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メインフレームの負荷軽減を実現するORACLE COHERENCE

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メインフレームの負荷軽減を実現するORACLE COHERENCE
ORACLE DATA SHEET
メインフレームの負荷軽減を実現する
ORACLE COHERENCE
おもな機能と利点
Oracle Coherenceは、頻繁に使用されるデータへの迅速なアクセス
Oracle Coherenceは、最高のインメモリ・
データ・グリッドです。
を可能にすることで、ミッション・クリティカルなアプリケー
ションを計画どおりに拡張できるインメモリ・データ・グリッド・
機能
 Elastic Data
 キャパシティ・オン・デマンド
 真に直線的なスケーラビリティ
 分散キャッシュ
 単一のシステム・イメージ
 動的な高可用性(HA)
パーティション化
ソリューションです。データ・グリッド・ソフトウェアは、多数
のサーバー間でメモリ内のデータ・オブジェクトを確実に管理す
るミドルウェアです。Oracle Coherenceを使用すると、データが自
動的かつ動的にパーティション化されるため、サーバーの障害時
にもデータの可用性とトランザクションの整合性が維持されます。
 自動ロードバランシング
Oracle Coherenceによって組織は、アプリケーションとデータソー
 トランザクションの整合性
スとの間でデータの需要と供給の橋渡しを行う堅牢なスケール
 グリッド全体のロック・マネージャ
 データベースのリードスルー、
ライトスルーおよび非同期
ライトビハインド
 パラレル問合せおよびキャッシュ
の索引付け
 リアルタイムの連続問合せ
 グリッド全体のパラレル・
エージェント
アウト・データ抽象化レイヤーを得ることができます。
Oracle Coherenceの利点
パフォーマンス - Oracle Coherenceは、待機時間の問題を解決し、アプリケーショ
ン付近にデータを移動して効率的にアクセスできるようにすることでパフォーマ
ンスを大幅に向上させます。インメモリ・パフォーマンスにより、ボトルネック
 グリッド全体のパラレル・
データ集計
が軽減されてデータ競合が減り、アプリケーションの応答性が向上します。
 リアルタイム・デスクトップ機能
信頼性 - Oracle Coherenceは、データの信頼性と正確性を提供するフォルト・トレ
 管理および監視用のグリッド全体
のJava Management Extensions
(JMX)
ラントのメッシュ上に構築されます。Oracle Coherenceによってデータ・トレラン
 Oracle TopLink、Hibernateおよび
Java Persistence API(JPA)の
サポート
境に必要なデータ可用性を実現できます。データ・グリッドの信頼性により、ア
 Java、C++および.NETのネイティブ・
サポート
 Coherence*Extendクライアントの
動的ロードバランシング
 Coherence*Web - J2EEセッション
管理プロバイダ
 WebLogic Server用の
Coherence*Web SPI
 GlassFish用のCoherence*Web SPI
スおよび連続稼働がサポートされるため、組織はミッション・クリティカルな環
プリケーションがサーバー障害やネットワーク障害を補完する必要性が最少にな
り、開発およびデプロイメント・プロセスが効率化されます。
スケーラビリティ - Oracle Coherenceを使用すると直線的および動的にアプリ
ケーションを拡張できるため、コストが予測可能となり、リソース使用率を向上
できます。多数のアプリケーションに対して、Oracle Coherenceは、共有データソー
スの有効容量を増加させるための簡単な方法を提供します。Oracle Coherenceは、
データの損失やサービスの中断を招くことなく、増加するアプリケーション負荷
に継続的に対処します。
 Microsoft .NET Framework用の
セッション・プロバイダ
 構成可能なoff-heapストレージ
 Coherence Guardian
 Coherence Query Language
(CohQL)
 トランザクション・フレームワーク
API
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ORACLE DATA SHEET
 XA準拠リソース・アダプタ
 ACIDトランザクションの保証
 Multi-version Concurrency Control
(MVCC)
 SSLのネイティブ・サポート
利点
 アプリケーション・データへの迅速
で確実なアクセス
 ストレージ・メディアに関係なく、
メモリの処理速度に近いデータへ
のアクセス
 インメモリ・データ分析および
イベント処理を実現
 共有データソースへのロードの
低減
 一般的なハードウェアでの
スケールアウトに最適
 インメモリ・データ・グリッドの
テラスケール・サポート
 Oracle WebLogic Serverおよび
Oracle WebLogic Portalの
ネイティブ統合
 GlassFish Serverのネイティブ統合
 サービス中断の自動的な検出
および修正
 トランザクション・アプリケーション
との統合
 WebLogicとの緊密な統合
(XAサポート)
Oracle Coherenceデータ・グリッド
Oracle Coherenceの仕組み
キャッシュ - アプリケーションは、
データ・グリッド内にデータをキャッシュし、
 業務管理の向上
コストがかかるバックエンド・データソースへのリクエストを回避します。共有
 アプリケーション応答性の向上
データ・キャッシュは、キャッシュされたデータの一貫性のあるシングル・ビュー
 サーバーの統合
を提供します。キャッシュからの読取りはバックエンド・データソースへの問合
 プラガブルな認証フレームワーク
 F5のBIG-IP® Local Traffic
Manager™との統合
 F5のBIG-IP SSL Acceleration™と
の統合
 メモリおよびディスクベース・
デバイス間のシームレスな
データ管理
 クライアント接続をインテリジェ
ントに分散および管理
 大規模な環境の構成の単純化
せよりも高速で、アプリケーション層で自然に拡張されます。
分析 - アプリケーションは、データ・グリッドの大規模なパラレル機能を利用し
ながら、メモリ内でデータの問合せおよび分析を実行します。Oracle Coherence
はカスタム分析関数をサポートし、データの検索、集計およびソートを標準でサ
ポートします。データ・グリッド全体でパラレルに処理が実行されるので、サー
バーの障害やパフォーマンス低下が計算結果に影響しません。
トランザクション - アプリケーションは、データ・グリッド内のメモリに格納さ
れるトランザクション・データを管理します。他に例のないスケーラビリティと
パフォーマンスの組合せにより、Oracle Coherenceは過負荷のトランザクション処
理に最適です。Oracle Coherenceのベスト・オブ・ブリードのインメモリ・レプリ
ケーションおよび保証されたデータ整合性は、アーカイブおよびレポート作成の
ために外部データソースに保存されるまでメモリに格納されるトランザクションの
管理に適しています。
イベント - アプリケーションは、データ・グリッド全体のデータ変更にリアルタ
イムで対応します。すべてのトランザクションが多数のイベントをトリガーする
可能性があるため、場合によってはそれぞれのイベントをわずか数ミリ秒で処理
する必要があります。Oracle Coherenceは、サーバー側のストリーム処理や、リア
ルタイム・デスクトップ・アプリケーションに対する"連続的な問合せ"のような
インタラクティブなテクノロジーなど、イベント発生率が高い場合に対応できる
イベント処理テクノロジーを提供します。
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ORACLE DATA SHEET
関連製品
Oracle Coherenceでメインフレームの負荷を軽減
企業にとってIT運用コストを削減すると同時により高いビジネス価値を提供する
Oracle Coherenceは、クラスタ化された
アプリケーションとアプリケーション・
サーバーを対象にインメモリ・データ
管理を可能にします。Oracle Coherence
により、クラスタ内のデータの共有お
よび管理が単一サーバー上の場合と同
様に簡単になります。
関連製品
ことがますます強く求められる中で、CFOとCIOにとって、メインフレームのコ
スト削減が最優先事項となっています。Oracle Coherenceは、メインフレームの
データをデータ・グリッドにオフロードするための堅牢なプラットフォームを提
供します。これにより、高速で安定したパフォーマンスを実現すると同時にメイ
ンフレームのMIPSコストを大幅に削減します。
重要なメインフレーム・アプリケーション・ポートフォリオを使用している企業
では、レガシー・コードに対処できる熟練したスタッフを見つけたり、常に変化
アプリケーションのグリッド・コンピュー
ティングを可能にするため、オラクル
は業界トップの主要なテクノロジーを
結集しています。
 Oracle Coherence
 Oracle WebLogic Suite
するビジネス要件に対応したり、これらのアプリケーションにWebアクセスを提
供するなど、多くの課題を抱えています。データの単純な読取り専用レポートの
ために、メインフレームが過負荷状態になることが多くなっています。これらの
要件のために、MIPSコストが大幅に増加する可能性があります。
 Oracle WebLogic Server
お客様事例
 •Oracle Application Grid
ある世界的規模のレンタカー会社では、多くのさまざまなチャネルで顧客数とパー
 Oracle JRockit
 Oracle Enterprise Manager
 Oracle WebLogic Operations
Control
 Oracle Tuxedo
 Javaテクノロジー
トナー数が飛躍的に増加していました。これらのWebベースのアプリケーション
では、メインフレーム・データへの大量の読取りアクセスが必要であったため、
MIPSの使用率が急増し、運用コストの増加を招いていました。Oracle Coherence
ベースのソリューションにより、地域別価格、自動車のID、在庫などの多くの読
取り専用データをキャッシュすることで、MIPSの使用率を低減することができま
した。また、このレンタカー会社では、キャッシュしたデータでレポートを実行
して、ビジネス状況やこれらのチャネルの売り上げ状況をリアルタイムで表示す
ることもできます。このレンタカー会社では、キャッシュしたデータで98%以上
のヒット率を実現することで、MIPSコストを32%削減しました。
「Oracle WebLogic Suiteへの投資によって、顧客満足度を向上するとともにトランザクション処理コスト
を大幅に削減できました。Oracle WebLogic SuiteのOracle WebLogic ServerとOracle Coherenceを真に際
立たせているのは、卓越したパフォーマンスと必要に応じてコスト効率良く拡張できる点です。当社では
WebLogic Suiteを全面的に使用しており、当社の戦略を変更するような理由は見当たりません。このビジ
ネスでは、サービス、利便性、および信頼のすべてが顧客ロイヤルティに大きく影響しており、WebLogic
ソリューションによって当社の競争力を強化することができました。
」
- 主席アーキテクト
お問い合わせ
Oracle Coherenceについて、詳しくはoracle.comを参照するか、+1.800.ORACLE1で
オラクルの担当者にお問い合わせください。
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ないことを保証するものではなく、さらに、口述による明示または法律による黙示を問わず、特定の目的に対する商品性もしくは適合性に
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せん。
Oracleは米国Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の登録商標です。その他の名称はそれぞれの会社の商標です。
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