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2007年3月期 第3四半期 決算説明資料

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2007年3月期 第3四半期 決算説明資料
2007年3月期
第3四半期 決算説明資料
2007年1月25日
エルピーダメモリ株式会社
©Elpida Memory, Inc. 2005
注意事項
当資料に記載されている経営予測に基づく予想数値、今後の計画や戦略等、将来
の見通しに関する記述は発表日時点において当社が判断したものです。これらの
将来に関する情報には不確実な要因が内在しており、設備拡充とそれに引き続く
設備過剰、価格下落圧力および業界再編のサイクルに特徴づけられるDRAM市
場の全世界における変化、競争の激しいDRAM業界における変化、技術および
設計の変化、重要な原材料の供給の不足、中断および価格上昇、重要な顧客の
喪失または需要の減少、米ドル・ユーロ等の為替相場の動向、経済一般の状況、
当社グループの市場、設備または調達過程を損う地震その他の自然災害、テロ行
為、疫病、暴動その他の当社グループのコントロールの及ばない事象等の様々な
要因により、将来において生じる当社グループの実際の経営成績等とは一致しな
い可能性があります。
©Elpida Memory, Inc. 2007
1
財務報告
CFO 福田 岳弘
ビジネス状況
CEO 坂本 幸雄
©Elpida Memory, Inc. 2005
業績の推移
(10億円)
150
142.6
売上高(左軸)
2.1倍
120
90
30
111.1
1Q05-3Q05
累計 164.5
56.1
60
50
1Q06-3Q06
累計 345.9
営業損益(右軸)
92.1
59.0
26.8
5.6
27.3
17.1
9.1
(10億円)
40
30
20
10
0.6
0
0
0033 2Q 3Q 4Q Q04 2Q 3Q 4Q Q05 2Q 3Q 4Q Q06 2Q 3Q (FY)
Q
Q
1
1
1
11
-30
©Elpida Memory, Inc. 2007
(9.1)
-10
3
2006年度 第3四半期の実績
(10億円)
3Q06
構成比%
2Q06 構成比% 増(減) 変化率%
3Q05 構成比% 増(減)
売上高
142.6
100.0
111.1
100.0
31.5
28.3
59.0
100.0
83.6
141.6
営業利益
27.3
19.1
17.1
15.4
10.2
59.6
0.6
1.1
26.6
-
経常利益(損失)
26.6
18.6
16.4
14.7
10.2
62.2
(0.7)
-
27.3
-
当期純利益
24.9
17.5
12.9
11.6
12.0
93.0
0.2
0.3
24.8
-
変化率%
• ビット成長率: +25% QoQ, +194% YoY
• ASP変動率: +3% QoQ
QoQ = 前四半期比, YoY = 前年同期比
3Q06業績のポイント
3Q06業績のポイント
„„E300ファブ生産能力増強及び外部調達量の増加に伴う出荷数量増、また生産性
E300ファブ生産能力増強及び外部調達量の増加に伴う出荷数量増、また生産性
及び歩留り改善によるコストダウンの進展、並びにDDR2の市場価格の安定により、
及び歩留り改善によるコストダウンの進展、並びにDDR2の市場価格の安定により、
売上、利益とも過去最高を記録
売上、利益とも過去最高を記録
„„自社ファブの増加分はサーバ、PC向けに充当ÆDDR2の需要にミート
自社ファブの増加分はサーバ、PC向けに充当ÆDDR2の需要にミート
©Elpida Memory, Inc. 2007
4
DRAM製品分野別売上高
(10億円)
158
160
3Q05
132
120
3Q06
4Q05
2Q06
2Q05
116
75
46
80
1Q05
1Q06
68
32
38
40
44
19
9
13
0
モバイル&
デジタル家電
©Elpida Memory, Inc. 2007
サーバ
PC
5
アプリケーション別売上高構成比
売上高
142.6
売上高
59.0
100%
9
5
5
3
3
プレミアDRAM
80%
46
60%
46
40
54
15
20%
22
その他*
13
14
40%
32
12
11
37
38
20%
23%
52
43
34%
モバイル&
デジタル家電
サーバ
PC
38%
売上高外部調達
比率
12%
0%
3Q05
4Q05
1Q06
2Q06
3Q06 (FY)
* 受託ファンダリを含みます。
©Elpida Memory, Inc. 2007
6
財務状況
2006年
12月31日
2006年
9月30日
2005年
12月31日
763.0
370.5
706.5
344.7
580.1
189.6
現預金残高
有形固定資産
有利子負債残高
ネットD/Eレシオ(倍)
自己資本比率
187.6
373.0
232.9
0.12
48.6%
204.6
330.3
240.0
0.10
48.8%
148.5
307.4
240.4
0.48
32.7%
売上債権保有日数
たな卸資産保有日数
60日
54日
61日
60日
65日
73日
22.6
△11.5
30.2
11.8
17.7
△21.9
(10億円)
総資産
純資産
営業キャッシュ・フロー (3ヶ月)
フリーキャッシュ・フロー (3ヶ月)
„„ 06年10月より国内顧客向けビジネスを商社経由から直接販売に切り替えたこと(直販化)に
06年10月より国内顧客向けビジネスを商社経由から直接販売に切り替えたこと(直販化)に
伴う販売調整も概ね解消し、在庫レベルは改善
伴う販売調整も概ね解消し、在庫レベルは改善
„„ 直販化の結果、売掛金の増加により営業キャッシュ・フローは減少
直販化の結果、売掛金の増加により営業キャッシュ・フローは減少
„„ (後発事象)
(後発事象)07年1月に借入金及びリース債務の返済のため、300億円の社債を発行
07年1月に借入金及びリース債務の返済のため、300億円の社債を発行
©Elpida Memory, Inc. 2007
7
2006年度 第4四半期 ガイダンス
FY2006
1Q
2Q
3Q
4QE**
ビット成長率 (QoQ*)
23%
17%
25%
約20%
ASP変動率 (QoQ*)
-3%
+5%
+3%
n/a
減価償却費(10億円)
17.2
18.4
20.1
約23
販売管理費(10億円)
12.3
13.5
14.0
約15
モバイル&デジタル家電向け
DRAM 売上高比率
46%
40%
32%
30-35%
売上高外部調達比率
23%
34%
38%
35-40%
*QoQ = 前四半期比
**2007年1月25日現在予想値
©Elpida Memory, Inc. 2007
8
2006年度 通期 ガイダンス
FY2006E
‘06/10/24予想
‘07/1/25予想
約135%
約150%
減価償却費(10億円)
約80
約80
販売管理費(10億円)
約57
約55
設備投資額*(10億円)
約120
約145
ビット成長率
ビット成長率の見直し理由
ビット成長率の見直し理由
99 生産性改善及び外部調達増に伴い、予想以上に3Qのビット出荷数量が増加
生産性改善及び外部調達増に伴い、予想以上に3Qのビット出荷数量が増加
99 E300生産能力の増強前倒しによる3Qウェハ投入枚数の増加
E300生産能力の増強前倒しによる3Qウェハ投入枚数の増加
設備投資の増額理由
設備投資の増額理由
99 E300エリア3のクリーンルーム検収前倒し
E300エリア3のクリーンルーム検収前倒し
* 設備投資額は検収ベース(セール・アンド・リースバックによるオペレーティング・リース関係分を含む)で記載しています
©Elpida Memory, Inc. 2007
9
財務報告
CFO 福田 岳弘
ビジネス状況
CEO 坂本 幸雄
©Elpida Memory, Inc. 2005
PSC社との合弁会社の概要①
Total
Area
ファブ1 完成予想図
Dorm
R3, R4
R2
R1
今後のスケジュール
今後のスケジュール
• •装置搬入
装置搬入 07年4-6月期
07年4-6月期
• •量産開始
量産開始 07年7-9月期
07年7-9月期
合弁会社の概要
合弁会社の概要
„„ 社名:
社名: レックスチップ
レックスチップ エレクトロニクス
エレクトロニクス コーポレーション(瑞晶電子股份有限公司)
コーポレーション(瑞晶電子股份有限公司)
„„ 2007年出資予定額:
2007年出資予定額: 400億-500億台湾ドル(エルピーダ
400億-500億台湾ドル(エルピーダ 50%:PSC社
50%:PSC社 50%)
50%)
„„ キャパシティ配分:
キャパシティ配分: エルピーダ
エルピーダ 50%
50% : : PSC社
PSC社 50%
50%
„„ 初期導入プロセス:
初期導入プロセス: 70nm
70nm
„„ 生産品目:
生産品目: 主にPC向けDRAM(一部サーバ向けDRAM)
主にPC向けDRAM(一部サーバ向けDRAM)
„„ 最大生産能力:
最大生産能力: 240K/月(60K/月
240K/月(60K/月xx 4棟)
4棟)
©Elpida Memory, Inc. 2007
11
PSC社との合弁会社の概要②
(千枚/月)
JV(当初計画)
JV(目標)
広島E300立上実績
前倒し目標分
60K
60
60K
合弁事業の合理性
‡ 早いキャパシティの立上げ
30K
30
‡ 過去5年間でPSC社が営業損失
を出したのは1年だけ(高い生産
性の裏づけ)
30K
‡ PSC社は300mmラインでの生産
比率が高い
0
3ヶ月
©Elpida Memory, Inc. 2007
6ヶ月
9ヶ月
12ヶ月
15ヶ月
12
PC市場に打って出る理由
PC市場で勝つための条件
PC市場で勝つための条件
エルピーダが持っているもの
エルピーダが持っているもの
„ 世界最小のチップ
• 70nmで世界最小のチップ
„ 世界最高の生産性
• 90nmの歩留り≧90%
(エルピーダ)
• 世界最高の生産性(PSC社)
„ 国からのサポート
• 台湾政府からの十分なサポートを
得られる
„ ベースのビジネスが
確立できていること
• モバイル、デジタル家電向けDRAM
市場でのハイパフォーマンス
„ 競合他社に対する投
資の先行
• エルピーダ/PSC両社で最大の
300mmキャパシティ+ 更なる増強
PC市場で勝つための条件は揃った。
PC市場で勝つための条件は揃った。
©Elpida Memory, Inc. 2007
13
300mmキャパシティ増強
(千枚/月)
PSC社、SMIC社からの外部調達量
PSC社、SMIC社からの外部調達量
は各社の設備投資により変動
は各社の設備投資により変動
150
レックスチップ立上げ
レックスチップ立上げ
07年7-9月期より70nmで量産開始
07年7-9月期より70nmで量産開始
し12月に30K出荷開始を目標とする
し12月に30K出荷開始を目標とする
100
広島エルピーダ生産能力増強
広島エルピーダ生産能力増強
88K化
88K化
¾¾約900億円を投下し、07年7-9月期
約900億円を投下し、07年7-9月期
中に88Kの生産開始を予定
中に88Kの生産開始を予定
50
70nm対応キャパシティの増強
70nm対応キャパシティの増強
0
06/12月
07/12月*
¾¾07年7-9月期に20K立上げを予定。
07年7-9月期に20K立上げを予定。
既存設備は市況を鑑み、順次
既存設備は市況を鑑み、順次
70nmへ転換する
70nmへ転換する
*2007年1月25日現在見通し
©Elpida Memory, Inc. 2007
14
世界初 70nm量産開始
06年12月に世界最小チップの量産スタート
¾ DRAMの量産において世界初となる70nmプロセス採用
¾ 70nm生産状況
‹ 512Mb-1Gb DDR2: 量産中
‹ Mobile RAM™: 07年上期中、量産開始予定
¾70nm採用のメリット
9 生産性の向上(90nm比で約40%チップサイズ縮小)
9 800MHz-1GHzの高速動作
9 消費電力の低減
©Elpida Memory, Inc. 2007
15
営業体制の強化
;
; 直販化
直販化
…
… マーケティングに対する意識改革
マーケティングに対する意識改革
†
† 営業効率の更なる向上
営業効率の更なる向上
©Elpida Memory, Inc. 2007
16
価格の現状と見通し
06年10-12月期から07年1-3月期
06年10-12月期から07年1-3月期
の価格ダウンは約20%程度
の価格ダウンは約20%程度
©Elpida Memory, Inc. 2007
(1/25時点の状況と見通し)
PC OEM向け品
• 引き合いが強く、大口価格は安定してい
る。但し、価格は今後、他の製品に引っ
張られる可能性はある。
ETT/UTT
グレード落ち品
• 一部メーカーが在庫を投げ売っている模
様で急激に価格が落ちているが、在庫処
分を終えた頃から持ち直す(4-6月期)。
SDR, DDR1
• 現在、全DRAMキャパシティの40%強を
占める200mmラインで製造されており、
競争が激化。価格はまだ落ち続ける可能
性が大きい。
17
CY07 DRAM市場概観(当社予想)
‡ DRAMビット成長率:
¾ 分野別DRAMビット成長率
‹ モバイル機器・デジタル家電向け:
‹ PC向け:
‡ DRAM市場成長率(金額):
約 60%
約 75%
約 55%
約 10%
‡ 需給バランス
¾ 上期予想(1-6月): DRAM各社が供給を増やすが、Windows
Vista™への切り替えが十分に進まず、需給
が崩れる可能性大
¾ 下期予想(7-12月): Windows Vista™への切り替え並びに携帯
電話へのDRAM搭載が進み、需給は均衡
©Elpida Memory, Inc. 2007
18
参考資料
©Elpida Memory, Inc. 2005
2006年度 第3四半期 数値データ
‡ ビット成長率(前四半期比):
+ 25%
‡ 平均売上単価(前四半期比):
約 5ドル後半(512Mb換算)
+ 3%
‡ DDR2/全DRAM売上高:
約 50%
DDR2/PC+サーバ売上高:
約 80%
‡ 512Mb以上/PC+サーバ売上高:
約 95%
‡ 売上高外部調達比率:
38%
‡ 設備投資額:
622億円
‡ 減価償却費:
201億円
©Elpida Memory, Inc. 2007
20
社債の概要
第5回無担保社債の概要
‡ 発行額:
300億円
‡ 利率:
年2.09%
‡ 年限:
5年
‡ 償還期日:
2012年1月24日
‡ 払込期日:
2007年1月24日
‡ 資金使途:
借入金及びリース債務の返済
©Elpida Memory, Inc. 2007
21
DRAMスポット価格の動向
$7.0
512Mb DDR2 667Mbps
$6.0
$5.0
$4.0
512Mb DDR1 400Mbps
Ja
n07
6
ct
-0
O
l-0
6
Ju
-0
6
A
pr
Ja
n06
O
ct
-0
5
$3.0
Source: DRAM eXchange
*1/24時点
©Elpida Memory, Inc. 2007
22
エルピーダメモリ株式会社
URL: http://www.elpida.com
IR Contact:
[email protected]
©Elpida Memory, Inc. 2005
PR Contact:
[email protected]
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