は行っていないが、今後、低所得者の方の状況把握を努めると共に、他都市の実施状況を見なが
ら、次期計画を策定する中で検討したい。(保健福祉局)
3.介護施設や有料老人ホームなど特定施設での介護利用については適正なサービスが行なわ
れているか把握し、また不正請求が起こらないための対策、体制の見直しを図ること。
事業者に対する実地指導及び監査を必要に応じて実施することにより、介護給付の適正化を図
る。(保健福祉局)
■ 障がいをもつ人
1.障がいをもつ人の雇用が推進されるよう、特例子会社の設立等を事業所へ働きかけ、雇用
の場の拡大と職場実地研修の充実を進めること。
19
「千葉障害者就業支援キャリアセンター」の運営に参画し、障害者を雇用する事業所の開拓や
特例子会社の設立支援を行うとともに、
「障害者職業能力開発プロモート事業」を国から受託し、
説明会やセミナーの開催、障害者の職業訓練先の開拓、特別支援学校・福祉施設・企業・ハロー
ワークなどの関係機関と協力して、障害者の訓練や就労を支援するための連携づくりを推進す
る。
17,911千円
(保健福祉局)
2.千葉県の「チャレンジドオフィスちば」の導入を検証し、市役所内の障がい者(知的・精
神)雇用を推進すること。
今後の検討課題としたい。(保健福祉局)
3.障がいをもつ人のための生活の場であるグループホーム、ケアホームや生活ホームの設立
時や運営に対する支援を充実させること。
グループホーム、ケアホーム及び生活ホームに対して、開設準備費及び世話人代替費補助金を
交付し、新規開設の促進と経営の安定を図る。
開設準備費補助金
9か所(開設初年度のみ 30 万円)
世話人代替費補助金
44か所(1日6千円×20 日限度)
6,756千円
また、利用者への支援として家賃の助成を実施する。8,340千円
(保健福祉局)
4.小規模通所授産施設など法定施設が自立支援法に基づくサービス体系に移行するにあたっ
ては十分な相談や財政支援に努めること。市独自のワークホーム制度については財政的な
支援を充実し、継続すること。
小規模通所授産施設やワークホームが障害者自立支援法に基づく新体系サービスへ移行する
に当たっては、十分な相談支援に努め、円滑な移行を図る。
また、ワークホームに対して、補助金を交付し、運営を支援する。
23 か所
103,155千円
(保健福祉局)
補助経費
1
指導員設置費
2
賃借料
単
価
2,275,000 円/年
108,000 円/月
敷金等(転居時)324,000 円、更新料
3
事業費
4
初年度整備費
108,000 円
15,000 円/月・人
100,000 円(開設初年度のみ)
5.作業所等福祉施設で作った土壌改良剤を市が買い上げて花一杯運動の花苗と共に配布する
など、作業所等福祉施設の商品の販売促進を応援すること。
作業所等福祉施設の授産製品の販路拡大の一環として、庁内向けに授産製品の購入促進を図っ
ていく。(保健福祉局)
6.障害者自立支援法に基づくサービス利用料については、現在の激変緩和策を継続するだけ
でなく、国に向けて制度の見直しを求めて行くこと。
平成22年4月より、市民税非課税世帯の障害者について、障害福祉サービス等にかかる利用
者負担額を無料にした。また、障害者自立支援法に代わる新たな制度ができるまでの間、現行制
度の円滑な実施を図るため、臨時特例交付金による特別対策事業(事業運営安定化など)を継続
して実施する。
235,179千円
(保健福祉局)
20
7.精神障害者医療費の 5%分は市が補助すること。
心身障害者(児)医療助成の対象者に、平成21年10月から新たに重度の精神障害者を加え
た。
89,328千円
(保健福祉局)
8.知的障がい、精神障がいについては、障がい程度区分認定が軽い場合が想定されるので、
保健福祉センターや福祉事務所の窓口では、本人や保護者の苦情・相談にきめ細かに対応
し、障がいを持つ人が不利益をこうむらないように配慮すること。
障害程度区分認定については、2次判定を行い、知的障害、精神障害については、半数以上の
方が上位区分に変更されており、適正な判定がなされていると認識している。なお、国において
は、新たな障害程度区分認定の見直しを行うことになっていることから、国の動向を注視してい
く。
また、認定区分に対し疑問等がある場合は、保健福祉センター等の窓口において、説明や情報
提供に努めている。(保健福祉局)
9.市町村独自事業である地域生活支援事業は、他市や利用者の実態をよく把握し、千葉市に
住んでいることが不利益にならないようさらに充実させること。
地域生活支援事業については、相談支援事業、地域活動支援センター等事業の充実を図る。
820,645千円
(保健福祉局)
10.NPO と協力し、多職種の専門家が地域で精神障がい者を支援することによって社会的入
院を防いだり、地域生活を支援する環境作り(Act-Chiba)を図ること。
精神障害者が安全で安心な地域生活を送るために、各区において相談支援事業を実施してお
り、様々な相談に対応するために、多職種の関係者からなる地域自立支援協議会及びその地域部
会を開催している。
今後、精神障害者の退院促進及び地域生活支援のあり方について検討する。(保健福祉局)
■ 保健福祉センター
1.保健と福祉のワンストップサービスを目指した保健福祉センターの機能が充分発揮されて
いるか検証し、保健福祉総合相談窓口の機能の充実を図るよう、今後整備される保健福祉
センターを含め検討すること。
各保健福祉センターの所長会議などで相談窓口の体制整備などについて協議してきたが、今後
も利用状況や利用者の声などを参考に、必要に応じ機能の充実を図る。(保健福祉局)
2.脳疾患の後遺症や、病院でのリハビリが打ち切られた後も必要とされるものなど、包括的
なリハビリが受けられるよう保健福祉センターで十分な情報提供をすること。
保健福祉センターで実施しているのは予防を目的とした機能訓練がある。
なお、病院でのリハビリ終了後に利用できるサービスとしては、介護保険で利用できる訪問リ
ハビリテーションや通所リハビリテーション、障害福祉サービスで利用できる自立訓練(機能訓
練)がある。
(保健福祉局)
■ ホームレス対策
1.「千葉市ホームレスの自立の支援等に関する指針」に基づいた事業を進めるとともに、よ
り具体的な居住の確保や就業の確保を目指し、精神的ケアを含めた自立支援計画を策定す
ること。
21
平成17年度より、巡回相談員2名による「ホームレス巡回相談事業」を実施し、健康状態や
日常生活の状況などを確認し助言しており、平成21年度までに、本事業を介し133人(H1
7年度7人、H18年度35人、H19年度25人、H20年度29人、H21年度37人)が、
路上生活から民間アパートなどに入居した。
また、本事業の実施結果を基に、ホームレス個々の健康状態、生活歴、職歴、扶養親族や今後
の希望などを記録した個人支援台帳を作成しており、この台帳を活用した支援の充実に努めてい
く。
・ホームレス巡回相談事業費
5,931千円
(保健福祉局)
2.住宅の確保にあたっては、公営住宅の福祉的利用を、都市局とも連携し進めること。
今後、都市局とも協議し、検討していく。(保健福祉局)
3.ホームレス支援の市民団体の育成と連携を目指すこと。
ホームレスの自立を支援するボランティア、民間団体、社会福祉協議会など、関係団体との情
報交換や意見交換の方策などを研究していく。
(保健福祉局)
4.ホームレスだった人や生活保護受給者が多く生活する無料低額宿泊所まがいの民間アパー
トや、未届けの有料老人ホームの実態を把握し、自立支援や処遇について不適切と認めら
れるときは、適切な対応を図ること。
社会福祉各法に法的位置付けのない施設・共同住宅については、有料老人ホームに該当する8
施設に対し、昨年4月に消防局及び都市局と合同で防火安全対策の状況について緊急点検を行
い、今年度も実施する予定である。今後も、引き続き、これらの施設の実態把握に努めていくと
ともに、これらの無届施設を含めた法的規制の強化を国に要望する。 (保健福祉局)
■ 地域福祉
1.各区の地域福祉計画推進協議会が、地域福祉計画を実行するための組織となるよう要綱を
見直し、実効性のある地域福祉計画を進めるため、市・区社会福祉協議会は一緒に協議し、
地域での支援もしていくこと。
区地域福祉計画の推進主体は、それぞれの地域の住民や地区部会等の団体である。
同計画推進協議会は、日頃から地域福祉活動を実践しているそれら住民等の情報交換、課題の
共有や連絡調整、広報を行う場としての役割を担っている。
また、区社会福祉協議会は、上記の地区部会を中心とした地域福祉活動を推進する役割を担っ
ているほか、区保健福祉センターとともに地域福祉計画推進協議会の事務局を務めており、今後
とも連携しながら地域福祉の向上を図る。
地域福祉計画推進事業
5,084千円
(保健福祉局)
2.推進のための拠点整備は小学校区を基本に空き教室・空き店舗・公民館などを利用し、市
民の意見を十分反映させること。
地域福祉の推進を目的として、小中台保健センターの跡施設を活用し、稲毛区を中心とするエ
リアを想定した地域福祉活動の拠点を平成23年4月の開所を目指し整備する。
また、公共施設の跡施設活用等による地域福祉活動拠点の整備について検討を進める。
地域福祉活動施設事業
17,200千円
(保健福祉局)
3.公民館やコミュニティセンターなど地域資源を活用し、これら施設の自主事業でも地域福
祉に関するテーマに取り組むなど、所管を超えた取り組みを進めること。
22
公民館や生涯学習センター等において様々な活動に携わるリーダー・ボランティア等を養成し
ており、今後も地域資源を活用した地域福祉の推進に努める。
(保健福祉局)
■ 社会福祉法人鳳雄会について
1.子どもの安定した環境を保つため、職員が頻繁に変わらないよう、職員の質の向上、経験
職員の配置について引きつづき指導をすること。
施設運営及び職員体制について改善が図られたため、平成20年度より暫定定員を解除した
が、更に体制の充実に努めるよう、理事長に対して引き続き指導していきたい。
(こども未来局 こども未来部)
2.児童養護施設としてだけではなく、児童家庭支援センターやトワイライトなど市の事業を
委託している施設として、ホームページなどを活用してもっと市民に情報の開示を進める
こと。
児童家庭支援センターやトワイライトステイなどについては、子育てハンドブック、市民便利
帳のほか、市政だよりやホームページなどで市民に周知をしている。
なお、法人からは、児童家庭支援センターのリーフレットを近隣の小中学校に配布するなど、
積極的に情報提供をしていく予定である。
(こども未来局 こども未来部)
■ 第三者評価について
1.福祉施設については、認可外も含め市独自の評価基準をつくり、毎年自己評価結果を公開
すること。
千葉県では、平成18年7月から、評価機関が第三者評価を実施できる体制が整えられている。
本市としては、今後、第三者評価の進捗状況を注視するとともに、千葉県の動向や各政令市の状
況を踏まえ、研究していきたいと考える。 (保健福祉局)
2.あんしんケアセンター、保育ルーム、有料老人施設などの第三者的評価について市独自に
検討すること。
あんしんケアセンターについては、各センターの適切な運営等を図るため、介護保険運営協議
会に被保険者代表、専門家、学識経験者などからなる「あんしんケアセンター等運営部会を設置
している。
有料老人ホームについては、千葉県が所管し、千葉県有料老人ホーム設置運営指導指針に基づ
き指導を行っている。指針では施設内に施設長、職員、入居者代表のほか、外部からの点検が働
くよう、第三者的立場にある学識経験者や民生委員などを加え、運営懇談会を設置し、入居者の
状況やサービス提供の状況等を定期的に報告し、説明するとともに、入居者の要望、意見を施設
運営に反映させるように努めることを求めている。
今後とも千葉県において、施設懇談会の機能が適切に働くよう指導することが重要と考えてい
る。(保健福祉局)
(保育ルーム分)
国の福祉サービス第三者評価事業に関する指針では、第三者評価の対象を社会福祉法に定める
社会福祉事業の経営者と定めており、認可外保育施設である千葉市保育ルームは対象外とされて
いる。国の「認可外保育施設指導監督基準」に沿った監査指導を強化するとともに、第三者評価
については、今後、他市の動向を注視したい。 (こども未来局 こども未来部)
■ 子どもの人権
1.次世代育成支援行動計画に欠けている「子どもの権利条例」に基づく千葉市独自の子ども
の権利条例を制定し、子ども人権オンブズパーソン制度の創設を検討すること。
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子どもの権利条例の制定については、条例を制定している都市の運用状況や他の自治体の動向
の把握につとめ、今後はこどもの参画を推進するため、
「こども参画条例(仮称)
」策定を視野に
入れた調査・研究に取り組む予定である。また、オンブズパーソン制度等の導入については、今
後の研究課題としたい。(こども未来局 こども未来部)
■ 自殺防止対策
1.自殺対策計画を実効性あるものとするよう、その啓発に努めること。ことに周囲の人が悩
みに気づくなど自殺の予防にかかわれるような講座を開催すること。また自殺対策を行っ
ている民間団体との連携をいっそう進めること。
平成20年度に策定した自殺対策計画に基づき、総合的な自殺対策に取り組んでいく。
また、千葉いのちの電話が実施するボランティア電話相談員の研修に要する経費の一部の補助
や民間団体が実施する自死遺族支援事業に要する経費の一部の補助等民間団体の取組を支援し
ていく。
地域自殺対策緊急強化事業費
6,095千円
自殺対策事業費
1,051千円(保健福祉局)
環
境
局
重 点 要 望
1.土砂の埋め立ておよび産廃処分場の建設にあたっては計画段階から市民に広く知らせ、協
議の場を持つことを制度化すること。
不法投棄の監視体制を強化するため、平成 18 年度課内に監視指導室を設置した。
引続き不法投棄の早期発見・早期対応に努めている。
また、残土埋立や産業廃棄物処分場の設置については、事前協議に基づき、事業者に対し、関
係地域住民に事業計画を説明するように指導するとともに、その結果について報告を求めてい
る。(環境局 環境管理部)
2.その他容器包装プラスチック類の分別回収の開始にあたっては、市民に混乱を与えないよ
う、早い時期から充分な周知に努めること。
ペットボトル以外のプラスチック製容器包装の分別収集については、平成22年度からの実施
を見送ることとしたが、引き続き実施時期等を検討する。
今後、分別収集を実施する際には十分な周知に努め、市民に混乱を生じることのないよう対応
したい。(環境局 環境管理部)
3.谷津田や里山、街山の保全については庁内連携を図り、人材育成、情報共有、市民活動支
援など一体的に行うこと。また、県里山条例も参考にし、市が地主とボランティアをつな
ぐコーディネーター機能をもって保全をすすめる仕組みづくりをおこなうこと。
谷津田の保全を担当する環境保全推進課、里山の保全を担当する農政センター農業振興課、街
山の保全を担当する緑政課で連絡調整会議を立ち上げ、緑の保全に係るホームページの作成、ボ
ランティアの人材育成・活用など、一体的な取組みについての検討を行っている。なお、環境保
全推進課としては、市民が身近な自然とふれあえる環境をつくるため、農家や市民の協力を得て、
引き続き谷津田の自然の保全を進める。また、保全協定を結んだ谷津田等において、ボランティ
ア等の要望により土地所有者との間に活動協定を締結し、谷津田等の保全・活用を進める。・谷
津田の保全推進(保全区域の拡大等)
2,779 千円
(環境局 環境保全部)
24
市街地近郊の里山保全や谷津田保全施策との整合と連携を図り、市街地における街山の保全を
進めていきたい。
また、市民団体等による街山保全を進めるための仕組みづくりについても検討していく。
(都市局公園緑地部)
■ 循環型まちづくり
1.産業廃棄物や残土の不法投棄のパトロールについては、庁内や民間警備会社との連携を密
にし、客観的に検討するための情報をデータベース化して共有すること。手遅れにならな
いよう問題のある案件については早急に対応すること。また、監視体制を強化すること。
さらに、500㎡以下の埋め立てであっても連担によって500㎡を超えるものについては
許可を必要とするなど条例の見直しを行うこと。
不法投棄の監視については、通常の監視に加え休日・夜間のパトロール、民間警備会社への監
視委託、千葉市廃棄物等不適正処理監視委員制度等を活用し、早期対応に努めている。また、ス
カイパトロールの実施や庁内関係課と情報の共有化を図るため連絡体制を強化し、迅速に対応し
ていく。また、土砂条例については、規制対象面積を 300 ㎡以上に引き下げるとともに、土地所
有者又は事業者が同一の隣接事業は面積を合算し、規制規模を適用するよう、改正に向けた手続
きを進めている。(環境局)
不法投棄監視業務委託
9,135 千円
(産業廃棄物の不法投棄監視を民間警備会社に委託する)
市民監視委員制度による監視
396 千円
警察官OBの配置(計4名)
16,272 千円
(環境局 環境管理部)
監視カメラ設置
1,400 千円
2.事業所や公共施設でのごみの分別資源化をいっそう徹底するよう指導すること。さらに収
集する業者にも徹底すること。
事業系一般廃棄物減量化・資源化推進事業
事業所ごみ通信「リサイクリーンちば」の作成他
新規事業者へのリーフレット発送等
事業所ごみ適正処理推進
3,105 千円
330 千円
28,500 千円
(環境局
環境管理部)
3.一般家庭の生ごみのリサイクルについては、地域の実情に合わせてさまざまな手法を検討
すること。
生ごみ分別収集モデル事業
26,509 円
モデル地区において、家庭から排出される生ごみの分別収集を実施する。
(環境局環境管理部)
4.市関連施設の生ごみ堆肥化をすすめ有効活用すること。小学校の生ごみ処理機については
環境教育の一環として有効活用し、取り組む学校を増やすこと。
公共用施設への屋外型生ごみ処理機の設置
1,528 千円
既設(小学校4校、福祉施設1か所)
事務事業評価外部評価の結果により、平成24年度までに事業廃止 (環境局
環境管理部)
5.市内業者と協定を結び、レジ袋の有料化をすすめること。
レジ袋削減懇談会の開催
(環境局
環境管理部)
6.剪定枝チップ機の利用を進めるため、台数の拡充やイベントでのPRを進めること。
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(1) 剪定枝チップ機の貸し出し
(2) 広報紙によるPR
既設(3環境事業所13台)
(環境局
環境管理部)
7.工場などの事業所による大気、水質、地下水などの汚染が発生した場合は、直ちに市民に
知らせること。そして、原因および結果と対策についての報告を求め、すみやかに市民に
公表すること。
大気、水質などの汚染が発生した場合、事業者は法・協定等に基づき、直ちに応急の措置をと
るとともに、市に状況報告することとされている。市は、その報告等により汚染範囲、原因を確
定し、速やかに対応していく。また、周辺環境への影響等が懸念される場合は、原因等が不明で
あっても直ちに対応し、周知等していく。(環境局 環境保全部)
8.JFE関連事業所については、運転状況の報告を求め、施設の老朽化対策や安全管理体制の
強化を徹底するよう指導すること。また、公害防止協定に定めた事前協議を経ずに施設の
改善・変更など行わないよう指導につとめること。
JFE関連事業所の施設に対しては、これまで汚水等の処理方法の改善命令、ダスト精錬炉の
構造等の改善命令等の行政措置を行い、現在は、施設改善等は、完了している。今後も法、条例
及び内容を強化した環境保全協定により、改善完了した施設が適切に機能しているか立入検査を
行うほか、運転状況の報告を求めるなどの対応を図る。
また、施設の老朽化等で施設の改善・変更等が生じた場合には、環境保全協定に基づく事前協
議により適切な指導を行う。
さらに、JFEスチールの各種汚染物質の排出防止対策及び環境管理体制が的確に機能するよ
う厳しく指導していく。(環境局 環境保全部)
9.すべての公共施設において節電などの省エネ対策を徹底すること。
市の事務事業に係る地球温暖化対策について、地球温暖化防止実行計画を策定し、取り組んで
おり、節電などの省エネ対策の徹底に努めている。(環境局 環境保全部)
■ 農薬散布について
1.人の健康に対するリスクと環境への負荷を軽減するうえで効果的な手法として国の「公
園・街路樹等病害虫・雑草管理暫定マニュアル」にも取り込まれているIPM(総合的病
害虫・雑草管理)の手法によることを原則とすること。
平成 21 年 9 月に「千葉市の施設における農薬・殺虫剤等の適性管理に係る指針」を策定した。
同指針は、国の通知やマニュアルを参考としており、IPM(総合的病害虫・雑草管理)手法に
ついて盛り込んだところである。(環境局 環境保全部)
2.千葉市でも新たに策定された「施設等における農薬・殺虫剤等薬剤の適正使用に係る指針」
を徹底させ、薬剤の散布は必要最小限に抑え、使用削減を目指すこと。
新たに策定した指針については、庁内情報システムにより全庁に周知するとともに平成 22 年
度の予算編成時に農薬・殺虫剤等薬剤散布に係る委託に対して当指針の内容を盛り込むことにつ
いても規定したところである。今後も確実な運用を目指して取り組むこととしている。
(環境局 環境保全部)
建
設
局
重 点 要 望
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1.道路整備プログラム策定の過程においては市民参加を図ること。
千葉市新基本計画・実施計画を策定していく中で検討していきたい。(建設局
道路部)
2.自転車が安全に走行できるような道路環境整備のために、走りやすい道、危険な道が一目
で分かるような、自転車走行マップを市民参加でつくること。
自転車走行環境整備が済んでいるところや路肩の広い道路、自転車歩行者道などの現状を把握
するとともに、市民の意見を取り入れたマップの作成を行う。(建設局 土木部)
■ 道路
1.道路関係予算が減少しているが、生活道路の補修維持管理は安全確保のために最優先させ
ること。
地域の実情に合わせた維持管理が出来るよう、必要な予算の確保に努める。
(建設局 土木部)
2.用地買収が進んでいない主要幹線道路については、いったん凍結し、必要性について再検
討すること。
主要幹線道路は、市のネットワーク構築として重要な路線であり、限られた予算の中で事業を
進めていきたい。(建設局 道路部)
■ 自転車施策について
1.大型店舗や、JRなど鉄道事業者に自前の駐輪場設置を強く働きかけること。
千葉市自転車等の駐車対策に関する総合計画に基づき、自転車等の駐車対策を推進する。
大型店舗等には、従前より要望を行っているが、今後も引き続き要望する。(建設局土木部)
2.自転車レーンを増やすこと。
自転車走行環境整備が済んでいるところや路肩の広い道路、自転車歩行者道などの現状を把握
するとともに、市民の意見を取り入れたマップを作成し、自転車レーンを基本とした整備計画を
策定する。(建設局 土木部)
3.自転車事故の増加を防ぐ為に、自転車マナーや関連する法規の周知を図ること。
安全教育については、市民局と一緒に行っていく。
また、小・中学校、高校及び大学にパンフレットを配付する予定。(建設局
土木部)
経 済 農 政 局
重 点 要 望
1.商店街などと協力し空き店舗活用に努めること。NPOや市民団体、障がい者団体が利用
しやすい制度にし、地域福祉の拠点などに活用するなど多面的なまちづくりに生かす工夫
をすること。空き店舗利用の相談窓口を周知すること。
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空き店舗対策事業
7,200千円
商店街の空き店舗解消のための各種事業へ助成する。
コミュニティ活動型
2,200千円
商店等開業型
1,100千円
商学連携型
3,900千円
(経済農政局)
2.遊休農地に関しては、市民農園や、新規就農者への貸与など、その活用に積極的に取り組
んでいくこと。株式会社の参入については慎重に対応すること。
農地所有者の意向及び地域の実情や面積等を踏まえ、担い手への利用集積を中心に、市民農園
の設置や観光農園の育成、さらには、株式会社等の農業分野への新規参入用地として利活用を
図ることとしている。
市民農園設置事業 4ヶ所
936千円 (経済農政局)
■ 食の安全
1.遺伝子組み換えナタネの自生調査をし、対策をはかること。
国において行っている千葉港及び周辺道路の遺伝子組み換えナタネ実態調査の動向を見守る
とともに、情報の収集に努める。 (経済農政局)
■ 雇用の確保で地域の活性化
1.商学連携の空き店舗活用事業において、事業終了後も継続した関わりを持ち、事業が継続
できるよう支援すること。
産業振興財団のマネージャーとともに商店街からの相談に応じるとともに、新たなソフト事業
に対する国、県等の支援制度に係る情報を提供していく。(経済農政局)
2.雇用される人が育児休暇等を取得した場合に市が補助金を出す「中小企業子育て助成金制
度」をつくり、導入をすすめること。
厚生労働省が実施している仕事と育児・介護との両立を支援する「育児・介護雇用安定等助成
金(中小企業子育て助成金)」の市における制度化については、今後の検討課題とする。
育児休業制度の充実など、働きやすい職場づくりを進める「ワーク・ライフ・バランス」につ
いて、ホームページに掲載するほか、パンフレットやシールなどを商工会議所を通じて企業等
に配付するなど、普及・啓発に努めている。 (こども未来局 こども未来部)(経済農政局)
■ 地場農業の活性化
1.環境保全型農業に取り組む農家を支援すること。
土づくりを基本に、新鮮で安全な農産物を市民に安定的な供給をするため、耕種農家と畜産農
家が連携して堆肥の活用を図り、特別栽農培農産物の生産・表示資材に対し支援する。
また、消費者ニーズに的確に対応した地場農産物を市民に安定的に供給するため生産流通近代
化機械施設の整備に対して支援するとともに、直売所及びスーパーなど量販店と連携した地場
農産物コーナーを設置し、地産地消を推進する。
地産地消の推進
393千円
環境保全型農業の推進
8,153千円
農業生産団地の育成
8,000千円
野菜価格安定対策
20,319千円
野菜出荷安定対策
2,224千円
合 計
39,089千円
(経済農政局)
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2.女性が農業経営や地域活動に参画する機会を確保するための条件整備をすすめ、対等なパ
ートナーとして男性と共に農業を担えるように家族経営協定をさらに推進すること。
農林畜産業に携わる男女が共に能力を発揮し、家庭生活や地域社会で自らの意思で責任を持っ
て行動するパートナー社会を実現するため、関係機関との連携・協力により、家族経営協定の
締結促進を図る。
H22締結予定 3件、H21年度末締結累計 12件
(経済農政局)
3.地元農業への関心を高め、地場農業を活性化させるために、農協などと協力して身近な地
域に農産物の直売所を増やすこと。
直売所等で年間を通じて販売をするには、少量多品目栽培技術の確立や、女性や高齢者でも取
組める品目の選定が重要となるので、農政センターで実証栽培試験を行い、技術の普及をすす
め、生産・出荷の促進を図る。
農政センター運営
34,141千円
(経済農政局)
4.いずみグリーンビレッジ内の都市農業交流センターなどの施設を十分活用し、市内農業へ
の消費者の理解・関心を深めるよう努めること。
市民に農業への理解と関心を深めてもらうよう、下田農業ふれあい館の農産物の直売等、生産
者と消費者が互いに顔が見える関係づくりや富田都市農業交流センターの栽培収穫体験農園の
開設等交流事業を促進するほか、また、中田都市農業交流センターでは、市民に農作業を行う
場を提供することで農業への理解を深めてもらうため、市民農園を開設したほか、これら施設
を中心に地域の魅力を再認識してもらうことを目的に自然観察会やウオーキングを開催する。
(経済農政局)
5.農産物の鳥獣被害(ハクビシンなど)については、市内の情報を集めるとともに、県から
対策を聞くなど連携を図り、少しでも早く、対策を立て、農業者に情報を提供し、被害を
防止すること。
ハクビシン等、有害鳥獣の駆除を行い、農作物被害の軽減を図る。
処分
20頭
190千円
(経済農政局)
■ 農業委員会
1.女性や青年層の農業委員への登用を積極的に図ること。そのためにも参加しやすい農業委
員会会議に変えること。
農業委員の改選に先立ち、平成20年2月に千葉市長・千葉市議会議長・千葉みらい農業協同
組合・けいよう農業共済・千葉土地改良協会千葉支部に対し、以下の要望書を送付し、要望内
容の実現を依頼しました。
[要望内容]
(1)「第20回農業委員統一選挙に当たってのお願い∼女性・青年農業者、認定農
業者等の多様で行動力のある人材の農業委員への登用」
(全国農業会議所会長より)
(2)「第20回農業委員統一選挙に関する申し合わせ決議∼女性・青年農業者、認
定農業者等の多様で行動力のある人材の農業委員への登用」
(都道府県農業会議会長会議及び全国農業会議所より)
(3)「女性の登用に関する要望書」 (千葉県農山漁村女性団体ネットワークより)
今後も要望を続けて参ります。
(農業委員会事務局)
2.農地の転用の許可に関しては、厳正・慎重な判断をし、農地の保全につとめること。また、
29
違反者には厳しく対応すること。転用許可後もパトロール、指導を怠らないこと。
転用許可事案については、農地法等の関係法令等に基づき厳正に対応しています。
転用許可後の事務取扱は、許可条件として転用(事業)者に対して工事進捗状況報告書及び工
事完了報告書を農業委員会に提出させ、完了報告の提出後、申請の工事計画どおり工事が完了
しているか調査していきます。
また、転用許可後も転用目的が遵守されているか、パトロールや指導を行っています。
(農業委員会事務局)
都
市
局
重 点 要 望
1.モノレールありきで作られた交通総合ビジョンの見直しを、市民参加で行うこと。
市内総合交通のあり方について有識者会議を設置し検討する。(都市局)
2.路線バス退出後だけでなく、地域特性にあったコミュニティバスの新規路線を、住民参
加で創設するなど、身近な交通手段を充実させるために、各区に地域の公共交通を考え
る市民懇談会を設置すること。
「総合交通ビジョン」に基づき検討したい。
今後のコミュニティバスのあり方については、有識者会議の中で検討したい。(都市局)
3.街山づくりプロジェクト、市民緑地など市民が緑の大切さに気付く活動を広める一方、
地権者へ理解を求め、特別緑地保全地区の指定区域を広げること。
街山プログラム事業、市民緑地などで市民主体による保全管理活動や自然体験活動に取り組ん
でおり、さらに活動を広めていく。
特別緑地保全地区は、すでに11地区、面積約51.3ha を指定しているが、今後も地権者
の理解・協力を得ながら指定区域を広げていく。
(都市局公園緑地部)
4.バス交通を充実させるために、民間バス事業者に補助をするなどの財政措置を講ずるこ
と。
「総合交通ビジョン」に基づき検討したい。
民間バス事業者への補助を含め、今後のバス交通への支援のあり方について、有識者会議の中
で検討したい。(都市局)
■ まちづくり
1.都市計画審議会については、委員を公募するなどあり方を検討すること。
公募による市民の委員枠を確保済み。(都市局)
2.区ごとの都市マスタープラン地域別構想を市民参加で策定し、「やってみようよまちづく
り支援制度」は活用できる範囲を広げること。
まちづくり団体等へ適切な指導・助言ができるよう、関係各課・関係機関等と協力し、この制
度をより多くの団体等に活用いただくことを目標として、更に制度の周知に努めるとともに、積
極的に支援活動を進める。
1,120千円 (都市局)
3.まちづくり紛争の未然防止のために、現在ある制度(千葉市中高層建築物の建築に係る紛
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争の予防と調整に関する条例・やってみようよまちづくり支援制度・地区計画制度など)
や、今後考えられる制度(高度地区指定・景観条例など)を活用し、住民参画、合意形成
を図るために総合的なまちづくりに関する条例制定に向け取り組むこと。
まちづくり団体等へ適切な指導・助言ができるよう、関係各課・関係機関等と協力し、この制
度をより多くの団体等に活用いただくことを目標として、更に制度の周知に努めるとともに、積
極的に支援活動を進める。
1,120千円 (都市局)
4.老朽化し耐震化やエレベーターなどの対応が必要な団地を再生し、高齢独居化が進む団地
や廃れる団地内の商店などのコミュニティの役割を再検討し、積極的に対策に取り組むこ
と。
H19年度に策定した「団地型マンション再生マニュアル」の周知と活用に努めており、再生
を進めている団地については、相談等を実施している。
またH22年度、分譲マンションの再生の検討を進める管理組合に対し、その活動経費の一部
を助成する「分譲マンション再生合意形成支援事業」を実施する。(都市局建築部)
5.自転車を公共交通(乗り物)の中に載せられるよう、各機関にはたらきかけること。(ま
ずはモノレールから)
手荷物等の持ち込みについては、基準等に従い他の利用者へ配慮することとしたい。
(都市局)
■ 臨海地域再整備事業
1.工場直近の場所に不特定多数の市民が利用する施設があることからも、常に工場内の防災
や公害防止の対策について、市民への情報提供が行われるよう、引き続き指導すること。
公募の市民を交えた協議会をつくり、情報共有を図り、工場内の視察や意見交換ができる
ようにすること。
蘇我特定地区臨海部における環境問題については、JFE が実施した改善対策の状況を自社のホ
ームページで公開している。今後とも防災や公害防止の観点から、関係部局と連携を図り協議・
調整を行う。(都市局)
2.臨海地域の計画を見直し、市民とともに有効活用の検討をすすめること。
蘇我臨海部では、土地区画整理事業、街路整備事業等は完了した。今後は民間用地の開発が地
権者により進められる。関係部局や商業者で構成するまちづくり協議会等とも連携を図り協議・
調整を行う。(都市局)
■ 公共交通
1.モノレールの既存路線は、割引切符など各種のサービスを充実させ、学生定期の割引率を
引き上げること。
割引切符などの各種サービスはこれまでにも充実させておりまた、通学定期の割引は、他市の
新交通システム等と同程度である。(都市局)
2.モノレールのフリー切符について、特典を広くアピールし、利用促進を図ること。また、
フリー切符の利用時間を拡大し、利便向上を図ること。
モノレールのフリー切符の利用促進はこれからも努めていく。
フリー切符の利用時間帯は、平日10時から18時までとしている。
また、土休日は1日中利用可能としているなど、一定の充実を図っている。(都市局)
3.モノレールの利用促進のための市民会議を発足させること。
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市民の声は、広聴相談や市長への手紙などで聞いている。
公募社長のもとに積極的な営業・広報活動などを期待している。(都市局)
■ 環境型都市
1.既存の公共施設に自然エネルギー(太陽光、太陽熱、雨水、風力等)の利用を進め、企業
には積極的に利用を呼びかけること。
既存施設の自然エネルギーの利用については、施設の大規模改修時において導入についての検
討を行っている。(都市局建築部)
既存施設の自然エネルギーの利用については、施設の大規模改修時において導入の検討を行っ
ている。
また、「地球温暖化対策地域協議会」(市民・事業者・千葉市)において、新エネルギー導入に
向け検討している。
協議会負担金
1,000 千円
(環境局 環境保全部)
2.一般住居への太陽光発電設置の補助枠を増やすこと。
地球温暖化防止等を踏まえ、新エネルギー導入を推進するため、引き続き助成制度を実施して
いく。9,000千円(太陽光発電設備設置費助成事業関連)
(都市局建築部)
■ 住宅政策
1.市営住宅や公団住宅の建替えの際には、福祉部門と連携しシルバーハウジングや障がい者
対応の住宅を確保すること。さらに福祉や防災の拠点になるような整備を検討すること。
市営住宅建替事業
宮野木町第1団地第二期の建替えを進めるため、既存住戸の解体及び実施設計等を実施する。
計画戸数150戸(既存戸数104戸)
151,500千円
宮野木町第1団地第二期では、計画戸数150戸のうち、身体障害者向7戸(車椅子対応型)
を建設する予定である。
なお、全住戸に室内の段差の解消、手摺設置(浴室・便所・共用階段・廊下)等のバリアフリ
ー化を図っている。また、エレベーターを設置している。
シルバーハウジングについては、仁戸名団地の利用状況を確認する。(都市局建築部)
2.入居率が低下している特優賃についてはPRを積極的に行うとともに、市営住宅化につい
ても入居者への説明などを十分におこない、空き家の解消につとめること。また建築後10
年を経た特優賃については、空き家の家賃保証をやめること。
中途入居者負担額差額補助の対象に5団地を追加し29団地で実施。公社独自の空き家対策な
ど積極的にPRに努め入居促進を図る。また、平成20年度は平成16、17年度に市営住宅化
した3団地のうち、さらに2団地において長期空き家となっている住戸の市営住宅化を実施し
た。市営住宅化にあたっては、入居者に理解を得られるよう対応した。
公社の一括借り上げ29団地については、オーナーと20年間の借り上げ契約となっている。
特定優良賃貸住宅家賃補助 378,924千円
特定優良賃貸住宅市営住宅化 114,424千円関連
(都市局建築部)
3.耐震性を高めるための補強工事の助成枠を増やし、制度の周知(バリアフリー化の紹介な
ど)利用促進に努めること。
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耐震診断助成制度については、平成15年10月より、また耐震改修助成制度は平成17年5
月より実施しており、更に制度の周知に努め利用の促進を図っていく。
耐震診断助成事業
2,434千円
耐震改修助成事業 12,000千円
(都市局建築部)
4.低所得者、ひとり親家庭(別居中を含む)被災者、高齢者、障がい者、ワーキングプアの
人々など住宅困窮者への支援を定めた住宅セーフティーネット法の趣旨に従い、居住保障
と居住支援などの福祉政策と融合した住宅施策を策定すること。またその立場から、住生
活基本計画を見直すこと。
住宅セーフティネット法の施行を受け、住宅確保要配慮者の居住の安定を図るため「民間賃貸
住宅入居支援制度」をH21年5月に創設しており、住宅の情報提供のほか、本市で実施してい
る福祉施策の情報を提供している。(都市局建築部)
■ 建築確認制度
1.民間検査機関が実施する建築確認案件について、確認申請内容を把握するため確認申請図
書一式を千葉市として保管すること。
民間の指定確認検査機関が確認処理した物件の申請図書は、建築基準法の規定により当該機関
が保存しなければならないと定められている。 (都市局建築部)
■ 公園づくり
1.地域ニーズに合った公園づくりと維持管理のため、市民を含む検討会等を設置すること。
街区公園等の市民の身近な公園の整備に当たっては、自治会等の意向を確認しながら計画を進
め、住民の意見を反映する計画となるよう努める。
土気東2号公園
基本・実施設計
施設整備
30,000千円
(都市局公園緑地部)
2.各区へのプレーパーク作りに向けて、人材育成や、市民団体との連携を図ること。また、
プレーリーダーの安定した雇用が確保できるよう運営費を増額すること。
子どもたちの森公園の状況を踏まえ、他の地区において展開していくため、既存公園を活用し
たプレーパークの設置に向け、設置要件や運営方針を検討していく。
また、プレーリーダーの安定的な配置が可能となるよう、運営費の見直しについて検討する。
(都市局公園緑地部)
■ 保存樹林
1.市民の理解を深めるため保存樹林マップなどを作成・公開したり、市民がその存在を知る
ことができる看板や表示板を、間伐材を利用し整備すること。また、地権者の理解を得て、
保存樹林の登録を進めること。
緑地保全を進めるため保存樹林の指定を進めるとともに、市民の理解を深めるため看板を整備
する。
5か所
250千円
(都市局公園緑地部)
消
防
局
重 点 要 望
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1.化学物質等を扱う事業所についての情報を開示し、災害時における非常事態に的確で迅速
な対応ができるよう指導を徹底すること。
化学物質のうち一定のものには、それ自体が火災に連なる危険性を有する物質が含まれている
ことから、立入検査を通じ火災の未然防止と災害時における対応について指導徹底を図ってい
る。
防災講習会をはじめとした各種講習会に係る諸費用
167千円 (消防局)
下 水 道 局
重 点 要 望
1.都市型集中豪雨における防災対策(緊急通報制度、避難勧告、避難所への誘導など)につ
いて十分な対策を検討すること。
平成17年に改正された水防法において、洪水時の住民の迅速かつ円滑な避難行動のため、河
川管理者による主要な中小河川の浸水想定区域図の作成・公表と市町村による洪水ハザードマッ
プの作成・配布が義務づけられたことにより、本市では「都川水系浸水想定図(洪水・内水ハザ
ードマップ)」と「村田川浸水想定図(洪水ハザードマップ)」を作成した。
そのうち、浸水想定区域内に地下施設や要援護者施設が所在する都川水系については、当該施
設に対する避難情報の伝達方法、手段等を定め、地域防災計画に反映した。
また、土砂災害警戒情報や水位情報などに応じて、避難の準備や実施を行えるよう、避難準備
情報や避難勧告等の発令基準を定め、地域防災計画に反映し、対応している。(市民局)
親水公園的に利用されている調整池では、センサーにより増水を感知すると通報装置により、
下水道維持課及び警備会社に異常水位情報が届き、警備会社による巡回点検が行われる。
調整池緊急時警備委託
3,009 千円 (建設局 下水道管理部・建設部)
■ 雨水浸透
1.公共事業への雨水貯留槽や雨水浸透枡の設置を拡大し、積極的にアピールしていくこと。
雨水流出量の抑制と地下水の涵養を図り、都市の安全性の向上と快適な都市環境の創造に寄与
するため、道路や学校等の公共用地を利用し雨水貯留浸透施設の設置を推進している。
また、「雨水貯留浸透事業」に関するパンフレットを作成し、取組内容や必要性を市民の皆様
に広報している。
下水道雨水浸透施設の設置
(弥生町)15,000 千円 (建設局 下水道管理部・建設部)
2.市民に対する補助制度を広く知らせ、共同住宅でも設置できることを合わせて広報するこ
と。
3.個人住宅の改築・新築の際には、雨水浸透枡の設置を指導すること。
(2.3.の両方の質問に対し)
区民まつりへの出展により補助制度のPRに努め、共同住宅についても管理組合を通じ制度の
周知をしている。
また、建築確認申請窓口でのリーフレットの配布等により、設置助成制度の周知に努めていく。
浄化槽転用 30 基、市販貯留槽 80 基、浸透ます 150 基 7,440 千円 (建設局下水道管理部)
4.地球温暖化防止対策の一環として浸透適地マップを活用し、雨水の貯留浸透をすすめるこ
と。他部局に対しても浸透事業をすすめるよう働きかけること。
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雨水流出量の抑制と地下水の涵養を図り、都市の安全性の向上と快適な都市環境の創造に寄与
するため、浸透適地において、道路や学校等の公共用地を利用し、雨水貯留・浸透施設の設置を
推進している。
また、
「雨水の貯留及び浸透に関する指針」に基づき、各部局での事業促進が図れるよう協議・
調整を図っている。
地下水の涵養や浸水被害の軽減のため、宅内への雨水貯留槽・浸透施設の設置補助制度のパン
フレットを作成し、制度の周知に努めていく。
下水道雨水浸透施設の設置
(弥生町)15,000 千円
リーフレット制作
1,000 部
23 千円
(建設局下水道管理部・建設部)
5.豪雨時に住宅への浸水を防ぐため防水板購入・設置への補助制度を創設すること。
助成制度の導入に向け、引き続き検討を進める。(建設局下水道管理部・建設部)
■ 水環境
1.下水道整備区域内で下水道に未接続の事業所・工場・学校などについては指導を強化し、
早急に接続を促すこと。
未接続対策としては、平成21年4月下水道条例の一部改正を行い、接続指導制度を創設し強
化を図っている。
平成22年度からは、悪臭や水質汚濁等周辺環境に特に悪影響を及ぼしている大規模な未接続
事業所等については、強制力を伴う「特別指導」を実施していく。(建設局下水道建設部)
2.公共下水道の許可区域外及び農業集落排水事業区域内で、合併処理浄化槽を設置していな
い事業所・工場・学校などについては、指導を強化し、早急に設置を促すこと。
空欄でした
3.雨水管への下水の誤接続をなくすため、事業所などに対し調査を求めること。また、河川
及び排水路に流れ込む雨水管の監視などを通して誤接続の発見に努めること。
指定業者に対する研修等において、誤接続をなくすための指導を行うとともに、職員による監
視を行っている。職員による監視を行っている。(建設局下水道管理部・建設部)
4.河川浄化推進委員を河川、水路ごとに増員し、多くの市民が水環境に関心を持つきっかけ
づくりをすること。
河川浄化推進員は環境局で任命している。(建設局下水道管理部・建設部)
市内3河川(都川、坂月川、花見川)に浄化推進員を設置し実践活動を実施しているが、今後
も水環境保全計画に掲げる快適な水辺環境の保全・創造に向け、未設置の水域への配置について
検討していく。
河川浄化実践活動
200 千円
(下水道局) (環境局 環境保全部)
5.公園としても利用されている調整池については、市民の憩いの場としての機能を勘案し、
計画的に浚渫を実施すること。
調整池機能の維持を目的として、必要に応じて清掃を行う。(建設局下水道管理部・建設部)
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教 育 委 員 会
■ 教育委員会会議
1.教育委員を選ぶに当たっては、公募、市民推薦方式を取り入れること。また教育委員の報
酬の見直しもさらに検討すること。仕事内容を市民にわかりやすく公開し、活動報告も公
開すること。また教育委員と市民との交流の場をもうけること。
教育委員の選任については、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の趣旨に基づき、
適正に選任を行う。(総務局 総務部)
従前より教育委員会会議を公開するとともに、逐次会議録をホームページで公表している。
また、「千葉市教育委員会事務点検・評価報告書」において、教育委員の活動報告などを行っ
ており、ホームページで公表している。
なお、教育委員と市民との交流の場を設けることについては今後の研究課題としたい。
(教育委員会)
2.教育委員会会議に請願が出された場合、請願者が会議の場において意見陳述できるよう会
議規則に規定すること。
本市、議会改革検討協議会で請願者の意見陳述が行えるよう決定されたところであり、教育委
員会においても今後の検討課題としたい。(教育委員会)
■教員配置
1.免許外教科担当を解消すること。また、市独自に小学校の専科指導教員を学級数にとらわ
れず(音楽・美術・体育など)増配置すること。
免許外教科担当は、人事の適正配置や非常勤講師の派遣、各学校の努力により年々減少してい
る。今後とも県教委に対し、非常勤講師等の増員を要望していく。
専科指導教員の配置については、県の定数配置基準に基づき配置している。今後とも基準の拡
充について県に要望していきたい。(教育委員会)
2.英語履修のための外国人教員の位置づけについては、ETC(外国語指導主事)の資格のある
外国人教員は授業の組み立てなどに積極的な活用をはかること。また、外国人指導教員は
派遣業者による派遣などでは児童生徒とのかかわりが希薄となるなど問題も多いので、文
科省招聘外国語指導教員やきちんと雇用された指導員を配置すること。
市内全中学校・高等学校に19名、小学校に36名の外国語指導助手等を配置している。
ETC(外国語指導主事)の資格は保有していないものの、研修等を通して指導力の向上に努
めている。
中学校・高等学校19名の内訳は,文科省招聘外国語指導助手5名と業務委託による外国人講
師14名である。講師14名については適正な契約のもとに雇用しており、学校に対するアンケ
ート調査からも両者の違いはほとんど認められないため、今後もこの形で配置していきたい。
小学校36名については、業務委託による外国人講師であるが、児童や学校に対するアンケー
トの結果から特に問題はなく、今後も現在の形式で配置していく予定である。(教育委員会)
■ 子どもの問題への対応
1.子どもと日常的に接する学級担任が、子どもの悩み等を受け止め、スクールカウンセラー
と協力して子どもの抱える問題に対応すること。
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各学校の教育相談担当者の全員参加による小中高教育相談研究協議会を開催し、カウンセリン
グの基本や事例について研修している。(教育委員会)
2.スクールカウンセラーの相談日を増やすこと。
スクールカウンセラーを全中学校(57校)に配置し、中学校区内の児童生徒の悩み相談を中
心に、保護者や教職員の相談にも応じている。(教育委員会)
3.スクールソーシャルワーカーの配置に向け、市でも研究を進め人材育成に取り組むこと。
国においてはスクールソーシャルワーカーの導入を図っているが、実施に関する具体的な内容
や県、他の政令市等の動向を踏まえて、配置については今後検討していく。(教育委員会)
■ 人権教育
1.国連・子どもの権利委員会の勧告に従い「子どもの権利条約」の内容を十分に子どもたち
に知らせること。学校現場で子どもの人権がお互い尊重されるよう、授業で取り組むこと。
そのための教員研修については、民間も含めた講師を迎え実践的な人権教育を行うこと。
子どもの人権をはじめ、人権教育が各学校で推進されるよう、文部科学省の人権教育の指導方
法等に関する調査研究会議の「人権教育の指導方法等の在り方」を千葉市の全ての小・中・特別
支援学校に配付するとともに、人権教育担当者研究協議会や管理職特別研修会を通して研修を行
っている。
教員研修については、各経験層に応じた研修及び管理職対象の研修等で、人権尊重を踏まえた
指導の在り方やその重要性について扱っている。(教育委員会)
2.子どもへの暴力防止プログラム(CAP)を小中学校に導入すること。
CAPの導入については、経費面で負担が大きいことや、小学校では平成23年度に、中学校
では平成24年度に新学習指導要領の全面実施を控え、授業時数の確保など、多くの課題がある
ことから、慎重に検討を進めている。(教育委員会)
■ 民主主義教育
1.学校生活のルールづくりやいじめ問題への対応などについて、学級会や児童会・生徒会で
取り組み、多くの子どもが話し合いに参加して決めるなど、子どもの自治活動を推進する
こと。活動を通して民主主義社会の担い手となるための実践的な学習ができるようにする
こと。
千葉市学校教育の課題「21世紀を拓く」では、今日的な教育課題への対応として、「いじめ
等の防止・解消を図る心の教育の推進」
「人間として互いに認め合う人権教育の推進」
「将来の生
き方を考える進路指導の充実」を掲げている。これを受けて各学校では、各教科の学習はもとよ
り、道徳や学級会活動、児童会・生徒会等の話し合い活動等全てを学習機会ととらえて、民主主
義社会の担い手となるための学習活動を実践している。(教育委員会)
2.選挙において若者の投票率の低さが指摘されていることから、小中学校の段階から、現実
の政治に関心が持てるように、新聞等を活用した授業を行い、模擬選挙や住民投票・国民
投票の模擬投票など、投票することの意義を実感させる授業を、学年に応じて行うこと。
・生徒会選挙の際、実際に選挙で使用している投票箱や記載台などの選挙機材の貸出を行うと
ともに、出前講座等をPRしていく。
・平成 21 年 1 月に高等学校学習指導要領の改正についてのパブリックコメントが文部科学省
で行われたので、学校教育の場での選挙教育の充実を要望した。(選挙管理委員会事務局)
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小中学校の社会科では「国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な公
民的資質の基礎を養う」ことを目標に学習活動が展開されている。特に中学校社会科では公民的
分野において、国会や地方議会などの仕組みを扱い、議会制民主主義の意義について学習してい
る。また、学級会や児童会、生徒会などの役員の選出を通して、投票することの意義について体
験的に学習している。(教育委員会)
■ インクルージョン教育
1.インクルージョン教育の推進をはかり、障がいをもつ児童・生徒など特別な教育的ニーズ
に対応するために、研修等を通じて教職員間に共通理解を持たせ、学校全体での十分な支
援体制を構築すること。
(1)本市では、障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するため、
児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、生活や学習上の困難を克服するため、適切な
指導や支援を行うよう教職員の共通理解と学校体制の構築に努めている。 LD・ADH
Dを含めた障害のある児童生徒への具体的な取組としては、教員 向け指導資料の配布や
学校全体での支援体制の構築に向けた指導助言を行う学校訪問相談員を派遣している。ま
た、ADHD等で緊急に対応が必要な児童生徒が在籍する学校に対して、特別支援教育指
導員を配置するなど、学校や担任への必要な支援に努めている。
(2)教職員の今日的な課題の解明に向けての資質力量の向上を図るために、基本研修と専門研
修講座を供している。基本研修では、新たに特別支援学級の担任になった教職員及び新任
の特別支援教育コーディネーネーターを対象に、教員としての資質と指導力の向上を図る
ために実施している。専門研修では、特別支援教育関係職員及び通常学級担任を対象に、
特別支援教育実践上の諸問題の解決に向けた研修である。また、市民を対象として特別支
援教育の理解・啓発を図るための講座も実施している。
(教育委員会)
2.医療行為の必要な児童・生徒に対しては、学校で適切な対応をすること。
法的制限があるため、関係機関と協議していく。(教育委員会)
3.特別支援教育に関しては、学校教職員経験者だけでなく、個別に対応できる知識ある支援
員の養成につとめること。
特別支援教育指導員の資質の向上については、学校配置前に行う事前研修、毎月定例で行う指
導員研修、指導主事や学校訪問相談員が配置された学校を訪問して行う研修などを通して、個別
に対応できる力量を備えた指導員の養成に努めている。(教育委員会)
4.特別支援学級に在籍するさまざまな児童・生徒に対応し、高校進学など将来の進路を切り
開けるように、個々の必要に応じて教育内容を見直し、充実させるための教員配置をする
こと。
(1)特別支援学級に在籍する児童生徒については、一人一人の教育的ニーズに応時「個別の指
導計画」を立てて、適切な指導や支援を行うように努めている。
(2)特別支援教育指導員の配置
緊急に対応が必要なADHD児等が在籍する学校に対して、児童生徒の講堂、情緒面、集
団参加等の改善や支援体制の整備等を図るため、特別支援指導員を20人配置している。
平成22年度予算額
18374千円
(3)学校訪問相談員の派遣
学校訪問相談員(3名)を各学校に派遣し、LDやADHD等の児童生徒への指導内容や
方法、校内支援体制づくりなどについて指導助言を行う。
平成22年度予算額
3,920千円
(教育委員会)
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5.障がい児保育を実施する幼稚園を増やすため、市独自の補助をすること。また幼稚園教員
への指導・研修を関係機関と連携し行うこと。
平成21年度から、障害のある園児を受け入れている幼稚園に対する補助を創設しており、今
年度も引き続き実施していく。
平成22年度予算 13,000 千円
(こども未来局 こども未来部)
■ 夜間学級
1.夜間学級に関しての検討をすすめ、政令市として早急に設置できるように務めること。
平成19年に「千葉市中学校夜間学級検討委員会」を設置し、夜間学級設置の必要性及び効果
について協議を行ってきた。平成20年度は、先進市へのアンケート調査を含め、設置目的や課
題等について検討し、平成21年度は設置検討会議(部会)を開催し、開設に向けた準備内容に
ついて検討して平成22年度には検討の結果を、報告してまとめることとしている。
(教育委員会)
■ 在日外国人の子どもの教育
1.在日外国人の子どもに対して言語指導や相談に応じている、外国人児童・生徒指導協力員
を増員し、子育てや・教育・日本での生活上の困難を抱える保護者への支援も適切にでき
るようにすること。
外国人児童生徒の日本語指導及び学校生活への適応指導に関しては、平成20年度より指導協
力員を2名増員し、平成22年度現在11名を学校に派遣している。
また保護者へのサポートについては、今後も各学校の実情把握に努めていきたい。
(教育委員会)
2.在日外国人児童・生徒に対しての、学習言語の指導が出来る教員を増やすため、研修を受
ける体制を整備すること。
外国人や帰国児童生徒教育に対して、国際理解・帰国児童生徒教育研究推進協議会全体協議会
を実施し、実践を通して国際理解教育や帰国児童生徒教育についての研修を行い、また国際理解
教育の手引きや実践例を教育委員会ホームページに掲載して、外国人児童生徒教育や帰国児童生
徒教育への研修資料としている。(教育委員会)
■ 性教育
1.エイズ・性感染症が増加している現状をふまえ、小中高の各学年において、適切な性教育
を行なうこと。
性教育は、男女の性差の特質について正しく理解させ、相互の信頼と敬愛の心を養い適切な人
間関係を育てることにねらいがある。人間教育という立場から特別活動や道徳・保健体育・家庭
科等、学校教育全般にわたり、教職員だけでなく、必要に応じて地域保健関係者等の協力を得な
がら実施している。(教育委員会)
2.学校に保健師や助産師等の専門家を派遣して、すべての中学校で思春期保健対策事業を行
うこと。
事業を所管している関係機関と協議していく。
(教育委員会)
3.携帯電話やパソコンを通して送られてくる性情報などの危険性や、プロフなどで個人情報
を発信することの危険性についても授業で教えること。性被害にあった場合に、身近な大
人やさまざまな相談機関へ相談できるよう必要な情報を伝え、指導すること。
39
情報モラル教育推進のために、情報教育指導資料を作成し、各学校に配布している。また、情
報モラルカリキュラムの整備や体験型のコンテンツ開発を行っている。情報モラル、いじめ問題
等に関するリンク集を千葉市教育情報ネットワーク CabinetHP上に載せるなどの情報提供と
各種研修会での啓発を行っている。各学校では、情報モラルの授業を技術・家庭科の「情報とコ
ンピュータ」を中心に全教科で取り組んでいる。
現在、スクールカウンセラーを全中学校(57校)に配置し、中学校区内の児童生徒の悩み相
談を中心に、保護者や教職員の相談にも応じている。
教育センターでは、情報モラルカリキュラムを作成し、「メールのやりとりにおけるマナー」
「迷惑メールへの対応」など発達段階に応じた学習項目や関連資料を提供している。
(教育委員会)
4.デートDVなど少年がかかわる事例があるので、相手を尊重する気持ちを育むことや暴力
に至る背景を知ることについて、中高生を対象とした暴力の防止教育を拡げること。市立
高校で実施される「若者のためのDV予防講座」を中学校でも実施すること。
市立千葉高等学校・稲毛高等学校では、DV 防止等を含め幅広い意味での人権教育に関する講
座を生徒を対象に実施している。
中学校では、道徳の時間を中心に、男女がお互いに異性についての正しい理解を深め、お互い
の人格を尊重し合うことについて学習しており、
「DV 予防講座」の実施については、今後の研究
課題とする。(教育委員会)
■ スクールセクハラ
1.千葉市の小中高校におけるスクールセクハラの現状把握を行い、学校の外に第3者による
相談機関を設け、被害者の支援の仕組みをつくること。また再発防止に努めること。
スクールセクハラに限らず、学校においては、担任、養護教諭やスクールカウンセラーなどが、
児童生徒のどんな小さな悩みでも相談できる環境づくりを行っている。また、24時間いつでも
相談を受ける教育相談ダイヤルを設置しているほか、教育センター、養護教育センターなどの相
談窓口でも対応している。また、相談窓口を案内したホットカードを配布し、周知を図っている。
教職員については、セクシャルハラスメント苦情相談窓口を設けたほか、直接相談できるCH
IBAスクールレスキューでも対応している。また、管理職研修等のあらゆる機会を通して、セ
クシャルハラスメントの防止について周知徹底を図り、被害防止に努めている。(教育委員会)
■ 平和教育
1.小中高の各学年に応じて、千葉市の戦争体験者の体験に接する機会を設け、戦争の悲惨さ
と平和の大切さ、平和な社会をつくる担い手としての自覚を育てる教育を行うこと。
学校では、社会科や総合的な学習の時間を中心として平和の大切さについて指導を行ってい
る。小中学校の社会科の授業では千葉市の空襲や戦時下の市民生活の様子や日本国憲法の定める
平和主義について扱い、学習指導要領の示す「国際社会に生きる民主的、平和的な国家、社会の
形成者として必要な公民的資質の基礎」を養うよう努めている。また、総合的な学習の時間では、
地域の戦争体験者などを招き当時の様子などを伺う実践もみられる。(教育委員会)
2.郷土博物館内の平和に関する展示内容を充実し、運営には市民の参加もはかり、多くの市
民が来館するよう工夫すること。
郷土博物館4階フロアの一部にでは、平和に関する資料(戦災遺品等)を展示した。
(平成22年4月オープン)
(市民局)
郷土博物館では、平和に関する展示内容の充実を図るとともに、展示説明や戦争体験談などを
話すボランティアにも参加していただき、多くの市民が来館するよう努めていく。
(教育委員会)
40
■ 労働・消費者教育
1.それぞれの発達段階に応じて働くことの意味や労働三権など労働基本権を教えること。特
に高校においては具体的な事例など示し教えること。
生徒の望ましい勤労観・職業観を育成し、自己の進路を主体的に考え、適切な進路選択ができ
るように、進路指導主事研修会、キャリア教育推進会議を実施した。
「わたしの夢」
「進路選択の
手引」等の副教材を作成し、全中学校の特別活動や総合的な学習の時間の授業で活用している。
(教育委員会)
2.小中高全ての段階に応じ、賢い消費者としてトラブルの回避や解消法などを授業で具体的
に教えること。
小学校では、家庭科等の学習の中で、金銭の大切さや計画的に使うことの必要性、その方法等
を学ばせる教材を作成し活用している。中学校では、社会科の「国民生活と経済」や家庭科の「家
庭生活と消費」などにおいて、消費者保護や消費者の本的権利等について学習している。また、
高等学校では、公民の「政治・経済」や家庭科の「生活の自立及び消費と環境」等において、消
費者金融のしくみや問題点、多重債務や自己破産に陥る危険性等について、事例を通して扱うこ
ととなっている。(教育委員会)
■ 就学支援
1.就学援助を受けられるように、対象者にきちんと情報が行き渡るよう工夫し、手続を簡素
化し、利用しやすくすること。
毎年、小中学校の全児童生徒の保護者へ「就学援助制度のお知らせ」を配布して、同制度の申
請手続きや援助内容を周知している。また、千葉市ホームページや市政だより(年3回)に情報
を掲載しています。就学援助が認定される基準額の目安を家族人数別に平成22年度から「就学
援助制度のお知らせ」へ掲載して、よりわかりやすい周知内容となるよう努めている。
(教育委員会)
2.経済的な理由で就学の継続が困難な生徒のための奨学金制度を、市立高校以外の高校に通
う生徒にも制度の周知を図ること。また、予算額を増額すること。
奨学金制度については、学事課のホームページで「市内在住生徒・学生への奨学金等」で周知
をしている。
千葉市育英資金については、平成22年度増額した。
平成22年度予算額 5,280千円
(教育委員会)
■ 学校給食
1.小学校の給食は自校方式を堅持すること。
学校行事や子ども達の嗜好を学校単位で把握し、学校ごとに工夫した献立作成ができること、
また、調理後、短時間で喫食することが可能であり、よりおいしく食べられることから、小学校
の給食については自校による単独調理方式を堅持していく。(教育委員会)
2.市内産の米、野菜をはじめ安全性の高い食材をより積極的に取り入れ、生産者と子どもた
ちの交流機会を増やすこと。
市内産の野菜の導入については、現在、ダイコン、ニンジン、コマツナ、ジャガイモ、ホウレ
ンソウを給食センターに導入している。また、小学校でも使用しており、種類も年々増加してい
る。市内産米の導入については、平成21年度、新米コシヒカリを157トン使用した。
生産者との交流は、農政部と連携し、平成21年度は4回実施した。(教育委員会)
41
3.栄養士間の交流をはかり、栄養士の資質向上に努めること。
全栄養士を対象に年5回程度、研修会、協議会等を開催し、資質の向上と交流を図っている。
(教育委員会)
4.食物アレルギー児への対応については、栄養士と養護教諭と学校管理職とが連携を密にし、
個別にきめ細やかに行なえるような仕組みを構築すること。
「学校給食における食物アレルギーの対応について」を通知し、各学校ではそれぞれの実態に
合わせ、詳細な予定献立表の配布や除去食等の提供をしている。
また、
「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン(財団法人日本学校保健会)」
(平
成20年9月各学校に配布済み)を参照の上、保健主事、給食指導主任、養護教諭、学校栄養職
員等をはじめ全職員が共通理解のもと、適正な対応に努めている。(教育委員会)
5.食器は強化磁器を導入し、せっけんで洗浄する学校を拡大すること。
集団給食で使用する食器は、作業性や使用する児童生徒の運搬・配膳時の負担等考慮し、現在
は、ポリプロピレン製食器を使用している。石鹸は、食器洗浄機や排水管へのかすの付着、湯量
の問題等があるため、石鹸と合成洗剤併用校の状況を調査・研究していきたい。(教育委員会)
6.学校給食に遺伝子組み換え食品は使わないこと。
可能な限り、非遺伝子組み換え食品を使用するよう指導している。(教育委員会)
■ 学校図書館
1.学校図書館は学童期の子どもたちに最も身近な読書施設である。司書教諭は学校図書館指
導員と協力し、子どもたちに充実した読書環境を提供すること。また小学校低学年のこど
もたちにとっては、本と子どもを繋ぐ大人の存在が欠かせない。学校図書館指導員は、小
学校も中学校と同様に1校1人4日配置し、学習活動の支援や児童生徒の育成にも関わる
こと。
学校図書館指導員の配置を平成20年度から中学校56校に週4日配置したことで、中学校の
図書館の環境整備が格段に進み、読書量も年々増加している。一方小学校は、それまでの週3日
勤務が原則として週2日に減ったが、これまで、に整備・充実されてきた読書のための環境作り
や読み聞かせなど、読書活動や調べ学習などの指導方法について、学級担任や学校図書館主任等
が学校図書館指導員と連携を図り、これを積極的に活用することで、その成果が生かされている。
(教育委員会)
2.年々増えつつある学校図書館ボランテイアには研修の機会を設けるとともに、校長、司書
教諭、学校図書館指導員と連絡を密にとって活動をすすめること。
学校図書ボランティアについては、学校の状況によって活用の仕方に差がある。学校図書館主
任や学校図書館指導員は年に数回ずつ研修を積んでおり、ボランティアとともに活動することを
通してそのノウハウが共有され、児童生徒の豊かな読書活動に反映されていく。そのコーディネ
ーター役を教頭が務めている。(教育委員会)
3.子どもの読書活動推進計画に従って、図書資料の充実をはかること。その際、学校図書館
の蔵書の状況を調査し、古くて使えない資料は廃棄し、更新すること。
毎年、学校図書館の蔵書調査を実施しており、「千葉市立小・中・特別支援学校図書館資料除
籍基準」に則り、廃棄も進めている。購入に際しても、児童生徒の希望に加えて授業の調べ学習
で活用できる図書を整備するなど、学校図書館が「読書センター」と「学習情報センター」の機
能を果たせるようその整備に努めている。(教育委員会)
42
4.学校図書館のネットワークをつくり、公共図書館との連携をすすめること。
学校図書館指導員の研修では「調べ学習用のブックリスト作り」が行われるなど学習に活用で
きる情報の共有化がされている。昨年度からは、中央図書館の学校貸出図書の整備が進み、小学
校に加えて中学校のセット貸出システムがスタートし、約半数の学校において活用が図られた。
今後もさらに公共図書館との連携を進めたい。(教育委員会)
5.中央図書館団体貸出は本の運搬を自分で行なわなくてはならない。多忙な学校職員は運搬
の手配がなかなかできずに、団体貸出の利用に踏み切れない所もある。必要な所には図書
館から本の配送をすること。
平成21年度より、団体貸出のサービス向上を図るため、新たに中学校向け図書を整備すると
ともに、学校が受け取りを希望する地区図書館への配送を開始した。平成22年度も継続してい
く。(教育委員会)
■ 公民館ほか
1.主催事業として、高齢者福祉や子育て支援など地域福祉の視点に立った講座を開催し、市
民による主体的な取り組みを支援すること。
市民に身近な教育機関である公民館において、高齢者を含めた成人を対象とした講座を開催
し、地域全体で高齢者と交流できる事業や、家庭教育、親子を対象とした事業を含め、市民にと
って解決が必要な課題や問題をテーマとした事業を展開したり、サークル活動を支援する等、市
民の学習ニーズに対応した生涯学習の推進に努めていく。
平成22年度予算 各種講座講師謝礼〔報償費〕6,469千円
内訳
一般講座
3,885千円
パソコン講習会
987千円
中核館事業
310千円
完全学校週5日制支援
222千円
完全学校週5日制対応
705千円
子育て支援ネットワーク
360千円
(教育委員会)
2.公民館、コミュニティセンターに子ども・若者が自由に利用できるスペースを確保・拡充
し、利用しやすい魅力的な場所づくりを進めること。PRも工夫すること。
完全学校週5日制対応事業として週末に施設の一部の開放に努めるほか、各館の状況に応じ
て、利用の減少する夏休み期間中に講習室等を子どもたちに開放し、学習の場の提供に努めてい
る。今後も地域住民の利用等各公民館の実情を踏まえ、子どもたちのニーズを精査した上で対応
していきたい。(教育委員会)
3.公民館の中央館運営審議会は、組織代表だけでなく、公募による市民(さまざまな年齢層、
職業)も加え、幅広い意見をもとめること。また運営審議会委員は会の活性化のためにも
再任は連続3期までとすること。
今回の改選から、公民館の運営に関して、地域住民の意思をより一層反映させるため、公民館
運営審議会の委員の一部を公募により、6月1日から委嘱している。 委員の任期は、「千葉市
附属機関設置運営要綱」に基づき連続して10年をこえる者へ委嘱しないこととしている。
(教育委員会)
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4.小学校・中学校の空き教室利用については地域に開かれたものにするための基準作りを市
民参加で行い、自治会や NPO・福祉団体などの活動拠点としていっそう活用を広げていく
こと。
空き教室については、その有効活用のため、学校教育の用途以外の公共用施設や公用施設とし
て活用しており、今後とも積極的に推進していく。
なお、平成19年12月から、住民による地域活動や交流の場として開放する「空き教室地域
開放モデル事業」(所管:市民局市民部地域振興課)を実施している。
【空き教室の活用状況】 平成22年度
① 子どもルーム[所管:こども未来局健全育成課]
小学校25校(学校 敷地内に設置している施設を除く)
② いきいきセンター(介護予防支援施設)[所管:保健福祉局高齢障害部高齢施設課]
小学校2校(大宮いきいきセンター、あやめ台いきいきセンター)
(教育委員会)
■ 図書館整備
1.図書館の資料費が20年度33%、21年度23%と大幅なカットが続いている。特に小規模
図書館において、市民が求める図書の購入ができないなど、大きな影響をもたらすことか
ら、これ以上の予算の削減は行わないこと。
平成20年度及び21年度予算では、資料費の大幅な削減となったが、平成22年度予算は平
成21年度と同額となった。今後も資料費の確保に努めていく。
資料費
90,915千円
(教育委員会)
2.市民が身近に本と接することができるように、中央図書館を中心に各区1地区図書館・2
分館として整備を進めること。
現在図書館は、中核館である中央図書館をはじめ、各区1館ずつの6館の地区館がある。また、
分館7館、さらに、公民館図書室21室の計35図書館・図書室で図書館ネットワークを構成し
ており、概ね整備されたものと考えている。
今後は、次期実施計画の検討時に整備の必要性や時期等を再度検討する。
(当初、第2次5か年計画では、平成22年度末までに花見川区瑞穂に分館を新設するとして
いたが、計画見直しの中で今5か年計画では見送ることとした。) (教育委員会)
3.コミュニティセンター図書室・女性センター情報資料室などの検索ができるようにするこ
と。また将来的には、公共施設にある図書室は、図書館ネットワークに入れること。
女性センター情報資料室の蔵書はインターネットで検索可能となっており、図書館でもレファ
レンス時などで活用している。しかし、コミュニティセンター図書室の蔵書は、電子化されてお
らず図書館では把握していない。
図書館ネットワークに入れることは、施設管理が一様でなく現状では困難である。
(教育委員会)
4.地区館・分館・図書室・公民館図書室は、さらなる資料の充実に努めること。また、地区
館は地域にちなんだ蔵書を備えること。
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図書館の選書会の資料を活用するなど、引き続き資料の充実に努めるとともに、図書システム
の接続により図書館と公民館図書室の資料が相互貸借できる体制を活用し、図書館・公民館図書
室の区分を越え、全館体制で市民ニーズに対応していきたい。
平成22年度予算
公民館管理運営費 消耗品費(桜木除く)
268千円(1館あたり)
図書
4,081,605円(20館分)
雑誌
600,000円(20館分)
新聞
673,200円(20館分)
計
5,354,805円(20館分)
桜木(平成21年4月開室)
図書
6,375,000円
雑誌
87,725円
新聞
57,207円
計
6,519,932円
地区館、分館について、今後も資料の充実に努めていきたい。
公民館図書室は、引き続き資料の充実に努めるとともに、図書システムの接続により図書館と
公民館図書室の資料が相互貸借できる体制を活用し、図書館・公民館図書室の区分を越え、全館
体制で市民ニーズに対応していきたい。(教育委員会)
5.図書館における司書の役割を考慮し、有資格者で正規職員の採用割合を増やし、館長・職
員の研修の更なる充実をはかること。
有資格者の確保については、現在、嘱託職員について司書有資格者としている。
また、中央図書館が主催する研修のほかに、国や県や千葉県公共図書館協会などが主催する研
修会にも参加させ充実を図っていく。(教育委員会)
6.公共図書館に指定管理者制度を導入しないこと。
市民サービスの向上や経費の削減を図る面から、教育委員会内の図書館・公民館に係る市民サ
ービス向上検討会議で検討していく。(教育委員会)
選 挙管 理委 員
■ 投票率の向上
1.選挙管理委員会委員および事務局は、投票率が上がるよう活動をすること。また、研修を
重ね業務内容を十分把握し、市民からの様々な問い合わせに適切に対応すること。
明るい選挙推進協議会等と連携を取り、常時啓発及び選挙時啓発を行う。
国及び県の研修へ積極的に参加するとともに、市選挙管理委員会事務局においても区選管職員
に 8 回の研修を行い、業務内容を十分把握し、問い合わせに対応できるようにする。
(選挙管理委員会事務局)
■ 投票所
1.千葉駅周辺に、全区民が利用できる期日前投票所を設置すること。また、各区の駅周辺な
どに、期日前投票所を増やすこと。
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全区の期日前投票所は、投票区が異なることから、区毎に受付をつくり、記載台・投票箱(6
区分)を備え付けなくてはならず、複数選挙を想定した場合、投票箱も 2 倍となるので、相当な
広さの施設確保が必要となる。また、急な解散総選挙などでも必ず確保できることが必要となる。
幾つかの施設を調査したが、防犯などのセキュリティ問題があることや、設置に係る経費がかな
りかかることから、引き続き調査検討を図る。
平成 19 年 4 月 8 日執行の統一地方選挙より、期日前投票所を増設し各区 2 箇所で実施してい
る。更に増設となると、費用及び人員の確保等問題点がある。現在増設している期日前投票所の
駅周辺に移設を今後各区選挙管理委員会と検討したい。(選挙管理委員会事務局)
2.障がい者・高齢者などに、郵送による投票や投票所までのバスの送迎を含めて投票行動の
支援を行うこと。
郵便による不在者投票においては、本年 4 月より肝臓の障がい者も利用できることとなった。
また、指定都市選挙管理委員会連合会でも郵便による不在者投票制度の拡充を平成 22 年度に要
望予定である。
バスの送迎は、経費がかなりかかる事から、郵便による不在者投票制度の拡充を図りたい。
(選挙管理委員会事務局)
2 010 年度 各 区予算 要望
(1)中央区
■ まちづくりについて
1.大型店舗・デパート・商店、JR・京成電鉄・モノレール(株)などへ、自転車駐輪場の設
置を強く働きかけること。
千葉市自転車等の駐車対策に関する総合計画に基づき、自転車等の駐車対策を推進する。
大型店舗等には、従前より要望を行っているが、今後も引き続き要望する。
(建設局 土木部)
2.千葉駅弁天口は、スロープを押して上がるのが難しい人の場合は、自転車のエレベーター
利用を許可することをはっきり表示すること。
自転車利用にあたり、スロープの利用が困難場合は、エレベーター利用が可能である旨を、エ
レベーターの入り口に表示した。(建設局 土木部)
3.段差のある狭い歩道、歩道上の電柱や支線によって歩行者や車椅子・ベビーカーでの通行
が困難な場所について、改善を継続して進めること。
種々の道路工事に合わせ歩道の段差解消を推進するとともに、電柱が交通支障となっている箇
所については、電気通信事業者に指示し可能であれば移設する。
段差解消 25箇所
12,000千円
(建設局 土木部)
4.大森台の駅構内のエレベーターを、京成電鉄と協議し設置すること。
今後とも京成電鉄と協議する。(都市局)
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5.京成千葉線「西登戸駅」は、下りホームから改札口を出るにも、さらに改札口から道路に
出るにも、階段を使用するしかない。登戸・春日地区は高齢化が進んでいることから、駅
のバリアフリー化を早急におこなうよう京成電鉄と協議すること。併せて現在、登戸側に
しかない改札口の春日側への増設も検討するよう京成電鉄に働きかけ、協議すること。
今後とも京成電鉄と協議する。(都市局)
6.蘇我駅東口広場整備が進まない中、市民より要望が出されているトイレの設置を早急に実
現すること。
平成22年度は地元組織である「JR蘇我駅周辺地区まちづくり協議会」との意見調整を行う。
(都市局)
当面は、現在の汲取り式公衆便所を維持管理することとしている。なお、同駅西口駅前にある
公衆便所(水洗式)の利用についても案内していく。
また、都市部が検討を進めている同駅東口駅前広場の整備については、現在、地元協議会でト
イレの設置を含めた駅前広場のあり方を協議中とのことであり、その結果を踏まえて、今後、検
討していきたい。(環境局 環境管理部)
■ きぼーるについて
1.千葉市科学館・子ども交流館・子育て支援館の運営等については、利用者の意見・要望を
積極的に取り入れる努力をし、事業に反映させること。
<子ども交流館>
子ども交流館では、子どもたちが参画する「子ども運営委員会」を 20 年 2 月に設置し、現在
まで定期的に開催している。施設利用のルールや講座への提案、図書や鑑賞用 DVD の選定を行っ
ている。また、練習成果を披露する発表等、多くの場面で実行委員による運営を実施している。
さらに、利用者アンケートについては開館以来実施しており、引き続き、利用者の意見・要望を
事業に取り入れ、さらに魅力的で愛着のわく施設となるよう検討していきたい。
<子育て支援館>
子育て支援館では、引き続き、アンケート調査を実施し、利用者の意見・要望を取り入れた運
営に努めていく。
(こども未来局 こども未来部)
千葉市科学館では、市と指定管理者との協議会の中で、学校や来館利用者へ実施したアンケー
トの分析を行い、利用者の要望や意見を取り入れ、随時改善するよう努めていく。
(教育委員会)
2.アトリウムには福祉ショップを設置すること。
アトリウムへの福祉ショップの出店については、関係団体の意向を踏まえ、引き続き検討して
いく。(経済農政局 経済部)
■ 戦争体験を次世代に伝えていく活動について
1.戦争の悲惨さと平和の大切さを次の世代に伝えていくために、千葉空襲を始めとする戦争
体験の語り伝えや手記・絵画の提供・収集を全市的に働きかけること。
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戦争体験の語り伝えや資料の収集に取り組んできたところ郷土博物館である。
は、平和啓発事業の実施にあたっては、戦災体験の語りや紙芝居の大切さを行う次世代に伝え
ていく一方策として、展示説明や戦争体験などを話すボランティアの協力を得ている。
戦災資料の提供について、市政だよりや市ホームページにより市民に募集している。を全市
的に働きかけていく。(市民局)
郷土博物館では、平和の大切さを次世代に伝えていく一方策として、展示説明や戦争体験など
を話すボランティアの募集を全市的に働きかけていく。(教育委員会)
2.郷土博物館の中に平和資料館を併設し、戦争時の遺品や、戦争体験談を収録したテープ・
CD・手記・絵画等を保存し、常設展示すること。
郷土博物館では、4階フロアの一部に展示室平和資料コーナーを常設展示場として、平和に関
する資料を展示した(平成22年4月オープン。戦災遺品や戦争体験談を収録したDVD等を常
設展示)。(市民局)
郷土博物館では、4階展示室平和資料コーナーを常設展示場として、平和に関する資料の充実
に努めていく。(教育委員会)
3.子ども交流館の中に、千葉県内の戦争体験を伝える文集・本・絵本・絵画・紙芝居などを
展示するコーナーを設けること。
子ども交流館では、戦争に関する図書を展示している。また、紙芝居については、地域のボラ
ンティアによる絵本や紙芝居の読み聞かせを定期的に実施している。
(こども未来局 こども未来部)
■ バス交通について
1.市民とバス会社と市が一緒に、バス交通について定期的に協議する場を設けること。
バス交通について、自治会等の組織からの相談には応じるが、バス事業者の参加は強制できな
い。(都市局)
2.バス停に屋根、電灯、ベンチなどを整備すること。
バス停の上屋は、バス事業者が整備することとしており、具体の要望に応じてバス協会及びバ
ス事業者に要望する。(都市局)
■ その他
1.選挙の低投票率対策として、期日前投票所をJR千葉駅周辺に設置すること。
複数選挙を想定した場合相当な広さの施設が必要となり、現在千葉駅には適当な施設は見当た
らない。
しかしながら、近年民間において自社のショッピングセンターなどに投票所を誘致する動きも
でていることから、今後、情報収集する。(選挙管理委員会事務局)
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(2)花見川区
■ 公共施設について
1.新検見川駅、幕張駅前にバリアフリーの公衆トイレを設置すること。
駅前におけるトイレニーズへの対応は、原則として、市民トイレ制度を活用することとしてい
る。なお、現在、新検見川駅については、市民トイレとして西友新検見川駅店に協力いただいて
いるが、幕張駅については、協力いただける店舗がない状況である。(環境局 環境管理部)
2.花見川図書館分館は第2次5か年計画で平成22年度までに新設するとしたが、見送られ
ている。次期計画策定時では住民の要望に基づき、きちんと計画に位置づけ整備すること。
次期実施計画検討時に整備の必要性や時期等を再度検討する。
(見直し前の第2次5か年計画では、平成22年度末までに花見川区瑞川福祉事務所跡に分館
を新設するとしていたが、計画見直しの中で今5か年計画では見送ることとした。)
(教育委員会)
3.JR・京成電鉄駅付近に駐輪している違法自転車を取り締まるとともに、自転車駐輪場の
整備を進めること。
千葉市自転車等の駐車対策に関する総合計画に基づき、自転車等の駐車対策を推進する。
幕張駅自転車駐車場整備
19,381千円
放置自転車対策費
150,496千円 (建設局 土木部)
■ 道路・交通について
1.あんしんケアセンター、コミュニティセンターなど花見川区の公共施設の多くは交通の便
が悪く利用しにくいので、コミュニティバスを早期に運行し利便性を高めること。
公共交通や足の確保については、民間バス路線の拡充を基本に考えていることから、バス事業
者に地域の要望を伝えている。
コミュニティバスは「総合交通ビジョン」に基づき検討したい。(都市局)
2.花見川サイクリングロードは通勤・通学者の利用も多いので全線にソーラー発電や発光ダ
イオードなども検討し、照明の設置をすること。
市街地及び隣接区間の照明灯設置は完了し、この区間以外は現在のところ計画はない。
(都市局公園緑地部)
3.道路の整備、改善について
・ 花 園 63号 線( 花 園町 か ら宮 野木 町 に行 く道 路 )の 歩 道は 狭い の で片 側 のみ に
して車椅子でも通れるようにすること。
車椅子の通行できる片側歩道の整備は、現状道路内において難しい状況にあるため、整備手
法等について今後の課題とする。
(建設局 土木部)
・小中台線・花園68号線(検見川町から宮野木町方面)の検見川5丁目付近は住宅も増え
交通量が多いので、歩道の整備を早急にすること。
西小中台北側交差点から、ワイズマート付近の歩道整備に伴う測量が完了した。
平成22年度は、設計を行う。
設計費
2,000千円
(建設局 土木部)
・市道磯辺・畑町線の花園陸橋歩道の車道側にガードレールを設置すること。
現場の自動車・歩行者等交通量、利用方法・状況等を調査し、歩行者の横断防止柵の設置の
可否や整備手法等について検討する。(建設局 土木部)
49
■ 環境問題について
1.浜田川については悪臭問題もあり、浚渫などの対策を千葉県に働きかけること。 また千
葉市管轄である都市下水路域に関しても水質調査、周辺住民に聞き取りするなど、適切な
対策をしていくこと。
浜田川の管理者である千葉県に浚渫を要請すると共に「浜田川都市下水路協議会」において、
上流域の船橋市、習志野市に対し、引き続き下水道整備の促進を要望していく。
(建設局下水道管理部・建設部)
2.花見川の水量を増やすために、大和田排水機場からの放水回数を増やすよう水資源機構・
県に引き続き要請すること。
大和田排水機場から花見川への放水は、降雨時の印旛沼の増水対策として行われており、また、
定期的な放流も行っておりますが、今後も県及び水資源機構へ、引き続き要望する。
(建設局下水道管理部・建設部)
3.区内の元産廃処理施設については監視を続け、住民に対して指導経過をきちんと示すこと。
産業廃棄物処理施設については、監視パトロールを行い、不適正な行為が認められた場合は、
行政指導等により改善を求めるとともに、指導経過について積極的な情報提供に努めていく。
(環境局 環境管理部)
■ その他
1.歴史的、建築的な価値のある検見川無線送信所跡を文化財として保存し、有効な活用を図
ること。
検見川無線送信所跡地については、後世への伝承を検討していく。(教育委員会)
2.検見川稲毛土地区画整理事業内の中学校予定地の変更に関しては開かれた議論の中で、活
用方法を検討すること。
地元からの要望等も勘案し、次期実施計画策定において市全体の公共施設を検討する中で検討
していく。(総合政策局)
3.東大緑地植物実験所は貴重な緑地であり、地元住民とも連携しながら関係機関に働きかけ
存続に努めること。
国や東京大学に対し、機会をとらえ地元町内自治会等と連携を図りながら、実験所の存続を要
望していく。(総合政策局)
(3)稲毛区
■ 区民参加のまちづくりについて
1.新しいマンションが建ったり、区画整理などで新しい町ができたりと新住民が増えている。
・人口が増えることにより、保育園、幼稚園、学校、子どもルームなどの不足が懸念され
る。それぞれが、安心して利用できるように対処すること。また、学校の統廃合や学区
再編などは市民が不安を感じないように、地域で充分な検討をし、広報すること。
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平成19年10月に策定した「千葉市学校適正配置実施方針」に基づき、子どもたちのより
よい教育環境の整備と教育の質の充実を目的とした学校適正配置を推進している。
美浜区の「真砂地区」及び「高洲地域」では、2年にわたる地元代表協議会における協議の
結果、合意が成立し、統合により小学校3校と中学校1校を平成23年4月に新設校として開
校することが決定し、開校準備を進めている。また、「高浜地域」でも高浜第二小と第三小とを
統合し、平成24年4月に開校することが合意された。「磯辺地区」及び「幸町地区」では、地
元代表協議会において合意形成に向けた協議を継続している。「千城台地区」では、平成22年
2月に地元代表協議会を設置し、協議を開始した。
大規模校等への対応については、千葉市立小学校及び中学校通学区域調整委員会における協
議等を踏まえ適正配置を推進する。予算額 162千円
(教育委員会)
<子どもルーム>
人口増で多数の待機児童が発生した場合は、第2ルームの開設について検討する。
<保育所(園)>
保育所の整備については、人口動向や待機児童数を踏まえたうえ、
「待機児童解消に向けた
アクションプラン 2010」に基づき、計画的に整備していく。
(こども未来局 こども未来部)
・投票率を上げるため、行きやすい場所(日常の生活でかかわりのある場所など)に投票
所をつくり、投票所を選択できるようにする。ポスター掲示板が複数ある場所や、まっ
たく見当たらない地域があるので、掲示板の設置場所を見直すこと。
・投票所の新設は、人口増加の著しい地域や投票所までの距離が 3km以上ある遠距離地域を
中心に検討している。
・ポスター掲示場は選挙毎に設置場所の再検討を行い、出来る限り人通りの多い場所に設置し
ている。
また、平成 21 年 3 月 29 日執行の千葉県知事選挙より、市民がポスター掲示場の場所を確認で
きるように、各区毎に通し番号を掲示板に記入した。(選挙管理委員会事務局)
2.区民まつりの実行委員は毎年公募するよう実行委員会にはたらきかけること。
区民まつり実施の趣旨を踏まえ、区民等が主体的・自主的に行う事業に対して補助する。
(市民局)
3.放医研の事故などに関しては、周辺住民や自治会だけでなく広く市民にも公表すること。
本市では、平成13年1月、千葉県、独立行政法人放射線医学総合研究所の三者にて、異常事
態発生時の通報連絡等に関する協定を締結しており、いち早く情報収集ができるよう体制整備に
努めている。
事故等が発生した場合は、市としても速やかに情報を収集し、緊急性・危険性に応じて市民へ
の情報提供等の対応を検討・実施するが、基本的には事業者の責任において情報提供を行うもの
と考えている。(市民局)
4.新港横戸町線は、本線工事が優先され、生活道路の工事が先送りされ、沿線住民はさらに
長期間、工事による不便を強いられている。
・生活道路の工事を早く進めること。迂回路などは歩行者の利便性を考慮すること。
新港横戸町線(生活道路整備)用地買収・補償・工事等
(建設局
129450 千円
道路部)
・緑化検討会、全体協議会は市民が多くの時間を費やし検討、協議してきたものである。
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市民との協働で検討してきた経過を尊重し、継続していくこと。
道づくり協議会、緑化検討会については、継続する。
道づくり協議会運営 3500 千円
緑化検討会運営 3000 円
(建設局
道路部)
・開通した際には、沿線住民も一緒に参加でき、今後のコミュニティにも役に立つような
イベントを企画すること。
本線開通時に、沿道住民が参加できるイベントを企画する。(建設局
道路部)
■ 公共施設の整備について
1.稲毛区保健福祉センターは第2次5か年計画で建設が位置づけられている。
・全区の最後にできるので、各区の改善点をいかすこと。
・新港横戸町線の開通に伴い、交通事情が大きく変わることが予想される。また、これま
で保健センターを利用してきた近隣住民にとっては、交通の便が悪くなることが生じる。
駐車場や公共交通機関については充分、検討すること。
・ボランティアなどで現在保健センターを利用している人たちの意見を反映すること。
既設の保健福祉センターに寄せられた利用者の改善要望等を踏まえ、駐車場から施設まで
の誘導サインやセンター内各窓口への誘導サインなどについて改善を図った。
また、センター内の区社会福祉協議会・ボランティアセンターについても外看板に表示す
ることとした。
(保健福祉局)
2.保健福祉センター建設後の保健センターについては、地域福祉の拠点として充分に機能す
るように、社協だけでなく、地域の福祉に関わっている団体、個人などの協力を得て運営
していくこと。
小中台保健センター跡施設を活用して、稲毛区を中心とするエリアを想定した地域福祉活動拠
点の整備を進めている。運営方法等についても地域で活動する方々の利用しやすい施設となるよ
う検討していく。
地域福祉活動施設事業(小中台保健センター跡施設) 16,600千円
(保健福祉局)
3.福祉事務所跡の利用についてどのようなものがいいのか、市民意見を取り入れること。ま
た、決定していく場に市民が参加できるようにすること。
福祉事務所等跡の利用については、検討委員会を設置し、有効的な活用方法を検討する。
(市民局)
4.災害時に備えて公共施設に井戸を設置し緊急時に使用できるようにすること。
市内の56小学校(中学校区を単位に1か所)に非常用井戸を設置するとともに、地区防災拠
点である区役所や消防署など14か所に耐震性井戸付貯水槽を設置し、合計70か所の非常用井
戸を整備・管理している。
さらに、「ろ過浄水装置」を小・中学校等24か所に配備するとともに、市民等が所有する井
戸を活用した「防災井戸指定事業」を引き続き推進している。
防災対策施設管理運営費(非常用井戸管理) 16,301千円
(市民局)
5.稲毛図書館は周辺に学校が多い。学生たちが利用しやすいように開館時間を10時∼19時
にするなど工夫すること。本や雑誌に古いものが目立ち、情報として役に立たないものも
ある。市民のニーズにこたえるようなものをそろえること。
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地区図書館・分館の開館時間の延長については、図書館としても市民からの要望があることは
認識している。また、市民に役立つ図書館を目指しており、その地域の特性に合った工夫も必要
であると考えている。
しかし、時間を延長するためには新たな経費が見込まれ、また、人員配置の見直しも必要とな
ることから、教育委員会内の図書館・公民館に係る市民サービス向上検討会議で検討していく。
また、本や雑誌についても、資料の充実に努め市民ニーズに対応していきたい。
(教育委員会)
■ 稲毛駅前について
1.稲毛駅前の交通システムの変更については周知がされていない。特に一般車の乗り入れが
規制されている状況には見えない。周知をはかり、市民の意見を聞き、効果を確認するこ
と。
稲毛駅東口駅前の交通システムについては、平成 17 年度の東口駅前広場改良後、地元自治会
を通しての広報のほか、市政だよりや駅前でのビラ配り等で周知した。また、改良後に実施した
交通環境調査の結果に基づき、地元自治会、商店会、駅利用者、交通事業者及び道路・交通関係
機関等で構成される「JR稲毛駅東口周辺地区整備事業に係る関係者連絡会」で意見交換し、一
定の効果があったことを確認している。(都市局)
2.稲毛駅前の夜間の待機タクシーもロータリーを越えての客待ち駐車も見られ、混乱を招い
ている。早急に対策をとること。
千葉県タクシー協会に対応を要請している。(都市局)
3.JR社宅跡に建設される集合住宅による交通量の変化、環境の変化(ビル風など)に対応で
きるよう対策をとること。
地元の方々から、交通安全面で具体的な要望がでた場合は、警察へ要望していく。(市民局)
現時点で検討しておりません。(その他)
■ 道路の整備について
1.交通量が多く、歩道の整備がされていない、幕張弁天町線、長沼、ヴィルフォーレ周辺な
どで、歩行者が安心して歩ける歩道を整備し、自転車や車いす、ベビーカーも利用しやす
い道づくりをすすめること。
幕張弁天町線(弥生地区) 工事等 79000 千円
(建設局 道路部)
一部、街路の事業区間であることから、現況道路内で対応可能な安全対策を、公安委員会(警
察)等関係機関と協議を進めていく。 (街路事業については、道路部で対応)
(建設局 土木部)
2.磯辺茂呂町線は本体工事が大幅に遅れている。そのため、生活道路に車があふれ歩行者の
安全がおびやかされている。特に園生町4号線・園生町111号線など、安全が確保でき
るように生活道路を優先した道路整備をすすめること。
長沼町24号線
平成22年1月末完了
(建設局 道路部)
一部、街路の事業区間であることから、現況道路内で対応可能な安全対策を、公安委員会(警
察)等関係機関と協議を進めていく。 (街路事業については、道路部で対応)
(建設局 土木部)
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3.「放医研西側」の交差点は交通量が多いが、変形なので歩行者や自転車にとって信号がわ
かりづらい。歩行者スクランブルにするなど、安全性を考えること。
千葉県警察本部千葉市警察部へ要望済み(平成20年11月27日付け)。(市民局)
■ 稲毛区の緑化
1.宅地開発で、斜面緑地が失われ、よう壁化している。真夏の照り返しでヒートアイランド
現象が高まるため、よう壁の緑化を行政指導すること。また、斜面緑地の重要性を考え、
開発優先にならないよう、指導すること。
ヒートアイランド対策の推進に向け、「千葉市ヒートアイランド対策方針」(平成 17 年 11 月)
を定め、取組方針の一つとして地表面被覆の改善を掲げ、沿道緑化等を勧めている。
(環境局 環境保全部)
千葉市工場等緑化推進要綱(平成20年4月改正)に基づく緑化指導において、ヒートアイラ
ンド現象の緩和を促進するため、屋上緑化や壁面緑化などの特殊緑化を緑化率の対象にして、緑
化を促進している。また、開発区域に斜面緑地を含める場合には、宅地内緑地として極力保全を
考えるよう指導していく。(都市局公園緑地部)
2.小仲台斜面緑地は何回も開発されそうになり、住民が危機感を持っている。トラスト制を
活用して残す方法を考えること。
特別緑地保全地区や市民緑地としての保全を検討する。トラスト制については、地元との協議
の中で要請する必要があると考えている。(都市局公園緑地部)
3.第3期区民懇話会からの提言にある「小中台中学校裏斜面緑地」
「園生給水場南斜面緑地」
「稲毛東斜面緑地」その他のまとまった樹林などの保全に取り組むこと。特に稲毛東斜面
緑地のアルコール工場跡の開発には緑地の保全を優先すること。
地元や土地所有者と調整を図り、現地の調査を含め、特別緑地保全地区などの指定を検討する。
(都市局公園緑地部)
(4)若葉区
■ まちづくりについて
1.JR およびモノレール都賀駅改札口正面に、公共施設などを明記した案内板を設置するこ
と。(例えば、区役所・保健福祉センター・コミュニティセンター方面。動物公園・みつ
わ台総合病院方面など)
JRおよびモノレール都賀駅周辺に住居表示案内板を設置している。
現状認識したうえで、関係課との共同設置について検討する。(市民局)
2.JR 都賀駅のそばに期日前投票所を設置すること。
複数選挙を想定した場合相当な広さの施設が必要となり、現在JR都賀駅には適当な施設は見
当たらない。また、情報収集に努める。(選挙管理委員会事務局)
3.JR 都賀駅西口にコインパーキング式の一時利用駐輪場を設置すること。
千葉市自転車等の駐車対策に関する総合計画に基づき、自転車等の駐車対策を推進する。
(建設局 土木部)
4.JR およびモノレール都賀駅に設置されているエレベーターに自転車も乗れるようにする
こと。
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JR及びモノレールの車両は、自転車そのものの乗入を禁じている。(都市局)
5.千葉市動物公園・下田農業ふれあい館の来所者の増加をはかるため、ホームページなどを
充実させること。
下田農業ふれあい館を管理運営する指定管理者、下田ふれあい交流施設管理運営組合がホーム
ページを作成していることから、今後も更新等指導していく。また、来所者の増加策についても、
イベントなどの開催や多目的広場の活用など組合との意見交換を通して協議していく。
(経済農政局 農政部)
千葉市動物公園ホームページは平成21年12月よりリニューアルし、より分かりやすい構成
にし充実させた。(都市局公園緑地部)
■ 若葉保健福祉センターについて
1.ボランティアセンターは若葉区で活動している多くのボランティアグループが、情報交換
をしたり協力し合えるよう地域のボランティア団体なども含めた運営方法を考え、コーデ
ィネートをすること。
2.保健福祉センターのボランティア活動室がより多くの人に、より自由に利用されるように
すること。(例えば、事前申し込みなしでも利用できるなど)
地域福祉の推進役としての社会福祉協議会の役割が十分果たせるよう策定した「地域福祉活動
計画第3次実施計画」(平成18年度∼22年度)の中で、ボランティア相談・支援体制の充実を
図ることとしており、ボランティア活動を活性化させるための運営方法についても検討してい
く。
(保健福祉局)
3.若葉保健福祉センター内に社会福祉協議会があることを市民に認識してもらい、利用を促
進するため、社会福祉協議会の事業内容や開所時間等の案内を、保健福祉センター外の看
板に明示すること。
若葉保健福祉センターにおける社会福祉協議会等の案内については、正面入口に業務案内や開
所時間等を表示しているほか、平成21年度末に既存の外看板に、社会福祉協議会若葉区事務所
及び若葉区ボランティアセンターの表記を追加した。
(保健福祉局)
■ 樹林地の保全について
1.若葉区の特徴である緑を守るため、市民が参加して植樹や森林保全の体験が出来るような
企画を、公民館主催事業などで開催すること。
若葉区の特徴である緑を活用した公民館講座として、自然観察教室等の企画・実施を行ってい
るが、植樹や森林保全の体験講座については、各公民館の実情や関係機関との調整、専門家の意
見等を踏まえ対応していく。(教育委員会)
森林インストラクター、樹木医など植樹や森林保全の指導をできる人材の紹介・派遣など公民
館等と連携・協力していきたい。(都市局公園緑地部)
■ 子育て支援について
1.子育てリラックス館は利用者も多いことから、区内に2館目を設置すること。設置につい
ては、場所や運営などについて利用者の声を聞き、活かすこと。
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子育てリラックス館については、千葉市次世代育成支援行動計画(後期計画)に基づいて、計
画的に拡充していく。
設置に際しては、地域の実情に応じた場所を選定し、運営には既存施設などの利用者の意見を
反映していく。(こども未来局 こども未来部)
■ 交通について
1.都賀駅発のバスについては区役所・若葉保健福祉センターまでは100円とすること。
バス事業者に要望内容を伝えている。(都市局)
2.交通事故の心配がある危険な通学路(若松中・若松小・都賀の台小)の安全については、行
政だけでなく保護者と共に実態を調査し、早急に対策を図ること。
交通量や事故状況等の調査資料を基に、交通事故の心配がある危険な個所を把握するため、P
TA等関係者との会議の場を設ける。(建設局 土木部)
交通事故の心配がある危険な通学路については、年度当初に各学校において調査し、改善等の
必要があれば、学校からの要望を教育委員会で取りまとめをし、各土木事務所等に改善を依頼し
ている。今後も、通学路の安全確保に努めたい。(教育委員会)
3.千葉臼井印西線若松町地区の歩道および危険な交差点整備を早急に進めること。
(特にユニ
ハードウエアから鎌池交差点の間、歩道が狭く危険)
都市計画道路と重複するため、交通量、事故等の調査や可能な整備手法等について検討する。
調査費
8,000 千円
(建設局 土木部)
4. 桜木町の若葉北通りは、歩行者の安全が確保されるよう整備すること。
交通量、事故等の調査や可能な整備手法等について検討する。
調査費
2,500 千円
(建設局 土木部)
■ 農村部について
1. 広い農村部と豊かな緑をかかえる若葉区を広くアピールし、都市住民とともに農村部の活
性化を図る計画をたて推進すること。具体策として、廉価簡易な宿泊施設(民宿など)や
サイクリングロードの整備について長期的に検討すること。
歴史散策や自然観察の開催など、市民に地域を再認識してもらう市民参加事業を行うほか、都
市部市民との参加と協働の地域づくりに向け、拠点施設の整備を推進するとともに、交流の受け
皿となる地元組織の立ち上げとその育成・強化を図ることとしている。
サイクリングロードについては、既存道路を活かした、歩行者・自転車ネットワークとして、
その安全性等の確保の面からの検討を進めることとしており、廉価簡易な宿泊施設(民宿など)
については、都市農業交流センターなどにおける市民交流の動向を見定めつつ長期的に検討す
る。(経済農政局 農政部)
2.下田農業ふれあい館で、季節のイベント(例:もちつき・そうめん流し・花火大会・星を
見る会など)を開催し、生産農家と消費者の交流を深める取り組みをすすめること。
下田農業ふれあい館では、指定管理者の自主事業として生産者による旬の作物の直接販売や、
焼き栗、焼き芋の実演販売などのイベントは随時開催されている。今後ともさらに充実が図られ
るよう組合と協議・検討を図りたい。(経済農政局 農政部)
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(5)美浜区
■ バス路線について
1.「幕張西地区∼海浜病院、美浜区役所、検見川浜駅方面」を結ぶバスの運行を検討するこ
と。
千葉県バス協会及びバス事業者へ地元要望を伝えている。(都市局)
2.屋根のないバス停に屋根を設置すること。
バス停の上屋は、バス事業者が整備することとしており、具体の要望に応じてバス協会及びバ
ス事業者に要望する。
(都市局)
交通安全施設等整備事業により、H20年度までに64箇所を整備した。なお、H21年度以
降については、基本的にバス事業者によるものとした。
(建設局 土木部)
■ 美浜図書館・美浜コミュニティセンターについて
1.美浜図書館の利用時間を、市民の利便性を考慮して、金曜日に 8 時まで延長すること。
地区図書館・分館の開館時間の延長については、図書館としても市民からの要望があることは
認識している。また、市民に役立つ図書館を目指しており、その地域の特性に合った工夫も必要
であると考えている。
しかし、時間を延長するためには新たな経費が見込まれ、また、人員配置の見直しも必要とな
ることから、教育委員会内の図書館・公民館に係る市民サービス向上検討会議で検討していく。
(教育委員会)
2.図書館に市民から寄付された本の交換コーナーを設けること。例えば「ご自由にお持ちく
ださい」コーナーの設置など。
「本の交換コーナー」を設けることは、図書館の所蔵本との区別など混乱を招く可能性がある
ことから、図書館内への設置は困難であると考えている。
※他市の一部の図書館などで実施している常設の図書のリサイクルコーナー(無料配布)など
については、引き続き研究をしていく。しかし、寄贈本の処分は図書館に任されているものの、
前提は図書館での有効利用であり、寄贈者の心理・心情や設置スペースなど課題も多く、現段階
での実施は困難である。(教育委員会)
3.敷地内の植栽に農薬を使わないこと。また、花壇の手入れを市民参加で行うこと。
高洲コミュニティセンターについて
近隣住民の健康に配慮した管理運営を行っている。
なお、花壇等の維持管理は指定管理業務となっている。
(市民局)
■ 公園について
1.犯罪防止・バリアフリー等の視点からも公園再整備については、ワークショップを開くな
どし、地域の意見を聞き、反映させること。
美浜公園緑地事務所における再整備は平成21年度で完了。(都市局公園緑地部)
2.海浜公園の樹木(松林を含む)の剪定、浜辺の管理などを行なう仕組みを広く市民参加を呼
びかけて作り、さらに充実させること。
市民参加でクロマツ剪定作業の事例があるが、その他市民参加可能な管理作業メニューを検討
していく。(管理作業メニュー例:花壇管理、簡易な松林間伐、浜辺の清掃など)
(都市局公園緑地部)
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3.検見川の浜や稲毛の浜のサーフボードを洗う水道は 1 回 100 円など、有料にすること。
公園内の水道使用を有料化することについて、サーフボード利用者や一般利用者の意見聴取を
おこなう。また、有料化した場合の料金徴収方法(コイン式、直接受取式)を検討する。
(都市局公園緑地部)
■ 子ども
1.高洲保健センター跡施設のフリースペースについては、「こどもの居場所」として機能さ
せること。管理運営に関しては、地域の子育て支援団体に任せることも検討すること。
高洲保健センター跡施設については、平成20年1月の子どもルーム等の開設に合わせ、子ど
ものための交流スペース等3室を確保したが、その運営等については未定である。今後、地域住
民による管理運営を含め、その実施方法について検討するとともに、
「子どもの居場所のあり方」
を念頭に置き、「子どもに信頼される大人」に求められるスキル(職能)と、それらを備えた人
材の育成・登用手法等について、「子どもに信頼される大人と子どもの居場所のあり方」に関す
る調査・研究の中で行う予定である。
平成 22 年度予算
845 千円
(こども未来局 こども未来部)
2.磯辺 3 小子どもルームを学校敷地内に平成22年度に開設すること。
夏休み前に実施する「子どもルーム利用意向調査」の結果及び児童推計を基に設置を検討して
いく。
(こども未来局 こども未来部)
3.マンション等の建設により保育所の待機児童が多い地域に、保育所を開設すること。(千
葉みなと駅付近、稲毛海岸駅付近、幕張西、打瀬)
「待機児童解消に向けたアクションプラン 2010」に基づき、美浜区打瀬地区に
定員110人の保育所を整備する。(平成 23 年 4 月開園予定)
平成22年度予算
144,834 千円
(こども未来局 こども未来部)
■ 福祉施設
1.既存の施設の再利用も含め幕張西地区、幸町地区に「いきいきセンター」を早急につくる
こと。
美浜区は、整備用地の確保が難しいことなどから、関係機関等と協議を行い、平成20年度に
都市再生機構の真砂団地内の土地の借用により真砂いきいきセンターを整備した。今後も、空き
教室など既存の公共施設等の活用を基本に、その必要性を含め検討していく。(保健福祉局)
2.地価が高く、土地や建物に余裕のない美浜区においては、小規模多機能型ケアハウスなど
障がい者や高齢者の福祉施設の開設を促進するよう、公の空き施設を解放すること。また
今後、国や、企業庁、URなどの土地の処分がある時は、福祉施設用地を確保するよう努
めること。
空き教室の有効利用については、利用可能な空き教室の実態調査を踏まえ、幅広い活用策の検
討を進める。
また、国、企業庁、URなどの土地処分に伴い、市に土地利用の照会があった場合は、庁内の
計画事業との整合、地元要望を踏まえ、市民ニーズにあった活用について国等へ要望していく。
(総合政策局)
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美浜区は埋め立てにより造成、開発された地区であり、施設整備のためのまとまった土地の確
保が難しいため、公共施設の跡施設の活用や国や都市再生機構、県企業庁が行う土地売却や団地
再整備等の機会をとらえて高齢者のための施設が整備されるよう働き掛けていく。
障害福祉サービス事業所は、社会福祉法人以外の営利法人の参入も可能であり、賃貸物件や自
己所有物件により設置すべきものと考える。
なお、施設整備や事業所に係る土地の確保は、設置者が行うことが基本ではあるが、市民が住
みなれた地域でできるだけ長く生活を送ることができるよう、国や都市再生機構、県企業庁が行
う土地の売却や団地の再整備の機会をとらえ、福祉施設の整備が進むよう、設置希望者に対する
情報提供等に努める。
(保健福祉局)
3.学校適正配置の話し合いが進み、統合校が決定した地域での「跡施設利用」については、
地域の意向を充分吸い上げるとともに、地域性に配慮し、またこれからの公共サービスの
あり方を見据えNPOや市民団体の利用を可能にすること。
跡施設活用については、
「千葉市学校適正配置実施方針」で規定した基本的な考え方を踏まえ、
地元要望や地域の公共施設の状況、さらには当該地域に関わる施設の整備計画や土地利用に当た
っての計画との整合等を考慮しながら、全庁的な検討を進めていく。
「学校適正配置実施方針」で規定した統合による跡施設利用の基本的な考え方
1 費用対効果を勘案し、有効活用することを原則として検討する。
2 有効活用の検討に当たっては、地元の要望に配慮するとともに、全市的な行政施策との
調整を図りながら別途利用計画を策定する。
3 有効活用後、残った跡施設を処分する場合は、処分益を教育施設等の整備・充実のため
に優先的に活用する。
(教育委員会)
■ 自転車
1.稲毛海岸駅の広場周辺の放置自転車は JR と協議し対策を取ること。
従前より自転車駐車場の設置要望を行っているが、今後も引き続き要望する。
(建設局土木部)
2.検見川浜駅真砂側に公共の駐輪場を設置すること。
検見川浜駅第3・第4・第5自転車駐車場
平成22年7月供用開始(建設局
土木部)
3.検見川浜駅の第2駐輪場では、駐輪中の自転車が風でよく転倒するので、転倒防止の柵を
細かく設置する等、対策を講ずること。
現地の状況を確認し、設置に向け検討する
(建設局
土木部)
■ その他
1.新港横戸町線の開通に伴う渋滞緩和(特に幸町から黒砂水路にかかる橋)のため、信号機
や道路の工夫を県警に要請すること。
千葉県警察本部千葉市警察部へ要望済み。(平成21年11月20日付け)(市民局)
黒砂橋交差点改良(信号機移設含む)81000 千円
(建設局
道路部)
2.幸町 2 丁目から京葉線の下を通って新港商業地区へ至る、人や自転車が通る道をつけるこ
と。
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市が、民間商業施設へのアクセス路を整備することは、特定の民間事業者に利益を供すること
になるから、事業者自らが行うべきと考えている。(都市局)
3.幕張西地区、稲毛海浜公園に交番を設置すること。
千葉県警察本部千葉市警察部へ要望済み。(平成21年11月20日付け)(市民局)
4.幕張西公民館近くの歩道橋、国道 14 号を渡る歩道橋が老朽化しているので、補修するこ
と。
幕張西歩道橋は、補修に向け検討する。
国道 14 号を渡る歩道橋については、担当課を通じ千葉国道事務所に要望していく。
(建設局 土木部)
5.幕張西公民館の改築を行うこと。
今後、大規模改修の中で検討していく。(教育委員会)
(6)緑区
■ 緑区役所の新たな取り組み
1.緑区役所内の5階会議室などの利用状況を精査し、市民も利用できるよう検討すること。
狭隘な執務環境の改善や窓口におけるプライバシーの確保を図るための個室の利用などを行
ったところであるが、検討委員会を設置し、有効的な活用方法を検討する。(市民局)
2.緑区役所に事務局を置く、事業者・利用者・行政の三者からなる「(仮称)緑区内バス路
線見直し検討会」を創設し、緑区独自の交通施策を講じること。
バス交通について、自治会等の組織からの相談には応じるが、バス事業者の参加は強制できな
い。(都市局)
3.緑区役所に事務局を置く、市民・行政・交通関係事業者・駅前事業者とで構成する「
(仮
称)地域交通会議」を緑区内の外房線各駅に設置し、あらゆる交通問題を協議すること。
バス交通について、自治会等の組織からの相談には応じるが、バス事業者の参加は強制できな
い。(都市局)
■ 公共施設について
1.緑図書館利用者の声をひろい、市民が利用しやすい時間帯や曜日の開館の検討をすること。
地区図書館・分館の開館時間の延長については、図書館としても市民からの要望があることは
認識している。
また、市民に役立つ図書館を目指しており、その地域の特性に合った工夫も必要であると考え
ている。
しかし、時間を延長するためには新たな経費が見込まれ、また、人員配置の見直しも必要とな
ることから、教育委員会内の図書館・公民館に係る市民サービス向上検討会議で検討していく。
(教育委員会)
2.土気南側(あすみが丘方面)に消防出張所を新設すること。
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今後の人口動態の推移や防火対象物等の状況等、当該地域の進展を見極めながら、将来的な計
画として検討していく。(消防局)
3.市立青葉病院、緑区内や隣接地域の民間病院、公立病院のネットワークで夜間救急診療体
制を充実させること。
本市の夜間救急医療は、内科、小児科の初期診療は夜救診で、また、二次診療や夜間外科につ
いては、民間病院を含めた病院群輪番制で体制整備を図っている。(保健福祉局)
4.「創造の杜」利用者用の駐車スペースを確保すること。大椎台側入口に自転車置き場とス
ロープをつくること。
創造の杜は、主として徒歩圏内に居住する人々の公園で、駐車スペースを確保することは、公
園形状がすりばち状になっていることや維持管理上の問題から慎重に考えていきたい。また、大
椎台側入り口に自転車置き場とスロープをつくることについては、公園利用者サービスの向上か
ら今後の検討課題としたい。(都市局公園緑地部)
■ 環境・ごみについて
1.都川、村田川、鹿島川の水源地域の地下水汚染実態調査、水質汚濁対策の推進、環境調査
など、継続して行うこと。
河川(排水路)の水質浄化を推進するため、都川水系に浄化施設を設置し、浄化を行っている。
また、地下水保全計画に基づき、水質と水量の両面から総合的に地下水の保全に努めている。
・排水路浄化施設維持管理等
25,318 千円
・河川浄化実践活動
80 千円
計 25,398 千円
(環境局 環境保全部)
2.鎌取駅や土気駅周辺のムクドリ対策については、部局間や他市町村と連携して共存を基本
とした対応策を研究すること。なお、市民には新たな都市問題としての周知を図ること。
ムクドリに関する習性等の情報や市が行っているムクドリ対策などの情報を一元化し、共有化
を図るとともに、ホームページ等に掲載して広く市民へ発信していくことを検討していく。
(環境局 環境保全部)
■ 交通について
1.緑区の人口増加に伴い、JR外房線の発着数および車両を増やすよう強く申し入れを続け
ること。
千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じ、JRに要望している。(都市局)
2.JR外房線の終電時間を遅くするよう申し入れること。
千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じ、JRに要望している。(都市局)
3.誉田駅前の歩道の拡幅を、さらに延長すること。
今後の検討課題としたい。
(建設局
道路部)
4.鎌取駅駐輪場設置に伴い、放置自転車を活用したレンタサイクルを、おゆみ野でモデル的
に行なうこと。緑区における自転車利用の促進、マナー啓発のために市民と協働して調査
研究すること。
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千葉市自転車等の駐車対策に関する総合計画に基づき、自転車等の駐車対策を推進する。
平成21年度に、既往レンタサイクル事業の実施事例について調査およびヒアリングを行っ
た。今後は、社会実験、課題の抽出、実施に向けた調査・研究を進める。(建設局 土木部)
5.鎌取十字路から県立千葉南高校にいたる大網街道を、自転車が安全に走行できるように道
路の点検と整備をすること。
鎌取駅から鎌取十字路までの間については、歩道整備の事業中であるが、現在のところ、延伸
の予定はない。(建設局 土木部)
6.緑区役所、千葉市緑いきいきプラザや千葉市緑保健福祉センター、各地区公民館などの公
共施設をつなぐ福祉巡回バスを走らせること。
「総合交通ビジョン」に基づく検討する。(都市局)
7.コミバス運行に積極的に取り組み、助成すること。
「総合交通ビジョン」に基づく検討する。(都市局)
8.JR駅の混雑緩和のため、京成ちはら線の料金値下げ・サービスの向上など、利用しやす
いように京成電鉄(株)に申し入れすること。
利用者の利便性向上や利用促進を図るため、京成電鉄及び千葉県等と定期的な連絡会議を通
じ、協議している。(都市局)
9.JR鎌取駅の改札口を早急に増設するように申し入れること。
千葉県JR線複線化等促進期成同盟を通じJRに要望し、平成22年3月に改札口1基が増設
された。(都市局)
10.越智町土気町線の大木戸工区で建設中の八幡橋が完成すると、ここを通る車が大網街道へ
抜けるために、大木戸小学校通学路を通ることになる。開通の前に、危険箇所はないか十
分検討し、歩行者の安全対策を講じること。
大木戸町4号線
境界確定作業を進める。
(建設局
道路部)
■ 防災について
1.おゆみ野南小学校へ備蓄倉庫ならびに備蓄品を設置すること。
小学校の備蓄倉庫は、中学校区を単位に1小学校を選定し、非常用井戸と合わせて整備してお
り、現在、全中学校区(56小学校)に整備している。
また、小学校のほか、各区役所や消防倉庫等20か所に備蓄倉庫を整備し、合計76か所の備
蓄倉庫を整備している。
備蓄品は、災害時において食糧、生活必需品のうち緊急に調達することが困難と予想されるも
のについて、各区に設置した備蓄倉庫に順次分散備蓄を行っている。
防災備蓄品の整備 14,348千円
(市民局)
2.各地域ごと(自治会・学校区・など)の防災システムの充実と実際の管理体制の指導のた
めに、定期的な訓練の励行と訓練状況の情報提供をすること。
自主防災組織の活動の促進を図るため、訓練を実施した自主防災組織に対して助成金を支給し
ている。
また、訓練の相談・情報提供・申し込みについては各消防署で受け付けている。
自主防災組織の育成
13,549千円
(市民局)
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3.大地震時、液状化現象が予測される地域の地盤調査を行い、危険のある地域について、適
切な地盤改良を行うこと。
広域避難場所は、地震によって発生した広域延焼火災から市民の安全と生命を守ることを目的
として、相当のオープンスペースが確保された大規模公園等を中心に指定している。ただし、面
積等の要件を満たす箇所が市内で限られることから、液状化の危険性のある場所であっても、状
況によって効果的な活用ができることから指定している。
しかしながら、
① 広域避難場所はあくまでも一時的な避難場所であること
② 液状化による倒壊危険性のある建物が無いか少ないこと(かつ、液状化では急激に倒壊す
る可能性は低いこと)
③ 延焼が治まった後は小・中学校等適切な避難所へ誘導すること等より、液状化による市民
への直接的な被害は、可能性としては低いものと考える。
なお、平成21年6月に公表した液状化危険度予測マップでは、一部において危険性が高いと
予測している。
(市民局)
4.被災時に水洗トイレ、洗濯用の生活用水を確保するため、公園、学校の校庭、公共施設用
地等に井戸の設置個所を増やすこと。
市内の56小学校(中学校区を単位に1か所)に非常用井戸を設置するとともに、地区防災拠
点である区役所や消防署など14か所に耐震性井戸付貯水槽を設置し、合計70か所の非常用井
戸を整備・管理している。
さらに、「ろ過浄水装置」を小・中学校等24か所に配備するとともに、市民等が所有する井
戸を活用した「防災井戸指定事業」を引き続き推進している。
防災対策施設管理運営費(非常用井戸管理) 16,301千円
(市民局)
■ 文化について
1.土気城址、大椎城址を市の指定史跡とすること。
土気城、大椎城は、ともに私有地であり、土地所有者や土地管理者の意向も考慮し、検討して
いく。(教育委員会)
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