Comments
Description
Transcript
PDFファイル/25KB
指定管理者点検調書 <花の文化園> 1.これまでの主な管理運営の取組み 平成18年度 収入確保・利用 促進 平成19年度 ・府及び河内長野市との共催イベントの実施(南河内朝市祭 の開催、公共施設・近隣3市合同・ぐるっと街中博物館スタン プラリーの実施) ・新聞社等と連携したツアー企画実施 ・外環状線沿いの野立て看板の設置 ・地下鉄、JR、南海周辺駅貼りポスターの実施 ・周辺施設との広告掲載バーターの実施 ・前年度取組継続 ・派遣職員2名を嘱託職員3名に切替え人件費削減 支出削減・人員 ・役職の兼務(園長兼企画管理課長) 削減 ・冷暖房費等光熱水費の削減対策の実施 民間活力の導 入・ ・ブレス(情報誌)への企業等広告記載の実施 取組内容 アウトソーシング サービス向上 ・4月、5月の無休開園の実施 ・入園料を大人550円から500円に改正 ・12月、1月の料金を大人300円、開園時間を10時から4時に ・大温室内に喫茶フラワーメイトオープン ・デルフィニューム園、クリスマスローズ園の整備 ・高齢者無料入園日の実施 ・駐車場と園の無料シャトルバス運行(秋1回) ・フルルガーデン倶楽部との協働(12日間のホール展 示の実施と期間中各種イベントの実施、福祉施設及び NPOなど府民と 市内小中学校への園芸指導) の協働 ・NPO法人モックルじねん学校への活動協力 ・地元町会と連携したアドプトリバーの取組への協力 ・新プロジェクト(カブトムシの館、世界で一番美しい緑の壁、 3メートルの巨大テラコッタドール等)の実施による集客対策 ・府内老人福祉施設への案内送付 ・前年度取組の継続 ・清掃業務の直営化 ・冬季閑散期の券売・売店臨時職員の雇用時間短縮 ・世界のトップガーデナーの指導による新規事業展開と職員 の意識改革 ・車椅子のリニューアル ・新規スポットづくり(世界で一番美しい緑の壁、3メートルの 巨大テラコッタドール、子供向けカブトムシの館、ドングリの すべり台等) ・子供向けプログラムの作成 ・前年度取組の継続 ・ロハスライフボランティアとの連携による「世界で一番美しい 緑の壁」や古鉢を活用した100体を超える様々な「テラコッタ ドール」の制作展示 (指定管理者に対する点検) 2.点検内容 方 針 項 目 具体的提案 実施状況 ①一年中その季節の花を楽しんでもらえるよう植物の種類や品種の充 ①四季を問わず充実した植物展 実等に努めた。園内の花の見頃にあわせた企画展示、見どころガイドツ 示と多彩な催事 アー、コンサート等を実施した。 ②ボランティア養成講座を開催するなど府民の生涯教育に寄与した。中 ②多岐・生涯にわたる教育的役 学生の職場体験学習等受入や小中学校に出向いての園芸教室を開催 割の発揮 した。 平等利用が 確保される よう適切な 管理を行う ための方策 施設の設置目的及び管 理運営方針 ③花きの振興と生産者の支援 ③装飾花壇用花壇苗は花き生産団体と年間契約した苗を使用し、府内 花きの生産振興に努めた。 ④福祉施設等との連携 ④花の文化園で育成したボランティア団体であるフルルガーデン倶楽部 のメンバーの協力を得て福祉施設に園芸講師を派遣した。 ⑤幅広い府民との協働 ⑤ボランティア団体と協働した園内管理に努めた。「日本一楽しい植物 園」を目指し「目指せ旭山プロジェクト」を立ち上げ、一般募集のボラン ティアとともに「世界で一番美しい緑の壁」などを作成し、府民参加を促し た。 ①さまざまな利用の形態を提供 ①花とみどりの文化サロンなど体験講座を開催し多様な利用を促した。 する 平等な利用を図るための 具体的手法及び期待さ ②利用しやすい施設や用具の 整備 れる効果 ③参加しやすい施設の整備 ②H18に車椅子17台を更新した。段差の解消など高齢者や障がい者に 配慮した整備を行った。 ③車椅子でも作業できる高床式福祉花壇を整備した。 ①より魅力のある花の文化園を ①クリスマスローズガーデン、クレマチス通りなど見どころスポット整備や 展開 施設の改修に努めた。 利用者の増加を図るため ②来園者にとってより利用しや ②H18より利用料金を値下げした。4・5月を無休とした。 の具体的手法及び期待 すい運営 される効果 ③ホームページを充実させるとともに、報道資料提供や広報誌への掲載 ③より魅力のある花の文化園を などを行った。周辺集客施設との提携による相互広告等、宣伝でも工夫 展開効果的な広報活動 した。 ①H19は50回の企画展示、58回の見どころガイドツアー、88回のお祭り ①多彩な催事と講座、花きに関 企画を実施した。2,186件の園芸相談に対応した。136回の体験講座等に する相談と情報提供 より情報提供に努めた。 ②利便性の向上 施設の効用 を最大限発 サービスの向上を図るた 揮するため めの具体的手法及び期 ③教育機関との連携等 の方策 待される効果 ②車椅子を更新するととにその置き場を整備した。駐車場看板・園内サ インの設置・改修等を行った。 ③小学校等に対する校外学習の充実を図るとともに、職場体験として中 学生の受け入れ、園芸専門学校生等の研修を実施した。市内小中学校 に出向いた園芸教室を開催した(H19:11校)。 ④利用者ニーズを把握し、運営 ④来園者アンケートを実施し、利用者ニーズの把握に努めた。また利用 に活かす 者ニーズに適合したレストラン運営を行った。 ⑤トラブル防止や苦情対処の具 ⑤危機管理マニュアル、施設点検マニュアルなどに基づき事故等の未然 体的方法と管理運営への反映 防止に努めた。 ①施設の保守点検 ①施設・設備、園路等の施設は点検マニュアルを用いて点検した。法定 点検や専門性を求められる施設維持管理や検査は専門業者との委託 契約により適正管理した。 ②園内の清掃 ②美観の保持が花の文化園の いのち であるとの認識のもと、軽微な 清掃は職員が毎日実施した。温室のガラス清掃など特殊な技術や機材 を必要とする清掃は専門業者に委託して実施した。 施設の維持管理の内容、 適格性及び実現の程度 管理に係る 経費の縮減 施設の管理運営に係る に関する方 経費、納付金等の内容 策 適正な管理 業務の遂行 を図ること ができる能 力及び財政 基盤に関す る事項 ①効率的な人員配置 ①サービス提供に支障のない職員配置体制(専門知識・人数)の中で、 派遣職員2名を嘱託職員3名に切替え、また役職を兼務(園長兼企画管 理課長)するなど人員配置を効率化した。 ②管理作業の合理化 ②園内管理の一部を花の文化園で育成したボランティア団体の協力を 得て実施した。 ③考えられるあらゆる経費削減 ③温室の設定温度を限界まで低くして燃料費を削減するなど、あらゆる 策の具体化 面で経費削減を図った。 収支計画の内容、適格性 一層の経費削減の達成 及び実現の程度 ・効率的な財政運営により収支均衡に努めた。 ・入園者数については計画を上回ったものの、入園料の減額改定等の 影響もあり、入園料・施設使用料収入は当初の計画を大きく下回ってい る。 ・リピーターの確保、有料貸出施設(研修室等)の利用促進を図るととも に、レストランや売店運営等についても「花の文化園ならでは」の工夫を 行って、収入増を図る必要がある。 安定的な運営が可能とな 効率的な人員配置 る人的能力 植物園としての機能の維持・向上のため引き続き専門技術者を配置し た。 (財)大阪府みどり公社は営利 安定的な運営が可能とな 目的の団体でないが適正な財 る財政的基盤 務状態を保つ (財)大阪府みどり公社の財政基盤については特段の不安定要素はな い。 ①フルルガーデン倶楽部への活 ①フルルガーデン倶楽部の園内活動や福祉施設等での活動を促進し、 動支援と協働 ボランティアとの協働に努めた。 ②府が主催、共催、講演する行 ②花の写真コンテストや幼児・小中学生花の絵画展など府が主催、共 事・イベントへの協力 催、後援する行事に全面的に協力した。 ③府内花きの生産振興支援 府施策との整合 その他管理 ・府・公益事業協力等 ④教育・福祉への協力 に際して必 ・行政の福祉化 要な事項 ・府民、NPOとの協働 ・環境問題への取組み ⑤環境への取組 ③装飾花壇用花壇苗は花き生産団体と年間契約した苗を使用し、府内 花きの生産振興に努めた。 ④花の工房の清掃を障がい者の社会参加機会と位置付け、障がい者を 1名雇用した。春・夏の年2回、授産品フェアを開催するなど障がい者施 策に協力した。 ⑤雨水利用システム及び小規模タンクを3台設置するなど府の環境施策 に協力した。 ⑥母子家庭等就業・自立支援セ ⑥母子家庭就業・自立支援センターを活用し、法人において雇用を実施 ンターを活用し、法人において した。 就職困難者の雇用を実施する ⑦知的障がい者の現場での雇 用を実施する ⑦知的障がい者の現場での雇用を実施した。 ・新たな施設整備に投資を行うなど積極的な運営がなされている。また、多方面にわたる広報活動に取り組んでおり、その努力は評 価できる。 総 ・花を中心とする自然体験活動プログラムの開発等、環境問題、社会教育活動の充実にも努めている。 合 ・今後は、リピーターの確保はもちろん、新規来園者を誘引するためのイベント等を充実し、入園料収入の増加に努めるとともに更なる 経費削減に努められたい。 3.外部評価委員会を設置している施設について、評価概要 (外部評価委 員会設置の 場合)評価 の概要