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改正省エネ法における共同省エネルギー事業に関する 国内クレジット

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改正省エネ法における共同省エネルギー事業に関する 国内クレジット
参考資料9
改正省エネ法における共同省エネルギー事業に関する
国内クレジット償却量の報告様式(案)及び報告手続等について
【参考資料9-1】
共同省エネルギー事業の概要および手続等
【参考資料9-2】
共同省エネルギー事業の報告様式(最終調整中)
共同省エネルギー事業の概要及び報告手続等
参考資料9-1
◆概要
¾ 事業者が自主的に行う共同省エネルギー事業について、国はその取組を促進するよう、法律の施行にあたり適切な
配慮を行う。
共同省エネルギー事業とは
「①他の者のエネルギーの使用の合理化の促進に寄与し、②我が国全体のエネルギーの使用の合理
化に資する事業」と法律上定義。
共同省エネルギー事業に対する配慮
¾共同省エネルギー事業を実施した事業者は、 定期報告書に、共同省エネルギー事業の取組状況について自主的
に書類を添付できる。
¾共同省エネルギー事業の取組状況にかかる書類に基づき、国は事業者の取組について勘案・評価。
¾定量化が可能な場合は、中立的な第三者の認証を受けた場合に限り、共同省エネルギー量について報告可能。
共同省エネルギー量
=
当該事業が実施されなかった
場合のエネルギー使用量
ー
当該事業が実施された場合
のエネルギー使用量
¾事業者が共同省エネルギー量を報告した際、当該事業者が自らの省エネルギー努力を十分に行っているにもかか
わらず、エネルギー消費原単位が年平均1%以上低減できていなかったとしても、報告する年度においてエネルギー
消費原単位を年平均1%以上低減する際に必要となるエネルギー削減量見合い以上の共同省エネルギー量を報告
する場合は、そのような状況を国として勘案・評価。
国内クレジット制度の活用
¾国内クレジット制度で認証を受けた事業について、中立的な第三者の認証を受けた共同省エネルギー事業として簡
易に報告できる。
◆報告手続等
¾経済産業局に使用状況届出書を届け出ると経済産業局から指定を受け、特定事業者(又は特定連鎖
化事業者)となります。特定事業者(又は特定連鎖化事業者)は下図に示すとおり、エネルギー管理統
括者の選任、エネルギー企画推進者の選任、定期報告書・中長期計画書の提出が必要となります。
改正省エネ法の施行(4/1~)
前年度(平成21年度)
4月
平成22年度
3月 4月
エネルギー管理統括者
(役員クラス)の選任
4月
企業全体の
年間エネルギー使用量を把握
平成21年度の企業全
体の年間エネルギー
使用量が1,500kℓ以上
の場合は、
エネルギー使用状況
届出書を提出
エネルギー管理企画推進者
(実務レベル)の選任
エネルギー管理者・エネルギー管理員
の選任(エネルギー管理指定工場がある場合)
指定
※1
国
企業単位の
定期報告書
届出
指定
通知書
届出
事業者
届出書
※1
企業単位の
中長期計画書
※2
※提出
共同省エネルギー
事業としての国内
クレジット制度の排
出削減事業の報告
は、定期報告書に
国内クレジット償却
量の報告様式を添
付して提出する。
(省エネ法施行規
則第18条の2)
本社の所在地を管轄する経済産業局
届出の提出期限:エネルギー使用状況届出書・・・5月末(平成22年度は7月末)
定期報告書・中長期計画書・・・7月末(平成22年度は11月末)
エネルギー管理統括者・・・指定後遅滞なく選任し、選任後の直近の7月末までに選任届を提出
エネルギー管理企画推進者・エネルギー管理者・エネルギー管理員
・・・指定後6ヶ月以内に選任し、選任後の直近の7月末までに選任届を提出
(エネルギー管理企画推進者については、平成22年度において指定を受けた場合、9ヶ月以内)
※2定期報告書及び中長期計画書については経済産業局の他に、事業者が設置する全ての工場等に係る事業の所管省庁に
も提出。
※1
共同省エネルギー事業の報告様式(最終調整中)
参考資料9-2
様式
共同省エネルギー事業の報告
エネルギーの使用の合理化に関する法律施行規則第 18 条の 2 の規定に基づき、我が国全
体のエネルギーの使用の合理化を図るために自主的に行う技術の提供、助言、事業の連携
等による他の者のエネルギーの使用の合理化の促進に寄与する取組(以下「共同省エネル
ギー事業」という。)について次のように報告します。
第1表
特定事業者番号又
は特定連鎖化事業
者番号
特定排出者番号
事業者の名称
第2表
(共同省エネルギー事業によりエネルギーの使用の合理化を促進する他の者に関する情報
(事業者の名称、住所等)、共同省エネルギー事業の具体的な内容、期間及び体制並びに共
同省エネルギー量[kl]及びその算出方法)
※国内クレジットを償却した量の報告を行う場合は、本欄に「国内クレジットの償却」と
記載し、別紙の「国内クレジット償却量の報告」に、当該量に関する事項を記入すること。
(上記共同省エネルギー量について認証を行った公正な第三者)
(所属)
(氏名)
(印)
備考 1 用紙の大きさは、日本工業規格 A4とすること。
2 本表における用語の定義は、国内クレジット制度(国内排出削減量認証制度)運
営規則(経済産業省・環境省・農林水産省)(以下「運営規則」という。)に定める
ものに従うものとする。
3 既に経済産業大臣に報告した共同省エネルギー事業について、重ねて報告するこ
とはできない。
4 必要に応じて、共同省エネルギー事業について証明する書類を添付することがで
きる。
5
特定排出者番号の欄には、温室効果ガス算定排出量の報告等に関する命令の規定
に基づく特定排出者コード、都道府県コード及び事業コードの欄に番号を記載する
方法を定める件(平成19年経済産業省・環境省告示第1号)に基づき、特定排出
者に付された番号を記入すること。
6
「共同省エネルギー量」とは、共同省エネルギー事業が実施されなかった場合に
推計される当該年度におけるエネルギー使用量と、当該事業が実施された後の実際
の当該年度におけるエネルギー使用量の差をいう。
7
共同省エネルギー量及びその算出方法については、これらを報告することができ
ない場合は記入しないことができる。なお、記入する場合の単位は、原油換算キロ
リットルとする。
8
「償却」とは、運営規則に基づき国内クレジットを保有口座から償却口座に移転
することをいう。
9 国内クレジットを償却した量以外の共同省エネルギー量を報告する場合は、
(上記
共同省エネルギー量について認証を行った公正な第三者)の欄にその認証を行った
第三者の所属及び指名を記入すること。
10 「公正な第三者」とは、共同省エネルギー量の確認に係る知識及び経験を有した
第三者であって、本報告書に係る事業者等と特別の利害関係を有さないものをいう。
11 共同省エネルギー量の認証は、エネルギー使用量の実績、共同省エネルギー量の
算定の適切性等を確認して行うものとする。
国内クレジット償却量の報告
第1表
保有口座番号
(原油換算 kl)
国内クレジット償却量の合計
国内クレジット償却量の内
訳を下表に記入すること
第2表
国内クレジット
識別番号
排出削減方法論
償却した日
国内クレジット償却量
(原油換算 kl)
~
~
~
~
~
~
~
備考 1 用紙の大きさは、日本工業規格 A4とすること。
2 本表における用語の定義は、運営規則に定めるものに従うものとする。
3
本表に記載した全ての国内クレジットについて、償却の事実を示す書類及び償却
した国内クレジットに係る排出削減実績報告書を添付すること。
4
保有口座番号の欄には、国内クレジット認証委員会から運営規則に基づき付与さ
れた一意の口座番号を記入すること。
5 国内クレジット償却量とは、国内クレジットを償却した量をいう。
6
償却とは、運営規則に基づき国内クレジットを保有口座から償却口座に移転する
ことをいう。
7
国内クレジット償却量の合計の欄には、国内クレジット償却量のうち共同省エネ
ルギー量の合計量を記載すること。なお、その単位は原油換算キロリットルとする。
8
国内クレジット償却量の欄には、国内クレジット償却量のうち共同省エネルギー
量を記載すること。なお、その単位は原油換算キロリットルとする。
9
国内クレジット識別番号の欄には、運営規則に基づく償却した国内クレジットに
対する識別番号を記載すること。
10 排出削減方法論の欄には、運営規則に基づく方法論番号を記載すること(適用さ
れている方法論番号が複数ある場合は、すべて記載すること)。
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