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サージCXC1200
石材系床洗浄機の決め手? タイル・御影石・コンクリート・テラコッタ・・・・ 目地も綺麗に・・・ CXC1200 マイクロマッスル 石材床の染み込み汚れは悩みの種 多くの建物の低層階部分や駅舎では人通りが多いため、硬い床材の必要性があります。 木床やプラスチックタイル、ましてやカーペットなどでは素材の寿命もすぐに来てしまい ますし、メンテナンスも大変になってしまうでしょう。こうした場所では石材系の床が施 工されるケースが圧倒的に多いのは皆様よく御存じの通りです。様々なタイル床、御影石 に代表される天然石、コンクリート、テラコッタなどです。こうした石材系の床は硬く頑 丈で大変優れた床材ですが、雨などで床がぬれると滑りやすくなるという欠点があります。 その為、こうした床材では多孔質の物であったり、表面に凹凸をつけているケースが殆ど です。防滑処理をしている訳です。このタイプの床材は汚れが染み込みやすく、また一端 染み込んでしまうとなかなか綺麗にならずメンテナンス泣かせになっています。汚れが酷 くなる前に除去してしまう、マイルドな洗剤による毎日の床洗浄が最も良い対処方法です が、殆どの場合予算やスケジュールの関係からなかなか出来にくくなっています。こうし たケースにお役にたつのが、今回ご紹介するサージCXC1200 です。 サ ー ジ C X C 1200 この機械は高圧洗浄をご覧の円盤型をしたノズルの中で行い、洗浄液も吸い上げてしま うというコンセプトになっています。また、ノズルを変えスイッチも切り替えることで強 力なカーペットエクストラクターにもなります。 高圧洗浄として使用する場合、圧力は 1200PSI(2.5 ㎝四方に 545 ㎏)と言う強力な 洗浄力を持っており、ノズルの中にある二股の噴射器が毎分 1400 回転します。バキューム 能力も強力で揚水力 250 ㎝以上になっています。 タンク容量は約 40 リットルですが、給水ノズル、排水ノズルを付けることができ、連続し て広い場所を洗浄することが可能になっています。 付加ノズル写真) 油系の汚れはアルカリ性洗剤(マイクロマッスル)/目地・錆・シミは酸性しみ抜 き洗剤 この機械の面白いところは、洗剤と同時に使う事になるのですが、油系のひどい汚れは アルカリ性洗剤で使用し、目地の洗浄や錆、ワインやジュースなどのシミは酸性のしみ抜 き洗剤と両方ともに対応できることです。因みにコンクリートのエフロレッセンス(コン クリート防水が切れ、コンクリートが水と反応し変化したアク状のもの)を除去する場合 も酸性洗剤が必要です。 さて、通常の石系床での汚れは強アルカリの洗剤(pH11∼13)が必要になりますが、 マイルドなマイクロマッスル(pH8∼9)を使用しましょう。油とり用のバイオ洗剤です が、バイオを使用することでマイルドなpH値に収めているにもかかわらず、強力で持続 力があります。その低いpHが排水規制を免れるのです。因みに消臭効果もあります。 ご使用方法を説明してまいりましょう。 注意点 酸性洗剤を使用する場合は必ずテストが必要です。大理石やライムストーン、テラゾー などは使用できません。目立たないところでスポイトテスト(少量の洗剤をスポイトや目 薬入れのようなものに入れ 1 滴たらしテストすること)します。煙が出たり、ジュッと溶 けたり、変色したりした場合は酸性洗剤は使用できません。 目地を綺麗にする場合、目地にスポイトテストをします。目地に変化がない場合はワッ クスが乗っていることになりますので、洗剤が効きません。最初に剥離をし、ワックスの 除去をします。 酸性洗剤とマイクロマッスルを混ぜて使用してはいけません。別々の作業になるのは言 うまでもありません。 使用方法 マイクロマッスル(1:1∼1:10 希釈液)を床に塗布します。10 分間待ちます。但し、 床が乾かないようにしてください。作業を開始します。サージCXC1200 をゆっくり動か し、汚れを除去します。 → → 作業前 作業中 作業後 マイクロマッスルの作業が終わった後で、目地を綺麗にしたい場合は目地に弊社フォー ミィQ&A(風呂用酸性洗剤)を塗布します。5 分置きます。サージCXC1200 で洗浄し ます。この場合はその後、万能洗剤を目地に塗布し、中和させて下さい。非常に重要な工 程です。このリンス作業を忘れてしまうと目地を痛めてしまいますので注意してください。 動画を見たい方は以下にアクセスしてください。 http://www.youtube.com/watch?v=bcjE5j_Zttg 以上で説明はお終いです。サージCXC1200 がお役に立つことを願っています。また、今 回は米国から帰ったばかりですので、時間がなかったのですが、もしかしたら列車用の自 動洗浄機をご紹介することができるかもしれません。その節はまた皆様にご紹介いたしま す。