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カトリック教会の教え 年間第 17 主日 7 月 24 日
年間第 17 主日 共通のお知らせ 2016 年 7 月 24 日 2016 年のテーマ 御父のように、いつくしみ深く~神のいつくしみの特別聖年を歩む~ 京都教区 *神のしもべ高山右近の列福式は2017年2月7日㈫正午より大阪城ホールで行われます。教皇代理と して列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が来られます。詳細は8月頃お知らせいたします。 *大阪教区管区特別企画「司教と青年達は出会い、そしてWaiWai語る3」が10月29日㈯~30日㈰ まで小林聖心ロザリオヒルであります。参加対象は18~35才の青年男女です。ご参加ください。 奈良ブロック。 *平和旬間イベントが 8 月 7 日(日)13 時~奈良教会で開催されます。 テーマは「教育は希望を、希望は平和を」です。講師は後藤神父様です。 大和高田教会 *広報部から教会広報紙「旅路」121 号は 8 月 15 日発行で、原稿は自由課題です。 原稿の締切は 7 月 31 日㈰ミサ後といたします。多くの原稿をお待ちしています。 カトリック教会の教え 年間第 17 主日 7 月 24 日 《みことば》 「祈り」《聖 書》 ルカによる福音書 11:1-13 主の祈り 教会では、イエスが弟子たちに教えた祈りとして「主の祈り」を大切にしています。当時のユダヤ人たちが唱 えていた長い長い祈りに変えて、単純に祈ることの大切さをイエスは弟子たちに教えました。 「父よ」。神をおそれおおいものとして遠ざけるのでなく、身近にいていつも私達を力づけてくれる方として呼 びかけます。 「み名があがめられますように」。私達をささえている方がいつもいて下さることを、みんなが知ることができ ますように。 「み国が来ますように」。すべての人が平等で、一人一人が大切にされる社会が来ますように。 「かてを毎日与えて下さい」。現実の問題から目をそらすのでなく、今日一日を充実して生きることができま すように。 「罪をゆるして下さい」。私達がお互いの足りない面、弱さを認めあい、助けあって生活していくことができま すように。 「誘惑にあわせないで下さい」。私達のおかれている現状に失望し、あきらめてしまわないで、いつも希望を 持ち続けることができますように。 祈り 祈りは何か願うことと考えられがちです。この世でかなえられないことを祈ることによって、誰かが何とか してくれると期待してしまうのです。しかし、祈りは願うことでなく、まず聞く事から始まります。何が大事な事な のかを知って、そのためにどうすればよいか決める事でもあります。 自分たちが精一杯行動した時に始めて、他の人の力を求めることができるのです。始めから誰かが何とかし てくれると期待していたのでは足りません。求めることは誰かにお願いするだけでなく、自分で探し、困難を切り 開くことも含んでいます。 祈ることはただ自分の願いを求めることだけでなく、自分をみつめることも含まれています。自分がどういう状 態に置かれているかを静かに見る事も大切です。静かに見る事によって、次ぎに自分がなすべき行動をよく 判断できます。自分の行動をゆっくりと反省することも祈りの大切な部分です。 年間第17主日C年(瀧野正三郎)[こじか 1980.7.27 号掲載文を加筆修正]