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BOM for Windows Ver.5.0 SR4リリースノート

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BOM for Windows Ver.5.0 SR4リリースノート
BOM for Windows Ver.5.0 SR4 リリースノート
Copyright © 2007-2011 SAY Technologies, Inc. All rights reserved.
このドキュメントでは、BOM for Windows Ver.5.0 SR4 の主な新機能、仕様変更、不具合修正、制限事項の各内容
について、ご案内しています。
■■ 新機能
■■
1.監視時間の固定設定
2.イベントログ監視(Vista 2008 以降)での除外設定
3.イベントログ監視の機能強化
4.ローカルコンピュータの名称変更時のインスタンス設定自動追従
5.BOM 内蔵のヒストリログ監視の実装
6.カスタム監視の Windows PowerShell 対応
7.アクションの「指定回のみ」を実装
8.アクションの実行回数が 999 回まで設定可能
9.各種設定情報のコマンドラインによる保存/適用機能
10.集中監視コンソールで登録済みのインスタンスのライセンスチェック機能を実装
11.BOM アーカイブサーバのメンテナンスツールを添付
12.監視オプション for VMware のリリース
■■ 機能改良
■■
1.ヒストリログの機能強化
2.プロセス監視で特定のエラーが発生した場合の挙動変更
3.サービス監視の監視機能強化
4.カスタム監視にファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加
5.WTS パフォーマンスカウンタ監視の設定操作時のパフォーマンスを改善
6.Linux オプションのプロセス数監視で、プロセスステータスの選択方法を変更
7.SNMP トラップ送信のセキュリティ強化
8.カスタムアクションの引数に、BOM 固有の引数を挿入可能になりました。
9.カスタムアクションにファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加
10.メール送信アクションの最大送信サイズを無制限化
11.集中監視コンソールアクションに、ファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加
12.SQL Express 用自動削除バッチの名前付きインスタンス対応
13.アーカイブサービスの DB への接続タイムアウト値が指定可能に
14.レポート用インベントリ情報の取得失敗時の、アーカイブのロジック変更
15.レポートオプションによるレポート内容を大幅に改良し、さらに使いやすく見やすいレポートになりました。
16.レポートオプションの出力形式が、XLSX 形式及び PDF 形式に対応しました。
■■ 不具合修正 ■■
1.[サポート技術情報:000189]で公開されている、設定一括配布ツールに関する不具合修正
2.[サポート技術情報:000164]で公開されている、マネージャの異常終了についての修正
3.テキストログ監視のロジックを修正し、高負荷時のパフォーマンスを向上
4.監視項目の ID 変更時に発生する問題を修正
5.[サポート技術情報:000194]で公開されている Oracle オプションのパスワードに関する問題の修正
6.Windows テストログ監視/Linux テキストログ監視の仕様上の問題を修正
7.カスタム監視のロジックを変更
8.Linux オプションの不具合修正
9.レポートオプションの不具合修正
10.アクションの「実行頻度」の不具合修正
11.アーカイブサービスの使用メモリについて
■■ 注意・制限事項 ■■
1.ホスト名が変更された場合のアーカイブの動作について
2.アーカイブの失敗エラーについて
3.カスタム監視の制限事項
4.レポートオプションを運用する際の制限事項
5.イベントログ監視の制限事項
6.監視ログの一覧表示時の注意事項
7.Linux オプションの注意/制限事項
8.VMware オプションの注意/制限事項
■■ 更新履歴
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■■
2008 年 03 月 18 日
2008 年 07 月 01 日
2008 年 08 月 09 日
2009 年 02 月
2009 年 07 月
2009 年 10 月
2010 年 03 月
2011 年 12 月
BOM for Windows Ver.5.0 アップデートパッチ公開
BOM for Windows Ver.5.0 イベントログ監視 修正モジュール公開
BOM for Windows Ver.5.0SR1 リリース
BOM for Windows Ver.5.0SR2 リリース
監視オプション for Linux Ver.5.0 をリリース
サーバー診断レポートオプション Ver.5.0 をリリース
BOM for Windows Ver.5.0SR3 リリース
BOM for Windows Ver.5.0SR4/監視オプション for VMware リリース
■■ 新機能
■■
1.監視時間の固定機能

すべての監視項目で、監視サービスの ON/OFF にかかわらず、設定した監視開始時間から等間隔で
の監視実行を行う機能を実装しました

指定時間より後に監視サービスを開始した際の動作として、サービス開始直後に監視の臨時実行を行
うオプションを実装しました
2.イベントログ監視(Vista 2008 以降)での除外設定

イベントログ監視(Vista 2008 以降)の設定タブに、「キーワード」と「ソースチャンネル」を除外指定する
機能を実装しました
3.イベントログ監視の機能強化

監視サービス開始前に出力されたログを検知可能になりました

監視サービスの停止中に出力されたログを除外可能になりました

検知したログのテキスト出力時に、上書き出力に加えて追記出力機能を実装しました
4.ローカルコンピュータの名称変更時のインスタンス設定自動追従

ローカル監視の監視サービスの起動時にホスト名の自動チェックを行い、ホスト名が変更されている場
合に、インスタンス設定がホスト名に合わせて自動的に更新されるようになりました。
5.BOM 内蔵のヒストリログ監視の実装

BOM 自身が記録する[ログ¥ヒストリ]に出力されるログを監視する監視項目「BOM ヒストリ監視」を実
装しました
6.カスタム監視の Windows PowerShell 対応

カスタム監視から起動するスクリプトエンジンとして、Windows PowerShell に対応しました
7.アクションの「指定回のみ」を実装

すべてのアクション項目で、実行頻度の回数指定に「n 回目のみ」の実行が指定可能となり、より自由
度の高い設定が可能となりました
8.アクションの実行回数が 999 回まで設定可能

すべてのアクション項目で、実行頻度の回数指定が 999 回まで指定可能となりました
9.各種設定情報のコマンドラインによる保存/適用機能

BOM5.0 コントロールパネルの機能であるバックアップ/リストアを、コマンドラインで実行するモジュー
ル MxSysConf.exe を実装しました

監視設定及び環境設定のインポート/エクスポートを、コマンドラインから実行するモジュール
BomCmd.exe を実装しました
10.集中監視コンソールで登録済みのインスタンスのライセンスチェック機能を実装

集中監視コンソールに登録されている BOM に対して、24 時間おきに重複ライセンスの確認が実行さ
れ、重複がある場合には通知される様になりました
11.BOM アーカイブサーバのメンテナンスツールを添付

BOM アーカイブサーバの蓄積済みデータをメンテナンスする、メンテナンスツールを付属しました
12.監視オプション for VMware のリリース

VMware ESX / ESXi / vSphere の ESX ホストの監視と、ESX ホスト上で稼働する仮想マシンを、一元
的に監視行うオプション製品「監視オプション for VMware」をリリースしました
■■ 機能改善
■■
1.ヒストリログの機能強化

コンピュータの高負荷等に起因する、監視のスキップが発生した際に記録されるヒストリログの内容を
拡張しました
2.プロセス監視で特定のエラーが発生した場合の挙動変更

プロセス監視で監視対象プロセスを未指定のまま監視を実行した場合、エラーログを 1 回のみ記録し
その後は監視が実行されない様に仕様変更を行いました
3.サービス監視の監視機能強化

サービス監視で監視できるサービスのステータスを拡張し、さらに詳細な条件での監視が可能になりま
した
4.カスタム監視にファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加

カスタム監視に x64 システムファイルリダイレクタを回避するスイッチを設け、x64 環境上でも簡単カス
タム監視を設定できるようになりました
5.WTS パフォーマンスカウンタ監視の設定操作時のパフォーマンスを改善

WTS パフォーマンス監視のロジックを見直し、プロパティシートでの操作性を向上しました
6.Linux オプションのプロセス数監視で、プロセスステータスの選択方法を変更

Linux プロセス数監視の監視項目作成時の監視対象ステータス初期値を、「S」から「選択無し」に変更
しました

プロセスステータスの選択方法を変更し、複数のステータスを同時に監視対象とすることが可能になり
ました
7.SNMP トラップ送信のセキュリティ強化

SNMP トラップ送信アクション/通知が、V2c 及び V3 対応となり、送信時のセキュリティが強化されまし
た
8.カスタムアクションの引数に、BOM 固有の引数を挿入可能になりました

カスタムアクションの引数に、BOM5 固有の引数が使用可能となり、実行するプロセスへの受け渡しが
可能になりました
9.カスタムアクションにファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加

カスタムアクションに x64 ファイルシステムリダイレクションを回避するスイッチを設け、x64 環境上でも
簡単カスタムアクションを設定できるようになりました
10.メール送信アクションの最大送信サイズを無制限化

メール送信アクション/通知で制限していた1メールあたりのメールサイズ制限を廃止し、メールサーバ
ーのメールサイズ制限にのみ依存するよう修正しました。
11.集中監視コンソールアクションに、ファイルシステムリダイレクションのスイッチを追加

集中監視コンソールアクションに x64 システムファイルリダイレクタを回避するスイッチを設け、x64 環境
上でも簡単にアクションを設定できるようになりました
12.SQL Express 用自動削除バッチの名前付きインスタンス対応

Microsoft SQL Server Express Edition 用のアーカイブデータ定時削除バッチ「Bom5Job.bat」が、名
前付きインスタンスからの定時削除に対応しました
13.アーカイブサービスの DB への接続タイムアウト値が指定可能に

アーカイブサービスから DB へ接続する際のタイムアウト時間を、[インスタンスのプロパティ→アーカイ
ブ設定タブ]から変更可能になりました
14.レポート用インベントリ情報の取得失敗時の、アーカイブのロジック変更

アーカイブサービスでは、レポートオプション用に定期的にインベントリ情報を取得しアーカイブサーバ
へ送信しております
前バージョンでは OS の環境によって一部のインベントリ情報が取得できない場合に、その時点で取得
処理を中止しておりましたが、SR4 からはエラー時に処理を中止せず、取得できる範囲のデータをアー
カイブサーバへ送信する仕様となりました
15.レポートオプションによるレポート内容を大幅に改良し、さらに使いやすく見やすいレポートに
なりました

レポートオプションで出力される帳票の形式を大幅に見直し、さらに機能的で見やすいレポートを出力
するよう変更を加えました
16.レポートオプションの出力形式が、XLSX 形式及び PDF 形式に対応しました

従来の出力ファイル形式に加えて、「xlsx 形式(Excel2007 以降)」及び「PDF 形式(Excel2010 以降)」
でのレポート出力が可能になりました
■■ 不具合修正 ■■
1.[サポート技術情報:000189]で公開されている、設定一括配布ツールに関する不具合修正

設定一括配布ツールで、複数台のコンピュータを配布先として指定した操作で発生していたエラーを修
正しました
2.[サポート技術情報:000164]で公開されている、マネージャの異常終了についての修正

「サポート技術情報:000164」でご案内している、アクション項目のコピー及び削除時に発生することが
あるエラーについて、正常に操作が完了するようロジックを修正しました
3.テキストログ監視のロジックを修正し、高負荷時のパフォーマンスを向上

テキストログ監視のロジックを修正し、ログが大量に書き込まれ続ける環境での可用性を向上しました
4.監視項目の ID 変更時に発生する問題を修正

監視項目の ID を変更すると、監視有効/無効アクションの対象に指定している監視項目との連携が正
しく取れなくなる問題を修正しました
5.[サポート技術情報:000194]で公開されている Oracle オプションのパスワードに関する問題
の修正

12 文字のユーザーID 又はパスワードを使用すると、設定時操作時の接続確認に失敗する不具合を修
正しました
6.Windows テストログ監視/Linux テキストログ監視の仕様上の問題を修正

プロパティのテキスト検索タブで、検索テキストに「"」が含まれるとテスト実行に失敗することがある不
具合を修正しました
7.カスタム監視のロジックを変更

カスタム監視で実行したプロセスより、4KB を超える文字列が返却された場合でも正常に処理が終了
する様ロジックを修正しました
8.Linux オプションの不具合修正

Linux オプションのシステムカウンタを使用した監視項目で、現在値の取得を行った際に 4GB を超えた
値を正しく取得できない問題を修正しました

Linux テキストログ監視で、監視対象文字列に「”」が含まれると、正しく検索できない問題を修正しまし
た

Linux テキストログ監視で、検索対象としてスペースを含む文字列や正規表現を指定した場合に、正し
く検索ができない問題を修正しました
9.レポートオプションの不具合修正

30 文字以上のイベントソース名のレコードが蓄積されている BOM アーカイブで、サマリーシート出力
時にエラーが発生する問題を修正しました

レポート出力モジュールのロジックを変更し、NIC 名がシステム情報とパフォーマンスカウンタで異なる
環境でも、正しくレポートが出力される様修正しました
10.アクションの「実行頻度」の不具合修正

特定の状況下で発生する可能性があった、アクションの重複実行を、ロジックの変更により修正しまし
た
11.アーカイブサービスの使用メモリについて

SR2~SR3 のアーカイブサービス(BOM5Archive[インスタンス名])では、起動中に徐々にメモリ使用
量が増加していく場合があり、本サービスリリースでこの問題を修正しました。
※
SR2~SR3 では、30 分間隔でアーカイブを設定している環境で、1 年間アーカイブサービスの停
止やコンピュータの再起動を行わずに継続的にアーカイブを実行した場合、約 4MB 程度メモリ使
用量が増加する場合があります
■■ 注意・制限事項 ■■
1.ホスト名が変更された場合のアーカイブの動作について

SR4 より、ローカルコンピュータのホスト名変更に、監視インスタンス名が自動的に追従する機能が実
装されましたが、監視インスタンス名が変更になった場合アーカイブサーバには新しいコンピュータとし
て認識されるため、アーカイブインスタンスが新規作成され、蓄積済みデータとの連続性は確保されま
せん
2.アーカイブの失敗エラーについて

アーカイブサービスが SQL サーバーへのアーカイブを実行しているタイミングで、アーカイブサービス
を停止すると、BOM5.0 マネージャの[ログ¥ヒストリ¥サービス]にアーカイブの失敗が記録されることが
あります。アーカイブが失敗した場合でも、次回正常にアーカイブが行われた際に、リカバーされます
ため、蓄積データに欠落は発生しません
3.カスタム監視の制限事項

カスタム監視で実行したプロセスから、実行結果がエラーとなった際に受信できる文字数は、1023 文
字までとなっており、1024 文字以上の文字を受信しても超過した文字は破棄されます

カスタム監視で監視結果として受け取ることが出来る文字コードは、SJIS のみとなります

実行ユーザーを指定する場合、指定するユーザーには管理者権限が必要です
4.レポートオプションを運用する際の制限事項

IE8 でレポートオプションにより出力したファイルを開いた際に、アクティブコンテンツに関するセキュリ
ティ警告が表示されることがあります。IE のインターネットオプションで、アクティブコンテンツの実行を
許可することにより、回避可能です

レポートオプションの出力設定で、メイリオなど一部のフォントを指定して出力を実行した場合、イベント
ログレポート等が正しく表示できないことがあります。フォント指定を初期値に戻すことにより正常に表
示が可能です

横向き出力の EXCEL 形式でレポート出力をした場合、詳細グラフシートで注意しきい値の表示が途切
れて表示されることがあります
5.イベントログ監視の制限事項

代理監視対象コンピュータの時間が代理監視元コンピュータの時間より遅れている状態でのイベントロ
グ監視(Vista、2008 以降, 選択, 除外)で、「監視サービス停止中に記録されたイベントログを監視か
ら除外する」 を有効にしていると、イベントログの検出漏れが発生することがあります。
この現象は、仕様上、代理監視元の時間を基準に、「監視サービス停止中に記録されたイベントログ」
の判定を行うため、発生します。

「初回監視時に過去に記録されたイベントログも監視する」を設定した場合、監視開始以前に記録され
たイベントログメッセージに含まれるセキュリティ ID(SID)が、名前に変換されない場合があります
6.監視ログの一覧表示時の注意事項

監視ログの一覧を表示したままログを削除すると、ログの表示が一時的に正しく行われない場合があ
りますが、監視ログの一覧を開きなおすことにより、正常に表示されます
7.Linux オプションの注意/制限事項

アクション項目「Linux プロセスコントロール」では、以下の注意/制限事項があります
①
指定したプロセス名やコマンドラインに半角括弧が含まれている場合、監視に失敗します。半角
括弧が含まれるプロセス名やコマンドラインを、コントロール対象として指定できません
②
詳細設定タブの「プロセスまたはサービス指定」で「コマンドラインで指定」を選択し、コントロール
対象のインスタンス(プロセス)に Linux サービスを指定した場合、アクションの実行に失敗します。
Linux サービスをコントロールの対象とする場合、「プロセスまたはサービス指定」では必ず「プロ
セス名で指定」を選択してください
③
コントロール対象のインスタンス(プロセス)を手入力し、詳細設定タブの「コントロール指定」で「シ
グナル指定」を選択する場合、コントロール対象のインスタンス(プロセス)には、前方一致でプロ
セス名やコマンドラインを入力してください
8.VMware オプションの注意/制限事項

監視元コンピュータが非常に高負荷状態にある場合、VM イベントログ監視でログの登録に失敗するこ
とがあります。登録に失敗したログは、高負荷状態が解消した後の監視タイミングで登録されます

VMware ログビューアのパフォーマンスタブ上で、表示するパフォーマンスデータの設定がなされてい
るまま、BOM5.0 マネージャ上から「VMware ビューアデータ収集」で収集したパフォーマンスデータの
削除を実行したあと、再度 VMware ログビューアを表示すると、次の内容のエラーダイアログが表示さ
れることがあります
「カウンター情報の読込に失敗しました。 [CounterID.XXXXXX]」
このダイアログが表示された場合には、VMware ログビューアを開き、該当するホスト/ゲストの「パフォ
ーマンス」タブでカウンター指定頁を開いて「全削除」を実行してください
Copyright © 2007-2011 SAY Technologies, Inc. All rights reserved.
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