第4編 主の祈りの七つの願い 主の祈りの七つの願

７） カトリック教会のカテキズムの要約―第４編
主の祈りの七つの願い （５８７－５９８）
１）「み名が聖とされますように」とはどう言う意味ですか。
「み名が聖とされますように」とはどう言う意味ですか。
神は自分の聖なる名をモーセに示されました。その名がすべての人に知られ、たたえら
れることを願うのです。私たちはその名によって洗礼を受け、聖なる生活によってその
名を人々に知らせるのです。
２）「み国がきますように」とはどう言う意味ですか。
「み国がきますように」とはどう言う意味ですか。
神の国は秩序・正義・平和の国です。この国が私たちの世界にもやってくること、成長
したりすることを願うのです：「マラナタ」の歌にもこの意味があります。（黙２２章２
０節）
３）「み心が天に行われる通り、地にも行われますように」と言う願いの意味は何ですか
「み心が天に行われる通り、地にも行われますように」と言う願いの意味は何ですか。
地にも行われますように」と言う願いの意味は何ですか。
御父の計画が地上にも行われることを願うのです。その心とは「すべての人々が救われ
ること」です。
（１テモテ２章４節）
４）「私たちの日ごとの糧を今日もお与えください」と言う願いの意味は何ですか
「私たちの日ごとの糧を今日もお与えください」と言う願いの意味は何ですか。
を今日もお与えください」と言う願いの意味は何ですか。
地上で生きるために、私たちの体と霊魂に必要なことを願うのです。
５）
「私たちの罪をおゆるしください。私たちも人をゆるします」と言うことばの意味は何
ですか。
このことばで私たちが罪人であることを認め、御父のゆるしを願いながらその憐みを公
言するのです（コロサイ１章１４節）。さらに、許されるために人の罪をゆるすことを約
束するのです。
６）「私たちを誘惑に陥らせず」とはどう言う意味ですか。
「私たちを誘惑に陥らせず」とはどう言う意味ですか。
私たちはこの世にいる間に悪いことへの誘いを度々感じます。この誘いに負けることの
ないように願うのです。人生には苦しみと試しがあるのは人間の成長のためですが、
「誘
惑に陥らせず」と願うことによって、それらに耐える力と忍耐を願うのです。
７）なぜ「主の祈り」の終わりに「悪からお救いください」と願うのですか。
７）なぜ「主の祈り」の終わりに「悪からお救いください」と願うのですか。
悪魔があらゆる企みをもって私たちを危険にさらすので、そう言うことから解放される
ことを願うのです。
８）「アーメン」と言うことばの意味は何ですか
「アーメン」と言うことばの意味は何ですか
「その通りになりますように」
「その通りでありますように」と言う意味です。