Comments
Description
Transcript
社会保険診療報酬支払基金節電実行計画(PDF:33KB)
社会保険診療報酬支払基金節電実行計画 平 成 23年 6月 21日 社会保険診療報酬支払基金 Ⅰ 基本方針 今次の東日本大震災の影響による東京電力及び東北電力管内の電力供給不 足に対応するため、政府は、電力需給緊急対策本部を設置して、官庁、民間企業 及び一般家庭に対して15%の節電を要請しているところである。 加えて、中部電力管内においても、浜岡原子力発電所の運転停止による電力供 給不足が見込まれ、また、関西電力管内においても15%の節電要請がなされるな ど、全国的な電力供給不足が見込まれている。 このような中、厚生労働省からは25%の節電について、支払基金を含めた関係 機関に可能な限り対応するよう要請されたところである。 このことから、公的な立場である支払基金としては、組織の一体性を発揮して、今 般の節電に対して基金本部、研修センター及び基金支部の全てを対象に積極的に 取り組むこととし、かつ、コストの削減にも努めることとした。 これらの状況を踏まえ、支払基金としては、「社会保険診療報酬支払基金節電実 行計画」を策定し、国民生活や産業活動への影響を最小限に抑える観点から、当 基金の施設における節電に向けた対策を実施する。 Ⅱ 節電対象期間及び目標 当基金は、東京電力及び東北電力管内の需要施設について、昨年のピーク期 間・時間帯における使用最大電力に比して大幅な抑制を目指すとともに、ピーク期 間・時間帯を通じた使用電力の抑制にも積極的に取り組むこととする。 1 節電対象期間 平成23年7月1日∼9月30日の平日9時∼20時を対象とすること。 2 節電数値目標 昨年の同期間・時間帯の1時間単位の最大使用電力(kw)(ピーク時)の値 から (1) 大口需要設備(契約電力500kw以上)については、政府目標(15%)を 大幅に上回る25%の抑制を目指すこととする。 ※ 東京電力管内の大口需要設備の基金事務所(東京電力管内)は、15% に達しない場合、電気事業法27条により、罰金が科せられること。 (2) 小口需要設備(契約電力500kw以下)については、20%(可能な限り 25%)抑制を目指すこととする。 ※ 基金支部ごとの目標値等については、 別 表 を参照.。 Ⅲ 具体的な取組み 1 節電に係る主な対策 (1) 基本アクションの徹底 ア 執務エリアの照明の間引き イ 使用していない区域(会議室、廊下等)の消灯の徹底 ウ 執務室の空調機の設定温度の厳格化(28℃) エ 使用していない区域の空調機の停止 オ 長時間席を離れるときは、OA機器の電源をOFF(スタンバイモードは、約 3%程度の削減効果) カ 昼休みは、事務所内の照明及びパソコンの電源OFF (2) 更なる取組み 基本アクションの徹底のほか、次の取組みについて、必要に応じ実施するこ と。 ア 日射を避けるためのブラインド等の有効活用 イ エレベーターの稼働台数の制限又は停止 ウ プリンタ、コピー機の使用台数の制限 エ 給茶機、冷蔵庫及び給湯器の使用台数の制限 オ 自動販売機の使用制限 カ 消費電力がピークとなる時間帯の会議室の使用の制限 キ 昼の休憩時間をフロア単位に分けて取得(週単位で変更等) (例 1グループ 11:00∼12:00、2グループ 12:00∼13:00、3グループ 13:00∼ 14:00) なお、実施に当たっては、就業規則及び労働協約の改正後とすること。 ク 審査委員会への協力要請 (消費電力がピークとなる時間帯(13時∼15時頃)を避けて審査を行っていた だく等) 2 デマンド監視装置(電力消費計)の設置及び消費電力の確認 (1) 日々の消費電力を把握する上で、非常に有効な手段であることから全支部に 設置。 (2) アラーム(警報)を抑制目標以下に設定し、適切に管理する。 3 節電啓発ポスターの作成及び掲示 職員の節電への意識を高めるため、啓発ポスターを作成し、所内に掲示する。 4 節電統括管理者、節電管理者及び担当者の設置 (1) 節電対策全体を指揮する節電統括管理者を設置する。 (2) 各フロアに節電管理者を設置。各フロアの設備ごと(空調機、照明、OA機器 等ごと)に節電担当者を設置するなど、職員の意識を高めるとともに、責任を持っ て的確に節電に対応できる体制を図る。 5 職員の体調管理への配慮 節電への取組みは、適切かつ的確に行うことが基本であり、職員の体調の管理 には万全を期し、熱中症等の未然防止に努める。また、執務室のCO2の量、温度 及び湿度等について把握し、良好な執務環境に努める。 6 クールビズの積極的な推進 平成23年度のクールビズについては、平成23年5月9日∼同年10月31日ま での期間において実施。昨年と比して、執務室の温度が上昇することが見込まれ ることから、職員の熱中症等の未然防止を図る観点から、平成23年7月1日∼ 同年9月30日までの間、次の服装についても可能とする。 ただし、TPOに応じて、来訪者(審査委員会を除く。)の対応、関係方面への外 出、訪問等の場合は、節度ある着用とする。 (1) ポロシャツ(無地とし、派手な色は不可) (2) 綿パン・チノパン(派手な色は不可) (3) スニーカー(派手な色は不可) 別 表 支部別の目標値等 Ⅰ 大口需要の施設(3支部)(契約電力500kw 以上) 支 部 名 目 標 値 最大需要電力量 使用電力量 東京支部 (池袋ダイヤビル) ▲25% 726kw 544kw 神奈川支部 ▲25% 840kw 630kw 基金本部 (ヒューリック新橋ビル) ▲25% 660kw 495kw Ⅱ 小口需要の施設(契約電力500kw 以下) 支 部 名 大口需要の施設3支部を 除く45支部事務所 研修センター 目 標 値 ▲25%又は▲20% ▲25%