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Vol.6 イタリア︓ラヴィッツァ(RAVIZZA)

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Vol.6 イタリア︓ラヴィッツァ(RAVIZZA)
18/10/2014
Vol.6 イタリア:ラヴィッツァ(RAVIZZA) | 全日本コーヒー協会
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ホーム > コーヒービジネス最前線 > Vol.6 イタリア︓ラヴィッツァ(RAVIZZA)
世界中で愛されるコーヒー。楽しみ⽅、味わい⽅は、お国柄によっても千差万別で
す。コーヒービジネスもまた、その都市ならではのチャレンジを重ね、さまざまな
広がりを⾒せています。
イタリア・ミラノでは「異業種とのコラボレーション」バールが話題です。経営に
⾏き詰まったさまざまな業種の店舗──書店やバイク屋、花屋、ブティックなど
──が、新たにバールを設置することで起死回⽣をはかってきました。
vol.6では、vol.5と同様にミラノでも⼈気の「コラボ・バール」を紹介します。元
狩猟⽤具店【ラヴィッツア】はカフェとのコラボによって店内の構成も⾒直して、
にぎわっています。
⽼舗の狩猟⽤具店が、⾏列のできる⼈気のバールに。
Vol.6 イタリア︓ラヴィッツァ(RAVIZZA)
www.ravizza1871.com/
2014/9/29
「10⽉1⽇コーヒーの⽇」のお知らせ
2014/3/20
平成26年度研究助成採択者発表
2014/2/19
「コーヒーとからだのおいしい話3」誤
記載のお詫びと訂正
2014/2/12
3⽉6⽇宮崎県都城市で公開講座「コー
ヒー学⼊⾨2014」を開催
2013/11/1
平成26年助成対象研究募集のお知らせ
2014/9/30
有森裕⼦【元⼥⼦マラ
ソン選⼿】
2014/9/30
兼⾼かおる【ジャーナ
リスト】
2014/9/30
エッセイ*⼭川静夫
狩猟⽤具店として創業し100年以上の歴史を持つ「ラヴィッツァ」。ミラノの⼈のライフスタイ
ルを研究して、リニューアルする計画が練られた。「ラヴィッツァ」が店を構えるアーケードは
⼈で賑わうゾーンとなった。今ミラノでも話題のスポットに︕
ドゥオモの裏にあるホエプリ通りのアーケード。ここに、ずらりと⾏列ができる
バールがある。今春までは、スポーツ⽤品などを販売するショップだった「ラヴィ
ッツァ」だ。もともとはミラノでも最も古い狩猟⽤具店として知られる⽼舗なのだ
が、景気がいいとはいえない状況が⻑く続いていた。そこに、新しい⾵を吹き込ん
だのが、ミラノのカフェ業界で⼈気の⾼いコーヒーブランドO社とのコラボレーシ
ョン計画である。
【珈琲と歌と私。】
2014/9/30
パーキンソン病の発症
を抑える可能性。
2014/9/30
地域コミュニティをつ
なぐ、ロンドンの個性
派カフェ。
「ラヴィッツァ」ショーウインドウには歴史を感じさせる商品やオーナー個⼈蔵の貴重品が飾ら
れる。
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/biz/vol6ravizza
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Vol.6 イタリア:ラヴィッツァ(RAVIZZA) | 全日本コーヒー協会
⽣まれ変わった新「ラヴィッツァ」の構成を⾒てみると、1階の半分以上とア
ーケードテラスのスペースにバール、1階の残りと地下は、これまでのようにショ
ップが⼊り、ショーウインドウにはアンティークものをディスプレイ。2階はスー
ツを仕⽴てる職⼈が常駐する⼯房となった。
「ラヴィッツァ」のディレクター(元オーナー)であるジェリ・ペッツイさんは、
「僕は美味しいコーヒーと⾷事、美しいものが好きだから、⾃分の店にパートナー
シップをいれるなら美味しいバールがいいな、と考えていたんだ。それに、コーヒ
ーとブリオッシュを⾷べながら、ゆっくり品物を選べたら楽しいだろう︖」
ジェリさんはときに2階の仕⽴て⼯房にバールの客を案内し、クラシコイタリ
ア・スーツの仕⽴て職⼈の仕事をPRする。実際に職⼈の仕事を⾒せることで、ス
ーツの魅⼒が伝わり、注⽂につながっている。スーツだけではない。バールにコー
ヒーを飲みにきた客が、何気なくショップの商品を⼿に取り、購⼊していくことも
多いという。
(左)2階のスーツ仕⽴て⼯房。スーツカルチャーの中⼼、ミラノが誇る職⼈技を⾒ることがで
きる。
(右)2階から1階を⾒た店内。ブリオッシュや軽⾷のバリエーションも豊富だ。
ジェリさんがO社をパートナーシップに選んだ理由は、ミラノブランドであるこ
と、そして切れ味のよい美味しい上質のコーヒーであることだという。11種類の
コーヒーは、すべて1ユーロ(⽴ち飲みの価格。テーブル席に座ると2ユーロ)。
コーヒーをいれるバリスタも、もちろんジェリさんのお墨付き。
「美味しいコーヒーを⽤意してもいれ⽅がよくないと、元も⼦もないからね︕ コ
ーヒーは、オーダーが⼊ってから⾖を挽くようにしている。コーヒーの温度にも気
を使っている。イタリアでは、ほとんどの⼈がコーヒーを飲むのは⾷後なんだよ。
でも、僕の店には外国⼈もよく来るので、コーヒーのタイミングを必ず聞く様に⼼
がけている。“コーヒーはお⾷事と⼀緒がいい︖⾷後がいい︖”ってね」
(左)オリジナルの “ミッシェーラ・O・バール”はブラジル産アラビカ 種100%。
(右)ディレクターのジェリ・ペッツィさん。もちろん⾃⾝もお洒落なミラノ男だ。
〈カフェ情報〉
ラヴィッツァ(RAVIZZA )
:www.ravizza1871.com/
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/biz/vol6ravizza
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18/10/2014
Vol.6 イタリア:ラヴィッツァ(RAVIZZA) | 全日本コーヒー協会
Via Hoepli, 3 20121 milano
Tel.02・8693・853
ショップ 11︓00〜13:15、14:15〜19:30
バール8︓00〜22︓00(⽉〜⼟) 14︓00〜18:30(⽇) 無休
*1ユーロ約137円(2014年7⽉現在)
写真=フランキー・ヴォーン ⽂=坂本きよえ
ミラノ市在住
更新⽇︓2014/8/15
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http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/biz/vol6ravizza
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