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2006年度事業報告書 - JHP・学校をつくる会

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2006年度事業報告書 - JHP・学校をつくる会
第一号議案 2006(平成 18)年度事業報告及び収支決算について
特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会(認定NPO)
2006年度事業報告書
(2006.4.1∼2007.3.31)
校舎も楽器も音楽教科書も、JHPの支援はカンボジアのこどもたちにしっかり届いています!
目
次
●はじめに・・・・・・・・・・・2
●各種事業の報告
1.学校建設事業・・・・・・・・4
2.教育支援事業・・・・・・・・7
3.ボランティア派遣事業・・・・
4.啓蒙活動︵広報啓発︶事業・・
●組織運営に関する報告
1.財源確保・・・・・・・・・・
2.協力団体との提携・・・・・・
3.各種会議・・・・・・・・・・
4.体制・・・・・・・・・・・・
●付属資料・・・・・・・・・・・
●会計に関する報告
1.2006年度収支計算書・・・
2.2006年度貸借対照表・・・
3.2006年度財産目録・・・・
4.監査報告書・・・・・・・・・
14 13
19 17
20
21
22
29 28 27
30
●はじめに
1993年秋に カ「ンボジアのこどもに学校をつ
くる会 と」して発足した当会は、2006年9月で
14年目に入りました。1年で1校を目標にはじま
った学校建設は、2007年度に向けた着工分を含
めると180校舎を超えています。
2004年1月1日付けで19番目の認定 NPO
法人として認定され、この結果、当会への寄付金は
安定し、寄付件数は前年度よりも増加しました。ま
た、当会の活動を支援くださる方には、寄付金控除
また、教師養成のためのワークショップとフォロー
アッププログラムを展開した結果、34人の教師が
修了し卒業に到り、参加した多くの先生の学校では
音楽授業が開始されています。その結果、音楽授業
を行っている学校は11校増え合計87校になりま
した。また、音楽教育の成果披露の場として、3回
目となる音楽コンテストを開催しました。今年度は、
過去最高の74校が参加し、予選は6地域で7回実
施しました。各学校は練習を重ね、日頃の成果を存
分に発揮する事ができました。そして、他校との競
争の中で新たな目標を見出し、今後の授業やコンテ
ス トの 充実へ と繋が る機 会を持 つこと がで きま し
た。
美術教育支援では、教員対象美術ワークショップ
に28人が参加しました。これにより、当会でトレ
ーニングをうけて、絵画授業を行っている学校は
60校になりました。また、6地域で開かれた第5
回絵画展には、日本の子どもたちの作品も含めて、
78校2584作品が集まり、期間中1万7473
人が来場しました。
このように、音楽や美術教育に対する関心は年々
高まりを示しています。マーチングバンドも小・中
学生90人が参加し、カンボジア各地のセレモニー
等で演奏を披露しました。同時に、日本の専門家に
よる短期講習会︵4年目︶を実施し、技術の向上に
努めています。
また、音楽・美術事業で活用する学用品は、国内
2
の特典により、負担を軽くすることが出来ました。
2006年度の事業は、学校建設、教育支援、ボ
ランティア派遣、啓蒙活動︵広報啓発︶事業ともに、
事業方針として掲げた10項目に沿って、順調に事
業を展開することができました。
学校建設事業では、今年度は25棟119教室を
数えました。内訳は小学校18棟87室、中学校7
棟32室︵うち1棟は音楽棟︶となりました。受益
者の数は、生徒19858名、教師614名となり、
当会が目的とする教育環境の改善に貢献すること
ができました。
音楽教育支援では、2006年9月にカンボジア
では初めてとなる生徒用の教科書が完成しました。
社会の発展と自立は基礎教育の充実から
子どもたちも「できることから」お手伝い
で広く募集し、特に、鍵盤ハーモニカは1279台
プノンペン事務所での啓蒙︵広報啓発︶事業とし
て欠かせない受け入れ業務については、昨年とほぼ
カ ンボ ジアを 訪問し たい という 支援者 は相 変わ ら
を集めることができました。
孤児院支援事業では、当初16人でスタートした
ず多く、その期待に十分応えることができました。
同数の259人を対応。当会の活動を通じて、直接
子どもの数が47人になりました。6月には、増員
その結果、学校での成績優秀者も多く、シンガポー
され、のびのびと楽しく生活し勉学に励んでいます。
子 ども たちは 多くの 支援 者やボ ランテ ィア に励 ま
20人と聴講生延べ454人が講義を受け、その中
をあげました。国内では、9月から2月まで受講生
ンティア・カレッジ﹂は、第一期として十分な成果
新規事業として開講した﹁小山内美江子国際ボラ
により手狭となったCCHに待望の2棟目が完成。
ル やタ イへ留 学の機 会を 得る子 どもが 出始 めて い
から14人が2月25日から3月24日までカン
ボジア研修に参加しました。
ま す。
ボランティア派遣事業では、50人︵うち14人
ンともに整備されており、インターンの採用やボラ
運営管理面では、事務局の体制は東京、プノンペ
2人をアフリカの毛布配布ボランティアとして送
ンティアの活躍により、事業の拡大充実に対応でき
3
はボランティア・カレッジ受講生︶をカンボジアへ、
り出しました。また、3月25日に発生した能登地
る体制が整いつつあります。
カンボジアの安定した発展の為には、まだまだ諸
ました。これらは改善に努めてまいります。
ったこと、会員継続率の低減など課題も多く見られ
しかしながら、新規会員数が年初目標に達しなか
震に対しても、支援の可能性を探る先遣隊を2名派
遣しました。
啓蒙活動︵広報啓発︶事業では、新規チャリティ
ーイベント︵オークションパーティー︶を開催しま
した。また、日本郵政公社年賀寄附事業として、報
外国からの支援が必要です。また、世界には教育支
今後も国際ボランティア団体として、微力ながら
告会を年10回開催︵沖縄、新潟は当会初の開催地︶
のイベントにも積極的に参加し、カンボジアの民芸
私 ども が出来 ること を世 界の平 和と子 ども たち の
援を必要としている多数の国があります。
品 や皆 様から 寄贈い ただ いたバ ザー品 の販 売を 行
ために続けてまいります。どうか引き続きご支援く
しました。それだけでなく、例年どおり各地で外部
い、海外活動費の調達に努めました。
ださいますよう心からお願い申し上げます。
新しい教科書は音楽の楽しさを広げます!
多彩な講師陣と内容に大満足のカレッジ
51
1
5
1
5
125
-
191
5
1
4
1
4
100
1
372
17
1
5
1
4
125
1
431
11
1
5
1
4
125
-
339
5
1
5
1
4
125
-
360
13
1
5
1
4
125
1
642
16
1
5
-
-
125
-
897
33
2
10
-
-
250
-
1512
41
1
5
1
4
100
-
1694
33
1
5
1
4
125
-
1115
40
1
5
1
4
100
-
483
10
1
5
-
-
125
-
3045
123
1
3
-
2
150
-
393
10
1
4
1
4
125
-
559
12
1
5
-
-
125
-
348
6
1
5
1
4
125
1
612
14
1
5
1
4
125
-
1097
21
1
4
1
3
100
-
367
17
1
4
1
4
125
-
コンポンクラバイ
小学校
460
9
1
5
1
3
125
-
プレッククラバオ
小学校
844
28
1
5
1
3
125
-
19858
614
25
119
19
77
3050
5
チョンカータダウ
小学校
トロピアンカエ小
学校
カンチュロン小学
校
アンセイマ中学校
クデイトンテム小
学校
オングロン中学校
ダンカオ小学校
コンターナン小学
校
クロルコル小学校
トゥールクリャン
小学校
ワットプノン中学
校音楽棟
コンポンプラサッ
ト中学校
ピートゥヌー小学
校
オータッセイ小学
校
ソンポーン小学校
アンロントン小学
校
アヌワット小学校
合
計
2
F
※
高
床
※コンポンプラサット中学校にはトイレ用の水タンクを設置。
4
学校
1300
む。
︶
1
など優先順位の高い学校から建設を行った。
125
最近では、教育環境の格差を少しでも緩和するた
4
●各種事業の報告
1
また、最近の特筆すべき点は、建設対象が小学校
5
め 首都 プノン ペン市 から 遠く離 れた地 域で の建 設
1
から中学校・教員養成学校︵師範学校︶にまで広が
3
が増えているが、特に今年度は北部のプルサット県、
322
ったことである。カンボジアでは、就学率、進級率
-
バ ンテ ィアイ ミアン チェ イ県で の建設 をは じめ 広
125
1.学校建設事業
5
が徐々に上昇しており、中学校のニーズも出てきた
1
範囲にわたる候補地調査など、一段と活動地域を広
5
為それらの調査や建設も進めた。
1
げて事業を展開することができた。
62
︵ 1︶小・中学校建設
1305
コダルドンティウ
中学校
イヤーポアウ小学
校
トゥールアンピル
中学校
タケオ小学校
一方で、教師の質の向上を目指した教員養成学校
-
今年度は53校の建設要望が寄せられたが、昨年
125
の施設充実を目指し、教員養成学校のニーズ地調査
4
同様プノンペン駐在員が直接現地を調査し、
1
も行っている。
5
①教室が足りず2部制以上で授業を行っている学
1
また、当会では引き続き2階建ての校舎や高床式
34
校
室
の校舎建設もおこない、洪水の被害のある地域でも
棟
②老朽化により授業の実施が天候等で左右される
室
今 年度 は1 2地 域に 25 棟11 9室 の学 校を 建
1170
考
棟
プノンデル小学校
備
設したが、これは昨年度同様に創設以来最大の数と
数
トイレ
なった。
数
校舎
これにより、1993︵平成5︶年の設立以来、
員
年 度末 までに カンボ ジア 各地で 172 棟の 校舎 建
徒
支援内容
井 戸
教
机椅子
支 援 学 校 名
生
設 及 び 贈 呈 式 の 完 了 と な っ た 。︵ ラ オ ス 1 棟 を 含
<2006(平成 18)年度学校建設事業の実績>
建設支援を行っている。
今年度の実績はなし。次年度以降、学校からの要
︵2︶教員養成学校建設
るようになった。
完成し、当会の建築校舎を高く評価する声も聞かれ
いまって、最低40年は保障できる質の高い施設が
特に、管理体制の強化と建設管理技術の向上もあ
ができた。
者・住民の的確な協力体制により事業を進めること
模の拡大・複雑化に直面したが、スタッフ・建設業
これら多様化する建設を行った結果、建築物の規
1棟1棟心を込めて、丈夫な校舎を作ります
請があり、必要性が高いと判断した場合には建設す
る予定である。
﹁
当会の学校建設における方針のひとつに、﹃日本
青野氏のコメントは次の通り。
④ワットプノン中学校︵プノンペン市︶
③オングロン中学校︵タケオ県︶
②コンポンプラサット中学校︵カンダール県︶
①トゥールクリャン小学校︵コンポンチャム県︶
ことができた。
る指導や詳細報告書を元に、建設業務の改善を図る
場監督を行った学校は主に以下の通り。青野氏によ
監督、指導並びに既建設校の現状視察を行った。現
築士の青野達司氏を派遣し、新規学校建設に関する
際建設技術協会の助成金を受け、当会監事で一級建
2007年1月21日から28日まで、︵財︶国
︵3︶専門家による現地視察
JHPはスロープ付きのトイレを普及中
の文化の押し付けをしない﹄ということがある。カ
全てのこどもが学校に通える日まで・・・
ことや、インターネットを利用した遠隔監理の方法
能力の向上のために、専門家派遣の回数を確保する
今後の課題として、カンボジア人スタッフの監理
れ現れることを期待している。
判断で行っているわけだが、技術移転の成果がいず
る。これについても安全面の付加価値があるという
築 物の 構造と して一 体化 し耐力 が増し たは ずで あ
当 該材 料本来 の仕様 にの っとっ て工事 を行 えば 建
クをテスト使用した現場を訪ねたが、先積みにする
変 わっ てイン ターロ ッキ ングコ ンクリ ート ブロ ッ
うにしている。今回の派遣では、焼成空洞レンガに
し て配 慮が欠 けてい るよ うな場 合は注 意を 促す よ
を傍から眺めているわけであるが、こと安全面に関
ン ボジ ア人が カンボ ジア 人のた めに行 う建 設行 為
ワットプノン中学校には2階建ての音楽棟完成
を考えるなどの策が必要であろう。﹂
5
写真で振り返る2006年度①
︵4︶既建設校の視察︵フォローアップ︶
建設会社
による保証
は3年間で、
これに伴っ
て6ヶ月、
1年、2年、
3年目と建
設後のチェ
ックのため
現地調査を
行っている。
また、チ
ェック時に
発見した問
題点は、建設会社と話し合い、建設会社、JHP、
地域等の分担で補修を行っている。
写真はプラサットスラケオ小学校 1(996年5
月に3棟、2002年8月に1棟を寄贈 へ
)の継続
支援として本箱と図書を贈った時の様子。
︵5︶建設後の状況︵モニタリング︶
∼ダンカオ小学校建設後の状況から∼
①建設前の状況
1979年に設立された。当初はトタン校舎3棟
7室があるのみだった。1988年にクメール海外
協会︵仏︶がコンクリート1棟5室、1994年に
はJIRACがコンクリート1棟5室、ソーシャル
ファンドが2棟7室、2005年にはルームトゥリ
ードが図書室1棟を建設した。幼稚園を含む38ク
ラスを16教室2部制で運営していたが、教室不足
のため、学校が休みの木曜日にも授業を行っていた。
②建設後の状況
学校からの依頼を受け、2006年、当会が校舎
建設を支援し、1棟5室の新コンクリート校舎が完
成した。しかし、現在も教室が不足していて、依然
木曜日にも授業を行っている。
③現地の声
建設後のフォローアップの一環として、ダンカオ
小学校にて、学校教頭並びに生徒から次の通り感想
を聞いた。
●テン・ソヴァン教頭 52歳 男性
■建設前の状況
教室不足のため、クラスの運
営が難しい状況でした。教務会
議を行う部屋もありませんで
した。また、古い建物の状況が
悪いため、授業になかなか集中
できませんでした。
■新校舎建設後の状況
生 徒が 時間 通り に学校 に来 るよ うに なった の
が一番嬉しいことです。教室が不足していた6ク
ラ ス分の 生徒 は毎日 教室を 移動し なけれ ばな り
ませんでしたが、今は決まった教室で授業ができ
ます。また、教育省のカリキュラム通りに授業が
できるようになりました。
●チョーム・ヴィボット 11歳 男性︵5年生︶
■建設前の状況
毎日教室が変わるので、落
ち着かない状況でした。また、
古い校舎での授業は屋根瓦
がいつ落ちてくるかわから
ない状況でした。
■新校舎建設後の状況
決まった教室で授業ができるのが、嬉しいです。
■感想
新校舎で勉強したいです。新鮮な空気が入って
きて風の通りも良いし、屋根が落ちてくる心配も
ありません。ボランティア隊が作ってくださった
ブランコで遊ぶのも毎日の楽しみです。
●イーン・スレイネット 12歳 女性︵5年生︶
■建設前の状況
古い校舎は状態も悪く、机
も安定感がなく、勉強しにく
い環境でした。
■新校舎建設後の状況
新しくて丈夫で、毎日学校
に来るのが楽しみです。教室を移動しなくていい
のも嬉しいです。
■感想
勉強に集中できるようになりました。これから
大切に新校舎を使いたいと思います。
6
建設後も定期的に学校を訪問します
2.教育支援事業
︵1︶音楽教育プロジェクト
2006︵平成18︶年度は、コンポンスプー県
︵ウドン郡、バーサット郡︶の小・中学校から30
名の教員、教育省小学校局より4名の計34名が
﹁音楽教員育成のための2年間トレーニング﹂を修
了し卒業していった。
また、音楽授業の成果発表の場として﹁JHP音
楽コンテスト﹂を開催しているが、今年度は3回目
となった。ほとんどの学校の演奏が昨年度よりも上
達しており、音楽教育が継続されていることが伺え
た。
また、特筆事項として、カンボジアでは初めての
「音楽を教えたい!」練習は真剣そのもの
に、フォローアップを行った。プノンペン市・コン
また、過去トレーニングを修了した音楽教員対象
上級は6日間開催した。
を対象にフォローアップを行った。初級は4日間、
初級・上級ともに本年度のワークショップ受講生
③音楽フォローアッププログラム︵↓22ページ︶
大学所属︶が務めた。
講師はすべてハーン・ラッティラボ氏︵王立芸術
13名が参加した。
ん だ。 各県の 教員養 成学 校の音 楽教員 を中 心に 、
教 員を 育成す る指導 員を 目指す 意欲の ある 者を 選
当会トレーニングを修了した者で、将来的には音楽
楽指導員育成ワークショップを行った。参加者は、
写真で振り返る2006年度②
高11校・教員養成学校8校︶で、当会のトレーニ
ングを受けた先生が、音楽授業を行っている。
①2年間トレーニング参加校調査
2006年度は、新たな音楽トレーニング参加校
としてシアヌークビル市︵メタピアップ郡、プレイ
ノ ブ郡 ︶に焦 点をあ て調 査を行 った。 その 結果 、
2郡のコア校︵地域の核となる学校︶を中心として、
19校より22名の参加者が決定した。
また、上 級ト レーニ ング 参加校 を対 象に行 っ た
追跡調査では、トレーニング継続の意思の確認と、
参 加者 の理解 度チェ ック および フォロ ーを 行っ た
上で、楽器を配布した。配布内容は、1校あたり鍵
盤ハーモニカ50台・足踏みオルガン1台・タンバ
リン1個・木琴1台・鈴2個・カスタネット3個。
②音楽ワークショップ︵↓22ページ︶
2006年度は、次の通り3種類のワークショッ
プを開催した。
まず、7月24日︵月︶から8月4日︵金︶まで
のうち10日間、プノンペン市小学校教員養成学校
︵MTTC︶にて上級音楽ワークショップを行った。
参加者は、コンポンスプー県︵ウドン郡、バーサッ
ト郡︶の小・中学校から30名の教員、教育省小学
校局より4名の計34名。8月14日から9月1日
までのうち10日間、シアヌークビル市小学校教員
養成学校音楽室︵当会が2001年度に建設︶にて、
初級音楽ワークショップを行った。参加者は同市の
19校より22名となった。
最後に、9月4日から8日まで、MTTCにて音
7
生徒用音楽教科書︵補助教材︶と教科書に沿った音
楽テープ・CDを作成した。9月完成以降、音楽授
業を行っている学校に教科書50冊、テープ1本を
配布し、授業の質向上に役立てられている。
こ れ
らの普
及の成
8 校(-1)
14 校(+9)
5 校(0)
9 校(0)
31 校(+1)
2 校(+1)
13 校(0)
3 校(0)
1 校(0)
1 校(+1)
87 校(+11)
プノンペン市
シアヌークビル市
カンダール県
タケオ県
コンポンスプー県
コッコン県
コンポンチャム県
コンポンチュナン県
バッタンバン県
プレイベン県
合 計
果とし
学校数
市・県名
て、20
07年
3月末
現在8
7校︵小
学校6
8校・中
音楽授業実施校(2007 年 3 月現在)
ポンスプー県・コンポンチャム県・タケオ県で各2
日音楽指導をさせて、優勝できたらと思います。
●コンポンチャム県・ブンラニーコー小学校・音楽
日間開催し計52名が参加した。さらに、前述の音
楽 指 導員 育成 トレ ーニ ン グの フォ ロー アッ プ を
教員・男性
今年は去年と違って1位になれたし、とても嬉し
●プノンペン市・ノロドム小学校・音楽教員・女性
たいです。
上手に演奏していたと思います。来年は1位になり
て 嬉 し い で す 。私 の 学 校 は 2位 で し た が 、と て も
生徒をこ のコ ンテス トに 参加さ せる ことが で き
●コンポンスプー県・ピートゥヌー小学校・校長
なりたいです。
は鍵盤ハーモニカを演奏しました。将来は芸術家に
とても緊張しましたが、楽しかったです。本番で
年生・女子
●コンポンスプー県・アキャモヘイセイ小学校・ 5
す。
た め に も っ と 勉 強 し て 、来 年 は 1位 に な り た い で
楽の勉強は、時々難しいと感じます。自分の将来の
コンテストが近くなると、毎日練習しました。音
男子
●コンポンスプー県・プレイバン小学校・6年生・
自信は7割くらいでしょうか。
指導します。プノンペンの決勝戦は強豪揃いなので、
す。来年はもっとよい演奏ができるように頑張って
私の学校 が地 区優勝 でき てとて も興 奮して い ま
3日間開催し、15名が参加した。
講師はいずれもハーン・ラッティラボ氏が務めた。
④第3回音楽コンテスト︵↓23ページ︶
音楽トレー ニング参 加者お よび卒 業生が 音楽 授
業を行っている学校を対象に、04年度より年1回
の行事として﹁音楽コンテスト﹂を開催している。
2006年度は、6ヶ所で7回の地区予選を行い、
参加校は74校︵過去最高︶となった。特に、コン
ポンスプー県は参加校が30校もあったため、2日
間に分けての予選となった。
内 戦後 文化 的な イベ ント が行わ れて いな かっ た
地域も多く、音楽教育の楽しさや意義を子どもたち
のみならず、開催地域の人々にも知ってもらう良い
機会となった。
また、第3回音楽コンテスト決勝は、3月20日
に プノ ンペン 市小学 校教 員養成 学校多 目的 ホー ル
︵2003年度建設校︶で行なわれ、小学校の部で
はコンポンスプー県アキャモヘイセイ小学校︵20
03年度建設校︶
、中学校の部ではタケオ県クデイ
トンテム中学校︵2005年度建設︶が優勝した。
︻参加者感想︼
●タケオ県・クデイトンテム中学校・校長
地区優勝ができてとても嬉しいです。プノンペン
で優勝できる自信はあまりありませんが、教員に毎
年生・男子
●バッタンバン県・コダルドンティウ中学校・11
JHPに感謝を申し上げます。
います。そして、私の学校に支援をしてくれている
自 分の 生徒の 指導に フィ ードバ ックさ せた いと 思
て嬉しいです。他の学校のさまざまな演奏を見て、
生徒 をこの コンテ スト に参加 させる こと がで き
男性
●コンポンチュナン県・ワットクロン小・音楽教員・
広めてほしいと思います。
いです。JHPには他の学 校にももっと音 楽授業を
どの学校もコンテスト優勝を目指して・・・。
今年コンテストに初めて参加しました。頑張って
音楽を勉強して、2位になれました。
8
写真で振り返る2006年度③
●プレイベン県・日本カンボジア友好学園・8年生・
尾田一夫先生の指導でトレーニングを行った。参加
バンド・バトントワーリング協会公認指導員
者は、マーチングバンド指導者9名とワットプノン
中学校生徒9名の計18名。
今回の成果として次の事項が挙げられる。
・尾田氏が用意したマーチングドリルパターンを習
得でき、今後独自のドリルパターンを作成できる
可能性が高まった。
・ワットプノン中学校、コラップⅠ小学校の担当教
師の中でリーダーを決め、責任を持って指導して
いく体制ができる兆しが見えた。
︵2︶美術教育プロジェクト
①追跡調査・画材配布
8 校(+1)
タケオ県
8 校(0)
コンポンスプー県
12 校(0)
コンポンチャム県
10 校(+2)
写真で振り返る2006年度④
ル 県プ ノムバ サット に行 き、写 生会を 実施 した 。
は、カンボジア8月隊のメンバーとともにカンダー
く多くとれるようスケジュールを組んだ。最終日に
デッサンの基礎を中心に進め、練習の時間をなるべ
今年度は、追跡調査時に希望の多かった水彩画と
講師はラスメイ氏︵王立芸術大学卒︶が務めた。
28名。半数は過去のワークショップ参加者だった。
プノンペン市教員養成学校にて実施した。参加者は
今年度は、8月21日から25日までの5日間、
②教員対象美術ワークショップ︵↓24ページ︶
参加校は上表のとおり60校となっている。
く参加することになった2校を加え、プロジェクト
尚、2007年3月現在、2007年度から新し
絵画ワークショップでは写生会を実施
女子
ここで自 分た ちの力 を発 揮でき てと ても嬉 し い
です。私にとってとても有意義なことです。私には
音楽の才能があって、そのおかげでプノンペンに来
ることができました。プノンペンはプレイベンと違
って、きれいな建物をたくさん見かけました。
●プノンペン市・20代・女性
音楽コンテストを見学できて、とてもよい経験に
なりました。さまざまなところで、音楽コンテスト
に関する広報がなされているのを見ました。
●バッタンバン県・青年海外協力隊員︵小学校教諭︶
プロジェクト参加校55校と新規参加希望校3校、
11 校(+1)
カンダール県
9
2006年4月から6月にかけて、昨年度までの
実施県の教員養成学校6校をまわり、授業実施と画
カ ン ボ ジ ア の 子 ど も た ち が 、み ん な で ひ と つ の
音楽をつくりあげているということに、感動しまし
シアヌークビル市
材利用状況を確認した。実施校には、日本で集めら
た。
11 校(+1)
れた支援物資の中
から、クレヨン、
絵の具、パレット、
プノンペン市
⑤マーチングバンドプログラム︵↓23ページ︶
昨年度同様、コラップⅠ小学校とワットプノン中
筆、カレンダー︵裏
面利用︶などをセ
学校数
市・県名
学校の2校を対象に、毎週木曜日に2時間マーチン
グバンドの練習を行った。コラップⅠ小学校は鼓笛
ットにして配布し
た。あわせて、訪
問時には教員対象
ワークショップへ
の参加希望を調査
した。
60 校(+5)
合 計
隊として、鍵盤ハーモニカと打楽器を中心に練習を
行った。ワットプノン中学校はトランペット鼓隊を
目指し練習中。両校とも、スポーツ大会の開会式や
音楽祭など各種イベントにて活躍している。
⑥マーチングバンド指導
9月11日から9月15日の5日間、マーチング
美術授業実施校(2007 年 3 月現在)
ワークショップ中では、学校での取り組みについて
像力、創造力を伸ばすこと。
たちの学校教育への参加意欲を高めること、想
・絵画展を通じて、地域間の交流を図ること。
も取り上げ、なるべくすべての学年で絵画授業を行
って欲しいこと、このワークショップ参加者だけで
こ の絵 画展 は、 毎年 の恒 例行事 とし て各 県の 教
者が技術や得たものを表現し、それを見ることがで
画展を見にくることができ、とても嬉しいです。両
も素晴らしい機会でした。それだけでなく、将来性
豊 かな 子ども たちに とっ ての国 際交流 の場 とも な
ります。
●タケオ県中学校教員養成学校・学生
てまた嬉しかったのは、会場で私も絵を描くことが
とができました。子どもたちの絵を見たとき、とて
ア のい ろいろ な地域 の子 どもた ちの作 品を 見る こ
この絵画展を見に来るのは2度目です。カンボジ
できたことです。将来私は有名な画家になりたいで
きるだけ絵画を授業に取り入れ、いろいろなアイデ
す。以前私は小学校教員をしていました。いつもで
く 素晴 らしい 人にな って くれる ことを 信じ てい ま
目指して、きちんとした教育を受け、国を担ってい
も嬉しく思いました。将来、彼らがそれぞれの夢を
カンボジ アと 日本の 友好 のしる しで あるこ の 絵
●コンポンスプー県小学校教員養成学校・学生
謝します。
す。本当にこの絵画展に来ることができたことを感
な絵は、他の学校の友人たちが描いた絵です。そし
ことができました。これらのカラフルでとても素敵
す。会場ではいろいろなきれいな絵をたくさん見る
この絵画展に来ることができ、とてもうれしいで
●コンポンスプー県カンダールドム小学校・生徒
国の子どもたちの可能性を見ることができる、とて
日本の友だちの絵も上手だね!
き、とてもたのしむことができました。
ぼくも絵画を習いたいと思いました。それぞれの作
て、とても興味深かったです。見ていて楽しくなり、
この 絵画展 の作品 はど れもと てもよ くで きて い
●コンポンチャム県ウッドー小学校・生徒
︻来場者感想︼
掲載した画集を500部作成し、参加校に配布した。
尚、カンボジアと日本の子どもたちの優秀作品を
想にもあるように各地で好評を得ている。
育局や教員養成学校と協力しながら行っており、感
はなく、各学校のほかの教員とも協力して取り組ん
で欲しいことを伝えた。
③小学校教員養成学校︵TTC︶学生対象美術ワ
ークショップ︵事前準備︶
各県TTCの調査を行い、学生対象ワークショッ
プの準備を進めた。ワークショップの日程調整およ
び内容は、講師のラスメイ氏と検討しながらプログ
ラムを設定する。
事業計画の段階では、希望者40名に限定してい
たが、希望があるTTCでは1学年すべての学生を
対象に行う方向となった。
尚、ワークショップは、事業計画では2007年
5∼6月に実施する予定だったが、TTCのカリキ
ュ ラム 変更に 伴って 教育 実習の 時期と 重な った た
め、2007年4月および7月に実施する。
④第5回絵画展︵↓24ページ︶
地方を巡回する絵画展を毎年行っており、今年度
は5回目となった。開催地は、プノンペン市、シア
ヌークビル市、タケオ県、コンポンスプー県、カン
ダール県、コンポンチャム県の2市4県。
絵画展の主な目的は次のとおり。
・教育関係者、地域住民に美術教育をより身近に
感じてもらい、その普及につなげること。
・絵画展を通して美術教育のみではなく、子ども
10
写真で振り返る2006年度⑤
こ れか らもカ ンボジ アの 多くの 地域で 活動 を続 け
ィアを出して生きた いと思っていま した。JHPが
としています。
が好きで、クメールの伝統を尊重し、残していこう
会になったと思います。子どもたちは共通して芸術
児童画国際交流展︵29作
︵4︶援助物資募集及び海外輸送
①物資募集
を行った。どちらも砒素は検出されず、安全な水で
2006年度は2基の井戸について、砒素の検査
6482円が集まった。残金については2007年
呼 び かけ た所 、今 回分 の 費用 を上 回る 10 3 万
尚、輸送費については、2007年1月に寄付を
自己資金によりカンボジアに輸送した。
の 支援 物資︵ 楽器、 文具 、衣類 、机・ 椅子 等︶ を
2007年2月に、20フィートコンテナ1本分
②海上輸送︵日本↓カンボジア︶
8000本等が集まった。
ー は5 61本 、鉛筆 約4 万本、 ボール ペン 約1 万
370件。鍵盤ハーモニカは1279台、リコーダ
楽 器清 掃、梱 包作業 を行 った。 年間の 荷受 件数 は
資の募集を行い、主にボランティアが仕分け作業、
東京事務所では、年間を通じて海外向けの支援物
楽器は海を超えて音楽普及に繋がります!
あることが分かった。
②水質検査
で好評を得ている。
学 年が 日常の 衛生感 覚を 養う目 的で作 られ た絵 本
て、合計1750冊配布した。この絵本は小学校低
教本を増刷し、新校舎完成時の贈呈品のひとつとし
1 99 9年 度に 作成 した 当会オ リジ ナル の衛 生
①衛生教育普及のための教本配布
美化について実践的なアドバイスを行った。
し、随時指導を行った。同時に、学校の清掃や校内
今年度も建設後のトイレ、井戸の利用状況を確認
︵3︶衛生教育プロジェクト
・浜田こどもアンデパンダン展︵5作品︶
品︶
・THE PASS
参加。うち15歳の男の子の作品が入賞した。
︶
・カナガワビエンナーレ国際児童画展︵10作品
た。
れる展覧会に、カンボジアの子どもの作品を出展し
美術事業の成果披露の一つとして、日本で開催さ
⑤日本の絵画展への出展
てくれることを願っています。
●タケオ県ワット・トロソパアエム小学校・生徒
絵を見た後、とても嬉しい気持ちになりました。
い ろん なアイ ディア や素 敵な絵 をたく さん 見る こ
とができました。家に帰ったらここで見た絵を思い
出して、いろいろ描いてみたいです。
●プノンペン市教員養成学校付属小学校・教員
この絵画展を見終わった後、これは芸術の分野で
子どもたちの心を豊かにする、とてもよいプログラ
ムだと思いました。子どもたちの知識が私たちの国
の将来を築いてくれることでしょう。このような絵
画展が毎年開催されることを願っています。そして
多 くの カンボ ジアの 子ど もたち に様々 な生 徒の 絵
が見られる機会を与えてほしいと思います。
●プノンペン市オーバイコム中学校・2年生
この絵画展を見ることができ、とてもうれしいで
す。中でも、アプサラとアンコールワット寺院がと
ても印象的でした。来年は私も彼らと同じように上
手に絵が描けたらと思います。この絵画展を見るこ
とで、私たちのオーバイコム中学校でもこのような
活動ができればいいなぁと思いました。
●シアヌークビル市教員養成学校付属小学校・教員
ここに子どもたちをつれてこられたことは、次の
時代を担う若い彼らにとって、先祖から今日まで受
け 継い できた クメー ルの 芸術を 学ぶと ても よい 機
11
写真で振り返る2006年度⑥
ピル桜第二小学校教員のメーン・チャンナロット氏
︵28歳・男性︶が招聘され、2006年8月から
2 00 7年2 月まで の7 ヶ月間 、熊本 県芦 北町 で
研修を受けた。
2007年度分として、シアヌークビル市チアシ
ム小学校教員のサイ・ガエット氏︵30歳・男性︶
の推薦書及び申請書を熊本県国際課に提出した。
日曜日には「ごみ山」の子どもたちに絵本
販売し、CCH運営費としている。
カバン作りの指導を受けている。完成品を訪問者に
裁縫トレーニングは毎日行われ、クラフト作りや
●技術訓練について
キャンペーン活動を行っている。
な ど、 子ども たちが 自分 で自分 の身を 守れ るよ う
まわったり、他の孤児院を訪問したりして発表する
自分たちで制作した寸劇を、ごみ山や貧しい地域を
た ちを とりま く問題 につ いて学 び、そ れを もと に
その 他の取 り組み とし て、カ ンボジ アの 子ど も
を受けている。
メール語・算数・コンピュータ、伝統舞踊等の指導
ランティア︵パニャサストラ大学の学生︶より、ク
写真で振り返る2006年度⑦
度の輸送費の一部として活用する。
③主な持込物資︵日本↓カンボジア︶
カンボジア8月隊、3月隊派遣時に、楽器、文具
等の支援物資を持ち込み、各種プロジェクトに活用
し た。
④支援物資の配布状況
︵6︶幸せの子どもの家︵CCH︶運営サ
ポート
①CCHの運営状況
2002 年1 1月よ り子 どもが 入居 したC C H
は 20 06年 6月に 待望 の2棟 目︵C CH Ⅱと 呼
ぶ︶が近隣に完成し、男児の部屋と職業訓練スペー
スが確保された。
入所児童数は、ゴミ山で生活していた子どもたち
16人からスタートしその後徐々に人数を増やし、
2007年3月末現在、6歳から18歳まで47人
の子どもたちが生活するまでになった。
子どもたちは、所長のメチ・ソカ氏をはじめ、多
く のス タッフ やボラ ンテ ィアの 愛情に 包ま れな が
ら、それぞれの夢に向かい、日々努力を続けている。
2 00 6年 度末 の子 ども たちの 生活 の様 子は 次
の通り。
●勉強について
日本語は週1回日本大使館の女性から、英語は週
5 回ユ ナイテ ッドワ ール ドカレ ッジの ボラ ンテ ィ
アから、指導を受けている。また、カンボジア人ボ
を読んであげます。
今年度、 学校建 設及び教 育支援 事業で配 付し た
支援物資は次表の通り。
︵5︶研修生招聘
2006年度は、当会が﹁熊本県海外技術研修員
制度﹂に推薦したコンポンチャム県トロピアンアン
12
配付数
資
15830 個
135 セット
360 本
3,990 冊
1,260 冊
108 セット
68 個
238 セット
37 冊
63 冊
57 冊
122 個
570 個
122 個
122 枚
43 個
3150 点
210 足
4030 本
鉛筆削り
色鉛筆
絵筆
手作りノート
カレンダー
絵の具
パレット
クレヨン
スケッチブック
小学校図工教科書
絵本
ボール
かばん類
壁掛け時計
世界地図
ゴミ箱
衣類・タオル類
靴
歯ブラシ
1,491 台
89 個
55 個
29 個
26 台
31 台
1591 本
750 個
280 本
20 台
20 台
1台
7台
3個
2台
47368 本
31033 本
28 個
46666 冊
鍵盤ハーモニカ
カスタネット
鈴
タンバリン
足踏みオルガン
木琴
ソプラノリコーダー
ハーモニカ
アルトリコーダー
アコーディオン
太鼓
鉄琴
エレクトーン
トライアングル
ギター
鉛筆
ボールペン
消しゴム
ノート
支援物資配付状況
2006 年度
物
配付数
資
物
②CCHカレンダー作成
今 年度は CC Hの支 援及び 広報を 目的と した カ
レンダーを1300部作成し、東京、プノンペン両
事務所により986部︵昨年度は767部︶を販売
した。残りはCCHサポーターへの特典の他、支援
者拡大の為の広報等に活用した。
③CCH便り発行
CCHサポーター、支援者への活動報告として、
年間2回﹁CCH便り﹂
︵第6、7号︶を発行した。
また、サポーター向けに﹁CCHプロフィール集﹂
を作成した。
④CCHオリジナルTシャツの販売実績
当会が運 営をサ ポートす るCC Hのオリ ジナ ル
T シャ ツの販 売を通 じて 資金調 達を行 って いる 。
2006年度は68枚︵昨年度は44枚︶を販売し、
運営費に当てることができた。
ロジェクト、CCHでの交流、他NGOの現場視察
8月派遣では、遊具建設に加えて、音楽、美術プ
っている傾向がより顕著になりつつある。
去のエントリー数を見ると、女性が多く、倍率が偏
作りのトレーニングが行われています。
コンピュータートレーニングは、日本のNPO
団体︵かものはしプロジェクト︶の事業として、
毎週水・木曜日に行われ4名が参加している。
その他、調理トレーニングには3名が参加。運
転免許取得のため1名が教習所に通っている。
●その他トピック
2006年8月より、1人の男子が奨学金でシン
ガポールの高校に留学し、無事に1年生の2学期を
修了した。また、1名の女子が2007年4月から
メコン・ユース・ネットワークのタイのプログラム
に1年間留学することが決まった。
●運営について
運営体制として、CCHは定款の整備し、理事会
にてメチ・ソカ氏が代表に就任した。当会からは、
小山内代表、馬所長がCCHの理事となっている。
資金面では、サポーター等の寄付に加え、今年度
3.ボランティア派遣事業
当会の理念でもある﹁日本の若い世代への地球市
民教育﹂の実践として、海外ボランティア派遣事業
完成したCCHⅡでは、販売用のカバン
2004
8月
42(24)
年度
3月
30(15)
小 計
72(39)
2005
8月
46(25)
年度
3月
43(32)
小 計
89(57)
2006
8月
50(36)
年度
3月
14(8)
小 計
64(44)
合計
225(140)
(2004 年度より)
( )は女性応募者数
も﹁連合愛のカンパ﹂の助成金を受けることができ
た。また、過去の寄付の中から基金を開設し、将来
利 子に よる安 定的な 運営 を行え るよう 準備 をす す
めている。
を継続して実施した。今年度はカンボジアに2回、
その他、CCHには、当会ボランティアや支援者
が 年間 を通じ て大勢 訪問 し、交 流を深 めて いる 。
エチオピア1回、国内派遣1回となった。
今年 度は 8月に 活動隊 、3月 は国際 ボラ ンテ ィ
︵1︶カンボジア派遣
ス タッ フやボ ランテ ィア による 自立に 向け た様 々
なプログラムが充実し、成績優秀な子どもが増えて
きている。JHPは今後も年間約300万円の支援
を継続する方針である。
ア・カレッジのカンボジア研修として派遣した。過
応募数
派 遣 年 月
13
写真で振り返る2006年度⑧
カンボジア隊応募数
回数
人数
回数
人数
回数
人数
回数
30
71
37
65
62
53
50
50
62
59
61
55
70
51
776
1
3
2
3
4
3
2
2
2
2
2
2
2
2
32
25
34
5
6
10
7
4
2
4
97
4
4
1
2
3
1
1
1
1
18
3
1
2
2
2
2
2
2
3
2
21
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
10
4
1
−
85
3
2
95
1
1
−
4
1
1
8
ップ市のアンコール遺跡群の視察も行った。
ノンペン市ダンカオ小学校。
︵↓16ページ⑦参照︶
︵2︶アフリカ派遣
当会は﹁アフリカへ毛布をおくる運動﹂推進委員
会の構成メンバーとなっており、毎年毛布収集キャ
ンペーンに参加し、毛布配布ボランティアをアフリ
カへ派遣している。
2 006 年度に アフリ カへ 毛布を おくる 運動 委
員会に集まった毛布枚数は11万9039枚、海外
輸送協力金は、7117万5646円︵毛布1枚に
つき900円︶に達した。エチオピア、ジブチ、ウ
ガンダ、マラウィ、モザンビーク、コンゴの6カ国
へ合計9万6500枚の毛布を送り、差額の2万枚
あまりの毛布は緊急支援用の備蓄にまわした。
今後、ボランティア派遣の必要があれば次年度事
づけ、ごみの収集、分別、ボランティアの配置等。
毛 布配布 ボラ ンティ アは例 年秋に 派遣し てい た
が、2006年度は2007年2月4日より17日
業として継続する。
派遣者30名。活動地はコンポンチャム県プノン
J HP として の対応 など を決め るため JH Pか ら
へ 、情 報収集 、現地 の被 害の状 況を得 て、 今後 の
2 00 7年 3月 25 日に 発生し た能 登半 島地 震
った。
支 援者 の受け 入れや 活動 案内の 業務を 積極 的に 行
加など積極的に活動した。また、カンボジアでは、
ト、報告会、講演会の実施、全国の啓発イベント参
当 会の 活動 を広 める ため に年間 を通 じて イベ ン
4.啓蒙活動︵広報啓発︶事業
デル小学校、プルサット県タケオ小学校、コンポン
七條、藤野を4月1日∼3日まで派遣。活動地は輪
紙を貼られている家屋が多数。また、外見ではわか
スプー県トロピアンカエ小学校。
島市門前町地区諸岡ボランティアセンター。現地は
派遣者21名︵うち14名が受講生︶
。遊具建設
らない被害が多くあった。作業内容は被災家屋の片
今年度は次の通り2回のチャリティーイベント
︵1︶チャリティーイベント
②国際ボランティア・カレッジカンボジア研修︵2
①能登半島地震先遣隊
︵3︶その他の派遣
らは2名︵森永祥子、清田力︶が参加した。
まで派遣、エチオピアで配布活動を行った。当会か
カンボジアは地球市民教育の第一道場!
倒壊している家屋、倒壊はしていないが立入禁止の
①8月隊派遣 ︵2006年7月31日∼8月29日︶
写真で振り返る2006年度⑨
007年2月25日∼3月24日︶
校はコンポンチャム県トゥールクリャン小学校、プ
14
人数
1993
94
95
96
97
98
99
2000
01
02
03
04
05
06
合計
その他
アフリカ
ユーゴ
カンボジア
年 度
や研修を充実させた。3月の研修では、シエムリア
現地ボランティア派遣者数の実績
を開催し、寄付と収益を合わせて679万9104
に配布。ご寄贈品のご協力者は総勢54名。当日の
ークションカタログ﹄を作成し、参加申込者へ事前
ボランティアは14名。本イベントに寄せられたご
寄付は、教育支援事業に充てる。
︵2︶スタディーツアー
が来場。本イベントのコーディネーターとしてTB
パートメンツ 東京﹂を会場とし、定員100名様
神楽坂のプチホテル﹁アグネス ホテル アンド ア
を行うために発行回数も見直し、2007年度は年
特集記事や新連載を盛り込んだ。より充実した広報
︵38号︶の計3回発行した。レイアウトを工夫し、
本 年度 は4月 ︵36 号︶・9月 ︵3 7号︶・1 月
初企画チャリティーオークションパーティ
できた。
ン テン ツ追加 や更な る情 報の充 実化を 図る こと が
せが増加した。その後も、事業展開に合せ新たなコ
で、リニューアル後ホームページを見ての問い合わ
当 会の HP を見 ると 会の 活動全 般が 分か る内 容
︵6︶ホームページ
数は減少し7となった。
完成は10月1日。発行部数は4000部。広告
り、製作費と通信費を節約できた。
ページから162ページへと減少させた。これによ
今回は、ページ数の削減を目指し、前年の203
学校から世界へ﹄﹃CCH特集﹄を掲載。
笑顔﹄。巻頭特集として﹃あの学校は今﹄、﹃日本の
ーでは、俳優のえなりかずきさんが登場!
円となった。
①天満敦子さんヴァイオリンコンサート
第2回目となる﹁天満敦子チャリティーコンサー
ト﹂を6月26日、晴海﹁第一生命ホール﹂を会場
人数が集まらずに中止、3月は11名が参加し、プ
2006年度は、8月、3月に計画した。8月は
15名。本コンサートでの皆さまのご支援により、
ロジェクト見学、交流会などを行った。
として開催。来場者数は607名。ボランティアは
カ ンボ ジアに は存在 しな かった 子ども たち の為 の
音楽教科書第1号を作成。
︵3︶ボランティアコーディネート
プノンペン事務所は、1年間に259名の訪問者
本 イベン トに 寄せら れた寄 付金は 教育支 援事 業
を する 上で信 じられ ない ほど不 足の目 立つ 楽器 や
を受け入れ、事業見学や贈呈式参加、ボランティア
新規会員の獲得に結びついた。
その結果、学校建設やCCHなどへの各種寄付や
細やかなコーディネートを行った。
作業などを希望する個人、団体、企業に対して決め
教材、教員などの音楽教育プロジェクトに充てる。
②チャリティーオークションパーティー
12月5日、各界著名人の皆さまからのすばらし
いご寄贈品をご紹介しつつお求めいただく趣向で、
ご 着席 ブッフ ェのチ ャリ ティー オーク ショ ンパ ー
Sプロデューサーの石井ふく子さん、チャリティー
4回発行することに決定した。尚、印刷用紙は再生
︵4︶機関紙発行︵JHPニュース︶
オ ーク ション 司会者 とし て俳優 のえな りか ずき さ
紙を使用し、今年度も企業広告枠を設けて印刷費の
ティーを開催。当会チャリティーの趣旨に賛同する
んの協力を得た。終盤には﹁スペシャル抽選会﹂と
削減を図った。
︵5︶記録集発行
今年度のサブタイトルは﹃つなげる想い
広がる
して熱海アカオリゾート公国よりペア宿泊券、ノー
ス ウエ スト航 空会社 より ﹁ビジ ネスク ラス で行 く
﹃タイ・バンコク﹄ペア航空券﹂がそれぞれ1組2
名様に提供された。また、初めて﹃チャリティーオ
15
写真で振り返る2006年度⑩
各 報告 者が報 告技術 を向 上させ ること がで きた こ
また、本事業は報告者の発掘と育成にも繋がり、
持ち回り日記、
﹁JHP日記﹂の連載をスタート。
ともひとつの成果と考えている。
小山内は30回の講演に携わった。
では、国際協力の重要性を伝えました。
4人︵1講座平均5・5人︶となった。後半の1ヶ
受講生の出席率は約63%、聴講生の延べ数は45
講義の前半5ヶ月間は、ほぼ週3回講義が行われ、
がありスタートした。
じ、その体験を今後に活かして欲しい﹂と呼びかけ
材育成を目指す講座であり、皆様が座学・実学を通
野を持ち、国際協力を通じ主体的に社会参画する人
開講式では、小山内代表︵塾長︶から﹁地球的視
20名の受講生が集まり、9月16日に開講した。
期小山内美江子国際ボランティア・カレッジには、
2 00 6年 1月 から 企画 準備が 進め られ た第 一
⑦小山内美江子国際ボランティア・カレッジ
北海道から沖縄まで、年10回の報告会
また、東京・プノンペン両事務所スタッフによる
週1∼2回更新し、今年度は57回配信した。
③講演会
初にオリエンテーションを行った。
を行った。また、楽器清掃ボランティアの方にも最
活 動に 興味を 持った 方が 来訪し た際に も随 時説 明
るためのオリエンテーションを実施。またJHPの
毎月第3金曜日夕方6時から、活動全般を説明す
④オリエンテーション
だった。
小山内美江子代表による﹃地球市民として生きる﹄
ジ ア に お け る 平 和 再 建 と 日 本 の 貢 献 ﹄。 第 二 部 は
講演の第一部は今川幸雄名誉顧問による﹃カンボ
得て特別講演会を実施し、70名が来場した。
2006年5月27日に、日本航空学園の協力を
また、国際ボランティア・カレッジや Book_Smile
︵ブックスマイル︶等の企画スタートに合わせて広
報用のページを作成した。
︵7︶広報啓発活動
①活動報告会
今 年度 は4 月3 0日 に、 200 6年 カン ボジ ア
3月隊、アフリカ隊の報告会を行った。初めての試
みとして、独立行政法人国際協力機構︵JICA︶
の協賛を受け、会場はJICA地球ひろば︵東京・
広尾︶を使用した。
②日本郵政公社年賀寄附金による報告会事業
本事業は、当会の海外活動報告会を生きた教材と
捉え、日本各地でのボランティア活動の普及や青少
年の健全な育成に寄与する目的で実施した。
年間を通して各種イベントに28回参加し、当会
事業期間は、2006年6月から2007年3月
末まで。期間中に大阪、長野、北海道、愛知、熊本、
の 活動 紹介や 非営利 活動 推進の 募金や 物販 を行 っ
⑤イベント参加︵↓25ページ︶
沖縄、新潟で各1回、東京では3回の報告会
た。
回 で担 当者は 延べ1 94 人だっ た。う ち、 代表 の
種講演、講義、活動報告を行った。年間総数は75
顧問今川幸雄、役員、事務局員、ボランティアが各
当 会 代 表 小山 内 美 江子 、 副 代表 今 川 純子 、 名 誉
⑥講演活動︵↓25ページ︶
︵計10回︶を開催した。
報告会のタイトルは、﹃見て、聞いて、感じて欲
し い、 カンボ ジア﹄ とし 、これ までカ ンボ ジア や
アフリカで活動した、主に大学生のボランティアが、
体験に基づいた報告を行った。本事業の参加者総数
は361名となり、アンケート回答者の約9割が、
国際協力に対する興味が増したとの結果を得た。
16
写真で振り返る2006年度⑪
月︵2月25日∼3月24日︶はカンボジア研修が
実施され、全期間組は9名、短期間組は5名が参加
し た。
し情報の共有を図った。
⑧その他広報活動
2006年度は、新規に紹介ビデオの作成を行い、
各種講演、啓発イベント、オリエンテーション等に
カリキュラムは カンボジアの文化・歴史・風土・
実状、ボランテイア理念、NGO、国連、国際協力
また、当会を紹介する書籍発行の話を受け、取材
活用した。
学教授、文化人、官庁、国際関係専門家等の豪華メ
や写真提供等に協力した。完成は2007年5月頃
など幅広く設定され、講師はカンボジア元大使、大
ンバーで、新鮮、洗練、専門性、体系的という言葉
を予定している。
●運営組織に関する報告
1.財源確保
︵1︶認定NPO法人関連
は、JHP初のアンコール遺跡研修が実現!
実施できた。今後はサポーター間の情報共有を図り
道、愛知、大阪など。これらの地域では、報告会を
展開している。特に基盤が整っている地域は、北海
いが、それぞれが主体的にできる範囲の広報活動を
とは難しいが、実際に受けた寄付総額を見てみると、
来、3年を経過して、単純にその効果を判定するこ
税制上の優遇措置があたえられるようになった。以
資格を取得したことにより、寄附された方に対して
1億8085万円、2006年度は若干減少し1億
2004年度は1億7937万円、2005年度は
取 得 前の 20 03 年度 1 億0 17 1万 円に 対 し
当会は、2004年1月に﹁認定NPO法人﹂の
ボランティア・カレッジのカンボジア研修で
たい。
ー ター の活動 内容に つい て特定 の要望 をし てい な
2006年度の登録人数は46名。事務局はサポ
﹁地域サポーター﹂制度を実施している。
2 0 0 2 年度 よ り 活動 の 全 国展 開 を 目指 し た
︵9︶地域ネットワーク
︵前年度89036円︶だった。
は19個︵前年度27個︶、募金額は63604円
配布枚数は128枚︵前年度170枚︶、回収箱数
運動を実施している。2005年度の募金箱シール
2 00 1年 度よ り空 パッ クを再 利用 した 募金 箱
︵8︶募金箱運動
が当てはまる他に類のない特色・効果的な講座にな
った。後半の実学︵カンボジア研修︶では、炎天下
でのブランコ作りを体験。他にも学校贈呈式、音楽
コンテストなどに参加し、日本の学校で行うラジオ
体操、合唱等のパフォーマンスを披露した。また、
訪問調査は 孤児院、スラム街、日本大使館、
JICA施設、上智大学人材養成センター、アンコ
ール遺跡群となり、知識を深め、自己鍛錬と学習の
機会を提供できた。
3月31日に修了式を実施。出席率と課題提出要
件を満たした12名が修了した。感想発表では、
﹁目
か らうろこ が落ち る思い ﹂、﹁大学の 講義よ り有 意
義﹂
、
﹁現地の子どもは、貧しくとも明るく、集中し
て勉強している﹂
、
﹁貧困は想像以上に厳しく日本の
子ども・親に見せてやりたい﹂などの意見があり、
まさに約100回の受講と1回の現地体験が﹁百聞
は一見﹂でなく、
﹁百聞と百見﹂の貴重な体験にな
ったことが伺えた。
本カレッジの日常的な事務運営は、事務長1名、
インターン1名が担当した。また、月に1回程度の
ペースで塾長、副塾長、部門長による教務会議を実
施し、会議の内容及び運営状況は常に理事会へ報告
17
写真で振り返る2006年度⑫
︵3︶会員の状況
規会員は伸びず、過去最低となる
演会でカンボジア製品、バザー品、書籍等の販売や
海外活動費の一部を募るため、各種イベントや講
︵5︶各種募金活動︵↓25ページ︶
ランティア カ
、国際建設技術協会︵専門家
・レッジ︶
派遣︶を実施した。
カンパ﹂
︵CCH支援︶、港区NPO活動助成金、
︵ボ
全日本冠婚葬祭互助協会︵学校建設︶、連合﹁愛の
今年度は、日本郵政公社年賀寄付金︵報告会︶、
●助成金による事業︵5事業︶
は6件となっている。
建設︶、国際交流基金︵ボランティア カ
・レッジ︶、
の3件の配分が決定した。不採用は2件、結果待ち
全国各地のイベントでは、スタッフやボラ
5780万円となったものの、取得以前に対して過
去3年共に安定しており、資格取得の結果が反映し
会員数は昨年に引き続き漸減傾向である。毎年の
退会者数はそれほど変化がないが、新入の会員数が
減少傾向にあるのが大きな理由である。
にもかかわらず、新入会員数は150名︵2005
過去5年間の新規会員数の月間比較では、200
月が多かった。
ンティアが活動紹介や販売に大忙し!
ているとみなせるのではないかと考えている。
寄付件数を比較すると、2005年度は1132
件 に対 して、 200 6年 度は1 229 件と なり 、
この結果は、当会の支援の裾野が広がったことを
年度は185名︶となり、過去5年間を見ても最低
2 00 6年 度は 会員 獲得 のため の努 力を 払っ た
示しており、認定NPO法人として当会の実績が高
の数値となった。これは、新規の学生会員が前年度
97件増加した。
く評価された成果と思われる。
12月まで資格が継続される。2007年度は更新
6年4月度と2007年3月度に、過去最高の数字
の半分に減ったことが影響している。
年となるが、この状況を維持すれば、問題なく更新
をおさめた。その反面、夏から秋の時期は、毎週末
この認定の有効期限は2年間であり、2007年
されると思われる。
︵2︶支援者情報
都 道 府 県 別 の前 年 度 比 較を 見
写真で振り返る2006年度⑬
募金活動を行った。
18
のイベント出展にも関わらず、新
①JHP 藤・原紀香カンボジア子ども教育基金
5月15日、基金の公式サイトオープンと共にス
外 は 全て 横 ばい か 減少 とな り 、
ても、東京、愛知、京都、大分以
を訪れた際に撮影した写真パネルを展示し﹃Smi
下表の通り、3月末の会員現在数
タート。2004年秋、藤原紀香さんがカンボジア
le Please! アフガニスタン・カンボジ
は 6 2人 の マイ ナ スと いう 厳 し
い結果となった。
ア写真展﹄を西宮、鹿児島、大阪で開催。また、本
基金スタート前の4月には、JICA地球ひろばリ
今後、広報内容の分析を進め、
新 規 会員 拡 大と 会 員維 持継 続 に
ニ ュー アルオ ープン を記 念した JHP &J IC A
共催﹃カンボジア写真展﹄でも同写真の一部を展示。
繋げていきたい。
会︵専門家派遣︶、大阪コミュニティー財団︵学校
今年度は11件申請したところ、国際建設技術協
●申請業務︵11件︶
︵4︶各種助成金申請
2007年3月末日現在、基金HPへの総アクセス
数は約6万9000件を超え、寄せられたご寄付は
194万9618円。基金は当会の活動の中でも主
に 音楽 プロジ ェクト に充 てる予 定で藤 原紀 香さ ん
と相談中である。
前年比増減
−7 名
−20 名
−35 名
−62 名
人数
35 名
964 名
150 名
1,149 名
会員の内訳
継 特別会員
続 個人会員
新規会員
合 計
-4
-3
0
-1
0
-1
-1
-3
-3
-2
-3
-2
1
-9
-1
-2
-4
0
-1
0
-1
-4
2
-3
-4
2
-2
-2
0
0
0
-1
0
0
0
0
-1
-2
0
-2
-3
0
-3
2
0
0
-1
-62
③古本︵ Book_Smile
企画︶
2006年10月より、古書店うさぎ書林と協
①書き損じ葉書・切手
を計画した。2006年度は17万5927円分
力し、古本のリサイクル募金をスタート。当会会
書 き損 じ葉 書を 集めて 通信 費を 削減 する運 動
の通信費の削減に繋がった。
︵運動開始からの累
センターが運営する寄付サイト等に参入し、それぞ
れ寄付を受けている。
2.協力団体との提携
J HP が六 本木 の廃 校に 移転し て以 来6 年弱 に
︵1︶みなとNPOハウス
書林が買い取る仕組み。その買取金はJHPに寄
た。年度内に古本の買取金の計算が間に合わなか
ったため、寄付金の実績は次年度に繰り越される。
︵7︶寄付サイト
当会は、環境アリーナ研究機構と国際協力NGO
震 度7 程度の 地震が 起る と一部 崩壊の 危険 があ る
て評価されてきたが、区が行った耐震調査の結果、
を通して交流を深めてきた。 み「なとNPOハウス 」
は 行政 とNP Oのコ ラボ レーシ ョンの モデ ルと し
付される。3月末で365件の発送用紙を配布し
員、協力者に広く古本の収集を呼びかけ、うさぎ
②マイレージ
当会は、ノースウエスト航空の社会貢献︵エア
ケアーチャリティープログラム︶の寄付先に選ば
れている。これまでの総マイル獲得数は117万
4千マイルで、残マイル数は46万1500とな
なる。当会入居の1年後から他団体も入居し み
「な
とNPOハウス と
」なり、共同のイベントや協議会
計は171万9860円。
︶
ている。
北海道
青森
岩手
宮城
秋田
山形
福島
茨城
栃木
群馬
埼玉
千葉
東京
神奈川
山梨
長野
新潟
富山
石川
福井
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山
鳥取
島根
岡山
広島
山口
徳島
香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分
宮崎
鹿児島
沖縄
合計
っている。国内外の活動時に適宜効果的に利用し
19
増減
会員数
2006 年度
49
5
2
14
1
3
7
17
8
10
67
79
378
219
9
7
5
3
8
1
6
49
30
6
3
18
29
16
6
1
0
2
12
9
2
1
2
4
1
23
1
2
13
4
2
13
2
1,149
会員数
2005 年度
53
8
2
15
1
4
8
20
11
12
70
81
377
228
10
9
9
3
9
1
7
53
28
9
7
16
31
18
6
1
0
3
12
9
2
1
3
6
1
25
4
2
16
2
2
13
3
1,211
都道府県名
︵6︶各種収集による財源確保
会員の推移
2007 年 2 月 14 日
第58回理事会
2007 年 3 月 27 日
3.各種会議
︵1︶会員総会
2006年5月27日︵土︶に、麻布区民センタ
ーにて会員総会を実施した。
︵2︶理事会
昨年に引き続き、8月を除いて毎月理事会を開催
し、種々案件を検討した。開催期日と審議事項は表
の通り。
尚、主な重要決定事項は、CCH基金協定書締結
︵第52回︶、国際ボランティア カ
・レッジ規程︵第
54回︶、東京事務所の移転先及びそれに伴う建物
賃貸借契約の締結︵第58回︶があげられる。
写真で振り返る2006年度⑭
SVAを通じて、ジャワ島の子どもたち
にもJHPの想いが届きました。
20
②災害時の緊急募金
1.2007 年度事業計画及び予算案
2.15 周年記念事業計画
3.2007 年度前期学校建設事業
4.事務局長の公募
5.プノンペン事務所ローカルスタッフの採用
1.東京事務所の移転先及びそれに伴う建物賃貸
借契約の締結
ことが判明し、2007年6月末まで立ち退くこと
報告事項のみ
2006年5 月27 日に発生 したジ ャワ地 震
第55回理事会
2006 年 12 月 19 日
第56回理事会
2007 年 1 月 17 日
第57回理事会
が決まっている。去る3月30日にはお別れ会をか
2006 年 11 月 29 日
ンティア会︵SVA︶に寄付し、196人の子ど
第54回理事会
もたちへの学用品支援費として活用された。SV
2006 年 10 月 17 日
に対して募金を呼びかけたところ、33万円が集
第53回理事会
Aからは、感謝の楯と詳細報告書が届いている。
1.CCH基金協定書締結
2.プノンペン事務所受け入れガイドライン改訂
3.アフリカ隊派遣
1.駐在員の退職に伴う餞別金の支給
2.プノンペン事務所受け入れガイドライン改訂
3.JHP設立 15 周年記念事業
4.平成 18 年度下期学校建設事業
1.理事に対する国際ボランティア・カレッジ講
師謝礼金の支払い
2.国際ボランティア・カレッジ規程
3.国際ボランティア・カレッジカンボジア研修
4.青野監事のカンボジア派遣
5.清国職員のカンボジア出張
6.プノンペン事務所ローカルスタッフ採用
1.東京事務所来年度インターン採用
2006 年 9 月 5 日
ね﹃はばたけNPO﹄というイベントが開催された。
1.マーチングバンド用音楽室の建設
まった。これらは、現地で被災した子どもたちに
1.東京事務所職員及びインターン採用
ま たこ のイベ ントに 合わ せみな とNP Oハ ウス が
第49回理事会
2006 年 5 月 30 日
第50回理事会
2006 年 6 月 27 日
第51回理事会
2006 年 7 月 25 日
第52回理事会
教育支援活動を行っている、シャンティ国際ボラ
2006 年 5 月 27 日
存在した意義を共有するため小冊子を発行した。
会 員 総 会
︵2︶その他協力団体
2006 年 4 月 26 日
①加入団体との連携︵↓26ページ︶
1.2005 年度事業報告及び収支決算
2.2006 年度事業計画及び収支予算
3.2006 年度総会開催及び報告事項
4.2006 年カンボジア 8 月隊派遣
5.職員の採用
6.駐在員の退職に伴う餞別金の支給
7.NGO講座に関する理事の報酬
1.2005 年度事業報告及び収支決算
2.2006 年度事業計画及び収支予算
3.その他
1.2006 年カンボジア 8 月隊への当会派遣社
2.今年度のチャリティーイベント実施
第48回理事会
今年度は9団体に加入し、活動展開の為の様々
主な審議事項
な情報を得ることができた。詳細は26ページの
議 名
催 日
表に示す。
理事会・総会の開催について
会
開
︵3︶運営協議会
理事と事 務局の 情報共有 や運営 に関する 討議 の
場として、定例的に毎週火曜日に実施した。開催回
数は33回だった。
︵4︶事務局ミーティング
スタッフ や定期 ボランテ ィアの 情報共有 の場 と
して、定例的に月曜、金曜の午前中にミーティング
を行った。
︵5︶マンスリーミーティング
ボ ラン ティア によ る月 例ミ ーテ ィン グを毎 月 第
1土曜日に実施した。ミーティング参加者等が中心
になって、各種イベント参加、広報活動、講演会、
合宿︵年2回︶などを企画実施することができた。
新しい取り組みとして、参加者に専門分野、留学、
旅 行な どの経 験を報 告し てもら うプチ 報告 会を 開
催した。
4.体制
︵1︶役員の体制
当会の現役員は右下の一覧表の通り。
︵2007
年3月31日現在︶
︵2︶事務局の体制
①東京事務所
理事︵常勤︶4名、有給職員︵常勤︶8名︵1
名は8月採用、1名は8月よりプノンペン事務所
に 異 動 ︶、 イ ン タ ー ン 3 名 、 定 期 ボ ラ ン テ ィ ア
5名の計17名が運営に携わった。
②プノンペン事務所
日本人有給スタッフ5名︵1名は9月末退職、
1名は8月より東京事務所から異動︶、ローカル
スタッフ10名︵うち2名は年度内に退職︶の合
計15名が運営に携わった。
③ボランティア
2006年度は、年間で延べ982名が国内で
のボランティア活動に携わった。前年度の実績は
1229名であったため、約20%の減少となっ
た。
また、活動時の事故や怪我に対して会が補償を
する為に、84名がボランティア保険に加入した。
た。
J H P は六 本木 の みな と NP Oハ ウ
スで6年間活動しました。2007年7
月より浜松町のオフィスに移転が決定。
写真は、NPOハウス入居団体が共同
で作成した活動報告書の表紙。中央の東
京ミッドタウンの右下がNPOハウス。
補助課目、部門設定により必要に応じた元帳を
管理し、月次決算で出力検証し修正処理を行って
いる。
新 たに 振替 伝票 を起票 し入 力処 理を 行う事 で
日々の現預金管理が明快に成った。
2007年度は、税務申告、助成金報告を考慮
し 予め 必要 な補 助課 目を設 定し デー タを 抽出 で
きるようにすることを課題としている。
⑤新事務所移転
2006年度よりN PO法人 対応会計 ソフ ト
使える廃校は無かった。最終的に賃貸物件をあた
廃校を中心に事務所利用の可能性を調査したが、
みなとNPOハウスの閉鎖を前に、東京都内の
を導入し、合計残高試算表、部門別損益計算書か
り、港区浜松町のオフィスビルに決定した。
④会計ソフト導入
写真で振り返る2006年度⑮
ら 収支計 算書の 作成が 容易 にでき るよう にな っ
21
役職名
氏名
代 表 理 事 笹平(小山内)
美江子
副代表理事 二谷英明
副代表理事 今川純子
理
事 二木日出丸
理
事 佐伯蘭子
理
事 山岡修一
理
事 佐谷隆一
理
事 高橋久
理
事 松本伸夫
理
事 立石義明
理
事 脇田知子
理
事 吉岡健治
理
事 岩本宗孝
監
事 青野達司
監
事 中本順夫
音楽フォローアッププログラム
期 間
回 数
場 所
講 師
参加者
成果
課題
音楽ワークショップ
2006 年 10 月より 2007 年 3 月まで
初級:1 日 6 時間×6 日間
上級:1 日 6 時間×4 日間
既卒:1 日 6 時間×2 日間×4 地域
音楽指導員:1 日 6 時間×3 日間
初級:シアヌークビル市教員養成学校
上級:コンポンスプー県教員養成学校
既卒:プノンペン市・コンポンスプー県・コンポ
ンチャム県・タケオ県教員養成学校
音楽指導員:プノンペン市教員養成学校
ハーン・ラッティラボ氏(芸術大学)
初級:シアヌークビル市小学校教員 22 名
上級:コンポンスプー県小中学校教員 30 名
既卒:プノンペン市・コンポンスプー県・コンポ
ンチャム県・タケオ県小中学校教員 52 名
音楽指導員:プノンペン市・コンポンスプー県・
コンポンチャム県・タケオ県・シアヌークビル市
小中学校・教員養成学校教員 15 名
【初級】
フォローアップ終了後、教員が実際に教えられる
自信がついた。1 回目のフォローアップ終了後、
2 名の教員が学校で授業を開始し、2 回目のフォ
ローアップ終了後は 7 名が授業を開始した。
【上級】
新たな曲を練習したり、知識を得たりする機会と
なった。本年度が初出場となった音楽コンテスト
に向けた練習を行うことができた。
【既卒】
本フォローアップが年に一度の唯一の機会であ
るため、音楽コンテストに関する説明や練習を行
った。また、本年度新たに作成した生徒用教科
書・カセットや、ソプラノリコーダーを各学校に
配布した。
【音楽指導員】
音楽指導員育成トレーニングの一環として開催
された。以後 2 年間で音楽指導員として指導可
能な知識を身につけさせていく。
【初級】
参加者に対し、各学校で音楽授業を開始する明確
な時期を提示し、それに向けたフォローアップ内
容を検討する。
【既卒】
各地域でフォローアップ日程と音楽コンテスト
開催日までの期間にばらつきがあるため、フォロ
ーアップ以前にコンテストに関して連絡する必
要がある。
期 間
場 所
講 師
参加者
目標
指導
内容
成果
課題
贈呈式で楽器を演奏するこどもたち
22
初級:2006 年 8 月 14 日−9 月 1 日(10 日間)
上級:2006 年 7 月 24 日−8 月 4 日(10 日間)
音楽指導員:2006 年 9 月 4 日−9 月 8 日(5 日間)
プノンペン市教員養成学校(MTTC)
ハーン・ラッティラボ氏(芸術大学)
初級:シアヌークビル市小学校教員 22 名
上級:コンポンスプー県小中学校教員 30 名
教育省小学校局 4 名
音楽指導員:プ ノンペン市・コンポンスプー県 ・
シアヌークビル市・コンポンチャム県・タケオ県の
教員養成学校・小学校教員 13 名
初級・上級:本トレーニングを受講した教員全員が、
各学校で音楽授業を行うことができる。
音楽指導員:将来、各地域で音楽トレーニングを指導
することができる。
【初級】
音楽の基礎理論を理解し、楽譜を正しく読むこと・
正しくリズムをとることに重点を置いて進められた。
【上級】
楽譜のとおり正しくリズムが刻めるよう、初見のリズ
ム打ち・指揮・新曲練習に重点を置いて進められた。
【音楽指導員】
外国の歌の練習、音楽指導法を中心に進められた。
【初級】
①参加者の平均年齢が若く、7 割程度の参加者は
シアヌークビル市教員養成学校で音楽を学ぶ機会があ
った。彼らは楽譜も読むことができ、比較的正しく
鍵盤ハーモニカを演奏することができた。
②外国の曲も含 め、鍵盤ハーモニカでの演奏曲 は
10 曲、歌は 15 曲以上学習できた。
【上級】
①参加者の意識やモチベーションが非常に高く、全日
程全員出席した。
②カンボジアの曲は難しい曲でも比較的スムーズに身
についていくが、耳にしたことのない西洋の曲は簡単
な曲でもなかなか身につかない。
③初見のリズム打ちが多く用いられ、リズム感覚が
大分磨かれた。特に若い教員に、目覚しい上達がみら
れた。
【音楽指導員】
①中年の教員養成学校教員より若年層の小学校教員の
方が、理解度が高かった。
②2 年間の音楽トレーニングより発展的な内容で、
参加者にとって刺激的であった。
【初級・上級】
①「外国の曲のテキスト」を積極的に用い、クメール
語の歌詞が付いた 1 曲を、皆で楽しく歌うこともでき
た。より多くの外国の曲にクメール語の歌詞を付けて
いきたい。
②楽譜の読み方やリズムの取り方、そしてできるだけ
多くの曲を紹介し、ワークショップ受講後、教員が自
信をもって音楽指導ができるように促す必要がある。
【音楽指導員】
①トレーニング参加者が実際に音楽指導員として指導
ができるように、以後 2 年間徹底したトレーニングを
行う必要がある。
音楽コンテスト
マーチングバンドプログラム
期
間
時 間
場 所
対象者
内 容
年間
授業回数
演 奏
実 績
2006 年 4 月より 2007 年 3 月まで(毎週木曜日)
奇数月は午後
(14:00−16:00、9 月以降−17:00)
偶数月は午前
(8:00−10:00、9 月以降−11:00)
コラップⅠ小学校、ワットプノン中学校
コラップⅠ小学校児童約 35 名
ワットプノン中学生徒約 55 名 合計 90 名
鍵盤ハーモニカ、小・中・大太鼓、シンバル、
トランペット、クラリネット、ベルリラ、キーボ
ードの楽器を使ってマーチングバンドの練習
コラップⅠ小学校 :48 回
ワットプノン中学校:47 回
4 月 27 日 「第 2 回 JHP 音楽コンテスト決勝」
ゲスト出演(コラップⅠ小学校)
5 月 27 日 「プノンペン市スポーツ大会」閉会式
(ワットプノン中学校)
6 月 1 日 「国際子どもデー」イベント
(ワットプノン・コラップⅠ両校)
6 月 23 日 「プノンペン市スポーツ大会」開会式
(ワットプノン中学校)
7 月 5 日 「プノンペン市スポーツ大会」閉会式
(ワットプノン中学校)
8 月 12 日 プノンデル小学校贈呈式
(ワットプノン中学校)
8 月 24 日 トゥールアンピル中学校贈呈式
(ワットプノン中学校)
9 月 2 日 「カンボジア柔道大会」開会式
(コラップⅠ小学校)
9 月 7 日 「ホンダ工場」開所式
(ワットプノン中学校)
10 月 1 日 始業式
(ワットプノン中学校)
12 月 8 日
「プノンペン市サッカー大会」
開会式(ワットプノン中学校)
12 月 12 日 「生徒展覧会」開会式
(ワットプノン・コラップⅠ両校)
12 月 21 日 障害者のためのスポーツイベント
(ワットプノン中学校)
12 月 27 日 アンコールユースオーケストラ交流
会(ワットプノン中学校)
1 月 2 日 「サッカー大会」閉会式
(ワットプノン中学校)
1 月 26 日 「プノンペン市中学校サッカー大会」
閉会式(ワットプノン中学校)
2 月 24 日 「ペタンク大会」閉会式
(ワットプノン中学校)
3 月 1 日 コンポンプラサット中学校贈呈式
(コラップⅠ小学校)
3 月 20 日 JHP音楽コンテスト決勝
(ワットプノン中学校)
概要
開催
都市
音楽トレーニング参加者および卒業生が音楽授業を行
っている学校を対象に、2005 年度より年 1 回「音楽コン
テスト」を開催している。本年度は5市県で地区予選を
行い、10 市県より 74 校が参加。各地区予選の優勝校計
10-校がプノンペン市での決勝に進出した。
なお、中学校の参加が 11 校となったため、小学校とは
別に順位を定め、各地域の中学校優勝校も決勝に進出し
た。
プノンペン市、コンポンスプー県、タケオ県
シアヌークビル市、コンポンチャム県
地域・開催日
コンポンチャム県
2007 年 1 月 31 日
コンポンスプー県
(ウドン郡他)
2007 年 2 月 8 日
コンポンスプー県
(バーサット郡他)
2007 年 2 月 9 日
シアヌークビル市
2007 年 2 月 14 日
地区
予選
プノンペン市
2007 年 2 月 21 日
プノンペン市
2007 年 2 月 22 日
タケオ県
2007 年 2 月 28 日
決勝
課題
演奏
成果
課題
23
小
中
小養
*1
中養
*2
計
人数
12
0
1
0
13
561
優勝校:ブンラニーコー小学校
14
0
0
0
14
604
優勝校:アキャモヘイセイ小学校
14
0
1
0
15
649
優勝校:アンロントン小学校
4
*3
0
1
0
5
215
優勝校:日本カンボジアサクラ友好学園
4
4
1
0
9
378
優勝校:ノロドム小学校
チュロイチョンバー中学校
4
*4
4
*5
0
1
9
349
優勝校:クデタコイ小学校(カンダール
県)/日本カンボジア友好学園(プレイ
ベン県)
4
3
1
1
9
358
優勝校:プラサトスラケオ小学校
クデイトンテム中学校
計
56
11
5
2
74 3114
*1:小養:小学校教員養成学校
*2:中養:中学校教員養成学校
*3:コッコン県より小学校 2 校参加
*4:カンダール・コンポンチュナン各県より小学校 2 校参加
*5:カンダール・コンポンチュナン・バッタンバン・プレイベ
ン各県より中学校1校参加
開催日
2007 年 3 月 20 日
参加校
10 校(小学校 7 校、中学校 3 校)
アキャモヘイセイ小学校(コンポンスプー県)
優勝校
クデイトンテム中学校(タケオ県)
①歌唱のみ(クメール語の歌テキストより)
②ピアニカ演奏(外国の曲テキストより)
③自由演奏(曲目・楽器等各学校で演奏形態を決定)
①音楽授業を行っている学校のほとんどがコンテストに
参加し、音楽教員・生徒のモチベーションを高めること
ができた。
②多くの学校で昨年度より上達している様子が見受けら
れ、普段の音楽授業の成果が感じられた。
③各地域の教育局や教員養成学校と協力して、準備を
進めることができた。
①学校文化行事が他にないためか、本コンテストの本来
の趣旨を逸脱した、学芸会的な要素が強まっている。
歌や当会が配付している楽器の演奏の技術が正確に順位
に反映できるような、採点方法の見直しが必要である。
②来年度、各地区予選の準備・運営のより多くの部分を
各教育局に任せていきたい。
第 5 回絵画展
参加校
作品募集
テーマ
作品提出校
と回収数
教員対象美術ワークショップ
開催概要
教員養成学校 6 校、小学校 57 校、CCH(孤児
院)、日本の学校 14 校
●教員養成学校
①絵画部門「カンボジアの伝統、文化」
●小学校
①絵画部門「将来の夢」40 作品
地 域
校 数
作品数
タケオ
9校
331 作品
シアヌークビル
12 校
443 作品
コンポンスプー
13 校
488 作品
プノンペン
11 校
435 作品
カンダール
8校
318 作品
コンポンチャム
10 校
359 作品
幸せの子どもの家(CCH)
日本
1校
14 校
18 作品
192 作品
合計
78 校
2584 作品
展示場所と
期間
コンポンチャム 06 年 11 月 29 日∼12 月 5 日
コンポンスプー 06 年 12 月 8 日∼14 日
タケオ
06 年 12 月 20 日∼26 日
プノンペン 06 年 12 月 28 日∼07 年 1 月 5 日
シアヌークビル 07 年 1 月 10 日∼16 日
カンダール
07 年 1 月 23 日∼29 日
来場者合計
17,473 名
成果
今後の課題
絵画展の意義や準備、運営などに関して理解を深
めている県が増えており、教育局、TTCで積極
的な参加、協力を得ることができた。また、TT
Cの学生に準備、期間中の会場整理や生徒対応な
どにも関わってもらい、
それぞれ経験してもらう
ことができた。また、JHP 絵画プロジェクト参
加校以外の学校の子どもたちにも、
絵画に取り組
んでいる学校の成果を見てもらうことができ、美
術教育への関心や理解を促す機会となった。
閉会
式当日に行った受賞生徒対象の簡単なワークシ
ョップでは、
子どもたちだけではなく、絵画教員、
校長ともに絵画授業の取り組みについて考えて
もらえる機会とすることができた。
①地域によっては教育局やTTCが絵画展の意
義や絵画教育への理解をあまり示しておらず、
準備・運営に消極的なところもある。引き続き教
育局やTTCとの密接な関係を築きつつ、各県が
主体となって絵画展を行っていけるように促し
ていきたい。
②来場者のスケジュールや見学に際しての注意
事項を、事前に教育局から各見学校へきちんと
伝え、
当日の運営をスムーズにできるよう徹底し
ていきたい。
③一般の見学者がもっと自由に来場し、
見学でき
るよう工夫したい。
④見学者が身近に工作や絵画を実際に体験でき、
親しむことができるよう、TTCにも協力を求め
ながら会場の雰囲気作り、体験コーナーなどの
整備をしていきたい。
24
期 間
2006 年 8 月 21 日(月)より 8 月 25 日(金)
場 所
プノンペン市教員養成学校(MTTC)
講師
パウ・ラスメイ氏(JHP 契約講師)
対象
者
2 特別都市、4 県より 28 名
プノンペン市、カンダール県、コンポンスプー県、
タケオ県、シアヌークビル市、コンポンチャム県
目
的
講義
内容
成
果
改善
点
これまでの絵画プロジェクト参加校の教員を中心
に、各校でより深く継続的に絵画授業を行えるよ
うに、技術面でのサポートを行う。絵画をはじめ
とする情操教育は高学年のみではなく、すべての
子どもたちにとって重要であること、ワークショ
ップに参加した教員だけではなく、学校全体で進
め、広めていくことが重要であるということを伝
える。
「JHP 絵画テキスト」を使用し、ラスメイ氏が技術
指導を行った。追跡調査時に希望の多かった水彩
画、デッサンの基礎理論を中心とし、なるべく練
習時間を多く取れるよう、スケジュールを組んだ。
内容の詳細は以下の通り。また最終日には活動隊
と写生会を行い、交流をはかった。
●授業トピック:①水彩画(道具の使い方、三原
色)②鉛筆での描き方の基本③デッサンの基礎④
水彩画(いろいろな使い方)④カード作り⑤自分
の絵本製作⑥6 角形の変わる絵⑦おりがみ⑧動物
画⑨人物画⑩クメール装飾文字⑪芸術教育の意
義、学校での活動について⑫衛生教育について
練習の時間を多く取れたことで、理論だけではな
く実際に作業し、その中で出てくる疑問を参加者
同士でシェアすることができた。特に、描くとい
う作業に時間をとることができたので、参加者に
じっくり取り組んでもらうことができた。過去の
参加者にも 2 回目、3 回目と参加してもらうこと
で、理解を深め、関心を持ち続けてもらうことが
できた。
①練習の時間が多く取れた反面、時間がおしてし
まい、予定していたトピックができなかったり、
流れにメリハリがなくなってしまったりという点
もあった。時間を区切って指示を明確にし、メリ
ハリをつけて行っていきたい。
②今年度は参加者の選出が遅かったため、いくつ
かの不備が生じた。次回は早めに準備を行ってい
きたい。
③過去のワークショップ参加者にも続けて参加し
てもらえ、同時に新しい参加者も基礎が学べるよ
うにワークショップを工夫していきたい。内容を
で き る だ け 具 体 的 に わ か り や す く す る こ と、
学校ですぐに実践できること、他の学校での活動
を知ることができ、それぞれの学校の参考になる
ことなど、授業を工夫していきたい。
主な講演活動の実績
月日
4/8
4/19
4/20
4/21
4/23
4/30
5/10
5/11
5/11
5/15
5/17
5/19
5/24
5/25
5/25
5/27
6/16
6/28
7/8
7/9
7/10
7/14
7/19
7/22
7/26
8/5
8/30
9/7
9/9
9/9
9/23
9/23
9/24
10/1
10/2
10/5
10/7
10/12
10/14
講演名、場所等
みんなの学校 in 小田原アリーナ(小田原市)
盛岡市立乙部中学校講義
盛岡市立大宮中学校講義
新発田市立加治川中学校講義
国際協力アート展スペシャルイベント(熱海市)
海外活動報告会(港区)
津島市神守中学校講義
山形市立第五中学校講義
組合立三土中学校講義
知多市立中部中学校講義
仙台市立高砂中学校講義
舞鶴市立若浦中学校講義
岐阜市立東長良中学校講義
津市立南郊中学校講義
岐阜市立厚美中学校講義
JHP 特別講演会(台東区)
ひらつか 9 条の会講演会(平塚市)
日立製作所 HISTEP フォーラム(千代田区)
◎JHP 報告会(大阪)
◎JHP 講演会(長野県飯田風越高校)
「やってみよう∼私にもできること」
三井物産ボランティア入門講座(千代田区)
上目黒住区センター講義(目黒区)
こまえ平和フェスタ(狛江市)
駒場学園高校講義
創立 30 周年「クレヨンハウス・夏の学校 2006」
(豊
島区)
浄土宗青年会第 2 回全国大会(横浜市)
米沢市立第三中学校講義
ドリームハイツ 9 条の会(横浜市)
立教女学院高等学校講義(武蔵野市)
中部大学付属高校講義(日進市)
函館診療所 30 周年記念講演(函館市)
◎JHP 報告会(札幌市)
RKK土浦教会講演(土浦市)
カンボジア市民フォーラム第 3 回勉強会(渋谷区)
淑徳巣鴨中学高等学校講義(豊島区)
横浜市立東高校成人教育委員会
藤沢市立羽鳥中学校講義
◎JHP 報告会(港区)
月日
10/18
講演名、場所等
花王ハートポケット倶楽部報告会(和歌山県)
10/29 富士見高原病院創立 80 周年・長野県厚生連移管 25 周
年記念講演(長野県)
10/31 JAM 静岡カンボジアボランティア説明会(掛川市)
11/8
㈱リコー社会貢献クラブ講演会(中央区)
11/10 藤沢市立善行中学校講義
11/11 講演会(立川市)
11/12 朝日新聞NIE講座(名古屋市)
11/17 鶴見大学短期大学部講義(横浜市)
11/18 府中高校 PTA 全学年交流会(府中市)
11/21 学習院女子大学国際文化交流学部講義(新宿区)
11/24 憲法講演会(三鷹市)
12/2
東横学園大倉山高校プレゼン(横浜市)
12/8
加茂町立当尾小学校講演
12/9
東芝グループ労連カンボジア活動事前学習会(成田市)
12/12 明治大学情報コミュニケーション学部(杉並区)
12/15 NPO 事業サポートセンター研修会(港区)
12/15 鶴見大学短期大学部講義(横浜市)
1/20
南区 PTA 連絡協議会講演会(横浜市)
1/20
SI 西大寺認証 15 周年記念式典(岡山県)
1/28
神奈川県高齢協藤沢地区連合会講演会(藤沢市)
2/1
調布市文化・コミュニティー振興財団講演
2/4
◎JHP 報告会(愛知県)
2/10
東横学園大倉山高校講演会(横浜市)
2/18
◎JHP 報告会(熊本県)
2/20
足立区立中学校 PTA 連合会講演
2/23
ジョホールバル日本人会講演(2 回)
2/24
国際化市民フォーラム in TOKYO 分科会(渋谷区)
2/25
シニアボランティア講座(港区)
3/10
◎JHP 報告会(沖縄県)
3/12
九十九会講演会(千葉県)
3/17
◎JHP 報告会(港区)
3/21
ボランティア講習会(堺区)
3/22
国士舘大学『21 世紀アジアにおける国際協力NGOの役
割』研究会合(世田谷区)
3/24
◎JHP 報告会(港区)
3/25
◎JHP 報告会(新潟県)
※◎は、日本郵政公社平成 18 年度年賀寄付の事業を示します。
※斜体の学校は、事務局が受け入れた学校を示します。
主なイベント参加・募金活動の実績
月日
4/1∼16
4/29
4/22
5/20
5/21
4/20∼24
7/2
7/9
7/14
8/18∼20
9/2
9/2
9/23
9/23,24
9/30∼
10/1
内容
(場所)
JICA 地球ひろば写真展(東京)
第 77 回メーデー中央大会(東京)
湘南 GOSPEL 倶楽部(神奈川)
バラの会バザー(東京)
杉並ピースフェスティバル(東京)
国際協力アート展(静岡)
北海道NGOフェスタ(北海道)
飯田風越高校学園祭(長野)
「やってみよう∼私にもできること」
三井物産ボランティア入門講座(東京)
ライジングサンロックフェスタ(北海道)
光明池まつり(大阪)
矢板東高校学園祭(栃木)
中部大学第一高等学校学園祭「一高祭」
(愛知)
千葉日本大学第一中学・高校学園祭(千葉)
グローバルフェスタ JAPAN2006(東京)
月日
10/7.8
10/15
10/21.22
10/28.29
11/3.4
11/4.5
11/18.19
11/18.19
11/23
11/29
12/10
1/28
2/3.4
内容 (場所)
横浜市立東高校学園祭『東高祭』
(神奈川)
RKK 一乗祭(東京)
NPO まつり(東京)
鶴見大学文化祭「紫雲祭」(神奈川)
鶴見女子中高学園祭「光華祭」(神奈川)
旭川教育大学学園祭「六稜祭」(北海道)
横浜国際協力フェスタ 2006(神奈川)
木更津総合高校学園祭「真心祭」
(千葉)
スペシャルオリンピックス東京チャリティラン(東京)
国際婦人協会(東京)
ツルセミチャリティバザー(神奈川)
新宿ハーフマラソンバザー(東京)
ワンワールドフェスティバル(大阪)
※この他にも、全国各地のイベントに出展しJHPの活動を紹介しました。
25
加 入 団 体 と の 提 携
当会が加入している各団体における活動実績は以下の通り。
団
体
名 JEN
2006 年度の復興支援活動地域はアフガニスタン、イラク、パキスタン(地震)
、スリランカ(津波)
、エリトリア、レバノ
ン(イスラエルの侵攻により発生した国内難民支援)の 6 カ国および新潟(中越地震被災地における復興支援の延長上で
農作業ボランティア、雪下ろしボランティア)合計 7 ヶ所であった。このうちエリトリアとレバノンからは支援目的を達成
し撤退した。2007 年には引き続き支援活動を実施している上記の5個所のほか、新たにアラブ人民兵と非アラブ住民との間
に民族紛争が起っているスーダンでも支援活動を始めている。
団
体
名 地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)
・小山内代表が世話人、七條が運営委員を継続。
・国内でのイベント参加、啓発活動に協力。
・『ちょうちょキャンペーン』
(オタワ条約未加入国へのメッセージの収集、大使館等への進呈)に協力。
・当会の自主的活動として、地雷Tシャツを年間 291 枚販売し 58,200 円をJCBLに寄付した。
(下表参照)
団
体
名 アフリカへ毛布をおくる運動
13 ページのボランティア派遣事業の報告を参照。2007 年度の毛布募集チラシは欄外Aの通り。
団
体
名 NPO事業サポートセンター
・小山内代表が代表理事の一人
・みなとNPOハウスの幹事団体として入居団体の取りまとめ役。
(詳細は、19 ページの「協力団体との提携(1)みなと NPO
ハウス」の欄を参照。
団
体
名 国際協力NGOセンター
・各種通知やメール等で国際協力に関する重要な情報を受け、活動を充実させることができた。
・当会のボランティア募集、イベント情報、求人情報などの情報を掲載することができた。
・ホームページ上で寄付を呼びかける寄付サイトに継続参加した。
・JANIC広報誌『シナジー』創刊号に、企業との連携に関する当会の記事が掲載された。
団
体
名 港区国際交流協会
会報等で港区に関する情報を得ることができた。
団
体
名 教育協力NGOネットワーク
教育分野における国連ミレニアム開発目標である「2015年までに、全ての子どもが男女の区別なく初等教育の全過程を
修了できるようにする」の目標達成進捗状況をユネスコは毎年モニタリング・レポートとして発表している。JNNEは国
際協力機構(JICA)と共同で2006年度に初めて「万人のための教育グローバル・モニタリング・レポート2007年要約版」
(40ページ)として翻訳発行、JHPのスタッフも分担翻訳に加わった。(欄外B参照)この翻訳を機に、JNNEと「ほ
っとけない世界のまずしさ」主催で、2007年2月8日に衆議院第一議員会館で発表会が開かれた。参加した31人の国会議員全
員に日本語訳の報告書が配布され、小学校にいけない世界の子どもの数はいまなお7700万人もおり、目標達成のためには、
76億ドルの基礎教育援助資金が不足していることを訴え、日本の教育分野ODAの役割について、ミレニアム開発目標達成
に向けての再考を促した。
団
体
名 北海道NGOネットワーク
札幌を中心とした地域の情報収集、他団体との情報交換を行うことができた。
団
体
名 カンボジア市民フォーラム
・2006 年 10 月 19 日(金)から 22 日(日)までの 3 日間カンボジア支援NGO団体のネットワーク、カンボジア市民フォー
ラム主催でパリ和平協定締結から 15 年の節目にカンボジアの現状を分析し、民主的な国家として発展していくための提言を
行うシンポジウムを開催した。シンポジウムではカンボジアの発展の影に土地なし農民の増加や開発独裁傾向が強まり、
人権問題や民主化の後退が危惧されることをアッピールした。
・2007 年 4 月 1 日に実施されるカンボジア地方選挙の監視員として市民フォーラムから 10 人が参加することになった。
6 人は日本から出発、4 人は現地駐在員。当会より吉岡理事が 3 月 27 日より 4 月 2 日まで監視活動に参加した。
<地雷Tシャツ販売数と寄付金>
年 度
枚 数
寄 付 額
1998(平成 10)
327
65,400円
1999(平成 11)
369
73,800円
2000(平成 12)
548
109,600円
2001(平成 13)
314
62,800円
2002(平成 14)
695
139,000円
2003(平成 15)
342
68,400円
2004(平成 16)
540
108,000円
2005(平成 17)
200
40,000円
2006(平成 18)
291
58,200円
合
計
3,626
725,200円
A
26
毛布をおくる運動チラシ
B
JNNE 発行のレポート表紙
平成18年度特定非営利活動にかかわる事業会計収支計算書
(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)
特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会
(単位:円) 科 目
Ⅰ収 入 の 部
1.会費収入
2.事業収入
3.補助金・助成金収入
4.寄付金収入
5.その他の収入
当 期 収 入 合 計 Ⅱ支 出 の 部
1.事 業 費
イ.学校建設事業費
ロ.教育支援事業費
ハ.ボランテイア派遣事業費
ニ.啓蒙活動事業費
2.管 理 費
給与
雑 給
法定福利費 福利厚生費
運 賃 印刷費
旅費交通費
通信費
水道光熱費
消耗品費
賃借料
修繕費
支払手数料
会 費
雑 費
減価償却費
当 期 支 出 合 計
金 額
5,912,000
17,474,367
2,937,960
157,809,669
1,277,865
185,411,861
185,411,861
148,142,991
22,175,854
14,584,995
26,426,290
211,330,130
3,562,000
123,750
527,600
49,876
667,990
428,330
1,384,539
831,498
210,633
646,304
2,580,185
16,170
52,155
208,000
342,235
27,000
11,658,265
222,988,395
当 期 損 益 差 額
支出とならない費用
減価償却費
△37,576,534
501,686
501,686
当 期 経 常 収 支
経常外収支
収入
為替差益
支出
為替差損
総合収支計
その他の収支
収入
学校建設仮勘定減少
未払費用増加
預り金増加
仮払金減少
当 期 収 支 差 額
期首現預金残高
次期繰越現預金
△37,074,848
924,058
924,058
973,481
973,481
△37,124,271
13,556,479
257,329
295,860
39,440
14,149,108
△22,975,163
125,520,758
102,545,595
平成18年度特定非営利活動に係わる事業会計貸借対照表 平成19年3月31日現在
特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ資 産 の 部
1 流 動 資 産
現金預金
現 金
当座預金
普通預金
外貨普通預金
郵便総合預金
郵便振替
学校建設仮払金
426,727
9,204,064
41,444,518
2,594,045
5,601,739
43,274,502
13,092,903
流 動 資 産 合 計
2 固 定 資 産
車両運搬具
工具器具備品
102,545,595
13,092,903
115,638,498
1,625,802
102,000
固 定 資 産 合 計
1,727,802
資 産 合 計
117,366,300
Ⅱ負 債 の 部
1 流 動 負 債
預 り 金
未 払 金
489,454
299,622
流 動 負 債 合 計
2 固 定 負 債
固 定 負 債 合 計
789,076
0
0
負 債 合 計
789,076
Ⅲ正味財産の部
前期繰越正味財産
当期正味財産減少額
正 味 財 産 合 計
負債及び正味財産合計
154,203,181
△37,625,957
116,577,224
117,366,300
平成18年度特定非営利活動に係わる事業会計財産目録
平成19年3月31日現在
特定非営利活動法人 JHP・学校をつくる会
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ資 産 の 部
1 流 動 資 産
現金預金
現 金
当座預金
普通預金
外貨普通預金
郵便総合預金
郵便振替
学校建設仮払金
流 動 資 産 合 計
2 固 定 資 産
車両運搬具
工具器具備品
426,727
9,204,064
41,444,518
2,594,045
5,601,739
43,274,502
13,092,903
102,545,595
13,092,903
115,638,498
1,625,802
102,000
固 定 資 産 合 計
1,727,802
資 産 合 計
117,366,300
Ⅱ負 債 の 部
1 流 動 負 債
預 り 金
未 払 金
489,454
299,622
流 動 負 債 合 計
2 固 定 負 債
固 定 負 債 合 計
負 債 合 計
正 味 財 産 合 計
789,076
0
0
789,076
116,577,224
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