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BOM Ver4.0 SR1リリースノート

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BOM Ver4.0 SR1リリースノート
BOM Ver4.0 SR1 リリースノート
Copyright © 2000-2005 SAY Technologies, Inc. All rights reserved.
このドキュメントには、BOM Ver4.0 SR1 に関する最新情報が記載されています。
■■ 対応 OS 追加 ■■
Windows Storage Server 2003 に対応
BOM Ver4.0 SR1 は Windows Storage Server 2003 に対応しました。
Windows Storage Server 2003 を搭載した NAS ハードウェア製品の監視にご利用いただけます。
■■ 機能追加・改良 ■■
BOM 管理コンソール
1. アーカイブ設定の表示項目を追加
各監視対象・各監視項目に対するアーカイブ設定につき、従来のアーカイブ ON/OFF に加え、
アーカイブ間隔を追加して表示するよう改良しました。
2. 監視ステータスログ、イベント処理実行ログ、収集されたイベントログのデータ件数をステータスバーに表示
監視ステータスログ、イベント処理実行ログ、収集されたイベントログの各ノードをクリックすると、
ステータスバーにデータ件数が表示されるよう改良しました。
3. 「マスタ設定」-「送信元」に設定された SMTP サーバ名/MAPI サーバ名を表示
「マスタ設定」-「送信元」をクリックすると、SMTP サーバ名/MAPI サーバ名を追加して表示するよう改良しました。
また、「MAPI メール送信元」プロパティ画面にて「動的にプロファイルを生成」を選択している場合は、
メールボックス名を追加して表示するよう改良しました。
4. 「ツール」-「プロセス一覧」のタイトルバーにコンピュータ名を表示
「ツール」-「プロセス一覧」のタイトルバーに、参照先のコンピュータ名を表示するよう改良しました。
5. 各設定項目数をステータスバー に表示
BOM 管理コンソールに表示されている各設定項目をクリックすると、項目数がステータスバーに表示されるよう
改良しました。
ステータスバーへの表示対象となる項目は次のとおりです。
項目名
表示内容
監視設定「標準」
監視対象の合計数
監視設定「グループ別」
監視グループの合計数
監視グループ
監視グループ ID(APGL_xxx)、監視対象の合計数
監視対象
監視グループ ID(APGL_xxx)、監視対象 ID(APPL_xxx)、監視対象の合計数
イベント処理
監視グループ ID(APGL_xxx)、監視対象 ID(APPL_xxx)、イベント処理の合計数
ステータス別 監視項目
監視ステー タス「OK」「注意」「危険」「無応答」「NG」「不明」につき、それぞれの監視
ステータスを保持している監視項目の合計数
ログ
監視ステータスログ、イベント処理実行ログ、収集され たイベントログ、それぞれの合計
件数
集中監視コンソール
1. 使用するフォントサイズの変更
集中監視コンソール内で使用するフォントサイズを小さくし、画面をより広く使えるよう改良しました。
2. 「監視ステータスのログ表示」にコンピュータ名を追加
代表ステータス表示エリアでのコンピュータを右クリックし、「監視ステータスのログ表示」を選択した際、
コンピュータ名を追加して表示するよう改良しました。
BOM アーカイブコンソール
1. BOM アーカイブサーバへの接続設定用プロパティ画面を追加
BOM アーカイブサーバ接続時のタイムアウト値を、任意の値に変更するためのプロパティ画面を追加しました。
この画面は「BOM ログビューア」を右クリックし、コンテキストメニューより「プロパティ」を選択することで表示されます。
2. アーカイブ対象データの蓄積期間を表示
アーカイブ対象データのアイコンをクリックすると、該当データの蓄積期間が表示されるよう改良しました。
■■ 機能修正・変更 ■■
監視サービス
1. カスタム監視実行時に BOMON サービスが停止する問題を修正
カスタム監視にて実行モジュールに DLL を指定した場合、コール関数の引数のパラメータ数が不一致だと、
BOMON サービスが停止していた問題を修正しました。
2. BOM Helper Service の TCP ソケット通信における脆弱性を修正
BOM Helper Service は、その通信において TCP ポート 20000 番(固定)を使用しますが、このポートに対して
ポートスキャンが実行された際に、BOM Helper Service が不正終了してしまうことがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、本ポートへのポートスキャンが実行されても、BOM Helper Service が不正終了しないよう
修正しました。
3. BOM Helper Service 開始時に不要な TCP ポートが開かれる問題を修正
BOM Helper Service を開始すると、TCP ポート 8270 番、および、TCP ポート 20000 番が開かれますが、
このうち、TCP ポート 8270 番は実際には使用されておりませんでした。
BOM Ver4.0 SR1 では、BOM Helper Service 開始時に、TCP ポート 20000 番のみを開くよう修正しました。
4. BOM Helper Service 開始時に TCP ポート 20000 番が開かれていた場合の動作を修正
BOM Helper Service 開始時、他のプロセスによって既に TCP ポート 20000 番が開かれていた場合、
エラーメッセージ(ID:10048)を出力し、BOM Helper Service が開始しないよう修正しました。
5. 添付ファイル付き SMTP メール送信実行時の動作を修正
「SMTP メール送信」イベント処理において、実際には存在しないファイルを添付するよう設定した場合、
SMTP メール送信は実行されませんでした。
また、イベント処理実行ログには、実行結果「正常終了」として出力されていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、実際には存在しないファイルを指定した場合も、SMTP メール送信を実行するよう修正しました。
(SMTP メールの本文には「添付ファイルが見つかりません」というメッセージが埋め込まれます)
6. 判定条件に文字列を指定するとイベント処理が正常に動作しない問題を修正
監視項目の判定条件に「取得値のタイプ:文字列」を指定した場合、イベント処理が「実行条件 1」タブで
設定したとおりに動作しないケースがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、監視項目の判定条件に「取得値のタイプ:文字列」を指定した場合、
イベント処理が「実行条件 1」タブで設定したとおりに動作するよう修正しました。
7. 同じ種類のイベント処理が同時に起動する問題を修正
イベント処理は登録された順序で実行されますが、同じ種類のイベント処理が複数登録されている場合は、
登録順ではなく、同時のタイミングで同じ種類のイベント処理が実行されるケースがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、同じ種類のイベント処理が複数登録されている場合、
後の登録順のイベント処理については、それぞれ 1 秒間待機してから実行されるよう修正しました。
また、イベントの種別毎に排他制御を行うよう修正しました。
8. 特定の条件下におけるイベント処理実行に関する諸問題を修正
イベント処理実行において、以下のケースで問題が発生することがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、これらの問題が発生しないよう修正しました。
・
イベント処理名に「'(シングルクォテーション)」が含まれるとイベント処理実行ログが記録されない
・
イベント処理名の最後に「¥(バックスラッシュ)」があるとイベント処理実行ログが記録されない
・
監視対象名、イベント処理名に「"(ダブルクォテーション)」が含まれるとイベント処理実行が失敗する
・
「エラー 処理」タブの 「他のイベント処理を起動する」で指定され たイベント処理が失敗し た場合はアプリケーション
ログにエラーメッセージが記録されない
BOM 管理コンソール
1. 代理監視設定時、ディスク監視で「ディスク情報を取得」ボタンを使用できるよう修正
代理監視設定時は、ディスク監視「監視設定」タブで「ディスク情報を取得」ボタンがグレーアウ トするため、
監視の対象となるドライブを直接入力する必要がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、代理監視設定時も「ディスク情報を取得」ボタンを使用できるよう修正しました。
ただし、「ボリューム名」「総容量」については、「---」と表示されます。
2. ディスク監視、ディレクトリ・ファイル監視で設定可能な判定値の上限を変更
ディスク監視、ディレクトリ・ファイル監視の「判定条件」タブで設定可能な最大値は 32,767MB に制限されていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、ディスク監視、ディレクトリ・ファイル監視の判定条件について、最大 2,147,483,647MB までの
値を設定できるよう修正しました。
3. ディレクトリ・ファイル監視で監視の対象となるオブジェクトにアクセスが許可されてい ない場合の動作を修正
ディレクトリ・ファイル監視で監視の対象となるオブジェクトに BOMON サービスアカウントによるアクセスが許可されていない
場合、「監視取得値:-1byte」「監視ステータス:NG」が出力されていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、監視の対象となるオブジェクトが存在した場合、そのオブジェクトのサイズを 0byte として計算し、
監視取得値および監視ステータスが正常に出力されるよう修正しました。
4. ディレクトリ・ファイル監視でルートドライブを指定した場合の動作を修正
ディレクトリ・ファイル監視で、監視の対象にルートドライブ(C:、D :など)を指定した場合、「現在値の取得」ボタンクリック時
に出力される値と実際の監視取得値が不一致となっていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、監視の対象にルートドライブを指定した場合に、「現在値の取得」ボタンクリック時に出力される
値と実際の監視取得値が一致するよう修正しました。
5. ディレクトリ・ファイル監視でディレクトリ名の最後に「¥(バックスラッシュ)」が存在する場合の問題を修正
ディレクトリ・ファイル監視で、ディレクトリ名の最後に「¥(バックスラッシュ)」が存在する場合、
「監視取得値:-1byte」「監視ステータス:NG」が出力されていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、ディレクトリ名の最後に「¥(バックスラッシュ)」の有無にかかわらず、
監視取得値および監視ステータスが正常に出力されるよう修正しました。
6. ディレクトリ・ファイル監視、プロセスメモリリーク監視で設定した判定値についての問題を修正
ディレクトリ・ファイル監視、プロセスメモリリーク監視では、「判定条件」タブで注意条件、危険条件に 4,096 以上の
値を設定すると、プロパティ画面を再度開いた際に、設定された値が(元の設定値-4,096)に置き換わってしまう
問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、「判定条件」タブで 4,096 以上の値を設定し、プロパティ画面を再度開いた際に、
元の設定値が置き換わらないよう修正しました。
7. プロセス数監視で「プロセス情報を取得」ボタンクリック時にウィンドウタイトルが表示されない問題を修正
「ログ」-「イベント処理実行ログ」をクリックし、その後、プロセス数監視「監視設定」タブより
「プロセス情報を取得」ボタンをクリックすると、ウィンドウタイトルが表示されない問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、上記操作後にウィンドウタイトルが表示されるよう修正しました。
8. プロセス数監視で監視の対象に 16 ビットプロセスを指定した場合の画面表示を変更
プロセス数監視「監視設定」タブより「プロセスの種類:16 ビットプロセス」を指定した場合、ウィンドウタイトル以外の
入力欄をグレーアウトし、無効な条件を入力出来ないよう変更しました。
9. イベントログ監視で無効な条件を指定出来ないよう画面表示を変更
イベントログ監視「監視設定」タブより「ソース:(指定なし)」を指定した場合、「分類:(指定なし)」以外の条件を
指定出来ないよう変更しました。
10. 同一ノード内にイベント処理を 100 個以上登録できてしまう問題を修正
同一ノード内に登録可能なイベント処理は最大 99 個ですが、実際には 100 個以上のイベント処理を
登録出来てしまう問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、同一ノード内に 99 個以上のイベント処理を登録出来ないよう修正しました。
11. SMTP メール送信/MAPI メール送信イベント処理で添付ファイル指定時の画面上の動作を修正
SMTP メール送信/MAPI メール送信イベント処理「詳細設定 2」タブより「ファイルを添付する」を指定した場合、
添付ファイルのリストからクリックされたファイルが「ファイル名」入力欄の表示に反映されない問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、添付ファイルのリストからクリックされたファイルが「ファイル名:」入力欄の表示に
正常に反映されるよう修正しました。
12. シャットダウンイベント処理で無効な条件を指定出来ないよう画面表示を変更
シャットダウンイベント処理「詳細設定 1」タブより「シャットダウンのタイミング:すぐにシャットダウンを実行」を指定した場合、
「ユーザーへの通知」グループボックス内のチェックボックスをグレーアウトし、無効な条件を指定出来ないよう
変更しました。
13. シャットダウンイベント処理で「ユーザへの通知」に指定可能な時間間隔を修正
シャットダウンイベント処理「詳細設定 1」タブにて「ユーザへの通知」-「指定時間間隔で通知」指定時、
時間間隔を 0 分に指定すると、シャットダウン処理は実行されず、エラーが出力される問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、指定可能な時間間隔を 1 分以上とするよう修正しました。
14. イベント処理実行ログを全削除しても EventJob4.mdb のファイルサイズが圧縮されない問題を修正
「ログ」-「イベント処理実行ログ」より「ログの全削除」を選択した場合、ログを保持している EventJob4.mdb の
ファイルサイズが圧縮されない問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、「ログの全削除」を選択した後に EventJob4.mdb のファイルサイズを圧縮するよう修正しました。
15. 「収集されたイベントログ」にデフォルト設定以外のログが表示されない問題を修正
イベントログ監視で監視の対象に「Directory Service」「DNS Server」「ファイル複製サービス」を指定し、かつ、
「検出したイベントログを保存する」を指定した場合、「ログ」-「収集されたイベントログ」にこれらのログノードが
表示されない問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、「ログ」-「収集されたイベントログ」これらのログノードが表示されるよう修正しました。
16. 「アーカイブ設定の単位」設定変更時の動作を修正
「マスタ設定」-「アーカイブサーバー」プロパティ画面より「アーカイブ設定の単位」設定を変更する際、
アーカイブサービスが停止していなければ警告メッセージを出力するよう修正しました。
17. 監視 ON/OFF スケジュールで指定される監視対象・監視項目の画面表示を変更
監視 ON/OFF スケジュール「全般」タブにて、監視対象 ID(APPL_ID)および監視項目 ID(WATCH_ID)が
追加表示されるよう変更しました。
18. 設定のエクスポートが正常に実行できない問題を修正
監視対象名・監視項目名・イベント処理名の最後に「¥(バックスラッシュ)」があると設定のエクスポートが
正常に実行されない問題を修正しました。
19. 設定の配布ウィザードで「マスタ設定」-「アーカイブサーバ」設定が配布出来るよう修正
設定の配布元、設定の配布先にアーカイブサービスがインストールされていれば、設定の配布ウィザードより
「マスタ設定」-「アーカイブサーバ」設定が配布出来るよう修正しました。
20. 設定の配布ウィザードに関する諸問題を修正
設定の配布ウィザードにおいて、以下のケースで問題が発生することがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、これらの問題が発生しないよう修正しました。
・
設定の配布元と設定の配布先に同一コンピュータ名を指定可能
・
設定の配布先に複数の同一コンピュータ名、もしくは、複数の同一 IP アドレスを指定可能
・
設定の配布先として指定されたコンピュータのリストから、特定の コンピュータ名もしくは IP アドレスをクリックしても、
「配布先コンピュータ」入力欄の表示に反映されない
集中監視コンソール
1. 集中監視コンソールの起動/終了にてメモリリー クが発生する問題を修正
集中監視コンソールを起動後、すぐに終了した場合、メモリリークが発生する問題を修正しました。
2. 集中監視コンソール起動中に不要な TCP ポートが開かれる問題を修正
集中監視コンソール起動中に、TCP ポート 8526 番、および、TCP ポート 20001 番が開かれますが、
このうち、TCP ポート 8526 番は実際には使用されておりませんでした。
BOM Ver4.0 SR1 では、集中監視コンソール起動中に、TCP ポート 20001 番のみを開くよう修正しました。
3. 集中監視コンソール起動時に TCP ポート 20001 番が開かれてい た場合の動作を修正
集中監視コンソール起動時、他のプロセスによって既に TCP ポート 20001 番が開かれていた場合、
ソケットオープンエラーメッセージを出力し、集中監視コンソールが起動しないよう修正しました。
4. 集中監視コンソールへの代表ステータス通知失敗時のエラー出力回数を変更
集中監視コンソールへの代表ステータス通知失敗時、代表ステータス通知を送信したコンピュータの
アプリケーションログにエラーメッセージ(ID:4023)が 2 回続けて出力されていました。
BOM Ver4.0 SR1 では、集中監視コンソールへの代表ステータス通知失敗時にエラーメッセージが
1 回だけ出力されるよう変更しました。
5. 集中監視グループ名に既存のコンピュータ名を指定出来ないよう修正
代表ステータス表示エリアに集中監視グループを登録する際、集中監視グループ名に既存のコンピュータ名を
指定出来ないよう修正しました。
6. 集中監視グループ名などに「'(シングルクォテーション)」を指定出来るよう修正
集中監視グループ名、表示名、アプリケーション名などの登録名に「'(シングルクォテーション)」を指定すると
エラーとなる場合がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、登録名に「'(シングルクォテーション)」を指定出来るよう修正しました。
7. 障害ステータス受信時実行プログラムの設定にて実行確認が出来ない問題を修正
「障害ステータス受信時実行プログラムの設定」で指定したプログラムの引数に$s、$g が存在する場合、
「実行確認」ボタンによるプログラム実行確認が出来ませんでした。
BOM Ver4.0 SR1 では、プログラムの引数に$s、$g が存在する場合も、「実行確認」ボタンによるプログラム実行確認が
出来るよう修正しました。
BOM アーカイブコンソール/BOM アーカイブサービス
1. アーカイブ対象データの保存処理に関するパフォーマンスを向上
アーカイブ対象データの保存処理の際、BOM アーカイブサーバーに対して高い負荷がかかっていました。
また、BOM アーカイブサーバー内のデータベースが一定程度のサイズに達すると、アーカイブ対象データの保存処理が
出来なくなる場合がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、アーカイブ対象データ保存処理のパフォーマンスが向上し、BOM アーカイブサーバーに対する
負荷が低減されました。
また、BOM アーカイブサーバー内のデータベースサイズにかかわらず、アーカイブ対象データが正常に保存されるように
なりました。
2. アプリケーションログに出力されるエラー メッセージ数を大幅に減少
アーカイブ対象データの保存処理が失敗した場合のエラー処理が変更され、アプリケーションログに出力される
エラーメッセージの数が大幅に減少しました。
3. アプリケーションログに出力されるエラー メッセージの変更
エラーメッセージの「説明」欄に「コンピュータ名」「APPL_ID」「WATCH_ID」などの情報が出力されるよう変更し、
具体的なエラー発生状況が従来よりも把握しやすくなりました。
4. BOM アーカイブサーバーの再構築手順を変更
BOM アーカイブサーバー再構築時に、各 BOM アーカイブクライアントのアーカイブサーバー情報
(「マスタ設定」−「アーカイブサーバー」に登録するアイコン)を一旦削除し、再登録する作業が必要であったため、
BOM アーカイブクライアント数に比例し、アーカイブサーバー情報再登録作業工数が増える問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、この問題を修正し、BOM アーカイブサーバーの再構築後、各 BOM アーカイブクライアントの
アーカイブサーバー情報を再登録する必要が無くなりました。
5. BOM アーカイブクライアント表示名を変更
BOM アーカイブクライアントの表示名を次のように変更しました。
なお、BOM アーカイブクライアントの表示名が既に変更されている場合は、変更後の BOM アーカイブクライアント名が
使用されます。
コンピュータ(SERVER01)所属先
BOM Ver4.0 以前
BOM Ver4.0 SR1
ワークグループ(WORKGROUP)
WORKGROUPSERVER01
WORKGROUP¥SERVER01
ドメイン(DOMAIN)
DOMAINSERVER01
DOMAIN¥SERVER01
6. 監視設定の削除が BOM アーカイブコンソール内の表示に反映されるよう修正
BOM アーカイブクライアント上で一部もしくは全ての監視設定を削除しても、BOM アーカイブコンソール内には
依然として削除された監視設定が表示されたままとなり、実際の監視設定内容との同期が取れませんでした。
BOM Ver4.0 SR1 では、BOM アーカイブクライアント上で一部もしくは全ての監視設定を削除すると、
BOM アーカイ ブサー ビス起動時もし くは BOM アーカイブサ ー ビス起動か ら 24 時間毎に、削除され た監視設定に
DELETE フラグが立てられ、BOM アーカイブクライアント上の実際の監視設定と BOM アーカイブコンソール内に
表示される監視設定との同期が取られるようになりました。
7. 「イベント処理実行ログ」「収集されたイベントログ」がアーカイブされない問題を修正
BOM アーカイブクライアント上で「イベント処理実行ログ」「収集されたイベントログ」を全て削除すると、
その後に取得されたログの一部がアーカイブされないことがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、「イベント処理実行ログ」「収集されたイベントログ」を全て削除しても、
その後に取得されたログを継続してアーカイブできるよう修正しました。
8. 複数の BOM アーカイブクライアントからのアーカイブ対象データが混ざり合ってしまう問題を修正
アーカイブサーバー再構築後に各 BOM アーカイブクライアント上でアーカイブサーバー情報
(「マスタ設定」−「アーカイブサーバー」に登録するアイコン)を一旦削除し、再登録しなかった場合、
複数の BOM アーカイブクライアントからのアーカイブ対象データが混ざり合ってしまう問題がありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、アーカイブサーバー再構築後に各 BOM アーカイブクライアントからのアーカイブ対象データが
混ざり合ってしまうことがないよう修正しました。
9. 「'(シングルクォテーション)」が含まれたアーカイブ対象データを蓄積出来ない問題を修正
「'(シングルクォテーション)」が含まれたアーカイブ対象データ(監視対象名、監視項目名、監視ステータスログ、
収集されたイベントログ、監視取得値)を正常に蓄積出来ない問題を修正しました。
これらの機能修正・変更箇所は「BOM アーカイブサービス改良版(2005.1.19 リリース版)」に含まれています。
BOM アーカイブサーバ
1. BOM アーカイブサーバ作成/削除には「サーバー管理メニュー」を使用するよう変更
BOM アーカイブサーバ作成/削除には、新たに追加された「サーバー管理メニュー」を使用するよう変更しました。
2. BOM アーカイブサーバーに関する諸問題を修正
BOM アーカイブサーバの運用時、以下のケースで問題が発生することがありました。
BOM Ver4.0 SR1 では、これらの問題が発生しないよう修正しました。
・
自動実行ジョブが実行権限によっては失敗する
・
自動実行ジョブのスケジュールが「毎週」に設定される
・
データ蓄積量が多いと自動実行ジョブで非常に高い負荷がかかる
・
データ蓄積量が多いと SQL Server に非常に高い負荷がかかり、BOM アーカイブサービスのエラーが頻発する
・
Report オプション使用時に 32 ビットを越える数値の監視取得値が要約されない
これらの機能修正・変更箇所は「BOM アーカイブサーバーの累積的な修正(2003 年 11 月)」に含まれています。
■■ 制限事項 ■■
文字列指定によるイベントログ監視につい て
「イベントログ監視」監視項目のプロパティ画面にて、「詳細設定 1」タブより次のように設定すると、
正しい監視値が取得出来ないことが判明しております。
・
「イベントログに含まれる文字列を指定する」チェックボックス ON
・
「文字列」欄に、日本語などの 2 バイト文字を指定
この設定で正しい監視値を取得するには、CD-ROM 上、¥Utility ディレクトリ内の修正モジュールを
正しく適用して下さい。
※ 修正モジュール(ChkEvnt3.dll)、及び適用手順のドキュメントは自己解凍型の圧縮ファイル
(BOMChkEvnt3SR.exe)になっております。
ディスク監視、ディレクトリ・ファイル監視の判定条件について
ディスク監視、ディレクトリ・ファイル監視の判定条件に、2,147,483,647 を越える値を設定すると、
プロパティ画面を再度開くなどの操作を実施した際、設定した値と異なる値が表示されます。
これらの判定条件には、2,147,483,647 以下の値を設定してください。
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