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トータルな物流管理体制を築く 【PDF:1.77MB】

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トータルな物流管理体制を築く 【PDF:1.77MB】
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設資売 車
昭和50年
1′
000フ
丁Fl
5億 円
l)
19台 (大阪南部運輸l■
山田 康 二 氏
兵庫県西宮市 山口町
阪神流通 センター 1-94
078-903-0391
小僧寿 し店への食材、
資材、
備品等の受注・
管理配送業務
西日、堺
1ン
wYAZAK日
靖
トータルな物流管 理 体制 を築 く
株式会社小僧寿 し配送 セ ンタ ー殿 ( 山田
康 二 社長、兵庫 県西 宮市 山 口町阪神流 通 セ
ンタ ー 1 - 9 4 ) は 、全国 に持 ち帰 り寿 司店
同社 では、全国 か らの注文 に対 して 、 仕
入れ、入庫、在庫、出荷、輸送 を全 面 的 に
を展 開す る 小 僧寿 し本部 ( 山本益次社長、
の 物流
大阪府吹 田市 山田西 4 - 8 - 3 ) 殿
部門 と して昭和5 0 年に設立。配送 セ ンタ ー
( 西宮、堺) の 管 理 、 食 材、 資材、 備 品 の
調達 か ら各加盟店 へ の請求発行代行 な ど、
小僧寿 し本部 の主 要業務 に携わ る。 昭和 5 3
年 には、輸 送業務 を一 貫 して行 うため、 実
運送 を行 う大阪南部運
輸佃 ( 同社長、大阪府
堺市野 々井9 8 - 3 ) 殿
に資本参加 し、ト ー タ
ル な物流管理体制 を築
管理、運営 して いる。 こ う した小僧寿 し本
部 の 中核業務 を担 って いるため、低 コ ス ト
で高品質 な物流 を提供するのが 最大 の 使命
となる。
しか し、食材 の冷凍食品 を扱 う ウ エ ー ト
が 増加 し、施設面 で は冷凍倉庫 の整 備 と拡
張、ト ラ ックは全車 2 温 度帯対応 の 冷 凍車
両 を整 備す るな ど、設備投資 の増加 が 付 い
て回 り、 きめ細 か な コ
ス ト管 理 と社員 、 パ ー
トな どの従 業 員 へ の 教
育 が 、重要 な要 素 とな
る。
こ う した理 由か ら、
同社 は コンピ ュー タ ー
き上 げた。
小僧寿 し本部 は、 4 7
年 に持 ち帰 り寿司店 と
して ス タ ー ト、 F C
による管 理 を積 極 的 に
行 う とともに、 パ ソ コ
ンな どハ ー ドの 低 価 格
( フ ラ ンチ ャイ ズ) 展
開 で 全 国 に2 , 0 0 0 店を
化 に沿 つて、社内 LAN
(企業 内情報 通 信 網 )
へ の取 り組み始 め るな
有す る規 模成長 を遂 げ
た。平成 5 年 に店頭登
録 し、年商 は1 8 0 億円。
最 近 は F C が 安定期 に
入 り、大型店 「す し花館 」 へ の転 換 を推 進
し、直営店、実験店 ( スパ ゲ ッテ ィ店 等)
な ど多面 的な店舗展 開 を進 めて いる。
小僧寿 し配送 セ ンター殿 は当初、 大 阪市
福島区 の 中央市 場 の 隣接 地 に床面積 3 0 0 平
方 メ ー トルの配送 セ ンター か らスター ト。
0 0 0 平方 メ ー ル 規 模 の セ
す ぐに、 堺市 の 1 ′
ンタ ー に移 転 した後、昭和 5 3 年に は現在 の
ど、新 たな社 内改革 の
実践 に挑 んで い る。
山田社長 は 「当初 は冷凍 品 は少 なか った
が 、現在 では配送 セ ンター で取 り扱 う商 品
の 6 害J が冷凍 品 にな ってお り、今後 と も増
加傾 向 にある。 このため、配 送 セ ンタ ー の
冷凍庫 の拡張 を行 った り、冷凍車 両化 を 積
極的 に進 めたが 、 コ ス ト面 で は厳 しいもの
があ った」 と振 り返 る。
6 0 0 平方 メ ー トル
阪神 流通 セ ン タ ー 内 の5 ′
の敷地 に建 つ、 立 体 自動庫 をメ ー ンと した
0 0 0 平方 メ ー トルの 施 設 に 移
延 べ床 面 積 8 ′
「昭和 5 3 年か ら、車両 は仕切 りを入れて、
1 台 で冷凍品 と常温 を運んでいるが 、 今 は
全車両で 2 温 度帯 の車両 を採用。 車 両 1 9 台
で は実際 の物量 は運 べ ないので、現 在 で は
転 した。
各仕入 れ先 に直接納品 を積極 的 にお願 い し
2ン
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麟
2温度帯 トラッタin■ zAC-5064導 入
て いる。わが社 で は、地 区本部 な
どへ の輸 送 だ けを限定 して行 って
いる。仕入 れ先の出荷量 も増えて
お り、直接納品す る ことによつて、
物流費 の削減 が図れ る。 このため、
当面、 自社車両 は増 や さず に対応
す るとともに、 自社 トラ ックの コ
ス ト管理徹底 を図 る狙 いで、 トラッ
クに矢 崎総 業 の 『YAZAC一
5064』の導入 に踏み切 りま した」
と して いる。
トラ ックの運 行管理 と して、従
来か らタ コグラフと冷凍庫 内 の温
度 タ コグラフを採 用 して いた。 し
か し、 タ コグラフの管 理 、 チ ェ ック を きめ
細 か くす るには、 デ ジタルのほ うが分析 は
容易 であ り、す ぐにデ ー タが分か るな ど幅
広 い活用が 期待 で きる。
加 えて、温度記録 も一 緒 に行 えば、 よ り
便利 になる。平成 7 年 秋 か ら調査 に入 り、
車載端末器 メ ー カー数社 の 中か ら矢 崎総業
の 「
5 0 6 4 」の採用 を決めた。決 め 手 は、 エ
ンジン回転数 が 1 分 単位 で記 録 で き、 速 度
が0 5 秒 単位 に記 録 で きる ことと、 カ ー ド
デ ー タをや りと りす るだ けで、運 転 手 が ほ
とん ど操作す る必 要 が な い点一一 だ った と
い う。
山田社長 は 「一 部 の運 転手 か ら管 理 強 化
の不安 の声 が 上 が っ
たが 、 4月 か ら18台
で、運 用 を 開始 。 と
くに問題 な く受 け入
れ られた。運 行管理、
安全面 につ いて も、
パ ソ コン画面 で 、そ
の場 で状況 が よ く分
か る。さ ら に 、 指 導
が よ り適切 にな り、
運転手 も理 解 しや す
くて、す ぐに効果 が
表れ た」 と言 う。
トラックの運行 は、
週 2 回 ( 月∼ 水、 木
∼土 ) が 原則、 長 距
3
1
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燃 費 向上 、コス ト低減 に寄与
星 の活用 による トラ ックの現在位置管理 シ
ステム な ども検討 したい」 と、 あ くまで積
離 が主 体 なため、運 行管 理 をきめ細 か くす
ることで、 コス トが違 って くる。例 え ば、
車両 か ら離 れる場合 はエ ンジンを切 る。
極 的な シス テム化 を構 想す る。
山田社長 は、 自 らパ ソ コンを角
虫るマニア。
社長 室には、デ スク トップ型 パ ソ コ ンが 3
台、配送 センター内の監視用 カメラモニター
が並 び、 さらにノー トパ ソ コ ンを持 つ 凝 り
また、安定 した定速走 行、 急発進 、 急加
速 をな く した り、速度超過 をできるだ け抑
制す ることで 1 、 2 割 は燃費が よ くな るな
ど、 コ ス ト低減 に大 き く寄与 できた。
こ う した点で
「5064」 は 、1司
社にとって ヽ陶
て付 け、 の装置
だ った。現在 は、
よう。 10年 前 に
株 の研究 のため、
パ ソ コ ンを 触 リ
チ ャー お
出 してか ら、 社
内の システム 化
・
裏
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に先頭 に立 って
取 り組んできた。
現在 は、 社 内
回転数、速度、
時間 デ ー タを分
析 してつ くる運
LANの
構築 に
着手、社 長 室 で
各種 デ ー タの 確
行実績表、速度
の変化 をグラフ
で細 か く確認 で
きる速度 チ ャー
トデ ータを表札
認、状況把握 、
各部署 で効 率 的
運行状況 を個別
に見 なが ら、運行指 導 できるようにな り、
な情報 の共 有 化
がで きる システム構築 のための準備 を始 め
運 転手 にも分 か りやす く好評 だ。
て いる。
導入評価 について、 山田社長 は語 る。
「初期 目的 はク リアで きた し、燃費 向 上
な ど具体 的効果 が 出 て い る。今後 は運 転 日
「できれば、車 に乗 つて いて も、 いつ で
も ノー トパ ソ コンで トラ ックの運行 状 況 と
か、配送 セ ンター 内 のモ ニ タ ー画面 な どの
報 を運動 した 日報作成 の 自動化、温度記 録
を 同時 に行 う システム にす るな ど、 グ レー
ドア ップ を図 りた い。 で きれば、 G P S 衛
社 内状況 が分 かるよ うに したいのだが 」 と
山田社長 は、 システム化、ネ ッ トワー クイし
の拡張 に余 念が な い。
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矢 崎 総 業 株 式 会 T■
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社 : 〒1 0 8 東京都港区二田1 - 4 - 2 8 三田国際ビル1 7 F ■0 3 ( 3 4 5 5 ) 8 8 1 2
沼亭センター! 〒4 1 0 静同県沼津市大岡2 7 7 1 ( 計
芸機器事業部) ■ 9 5 5 9 ( 2 4 ) 1 1 1 7
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