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H21-文教講義概要.ren
科 目 名 担当教員 堀田 明美 単 位 数 区 分 備 考 2 セメスター 1または2 伝統の心と技 選択 授業目的・到達目標 マナーを身につけるということが難しいと言われるのはなぜでしょう。 それは人間社会には色々の約束事があり、 文章化された法律などとは違い、 その約束事が時・場所・状況によっ て変化し、 かつ暗黙の了解であるという点でしょう。 道徳・礼儀作法・マナー・エチケット・プロトコール・ホ スピタリティーなど表現やニュアンスの違いはあっても、 その原点は 「相手を尊重し思いやる心」 だと言えるの ではないでしょうか。 本講座は、 日本の伝統的な 「相手を思いやる心」 に通じる感性豊かで品格ある日本人のあり方を、 現代を生き る私たちの心のよりどころとして思い出し、 探って参ります。 グローバル化、 ボーダレス化がますます進む時代にあって、 「マナー・プロトコール」 は相互理解を深める上で の 「コニュニケーション能力」 としても欠かせない万国共通の要素なのです。 文化・歴史・宗教・習慣の違う人間同士が、 その多様性を尊重し、 より友好的かつスムーズに交流するため、 また今後の就職活動や社会生活、 ひいては魅力ある人間になるための 「不可欠な学び」 と位置づけ、 目的として 下さい。 マナー・プロトコール検定3級取得も目標に、 幅広く勉強して参りましょう。 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) 授 業 マナーとは何か プロトコール(国際儀礼)を意識する 美しい立ち居振る舞い ①基本・応用動作 美しい立ち居振る舞い ②笑顔・表情・視線 美しい日本語を話す ①挨拶と敬語の基本 美しい日本語を話す ②会話力を磨く 日本の暮らしにおける冠婚葬祭のマナー 服装(和・洋のドレスコード)と身だしなみ 日本料理食卓作法 西洋料理テーブルマナー 手紙・メイル・携帯(電話)のマナー 自国文化の紹介と日本のおもてなし トラベルマナーと海外でのマナー マナーとコニュニケーション 学期末試験 内 (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) 容 成績評価の方法・基準 授業への積極的参加態度 (下記詳細) 60%、 期末テスト (正誤式50%・記述式50%・100点満点) 40%の配分 で評価します。 実践の伴ったマナー講座であるため、 (1) 出席率・授業への積極的参加態度・配慮が感じられるか (2) 授 業中正しく美しい日本語を使おうとしているか (3) 各回指導する立ち居振る舞いの体得度、 以上3つを60点と します。 正誤式期末試験問題は、 マナー・プロトコール検定3級試験に準じる内容です。 当セメスターの各人の 小さな良き変化も考慮します。 受講学生への要望 授業に出席するだけではマナーは身に付きません。 実生活でも学んだことをその都度意識し続け、 行動してい く勇気と決意を持ち、 自分自身を磨き善く変えていくという気構えで臨んでください。 教 科 書 「さすが」 といわせる大人のマナー講座 (マナー・プロトコール検定標準テキスト) PHP研究所 日本マナー・プロトコール協会 (著) A5判 参 考 書 各授業毎、 プリント配布及び参考図書を紹介します。 備 考 日本マナー・プロトコール協会、 3級から1級までの年2回のマナープロトコール検定対策講座としても有効 です。 ぜひ資格取得を視野に入れ学んで下さい。 定員50名。 ― 91 ―