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科目 教育原理(1) 単位 2 授業 形態 講義 開講 時期 1年 前期 担当 兼平
科目 教育原理(1) 単位 2 授業 開講 1年 講義 形態 時期 前期 担当 兼平 友子 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教育における基礎・基本を概観し、教育者にふさわしい心構えを育むこ とを目標とする。 ○テーマ 教育に関する知識・思考を広げ、教育観についての自分なりの考えを持 つ。 授 業 の 教育における基礎的概念、教育思想、歴史的経緯および生涯学習、現代の 概 要 教育課題等について学ぶことで、教育についての論理的な思考の基礎を培 っていく。 備 回 授 業 計 画 考 1 教育の意義と目的について学ぶことで教育への基本的理解を深める。 2 西欧の教育思想(主にデューイ、コメニウス、ルソー)について学び、その 歴史的背景についても概観する。 3 西欧の教育思想(主にペスタロッチ―、フレーベル)について学び、その歴 史的背景についても概観する。 4 日本の教育の目的、歴史的変遷について概観する。 5 日本の教育制度の変遷を概観する。 6 諸外国の教育制度の変遷を概観する。 7 日本における教育課程の編成について学ぶ。 8 実際の教育の内容・方法について捉える。 9 教育は学習指導と生徒指導から成り立っているということを理解する。 10 実際の学習指導の形態、教育評価について学ぶ。 11 教育の基盤となる法規を学び、学習指導要領の目的、基本構造を理解する。 12 学校・学級の基本的な経営について学ぶ。 13 生涯学習が提唱された背景とその基本理念について学ぶ。 14 現代の教育における問題と課題を検討する。 15 教育者としての専門性を捉えたうえで、望ましい教育者像を考える。 授業全体についてのまとめを行う。 テキスト なし 参考書・資料等 そのつど資料を作成して配布する。 評価方法 授業の中で課す小レポートと、授業全体に係わる最終レポートを 併せて評価する。 履修上の注意等 復習を行い、自分なりのノートを作っていくよう心がけること。 150 科目 教育原理(2) 単位 1 授業 開講 1年 講義 形態 時期 後期 担当 五十嵐 熙 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教育実践にとりくむ積極的な姿勢と教育に対する識見と機能を豊かなも のとして現場で活躍できる人材の育成を到達目標とする。 ○テーマ 教育者としての豊かな識見と能力を高め教育者としての資質の向上をめ ざす。 授 業 の 幼児教育との立場から実践面とのかかわりを重視し、教育の理念並び幼児 概 要 教育の歴史及び思想、教育に関する制度、教育論、幼保一元化の理念等に もふれながら教育愛、情感的な態度、心構えなど教師としての在り方に ついて考察させ、学生自身が主体的に積極的に実践に臨む姿勢を育成す る。 回 1 授 業 計 画 講義のオリエンテーション: 教育の目的、内容、評価等の概略を把握させる。 2 教育原理を学ぶ意義: 教育による社会的同化、教育における文化の伝達は教育の課題であ る。さらに規律も教育の働きの要素であることを学ぶ。 3 教育とはヒトを人間らしくすること: 人間の中におかれ愛情豊かに育てられることが必要であることの理 解、人間特有の文化についても考察させる。 4 教育の目的・目標: 実践現場において設定されるねらいや、目標について理解させる。 5 諸外国の教育理論、日本の教育史と教育理論: 欧米における先駆者たちの教育理論について学ぶ。ペスタロッチ、デ イルタイ、クリーク等。 6 諸外国の教育史、子ども観と教育観の変遷: 欧米とわが国の教育史の比較、教育観の変遷について学ぶ。 7 教育制度と教育の法体系の理解: 日本国憲法と教育基本法、学校教育法等の理解・考察する。 8 教育の内容と教育課程: 教育内容の範囲と教育課程の編成について学ぶ。 9 教科指導(学習指導)と生活指導と養護の機能と相互関係: 教育における二面性を理解させ養護と重なる機能の概念について学 ぶ。 10 系統学習と体験学習、個と集団の関係: 学習の形態について学ぶ。「環境を通して教育」が幼稚園教育の基本 の原理について考察させる。 11 幼稚園と保育所の制度と関連の変化: 幼稚園と保育所の制度と学校教育法福祉法について理解させる。 12 幼稚園と保育所をめぐる今日的課題: 幼・保一元化の主旨と課題について理解させる。 13 学校五日制と生涯学習社会: 地域における教育環境の整備、2002 年度から実施された学校五日制 の意義と課題について考察させる。 14 教師に求められるもの: 高い教養と優れた人格者であり、教育技術に優れていることが求めら れている「教育は人なり」という意味を考えさせる。 15 講義の反省と学生の感想: 講義の自己評価と共に受講者からの評価を受けて講義内容の改善を図る。 テキスト テキストは使用しない。ただし講義資料を毎講義時に配 布する。 参考書・資料等 参考図書は必要に応じて適宜指示する。 評価方法 定期試験を中心とした総合評価を行う。 (定期試験、講義出席状況、レポート提出状況、授業態 度) 履修上の注意等 教育者としての職業倫理についても強調し指導する。 151 備 考 科目 教育原理(3) 単位 1 授業 開講 1 年 講義 形態 時期 後期 担当 五十嵐 熙 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教師としての資質が今日社会の厳しい眼にさらされている。社会の期待さ れる教師の在り方、生き方、技能等についてしっかりとした基礎知識の習 得につとめる。 ○テーマ 「活力ある創意工夫を常に心がける教師をめざして」をテーマとする。 授 業 の 教育原理(2)、(3)の学習は教育原理総論的学習をすでに学習しているので、 概 要 この 講義では主に教育内容、指導計画、学習指導、生活指導、学校経営、教育制 度、 教師論等に幅広くその概略的知識の習得をねらいとしている。 回 1 授 業 計 画 備 授業のオリエンテーション(目的・内容・評価など):半期 15 回の講義 の計画と講義を暗記教科とせず考える教科として取り扱う。 2 人間の発達課題と生涯学習:学習内容として積みあげられてきた、文化 の基本を児童・生徒の興味関心、社会的要求等を勘案して対応能力を養 う。 3 教材単元と経験単元:選択され組織された教材内容の指導計画児童生徒 の社会生活の経験を通して個々が作っていくものであることの理解。 4 教育課程の編成と学習指導要領:各教科相互の関連をはかり全体として 調和のとれた編成の工夫、具体的内容の組織化について理解する。 5 目的と内容と方法の一貫性:理論と結びついた実践によって子どもを育 てることの理解とコメニュース、ヘルバルトの教育方法にもふれる。 6 教育方法と画期的な革新の動き:教育方法の科学化、および機械化や視 聴覚的方法と教育工学的技術について学習する。 7 学習指導方法の原理:自発性と指導性の原理、目的興味活動の原理、社 会性の原理、集団化、個別化の原理等について学習する。 8 一般的な形式段階:学習過程の一般的な形態。導入→指導→整理の三段 階を理解させる。個別・集団、一斉等の学習形態についても理解を深め る。 9 自発性と指導性の原理:ヘルバルトによる五段階教授法・デユーイグル ープの指導段階、オユンの教授過程論にもふれる。 10 教育評価の三つの機能:診断的評価、形成的評価、総合的評価について、 特に形成的評価に重点を置く評価のあり方について学ぶ。 11 自己指導能力と自己指導的態度:生徒指導の究極的な狙いとしている人 間像、主体的、自律的、開発的目的、予防的目的等について学習する。 12 学校経営の三要素:教育法規、教育理論、学校の地域性の三要素につい て理解させる。 13 学校制度と教育の機会均等:学校制度は各国の歴史的、社会的、経済的 条件を背景に成立していたことを理解させる。 14 学問志向型と児童志向型:平等の人間関係、教育的権威(道徳的権威)、 教育愛(絶対的愛)について考察させ、理想的教師の在り方について考 察する。 15 教育評価:教科評価は学習のプロセスに参与する者への参加ともなるも のである。子どもへの学校経営の改善、学校行政の改善等についてもふ れる。 テキスト テキストは使用しない。 参考書・資料等 毎講義ごとに資料を配布する。 評価方法 定期試験を中心に総合評価(敵視・出席状況・授業態度) を行う。 履修上の注意等 教師としての心構えを常に学習させる。 152 考 授業 開講 一年 講義 担当 工藤 トミ子 形態 時期 後期 到 達 目 標 ○到達目標小・中・高等学校に於ける家庭科教育の現況を理解させ、家庭 及びテーマ 科教師として自ら学ぶ意欲と社会の変化に対応出来る専門職としての能 力を身につけるためにはどうあるべきか。その知識と技術を習得し、実 践出来るようにしたい。また、広く人を愛する心を持ち、教育に熱意と 信念をもって臨めるよう豊かな人材を育てていきたい。 ○テーマ 21世紀の家庭科教育について、人を育てるということの大切さについ て 授 業 の ○家庭科教育の意義と方向性、小・中・高等学校の家庭科の学習指導要領 概 要 の内容、指導計画と教材研究 ○模擬授業の公開 ○教育実習・教員採用試験にむけて 科目 回 1 家庭科教育法 単位 2 授 業 計 画 オリエンテーション 教科教育法 家庭科教育法 教師として の抱負について 理想の教師とは(話し合い考えさせる) 2 家庭科教育の意義 1家庭科教育の概念と目指すもの・意義・ 教科教育としての家庭科や家政学とのつながり 家庭科教育が 育む力 3 家庭科教師に望まれる要素について 2家庭科教育の歴史的変 遷と展望について理解を深める 4 21 世紀の生活課題と家庭科教育 1、21世紀の生活環境と求 められる人間像 2学校教育として求められる視点 3家族・ 家庭生活において求められる視点から家庭科教育を理解する。 5 小学校の家庭科 1位置づけ 2性格 3目標及び内容 4 指導計画 5指導上の問題点 6教材研究 学習指導要領 6 中学校の技術・家庭科 1位置づけ 2性格 3目標及び内容 4指導計画 5指導上の問題点 学習指導要領 7 学習指導法 1指導法の原理 2指導上の類型 3指導の技術 4諸方式 8 教育現場から VTR 視聴 教材研究について実物展示し、指導 する。 9 高等学校の家庭科 1位置づけ 2性格 3目標 4科目組織 5「家庭基礎」「家庭総合」「生活技術」の目標と内容 6HP と学校家庭クラブ活動 学習指導要領 10 学習指導案の個人指導(指導案の作成・視聴覚機器を取り入れ た学習指導案の作成、細案、板書事項の指導助言) 11 教育評価法 1評価の意義 2目的 3観点 4目標 12 学習指導案の作成・教材研究等の指導助言 13 模擬授業(視聴覚教材を取り入れる)指導助言 14 模擬授業(視聴覚教材を取り入れる)教師・生徒の立場から指 導助言 合評会 15 授業観察・教育実習にむけてその心得 教員採用試験について まとめ テキスト 家庭科教育法 家庭科教育の研究・実践・事例集 教員採用試験 参考書・資料等 問題集 家庭科指導の研究 VTR 新聞集 評価方法 定期考査 模擬授業(学習指導案 教材研究 発 表等) 授業態度 出席状況 履修上の注意等 予習 復習 読書 新聞テレビの視聴 153 備 考 目 標 をき ちんと 持たせる レポート提出 教育現場を知る 科目 教育心理学(1) 単位 2 授業 開講 2 年 講義 形態 時期 前期 担当 佐々木 典彰 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教育心理学の基本的な知識を習得する。 ○テーマ 教育心理学の基礎を学び、教育場面における子どもの特徴等を理解し、 教職生活の準備や教育技術の向上等に活かす。 授 業 の 教育心理学の領域(発達、人格、学習、評価・測定、集団、適応)ごと 概 要 に、研究例や事例、データをみながら、基礎を学ぶ。 回 1 授 業 計 画 備 オリエンテーション(教育心理学とは) 授業のねらい、概要、内容等を確認し、授業に対する意欲を高める。 2 発達① 子どもの発達段階とその特徴を学ぶ。特に乳児期から青年期までに多く 焦点をあてる。 3 発達② 発達は何によって影響されるのかについて、刻印づけ、レディネスなど を学びながら考える。 4 発達③ 教育の観点からの発達について、ブルーナー、ヴィゴツキーの考えなど を引用しながら学ぶ。 5 人格① 知能をとりあげ、知能の構造、発達、規定因、診断、知能と学力の関係 などについて学ぶ。 6 人格② 性格をとりあげ、定義した上で、その構造、形成要因、診断などについ て学ぶ。 7 学習① 学習意欲の種類を知り、学習意欲を高める方法、学業不振と学習障害の 問題などについて考える。 8 学習② 授業をどのようにすれば効果的かを、これまでに提唱された理論などを もとに考える。 9 評価・測定① 教育の評価の目的をおさえ、さまざまな評価の観点、基準があることを 学ぶ。 10 評価・測定② 教育の測定にまつわる問題を、統計学の基礎にもふれながら、考える。 11 集団① 幼児の集団、児童・生徒の集団、学習集団、生活集団など、さまざまな 集団の特徴を考える。 12 集団② 教師と子どもの関係、教師のリーダーシップなどについて考える。 13 適応① 子どもの心の健康をとりあげ、それを保つ仕組み、促進する関わり方、 不適応行動とその特徴などについて学ぶ。 14 適応② 学校カウンセリングをとりあげ、その目的や方法などについて学ぶ。 15 ふりかえりとまとめ これまでのポイントを再度確認し、補足等も合わせて理解を深める。 テキスト なし 参考書・資料等 適宜、プリントを配布する。 評価方法 授業出席状況、授業態度、レポート等に基づき総合評価す る。 履修上の注意等 授業時に伝える。 154 考 科目 教育心理学(2) 単位 2 授業 開講 2 年 講義 形態 時期 後期 担当 佐々木 典彰 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教育心理学(1)の理解をより深め、各自関心のある問題や課題をもつ。 ○テーマ 教育心理学(1)をふまえ、より発展的な内容を学ぶ。 授 業 の 教育心理学(1)の内容について、関連する研究論文や研究法にもふれ、 概 要 演習も交えながら、より詳しく学ぶ。 回 1 授 業 計 画 オリエンテーション(教育心理学(1)との違い) 授業のねらい、概要、内容等を確認し、授業に対する意欲を高 める。 2 発達① 子どもの発達段階とその特徴を学ぶ。特に乳児期から青年期ま でに多く焦点をあてる。 3 発達② 発達は何によって影響されるのかについて、刻印づけ、レディ ネスなどを学びながら考える。 4 発達③ 教育の観点からの発達について、ブルーナー、ヴィゴツキーの 考えなどを引用しながら学ぶ。 5 人格① 知能をとりあげ、知能の構造、発達、規定因、診断、知能と学 力の関係などについて学ぶ。 6 人格② 性格をとりあげ、定義した上で、その構造、形成要因、診断な どについて学ぶ。 7 学習① 学習意欲の種類を知り、学習意欲を高める方法、学業不振と学 習障害の問題などについて考える。 8 学習② 授業をどのようにすれば効果的かを、これまでに提唱された理 論などをもとに考える。 9 評価・測定① 教育の評価の目的をおさえ、さまざまな評価の観点、基準があ ることを学ぶ。 10 評価・測定② 教育の測定にまつわる問題を、統計学の基礎にもふれながら、 考える。 11 集団① 幼児の集団、児童・生徒の集団、学習集団、生活集団など、さ まざまな集団の特徴を考える。 12 集団② 教師と子どもの関係、教師のリーダーシップなどについて考え る。 13 適応① 子どもの心の健康をとりあげ、それを保つ仕組み、促進する関 わり方、不適応行動とその特徴などについて学ぶ。 14 適応② 学校カウンセリングをとりあげ、その目的や方法などについて 学ぶ。 15 ふりかえりとまとめ これまでのポイントを再度確認し、補足等も合わせて理解を深 める。 テキスト なし 参考書・資料等 適宜、プリントを配布する。 評価方法 授業出席状況、授業態度、レポート等に基づき総 合評価する。 履修上の注意等 授業時に伝える。 155 備 考 科目 教育方法・技術 単位 2 授業 開講 2 年 講義 形態 時期 前期 担当 佐々木昭則 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教育方法・技術について、基本的な知識と技能を修得し、教育現場にお いて実践できる資質・能力を身につける ○テーマ 児童生徒が学習に興味・関心を持ち、学習意欲を高めるための教育方法・ 技術を修得する。 授 業 の 常に教育現場に立っているという意識のもとに、基本的な教育方法・技 概 要 術の定着を図る。 回 1 授 業 計 画 人間の形成と教育の関係、教育観の源流、先人 に見る教育観から、教育を考える。 2 教育の目的 法律で規定されている学校教育の目的から、教 育の目的を考える。 3 教育の内容 なぜ勉強するのかを考え、現代日本の教育課程 の考え方を知る。 4 学習指導要領 学習指導要領とは何かを理解し、戦後の学習指 導要領の変遷の概要を知る。 5 教育制度 教育制度、学校制度について知り、日本の義務 教育制度について考える。 6 授業とは何か あるべき授業の姿、学習指導計画案、学習形態 等について知る。 7 教材教具 教科書の問題を考え、情報機器及び各種教材の 活用を考える。 8 教育技術Ⅰ 教育技術と教授技能の異同を知り、授業場面で の教師の機能について考える。 9 教育技術Ⅱ 動機付け、板書技術、ノート指導等について考 える。 10 教育技術Ⅲ 効果的な発問を考える。また、机間指導のあり 方について考える。 11 教育評価 学力について、評価のあり方について考える。 また、新しい学力観について考える。 12 教育理論 教授段階説、プログラム学習、水道方式、AT I理論、発見学習等の概要を知る。 13 個人差対応の指導 個人差に応ずる指導を考え、オープン・ スクールや障害児教育の概要を知る。 14 教師の心・顔 教師としての自己確立、教師と姿勢、教師の 顔を多角的に考える。 15 教育実習と方法・技術 科目「教育方法・技術」の内容と実 習での活用について検証する。 テキスト 使用しない。 参考書・資料等 毎時間、関連資料のプリントを配付する。 評価方法 提出レポート(80%)、出席状況(20%) 履修上の注意等 事前に指示された事項について留意し、実習を想 定して方法・技術の修得に努める。 備 考 教育とは 156 レポートを書く レポートを書く レポートを書く レポートを書く 授業 開講 2年 講義 担当 松田奈津子 形態 時期 後期 到 達 目 標 ○到達目標 道徳教育を通して、人間としての本来の在り方、よりよい生 及びテーマ き方の基礎の形成・理解を図る。 ○テーマ 学校教育における道徳教育 授 業 の 道徳教育の重要性と現代社会における課題をとらえ、学校教育の使命の在 概 要 り方・指導方法を理解させる。 科目 回 道徳教育の研究 授 単位 1 業 計 画 1 生きる力 ○人間としての生き方と在り方 2 道徳教育理念 ○道徳教育の理念と課題 3 学習指導要領 ○学習指導要領における道徳教育 4 道徳教育の変遷 ○道徳教育の歴史 (1)日本歴史 5 〃 ○道徳教育の歴史 (2)外国歴史 6 道徳の全体計画 ○学校における道徳教育の全体計画 7 道徳の時間 ○道徳の時間のねらいと目標 8 指導の実践 ○道徳の時間における授業づくり 9 〃 ○授業案と発表(模擬授業) 10 資料の活用 ○多様な資料の活用(心のノート) 11 〃 ○道徳と他教科との関連 12 〃 ○文学作品と道徳(司馬遼太郎作) 13 多様な連携 ○学校・家庭・地域社会の役割連携 14 評価 ○道徳教育における評価 15 教師の心構え ○道徳教育に携わる教師の心構え テキスト 小・中学校学習指導要領・心のノート(文科省出版) 参考書・資料等 学研道徳副読本(小・中) ビデオ(21世紀に生きる君たちへ) 評価方法 小論文試験・指導案レポー・出席状況 履修上の注意等 教職をめざすにあたり、人間力の向上と指導力の 育成に努める。 157 備 考 ビデオ使用 授業 開講 2年 講義 担当 松田奈津子 形態 時期 後期 到 達 目 標 ○到達目標 特別活動を通して、よりよい人間関係を築く力、社会参画す 及びテーマ る態度や自治能力の育成を重視することに気づかせる。 ○テーマ 学校教育の中での特別活動の教育的意義 授 業 の 学校における望ましい集団活動を通して、社会や集団の一員として、より 概 要 よい人間関係を築こうとする自主的・実践的な活動の自覚を深める。 科目 回 特別活動の研究 授 単位 1 業 計 画 1 特別活動の位置 ○特別活動の目的と意義 2 特別活動の方法 ○特別活動と学習指導要領 3 教育実践と特別活動(1) ○特別活動における指導のポイント 4 〃 (2) ○子どもの理解と指導 5 〃 (3) ○自治を育てる児童会・生徒会活動 6 〃 (4) ○子どもが生きる学校行事 7 学級・学年の活動 (1) ○学校の基礎集団としての学級 8 〃 (2) ○学級活動の展開方法 9 〃 (3) ○学校行事と学年・学級の連携 10 特別活動と体験活動(1)「体験的学習」と「体験活動」 11 〃 (2)体験活動を取り入れた指導実践 12 〃 (3)学校の独自性を生かした特別活動 13 特別活動にふさわしい評価 ○特別活動の評価の視点と方法 14 特別活動と教師 ○学年・学級の壁を越えた共同性 15 〃 ○特別活動と児童理解のカンファレンス テキスト 小・中学校学習指導要領(文科省発行)特別編 参考書・資料等 弘前市内小中学校特別活動 評価方法 レポート2回提出、出席状況による総合評価 履修上の注意等 子ども理解・子どもの関係づくりを具体的に考え られるように配慮する。 158 備 考 科目 学級・生徒理解 単位 2 授業 開講 2 年 講義 形態 時期 後期 担当 佐々木昭則 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 児童生徒との信頼関係を育て、児童生徒理解を深めて、児童生徒が自主 的・積極的に自己を生かしていくことができるようにする。 ○テーマ 生徒指導、進路指導、学級経営の基本を理解し、教育相談のあり方、い じめ、不登校等の生徒指導上の課題についても考察する。 授 業 の 学級経営、生徒指導の基本である信頼関係を構築するための心のあり方 概 要 を、常に考えながら授業を展開する。 回 授 1 生徒指導の意義と基本 業 計 画 生徒指導の原理・基本を知り、生徒 指導の課題について考える。 2 生徒指導の組織 生徒指導の組織と職務を知り、組織運営 の基本について考える。 3 生徒指導の方法 規律指導、生徒理解、教育相談、進路指 導、教科指導の概要を知る。 4 学級経営 学級の意義を知り、学級担任の仕事の基 本を理解し、経営の課題を考える。 5 生徒指導の技法 ピアサポート、ロールプレイング、エン カウンター等の概要を知る。 6 問題行動Ⅰ 暴力行為の形態、件数、場所、事例等の 概要を知る。 7 問題行動Ⅱ いじめの態様、件数、事例等の概要を知 る。 8 問題行動Ⅲ 不登校のきっかけ、件数、事例等の概要 を知る。 9 問題行動Ⅳ 校則問題、学級崩壊等の判例、要因、事 例等の概要を知る。 10 学校トラブル 虐待、教室内盗難、給食アレルギー、家 庭訪問拒否等の事例を考える。 11 体罰と懲戒 懲戒とは、体罰とはについて知り、事例 をもとに考える。 12 カウンセリングマインド カウンセリングマインドによる接 し方について理解する。 13 心の教育 「心の教育」の背景を知り、心の教育を 目指すための基本を考える。 14 危機管理 危機管理とは何かを知り、危機管理の基 本を考える。 15 人権教育 人権教育とは何かを知り、学校教育にお ける人権教育について考える。 テキスト 使用しない。 参考書・資料等 毎時間、関連資料のプリントを配付する。 評価方法 提出レポート(80%)、出席状況(20%) 履修上の注意等 事前に指示された事項について留意し、自分の心 を磨き人間性を高めるように努める。 159 備 考 レポートを書く レポートを書く レポートを書く レポートを書く 科目 師弟対話 単位 2 授業 開講 2年 講義 形態 時期 前期 担当 佐々木 典彰 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ カウンセリングの基礎的な理論と技術を習得する。 ○テーマ 現在および将来において、より他者を理解し良好な対話をするため、カ ウンセリングの基礎を学ぶ。 授 業 の ・カウンセリングの基礎的な理論を学ぶ。 概 要 ・演習も交え、カウンセリングの技術を学ぶ。 演習は、主に、ペアやグループを作って行う。 回 1 授 業 計 画 オリエンテーション 授業のねらい、概要、内容等を確認し、授業に対する意欲を高 める。 2 自分を知ること、他者を知ること 人間関係の改善の方法、対人認知を誤ってとらえる要因などを 知り、自分および他者を知ることをあらためて考える。 3 カウンセリングとは① カウンセリングの意味を理解し、代表的なカウンセリングの理 論として、ロジャーズの理論を知る。 4 カウンセリングとは② ロジャーズの理論が注目される理由、カウンセリングの一般的 な場面構成、倫理の問題などを知る。 5 ラポール形成 カウンセリングにおいて必要とされる自分と他者の親密な信頼 関係について、演習を交えて考える。 6 ことばと非言語によるコミュニケーション ことばと非言語のコミュニケーションの難しさについて、演習 を交えて考える。 7 グループでのロールプレイ① グループで自分のあり方がどのようにとらえられるか、他者を 理解することの難しさについて、演習を交えて考える。 8 グループでのロールプレイ② 第 6 回に続く。 9 カウンセリングスキル;共感と純粋性① 相手の気持ちに共感し、共感した純粋な気持ちを相手に返すこ とについて、演習を交えて考える。 10 カウンセリングスキル;共感と純粋性② 第 9 回に続く。 11 カウンセリングスキル;沈黙とリード 相手が沈黙すること、およびその場合の働きかけについて、演 習を交えて考える。 12 カウンセリングスキル;くり返しと明確化 相手の言ったことばをそのまま言うこと、およびさらに明確な 形で述べることについて、演習を交えて考える。 13 カウンセリングスキル;対決と直面 相手に自己内で対決させ、問題を直面させることについて、演 習を交えて考える。 14 カウンセリングスキル;支持 相手の生き方、考え方、気持ちを肯定的に受けとめて支えるこ とについて、演習を交えて考える。 15 ふりかえりとまとめ これまでのポイントを再度確認し、補足等も合わせて対話に関 する理解を深める。 テキスト なし 参考書・資料等 適宜、プリントを配布する。 評価方法 授業出席状況、授業態度、レポート等に基づき総 合評価する。 履修上の注意等 授業時に伝える。 160 備 考 科目 教育体験 単位 2 授業 開講 2 年 講義 形態 時期 前期 担当 佐々木昭則 到 達 目 標 ○到達目標 及びテーマ 教職に関する総合的な理解を通して、教師とは何か、教職とは何かにつ いて考察し、自らの進路決定に資する。 ○テーマ 教職の意義、教員の職務内容、教育活動の実際、教育問題等について考 える。 授 業 の 教職を志望する学生の進路選択に資するために、教育、教職に関する総 概 要 合的な事項を提供する。 回 1 授 科目「教育体験」の目的 業 計 画 どんな教師を目指したいのかを考え てみる。 2 教育とは、学校とは 代表的な教育観を知り、学校教育の目 的を理解する。 3 学校の現状 学校数、教員数、在学者数の概要 について知る。 4 なぜ教師になりたいのか 教師論を知り、教師に求められる資 質・能力について考える。 5 女性から見た教職 職業としての女性教師の特性について 知る。 6 子どもとの信頼関係 児童生徒との信頼関係に基づく指導力 について考える。 7 学校の組織と運営 学校の組織や運営方法、それぞれの職 務や分担などを知る。 8 教師をめぐる法律 教員の服務規定、身分保障、処分につ いて考える。 9 教師の実態と課題 教職の特殊性、教師の悩み、不安等に ついて考える。 10 最近の子ども 近年の児童生徒の傾向について考える。 11 教員の研修 教員の質を高めるための研修の概要につ いて知る。 12 教員になるには 教員採用の仕組みと現状について知る。 13 理想の教師とは 子どもの目、学生の目、ドラマから、理 想の教師を考える。 14 教育問題を考える 新聞記事を通して、近年の教育問題につ いて考える。 15 児童理解、生徒理解 「徒然草」の文章から、子どもの特性を 理解することを考える。 テキスト 使用しない。 参考書・資料等 毎時間、関連資料のプリントを配付する。 評価方法 提出レポート(80%)、出席状況(20%) 履修上の注意等 事前に指示された事項について留意し、教職の厳 しさと魅力について理解するよう努める。 161 備 考 レポートを書く レポートを書く レポートを書く レポートを書く レポートを書く