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生命理工学コース

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生命理工学コース
生命理工学系生命理工学コース 学修課程
生命理工学院では,生命現象のしくみを読み解き,工学応用する道を切り拓くことにより,人類共通の知的基
盤形成に貢献するとともに,その成果を深い倫理観をもって社会に還元する人材を養成する。
【修士課程】
人材養成の目的
生命理工学分野の高度な専門知識を修得することで,生命理工学に関連した科学技術の発展に資する課題設定
力と高度な課題解決力,ならびに深い倫理観を備えた,国際的に活躍できる理工系人材を養成する。
学修目標
本課程では,上記の目的の達成のため,次のような能力の修得を学修目標としている。
・生命理工学分野の高度な専門力
・専門力と倫理観に裏打ちされた,高度な課題設定力および課題解決力
・国際的に活躍できる高度な教養およびコミュニケーション力
学修内容
本課程では,「学修目標」に記載した能力を身につけるため,次のような内容の学修を行う。
A)生命理工学分野の高度な専門知識の修得
講究科目,研究関連科目,コース専門科目による,生命理工学の研究分野における高度な専門力の学修
B)幅広い科学技術分野を理解できる知識の修得
豊富なコース専門科目による,科学技術の発展に資する幅広い知識の学修
C)研究遂行力・課題設定力・問題解決力・創造力の修得
講究科目,研究関連科目,コース専門科目の演習・実験による,研究遂行力・課題設定力・問題解決力
・創造力・論文作成力の学修
D)国際的コミュニケーション力の修得
文系教養科目,キャリア科目,コース専門科目による,国際的に活躍できる高度なコミュニケーション
力の学修
E)生命倫理・社会とのつながりに関する教養の涵養
文系教養科目,キャリア科目,コース専門科目の演習・実験による,生命および生命理工学研究に対す
る倫理観と社会観の学修
-1-
修了要件
本コースの修士課程を修了するためには,次の要件を満たさなければならない。
1.30 単位以上を大学院授業科目(400 および 500 番台)から修得していること。
2.本コースで指定された授業科目において,次の要件を満たすこと。
・講究科目を8単位,研究関連科目を4単位修得していること。
・生命理工学専門科目を8単位以上修得していること。
・文系教養科目について,400 番台の科目を2単位以上,500 番台の科目を 1 単位以上修得し,かつキ
ャリア科目を2単位以上修得していること。
3.修士論文審査および最終試験に合格すること。
*短縮修了について
優れた業績をあげた者は,修士課程に1年以上在学すれば短縮修了が可能である。指導教員により資格
ありと判断された場合に学位申請を認める。短縮修了にあたって履修できない講究科目については,相当
する単位数をコース標準学修課程の専門科目群の科目から別途履修することとする。
表M1に本コースにおける授業科目分類と修士課程修了に必要な単位数を示している。必要単位数は科目分
類ごと,また科目群ごとに指定されている。右端の欄には科目と関連する学修内容を示す。学修申告にあたっ
ては,科目と学修内容の関連を十分理解すること。
表M1
生命理工学コース修士課程 修了要件
科目区分
必修科目単位
選択科目単位
教養科 目群
・400 番台から
2 単位以上
・500 番台から
1 単位以上
文系教養科目
キャリア科目
単位数
学修内容
との関連
D,E
5 単位以上
2 単位以上
D,E
その他
講究科目
専門科 目 群
研究関連科目
専門科目
生命理工学講究 S1
生命理工学講究 F1
生命理工学講究 S2
生命理工学講究 F2
を各 2 単位,
合計 8 単位
A,C
コース標準
学修課程の
専門科目群
から
20 単位以上
「修士論文研究計
画論第一」1 単位
「同第二」1 単位
「特別研究プロジ
ェクト」2 単位
合計 4 単位
8 単位以上
A,B,C,D,E
コ ース 標準学
修 課程 以外の
専 門科 目又は
研究関連科目
修了単位合計
A,C
上記の条件を満たし,30 単位以上修得すること
-2-
備考
授業科目
表M2に本コースの修士課程における専門科目群の授業科目を示す。
表M2
生命理工学コース修士課程 専門科目群
科目
科目コード
科目名
単位数
区分
LST.Z491
番台
◎
目
研
究
関
連
科
目
400
門
400
科
番台
生命理工学講究 S1
(LST Seminar S1)
0-0-2
1,2,3,
A,C
4,5
生命理工学講究 F1
(LST Seminar F1)
0-0-2
1,2,3,
LST.Z591
◎
生命理工学講究 S2
(LST Seminar S2)
0-0-2
1,2,3,
LST.Z592
◎
生命理工学講究 F2
(LST Seminar F2)
0-0-2
LST.B401
◎
修士論文研究計画論第一
(MS Qualifying Presentation 1)
0-1-0
3,4
A,C
LST.B402
◎
修士論文研究計画論第二
(MS Qualifying Presentation 2)
0-1-0
2,3,5
A,C
LST.B403
◎
特別研究プロジェクト
(LST Directed Laboratory Work)
0-0-2
2,3,5
A,C
LST.A401
★ Molecular and Cellular Biology
(分子細胞生物学)
2-0-0
3,4
B,D
LST.A402
★ Organic and Bioorganic
Chemistry
(大学院有機化学)
2-0-0
3,5
B,D
LST.A403
★ Biophysics
(生物物理学)
2-0-0
1,3,4,
B,D
LST.A404
★ Cell Physiology
(分子生理学)
2-0-0
3,4
B,D
LST.A405
★ Design of Bioactive Molecules
(生物活性分子設計)
2-0-0
3
B,D
LST.A406
★ Molecular Developmental
Biology and Evolution
(分子発生・進化学)
2-0-0
2,3,4,
B,D
LST.A407
★ Science of Metabolism
(生物代謝科学)
2-0-0
3,4,5
B,D
LST.A408
★ Computational Biology
(生物計算科学)
2-0-0
3
B,D
LST.A409
★ Physical Biology of the Cell
(細胞物理生物学)
2-0-0
3
B,D
LST.A410
★ Advanced Neuroscience
(神経科学)
2-0-0
3,5
B,D
LST.A411
★ Biomolecular Engineering
(生体分子工学)
2-0-0
1,3,5
B,D
LST.A412
★ Biomaterial Science and
Engineering
(応用生体材料工学)
2-0-0
1,3,4,
B,D
番台
専
内 容
◎
500
番台
つ け
LST.Z492
究
科
学 修
る 力
400
講
身 に
目
A,C
4,5
A,C
4,5
1,2,3,
A,C
4,5
5
-3-
5
5
備考
400
LST.A413
企業社会論
(Career Development Seminars)
2-0-0
2,5
B,D,E
LST.A414
生命理工学フロンティア第一
(LST Frontier Seminar 1)
1-0-0
3
A,B
LST.A415
生命理工学フロンティア第二
(LST Frontier Seminar 2)
1-0-0
3
A,B
バイオアカデミックライティン
グ第一
(LST Academic Writing 1)
★ Advanced Biological Science
and Engineering (Tsinghua
University)
(生命理工学概論(清華大学))
2-0-0
2,5
C
2-0-0
1,3,4,
B,D
LST.A418
★ Directed Collaboration Works
(科学技術創造設計)
2-0-0
2,3,4
B,C,D
LST.A501
★ Biomolecular Analysis
(生体分子計測)
2-0-0
3,5
B,D
LST.A502
★ Science of Biological
Resources
(生物資源科学)
★ Environmental Microbiology
(環境微生物学)
2-0-0
3,5
B,D
2-0-0
1,3,4,
B,D
LST.A504
★ Medical Biotechnology
(医用生物工学)
2-0-0
1,3,5
B,D
LST.A505
★ LST Academic Writing 2
(バイオアカデミックライティ
ング第二)
生命理工学フロンティア第三
(LST Frontier Seminar 3)
2-0-0
1,2,4,
C,D
LST.A416
番台
LST.A417
LST.A503
専
門
科
目
LST.A506
番台
合同プログラムの科目
5
5
5
1-0-0
3
A,B
LST.A507
生命理工学フロンティア第四
(LST Frontier Seminar 4)
1-0-0
3
A,B
LST.C501
修士インターンシップ第一
(MS Internship 1)
0-1-0
2,3,4,
D,E
修士インターンシップ第二
(MS Internship 2)
0-2-0
LST.C503
修士インターンシップ第三
(MS Internship 3)
0-4-0
2,3,4,
LST.C504
修士インターンシップ第四
(MS Internship 4)
0-6-0
2,3,4,
LST.C505
Short-term Internship on
Computational Life Sciences
(情報生命短期インターンシッ
プ)
0-0-1
2,4,5
B,D
500
LST.C502
・東工大・清華大 大学院
5
2,3,4,
D,E
5
C,D,E
5
C,D,E
5
LST.C506
★ Overseas Research Training 1
(Tsinghua University)
(バイオ派遣研修第一(清華大
学))
0-1-0
2,3
B,D
・東工大・清華大 大学院
合同プログラムの科目
LST.C507
★ Overseas Research Training 2
(Tsinghua University)
(バイオ派遣研修第二(清華大
学))
0-1-0
2,3
B,D
・東工大・清華大 大学院
合同プログラムの科目
-4-
ZBA.A402
生命系グループ型問題解決演習
(情報生命)
(Creative Collaboration Works
on Life Sciences (ACLS))
1-1-0
2,3,5
C,D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A403
★ Global Presentation on
Computational Life Sciences A
(ACLS)
(グローバルプレゼンテーショ
ンA(情報生命))
2-0-0
2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A404
★ Global Presentation on
Computational Life Sciences B
(ACLS)
(グローバルプレゼンテーショ
ンB(情報生命))
2-0-0
2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A405
★ Global Communication on
Computational Life Sciences A
(ACLS)
(グローバルコミュニケーショ
ンA(情報生命))
2-0-0
1,2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A406
★ Global Communication on
Computational Life Sciences B
(ACLS)
(グローバルコミュニケーショ
ンB(情報生命))
2-0-0
1,2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
3
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
標
準
学
ZBA.A407
ベンチャー起業特論(情報生命) 1-0-0
(Introduction to Business Plan
(ACLS))
ZBA.A408
生命倫理特論(情報生命)
(Introduction to Bioethics
(ACLS))
1-0-0
1,3
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A409
情報生命特別講義第一(情報生
命)
(Topics 1 in Computational
Life Sciences (ACLS))
1-0-0
3
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A410
情報生命特別講義第二(情報生
命)
(Topics 2 in Computational
Life Sciences (ACLS))
1-0-0
3
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBD.A401
人体解剖病態学
(Human Anatomy and Pathology)
1-0-0
3
B
・医歯工学特別コース開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBD.A402
バイオインフォマティクス特論
(Advanced Bioinformatics)
1-0-0
3
B
・医歯工学特別コース開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBD.A403
バイオ・センシングシステム特
論
(Advanced Biosensing Systems)
2-0-0
3
B
・医歯工学特別コース開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
0-0-4
1,2,3,
4,5
D,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
修
課
程
以
400
番台
外
の
科
目
ACL.C401
★ International Internship on
Computational Life Sciences
for Master's Students
(情報生命海外インターンシッ
プ(修士))
-5-
・標準学修課程以外の科目
上記の専門科目群に加え,他コ
ースの専門科目群のすべての授
業科目
ZBA.A501
★ Global Writing on
Computational Life Sciences
(ACLS)
(グローバルライティング(情報
生命))
2-0-0
1,2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A502
★ Global Debate on Computational
Life Sciences (ACLS)
(グローバルディベート(情報生
命))
2-0-0
2
D
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
標
準
学
修
課
程
以
外
500
ZBA.A503
情報生命特別講義第三(情報生
命)
(Topics 3 in Computational
Life Sciences (ACLS))
1-0-0
3
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
ZBA.A504
情報生命特別講義第四(情報生
命)
(Topics 4 in Computational
Life Sciences (ACLS))
1-0-0
3
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
番台
の
科
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
目
上記の専門科目群に加え,他コ
ースの専門科目群のすべての授
業科目
・標準学修課程以外の科目
・修了要件の 30 単位に含
めることができる
・◎:必修科目,★:英語で授業を行う科目
・身につける力:1,国際的教養力
2,コミュニケーション力
3,専門力
4,課題設定力
5,実践力又は解決力
・修士論文研究計画論第一・特別研究プロジェクト・修士論文研究計画論第二は,4月入学者はそれぞれ2Q・3~4Q・4Qに,
9月入学者はそれぞれ4Q・1~2Q・2Qに履修すること
・修士インターンシップ第一・第二・第三・第四を履修する場合,インターンシップの2ヶ月前をめどに所定の申請書を担当教員に
提出し,承認を得ること
・ベンチャー起業特論(情報生命)・生命倫理特論(情報生命)・グローバルライティング(情報生命)・グローバルディベート(情報生
命)を履修した場合,それぞれ 600 番台科目のベンチャー起業特論(博士)・生命倫理特論(博士)・グローバルライティング(博士)
・グローバルディベート(博士)を履修できなくなるので注意すること
本コースの修士修了要件に記されるキャリア科目については,IV.教養共通群等履修案内-キャリア科目に記載
されている,表MA-1に示す Graduate Attribute(GA)を原則として全て満たし,2単位以上の単位を修得しなけ
ればならない。GA の修得状況については,修了時にコースで判定する。
この GA を修得するため,キャリア科目に加え,キャリア科目とみなすことができる専門科目として,表M3の
科目が用意されている。対応科目をキャリア科目として修了要件に含めた場合,専門科目として修了要件に含める
ことができないので留意すること。
-6-
表M3
生命理工学コース修士課程 キャリア対応科目
対応科目
科目コード
科目名
単位数
区分
対応
学 修
する
内 容
備考
GA
LST.A413
企業社会論
(Career Development Seminars)
2-0-0
C0M
C1M
B,D,E
LST.C501
修士インターンシップ第一
(MS Internship 1)
0-1-0
C1M
D,E
修士インターンシップ第二
0-2-0
C1M
D,E
LST.C502
(MS Internship 2)
LST.C503
修士インターンシップ第三
(MS Internship 3)
0-4-0
C1M
C,D,E
LST.C504
修士インターンシップ第四
(MS Internship 4)
0-6-0
C1M
C,D,E
LST.C505
Short-term Internship on
Computational Life Sciences
(情報生命短期インターンシップ)
0-0-1
C0M
B,D
0-1-0
C1M
B,D
・東工大・清華大 大学院
合同プログラムの科目
LST.C506
★ Overseas Research Training 1
(Tsinghua University)
LST.C507
★ Overseas Research Training 2
(Tsinghua University)
(バイオ派遣研修第二(清華大学))
0-1-0
C1M
B,D
・東工大・清華大 大学院
合同プログラムの科目
ZBA.A407
ベンチャー起業特論(情報生命)
(Introduction to Business Plan
(ACLS))
1-0-0
C0M
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ZBA.A408
生命倫理特論(情報生命)
(Introduction to Bioethics
(ACLS))
1-0-0
C1M
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ACL.C401
★ International Internship on
Computational Life Sciences for
Master's Students
(情報生命海外インターンシップ
(修士))
0-0-4
C1M
D,E
・情報生命博士教育院開講
科目
HCB.C432.A
ライフイノベーション実践基盤
(Fundamentals of Research
Application for Life Innovation)
1-1-0
C0M
C1M
A,D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
HCB.C431.A
ライフエンジニアリング学外研修
第一
(Off Campus Training I)
0-0-1
C1M
D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
HCB.C531.A
ライフエンジニアリング学外研修
第二
(Off Campus Training II)
0-0-2
C1M
D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
HCB.C532.A
ライフエンジニアリング学外研修
第三
(Off Campus Training III)
0-0-4
C1M
D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
(バイオ派遣研修第一(清華大学))
キャリア科
目とみなす
ことができ
る専門科目
・★:英語で授業を行う科目
・ライフエンジニアリングコース開講科目を履修する場合,事前に当該コースに履修の可否を確認すること
・上記科目の他,教養科目群キャリア科目から選択すること(IV.教養科目群等履修案内参照)
-7-
科目体系図
-8-
標準的履修例
生命理工学コース(修士課程)では,生命理工学に関連した科学技術の発展に資する課題設定力と課題解決力,
ならびに倫理観を備えた,国際的に活躍できる理工系人材を養成すべく,科目配置を行っている。
修士課程においては,生命理工学講究,修士論文研究計画論第一・第二,特別研究プロジェクトを必修とし,
研究遂行力・課題設定力・問題解決力・創造力の修得をめざしている。さらに,バイオアカデミックライティ
ング第一・第二,企業社会論,修士インターンシップ第一
第四を開設し,コミュニケーション力やリーダー
シップ力を身につけることで理工系人材としての素養を涵養する。それに加え,生命理工学分野の高度な専門
知識を広く深く修得するため,400・500 番台の専門科目群から学生個人の希望する研究分野を考慮してバラン
ス良く学修してもらうことを期待している。このため,焦点を絞った分野別の履修例は記載しない。
修士論文研究
修士論文研究では,一連の研究活動を通し,課題設定力,問題解決力,およびコミュニケーション力の向上
をめざす。そのための研究の流れを下図に示す。
・研究構想発表・研究中間発表
自身の研究の背景,目的等を明確に意識できるよう2Qに研究全体の計画を提出する「研究構想発表」
(修
士論文研究計画論第一)を行い,4Qに研究の進捗を発表する「研究中間発表」(修士論文研究計画論第二)
を行う。研究構想発表後,コースが認定すれば 600 番台専門科目(文系教養科目,キャリア科目を除く)の
学修が可能となる。ただし,修士課程修了の要件として含むことができないので留意すること。
・修士論文審査基準
1)生命理工学分野において新規性・独創性のある観点や知見を含み,独自の考察を記述した自著の論文であ
ること。
2)論文テーマに関わる従来の研究を系統的かつ過不足なくレビューできていること。
3)研究内容の結果と意義を十分に理解していること。
4)主要部分が生命理工学分野に関わる学会等で発表されたか,同等の水準をもつこと。
・修士論文審査実施方法
審査委員会は3名以上(生命理工学コースを担当する教員2名以上を含む)の審査員で構成される。審査員
による事前査読の後,口頭発表を行って最終的な審査・評価を行う。主指導教員に加えて副指導教員が審査員
となる場合は4名以上(生命理工学コースを担当する教員2名以上を含む),博士後期課程に進学する者の審
査は5名以上(生命理工学コースを担当する教員3名以上を含む)の審査員で行う。
-9-
修博一貫(修士課程・博士後期課程一貫)の教育体系
生命理工学コースでは,修士課程で学んだ生命理工学分野に関する先端的な専門知識と技術,ならびに国際コミ
ュニケーション能力と豊かな教養を高い水準で修得することで,研究遂行・課題設定・問題解決・創造性などの研
究能力を併せもち,生命理工学分野におけるリーダーとして国際的に活躍できる人材を養成することを目的とする。
そのために,次のような能力の修得を学修目標としている。
・生命理工学分野を核とする卓越した専門知識
・研究遂行力・課題設定力・問題解決力・創造力
・国際的に通用するコミュニケーション力
・研究を企画し指導するリーダーシップ力
・生命倫理・社会とのつながりに関する豊かな教養
博士後期課程のカリキュラムでは,600 番台として,博士論文研究計画論第一・第二,生命理工学講究 S3
F5,バイオリーダー実践第一・第二,博士インターンシップ第一
第四,企業実習を開設しており,400・
500 番台のカリキュラムを土台とした研究課題の遂行による専門性の向上に加え,コミュニケーション力とリ
ーダーシップ力の向上に重点を置いたカリキュラムとなっている。
- 10 -
【博士課程】
人材養成の目的
生命理工学分野を核とする幅広い卓越した専門知識と高い倫理観を備え,世界最高レベルの研究・開発を推進
し新たな科学技術を創造する能力をもつ,国際社会でリーダーシップを発揮できる理工系人材を養成する。
学修目標
本課程では,上記の目的の達成のため,修士課程より高い基準で次のような能力の修得を学修目標としている。
・生命理工学分野を核とする幅広い卓越した専門力
・専門力と倫理観に裏打ちされた,卓越した課題設定力と課題解決力,および新たな科学技術と知のパラ
ダイムを開拓する創造力
・国際社会でリーダーシップを発揮できる卓越した教養およびコミュニケーション力
学修内容
本課程では,「学修目標」に記載した能力を身につけるため,次のような内容の学修を行う。
A)生命理工学分野を核とする卓越した専門知識の修得
講究科目,研究関連科目,およびコース専門科目の演習・実験による,生命理工学の研究分野におけ
る高度な専門知識とその分野の研究を評価する能力の学修
B)研究遂行力・課題設定力・問題解決力・創造力の修得
講究科目,研究関連科目,およびコース専門科目の演習・実験による,卓越した研究遂行力・課題設
定力・問題解決力・論文作成力,および新たな科学技術と知のパラダイムを開拓する創造力の学修
C)国際的に通用するコミュニケーション力の修得
文系教養科目,キャリア科目,およびコース専門科目の演習・実験による,国際社会でリーダーシッ
プを発揮できる卓越したコミュニケーション力の学修
D)研究を企画し指導するリーダーシップ力の修得
キャリア科目,講究科目,およびコース専門科目の演習・実験による,次世代のリーダーとして高度
な研究を企画し指導する能力の学修
E)生命倫理・社会とのつながりに関する豊かな教養の涵養
文系教養科目,キャリア科目,コース専門科目の演習・実験による,生命および生命理工学研究に対
する深い倫理観と社会観の学修
修了要件
本コースの博士後期課程を修了するためには,次の要件を満たさなければならない。
1.24 単位以上を大学院授業科目(600 番台)から修得していること。
- 11 -
2.本コースで指定された授業科目において,次の要件を満たすこと。
・講究科目を 12 単位,研究関連科目を4単位修得していること。
・600 番台の文系教養科目2単位以上,600 番台のキャリア科目4単位以上を含む教養科目群を,
合計6単位以上修得していること。
3.博士論文審査および最終試験に合格すること。
*短縮修了について
優れた業績をあげた者は,博士後期課程に1年以上在学すれば短縮修了が可能である。指導教員の判断
のもと,5名以上の論文審査員候補者(生命理工学コースを担当する教員3名以上)による事前審査を
行い,資格ありと判断された場合に学位申請を認める。講究科目については,所属した期間に対応する科
目を履修していることとする。
表D1に本コースにおける授業科目分類と博士後期課程修了に必要な単位数を示している。必要単位数は科
目分類ごと,また科目群ごとに指定されている。右端の欄には科目と関連する学修内容を示す。学修申告にあ
たっては,科目と学修内容の関連を十分理解すること。
表D1
生命理工学コース博士後期課程 修了要件
科目区分
必修科目単位
選択科目単
単位数
学修内容
教養科 目
群
位
との関連
文系教養科目
2 単位以上
C,E
キャリア科目
4 単位以上
6 単位以上
C,E
その他
講究科目
専門科 目 群
研究関連科目
生命理工学講究 S3
生命理工学講究 F3
生命理工学講究 S4
生命理工学講究 F4
生命理工学講究 S5
生命理工学講究 F5
を各 2 単位,
合計 12 単位
博士論文研究計画
論第一
博士論文研究計画
論第二
を各 2 単位,
合計 4 単位
A,B,C,D
コース標準
学修課程の
専門科目群
から
16 単位以上
A,B
専門科目
修了単位合計
上記の条件を満たし,24 単位以上修得すること
授業科目
表D2に本コースの博士後期課程における専門科目群の授業科目を示す。
- 12 -
備考
表D2
生命理工学コース博士後期課程 専門科目群
科目
科目コード
科目名
単位数
区分
講
究
科
目
研
究
関
連
科
目
600
番台
600
番台
600
番台
つ け
内 容
備考
る 力
◎
生命理工学講究 S3
(LST Seminar S3)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.Z692
◎
生命理工学講究 F3
(LST Seminar F3)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.Z693
◎
生命理工学講究 S4
(LST Seminar S4)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.Z694
◎
生命理工学講究 F4
(LST Seminar F4)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.Z695
◎
生命理工学講究 S5
(LST Seminar S5)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.Z696
◎
生命理工学講究 F5
(LST Seminar F5)
0-0-2
1,2,3,
4,5
A,B,D
LST.B601
◎
博士論文研究計画論第一
(PhD Qualifying Presentation
1)
0-2-0
2,3,5
A,B
LST.B602
◎
博士論文研究計画論第二
(PhD Qualifying Presentation
2)
バイオリーダー実践第一
(LST Bioleader Training 1)
0-2-0
2,3,5
A,B
0-2-0
2,3,4
B,D
LST.B604
バイオリーダー実践第二
(LST Bioleader Training 2)
0-2-0
2,3,4
B,D
LST.C601
博士インターンシップ第一
(PhD Internship 1)
0-1-0
2,3,4,
5
A,C,E
LST.C602
博士インターンシップ第二
(PhD Internship 2)
0-2-0
2,3,4,
5
A,C,E
LST.C603
博士インターンシップ第三
(PhD Internship 3)
0-4-0
2,3,4,
5
A,B,C,
E
LST.C604
博士インターンシップ第四
(PhD Internship 4)
0-6-0
2,3,4,
5
A,B,C,
E
企業実習
(Career Development in
Industry)
★ IGP Off-Campus Training I
(学外研修 I(IGP))
0-0-4
2,3,4,
5
A,B,C,
E
・社会人大学院プログラム
の科目
0-1-0
1,2,4,
5
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
★ IGP Off-Campus Training II
(学外研修 II(IGP))
0-1-0
1,2,4,
5
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
LST.C605
LST.C607
LST.C608
標
準
学
修
課
程
以
外
の
科
目
学 修
LST.Z691
LST.B603
専
門
科
目
身 に
ACL.A601
ベンチャー起業特論(博士)
(Introduction to Business Plan
for Doctoral Students)
1-0-0
4,5
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
ACL.A602
生命倫理特論(博士)
(Introduction to Bioethics for
Doctoral Students)
1-0-0
3.4.5
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
2-0-0
1,2,4,
5
C
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
600
番台
ACL.A603
★ Global Writing on
Computational Life Sciences
for Doctoral Students
(グローバルライティング(博
士))
- 13 -
ACL.A604
ACL.A631
★ Global Debate on Computational 2-0-0
Life Sciences for Doctoral
Students
(グローバルディベート(博士))
1-0-0
情報生命特別講義第一(博士)
1,2
C
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
3,4,5
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
(Topics 1 in Computational
Life Sciences for Doctoral
Students)
標
準
学
修
課
程
以
外
の
科
目
ACL.A632
情報生命特別講義第二(博士)
(Topics 2 in Computational
Life Sciences for Doctoral
Students)
1-0-0
3,4
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
ACL.A633
情報生命特別講義第三(博士)
(Topics 3 in Computational
Life Sciences for Doctoral
Students)
1-0-0
3
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
ACL.A634
情報生命特別講義第四(博士)
(Topics 4 in Computational
Life Sciences for Doctoral
Students)
★ International Internship on
Computational Life Sciences
for Doctoral Students
(情報生命海外インターンシッ
プ(博士))
1-0-0
3,4,5
A,B
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
0-0-4
1,2,3,
4,5
A,C,E
・情報生命博士教育院開講
科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
600
番台
ACL.C601
上記の専門科目群に加え,他コ
ースの専門科目群のすべての授
業科目
・標準学修課程以外の科目
・修了要件の 24 単位に含
めることができる
・◎:必修科目,★:英語で授業を行う科目
・身につける力:1,国際的教養力
2,コミュニケーション力
3,専門力
4,課題設定力
5,実践力又は解決力
・博士論文研究計画論第一および第二は,4月入学者は4Q,9月入学者は2Qに履修すること
・バイオリーダー実践第一および第二(通年科目)の履修申告は1Qに行うこと
・博士インターンシップ第一・第二・第三・第四を履修する場合,インターンシップの 2 ヶ月前をめどに所定の申請書を担当教員に
提出し,承認を得ること
・400
500 番台科目のベンチャー起業特論(情報生命)・生命倫理特論(情報生命)・グローバルライティング(情報生命)・グローバル
ディベート(情報生命)をすでに履修している場合,それぞれベンチャー起業特論(博士)・生命倫理特論(博士)・グローバルライテ
ィング(博士)・グローバルディベート(博士)を履修することはできない
本コースの博士後期課程修了要件に記されるキャリア科目については,IV.教養共通群等履修案内-キャリア科
目に記載されている,表A-1またはA-2に示す Graduate Attribute(GA)を原則として全て満たし,4単位以上の
単位を修得しなければならない。GA の修得状況については,修了時にコースで判定する。
この GA を修得するため,キャリア科目に加え,キャリア科目とみなすことができる専門科目として,表B-1ま
たはB-2の科目が用意されている。対応科目をキャリア科目として修了要件に含めた場合,専門科目として修了
要件に含めることが出来ないので留意すること。
なお,博士課程教育リーディングプログラムの教育課程を履修する者については,IV.教養科目群等履修案内-
キャリア科目に記載されている以外にキャリア科目とみなすことができる科目が用意されている場合がある。具体
的な科目,履修要件等は,該当する教育課程の履修案内を参照のこと。
- 14 -
表B-1
対応科目
アカデミックリーダー教育院(ALP)生命理工学コース博士後期課程 キャリア対応科目
科目コード
科目名
単位数
区分
キャリア科
目とみなす
ことができ
る専門科目
対応
学 修
する
内 容
備考
GA
LST.C601
博士インターンシップ第一
(PhD Internship 1)
0-1-0
A1D
A2D
A3D
A,C,E
LST.C602
博士インターンシップ第二
(PhD Internship 2)
0-2-0
A1D
A2D
A3D
A,C,E
LST.C603
博士インターンシップ第三
(PhD Internship 3)
0-4-0
A1D
A2D
A3D
A,B,C,E
LST.C604
博士インターンシップ第四
(PhD Internship 4)
0-6-0
A1D
A2D
A3D
A,B,C,E
LST.C605
企業実習
(Career Development in Industry)
0-0-4
A1D
A2D
A3D
A,B,C,E
・社会人大学院プログラム
の科目
LST.C607
★ IGP Off-Campus Training I
(学外研修I(IGP))
0-1-0
A1D
A2D
A3D
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
LST.C608
★ IGP Off-Campus Training II
(学外研修 II (IGP))
0-1-0
A1D
A2D
A3D
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
ACL.A601
ベンチャー起業特論(博士)
(Introduction to Business Plan
for Doctoral Students)
1-0-0
A0D
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ACL.A602
生命倫理特論(博士)
(Introduction to Bioethics for
Doctoral Students)
1-0-0
A0D
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ACL.C601
★ International Internship on
Computational Life Sciences for
Doctoral Students
0-0-4
A1D
A2D
A3D
A,C,E
・情報生命博士教育院開講
科目
0-0-4
A2D
A3D
B,C,D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
0-2-2
A2D
A3D
B,C,D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
(情報生命海外インターンシップ
(博士))
HCB.C631.A
HCB.C632.A
★ HCB International Internship
(ライフエンジニアリング実践イ
ンターンシップ)
ライフエンジニアリング企業実習
(Research Working in Company)
・★:英語で授業を行う科目
・ライフエンジニアリングコース開講科目を履修する場合,事前に当該コースに履修の可否を確認すること
・上記科目の他,教養科目群キャリア科目から選択すること(IV.教養科目群等履修案内参照)
- 15 -
表B-2
対応科目
プロダクティブリーダー教育院(PLP)生命理工学コース博士後期課程 キャリア対応科目
科目コード
科目名
単位数
区分
キャリア科
目とみなす
ことができ
る専門科目
対応
学 修
する
内 容
備考
GA
LST.C601
博士インターンシップ第一
(PhD Internship 1)
0-1-0
P1D
P2D
P3D
A,C,E
LST.C602
博士インターンシップ第二
(PhD Internship 2)
0-2-0
P1D
P2D
P3D
A,C,E
LST.C603
博士インターンシップ第三
(PhD Internship 3)
0-4-0
P1D
P2D
P3D
A,B,C,E
LST.C604
博士インターンシップ第四
(PhD Internship 4)
0-6-0
P1D
P2D
P3D
A,B,C,E
LST.C605
企業実習
(Career Development in Industry)
0-0-4
P1D
P2D
P3D
A,B,C,E
・社会人大学院プログラム
の科目
P1D
P2D
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
A,C,E
・国際大学院プログラムの
科目
LST.C607
★ IGP Off-Campus Training I
(学外研修I(IGP))
0-1-0
LST.C608
★ IGP Off-Campus Training II
(学外研修 II (IGP))
0-1-0
P1D
P2D
P3D
P3D
ACL.A601
ベンチャー起業特論(博士)
(Introduction to Business Plan
for Doctoral Students)
1-0-0
P0D
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ACL.A602
生命倫理特論(博士)
(Introduction to Bioethics for
Doctoral Students)
1-0-0
P0D
B,E
・情報生命博士教育院開講
科目
ACL.C601
★ International Internship on
Computational Life Sciences for
Doctoral Students
0-0-4
P1D
P2D
P3D
A,C,E
・情報生命博士教育院開講
科目
0-0-4
P2D
P3D
B,C,D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
0-2-2
P2D
P3D
B,C,D
・ライフエンジニアリング
コース開講科目
(情報生命海外インターンシップ
(博士))
HCB.C631.A
HCB.C632.A
★ HCB International Internship
(ライフエンジニアリング実践イ
ンターンシップ)
ライフエンジニアリング企業実習
(Research Working in Company)
・★:英語で授業を行う科目
・ライフエンジニアリングコース開講科目を履修する場合,事前に当該コースに履修の可否を確認すること
・上記科目の他,教養科目群キャリア科目から選択すること(IV.教養科目群等履修案内参照)
- 16 -
科目体系図
- 17 -
標準的履修例
生命理工学コース(博士課程)では,生命理工学分野を核とする幅広い卓越した専門知識と深い倫理観を備え,
世界最高レベルの研究・開発を推進し新たな科学技術を創造する能力をもつ,国際社会でリーダーシップを発揮
できる理工系人材を養成すべく,科目配置を行っている。
博士課程においては,生命理工学講究と博士論文研究計画論第一・第二(博士論文中間発表)を必修とし,
専門知識・研究遂行力・課題設定力・問題解決力・創造力の修得をめざしている。さらに,バイオリーダー実
践第一・第二,博士インターンシップ第一
第四,企業実習を開設し,コミュニケーション力とリーダーシッ
プ力を身につけることで卓越した理工系人材としての素養を涵養する。このため,焦点を絞った分野別の履修
例は記載しない。
博士論文研究
博士論文研究では,一連の研究プロセスを通し,問題解決力に加えて課題設定力を培い,さらに英語によるコ
ミュニケーション力の向上をめざす。そのための博士論文研究の流れを下図に示す。4Qおよび8Qに中間発表
(博士論文研究計画論第一・第二)を行う。これらを経て,12Qの論文提出・発表にいたる。
・博士論文審査基準
1)生命理工学分野において新規性・独創性があり,学術的に十分な価値をもつ自著の論文であること。
2)その主要部分が,国際的な査読付き学術誌に学位申請者を主たる著者として掲載されているか,また
は掲載が決定されていること。
3)学位申請者が国際的な研究の遂行に十分な語学能力を有すること。
・博士論文審査実施方法
審査委員会は5名以上(生命理工学コースを担当する教員3名以上を含む)の審査員で構成されるものと
する。口頭発表の後,審査員による査読を経て,語学能力を含めた最終的な審査・評価を行う。
- 18 -
生命理工学系生命理工学コース 教授要目
LST.A401 Molecular and Cellular Biology (分子細胞生物学)
1Q
2-0-0
毎年英語 岩﨑
博史 教授 (Iwasaki Hiroshi) 木村
授 (Yamaguchi Yuki) 若林
宏 教授 (Kimura Hiroshi) 山口
憲一 准教授 (Wakabayashi Ken-ichi)
相澤
康則
雄輝 教
講師 (Aizawa Yasunori)
The course will cover the mechanism and regulation of genome expression and dynamics in the context of
chromatin and nuclear structure at cellular levels, toward understanding biological phenomena such as
development, differentiation, and diseases. Topics will include the structure and function of cell
nucleus, chromatin and chromosomes, the organization of genome, the molecular mechanism of transcription,
DNA replication, repair, and recombination, and the regulation of the cell cycle and cell motility. The
main goal of the course is to understand the molecular mechanism of genome and chromatin function, which
is essential for further learning of higher-order biological function and application for bioengineering.
This is an advanced course in molecular and cellular biology. Students are advised to enroll the related
basic courses (i.e., Molecular Biology I and II and Biochemistry I and II) in order to receive optimal
instruction.
(細胞増殖や発生,分化,生殖,疾患などの高次生命現象との関わりを踏まえつつ,遺伝情報の発現,維持,複
製,組換え,細胞周期と細胞運動などの機構と制御について,分子レベルやクロマチン・細胞核レベルなど様々
な階層で最先端の知見を含めて解説する。遺伝子発現やゲノムについて高度に理解を深め,より高次な生命現象
の理解や生物工学的な発展に結び付けることができるようにすることが本講義のねらいである。本授業科目は,
分子細胞生物学の発展科目であり,関係する基本科目(生物化学第一,生物化学第二,分子生物学第一,分子生
物学第二)を履修済みであることが期待される。)
LST.A402 Organic and Bioorganic Chemistry (大学院有機化学)
1Q
2-0-0
毎年英語 湯浅
教授 (Seio Kohji) 大窪
英哉 教授 (Yuasa Hideya) 三原
章寛 准教授(Ohkubo Akihiro)
久和 教授 (Mihara Hisakazu) 清尾
布施
康志 准
新一郎 准教授 (Fuse Shinichiro)
In order to understand life phenomena in atomic and molecular levels, a deep knowledge about organic
chemistry is indispensable. On the other hand, some graduate students might have not gotten enough
education on organic chemistry and yet may face the necessity for grasping their study subjects in atomic
level. This organic chemistry course aims to give the fundamentals for the ability to see the world in
atomic and molecular levels to all the students from the beginners to intermediate students by covering
from a high school chemistry to advanced organic chemistry.
(生命現象を分子・原子レベルで理解するためには,有機化学の知識が必須である。一方で,これまで有機化学
を十分勉強してこなかった学生が,研究の途上ではじめて原子レベルでの理解が必要とされるようになる場面も
想定される。本授業では,有機化学を始めて学ぶ学生からある程度知識がある学生までを対象に,有機化学の基
礎から高度な応用までを広くカバーすることで,すべての学生に生命現象を分子・原子レベルで理解するための
基礎を与える。)
LST.A403 Biophysics (生物物理学)
1Q
2-0-0
毎年英語 上野
隆史 教授 (Ueno Takafumi) 小畠
授 (Kamachi Toshiaki) 三重
英理 教授 (Kobatake Eiry) 蒲池
正和 准教授 (Mie Masayasu) 朝倉
利章 准教
則行 講師 (Asakura Noriyuki)
Living organisms are consisting of biomolecules such as proteins and nucleic acids, and complicated
biosystems are realized by structural and functional coordination of these biomolecules. To understand
biosystems, biophysical characters of biomolecules are important factors. This course will cover the
basic of biophysical characters and analyses of biomolecules. Moreover, biophysical characters of
-1-
artificial proteins and metalloproteins and their applications to medical, cells and bioimaging are
explained. Aims of this course are learning bases and forefront in biophysics, and understanding
technological and medical applications of engineered proteins.
(生物はタンパク質,核酸をはじめとする生体分子を主要な構成成分として,これら生体分子が構造的・機能的
に連携することにより,複雑な生体システムを実現している。生体分子の物理化学的性質は,生体システムを理
解するうえで重要な要素である。本講義では,生体分子の物理化学的性質および解析法の基礎を教授する。更に
は,人工タンパク質や金属タンパク質など人工的に設計したタンパク質の物理化学的性質と医療,細胞,イメー
ジングへの応用など,生物物理学に関連する研究の最先端について概説する。タンパク質を中心として,生物物
理学に関連する研究の基礎および最先端を学ぶとともに,その工学的・医学的応用について理解を深めることを
本講義のねらいとする。)
LST.A404 Cell Physiology (分子生理学)
2Q
2-0-0
毎年英語 駒田
雅之 教授 (Komada Masayuki) 立花
信大 准教授 (Nakamura Nobuhiro) 中戸川
和則 准教授 (Tachibana Kazunori) 中村
仁 准教授 (Nakatogawa Hitoshi)
The cytoplasm is a place where eukaryotic cells transduce signals in order to respond to various
extracellular stimuli such as growth factors and hormones. It is also a place where a variety of organelles
play roles. The organelles do not work independently but continuously interact with each other through
transport of various molecules. The cytoskeleton is essentially involved in the transport of molecules
in the cell, as well as in higher cellular processes such as cell migration and apoptosis. This course
will provide a comprehensive overview of signal transduction, organelle functions, and cytoskeleton.
Molecular fundamentals as well as physiological and pathological aspects will be discussed. This course
aims to provide universal view and insights to the structure and function of eukaryotic cells.
(細胞質は,細胞が細胞外からの様々な刺激(増殖因子やホルモンなど)に応答するためのシグナル伝達を行う
場である。細胞質はまた,様々な細胞小器官が各々の役割を果たす場でもある。細胞小器官は互いに独立に働い
ているわけではなく,それらの間で絶えず相互作用や物質の移動が行われている。物質の移動には細胞骨格が深
く関わっており,細胞運動やアポトーシスなどのより高次のプロセスも細胞小器官や細胞骨格と切り離して理解
することはできない。本講義では,真核細胞の細胞外からのシグナルに対する応答の分子機構,細胞小器官の間
の物質輸送の分子機構,細胞骨格の構造と機能などについて深く掘り下げて講義する。基盤となる分子機構から
生理的・病理的な側面まで,最新の知見を含めて理解する。本講義は,細胞の構造と機能について俯瞰的な見識
と洞察力を育成することを目的とする。)
LST.A405 Design of Bioactive Molecules (生物活性分子設計)
2Q
2-0-0
毎年英語 占部
弘和 教授 (Urabe Hirokazu) 小林
教授 (Nakamura Hiroyuki) 秦
雄一 教授 (Kobayashi Yuichi) 中村
浩之
猛志 准教授 (Hata Takeshi)
This course describes the manipulation of molecules having biological activity as advanced application
or utility of organic chemistry, with reviewing its fundamental subjects or mentioning its relationship
to bioscience and biotechnology. The contents include classification of bioactive molecules, the
necessity and purpose of their investigation, and interpretation of pharmacological activity based on
organic chemistry, which are then followed by the origin of naturally occurring products, their structural
elucidation and synthesis, metabolism and the expression of activity of natural or artificial
pharmaceutical drugs, basic chemical biology, design and chemical synthesis of medicines, basic medicinal
chemistry, and the development and production of medicines. In each of last four classes, an original
research article(s) regarding the course topics is selected and studied, and subsequently it will be
the subject of the final report.
In this course, students deepen their understanding to the advanced and various fields of organic
-2-
chemistry and learn practical knowledge for the application and utility of organic compounds, by unifying
the fundamental subjects (nature, analysis, reaction, synthesis, and use of organic compounds) together.
Therefore, students can arrange important topics revolving around organic chemistry, such as the origin
of naturally occurring bioactive products and artificial pharmaceutical drugs, pharmacological activity,
metabolism, design of molecules, the structure-activity relationship, chemical synthesis, and industrial
production, from the general points of view even in conjunction with bioscience, biotechnology, or
pharmacy. In the last four classes, students study the latest original research article(s) regarding
the above topics to fulfill the aim of this course.
(有機化学の高度な応用・利用について,その基礎事項の復習や生命理工学における位置付けにも言及しつつ,生
物活性を有する分子の取り扱いを中心に講義する。具体的には,生物活性分子の分類やその取り扱いの必要性や
意義,有機化学による薬理活性等の解釈について述べ,さらに天然の生物活性分子の由来と構造決定および合成,
天然あるいは人工の薬物の代謝と活性の発現,ケミカルバイオロジ 基礎,薬剤の設計と化学合成,メディシナ
ルケミストリー基礎,薬剤の開発と生産について解説する。最後の 4 回は,各回でそれぞれ異なる講義内容に関
連する最近の原著論文を講読する。
本講義では,有機化学の基礎知識(有機化合物の性質,分析,反応,合成,利用)を統合して運用し,有機化学
のより高度かつ横断的な理解を進め,有機化合物の応用・利用について実践的な知識を修得させる。すなわち,
天然の生物活性化合物や人工の医薬等の由来,薬理活性,代謝,分子設計,構造活性相関,化学合成,製品化な
ど,有機化学が中心となる重要なトピックについて,生命理工学における位置付けや薬学との連携も含めて,広
い視点から知識を整理し修得させる。本コースの最後の 4 回では,授業内容に関連する最近の原著論文の講読を
行い,上述の知識や考え方を実践的に受講者に定着させる。)
LST.A406 Molecular Developmental Biology and Evolution (分子発生・進化学)
3Q
2-0-0
毎年英語 粂
授 (Tanaka Mikiko) 梶川
昭苑 教授 (Kume Shoen) 川上
厚志 准教授 (Kawakami Atsushi) 田中
幹子 准教
正樹 講師 (Kajikawa Masaki)
The aim of this class is to understand the advanced subjects of developmental and regenerative biology
and evolutionary biology. Students will understand the processes and regulatory mechanisms of animal
development and organ formation, and further learn the relationship with applied technologies such as
genetic engineering and stem cells. Moreover, students will also learn and understand the evolutionary
processes of animal morphologies and genome information.
(本講義では,発生・再生生物学,進化生物学の発展的内容を理解することを目標とする。動物の発生,器官の
形成のプロセスとその制御機構を理解し,遺伝子工学や幹細胞などの応用技術との関わりを学ぶ。さらに,形態
進化,ゲノム進化,さらに,組織恒常性と再生などについて基礎的な概念や原理,最新の研究を理解する。)
LST.A407 Science of Metabolism (生物代謝科学)
3Q
2-0-0
毎 年 英 語 工藤
明 教 授 (Kudo Akira) 久 堀
徹 教 授 (Hisabori Toru) 平沢
敬 准教授
(Hirasawa Takashi)
Cellular metabolism is required to obtain the energy for growth and is closely related to cellular
responses and diseases. This course will provide a overview of cellular responses and diseases in
microorganisms, plants and animals from viewpoint of metabolism. The aim of this course is to learn the
cellular responses and diseases in organisms and application of their knowledge to the fields of
engineering and medical.
(代謝は生物が生きていく上で必要となるエネルギーを獲得するために必要であるのみならず,細胞応答や病態
などとも密接に関係している。本講義では,微生物から植物や動物に至るまで,生物における細胞応答や病態に
ついて「代謝」という観点から学習する。本講義を受講することにより,生物における細胞応答や病態に関する
知見を学ぶとともにそれら知見の工学・医学分野への応用についても理解を深める。)
-3-
LST.A408 Computational Biology (生物計算科学)
3Q
2-0-0
毎年英語 櫻井
(Kurokawa Ken) 山田
実 教授 (Sakurai Minoru) 伊藤
拓司 講師 (Yamada Takuji) 小寺
武彦 教授 (Itoh Takehiko) 黒川
顕 教授
正明 講師 (Kotera Masaaki)
How deep knowledge or useful information can we retrieve from diverse and enormous data obtain from
multi-omics analysis? This course focuses on Bioinformatics. Topics include molecular evolution,
sequence analysis, comparative genomics, multi-omics analysis, algorithms for bioinformatics, molecular
or metabolic network analysis, and data mining methods. By combining lectures and exercises, the course
enables students to understand and acquire the fundamentals of bioinformatics widely applicable to
biological research. Bioinformatic approaches taught in this course are not only useful in analyzing
multi-omics data, but are applicable to various other types of biological problem.
(マルチオミックス解析から得られる多様かつ膨大な生物情報を解析することで,どのような知識を得ることが
できるのか。コンピュータを駆使したバイオインフォマティクスの基礎から応用までを理解し,単なるツールと
しての技術の習得ではなく,膨大な情報から新たな仮説を導くための論理を習得することを目標とする。)
LST.A409 Physical Biology of the Cell (細胞物理生物学)
4Q
2-0-0
毎年英語 村上
教授 (Tokunaga Makio) 十川
聡 教授 (Murakami Satoshi) 田口
英樹 教授 (Taguchi Hideki) 德永
久美子 准教授 (Sogawa Kumiko) 林
万喜洋
宣宏 准教授 (Hayashi Nobuhiro)
What is the life? Why? To answer to these questions, aim of this class is to form a habit of consideration
using basic principles, essential models, and quantitative measures. Taking the various workings of life
and the cells through this physical way of thinking, not the physics of difficult numerical formula,
but interests and admirations of the physics can be enjoyed. Connecting physical chemistry learned so
far with biochemistry, molecular biology, and biology to consider and discuss the Why? of concrete
biological phenomena leads understanding of essence of life phenomena, and deepen ability of the
scientific considerations.
(生命とは何か?なぜ?この問いに答えるために,基本的な原理・本質的なモデル・定量的な物差しで考える習
慣を身につけることが,本講義の主眼である。この物理的な考え方で,生命と細胞の多様な営みを捉えると,難
しい数式の物理学ではなく,物理学としての面白さ・すばらしさを味わうことができる。これまでに学んできた
物理化学と生化学・分子生物学・生物学とを結びつけて,具体的な現象のなぜ?を考え議論することで,生命現
象の本質を理解し,科学的な考察能力を深める。)
LST.A410 Advanced Neuroscience (神経科学)
4Q
2-0-0
毎年英語 一瀬
宏 教授 (Ichinose Hiroshi) 鈴木
准教授 (Miyashita Eizo) 赤間
崇之 准教授 (Suzuki Takashi) 宮下
英三
啓之 准教授 (Akama Hiroyuki)
The topics covered in this course will include: molecular mechanisms underlying the development of the
brain, axonal growth, neuronal circuit formation which are the bases for the high cognitive function
of the neuronal circuit; brain processing of coordination of movements, voluntary and involuntary
movements; language acquisition and brain areas, non-invasive functional imaging methods of the brain;
pathology and symptoms of mental diseases, physiological mechanisms that triggers the onset of the
neuronal diseases. The aim of the lecture is to provide a comprehensive overview of the high cognitive
function of the brain and its breakdown. The lecture is an advanced development of the lecture, Basic
Neuroscience, which also referred to the book, Kandel's 'Principles of Neural Science'.
The course will demonstrate that, in the developmental neurobiology field, numerous molecular and
cellular mechanisms have been found in the past two decades, and the findings have profoundly advanced
our knowledge of neuronal differentiation and circuit formation as a common principle that is well
-4-
conserved among species. The feedback mechanisms that underlie the control of the sensory inputs and
motoneurons will be also discussed, taking eye movement and locomotion as familiar examples. We also
provide an overview of the language acquisition, and discuss the underlying complex neuronal processing
that enables us to speak. Application of fMRI machine as a non-invasive brain functional imaging tool
will be discussed. The last part of the series will focus on a 'sick' brain, which overall results from
the breakdown of the high cognitive function of the 'normal' brain. We discuss their pathology and symptoms
of the mental diseases which lead to an comprehensive understanding. This will provide an opportunity
for the students to tackle this problem in future, which is recognized as one of the major social problems
of our time.
(高次神経機能の基盤となる脳の発生や軸索伸長,神経回路形成のメカニズムを学習する。次に,運動が脳内情
報処理システムによりどのように制御されているか,不随意運動と随意運動に分けて解説する。また,ヒトに特
徴的な言語を司る脳部位について知るとともに,非侵襲的脳機能イメージングの手法について解説する。さらに,
脳の機能不全により起こる神経精神疾患の病態を紹介し,発症メカニズムについて最新の知見を含めて講義す
る。
低年次の授業で行う「基礎神経科学」の発展形として,同じく「カンデル神経科学」という教科書をもとに,
より高度な脳の正常機能とその破綻を概説する。前半部では,神経分化・神経回路形成の分野において,この
20 年で次々と遺伝子が発見され,タンパク質の相互作用によって発生における神経細胞の挙動が明らかになっ
てきたことを理解する。種の違いを超えた共通原理の理解をめざす。運動制御の分野では,眼球や歩行運動など
身近な行動制御を例に感覚入力と運動出力の間に介在するフィードバックメカニズムなどを理解する。言語の分
野では,言葉を話すという誰でもなじみのある行動を通して,その行動の奥底に潜んでいる脳神経系の複雑な演
算処理の一端を理解することを目指す。fMRI という最先端のテクノロジーで何が出来るのかということを理解
する。ここまでは,脳が正常に働いた場合にフォーカスしてきたが,最後の部分では,脳の機能が異常となった
場合に,どのような病気になり,どのような症状を引き起こすのかを理解する。このことによって,今社会的に
問題となっている神経疾患の単純ではない発症機序をより正確に理解し,その解決に向けた糸口を探す。)
LST.A411 Biomolecular Engineering (生体分子工学)
2Q
2-0-0
毎年英語 福居
(Hirota Junji) 木賀
俊昭 教授 (Fukui Toshiaki) 上田
宏 教授 (Ueda Hiroshi) 廣田
順二 准教授
大介 准教授 (Kiga Daisuke)
Genetic manipulation techniques have enabled us to modify two major biomolecules, DNA and proteins,
artificially. Nowadays, significant modifications of functions of proteins and cells have been achieved
by complicated and large-scale modification of DNA/chromosomes based on advanced genetic manipulation
technology, thus we can now apply the well modified functions in several applications such as molecular
recognition, production of useful compounds, imaging, and so on. This course covers the bases of protein
engineering, metabolic engineering, artificial genetic circuit, and chromosome engineering, as well as
introduces advanced knowledge in these topics.
(遺伝子組換え技術は生体分子である DNA とタンパク質を人為的に改変することを可能とした。さらに近年の遺
伝子組換え技術の発展により大規模かつ複雑な操作を DNA・染色体に施すことでタンパク質や細胞の表現型とし
ての機能を巧みに改変し,その機能を分子認識,物質生産,イメージングなどの工学的応用に用いることが実現
されている。本講義ではタンパク質工学,代謝工学,人工遺伝子回路,染色体工学についての基本的知識を教授
し,さらにこれらにおける先端的な研究を紹介する。)
LST.A412 Biomaterial Science and Engineering (応用生体材料工学)
1Q
2-0-0
毎年英語 丸山
厚 教授 (Maruyama Atsushi) 田川
准教授 (Mori Toshiaki) 松田
陽一 准教授 (Tagawa Yoh-Ichi) 森
知子 准教授 (Matsuda Tomoko) 金原
俊明
数 教授 (Kinbara Kazushi)
Advanced Biomaterials Engineering involves introduction to anatomy of human tissues and organs,
-5-
biomaterials science, artificial organs, prosthetic devices, and in vitro living models using
microfluidic devices. Biomaterials include polymeric, ceramic, metallic, and other biomimetic materials.
At the end of this course, students will be able to: 1) Explain biomaterials. 2) Have an understanding
of living body and its reactions, based on this, design biomaterials for research and medicine. 3) Design
and experiment or draw up a research plan, collect and analyze the data obtained, and produce a report
based on the findings. 4) Prepare an overview of previously conducted research, identify issues, and
propose as solution.
(ヒトの組織や臓器の初歩的な解剖学,生体材料学,人工臓器,人工器官,さらにはマイクロ流体装置を用いた
in vitro 生体モデル等を解説する。生体材料として,高分子化合物,セラミック,金属や生体を模倣した材料
等が対象である。1)生体材料の説明
2)生体の構造や生体反応の理解を基礎とし,研究や医学へ応用すべく
生体材料の設計
4)当該領域を俯瞰し,問題を明確にし,解決する。)
3)研究計画の立案
LST.A413 企業社会論 (Career Development Seminars)
1~2Q
2-0-0
未定
社会で活躍している方を講師に迎え,社会で必要とされる素養,企業における開発研究の進め方や危機管理・
企業倫理,公的機関における政策決定のプロセスなどについてテーマを絞って講演していただく。これにより,
学生が広い視野から現在の学習,研究,将来を見つめなおす機会を提供し,キャリア設計の支援を行う。また学
生が積極的に議論に参加できる機会を設けることにより,押し付け・一方通行でない授業にし,コミュニケーシ
ョンの大事さを実感してもらう。
(Lecturers from non-academic societies will share focused subjects regarding the knowledge required in
the society, the way of research development, risk managements, and ethics, and the process of policy
making in industry and the government. The course aims to widen the students' perspectives on the study,
research, and their own future, supporting the students' carrier designs. The course provides students
with a lot of opportunities to participate in discussions, so that they can realize the importance of
communication through the bidirectional lectures.)
LST.A414 生命理工学フロンティア第一 (LST Frontier Seminar 1)
1~2Q
1-0-0
未定
生命理工学に関連した特定の分野を設定し,その分野で顕著な研究成果をあげている研究者数名を非常勤講師
として招聘し,その専門分野の背景・基礎から最新の研究データまでを講義する。本講義は,受講生がホットな
研究領域の最先端に触れてその知識を吸収するとともに,その知識を自分自身の研究に活かしたり研究のモチベ
ーションとできるようになることをねらいとする。
(In this course, students take lectures given by scientists invited from outside of the university and
are currently producing results in the field of Life Science and Technology. Lectures start with the
background/basis of the research topics and end up with the cutting edge. This course aims at helping
students absorb the knowledge on hot research topics as well as apply the knowledge to their own research
projects.)
LST.A415 生命理工学フロンティア第二 (LST Frontier Seminar 2)
3~4Q
1-0-0
未定
生命理工学に関連した特定の分野を設定し,その分野で顕著な研究成果をあげている研究者数名を非常勤講師
として招聘し,その専門分野の背景・基礎から最新の研究データまでを講義する。本講義は,受講生がホットな
研究領域の最先端に触れてその知識を吸収するとともに,その知識を自分自身の研究に活かしたり研究のモチベ
ーションとできるようになることをねらいとする。
(In this course, students take lectures given by scientists invited from outside of the university and
-6-
are currently producing results in the field of Life Science and Technology. Lectures start with the
background/basis of the research topics and end up with the cutting edge. This course aims at helping
students absorb the knowledge on hot research topics as well as apply the knowledge to their own research
projects.)
LST.A416 バイオアカデミックライティング第一 (LST Academic Writing 1)
1~2Q
2-0-0
中村
聡
教授(Nakamura Satoshi)餌取
師(非常勤)(Yuri Shinko) 青山
大石
章男 講師(非常勤)(Etori Akio)由利 伸子 講
聖子 講師(非常勤)(Aoyama Seiko)佐藤
かおり 講師(非常勤)(Ohishi Kaori)池田
成美 講師(非常勤)(Satoh Narumi)
亜希子 講師(非常勤)(Ikeda Akiko)
本講義では,書くことを職業としてきた講師陣が,その経験をもとにさまざまな場面における「書いて伝える」
を教授する。授業では,クラスメイトと話し合ったり文章を書いたりといった実践的な課題をできる限り行い,
将来,研究者や企業人として求められる『日本語表現力』を育てる。
母国語力は,その人の考える力やコミュニケーション能力を支える基礎学力だといわれる。そこで,「自分は
日本語を使いこなしているだろうか」と問い直してみてほしい。言葉の大きな役割の1つに,「自分の考えを他
者に伝える」ことが挙げられる。たとえば,自分のやりたいことを進めるために,他者の理解を得なければなら
ない場面は実に多い。そこでは「自分の考えを的確に伝えられるか」が鍵になる。本講義では,「自分の考えを
他者に的確に伝えられるようになる」ことを目標にして日本語表現力の育成を図る。長い目で見れば,本授業に
おける日本語表現力の向上が,他者が伝えようとしていることを汲み取る力や,自分の専門分野をより深く考え
る力へとつながることを期待している。
(At this course, professional science writers give lectures about the expression based on their
experience. Talking with classmates and writing articles bring up students' power of expression in
Japanese which is necessary in the future.
Language ability is related to our thinking faculty and communication skills. If someone has a chance
to carry out a project, they need to persuade their project members. This course aims to bring up students'
power of expression. This power helps students to understand what others want to express or to think
deeply about their specialty.)
LST.A417 Advanced Bioscience and Biotechnology (Tsinghua University) (生命理工学概論(清華大学))
1~2Q
2-0-0
毎年英語 田川
陽一 准教授 (Tagawa Yoh-ichi) 梶原
将 教授 (Kajiwara Susumu)
Advanced Bioscience and Biotechnology (Tsinghua University) is for students of Tokyo Tech-Tsinghua Joint
Graduate Program. The series of lectures will be open in Tsinghua of Beijing. Through the introduction
of research subject of two universities, students acquire knowledge how to create novel research subject,
designing of research process, and evaluation of results produced from the process. In addition to these
objectives, students get motivation to seek or reach the truth and contribute knowledge to society.
(生命理工学概論(清華大学)は清華大-東工大大学院合同プログラムバイオコースに所属する学生が中国の清華
大学で受講する科目である。東工大および清華大教員の研究紹介を通し,研究テーマの探索方法,実験のデザイ
ニングと結果の評価方法を教授する。また研究を通して真理を探究する意欲と生命理工学を通して社会に貢献す
る意欲を惹起する。)
LST.B401 修士論文研究計画論第一 (MS Qualifying Presentation 1)
2Q
0-1-0
各教員
修士論文研究の背景,目的,進捗状況,そして修士論文の作成までに行う予定の研究方針・計画を簡潔に文章
にまとめ,レポートとして提出する。本科目は,修士論文研究の目的を達成するために必要となる研究計画を自
分自身で熟考し,それを研究の背景,目的,進捗状況とともに簡潔に文章にまとめる能力を修得させることをね
らいとする。
-7-
(In this course, students prepare reports describing the future plan as well as the background, aim,
and progress of the research projects in the master's thesis. The aims of this course are to help students
acquire the competency to consider the research plan required for the accomplishment of the research
aim as well as to describe the research background, aim, progress, and future plan concisely.)
LST.B401 修士論文研究計画論第一 (MS Qualifying Presentation 1)
4Q
0-1-0
各教員
修士論文研究の背景,目的,進捗状況,そして修士論文の作成までに行う予定の研究方針・計画を簡潔に文章
にまとめ,レポートとして提出する。本科目は,修士論文研究の目的を達成するために必要となる研究計画を自
分自身で熟考し,それを研究の背景,目的,進捗状況とともに簡潔に文章にまとめる能力を修得させることをね
らいとする。
(In this course, students prepare reports describing the future plan as well as the background, aim,
and progress of the research projects in the master's thesis. The aims of this course are to help students
acquire the competency to consider the research plan required for the accomplishment of the research
aim as well as to describe the research background, aim, progress, and future plan concisely.)
LST.B402 修士論文研究計画論第二 (MS Qualifying Presentation 2)
2Q
0-1-0
各教員
修士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画をポスター発表する。本科
目は,修士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的とともにポスター・プレ
ゼンテーションする能力を修得させること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバック
を受けて今後の修士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform poster presentation on the progress, together with the background,
aim, discussion, and future plan, of their research projects in the master's thesis. The aims of this
course are to provide the instructors' feedback to students who present the progress of their research
projects as well as to help students acquire the ability to present their research projects clearly.)
LST.B402 修士論文研究計画論第二 (MS Qualifying Presentation 2)
4Q
0-1-0
各教員
修士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画をポスター発表する。本科
目は,修士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的とともにポスター・プレ
ゼンテーションする能力を修得させること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバック
を受けて今後の修士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform poster presentation on the progress, together with the background,
aim, discussion, and future plan, of their research projects in the master's thesis. The aims of this
course are to provide the instructors' feedback to students who present the progress of their research
projects as well as to help students acquire the ability to present their research projects clearly.)
LST.B403 特別研究プロジェクト (LST Directed Laboratory Work)
3~4Q
0-0-2
各教員
所属研究室以外の希望研究室に配属され、配属先教員の指導により短期間(1
2 週間)の課題研究を実施す
る。配属研究室の教員やメンバーと密に交流しつつ、問題解決に対して自らの修士論文研究とは異なるアプロー
チや実験手法を学ぶ。この授業を通して得られる経験は、その後の修士論文研究に対する新しい視点や実験戦略
の想起や、広い視野をもった理工系研究者の養成につながることが期待される。
(Each student carries out a short-term (1
2 weeks) research project in a laboratory which he/she chooses
-8-
(excluding the lab for master degree research project). Through interaction with the supervisor and
members in the host lab, this course aims at learning different ways of thinking in performing research
and/or new experimental methods. Experiences acquired in this course are expected to provide fresh ideas
on research strategy of his/her own master degree research project, and eventually lead to cultivation
of researchers with a broad spectrum of viewpoint.)
LST.B403 特別研究プロジェクト (LST Directed Laboratory Work)
1~2Q
0-0-2
各教員
所属研究室以外の希望研究室に配属され、配属先教員の指導により短期間(1
2 週間)の課題研究を実施す
る。配属研究室の教員やメンバーと密に交流しつつ、問題解決に対して自らの修士論文研究とは異なるアプロー
チや実験手法を学ぶ。この授業を通して得られる経験は、その後の修士論文研究に対する新しい視点や実験戦略
の想起や、広い視野をもった理工系研究者の養成につながることが期待される。
(Each student carries out a short-term (1
2 weeks) research project in a laboratory which he/she chooses
(excluding the lab for master degree research project). Through interaction with the supervisor and
members in the host lab, this course aims at learning different ways of thinking in performing research
and/or new experimental methods. Experiences acquired in this course are expected to provide fresh ideas
on research strategy of his/her own master degree research project, and eventually lead to cultivation
of researchers with a broad spectrum of viewpoint.)
LST.Z491 生命理工学講究 S1 (LST Seminar S1)
1~2Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員より与えられた研究課題(もしくは指導教員と協議して決定した研究課題)を中心に,専門
知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。
この過程で先行研究の調査やデータの取得・解析手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作
成や発表,質疑,討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,専門力を向上させるとともに,社会で必要とされる能力を身につけることが期待される。
生命理工学講究 S1,同 F1,同 S2,同 F2 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are suggested by the academic
supervisor (or those decided through discussions between students and academic supervisors). The students
will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in
academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process
are not only to develop the students’ skills in such areas as literature search and techniques for data
collection and analysis, but also to acquire comprehension skills, linguistic proficiency, the ability
to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S1, F1, S2, and F2 in this order.)
LST.Z492 生命理工学講究 F1 (LST Seminar F1)
-9-
3~4Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員より与えられた研究課題(もしくは指導教員と協議して決定した研究課題)を中心に,専門
知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。
この過程で先行研究の調査やデータの取得・解析手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作
成や発表,質疑,討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,専門力を向上させるとともに,社会で必要とされる能力を身につけることが期待される。
生命理工学講究 S1,同 F1,同 S2,同 F2 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are suggested by the academic
supervisor (or those decided through discussions between students and academic supervisors). The students
will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in
academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process
are not only to develop the students’ skills in such areas as literature search and techniques for data
collection and analysis, but also to acquire comprehension skills, linguistic proficiency, the ability
to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S1, F1, S2, and F2 in this order.)
LST.A501 Biomolecular Analysis (生体分子計測)
1Q
2-0-0
毎年英語 藤井
正明 教授 (Fujii Masaaki) 大谷
准教授 (Osada Toshiya) 酒井
弘之 准教授 (Ohtani Hiroyuki) 長田
俊哉
誠 准教授 (Sakai Makoto)
This course is organized into four parts. The first part of the course deals with an AFM (atomic force
microscopy). The AFM has become a powerful tool to study biological samples not only for imaging at the
molecular level but also for measuring their mechanical properties. The course begins with basic study
of AFM and then goes to applications of AFM to the study of the biological materials. The second part
is to be announced in the class. The third part describes the vibrational spectroscopy. It includes quantum
chemical description of molecular vibrations, normal modes, principle and setup of infrared spectroscopy
and Raman scattering, and their examples of several important molecules such as benzenes. The vibrational
relaxation will also be shown with examples. The fourth part deals with a super-resolution microscopy
(SRM) using 2-color laser spectroscopy. Due to the diffraction of light, the resolution of conventional
laser (light) microscopy is limited, and is almost the same as a wavelength of light. The lecture begins
with the principle of SRM beyond the diffraction limit by using 2-color laser spectroscopy, and then
goes to the applications of SRM to the observation of biological samples including living cells.
(原子間力顕微鏡は液中での観察が可能なことから生体分子への応用が期待されている。探針が試料表面に直接
接触することから生体分子の観察だけでなく,分子間相互作用を調べたり,1分子操作などが可能である。この
顕微鏡の原理や測定法について概説する(長田)。Schrödinger 方程式の解である分子の状態とその状態に固有
のエネルギーの説明をする。分子の電子状態と振動状態を波動関数を用いて記述し,状態間遷移の確率を式で表
現する。光子の吸収,放出を伴う遷移の具体的な取り扱いを可視紫外,赤外,ラマン効果といった測定手法と対
応づけて解説する(大谷・藤井・酒井)。また,レーザーの原理と種々のレーザーの発振原理と特性を解説し,レ
- 10 -
ーザー特有の測定方法に関して概説する(藤井・酒井)。)
LST.A502 Science of Biological Resources (生物資源科学)
1Q
2-0-0
毎年英語 太田
啓之 教授 (Ohta Hiroyuki) 田中
(Nakashima Nobutaka) 増田
真二 准教授 (Masuda Shinji)
寛 教授 (Tanaka Kan) 中島
今村
信孝 准教授
壮輔 准教授 (Imamura Sousuke)
This course focuses on basics required for utilizing natural resources for sustainable future life.
Specifically, the students will study basics and applied science on photosynthetic organisms such as
algae and higher plants. The topics will include photosynthetic light-energy conversion mechanism,
photosynthetic light-signal transduction mechanisms, evolutional mechanisms of photosynthesis and
photosynthetic organisms on the earth, mechanisms of symbiosis establishing chloroplasts, and mechanisms
of nutrient-sensing system in photosynthetic organisms. Students will experience how photosynthesis is
important for sustainable energy provision for life on the earth.
(生物およびその生産物の資源化を目標として,またその可能性を理解することを目的として植物および微生物
を題材として基礎科学から応用科学まで広範囲に俯瞰して学習する。具体的には,地球における生命活動に必要
なエネルギー供給を支える光合成に着目し,光合成におけるエネルギー変換の分子機構,光合成生物における光
シグナル認識の分子機構,光合成生物の進化,細胞内共生による植物細胞の確立,光合成生物の栄養応答の分子
機構といった基礎知識の修得を目指す。これを踏まえ,藻類をはじめとした光合成生物を利用したバイオ燃料産
生の可能性,その研究の現状を概説する。この講義を通じて,今後の地球規模の課題をクリアーする上で必要と
なる知識,考え方を是非身につけてほしい。)
LST.A503 Environmental Microbiology (環境微生物学)
2Q
2-0-0
毎年英語 丹治
授 (Wachi Masaaki) 本郷
保典 教授 (Tanji Yasunori) 中村
聡 教授 (Nakamura Satoshi) 和地
正明 教
裕一 教授 (Hongoh Yuichi)
Microorganisms living on earth are involved in the circulation of mass and energy on earth. Microorganisms
express their own unique characteristics and functions depending on their environmental habitats,
including natural environment, extreme environment, internal environment of animals. Prof. Tanji
provides analytical methods of microbial flora in environments and its practical application. Prof.
Nakamura provides extemophiles and structures and functions of enzymes produced by extremophiles. Prof.
Wachi provides isolation and identification of soil microbes, and its application, including screening
of antibiotics and bioremediation. Prof. Hongoh provides metagenomics and single-cell genomics of
uncultured microbes.
(地球上には様々な微生物が存在し,物質とエネルギーの循環に関わっている。微生物の機能は,それが生育す
る環境によって発現形態と関与する因子が異なる。本講義で取り上げる環境には一般の自然環境に加え,極限環
境や動物の生体内環境も含む。丹治は環境に関わる無数ともいえる種で構成される微生物叢の解析手法と例,お
よび工学的応用に関し教授する。中村は極限環境に生育する微生物(極限環境微生物)の生態と極限環境適応機
構,さらには極限環境微生物が生産するタンパク質の構造と機能について教授する。和地は土壌中に生息する微
生物の分離と同定法,土壌微生物の有効利用,特に抗生物質の探索や微生物を利用した環境浄化,農業利用につ
いて教授する。本郷は環境中の難培養微生物群集を対象としたメタゲノム解析や 1 細胞ゲノム解析などの研究手
法を,腸内微生物を主な題材として教授する。)
LST.A504 Medical Biotechnology (医用生物工学)
2Q
2-0-0
毎年英語 近藤
(Nishiyama Nobuhiro) 小倉
科江 教授 (Kondoh Shinae) 梶原
将 教授 (Kajiwara Susumu) 西山
俊一郎 准教授 (Ogura Shun-ichiro)
栁田
伸宏 教授
保子 准教授 (Yanagida Yasuko)
Medical biotechnology is a branch engineering to perform technology development to make use of for medical
field by using a biotechnological technique. The field for the medicine to apply lasts for the diverse
- 11 -
field where various illness including cancer or an infectious disease. Topics covered in this course
include the following: basics on developing materials, diagnosis technology, regenerative medicine, a
drug delivery system, biosensing system and cancer therapy. This course provides the biotechnological
basics to apply biomaterials from the viewpoint of pharmacokinetics. Furthermore, this course shows the
application from the basics of drug delivery system. In addition, this course shows the basics of
biosensing technology and introduces the applied examples such as infectious diseases and cancer.
(「医用生物工学」は,生物工学の技術を利用することによって医用に役立てる技術開発を行うための工学体系
である。応用する医用分野は,がんをはじめとする様々な疾病から感染症に至る多岐の分野にわたる。講義では
人に応用する材料や技術を開発する上での基礎を学ぶとともに,バイオセンシング・イメージング・バイオマー
カーなどを用いた疾患診断技術や,再生医療・ドラックデリバリーシステム・がん治療などの技術開発を教授す
る。最初に医用に応用するための生物工学の基礎を概観し,生物工学材料の求められる性質を体内動態の観点か
ら教授する。さらにドラッグデリバリーシステムの基礎から応用までを教授する。また,生物工学分野で重要な
バイオセンシング技術の基礎を教授し,感染症などの応用例を紹介する。これらの技術の応用として,がんの診
断法・治療法を概観し,現在の最前線の生物工学を教授する。)
LST.A505 バイオアカデミックライティング第二 (LST Academic Writing 2)
1~2Q
2-0-0
毎年英語
Takeuchi Craig Stacy 講師
Expository writing や Academic writing とは,議論対象のトピックに関する知識を持たない読者に対して,
そのトピックを説明したり伝えたり分析したりするために用いられる作文の一形態である。現在,Expository
writing は研究のみならず一般社会で幅広く用いられている。将来社会に出ると職業上,無数の説明的な記事や
レポートの執筆を求められることになるだろう。本科目では,どうすれば文法的に正確で,一貫性と論理性があ
る英語の文章を組み立てることができるようになるのか,学生が理解できるよう講師が手助けする。講師は研究
機関や製薬業界において研究ならびに論文・特許執筆の経験が豊富な英語のネイティブスピーカーである。授業
は少人数制であり,チャレンジングだがリラックスした雰囲気で行われる。個人授業に近い環境で,学生 1 人 1
人に対して多くの関心を払い,サポートを与える。本科目のねらいは,研究上のトピックやその他の関心あるト
ピックについて,文法的に正確で一貫性と論理性がある英語の文章を学生が組み立てられるようにすることであ
る。
(Expository writing or academic writing is a type of writing that is used to explain, inform, or analyze
to those who do not have prior knowledge of the topic that is being discussed. Nowadays expository writing
is widely used not only in research but also in society. Throughout one's academic and professional career,
he or she will be called on to write countless expository articles and reports. In this course, the
instructor will help students learn how to build grammatically correct and coherent, logical texts on
a given topic in English. The instructor is a native English speaker with a lot of experience in research
and writing papers and patents at academic institutions and in the pharmaceutical industry. The class
will be challenging but relaxed in a small class setting. A semi-private lesson allows for a high level
of personal attention and support from the instructor. The aim of this course is to help students learn
how to write grammatically correct and coherent, logical texts on research topics or any other topics
of interest.)
LST.A506 生命理工学フロンティア第三 (LST Frontier Seminar 3)
1~2Q
1-0-0
未定
生命理工学に関連した特定の分野を設定し,その分野で顕著な研究成果をあげている研究者数名を非常勤講師
として招聘し,その専門分野の背景・基礎から最新の研究データまでを講義する。本講義は,受講生がホットな
研究領域の最先端に触れてその知識を吸収するとともに,その知識を自分自身の研究に活かしたり研究のモチベ
ーションとできるようになることをねらいとする。
- 12 -
(In this course, students take lectures given by scientists invited from outside of the university and
are currently producing results in the field of Life Science and Technology. Lectures start with the
background/basis of the research topics and end up with the cutting edge. This course aims at helping
students absorb the knowledge on hot research topics as well as apply the knowledge to their own research
projects.)
LST.A507 生命理工学フロンティア第四 (LST Frontier Seminar 4)
3~4Q
1-0-0
未定
生命理工学に関連した特定の分野を設定し,その分野で顕著な研究成果をあげている研究者数名を非常勤講師
として招聘し,その専門分野の背景・基礎から最新の研究データまでを講義する。本講義は,受講生がホットな
研究領域の最先端に触れてその知識を吸収するとともに,その知識を自分自身の研究に活かしたり研究のモチベ
ーションとできるようになることをねらいとする。
(In this course, students take lectures given by scientists invited from outside of the university and
are currently producing results in the field of Life Science and Technology. Lectures start with the
background/basis of the research topics and end up with the cutting edge. This course aims at helping
students absorb the knowledge on hot research topics as well as apply the knowledge to their own research
projects.)
LST.C501 修士インターンシップ第一 (MS Internship 1)
1Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C501 修士インターンシップ第一 (MS Internship 1)
2Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C501 修士インターンシップ第一 (MS Internship 1)
3Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C501 修士インターンシップ第一 (MS Internship 1)
4Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
- 13 -
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C502 修士インターンシップ第二 (MS Internship 2)
1Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C502 修士インターンシップ第二 (MS Internship 2)
2Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C502 修士インターンシップ第二 (MS Internship 2)
3Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C502 修士インターンシップ第二 (MS Internship 2)
4Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C503 修士インターンシップ第三 (MS Internship 3)
1~2Q
0-4-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 2 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
- 14 -
LST.C503 修士インターンシップ第三 (MS Internship 3)
3~4Q
0-4-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 2 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
LST.C504 修士インターンシップ第四 (MS Internship 4)
1~4Q
0-6-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において6ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 6 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
LST.C506 Overseas Research Training 1 (Tsinghua University)(バイオ派遣研修第一(清華大学))
1~2Q
0-1-0
毎年英語
各教員
東工大-清華大合同大学院プログラムにおいて,清華大への留学期間に中国国内の大学等で開催される学術セ
ミナーやシンポジウムについて,科学的な側面からまとめた英語のレポートを作成することで,異文化での科学
技術および科学技術に関する教育を理解し,国際的な学術のキャリアの蓄積を行う。合計3日間,学術セミナー
やシンポジウムに参加し,それぞれについてレポートを提出する。各指導教員がレポートの評価を行い,単位を
与える。
(This course is open for students in the Tokyo Tech-Tsinghua University Joint Graduate Program. In this
course, students attend seminars and symposia in Chinese universities for a total of 3 days, and submit
reports for each seminar/symposia from a scientific point of view in English. The aims of this course
are to understand science and technology in different countries and develop international academic
career.)
LST.C507 Overseas Research Training 2 (Tsinghua University)(バイオ派遣研修第二(清華大学))
3~4Q
0-1-0
毎年英語
各教員
東工大-清華大合同大学院プログラムにおいて,清華大への留学期間に中国国内の大学等で開催される学術セ
ミナーやシンポジウムについて,科学的な側面からまとめた英語のレポートを作成することで,異文化での科学
技術および科学技術に関する教育を理解し,国際的な学術のキャリアの蓄積を行う。合計3日間,学術セミナー
やシンポジウムに参加し,それぞれについてレポートを提出する。各指導教員がレポートの評価を行い,単位を
与える。
(This course is open for students in the Tokyo Tech-Tsinghua University Joint Graduate Program. In this
course, students attend seminars and symposia in Chinese universities for a total of 3 days, and submit
reports for each seminar/symposia from a scientific point of view in English. The aims of this course
are to understand science and technology in different countries and develop international academic
career.)
- 15 -
LST.Z591 生命理工学講究 S2 (LST Seminar S2)
1~2Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員より与えられた研究課題(もしくは指導教員と協議して決定した研究課題)を中心に,専門
知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。
この過程で先行研究の調査やデータの取得・解析手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作
成や発表,質疑,討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,専門力を向上させるとともに,社会で必要とされる能力を身につけることが期待される。
生命理工学講究 S1,同 F1,同 S2,同 F2 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are suggested by the academic
supervisor (or those decided through discussions between students and academic supervisors). The students
will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in
academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process
are not only to develop the students’ skills in such areas as literature search and techniques for data
collection and analysis, but also to acquire comprehension skills, linguistic proficiency, the ability
to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S1, F1, S2, and F2 in this order.)
LST.Z592 生命理工学講究 F2 (LST Seminar F2)
3~4Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員より与えられた研究課題(もしくは指導教員と協議して決定した研究課題)を中心に,専門
知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。
この過程で先行研究の調査やデータの取得・解析手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作
成や発表,質疑,討論技術について修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,専門力を向上させるとともに,社会で必要とされる能力を身につけることが期待される。
生命理工学講究 S1,同 F1,同 S2,同 F2 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are suggested by the academic
supervisor (or those decided through discussions between students and academic supervisors). The students
will incorporate this knowledge into their own research themes to carry out research, participate in
academic discussions, and give presentations of their findings. The aims of the abovementioned process
are not only to develop the students’ skills in such areas as literature search and techniques for data
collection and analysis, but also to acquire comprehension skills, linguistic proficiency, the ability
to present ideas and arguments effectively in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
- 16 -
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S1, F1, S2, and F2 in this order.)
LST.B601 博士論文研究計画論第一 (PhD Qualifying Presentation 1)
2Q
0-2-0
各教員
博士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画を口頭発表する。本科目は,
博士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的とともに口頭でプレゼンテーシ
ョンする能力を修得すること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバックを受けて今後
の博士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform oral presentation on the progress, together with the background, aim,
discussion, and future plan, of their research projects in the doctoral thesis. The aims of this course
are to take the instructors' feedback on their research projects as well as to acquire the competency
to present the research projects clearly.)
LST.B601 博士論文研究計画論第一 (PhD Qualifying Presentation 1)
4Q
0-2-0
各教員
博士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画を口頭発表する。本科目は,
博士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的とともに口頭でプレゼンテーシ
ョンする能力を修得すること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバックを受けて今後
の博士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform oral presentation on the progress, together with the background, aim,
discussion, and future plan, of their research projects in the doctoral thesis. The aims of this course
are to take the instructors' feedback on their research projects as well as to acquire the competency
to present the research projects clearly.)
LST.B602 博士論文研究計画論第二 (PhD Qualifying Presentation 2)
2Q
0-2-0
各教員
博士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画を口頭発表する。本科目は,
博士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的,進捗状況とともに口頭でプレ
ゼンテーションする能力を修得させること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバック
を受けて今後の博士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform oral presentation on the progress, together with the background, aim,
discussion, and future plan, of their research projects in the doctoral thesis. The aims of this course
are to take the instructors' feedback on their research projects as well as to acquire the competency
to present the research projects clearly.)
LST.B602 博士論文研究計画論第二 (PhD Qualifying Presentation 2)
4Q
0-2-0
各教員
博士論文研究の背景,目的,進捗状況とそれに対する考察,そして今後の研究計画を口頭発表する。本科目は,
博士論文研究の進捗と今後の計画を自分自身でまとめ,それを研究の背景,目的,進捗状況とともに口頭でプレ
ゼンテーションする能力を修得させること,およびそれに対して指導教員以外の複数の教員からフィードバック
を受けて今後の博士論文研究に活かすことをねらいとする。
(In this course, students perform oral presentation on the progress, together with the background, aim,
- 17 -
discussion, and future plan, of their research projects in the doctoral thesis. The aims of this course
are to take the instructors' feedback on their research projects as well as to acquire the competency
to present the research projects clearly.)
LST.B603 バイオリーダー実践第一 (LST Bioleader Training 1)
1~4Q
0-2-0
各教員
「研究プロジェクト」「学士特定課題研究」「学士特定課題プロジェクト」「特別研究プロジェクト」等で研
究室を短期訪問する学士課程や修士課程の学生あるいは短期留学生に対し,研究室内での実験指導を行う。本科
目の受講生が留学生の場合,あるいは訪問学生が留学生である場合,英語で行うこともある。本科目は「教える
ことは最大の学びである」との考えに立ち,学生に対する生命理工学分野の実験指導を行うことにより,実験技
術とそのトラブルシューティング能力,研究の進め方と問題解決に取り組む力,さらには研究上のコミュニケー
ション能力を養成することをねらいとする。
(In this course, students instruct short-term visiting students in laboratory experiments. The visiting
students include, but are not restricted to, those in the courses of “Kenkyu Project”, “Gakushi Tokutei
Kadai Kenkyu”, “Gakushi Tokutei Kadai Project”, and “Life Science and Technology Directed Laboratory
Work”. In case foreign students have difficulty in communicating in Japanese, this course will be held
in English. Based on the idea that teaching is the best way of learning, this course aims at helping
students acquire the competency to solve problems in conducting experiments and research projects as
well as to communicate with others in research.)
LST.B604 バイオリーダー実践第二 (LST Bioleader Training 2)
1~4Q
0-2-0
各教員
「研究プロジェクト」「学士特定課題研究」「学士特定課題プロジェクト」「特別研究プロジェクト」等で研
究室を短期訪問する学士課程や修士課程の学生あるいは短期留学生に対し,研究室内での実験指導を行う。本科
目の受講生が留学生の場合,あるいは訪問学生が留学生である場合,英語で行うこともある。本科目は「教える
ことは最大の学びである」との考えに立ち,学生に対する生命理工学分野の実験指導を行うことにより,実験技
術とそのトラブルシューティング能力,研究の進め方と問題解決に取り組む力,さらには研究上のコミュニケー
ション能力を養成することをねらいとする。
(In this course, students instruct short-term visiting students in laboratory experiments. The visiting
students include, but are not restricted to, those in the courses of “Kenkyu Project”, “Gakushi Tokutei
Kadai Kenkyu”, “Gakushi Tokutei Kadai Project”, and “Life Science and Technology Directed Laboratory
Work”. In case foreign students have difficulty in communicating in Japanese, this course will be held
in English. Based on the idea that teaching is the best way of learning, this course aims at helping
students acquire the competency to solve problems in conducting experiments and research projects as
well as to communicate with others in research.)
LST.C601 博士インターンシップ第一 (PhD Internship 1)
1Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C601 博士インターンシップ第一 (PhD Internship 1)
- 18 -
2Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C601 博士インターンシップ第一 (PhD Internship 1)
3Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C601 博士インターンシップ第一 (PhD Internship 1)
4Q
0-1-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において1週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 1 week, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C602 博士インターンシップ第二 (PhD Internship 2)
1Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C602 博士インターンシップ第二 (PhD Internship 2)
2Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C602 博士インターンシップ第二 (PhD Internship 2)
3Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
- 19 -
perspective in science and technology.)
LST.C602 博士インターンシップ第二 (PhD Internship 2)
4Q
0-2-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2週間程度の研究や業務の見学・体験学習を
行うことにより,広い視野をもった理工系人材を養成することをねらいとする。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for approximately 2 weeks, students acquire a broad
perspective in science and technology.)
LST.C603 博士インターンシップ第三 (PhD Internship 3)
1~2Q
0-4-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 2 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
LST.C603 博士インターンシップ第三 (PhD Internship 3)
3~4Q
0-4-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において2ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 2 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
LST.C604 博士インターンシップ第四 (PhD Internship 4)
1~4Q
0-6-0
各教員
海外の大学・研究所・企業あるいは国内の研究所・企業において6ヶ月以上の研究等の体験学習を行うことに
より,広い視野・コミュニケーション力・リーダーシップを兼ね備えた理工系人材を養成することをねらいとす
る。
(By experiencing research or engineering in oversea universities, research institutes, and industries
or in domestic research institutes and industries for more than 6 months, students acquire a broad
perspective, high communication skills, and leadership in science and technology.)
LST.C605 企業実習 (Career Development in Industry)
1~2Q
0-0-4
各教員
社会人大学院プログラムの学生のための教育プログラムである。実社会での仕事体験を通して,大学で学んだ
知識や理論をビジネス環境での実践的応用や技術開発に結びつけていくためのノウハウを学ぶ。
(This course is for students in the Graduate Program for Working Adults only. Through real work experiences
in industries, this internship course aims at enabling students to integrate knowledge and theory learned
in academic courses with practical application and technology development in professional business
settings.)
- 20 -
LST.C605 企業実習 (Career Development in Industry)
3~4Q
0-0-4
各教員
社会人大学院プログラムの学生のための教育プログラムである。実社会での仕事体験を通して,大学で学んだ
知識や理論をビジネス環境での実践的応用や技術開発に結びつけていくためのノウハウを学ぶ。
(This course is for students in the Graduate Program for Working Adults only. Through real work experiences
in industries, this internship course aims at enabling students to integrate knowledge and theory learned
in academic courses with practical application and technology development in professional business
settings.)
LST.Z691 生命理工学講究 S3 (LST Seminar S3)
1~2Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
LST.Z692 生命理工学講究 F3 (LST Seminar F3)
3~4Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
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創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
LST.Z693 生命理工学講究 S4 (LST Seminar S4)
1~2Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
LST.Z694 生命理工学講究 F4 (LST Seminar F4)
3~4Q
0-0-2
各教員
- 22 -
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
LST.Z695 生命理工学講究 S5 (LST Seminar S5)
1~2Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
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to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
LST.Z696 生命理工学講究 F5 (LST Seminar F5)
3~4Q
0-0-2
各教員
受講生は指導教員と協議して決定した研究課題を中心に,専門知識とその周辺基礎知識を修得し,これらを自
らのテーマに取り入れて研究し,討論し,まとめて発表を行う。この過程で先行研究の調査・分析手法,データ
取得・解析・評価手法などに習熟するとともに,理解力と語学力の養成,論文作成や発表,質疑,討論技術につ
いて修得を図る。
本学の大学院教育は,体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪
としている。講究は研究室教育の中核科目であり,能動的学修が強く求められている。一連の講究を受講し,研
究活動を進める過程で,高度な専門力を修得するとともに,社会で必要とされる幅広い専門学力,課題解決力,
創造力,コミュニケーション力を身につけることが期待される。生命理工学講究 S3,同 F3,同 S4,同 F4,同
S5,同 F5 をこの順番に履修すること。
(This course is designed to give students specialist knowledge in their field of study as well as basic
knowledge in a broader area, with a focus on research assignments that are decided through discussions
between students and academic supervisors. The students will incorporate this knowledge into their own
research themes to carry out research, participate in academic discussions, and give presentations of
their findings. The aims of the abovementioned process are not only to develop the students’ skills in
such areas as literature search and techniques for data collection and analysis, but also to acquire
comprehension skills, linguistic proficiency, the ability to present ideas and arguments effectively
in academic writing and through discussions.
Graduate education at Tokyo Tech is comprised of coursework education based on a structured curriculum
and laboratory work characterized by individualized instruction. Research Seminar courses are central
to the laboratory-based education, and active learning is strongly encouraged. By enrolling in Research
Seminar courses and pursuing research activities, students are expected to develop expertise in their
field of study and gain skills that are sought after by society. Students need to enroll LST Seminar
S3, F3, S4, F4, S5, and F5 in this order.)
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