すが、窓やドアから入ってくる光で、 フィムラ第2小学校は、1．2．3年生と

　セネガル通信５号　２０１１年７月１日
青鹿　奈月
ジョコ！！（こんにちは）セネガルの小学校は、夏休
みに入りました。村の子どもたちは、大人たちと一緒
に、畑仕事をしています。今回も、私の活動先の小学
校、フィムラ第２小学校を紹介したいと思います。そ
して、セネガルの子たちの休み時間の様子をみなさん
に伝えたいと思います。皆さんは、やすみ時間にはど
んなことをしますか？
教室の中には、電気がなく少し暗めで
すが、窓やドアから入ってくる光で、
フィムラ第２小学校は、１．２．３年生と４．５．６年生の校舎が
少し離れた場所に建てられている、おもしろい学校です。現在、新しく
１．２．３学年校舎の建設中で、１０月の新学期がスタートすると同時
同時に、全学年が一緒のしきちで学ぶようになります。
一生懸命ノートを書いて勉強します。
私の活動にも、いつも真剣そのもので取
り組んでくれるので、夏休み後の活動が
とても楽しみです。
この教室・校舎で勉強するのもあと残りわずかとなりました。来年度から、新しい
校舎で勉強するのがとても楽しみなようです。小さなの学校なので、子どもたち
や先生たちの雰囲気もとてもよくあたたかい学校です。　休みの日や夕方近く、涼しく
なると、村のひとたちが集まってよくサッカーをやっているのを見かけます。
低学年の校舎は、村の中にあり
ます。大きなこの木が、この校舎
のシンボルとなります。休み時間
には、みんなこの木の下で涼んだり、
遊んだり、昼食をとります。
黒板は、井戸でくんできた水を
スポンジにつけて、水ぶきをしま
す。毎回、黒板をきれいにする
のは、子どもたちの大切な仕事
となっています。
村はずれの広大な土地の中にあ
る高学年の校舎は、白とオレンジ
色のこんなかわいい学校です。
校庭もかなり広く、馬車の通り道
となっています。そして、大きな
ヤシの木が生えています。
フィムラ第２小学校は各学年に
１クラスずつしかありません。ク
ラスの人数も、平均３５人と日本
の学校とあまり変わりません。
休み時間は、始まると女の子が
はき掃除を始めます。
男の子は、サッカーやセネガル相撲
などをして遊びます。
セネガルの子どもは、授業中
も積極的で、手をよく上げます。
「先生！」と呼びながら、指を何
度もパチパチと鳴らし、先生に指
してもらい発言をします。
石やカイを使った遊びで、一つの石
女の子は、おしゃべりをしたり、 を上に投げている間に何個下の石を
歌ったりして、休み時間を楽しく
取れるか競争しています。
過ごします。
セネガルの小学校は、１１：００から１１：３０までが唯一の休み時
間となっています。子どもたちは、その時間に遊んだり、お昼ごはんを
食べたりします。セネガルの小学校には、給食のある学校もあります。
フィムラの小学校では、家が近い子供は家に帰ったり、家から食べ物を
持ってきます。そして、学校にはおばさんたちが頭にかごを乗せて昼食
を売りに来ます。
今の季節は、マンゴーやマッダ
（上の写真）、カシューナッツ マッダは、ヘタの部分を取ると、中
やピーナッツを販売しています。　にキューブ状になった酸っぱい実が入
メニューは、スパゲティーや
魚、豆、トマトを煮たものを
パンにはさんで食べます。
っています。塩や砂糖をふりかけて
食べます。
青年海外協力隊　セネガル　ファティック県　フィムラ郡
２２年度４次隊　小学校教諭　青鹿　奈月