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Bing の上位表示方法がわかった!!

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Bing の上位表示方法がわかった!!
渾身レポート
Bing の上位表示方法がわかった!!
~Bing 徹底研究!グーグルと全く違う評価基準を解明~
本著作物は、著作権法によって保護されている著作物であり、知的財産権は株
式会社ジャパンフレッシュがその所有者です。
法律の定めがある場合を除き、いかなる方法においても複製・複写・流量はで
きません。
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<はじめに>
2010年にヤフーが検索エンジンで YST を廃止して、グーグルを採用するよ
うになって以来、日本で SEO といえば、グーグル対策のことでした。
日本での検索エンジンシェアがヤフー、グーグル合計で約90%あったので、
それは至極当然のことと受け入れられてきました。
しかし、ここに来て大きな変化が起ころうとしています。
最も大きなインパクトはアップルアイフォンが独自検索エンジンと Bing を採
用し始めたことです。
スマホの利用者は既に PC を抜いています。
そしてスマホのシェアの半分がアイフォンです。
ですからアイフォンで検索するときに、どの検索エンジンを利用しやすいかと
いうことが非常に重要なポイントになっているわけです。
次に忘れてはならない動きが世界最大の SNS フェイスブックです。
フェイスブックも関係が深いのは、グーグルではなく Bing です。
IT 先進国アメリカでは、近年一気に Bing のシェアが伸びて、約30%にまで
なりました。グーグルの半分まで追い上げています。
日本は IT 分野でアメリカより2~3年遅れています。つまり、現在アメリカで
起こっていることは2~3年すれば日本で起こるということです。
グーグルの SEO は語り尽くされた感があります。
グーグル自体も SEO の理想やノウハウを公開していますし、以前と比べると評
価基準(アルゴリズム)の大きな変更は行わなくなっています。
一方 Bing に関しては、誰もがノーマークでしたので、具体的な特徴やノウハウ
は出回っていません。
本レポートでは、Bing を徹底分析してそのアルゴリズムを解明しています。
<今は情報を選び出さなくては生き残れない時代>
多くの SEO 情報が伝聞に頼っています。
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ウソかマコトがわからないが、誰かが大きな声を挙げれば、それに大勢がたな
びくといった状況です。
そもそも検索エンジンに関する情報は信じるのに足るものがあまりに少ないの
が現状です。
僕は情報を入手したときに、グーグル社員が言おうと、どんな権威のある方が
言おうと、それをそのまま信用することはありません。
誰が言っているかを判断材料に使うのは必要なことですが、それより重要なの
は何を根拠に言っているかです。
検索エンジンのアルゴリズムは誰も目にすることができないブラックボックス
なため、誰もがあ~でもない、こう~でもないと推理するしかありません。
そのうえ、キーワードが無数にあり、それぞれに別々の結果が提示されている
ため、どの場面を切り取り、どう解釈するかによって結果はまるで違うものに
なります。
世に出ている情報というのは、ほとんど根拠が省かれ、結論ばかりが先行して
います。
たまに根拠が提示されていても、不確定要因が多すぎて、結論の正当性が低い
ものがほとんどです。
ネットを見れば情報はいくらでも見つかる時代です。
でも情報が多い分、内容は玉石混交。いや、石がほとんどと思ったほうが良い
でしょう。
誰もが情報を発信できるし、匿名であれば、どんな無責任なことでも言えます。
まさに情報はいくらでもある、しかし良い情報を選別するのが難しい時代にな
ったと言えるでしょう。
生き残り、成功するためには、良い情報をいかに早く選び出すかがカギと言え
ます。
<SEO の検証実験はこうやるべし!>
有効な SEO を解説するときに、検証実験の結果を元にする場合があります。
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何の根拠もない情報と比べると、良い情報である確率が高まります。
しかし、例えば既に運営しているサイトに対して、タイトルを変え、その1週
間後に順位が上がった場合。
この事実だけで、タイトルの変更が有効だったと結論付けることが多々ありま
す。
しかしこの事実は参考にこそなっても、全く信用に足るものではありません。
なぜなら、その1週間の間に、アルゴリズムが変わったかもしれないし、ライ
バルサイトがペナルティを受けたのかもしれない。検索エンジンが実験を行っ
ているだけかもしれないのです。
ですから、この事実に対してタイトルが影響したことを証明するためには、
少なくとも同様のことを3回行って3回とも同じ結果になるぐらいでなくては、
信憑性のあるものにはならないでしょう。
検証実験の仕方によっては3回でも足りません。
でも残念ながらそこまでやっている人はほとんど見たことがありません。
私はよく行っていた検証実験は次のものです。
3つの新規ドメインで作成したミラーサイト(内容が全く同じ)を同時に立ち
上げて、調査したい要素だけを変えて、順位を計測するものです。
これで調査したい要素以外はすべて同じにできます。
これぐらい条件を統一させなくては、信用性の高い実験にはならないでしょう。
ただし、厳密に言えば、ドメインの文字列が違うし、サイトの立ち上げを秒ま
で同時に行うことはできません。たださすがにこれは無視して構わない要素と
考えます。また、この方法は既に運営しているサイトでは出来ないことが欠点
です。
<発信者のポジション的発言に気を付けろ!>
さらに考えなくてはならないのが、情報発信者のポジション的な発言です。
例えば、グーグル社員がグーグル検索を語るときは、グーグルの正当性、理念、
理想を語り、そして事業者に対してグーグルが行って欲しいことを言います。
有料リンク販売業者が語るときには、有料リンクが売れやすくなる情報を発信
します。
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同様にオウンドメディア事業者は、いかにオウンドメディアが SEO に有利かを
語ります。
こういった情報を信用してしまうのは、非常に危険なことです。
会社や個人がよりよい SEO を行い、成果を出していただくためには、情報発信
者は質と確度の高い情報を増やす必要があるし、情報の受け手も情報の選別眼
を高める必要があります。
<アップルの独自検索エンジン始動!>
アップルが独自の検索機能や独自検索エンジンを
開発し、本格的な実用化が始まりました!!
これは非常に良く考え抜かれたものなうえ、
従来のグーグルでは不可能な機能でもあるので、衝撃的です。
一番衝撃を受けているのはグーグルでしょうけど、ユーザーにとっては大変良
いことです!
アイフォンは日本のスマホシェアの約半分を占めているので、影響があること
は間違いありません。
アップルが 2015 年 9 月に配布を開始した iOS9 からはアップルの独自検索エン
ジンである「Spotlight」が強化されました。
Spotlight はアイフォンの立ち上げ画面を右にスワイプ(横スクロール)するこ
とによって表示されます。
一番上に検索窓があるので、ここに検索語句を入れます。
「ホテル」と検索すると上から順に下記のように表示されます。
1)
電話帳、メール、メモなどスマホに記録された情報
2)「マップ」
検索地域の近くのホテルが紹介されます。
これはアップルの提携サイトからの情報。
5
3)候補の WEB サイト
これがアップル独自の検索エンジン(アップルボット)による結果
4)BING 検索
マイクロソフト社製の検索エンジン
5)WEB を検索
ここまで来てようやくグーグル検索
6)AppStore で検索
*それぞれが1~3件表示されます
同様に「美容院」と検索すると下記のように表示されます。
「ホテル」との違いは、3番目に APP STORE が表示されること。
1)
電話帳、メール、メモなどスマホに記録された情報
2)「マップ」。
検索地域の近くのホテルが紹介されます。これはアップルの提携サイトからの
情報
3)APP STORE
関連アプリが表示されます
4)候補の WEB サイト
これがアップル独自の検索エンジン(アップルボット)
による結果
5)BING 検索
マイクロソフト社製の検索エンジン
6)WEB を検索
グーグル検索
7)AppStore で検索
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ところが「安い美容院」と検索すると、全く違う次のような結果が出ます。
1)
WEB を検索
2)
AppStore で検索
3)
マップを検索
この結果がからわかるアップルの
検索エンジンの特徴は次の5点です。
●キーワードによって、ユーザーの意図に沿った結果を出すので表示される順
番や内容が違う
●アイフォンに記録された電話帳、メモ、メールが優先されている
●次にマップやアプリが優先されている
●独自検索、脱グーグルの動きが鮮明
●ただし、得意でない分野はグーグル検索を上位に表示させる
結論としては、今後アップル対策が必須となるということ。
スマホの検索シェアが 2/3 を占めてきているので、全体シェアでいうと PC,スマ
ホアップル、スマホアンドロイドがそれぞれ 1/3 ずつということです。
つまり検索してくる人の3人に1人がアップルからという時代になりました。
そのうちこの Spotlight を利用する人は現状ではあまり多くないでしょうが、
今後伸びる可能性が高いとみてよいでしょう。
さらにアップル独自の音声検索「Siri」の利用者も増えることを考えると、
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ますますアップルから目が離せません。
ちなみに「マップ」や Siri で表示されるのは、アップルとの提携サイトからの
情報。
提携サイトとして分かっているのは、業種によって違いますが、
食べログ、Yelp、Booking.com、トリップアドバイザーなど。
さらに Bing は今後シェアを伸ばすことでしょう。
アップルで優遇されているうえ、フェイスブックともつながりが深いです。
WINDOWS10 にはデフォルトで搭載しているので、その影響もあり得ます。
<Bing の調査はどう行ったのか>
検索エンジンの特徴を調べる上で難しいのは、現在の順位をもって分析しても
正しい判断はできないということです。
なぜなら、順位は常に変わっているので、現在の順位が一時的なものである可
能性があるからです。
そこで必要なのが、一定の長い期間での計測です。
最低でも 6 ヶ月は必要です。
それを行えば、一時的な順位なのか、継続的な順位なのかがわかります。
今回、説明するサイトの計測期間はどれも 1~3 年です。
僕は今まで関わった約500サイトの順位検索を継続的に行っています。
キーワード数でいえば1000以上です。
この中で、グーグルと Bing の順位が大きく違うものをピックアップします。
そしてそれぞれのサイトの持つ特徴から、順位が違う原因を割り出していきま
す。
結果としてグーグルと Bing では明らかな違いがあることがわかりました。
本レポートでは、その中でも特徴的で理解しやすいサイトを6つご紹介します。
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●順位変動が激しい
直近2,3年の Bing の順位変動を見てみると、明らかにわかることがあります。
それは、順位変動が激しい場合が多いということです。
変動幅は1位と圏外の行き来を何度も繰り返すというものが珍しくありません。
グーグルもそういうことが全くないわけではありませんが、近年のグーグルで
は非常に少なくなっています。
まずは弊社のホームページ(http://japanfresh.org/)のグーグルと Bing の順位
変動をご覧下さい。
キーワードは「集客パートナー」です。
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青がグーグル、緑が Bing です。
すぐにわかるように Bing の乱高下が激しいです。
2014 年 2 月から 2015 年 2 月までは 10 位以内と 50 位以下、
そして 2015 年 3 月以降は 1 位と 50 位以下の乱高下を繰り返しています。
こうなると Bing の本当の評価はどちらなのか、わからなくなりますね。
ただ Bing も 50 位以下のままのサイトが普通なので、それを考えると、非常に
高く評価しているのがわかります。
一方グーグルは安定しています。
2014 年 2 月から 2015 年 1 月までほぼ 8 位前後で推移していて、その間に一番
落ちたのが、一度 21 位になっただけ。
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2015 年 3 月以降は、継続的に 1 位になっています。
ではこのサイトは「集客パートナー」で 1 位になるべきサイトなのか。
それは当然 1 位であるべきです。
そもそも「集客パートナー」を名乗っている人は、僕以外ほとんどいませんし、
僕自身が商標登録を取得しているので、弊社のホームページが 1 位になるのは
自然なこと。
継続的 1 位であってしかるべしです。
Bing さん、何を迷ってるの?という感じですね。
グーグルに軍配です!
●グーグルの SEO 主要要素を Bing はどう評価しているか
グーグルの SEO で最も重要なのは、キーワードを代表しているページなのかど
うかということ。
それを判断する材料として、特にタイトルや人気度を重視しています。
だから協会サイトのような業界を代表するサイトは上位表示しやすいのです。
下記は、
(社)日本 WEB ライティング協会のホームページ(http://日本 web ラ
イティング協会.com/)での「ウェブライティング」の順位推移です。
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Bing はグーグルに比べて、順位が低いうえに、やはり頻繁に圏外に落ちていま
す。2015 年から 10 位以内に入ることもありますが、あまり長続きしません。
一方、グーグルは安定しています。
2013 年 1 月から 2013 年 9 月まで 1 位でしたが、それ以降は 5 位前後をいった
りきたりしています。
日本 WEB ライティング協会はホームページの歴史こそ 3 年程度で短いですが、
ウェブライティングを代表するような活動を行っています。
常に属性の見合うアクセスが多くあり、ユーザー反応も良いはずです。
他の上位表示サイトは、ウェブライティングに関して徹底的に掘り下げて書い
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たオウンドメディア的なページが2つ、そしてアマゾンでの書籍「Web ライテ
ィング実践講座」の販売ページです。
くしくもこれら3サイトともにタイトルが「Web ライティング」から始まって
います。グーグルではウェブライティングと Web ライティングは同じ意味であ
ることが分かっています。
Bing でグーグルより評価が低いのは、もっと別の要素を重視しているからとい
えます。
Bing で特徴的なのは、株式会社 Web ライティングのページが2つ10位以内に
入っていること。
そのうち5位は下記。(グーグルで 10 位)
http://eigaz.net/kikaku/
10 位は下記です。(グーグルで圏外)
http://web-writing.jp/company/
特に後者は会社情報でしかないので、よほど人気がある会社でない限り、上位
表示するべきページではないと考えられます。
この結果から、Bng は人気やアクセス数、ユーザー反応とは別の要素を重視し
ていることがわかります。
●バックリンク重視なのか、ページの追加重視なのか
これまでご紹介したサイトは、Bing よりグーグルのほうが評価が高かったもの
です。
ここではその逆、つまりグーグルより Bing での評価が高いサイトをご紹介しま
す。
次の表は「パノラマ写真の作り方」
(http://www.ielweb.net/)のキーワード「パ
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ノラマ写真の作り方」の順位経過です。
サイト立ち上げが 2013 年6月で、まず最初に上位表示したのがグーグルです。
インデックス、上位表示とも Bing よりグーグルのほうが早く、これは一般的に
もいえることです。
Bing は1ヶ月程度で一気にグーグルの順位より上にいく動きがありましたが、
10 位以内と 50 位以下をいったりきたりしました。
2014 年 10 月までは 10 位以内より 50 位以下の期間のほうが長かったですが、
それ以降は、10 位以内の期間が中心となり、頻繁に 1 位になっています。
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このサイトの特徴は、アクセスは少なくあまり人気のあるサイトではないこと。。
しかしサイト立ち上げ時にだけバックリンクを多めに付けています。
タイトルそのものがキーワードになっており、全110ページのタイトルにキ
ーワードそのものが入っています。
定期的に記事を追加していますが、ページ当たりのコンテンツは少ないです。
文字 2~3 行と画像だけです。
しかし Bing はそれを評価したといって良いでしょう。
グーグルではページの更新による順位アップは見受けられませんでした。
●トップレベルドメインは何が有効か?
2013 年 3 月に次のような検証実験を行いました。
次の新規ドメインを取得し、内容が全く同じサイト(ミラーサイト)を同時に
立ち上げました。
空撮動画制作.com
空撮動画制作.jp.net
空撮動画制作.net
空撮動画制作.biz
空撮動画制作.asia
トップレベルドメイン(.com や.jp.net のこと)以外の文字情報はすべて同じで
すし、バックリンクもすべて同じです。
キーワード「空撮動画制作」で順位経過を計測しました。
<結果>
全般的に言って、最も上位表示したのは、空撮動画制作.com と空撮動画制
作.jp.net でした。
特徴的なのは、グーグルでは、この5つがミラーサイトであることを完全に把
握しており、基本的にどれか 1 つしか上位表示させません。
つまりどれかが 10 位以内入ったら、他は圏外。他のどれかが 10 位以内に入っ
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たら、それまで上位表示していたサイトが圏外に落ちます。
グーグルが立ち上げ時以降常に高く評価し続けたのが、jp.net です。
グーグルが.jp.net を非常に高く評価することは、2013 年の他の実験でもわかっ
ていました。特に 2014 年 11 月からはほぼ鉄板の 1 位です。
ただその 1 位は、それまで高く評価された結果、後天的にバックリンクを得た
り、アクセス数が増えるなどの有利な条件を備えたからとも考えられます。
一方、Bing が圧倒的に高く評価したのは、.com です。
特に 2014 年 10 月以降は頻繁に 1 位になっています。
また、2015 年 9 月以降は.jp.net も 10 位以内に入ってきており、ミラーサイト
が同時に2つ 10 位以内に入っています。
これより Bing はミラーサイトを認識していないのか、寛容なのか、同時上位表
示を許しているということです。
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●Bing はバックリンク重視なのか?
2012 年に他社から購入したサイトがあります。
それが、
「フェイスブックマーケティング」
(http://facebookmarke.com/)です。
購入した当初は10ページ程度しかないサイトでしたが、キーワード「フェイ
スブックマーケティング」で Bing10 位以内、グーグルで 60 位程度に入ってい
ました。
その後すぐにコンテンツを補強して46ページまで増やしました。
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このサイトの特徴は関連性のないサイトと数百件レベルの相互リンクを行って
いること。そのリンク集ページは20ページあり、現在でも残してあります。
2012 年 5 月から終始 Bing が高い評価を与えており、Bing にしては珍しく
過去 2 年以上の間、ほぼ不動の 1 位です。
グーグルはコンテンツを増やしたことによる効果としては、70 位だったものが
40 位ぐらいに上がったという程度でしかありませんでした。
また、グーグルが禁止している「パートナーページ」
(存在意義のないリンク集
ページ)が20ページもありながら、目立ったペナルティはありません。
ペナルティはありませんが、サイト全体の中で存在意義のないページが多すぎ
るので、決して高く評価することはありませんでした。
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この結果から、Bing はバックリンク重視。
そしてバックリンクは関連性はあまり関係なく、数があれば良い。
そして、リンク集ページが多くでも問題なし、ということになります。
■他の約 500 サイトの順位経過でわかったこと
最初に述べた通り、今まで約 500 サイトの順位経過を計測しています。
それを全体的に見てグーグルと Bing のはっきりとした違いがありました。
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それはドメインの強さです。
グーグルでは、フェイスブックやアメブロを高く評価します。
これらは人気があるサービスなため、上位表示しやすいということです。
特にフェイスブックページやアメブロのタイトルに入っているキーワードでは、
通常のケースでは考えられないほど簡単に上位表示します。
しかし Bing ではそれがありません。
ただし、Bing も古いドメインは高く評価していますので、Bing は人気よりも古
さを重視するといって良いでしょう。
ユーチューブはグーグルで明らかに上位表示しやすいですが、Bing でも上位表
示しやすいです。
■上位表示サイトの特徴調査の結果
グーグルと Bing それぞれで、上位表示しているサイトを調べ、その特徴を分析
しました。
方法は、キーワード「ウェブライティング」でそれぞれの検索エンジンの1~
20位までの中の一般サイトを抽出し、そのデータを取りました。
結果は次の通りです。
(G はグーグル、B は Bing)
・ドメイン取得年月;有意な差はなし
・インデックス数;G;3,965(428) B;364
*G は1サイト突出して数が多いサイトがあったので、それを外して平均を出
した結果がカッコ内の数字
・トップページ文字数;G;3386 B;1349
・キーワード出現頻度;
G の「WEB」又は「ウェブ」3.1%
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G の「ライティング」2.8%
B の「WEB」又は「ウェブ」5.2%
B の「ライティング」4.2%
この結果から分かることは、次のことです。
・ドメインの古さはほぼ同様に評価している
・サイトページ数は、Bing のほうが若干少なめで良い
・トップページ文字数は Bing のほうがはるかに少なくて良い
・キーワード出現頻度は Bing のほうが 1.5 倍ぐらい高いほうが良い
ただし、この結果は調査範囲が十分に豊富と言えないので、参考程度と考える
必要があるでしょう。
【Bing 対策の結論】
以上の分析結果によって、様々なことがわかったと思います。
ここで気を付けなくてはならないのが、解釈の仕方。
同じ実験結果でもその解釈によって、全く違う結論になる場合があります。
だからこの段階で間違う人が非常に多いのです。
決して短絡的にならずに、自分が欲しい結果にとらわれることがないように、
冷静な分析が必要です。
まず大まかなことを言えば、
グーグルの古いタイプの SEO が以前も今も効果があるということ。
人気やアクセス数はあまり関係ありません。
それに乱高下が激しいことがわかりました。
具体的には、グーグル対策との違いをピックアップすると
次のようになります。
●バックリンクの数が有効、そして関連性は必要ない
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●コンテンツ量は少なめでも上位表示する可能性が高い
●キーワード出現頻度は高めのほうが良い可能性が高い
●あまりアルゴリズムが変わらないので、以前の SEO 効果が持続する
●ページ数の増加が効果ある
●ミラーサイトでも複数上位表示できる
●トップレベルドメインでは.com が1番効果的な可能性が高い
●人気ドメインの強さは関係ないが、ドメイン歴は長いほうが強い
●インデックスと上位表示の反応が遅い
【これから何をするべきか】
グーグルと Bing では上位表示対策方法が大きく違うことがわかりました。
それでは私たちはこれからどうすれば良いでしょうか。
急に Bing 用の対策を行うと、グーグルでマイナスに働いて順位が落ちる可能性
があります。
従って、グーグルに悪影響を及ぼすことなく、少しずつ Bing 対策を行っている
のが適当でしょう。
具体的には次の2つ。
●無理がない程度にバックリンクを増やしていく
SNS やポータルサイトを中心に行うと良いでしょう。
●キーワード出現頻度を気持多めにしておく
無理は禁物ですが、自然にできる範囲でキーワードを増やしましょう。
23
以上
株式会社ジャパンフレッシュ
代表;芳川充
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