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実践事例集

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実践事例集
地域における通学合宿
実践事例集
平成 24 年度版
∼地域で育む
地域の子ども∼
は じ め に
静岡県教育委員会では、平成 18 年度より、地域の方々が実施主体となって、
異なる学年の小学生が学校のある平日を中心に、地域の施設を拠点として共
同生活を送る「通学合宿」を推進しております。
社会全体が不安定となり、私たちを取り巻く環境も日々変化している中で、
子どもの現状に目を向けますと、異年齢交流機会の減少、直接体験や社会参
加体験の減少などから、集団の中での協調性、他人を思いやる心、自己を律
して生きる力などが不足していると言われています。
一方、地域社会を見てみますと、住民の地域社会への帰属意識は希薄化し、
地域の連帯感が低下していると言われています。
このような子ども・地域社会の現状を打破するきっかけとなることを期待
して、県では、学校・家庭・地域が一体となり、地域全体でその地域の子ども
を育む体制づくりに取り組んでおります。
「通学合宿」もその取組の一環です。
本事例集は、県内各地で実施された「通学合宿」の取組を、広く紹介する
ために作成いたしました。
今後とも、各地域の取組を参考に、「通学合宿」の更なる推進及び活動内
容のより一層の充実のため、御活用いただければ幸いです。
末筆ですが、本事例集の作成にあたり、関係者の皆様方の多大なる御協力
をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
平成 24 年3月
静岡県地域教育力再生プラン運営協議会
目 次
通学合宿について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
実践事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
中心組織
宿泊場所
PTA
青少年施設
3 泊……… 5
富士健康印商店会通学合宿(富士市)
商店会
旅館
2 泊……… 7
天城通学合宿(伊豆市)
NPO
自治会館
6 泊……… 9
三保の子セカンドスクール
(静岡市)
自治会
大学研修館
3 泊……… 11
原っ子チャレンジ学校(牧之原市)
地域会
自治会館
6 泊……… 13
坂部小学校「仲よし学校」
(牧之原市)
PTA
寺社
4 泊……… 15
相良小通学合宿(牧之原市)
PTA
生活館
2 泊……… 17
コミュニティセンター
利用委員会
コミュニティ
センターほか
2 泊……… 19
南みくりの子通学合宿(磐田市)
公民館
公民館
2 泊……… 21
池田長藤学校(磐田市)
自治会
自治会館
2 泊……… 23
桃っ子学校(熱海市)
通学合宿「あおば丘の学校」
(菊川市)
期間
※ 中心組織の
「地域会」
は、
自治会など地域の団体が集合して
形成されている団体(○○協議会等)
を指します。
参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
平成 23 年度実施状況(市町別)………………………………………………………… 25
平成 23 年度実施状況(期間・宿泊場所・中心組織)………………………………… 26
地域における通学合宿推進事業費補助金交付要綱…………………………………… 27
通学合宿について
● 通学合宿とは?
異なる学年の小学生が学校のある平日を中心に、家庭から離れ、地域の公民館や寺社など
の施設を拠点として、共同生活を送るものです。
子どもたちが協力しながら自分たちの力で生活体験することで、親に頼らず自立して、お
互いの立場を理解し助け合う心を育むことを目的としています。
また、子どもたちの主体的な活動を支援する立場で、“地域の大人たち”が協力すること
により、大人同士の結びつきを強めるとともに、地域全体で子どもを育む意識を高めること
も目指しています。
● 実施体制について
静岡県教育委員会 及び
静岡県地域教育力再生プラン運営協議会(事務局:社会教育課)
※ 補助金は県地域教育力再生プラン運営協議会から
施設・人材情報
補助金(※)
手法情報
実行委員会を組織(実施主体:地域の大人たち)
PTA、
自治会、子ども会等、地域の諸団体が協力
通学合宿の実施
地域の施設(公民館・青少年施設・寺社など)
を拠点として小学生を対象に実施。
食事、入浴など生活習慣体験、集団生活でのルールづくり、異年齢間での
学習支援など、子どもたちの主体的な活動をボランティアが支援する。
ボランティア参加
青少年リーダー、NPO 法人、
お年寄、大学生、中高校生など
−1−
「地域における通学合宿推進事業」
は、
静岡県遊技業協同組合様からの寄附金を活用して、
実施団体へ補助金を交付しています。
● 合宿実施について
■実施期間
■宿泊場所
2泊3日以上
【例】公民館、青少年教育施設、寺社 など
■参加対象
■食事
3つ以上の異なる学年の小学生
【例】子どもが調理、大人が調理、弁当、食堂 など
■風呂
(人数制限や規模の条件はなし)
■合宿内容
【例】宿泊場所の施設、銭湯、
もらい湯 など
基本は、普段どおりの生活を子どもたちに主
体的・自主的に過ごさせることだが、地域で
■寝具
【例】宿泊場所の布団、
レンタル布団、寝袋 など
自由に企画運営可。
● 補助金交付について
(平成 24 年度から適用)
■補助率(額)
短期合宿(2泊3日∼5泊6日)
長期合宿(6泊7日∼)
区分
新規実施
2回目以降
区分
新規実施
2回目以降
補助率
10 / 10
10 / 10
補助率
10 / 10
10 / 10
補助額
13 万円
7万円
補助額
27 万円
20 万円
■補助対象経費
■補助の条件
・2泊3日以上で実施。
通学合宿に関する全ての経費
・3つ以上の異学年の小学生が参加。
・宿泊場所から1回以上登下校。
● これまでの実施状況
H18
H17
短期
長期
H19
H20
H21
H22
H23
新規
6
84
37
31
18
41
22
継続
10
20
74
98
113
118
128
新規
0
3
0
0
0
0
2
継続
0
1
5
3
3
3
3
16
108
116
132
134
162
155
合 計
※ H23 は平成 24 年2月 17 日現在の数字。※ H17、H18 の継続には類似事業の経験団体も含む。
※ H17 は県遊技業協同組合様からの寄付金のみで実施。
−2−
なぜ通学合宿なの?
通学合宿には、大きく分けて2つのねらいがあります。
● 通学合宿のねらい(その 1)
皆さんの地域ではどうでしょう?
子どもたちに関して、
“兄弟姉妹が少ない”
“ 近所で子どもが少ない”等
… 子ども同士が地域で触れ合う機会が減っていませんか?
通学合宿の実施
“一緒に食事づくり”
“ 一緒に宿題”
“ 一緒にお風呂”等の活動を通して、
… お互いの立場や役割を理解し協力し合う心を育みます。
家庭から離れた生活での“自分の支度は自分で”等の活動を通して、
… 親に頼らず自分のことは自分でする力を育みます。
● 通学合宿のねらい(その 2)
皆さんの地域ではどうでしょう?
地域社会に関して、
“ご近所づきあいが減った”
“ 仕事が忙しい”等
… 地域活動が衰退し、地域の連帯感が希薄化していませんか?
通学合宿の実施
通学合宿を通じた子どもたちとのふれあいを通して、
… 地域の子どもは地域で面倒見なきゃ!!との意識が高まります。
地域の大人が集まって行う、合宿の企画運営に関する話し合いを通して、
… 大人もお互いを理解しあい、大人同士の絆が深まります。
−3−
そんなときには以下を参考にして下さい !!
● よくある質問
・公民館や自治会館(地区公民館)等
・子どもたち自身がつくるのが最高!
!
・お寺や神社の集会所
・食堂がある施設なら、
それは便利!
・県立高校の合宿所
・仕出し弁当をとってもOK
!
・青少年教育施設(○○青少年の家等)
・災害避難体験も兼ねて、非常食を食べても
・学校の体育館やテント
いい経験になるかも・・・。
※要するに、雨、風がしのげれば、どこに泊まって
もいいのです!
※簡単に食事ができない体験をするのもいいのでは ?
・日帰り温泉、銭湯が近くにあれば最高!
!
・PTAや子ども会が協力してくれれば最高!
・近所で
「もらい湯」
ができれば、
もっと最高!
!
・自治会組織の
「○○部」
などに協力依頼。
・地区社会福祉協議会、食生活推進協議会、
・プールなどをお風呂代わりにしてもGOOD!
婦人会、老人会、親父の会、ボーイ・ガール
・一日ぐらいお風呂は我慢しても・・・という
スカウトなど地域の団体
考え方だって
「あり」
かも。
・ご近所さん、
サークル仲間、地域の仲よしグループ
※「宿泊施設にお風呂がないから無理!」と考えず
に、
自由な発想で。
※案外、声をかけてもらいたいボランティアの方
はたくさんいるはずです。
・布団が常備されている施設なら最高!
!
ある町の合宿参加児童のアンケート結果より
・レンタル布団だって、OK!
・人気プログラムベスト3
(2泊3日で、
1人平均 1,500 円ぐらい)
1位:自由時間
2位:寝る時間
・寝袋や夏なら、大きめのタオルでも十分。
3位:特別なプログラム
・キャンプ用の銀色のロールマットを敷布団に
※子どもたちは、特別なことをしなくても、十分楽
しんでいるのです。
してもできます。
−4−
中心組織
県から見たPoint!
実施期間
宿泊場所
実施回数
P T A × 青少年施設 × 3 泊 4 日
子どもたちの自主
性を尊重し、合宿
内容の一部で子ど
もたちが自ら企 画
運営する。
27 回目
桃っ子学校(熱海市)
≪事業の目的≫
◎ 「自ら学び、思いやりのある子」
「 楽しく体を鍛える子」
「 楽しい思い出をたくさんつくる子」
■実施期間
■スケジュール
6月 22 日
(水)
∼ 25 日
(土)
の3泊4日
5月中旬:実行委員会の開催(係分担調整等)
■参加対象
5月下旬:実行委員会の開催、親子説明会
6月上旬:実行委員会の開催(開場準備)
桃山小の1年生から6年生 49 名
6月下旬:桃っ子学校開催(3泊4日)
(参加率 100%)
■宿泊場所
7月上旬:実行委員会開催(事業の検証等)
■ボランティア等関係機関
姫の沢自然の家
■食事
桃山小PTA
主に大人が調理(宿泊スタッフ)
■風呂
宿泊場所の施設を利用
■寝具
宿泊場所の布団を利用
■合宿経費内訳
区 分
収 入
参加者負担金
金 額(円)
178,000
市補助金
60,000
県補助金
100,000
計
報償費
主 な 用 途
4,000 円 ×40 名、2,000 円 ×9 名
県運営協議会補助金(継続)
338,000
37,800
通学見守り、宿泊補助
支 出
需用費(消耗品費)
117,114
事務用品、清掃用品、衛生品、教材 ほか
食糧費
168,031
外注食事 ほか
役務費
555
使用料
14,500
計
いってきま∼す !!
切手代、振込手数料
シーツ代(250 円/人)
338,000
いってらっしゃ∼い !!
−5−
きをつけてね !!
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
昭和 60 年、
1,「自主性」「たくましさ」
を育てる、
2,異年齢との友情を深める、
3,家族のありがた
さを知る、4,
「がまん」「思いやり」の心を育てる、という目標を掲げ開校。
1泊2日のコースを設けた
り、交通事情に鑑み通学路にのぼりを立てたりと、時代にそった活動を展開している。
■合宿プログラム
第1日
(水)
∼
時間
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
出発式
下校
開校式∼税金教室
カレーづくり
夕食・片付け
清掃・学習
入浴∼登校準備
班長会議∼就寝
21:00 (21:30)
第 2日
(木)
起床(5:45)
朝食
登校
第 3日
(金)
起床(5:45)
朝食
登校
学 校
学 校
下校
飯ごう炊飯
バーベキュー
片付け∼清掃
学習
入浴∼登校準備
班長会議∼就寝
(21:30)
22:00
第 4日
(土)
起床
朝食
清掃
閉校式
下校
清掃∼学習
夕食
キャンプファイヤー
学習∼入浴
就寝準備∼班長会議
就寝(22:00)
実施するうえで工夫した点、配慮した点
活動のほとんどを児童に託す。
PTAとしては、投薬や夜中に起こす児童の世話、イベント時の
安全確保、およそ4km の山道の通学時の安全確保以外はなるべく児童に関わらないようにして
いる。甘える気持ちが起きないよう、夕食時の指導等を施設のスタッフにお願いした。
成 果 と 課 題
・通学路の安全確保に健全育成会等の地域の方々がボランティアとして参加していただいている。
・PTAボランティアスタッフが毎年同じメンバーになる傾向があり、次代への引継ぎが課題である。
・「がんばる気持ち→限界→思いやり→絆→がんばる気持ち」
というサイクルが上手く機能している。
グループでバーベキュー !!
夕食づくり
(味噌汁)
−6−
各部屋で宿題・自主学習
県から見たPoint!
中心組織
商店会 ×
商店街の活性化
の 一 環 とし て 実
施。通 学 合 宿 活用
方法の新たな一面
と言える。
宿泊場所
旅 館
実施期間
× 2泊3日
実施回数
4 回目
富士健康印商店会通学合宿(富士市)
≪事業の目的≫
◎ たくましく豊かな心を育てる。
⇒ 自立心、社会性、思いやる心・連帯感、感謝の心、忍耐力を育てる。
◎ 家庭教育を見直す機会とする。⇒ しつけや子どもへの関わり方を話し合う。
◎ 地域の子どもを地域で育む機運を高める。
⇒ 子どもたちへの理解を深め、地域での協力体制を整備する。
地元商店街 ( 商店主 ) との関係を持ち、愛着心を高める。
■実施期間
■スケジュール
10 月 13 日
(木)
∼ 15 日
(土)
の2泊3日
6月下旬:実行委員会の開催(実施計画、役割分
■参加対象
担等の決定)
富士第一小の3年生から6年生 31 名
7月中旬:学校・PTA・自治会への説明
■宿泊場所
8月下旬:参加者募集、
ボランティア募集
ふるいや旅館
9月下旬:実行委員会の開催(活動計画等詳細
■食事
の確認)
朝食及び 1 日目夕食:旅館
10 月上旬:親子説明会の開催
2 日目夕食:児童(クレープ体験)
10 月中旬:通学合宿開催(2泊3日)
■風呂
■ボランティア等関係機関
宿泊場所の施設を利用
富士商工会議所、富士第一小PTA、フジスタイ
■寝具
ル、
NPO法人東海道吉原宿、市社会福祉協議会
宿泊場所の寝具を利用
ボランティア ほか
■合宿経費内訳
区 分
金 額(円)
収 入
参加者負担金
186,000
商店会負担金
31,614
県補助金
100,000
計
報償費
主 な 用 途
6,000 円 ×31 名
富士健康印商店会
県運営協議会補助金(継続)
317,614
3,000
講師謝金
支 出
需用費(消耗品費)
34,087
文房具等消耗品 ほか
需用費(印刷製本費)
21,355
資料印刷代
食糧費
131,824
役務費
25,948
傷害保険料、切手代 ほか
使用料
104,400
宿泊費用、制作体験会場代
計
朝食2回、
夕食2回
317,614
−7−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
これまでも
「児童と商店主との交流」
を念頭に通学合宿を開催した結果、特に児童にとって好評
のイベントとなったため継続。継続していく中で、制作体験の内容をその時の流行に合わせて変え
たり、商店会主催らしいイベントとして商業体験を設けた。
■合宿プログラム
第1日
(木)
第 2日
(金)
起床∼ラジオ体操∼朝食
朝の会∼登校
下校
16:00 開校式・オリエンテーション
宿題∼自由時間
自由時間
宿泊準備
夕食
スイーツデコづくり
入浴∼就寝準備∼自由時間
就寝(21:40)
起床
朝食∼朝の会∼荷物整理
商業体験
(雨のため自由時間)
閉校式
15:00 下校
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
第 3日
(土)
学 校
∼
時間
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
※10 月 30 日
(日)
に、合宿参加
児童のうち 5 名による商業
体験を実施。
クレープ体験
職業体験準備(屋台飾りつけ)
入浴
就寝(21:30)
実施するうえで工夫した点、配慮した点
・富士第一小学校校長とのこまめな意見交換。
・児童 31 名が夜間でも安全に移動できるよう、富士市社会福祉協議会に協力を要請。
・商業体験の売り物として
「富士ブランド」の認定品を活用。
成 果 と 課 題
子どもたちの自立心の育成及び地元商店主との関係構築について、ある程度達成できたものの、
商業体験が別日程での開催になってしまったため、雨天時の対策を強化していきたい。
いただきま∼す !!
クレープだって焼けるもん !!
−8−
みんな仲良く過ごせました
県から見たPoint!
中心組織
NPO
新規実施にもかか
わらず6泊7日の長
期合宿実施。掃除
や洗 濯まで日課に
組み込む。
×
実施期間
宿泊場所
× 6泊7日
自治会館
実施回数
1 回目
天城通学合宿(伊豆市)
≪事業の目的≫
◎ 協力しながら自分たちの力で生活体験をすることで、親に甘えず自立し、お互いの立場を理解
し助け合う心を育む。
◎ 地域で子どもを育む意識を高める。
■実施期間
■スケジュール
10 月2日
(日)
∼8日
(土)
の6泊7日
7月上旬:実行委員会の開催(実施計画、役割分
■参加対象
担等の決定)
湯ケ島小・月ケ瀬小の3年生から6年生 18 名
7月中旬:学校・PTA・自治会への説明
■宿泊場所
9月上旬:参加者募集、
ボランティア募集
市山北集会所
9月中旬:実行委員会の開催(活動計画等詳細
■食事
の確認)
主に子どもが調理
10 月上旬:通学合宿開催(6泊7日)
■風呂
10 月下旬:実行委員会の開催(事業の検証・ま
銭湯を利用
(小 200 円 大 400 円/回)
とめ)
■寝具
■ボランティア等関係機関
レンタル布団を利用
(約 3,500 円/人)
湯ケ島・月ケ瀬小PTA、自治会、天城中学校、伊
■合宿経費内訳
豆市社会福祉協議会、民生委員・児童委員
区 分
収 入
参加者負担金
県補助金
金 額(円)
54,000
400,000
計
報償費
5,000
支 出
需用費(消耗品費)
3,000 円 ×18 人
県運営協議会補助金(新規)
454,000
114,000
旅費
主 な 用 途
114,237
ボランティア謝金 2,000 円 × 延べ 45 日
ボランティア講師謝金 3,000 円 ×5 人 など
ボランティア講師旅費
記録用印刷紙、写真印刷費、文房具購入費、食材費、調
理用品費 など
需用費(印刷製本費)
30,000
パンフレット・報告書作成費、写真CD作成費
役務費
20,573
保険料(児童・ボランティア @150 円)、通信費
使用料
135,190
事務経費
35,000
計
宿泊施設使用料、寝具使用料、会議室使用料、入浴利
用料 など
事務手続き、送料 など
454,000
−9−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
最近では、子ども会も宿泊などしなくなり、子どもたちの関係が以前に比べ希薄になった。
また、日
常の暮らしが便利になりすぎて、生活に必要なこともできない子が多くなった。
それらの課題解決の一つとして実施することになった。
■合宿プログラム
時間
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
22:00
第1日
(日)
児童集合∼自己紹介
メニュー決め∼荷物整理
座禅
夕食準備
風呂∼夕食
夕食片付け
学校の準備∼就寝準備
就寝(22:00)
第 2日
(月)
∼6 日
(金)
起床(5:30)、洗濯物干し
朝食
登校
学 校
下校∼宿題
習い事等(各自)
夕食準備
風呂∼夕食
夕食片付け
学校の準備∼就寝準備
就寝(21:30)
第 3日
(土)
起床(6:30)
朝食準備
朝食
片付け∼清掃
プレーパーク
昼食
プレーパーク
順次解散
プレーパーク終了
実施するうえで工夫した点、配慮した点
大人が手助けをして、子どもがお客様にならないように、できるだけ普通の生活を子どもたちだ
けでやっていけるように配慮した。
成 果 と 課 題
子どもたちだけで、かなり頑張ることができた。
自主的であることの楽しさと大変さをたっぷり味わっ
てもらえた。
サポートの上手な大人を確保するのが大変。
自分たちで作った朝食
まずは宿題をやる
−10−
洗濯物は乾いたかな
県から見たPoint!
実施期間
宿泊場所
中心組織
自治会 × 大学研修館 × 3 泊 4 日
27回目の実施。生
涯 学 習 交 流 館を
核に、地域の結び
つきが 形 成されて
いる。
実施回数
27 回目
三保の子セカンドスクール(静岡市)
≪事業の目的≫
◎ 異年齢の友だちと寝食を共にする集団生活の中で、協調・我慢を経験し、
「一緒にいることの
楽しさ」
「 助け合いながらやり遂げることへの満足感」
を味わう。
◎ 「地域の子どもは地域のみんなで育てる」という観点に基づく住民手づくりの青少年活動であ
り、地域の各種団体が協力し合い、地域の教育力を高める。
■実施期間
■スケジュール
11 月 16 日
(水)
∼ 19 日
(土)
の3泊4日
8月上旬:実行委員会の開催(実施計画、内容
■参加対象
確認)
三保第一小の3年生から6年生 55 名
9月上旬:計画部会開催(実施要領、カリキュラ
■宿泊場所
ム検討)
東海大学三保研修館(社会教育センター)
10 月上旬:参加者募集
■食事
10 月下旬:保護者説明会
宿泊施設の食堂を利用
(調理実習あり)
11 月中旬:通学合宿開催(3泊4日)
■風呂
12 月上旬:実行委員会の開催(決算報告)
■ボランティア等関係機関
宿泊場所の施設を利用
■寝具
連合自治会、三保第一小PTA、青少年育成推進
宿泊場所の布団を利用
委員会、交通安全会、老人会、三保会、ボーイスカ
■合宿経費内訳
ウト清水第4団、民生・児童委員、
三保第一小教員
区 分
収 入
参加者負担金
金 額(円)
440,000
市補助金
97,260
県補助金
100,000
計
主 な 用 途
8,000 円 ×55 名
自治会負担金(市まちづくり事業)
県運営協議会補助金(継続)
637,260
支 出
需用費(消耗品費)
14,760
需用費(印刷製本費)
22,750
子供用軍手等 3,490 円、宿泊用お茶 3,312 円、昼食
材料費 6,830 円、
レクレーション経費 1,128 円
集合写真代
食糧費
229,600
朝食(450 円/食)・夕食(850 円/食)
役務費
25,250
保険料(児童 55 名、
ボランティア 70 名)
使用料
38,500
会議室使用料、
キャンプ場使用料
宿泊料
306,400
計
宿舎使用料
(児童 1,700 円/泊、
ボランティア 2,300 円/泊)
637,260
−11−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
豊かな物質文明は、物を大切にする心を失わせ、少子化の進展は、子ども同士がふれあう機会を少
なくしている。
こうした中、地域の人たちの協力により、集団生活を通じて、少年期の成長に必要な自立
する心、協力する心、我慢する心、思いやる心、感謝する心を育むことを目的に、開校することとなった。
■合宿プログラム
時間
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
第1日
(水)
下校
児童集合
開校式∼班長会議
夕食
科学実験(東海大学生)
入浴∼登校準備
就寝(21:30)
第 2日
(木)
起床(5:45)
体操∼朝食
登校
第 3日
(金)
起床(5:45)
体操∼朝食
登校
学 校
学 校
下校
自由時間∼班長会議
ふるさと発見
夕食
ふるさと発見まとめ
入浴∼登校準備
就寝(21:30)
下校
自由時間∼班長会議
ちょうちん作り
夕食
レクリエーション
入浴
就寝(21:30)
第 4日
(土)
起床∼体操
朝食
いも掘り
(キャンプ場)
昼食づくり
昼食
感想文∼清掃
閉校式
実施するうえで工夫した点、配慮した点
カリキュラムの「ふるさと発見」は、毎年内容を変えて実施している。
募集について、年々参加者が減っていることから、学校側の協力を得てチラシ配布や玄関入口
にコーナーを設け、前年度の活動状況のポスターを提示した。
(低学年にもアピールすることがで
きた)
成 果 と 課 題
最終日に感想文を書いてもらっているが、参加した児童の満足感が感じ取れるものが多く、主催者
にとっても満足いくものであった。
年々児童数が減少し、
またクラブ活動に参加する児童も多く、参加者も減少傾向にある。
上級生は班長会議で打合せ
ふるさと発見(夜の海洋科学博物館)
−12−
みんなで協力してご飯の支度 !!
県から見たPoint!
中心組織
地域会 ×
地域の力を結集し
ての 長 期 合 宿。長
期間のメリットを活
かし、多彩なプログ
ラムを実施。
宿泊場所
自治会館
実施期間
× 6泊7日
実施回数
5 回目
原っ子チャレンジ学校(牧之原市)
≪事業の目的≫
◎ 異年齢の集団生活を通して、
自己の立場や役割を自覚させ、
より良い人間関係を育てる。
◎ 家庭から離れて生活し、家庭の良さ、
ありがたさを知る。
◎ 牧之原の子どもは牧之原区民で育て、地域の教育力向上を図る。
■実施期間
■スケジュール
7月 11 日
(月)
∼ 17 日
(日)
の6泊7日
4月下旬:運営委員会の開催(要項の検討)
■参加対象
5月中旬:参加者募集、実行委員会の開催(係分
組合立牧之原小の3年生から6年生 46 名
担調整、
ボランティア募集)
■宿泊場所
6月下旬:実行委員会の開催(親子説明会の準
牧之原コミュニティセンター
備)、親子説明会(実行計画の説明)
■食事
7月上旬:実行委員会の開催(会場準備)
弁当を利用
(調理実習1回あり)
7月中旬:チャレンジ学校開催(6泊7日)
■風呂
8月上旬:実行委員会開催(事業の検証、決算報告)
■ボランティア等関係機関
子生まれ温泉を利用
(小 200 円 大 400 円/回)
■寝具
牧之原教育後援会、牧之原小祖父母の会、牧之
レンタル布団を利用
(約 1,130 円/人)
原小PTA、さんざあ会(明老友の会、榛原区生き
■合宿経費内訳
生き教室)
区 分
参加者負担金
収 入
実行委員・ボランティア負
担金
県補助金
青少年育成会助成金
計
金 額(円)
246,000
主 な 用 途
5,500 円 ×40 名、4,200 円 ×5 名、5,000 円 ×1 名
26,700
400 円 ×33 名、500 円 ×27 名
297,689
県運営協議会補助金(継続)
10,000
青少年健全育成六郷支部
580,389
支 出
報償費
69,434
ボランティア等謝金
需用費(消耗品費)
74,939
医薬品、印刷紙、生活用品 ほか
食糧費
245,100
役務費
33,500
使用料
157,416
計
朝食(400 円/回)、昼食・夕食(各 500 円/回)
保険料(540 円/人)、切手代 ほか
入浴利用料、
バス借上げ料、寝具使用料 ほか
580,389
−13−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
原っ子チャレンジ学校は、学校行事ではなく、牧之原保育園、牧之原小学校、牧之原中学校を支
える牧之原教育後援会・牧之原小祖父母の会・牧之原小PTAの主催による地域の行事である。
よって、学校の先生ではなく、地域の様々な人たちが子どもたちにとっての先生となり、普段経験
できないような活動に異学年で協力し、子どもたちの力で乗り越えていくことをめざしている。牧之
原の子どもは、牧之原区民で育てるという意識が徐々に強くなっている。
■合宿プログラム
時間
第1日
(月)
6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 開校式
20:00 班別活動
21:00 就寝(21:00)
第 2日
(火)
∼5 日
(木)
第 6日
(土)
起床∼ラジオ体操
起床∼ラジオ体操
清掃 or 食事準備∼食事 清掃 or 食事準備∼食事
登校
山登り
学 校
昼食
下校(水曜のみクッキング) 学習∼自由時間
温泉∼食事
温泉∼食事
※火曜のみ
班別活動 もらい湯 班別活動
(花火・ゲーム・マジック)
(火曜のみ座禅)
就寝(21:00)
就寝(21:00)
第 7日
(日)
起床∼ラジオ体操
清掃 or 食事準備∼食事
道路清掃
感想文∼清掃
閉校式
実施するうえで工夫した点、配慮した点
地域のすべての方がチャレンジ学校を支えるボランティアの対象となっている。直接小学生とは関わ
りがない方からも、多くの支援をいただいている。子どもたちが地域の人の顔を覚えていく、地域を知る
活動となるように工夫している。
成 果 と 課 題
1週間と長いので、子どもたちにとっては楽しいだけでなく我慢しなければならないこともある。
1週
間を異学年集団で過ごすため、子どもたちの協力の気持ち、がんばる心が育まれる。子どもたちが自
分たちで考えて活動する時間を今後は多くしていきたい。
座禅で集中力アップ !!
地域の方と一緒に食事
−14−
宿題もみんなでやれば怖くない
県から見たPoint!
中心組織
PTA ×
30回目の実施。企
画 運 営 はPTA役
員中心だが、役を
終えても関 わり支
える体制あり。
宿泊場所
寺 社
実施期間
× 4泊5日
実施回数
30 回目
坂部小学校「仲よし学校」
(牧之原市)
≪事業の目的≫
◎ 異年齢集団を生活の基盤とすることで、基本的生活習慣や望ましい人間関係を育てる。
◎ 家を離れて集団生活することを通して、家庭のありがたさ、友達の良さを実感させるとともに、
一人一役での活動を通して、協力性と責任感を育てる。
◎ 進んで地域の大人と関わり、また、地域の歴史・文化についての講座を受けることを通して、
自分たちの郷土を愛する心を育てる。
◎ PTA役員が子どもたちと関わって指導することを通して、わが子や他の子どもたちへの関わり
方を振り返る。
◎ 地域が一体となって子どもたちを育てようとする人的環境づくりを推進する。
■実施期間
■スケジュール
6月上旬:仲よし学校開設の原案検討
10 月 11 日
(火)
∼ 15 日
(土)
の4泊5日
7月上旬:仲よし学校開設計画の説明、関係機
■参加対象
関への連絡(協力要請)
坂部小の1年生から6年生 57 名
9月上旬:参加者決定、計画書作成・送付、
PT
■宿泊場所
A役割分担決定
龍門山石雲院(高尾山)
10 月中旬:仲よし学校開催(4泊5日)
■食事
10 月下旬:体験文提出・礼状送付
石雲院住職が調理
11 月中旬:実践記録集完成
■風呂
1月下旬:次年度開催の確認、承諾
宿泊場所の施設を利用
■ボランティア等関係機関
■寝具
坂部小PTA
(父母と先生の会)、坂部区、老人クラ
宿泊場所の布団を利用
ブ、市教育委員会
■合宿経費内訳
区 分
金 額(円)
主 な 用 途
収 入
参加者負担金
376,750
6,600 円 ×57 名、500 円 ×1名
地区等補助金
130,000
坂部区、
PTA
県補助金
100,000
県運営協議会補助金(継続)
雑収入
7
計
報償費
606,757
165,000
支 出
需用費(消耗品費)
食糧費(宿泊費)
貯金利息
71,307
313,500
講師謝金7人、
その他指導費
印刷紙、写真、
日用雑貨
児童宿泊、朝食、
夕食(5,500 円/人)
役務費
20,200
クリーニング代
保険料
36,750
宿泊者 550 円 ×63 名、手伝い 21 円 ×100 円
計
606,757
−15−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
ものが豊かになり始めた 30 年前、子どもたちの心の中に
「感謝・思いやり・がまん」の心をはぐ
くむために、昭和 58 年2月、
PTA役員の要請を受けた地元青年団の企画・運営で事業が始まった。
以来、運営の主体をPTA役員が引き継ぎ現在に至る。
■合宿プログラム
時間
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
11:00
12:00
13:00
14:00
15:00
16:00
17:00
18:00
第1日
(火)
下校
学習
開校式
夕食・片付け∼宿題
19:00 住職の話∼入浴
第 2日
(水)
∼4 日
(金)
起床(5:20)
∼鐘つき・清掃
朝食・片付け∼朝のつどい
登校
第 5日
(土)
起床(5:20)
∼鐘つき
朝食・片付け
朝のつどい∼感想文
親子清掃
閉校式
学 校
下校
学習∼班遊び
鐘つき
夕食・片付け
仲よし活動 ※水曜 : お茶を知ろう、木曜 : ペンダ
ント作り、金曜 : ナイトウォークラリー
20:00 就寝指導・準備
21:00 就寝(21:00)
入浴∼就寝準備
就寝(21:00)
実施するうえで工夫した点、配慮した点
子どもたちの自主性を育て、人との関わり方を学ばせるために、
「声はかけるが、手は出さない」
方針がある。役員は、一日ごとの計画を掲示して、それを確認しながら計画通りに行動する子ども
たちを見守るようにしている。
成 果 と 課 題
感謝するとはどういうことなのか、思いやりとは何か、
がまんとはどんな場面でするものか等を学び、
実感する機会になっていたことが子どもたちの実践記録からわかる。
「仲よし学校」は地域の人たちと
の関わりを深める中で、子どもたちの健やかな成長の場になっている。
老人会の方々の出迎え
お茶を知ろうの会
−16−
鐘つき
県から見たPoint!
中心組織
実施期間
宿泊場所
P T A × 県立高校生活館 × 2 泊 3 日
宿 泊 場 所として高 校
を利 用 するのみでな
く、高校生ボランティア
が様々な場面で関わ
り交流を深めている。
実施回数
4 回目
相良小通学合宿(牧之原市)
≪事業の目的≫
◎ 異年齢の集団生活を通して、
自分の立場や役割を自覚するとともに、
より良い人間関係を築く。
◎ 家庭を離れて生活することにより、家庭のよさやあたたかさに気づく。
◎ 地域の子どもを地域で育てる教育力の向上を図る。
■実施期間
■スケジュール
10 月 31 日
(月)
∼ 11 月2日
(水)
の2泊3日
6月下旬:合宿原案検討、計画書作成
■参加対象
7月上旬:関係機関への連絡、計画書送付、協
力要請
相良小の4年生から6年生 58 名
■宿泊場所
9月上旬:参加者募集・決定、班編成・しおり作成、
役割分担・計画詳細決定
県立相良高等学校盈進館
■食事
10 月下旬:保護者事前説明会、児童事前指導、
通学合宿開催(2泊3日)
主に弁当
(調理実習あり)
■風呂
11 月下旬:実践記録集完成・送付
1∼2月:次年度開催確認・会場確保
宿泊場所の施設を利用
■寝具
■ボランティア等関係機関
レンタル布団を利用
(800 円/人)
相良小PTA、食生活推進協議会、県立相良高等
■合宿経費内訳
学校
区 分
金 額(円)
収 入
参加者負担金
201,048
県補助金
100,000
計
主 な 用 途
県運営協議会補助金(継続)
301,048
支 出
報償費
30,660
食生活推進協議会・ボランティア謝金
需用費(消耗品費)
57,639
計画書・記録用印刷紙、写真、
日用雑貨、炊事用具
食糧費
116,277
役務費
14,632
保険料
使用料
81,840
宿舎(盈進館)使用料、寝具使用料
計
布団敷きも真剣に
朝食・夕食材料代
301,048
みんなでカレーを作ります
−17−
お姉さんも一緒に !!
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
公民館と社会福祉施設の2つの施設を利用してスタートしたが、参加児童数の増加や施設を移
動しての実施という不便さ解消のため、県立相良高等学校の宿泊施設を利用しての開催に変更を
した。
これにより、宿泊に適した環境の中で行うことができ、高校生との交流も可能となった。
■合宿プログラム
時間
第1日
(月)
∼
6:00 7:00 15:00 児童集合
16:00 はじめの会∼学習
17:00 理科実験教室
18:00 夕食
19:00 入浴
20:00 就寝準備
21:00 読み聞かせ∼就寝(21:00)
第 2日
(火)
起床∼ラジオ体操∼朝食
登校
学 校
下校
夕食準備
夕食
片付け
入浴∼学習
就寝準備
読み聞かせ∼就寝(21:00)
第 3日
(水)
起床∼ラジオ体操∼朝食
登校
学 校
下校∼学習
清掃
相良高校吹奏楽演奏会
おわりの会
実施するうえで工夫した点、配慮した点
高校生による理科実験教室や吹奏楽演奏会の企画にとどまらず、高校との連絡を密に取り、3
日間とも学習タイムや自由時間、カレー作り等の時間に、高校生のボランティアが参加して児童と
交流を図れるように、高校と日程調整や打合せを行った。
成 果 と 課 題
高校生との交流を通して、児童が高校生への親近感や憧れを抱くことができた。
地域の大人や友だちと寝食を共にして、生活に必要なことを自分で行うことや、お互い協力し合う
こと、
そして、普段の生活の中であたり前に支えてくれている家族への感謝の心を育むことができた。
宿題も教えてもらいます
大人も負けじと教えます
−18−
吹奏楽演奏会
実施期間
宿泊場所
中心組織
コミュニティセンター利用委員会 × コミュニティセンター・公会堂 × 2 泊 3 日
実施回数
5 回目
県から見たPoint!
地域の方がアイデアを絞り、
毎年体験学習を実施。今年
度は、ポンポン船づくり。
通学合宿「あおば丘の学校」
(菊川市)
≪事業の目的≫
◎ 異年令の集団生活を通して、子どもたちの自主性、協調性を育む。
◎ 家族や地域の人たちへの感謝の気持ちを育てる。
■実施期間
■スケジュール
6月 23 日
(木)
∼ 25 日
(土)
の2泊3日
5月 26 日:実行委員会の開催、参加者募集
■参加対象
6月 2 日:ボランティア募集回覧、実行委員会
六郷小の3年生から6年生 12 名
の開催(活動計画等詳細の確認)
■宿泊場所
6月 12 日:参加児童保護者説明会
青葉台コミュニティセンター、青葉台公会堂
6月 18 日:ボランティア説明会、実行委員会
■食事
6月 23 日:通学合宿開催(2泊3日)
主に大人が調理(調理実習あり)
7月2日:実行委員会の開催(事業の検証)
■ボランティア等関係機関
(コミセン男の料理、家庭料理の会、
地区青少年健全育成会、
自治会、
コミュニティセン
地区成人講座、地区女性学級)
■風呂
ター利用委員会、地区成人講座、地区女性学級、
22 世紀の丘公園「たまりーな」
を利用
シルバークラブ青葉、
コミセン男の料理、家庭料理
■寝具
の会、
みんなで星を見る会、青葉台読書会
レンタル布団を利用
(3,150 円/人)
■合宿経費内訳
区 分
収 入
参加者負担金
県補助金
青少年健全育成補助金
計
金 額(円)
46,000
主 な 用 途
児童 3,000 円 ×12 人、
ボランティア 500 円 ×20 人
100,000
県運営協議会補助金(新規)
30,000
六郷地区青少年健全育成会
176,000
支 出
報償費
10,000
講師謝金
需用費(消耗品費)
70,000
夕食調理材料費 など
需用費(印刷製本費)
15,000
パンフレット、
しおり作成費
食糧費
13,000
児童朝食代、
ボランティア朝食代
役務費
2,000
使用料
90,000
計
通信費
寝具使用料、入浴利用料
176,000
−19−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
5回目となり、通学合宿に参加するということが、その年の大きな楽しみになっていることが感じられ
る。生活が多様化している時代に、共に過ごす
「2泊3日」
は社会性を育てる貴重な体験となっている。
■合宿プログラム
第1日
(木)
第 2日
(金)
起床∼ラジオ体操∼朝食
登校
第 3日
(土)
起床∼ラジオ体操∼朝食
6:00 清掃
7:00 ポンポン船レース
8:00 反省会∼閉校式
11:00 学 校
おにぎりづく
り・バーベキュー
12:00
解散
13:00 下校∼おやつ
児童集合∼おやつ∼開校式
16:00
学習∼夕食づくり・夕食・片付け 学習∼夕食づくり・夕食・片付け 17:00
風呂∼ポンポン船作り
18:00 風呂∼読書会
ポンポン船試運転∼花火
19:00 天体観測
20:00 自由時間∼就寝準備
就寝(21:30)
21:00 就寝(21:00)
∼
時間
実施するうえで工夫した点、配慮した点
・異学年の組み合わせでチーム編成を行った。
・テーマは
「返事はハイと元気よく」
「 靴はそろえて靴箱へ」
と分かり易いものとした。
成 果 と 課 題
・体験学習や食事作りを通して、異学年の子どもたちが力を合わせて、取り組む姿が見られた。
・子どもたちと地域の結びつきが深まった。
・通学合宿を経験した中学生のボランティアもあり、継続的な異年齢の交流が図れた。
天体の勉強
ちょっと手伝って !!
−20−
レーススタート
中心組織
県から見たPoint!
地域会 ×
公 民 館を中 心に、
地域の各種団体を
巻き込んで、毎 年
工夫した活動を実
施。
宿泊場所
公民館
実施期間
× 2泊3日
実施回数
5 回目
南みくりの子通学合宿(磐田市)
≪事業の目的≫
◎ 子どもについては、異年齢の子どもたちがテレビやゲームから離れ、共同生活を通して、社会
性・自立心を養い、生きる力を育む。
◎ 家庭については、
3日間の子離れ体験の中で「家庭教育」
を見直す機会とし、子は親(家庭)
に
感謝する心を育てる。
◎ 地域については、
“ 地域の子どもは地域で育む”
とする活動の実践。
■実施期間
■スケジュール
6月9日
(木)
∼ 11 日
(土)
の2泊3日
4月中旬:実行委員会立ち上げ
(実施計画、役割
■参加対象
分担の決定)
4月下旬:学校・PTA・子ども会・教育委員会
東部小の3年生から6年生 39 名
■宿泊場所
等関係者へ説明、
ボランティア募集
5月上旬:参加者募集(子ども会経由)
南御厨公民館
■食事
5月下旬:実施計画の進捗確認、最終調整
6月上旬:保護者説明会、児童リーダー打合せ
主に大人が調理
6月中旬:通学合宿開催(2泊3日)
(通学合宿サポーターの会 食事の世話係)
■風呂
7月上旬:総合評価、会計報告
■ボランティア等関係機関
温水プール、
もらい湯
■寝具
地区自治会、民生・児童委員、地域安全推進委
員、多文化交流センター、消防団第5分団、子ども
レンタル布団を利用
(約 500 円/人)
会、父母会、通学合宿サポーターの会、いきいき健
■合宿経費内訳
康クラブ、南御厨写真クラブほか
区 分
金 額(円)
主 な 用 途
収 入
参加者負担金
58,500
公民館運営協議会補助金
69,776
市補助金
50,000
市通学合宿推進事業費補助金
県補助金
100,000
県運営協議会補助金(継続)
計
278,276
報償費・旅費
110,600
1,500 円 ×39 名(別途 お米5合)
講師謝金、
ボランティア謝金・旅費 ほか
支 出
需用費(消耗品費)
75,229
食材費、写真代、
フラッグづくり材料代 ほか
需用費(印刷製本費)
28,984
打合せ資料、
しおり、
「記録&思い出」ほか
食糧費
15,360
朝食パン・牛乳代、
おやつ代 ほか
役務費
21,307
保険料、通信費
使用料
26,796
寝具使用料
計
278,276
−21−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
「通学合宿」は公民館が行う社会教育事業にふさわしい事業と理解するも、ボランティアの組織
化ができないと難しいと判断して、子ども向け体験事業を世話してくれる人材づくり「ボランティア
養成講座」の実施からスタートした。次年度、彼らが通学合宿実行推進サポーターとなって第1回を
実施し、
5年目となる本年度も彼らが中心になってくれている。
2年目に3泊4日で実施したが朝食づくりが大変だったこともあって、現在は2泊3日で継続中。
■合宿プログラム
時間
第1日
(木)
5:00
6:00
7:00
8:00
9:00
10:00
11:00
第 2日
(金)
起床(5:50)
「水辺の里」散歩 or 朝食準備
朝食
登校
∼
学 校
15:00
16:00
17:00
18:00
19:00
20:00
21:00
児童集合
開校式∼宿題
夕食
プール
東日本大震災現地見聞講座
自由時間∼就寝準備
班長会議∼就寝(21:30)
下校
夕食づくり ( 屋外で )
※炊き出し訓練をイメージ
夕食
キャンプファイヤー
もらい湯
自由時間∼就寝準備
班長会議∼就寝(21:30)
第 3日
(土)
起床
「水辺の里」散歩 or 朝食準備
朝食・荷物整理・清掃
参加記念フラッグづくり
自由時間∼感想文
おにぎりづくり実習
おにぎりパーティー ∼ 閉校式
実施するうえで工夫した点、配慮した点
計画をまとめる上で最も苦労する事項が、女子児童と一緒に宿泊し世話をしてくださる
「宿泊・
生活指導担当」
を探すこと。
それゆえ第4回より県内大学に実習派遣を要望し、学生ボランティア
にお世話になっている。
また、本年度は東日本大震災があり、テーマとして
“地震防災”は欠かせな
いと考え、体育館に宿泊する避難所生活体験等実施した。
成 果 と 課 題
参加した子どもたちのほとんどが、
TVやゲームがなくても、みんなと一緒に過ごして楽しかったと感
想を述べてくれている。
また、地域の多くのボランティアで通学合宿を推進してきたことで、
“地域の子
どもは地域で育む”
とする考え方が当地域に定着してきた。
継続していくことが大事。参加した子どもたちが大学生になって世話する側になってくれたらうれしい。
定番のキャンプファイヤー
お姉さんお兄さんと一緒 !!
−22−
「大きさ、
このくらいでいいかなぁ」
県から見たPoint!
中心組織
地域会 ×
地域が協力して子
どもを育 成 する意
識を高めることをね
らいとし、多くの団
体・個人が連携。
実施期間
宿泊場所
× 2泊3日
自治会館
実施回数
6 回目
池田長藤学校(磐田市)
≪事業の目的≫
◎ 異年齢の集団生活を通して、自己の立場や役割を自覚させ、自発的行動によってより良い人間
関係を育てる。家庭から離れて自らの力で生活することで、両親、家族への感謝の心を育てる。
◎ 地域の子どもは地域社会で育てる意識を高め、教育力の向上を図る。
■実施期間
■スケジュール
10 月 23 日
(日)
∼ 25 日
(火)
の2泊3日
5月中旬:企画委員会の開催(実施計画確認)
■参加対象
6月下旬:自治会長会議開催(実施要領説明)
7月中旬:豊明会会長、子ども会役員会議開催
豊田北部小の4年生から6年生 20 名
■宿泊場所
(実施要領説明)
8月上旬:参加者募集
池田7下自治会館
■食事
9月中旬:実行委員会の開催(計画・役割分担
の詳細確認)
主に大人が調理
■風呂
10 月中旬:実行委員会の開催(詳細再確認)、
通学合宿開催(2泊3日)
銭湯を利用
(小 250 円)、
もらい湯
■寝具
12 月上旬:実行委員会の開催(事業の検証・
決算報告)
レンタル布団を利用
(約 910 円/人)
■ボランティア等関係機関
池田地区コミュニティ会、池田地区自治連合会、
池田地区青少年育成委員会(豊明会)、子ども
会、豊田西公民館、池田地区防犯係、民生・児
■合宿経費内訳
童委員、老人会、
ボーイスカウト ほか
区 分
金 額(円)
主 な 用 途
収 入
参加者負担金
30,000
1,500 円 ×20 名
市補助金
50,000
市通学合宿推進事業費補助金
県補助金
100,000
県運営協議会補助金(継続)
計
180,000
支 出
報償費
13,400
ボランティア謝金、講師謝金
需用費(消耗品費)
73,916
名札、切り花、食材費 ほか
需用費(印刷製本費)
40,459
インク、印刷紙、製本テープ、印刷代
食糧費
7,440
お米(朝食・夕食)、
パン
役務費
7,200
保険料
使用料
37,585
計
入浴利用料、寝具使用料 ほか
180,000
−23−
≪事業実施に至った経緯や継続していく中で変更した点≫
変更点:老人会宅での「もらい湯」の実施
従来から老人会も、実行委員として参加していたが、子どもたちとの交流はほとんど無
かった。
「もらい湯」
で、地域の交流強化になると考えた。
■合宿プログラム
時間
第1日
(日)
∼
6:00 7:00 15:00 児童集合
16:00 開校式
17:00 夕食準備・夕食・片付け
18:00 座禅体験
20:00 もらい湯
21:00 就寝準備・就寝(21:00)
第 2日
(月)
起床
朝の集い・ラジオ体操∼朝食
登校
学 校
下校∼学習
夕食準備・夕食・片付け
夜のイベント
お風呂
就寝準備・就寝(21:00)
第 3日
(火)
起床
朝の集い・ラジオ体操∼朝食
登校
学 校 閉校式
実施するうえで工夫した点、配慮した点
・あくまでグループでの行動が基本で、
グループリーダーの指示で、行動となる事を配慮。
・自分の事は自分で考えて行動する事の説明と実践。
成 果 と 課 題
・各グループリーダーが、短時間でグループを統一する自覚と行動が出来るようになった。
・もらい湯先での挨拶、会話、整理整頓等がしっかり出来て、全てのお宅からお褒めをいただいた。
課題:夕食メニューの充実、就寝前時間の有効活用、地域歴史等の認識不足
市教育長が開校式で挨拶
市長が夕食づくりを見学
地域の方々に囲まれて !!
朝食もしっかりとって
気をつけて登校します
夜のイベント、紙芝居
−24−
平成 23 年度地域における通学合宿推進事業実施小学校区一覧
平成 24 年2月 17 日現在
新規 継続 合計 校数
◎…新規 無印…継続 ※…長期(6 泊以上) カッコ内は中心団体(略称一覧は下)
沼津
5
5
熱海
3
3
2
3
14 徳倉(他)、中郷(青少年)、◎西(BS)
富士宮
3
3
(他、BS)、貴船(PTCA)
21 黒田小2
伊東
4
4
10 池(青少年)、川奈(PTA)、宇佐美(他)、西(PTA)
富士
5
5
27 広見(他)、大淵第二(PTA)、富士第一(他)、富士第二(PTA)、吉原(他)
1
2
10 富士岡(他)、◎原里(他)
三島
御殿場
1
1
8 桃山(PTA)、熱海第一(PTA)、泉(PTA)
0
7
2
2
9 南(PTA)、東・向田(他)
下田
裾野
24 浮島(NPO)、第五(青少年)、開北(青少年)、片浜(他)、香貫(自治会)
伊豆
2
1
3
9 ※土肥(PTA)、◎修善寺南(子ども会)、◎※湯ヶ島・月ヶ瀬(NPO)
伊豆の国
1
4
5
(青少年)、◎※長岡南(NPO)、大仁(青少年)
6 大仁・大仁北(BS)、韮山2
東伊豆
1
1
3 大川(子ども会)
河津
1
1
3 西(PTA)
南伊豆
1
1
4 三浜(PTA)
松崎
2
2
(PTA、他)
1 松崎2
2
3
(他、子ども会)
3 ◎田子(他)、仁科2
0
5
西伊豆
1
函南
清水
2
2
3 清水(PTA)、清水他(ガールスカウト)
長泉
1
1
3 長泉・南・北(他)
4
5 成美(PTA)、須走(PTA)、北郷(PTA)、◎足柄(他)
小山
1
3
東部計
7
43
50 175
城北(PTA)、清水三保第一(自治会)、森下(子ども会)、◎東豊田(BS)、駒形(PTA)、安東(PTA)、蒲原東(自
治会)、由比北(PTA)、◎葵(PTA)、田町(PTA)、清水江尻(PTA)、番町(子ども会)、中田(PTA)、清水小島
86 (自治会)、清水飯田東(PTA)、清水和田島(PTA)、◎大川(子ども会)、清水飯田(自治会)、中藁科(PTA)、
※清沢(他)
静岡
3
17
20
島田
1
5
6
18 川根(地域)、神座(地域)、大津(地域)、湯日(PTA)、◎島田第一(地域)、伊太(地域)
焼津
3
5
8
掛川
1
7
8
13 (他)、◎和田(BS)
22 土方(PTA)、大坂(PTA)、佐束(PTA)、中(PTA)、桜木(他)、◎中央(PTA)、曽我(PTA)、千浜(PTA)
藤枝
1
6
7
御前崎
1
2
3
菊川
1
6
7
10
10
4
4
牧之原
吉田
0
川根本
◎豊田(BS)、大井川東(PTA)、大井川南
(PTA)、大井川西
(PTA)、焼津西 ( 自治会 )、港
(PTA)、◎港・和田
西益津(PTA)、瀬戸谷(PTA)、岡部・朝比奈第一(他)、藤枝中央(PTA)、広幡(PTA)、藤枝
(PTA)、◎青島
17 北(BS)
5 浜岡東(公民館)、浜岡北(PTA)、◎御前崎(PTA)
(自治会2うち1つは◎、子ども会)、小笠南2
(子ども会)
9 堀之内(青少年)、六郷(他)、小笠北3
地頭方(PTA)、勝間田(PTA)、川崎
(PTA)、片浜
(PTA)、坂部(PTA)、※牧之原(他)、細江(PTA)、相良
10 (PTA)、菅山(PTA)、萩間(PTA)
(地域)、
自彊(地域)
3 住吉(地域)、中央2
4
11
62
73 187
浜松
3
15
18
磐田
1
3
4
(公民館、◎子ども会)、長野(PTA)、豊田北部(自治会)
23 東部2
袋井
1
5
6
12 袋井南他(他)、袋井北(公民館)、浅羽東(自治会)、袋井東(NPO)、◎浅羽南(公民館)、山名(他)
湖西
1
2
3
6 鷲津(PTA)、◎新居(NPO)、岡崎(PTA)
1
1
5 宮園(他)
中部計
森
西部計
県計
6
26
◎東・元城(他)、横山(PTA)、◎和田・和田東 (BS)、二俣(PTA)、EAS 浜松(他)、ムンド2
(他)、龍山第一
106 (PTA)、犬居(PTA)、和地他(BS)、南の星(他)、泉他(BS)、舞阪他(BS)、水窪(青少年)、◎奥山・井伊谷
(BS)、大崎(PTA)、尾奈(PTA)、城北(他)
32 152
24 131 155 514
【略称一覧】 青少年 ⇒ 青少年育成団体 BS ⇒ ボーイスカウト 地域 ⇒ 地域教育推進協議会
他 ⇒ 社会福祉団体、
スポーツ少年団、
おやじの会 など
−25−
東部
中部
−26−
西部
合 計
10
11
新規
5
73
6
計
新規
20
116
32
24
131
155
計
新規
継続
計
136
30
26
継続
25
62
62
継続
52
44
50
計
39
5
43
7
2泊
3日
継続
新規
実施
箇所
数
12
10
2
1
0
1
8
7
1
3
3
0
3泊
4日
宿
1
1
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
4泊
5日
泊
1
1
0
1
1
0
0
0
0
0
0
0
5泊
6日
数
145
255
492
601
509
92
5 4,585
3 4,093
2
0
0
0
2 2,531
2 2,276
0
3 1,453
1 1,308
2
6泊
7日
参加
児童
数
30
31
21
19
20
15
35
37
23
29
30
21
65
62
3
9
9
0
39
36
3
17
17
0
10
9
1
1
1
0
8
7
1
1
1
0
3
3
0
0
0
0
1
1
0
2
2
0
9
9
0
1
1
0
1
1
0
7
7
0
10
7
3
1
0
1
6
5
1
3
2
1
58
41
17
20
15
5
18
12
6
20
14
6
68
55
13
9
7
2
33
26
7
26
22
4
16
14
2
11
10
1
3
2
1
2
2
0
16
13
3
7
5
2
7
6
1
2
2
0
宿 泊
中 心 組 織
1 団体
あたり
青少年
平均
健全
青少年
父親
児童 PTA 自治会 の会 育成 子ども会 その他 公民館 施設 寺社
数
団体
所
14
14
0
2
2
0
9
9
0
3
3
0
学校
場
7
6
1
0
0
0
4
3
1
3
3
0
34
29
5
3
2
1
17
16
1
14
11
3
福祉
その他
施設
平成 24 年2月 17 日現在
平成 23 年度通学合宿における宿泊期間・参加人数・宿泊場所・中心組織一覧
地域における通学合宿推進事業費補助金交付要綱
第1 趣旨
静岡県地域教育力再生プラン運営協議会(以下「運営協議会」という。)は、地域の
教育力の向上及び子育て支援の充実を図るため、地域における通学合宿推進事業を実
施する市町実行委員会等に対し、予算の範囲内において、補助金を交付するものとし、
その交付に関しては、静岡県補助金等交付規則(昭和 31 年静岡県規則第 47 号)及び
この要綱の定めるところによる。
第2 定義
この要綱において「地域における通学合宿推進事業」とは、原則として、3つ以上
の学年による異年齢集団が、地域の宿泊可能な施設で一定の期間寝食をともにしなが
ら学校に通う事業をいう。
第3 補助の対象及び補助率(額)
(1) 補助の対象
地域における通学合宿推進事業に要する経費とする。
(2) 補助率(額)
ア 新たに事業を実施する団体が6泊7日以上の期間の宿泊を伴い事業を実施する
場合は、(1)に掲げる経費の 10 分の 10 以内とし、27 万円を限度とする。
イ 新たに事業を実施する団体が2泊3日以上5泊6日以内の期間の宿泊を伴い事
業を実施する場合は、(1)に掲げる経費の 10 分の 10 以内とし、13 万円を限度と
する。
ウ 既に同様の事業を実施している団体が6泊7日以上の期間の宿泊を伴い事業を
実施する場合は、(1)に掲げる経費の 10 分の 10 以内とし、20 万円を限度とする。
エ 既に同様の事業を実施している団体が2泊3日以上5泊6日以内の期間の宿泊
を伴い事業を実施する場合は、(1) に掲げる経費の 10 分の 10 以内とし、7万円を
限度とする。
第4 交付の申請
(1)提出書類 各1部
ア 交付申請書(様式第1号)
イ 事業計画書(様式第2号)
ウ 収支予算書(様式第3号)
エ 資金状況調べ(様式第7号)
(2) 提出期限
別に定める日まで
第5 交付の条件
次に掲げる事項は、交付の決定をする際の条件になるものとする。
(1) 次に掲げる事項のいずれかに該当する場合には、あらかじめ運営協議会委員長の
承認を受けなければならないこと。
ア 補助事業の内容を変更(軽微な変更を除く。)しようとする場合
イ 補助事業を中止し、又は廃止しようとする場合
(2)補助事業が予定の期間内に完了しない場合又は補助事業の遂行が困難になった場合
においては、速やかに運営協議会委員長に報告してその指示を受けなければならな
いこと。
−27−
(3)補助金の収支に関する帳簿を備え、領収書等関係書類を整理し、並びにこれらの帳
簿及び書類を補助金の交付を受けた年度終了後5年間保管しなければならないこ
と。
第6 軽微な変更
第5の(1)のアに定める軽微な変更とは、次に掲げる変更以外の変更をいう。
(1)宿泊先の変更
(2)実施日の変更
第7 変更の承認申請
提出書類 各1部
(1)変更承認申請書(様式第4号)
(2)変更事業計画書(様式第2号)
(3)変更収支予算書(様式第3号)
(4)資金状況調べ(様式第7号)
ただし、(3)及び(4)はその内容に変更がある場合に限る。
第8 実績報告
(1)提出書類 各1部
ア 実績報告書(様式第5号)
イ 事業実績書(様式第2号)
ウ 収支決算書(様式第3号)
(2)提出期限
事業終了の日から起算して 30 日を経過した日又は3月 10 日のいずれか早い日まで
第9 請求の手続
(1)提出書類 1部
請求書(様式第6号)
(2)提出期限
補助金交付確定通知書を受領した日から起算して 10 日を経過した日まで
第 10 概算払の請求手続
提出書類 各1部
(1)概算払請求書(様式第6号)
(2)資金状況調べ(様式第7号)
ただし、(2)はその内容に変更がある場合に限る。
附 則
この要綱は、平成 17 年度分の補助金から適用する。
附 則
この改正は、平成 18 年度分の補助金から適用する。
附 則
この改正は、平成 19 年度分の補助金から適用する。
附 則
この改正は、平成 20 年度分の補助金から適用する。
附 則
この改正は、平成 24 年度分の補助金から適用する。
−28−
−29−
−30−
−31−
−32−
−33−
−34−
−35−
【表紙写真提供】
左上:石雲院方丈様のお話
坂部小学校仲よし学校(牧之原市)
左下:元気にラジオ体操
あおば丘の学校(菊川市)
右上:食事風景
坂部小学校仲よし学校(牧之原市)
右下:体育館で宿泊
南みくりの子通学合宿(磐田市)
地域における通学合宿 実践事例集 平成 24 年度版
平成 24 年3月発行
【発行】
静岡県地域教育力再生プラン運営協議会 (静岡県教育委員会社会教育課内)
〒420−8601 静岡市葵区追手町9番6号
TEL 054−221−3123 FAX 054−221−3362
メ ー ル [email protected]
ホームページ http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-080/
「地域における通学合宿推進事業」は、
静岡県遊技業協同組合様からの寄附金を活用
して、実施団体へ補助金を交付しています。
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