共焦点定量イメージサイトメーター

次元の壁を打ち破る！
対応サンプル容器
マイクロ
プレート
スライド
カラス
ライブ対応
New
カバーガラス
チャンバ
共焦点定量イメージサイトメーター
New
環境対応
アタッチメント
2Dから3Dそして4D測定へ
CQ1は細胞を⾼精細に撮像し、その画像を簡単な操作で数値解析できるイメージサイトメーターです。フローサイト
メータのような細胞剥離は不要で、画像によりさらに詳細な解析やスクリーニングが可能です。共焦点の⾼精細画像が
得られるため、観察用途にもお使い頂けます。
CQ1により、細胞の3D測定の有効性が数々のアプリケーションで確認されてきました。さらにタイムラプス測定機能と
ライブ対応（オプション）*1 による細胞活性維持機能の追加により、4D測定も可能になりました。
New
35mm
ディッシュ
60mm
ディッシュ
4色位相差ライブ対応モデル
共焦点走査方式
蛍光励起波⻑
2色ライブ対応モデル
3D
1色モデル
高速
高画質
定量性
多色
タイムラプス
ライブ
マイクロレンズ付き広視野ニポウディスク共焦点
405nm
✔
✔
488nm
✔
✔
561nm
✔
640nm
✔
位相差
撮影
✔
測定
グラフ
✔
カメラ
sCMOS 2560x2160ピクセル
16.6x14.0mm
ヒータ機能付き⾼精度XYステージ 設定分解能0.1μm
環境対応アタッチメント
XYステージ
Z軸
⾼精度XYステージ
設定分解能0.1μm
標準アタッチメント
*1
温度制御・加湿・CO2,O2ガス制御により短時間の細胞活性維持が可能です。細胞培養を目的としたものではありません。
電動Zモータ、設定分解能0.1μm
オートフォーカス
1
特徴量
データ形式
レーザ方式、ソフトウェアのイメージベース方式
右記から最大6本搭載
高速
定量性
3D
多色
■細胞集塊解析：細胞集塊の分化誘導評価
測定・解析用ワークステーション、24インチモニター
CO2濃度：大気濃度〜7%, O2濃度：4%〜大気濃度
ユーティリティボックス
分化マーカーが
分化マーカーが
⾼発現の細胞
⾼発現の細胞
CQ1ではこの部分の
認識結果の⻘枠で表示
細胞のみを表示する
ことも可能です
マイクロプレート（6、24、96、384ウェル）、
オプション（スライドガラス、カバーガラスチャンバ、35mmディッシュ、60mmディッシュ）
保守サービス*2
価格（税抜き）
位相差：10x、20x
画像：16bit TIFFファイル(OME-TIFF)、表示画⾯をPNG、JPEG、WMV、MP4で出⼒
数値：FCS形式、CSV形式、ICE形式
その他
測定対象観察容器
⻑作動：20x、40x
細胞数、細胞内顆粒数、輝度、体積、表⾯積、⾯積、周⻑、直径、球形度、円形度、他
専用ワークステーション
マルチガス混合器
ドライ：2x、4x、10x、20x、40x
細胞数
対物レンズ*
ヒーター付
ステージ
マルチガス
混合器
初年度年間保守サービス付き
25,280,000円〜
21,500,000円〜
17,150,000円〜
スライス像
*1：モデル価格に含まれておりません。対物レンズの価格は下記までお問い合わせください。
*2：2年目以降は別途年間保守サービス契約が必要です。保守サービスプランの内容、価格は下記までお問い合わせください。
細胞集塊中の個々の細胞の
分化マーカーの発現量
認識結果
このリーフレットの内容は2015年3月10⽇現在のものです。記載内容はお断りなく変更することがありますのでご了承下さい。
All Rights Reserved, Copyright ⓒ 2015, Yokogawa Electric Corporation.
分化マーカーが
低発現の細胞
認識結果の緑枠で表示
お問い合わせは
細胞数
製造元：横河電機株式会社 ライフサイエンスセンター
販売元：
未分化スフェア
LF 80J01A01-02
一部が分化している
スフェア
半分近くが分化している
スフェア
細胞集塊を⽴体的に撮像し、三次元画像解析による細胞の個別認識を⾏ったうえ
でマーカータンパクの発現量の解析を⾏いました。細胞集塊をばらばらにするこ
となく、全体のタンパク発現量を得ることができます。同時に、個々の細胞のタ
ンパク発現量や形態、位置情報などの詳細な情報も得ることができます。
細胞集塊中の個々の細胞の
分化マーカーの発現量
3D
スフェアあたりの総DNA量
（Draq7総蛍光量 log）
多色
コロニーの3D画像
22時間
400
250000
200000
150000
スフェア⾯積
（2次元画像上 log）
iPS細胞のスフェアのサイズや形態の情報と
未分化レベルの指標となるマーカー発現の
関連性を検討することにより、スフェアの
品質を評価することができます。
また、従来から⾏われている⾯積等での品
質評価の妥当性を確認することもできま
す。
データご提供：株式会社リプロセル様
■細胞周期解析：M期阻害剤の活性測定
■タイムラプス解析：ES細胞コロニーの測定
多色
3D
100000
50000
300
200
100
タイムラプス解析：
0
0
0
5
10
15
経過時間（h)
20
0
5
10
15
経過時間（h)
3D測定（Z11枚）を30分間隔で22時間⾏った一部を抜粋
※CellASIC®（メルク株式会社）を使用
20
コロニーの大きさ、個々の細胞をタイムラプスで測定することで、コロニー化・分化の過程などを定量化できます。
CQ1は低退色・低光毒性で測定ができるため、ライブセルの定量も正確に⾏えます。
データご提供：奈良県⽴医科大学 ⽣理学第⼆講座 堀江恭⼆先⽣
定量性
高画質
■顆粒解析：DNA傷害応答反応の測定
nuclei
merged
Average of γH2AX Granule
total intensity
定量性
定量性
コロニーの3D画像
0時間
2倍対物レンズによる24ウェルプレートの
ホールウェルのタイル撮像
スフェアあたりの総DNA量（スフェアサイズに相当）や⾯積が大きいほど未分化の細胞の割合が少ない
傾向にあることがわかります。このほかスフェアの球形度で評価することもできます。
高速
タイムラプス
一部未分化マーカーの発現が低くなっている
スフェアあたりのOct3/4発現量
（Alexa488蛍光量 log）
スフェアあたりのOct3/4発現量
（Alexa488蛍光量 log）
球形のスフェアは未分化が保たれている
■ヒトiPS細胞の品質評価
多色
コロニー内の細胞数
定量性
コロニーの体積（µm3)
高速
600
550
500
450
400
350
300
H2O2(1mM)
Wortmannin
(µM)
γH2AX
DNAに結合する蛍光色素を用いて、細胞個数や核の体積と総蛍光量（DNA量を反映）から細胞周期を判定、阻害剤の活
性や効果を評価します。得られたデータをImage Cytometry Experiment Data (ICE)フォーマットとして出⼒し、FCS
Express 5 Image Cytometry (De Novo Software ※別売) でさらに各期の詳細データを解析することができます。
-
+
0
+
0.2
+
1
+
5
+
25
認識
DNA2重鎖切断に反応して形成されるγH2AXのフォーカスを認識し、その輝度値の変化からDNAダメージを定量化
します。ドット状のシグナルとして検出される様々な現象に応用でき、これまでのつらい目視でのカウントを自動
化することができます。
http://www.yokogawa.co.jp/scanner